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「北欧」と、ひとことに言っても土地によって見どころも文化もさまざま。広い北欧を旅するには、目的や交通手段をしっかりおさえることがポイント。出発前にじっくりプランを練りましょう。
北欧のおしゃれな街並を歩いたり、ステキな雑貨を見つけたり…と考えているなら、1都市に絞らず思い切って4カ国の都市めぐってみましょう。移動手段は飛行機、鉄道と充実していますが、ストックホルム~ヘルシンキ間の移動は、シリヤラインなどでのちょっと優雅なクルーズもおすすめです。
北欧の自然といえばやっぱりフィヨルド。世界遺産にも登録されいているゲイランゲル・フィヨルドはもちろん、それぞれに個性豊かな特徴があります。フィヨルドめぐりをするなら、パッケージツアーが便利でお得です。
スウェーデンやデンマークには、中世の雰囲気漂う古城が多く残っています。いくつかは観光用に公開されていたり、レストランやホテルとして利用されているものも。パッケージツアーでめぐるプランも多いですが、コペンハーゲンからの日帰りツアーもあるので個人旅行でも気軽に足を運ぶことができます。
冬が長い北欧ですが、日本と同様に四季があります。季節によって楽しみ方も色々。日本ではできない白夜や極夜を体験してみるのもいいかも。
チボリ公園やレゴランドなど、各地の観光施設がオープンし始める季節です。フィヨルド観光は例年5月中旬頃から。クルーズの運行開始日は事前にチェックしましょう。
7月はバカンスシーズンなので、この時期に北欧への旅行を考えている場合は早めにホテルを予約するか、ツアーを利用したほうが便利です。
フィヨルド地区などでは、美しい黄葉が見ごろを迎えます。またラップランドでは、この頃からオーロラシーズンが始まります。陽も短くなるので、観光施設の閉館時間に注意しましょう。
11月の下旬からは、各地でクリスマスマーケットが開催され、街が賑やかになります。ラップランドでは日中太陽が出ない極夜となります。また、2月は一年で一番冷え込む季節なので、防寒対策をしっかりと。オーロラツアーは3月頃まで。
写真提供:スカンジナビア政府観光局