ペルー観光におすすめの名所&人気のスポットランキングペルー観光ガイド

マチュピチュマチュピチュ
クスコ街並みクスコ街並み
ナスカの地上絵ナスカの地上絵

インカ文明の遺産マチュピチュやナスカの地上絵で有名なペルー。多様な自然環境を持ち、アマゾンの熱帯雨林やアンデス山脈を楽しめます。美食の都リマは、世界的に評価されたレストランが多数あり、歴史と文化、自然が融合したペルーの基本情報から観光情報まで詳しく紹介します。

ペルー観光マップ

Map

ペルーのおすすめ観光スポット総合ランキング

Ranking
1
マチュピチュ

マチュピチュ

標高2,000m以上の天空都市。スペインの侵略から逃れたインカ帝国の遺跡群はいまも謎多く神々しい姿を保っています。

2
ナスカ

ナスカ

地上絵で有名な地域。ハチドリ、クモ、サルやペルーには存在しないはずのクジラまで描かれ、巨大な神秘のアートに目が引きつけられます。

3
クスコ

クスコ

標高3,000m以上の高地に築かれた街。インカ帝国の中心地で、精巧な石組みの上にスペイン時代の家並みが広がります。

4
チチカカ湖

チチカカ湖

標高4,000m程の高地に水をたたえ、琵琶湖の約12倍の大きさを誇る湖。葦を積み重ねた浮島のウロス島観光も人気です。

5
チャン・チャン遺跡

チャン・チャン遺跡

古代帝国チム−の首都。日干しレンガで作られた城塞の跡が有名で、数区画に分けられた緻密な都市設計に往時の繁栄が偲ばれます。

6
ペルー マヌー国立公園 コルカ渓谷

マヌー国立公園

アマゾンでは他に類を見ないほど開かれた国立公園。200種以上の哺乳類と1,000種以上の鳥類が来訪者を待っています。

7
リマ

リマ

ピサロが築いたスペイン植民地の中心。コロニアル調の壮麗な建築群からは栄華を極めんとした征服者の野望が見えるようです。

ペルーおすすめツアー

ペルーのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • マチュピチュ

    マチュピチュ

    クスコ

    天空の古代都市、マチュピチュ。古い峰を意味し、その名の通り標高約2,430mに位置します。15世紀に建設され、1911年にアメリカの学者ハイラム・ビンガムによって再発見されて世界にその存在が広まりました。スペイン人の侵略を逃れたためインカの建築や農業技術が保存されており、高度な文明と壮大な自然の調和に訪問者は魅了されずにはいられません。太陽の神殿、コンドルの神殿、インティワタナ(日時計)といった建造物ではカミソリの刃も通らない精度で組まれた石積みが目を奪うでしょう。見張り小屋、インティプンク(太陽の門)、アンデネス(段々畑)などの絶景スポットでは、近くにそびえ「若い峰」を意味するワイナピチュの神々しい景観が心を打ちます。

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  • ナスカの地上絵

    ナスカの地上絵

    イカ県

    大地に描かれた神秘のアート、ナスカの地上絵。乾燥した平原に700以上の幾何学模様とハチドリやサル、クジラなど約70種類の動植物の絵が描かれ、大きさも10~300mと大小さまざまです。紀元前200年頃から800年頃に制作されたものと考えられ、農耕や水に関わる儀礼に使われていたという説もありますが、地上絵の制作方法や目的などの真相は謎に包まれています。セスナを利用した遊覧飛行が人気で、大地に浮かび上がる地上絵の全貌はここでしか味わえない驚きと感動を与えてくれるでしょう。また、ミラドール(観察やぐら)からは間近で地上絵の大きさを体感でき、古代文明の高度な技術と芸術性に圧倒されます。

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  • チチカカ湖

    チチカカ湖

    プーノ県

    浮島の文化と自然が織りなす天空の鏡、チチカカ湖。ペルーとボリビアにまたがり、琵琶湖の約12倍に相当する8,372平方キロメートルの広さがあります。汽船が航行可能な湖としては世界で最も高い標高約3,812mにあり、清涼で心地よい空気とアンデスの空を映す湖面の絵画のような景色に心が癒やされるでしょう。豊かな植生があり、トトラ葦で作られた浮島が有名です。ウロス島では独自の文化と生活様式が保たれ、トトラで家や船を作り、また食用にもしています。タキーレ島のインカ時代から伝わる織物はユネスコの世界無形文化遺産に登録されており、アマンタニ島では観光客が民泊を通じて自然と共存する地元の生活を体験できます。

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  • チャン・チャン遺跡

    チャン・チャン遺跡

    ラ・リベルタ県

    砂漠に現れる古代の帝国、チャン・チャン遺跡。1100年頃からインカに征服されるまで、エクアドル国境沿いの700km余りの地域に大帝国を築いたチムー文化の首都です。1986年に世界文化遺産に登録され、ペルーに数ある遺跡の中でも特に大きく素晴らしいとされます。面積20平方キロメートルに及ぶ遺跡は壁で区画に分けられ、見学できるのは一部ですが、特に遺跡の中心にあるラ・シウダデラと呼ばれる九つの区画が有名です。各区画それぞれに神殿、広場、住居、倉庫、墓地などの都市機能が備わっており、緻密な都市計画が窺えます。動物や月をモチーフにした特徴的な浮き彫りの壁で囲まれた遺跡を歩けば、自然への敬意に満ちたチムーの人々の生活が目の前に広がります。

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  • マヌー国立公園

    マヌー国立公園

    マードレ・デ・ディオス県、クスコ

    生命の息吹と自然の奇跡が待つ、マヌー国立公園。アマゾン川の源流の一つであるマヌー川の流域を中心に、熱帯気候の低地から冷涼な高原気候の海抜4,000mまで広がり、世界自然遺産にも登録されています。三つのエリアに分かれ、大部分にあたる「国立公園地区」は一般の立ち入りは禁止ですが、それでもアマゾンで随一の開かれた保護地域です。ツアーで主に訪れる「保護地区」では、哺乳類約221種、鳥類約1,000種、植物約15,000種が生息する濃密な自然の中で魂が震える感動を味わえるでしょう。ジャガーやエンペラータマリンなどの絶滅危惧種に会えるかもしれません。「文化地区」には先住民が伝統を守りながら生活しており、見学できるツアーもあります。

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  • チクライヨ

    チクライヨ

    ランバイエケ県

    黄金の秘宝と現在の文化が交差する街、チクライヨ。北部ランバイエケ州の州都であり、16世紀後半にスペイン人によって建設されました。市内では大聖堂やメルカド・デ・ブルホス(魔女市場)、マヨール広場が見どころになっているほか、伝統的なハーブを扱うシャーマンの店も人気です。チクライヨは周辺に点在する古代王国の遺跡や博物館めぐりの拠点としても知られます。ランバイエケのシパン王墓博物館ではモチェ文化、フェレニャフェにある国立シカン博物館ではモチェ文化の衰退後に栄えたシカン文化の展示が充実しており、王の仮面や黄金の装飾の壮麗さに目を見張らずにいられません。26のピラミッドが点在するトゥクメ遺跡では遊歩道から見渡す遺跡や町並みのパノラマに息をのみます。

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  • カハマルカ

    カハマルカ

    カハマルカ県

    伝説の舞台、カハマルカ。標高約2,650mの快適な気候と温泉や鉱脈に恵まれ、インカ帝国とスペイン人侵略者が交錯した歴史の舞台です。中央広場は16世紀にスペインとインカが衝突した場所で、ここには目玉スポットの「身代金の部屋」があります。幽閉されたインカ皇帝アタワルパを救うために金と銀で満たされたという伝説の舞台に立てば、歴史の奔流に胸を打たれずにはいられません。サンタ・アポロニアの丘には教会があり、絶景スポットの「インカの椅子」ではアンデスの峰々に囲まれた石畳の街のたたずまいに息をのむことでしょう。街の周辺にもバニョス・デル・インカの温泉をはじめ人気スポットが点在し、2月に開催されるカーニバルはペルーで最も盛大とされます。

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  • ワスカラン国立公園

    ワスカラン国立公園

    アンカシュ県

    氷河と湖の楽園、ワスカラン国立公園。ペルー最高峰でありアンデス山脈で2番目に高い標高6,768mのワスカラン山を擁し、1977年に生物圏保護区に、1985年には世界遺産に登録されました。30の氷河と100を超える氷河湖が点在し、標高5,000m以上のパスタルリ氷河やヤンガヌコ湖では青い天空と白い氷河、そして宝石のような緑の湖面に言葉を失うでしょう。高度によって生物相が変わるため何百種もの動植物が生息しており、ジャガーにピューマ、ヌマジカ、ビクーニャ、リャマ、グアナコといった動物が暮らしています。高さ12mに達するプヤ・ライモンディという植物がそこかしこに屹立する異世界のような光景は、生命の神秘を感じずにはいられません。

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  • チャビン遺跡

    チャビン遺跡

    アンカシュ県

    秘境に眠る古代アンデス文明の起源、チャビン遺跡。アンデスの山中、標高約3,200mの高地に位置するチャビン文化の遺跡です。チャビン文化はインカより古く紀元前1,500年頃から200年頃に栄え、宗教性が強く、アンデス文明の源流とされます。紀元前1,000年頃に造られたこの遺跡はチャビン社会における聖地だったと考えられ、神殿や地下回廊から祭祀土器などの奉納品が大量に発見されました。神殿のカスティージョには礎石の一つが残されており、精巧な彫刻に驚嘆せずにはいられません。地下回廊はジャガーを擬人化した主神ランソンの高さ約4.5mの石像をはじめ精巧な彫刻で飾られ、チャビン文化の精神世界に触れられるでしょう。1985年に世界遺産に登録されています。

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  • サクサイワマン城塞

    サクサイワマン城塞

    クスコ

    クスコを見下ろすインカ建築の最高傑作、サクサイワマン城塞。クスコ郊外の丘にある世界遺産で、サクサイワマンの意味はケチュア語で満腹のハヤブサだといわれています。1438年、インカの第9代皇帝パチャクテクが建設を始め、約50年後に第11代皇帝ワイナ・カパックが完成させました。1536年5月、最後の皇帝マンコ・インカ・ユパンキによるスペイン人に対する反乱の最初の戦場になったため城塞として知られますが、本来の建造目的は不明で、太陽の神殿だったという説が有力です。300トンを超える巨石が隙間なく3層に組まれた壁の存在感には圧倒されずにはいられないでしょう。毎年6月24日には南米三大祭りの一つ、インティ・ライミ(太陽の祭り)が行われます。

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  • シュスタニ遺跡

    シュスタニ遺跡

    プーノ県

    天空にそびえる先祖の記憶、シュスタニ遺跡。インカ以前に栄えたコリャの人々の墳墓群で、チュルパという石積みの墳墓は大きなもので高さ12mあり、かつては100基以上あったとされます。コリャはティワナクから石組みの技術を受け継ぎ、後にインカへと受け継がれました。チュルパ内部には再生を願ってミイラが胎児の姿勢で納められ、出入り口は春分や秋分の日に強い再生の力を持つ太陽の光が入るように東を向いています。遺跡入り口の博物館で遺跡について情報を得られるほか、ピューマの石とよばれる磁力を帯びた不思議な石も見どころになっています。絶景スポットでもあり、天を映すウマヤ湖の美しさは、再生を願いつつここを安息の地に選んだ人々への共感をよばずにはいられません。

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  • アルマス広場

    アルマス広場

    クスコ

    時空を超越したインカとスペインの融合、アルマス広場。インカ帝国時代、この場所には二つの広場「ワカイパタ」と「クシパタ」があり、年中祭りや儀式が行われていたそうです。皇帝は世代ごとに宮殿を新築し、広場は黄金で飾り立てた宮殿に囲まれました。スペイン人がクスコに入城して6トンにおよぶ財宝を略奪し、建物を破壊したのは1533年。現在、広場にはスペイン人が建築した大聖堂やバロック様式のラ・コンパーニア聖堂が立っており、インカの子でありスペインの子でもあるクスコの人々の信仰の場となっています。レストランや屋台で賑わうアルマス広場に立てば、悲しい歴史をものともしないクスコの活気に胸を打たれずにはいられません。

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  • サント・ドミンゴ教会

    サント・ドミンゴ教会

    クスコ

    石が語るインカの栄光、サント・ドミンゴ教会。インカの神殿の上に立っており、神殿の名前「コリカンチャ」「太陽の神殿」としても有名です。13世紀にインティカンチャ(太陽の神殿)として建設され、15世紀に皇帝パチャクテクが神殿を黄金で覆ってからはコリカンチャ(黄金の神殿)とよばれました。侵略したスペイン人は黄金を剥ぎ取り、1534年に神殿の土台の上に建造したのがこの教会です。カトリック教会建築とインカ建築の対比は二つの世界が衝突したことを実感させるでしょう。石がぴったりと組み合わされた壁の美しさと技術力の高さには圧倒されずにいられません。併設された博物館ではインカの生活やスペイン征服の歴史を学べます。

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  • インティワタナ

    インティワタナ

    クスコ

    インカの時間を支配した場所、インティワタナ。マチュピチュの中で最も高い位置、神聖な山の頂上の約70段の階段を上ったところにある花崗岩の建造物です。インカの公用語であったケチュア語で「太陽(インティ)を繋ぐ(ワタナ)場所」を意味し、インカの都市に欠かせない太陽の観測にかかわる施設ですが、実際にどう使われたのかについては諸説あり、日時計とも生贄の祭壇とも考えられています。エネルギーをもらえるマチュピチュで最大のパワースポットとして人気です。現在、遺跡保存のため近づいての観光は制限されていますが、周囲に漂うエネルギーを感じられるかもしれません。眺望も最高で、ここまで登ってきた疲れは一瞬で吹き飛ぶでしょう。

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  • 太陽の神殿

    太陽の神殿

    クスコ

    マチュピチュ遺跡にある大塔が通称を太陽の神殿と呼ばれています。かつてインカ帝国は太陽を信仰していたとされており、太陽や暦に関する建物であったのでは無いかとされる遺跡です。様々な古代の神秘を感じられる人気スポットであり、塔の東側、南側には窓があり、その窓はそれぞれ毎年夏至の朝、冬至の朝に光が差し込むよう設計されており、古代インカの神秘を感じることができます。また、石工技術にもみどころがあり、通常石組みの技術は直線的な建物に用いられますが、この太陽の神殿は曲線の石組みが採用されており、当時の技術では難しいと考えられる緩やかにカーブの掛かった石組みの壁がご覧いただけます。

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天空の古代都市、マチュピチュ。古い峰を意味し、その名の通り標高約2,430mに位置します。15世紀に建設され、1911年にアメリカの学者ハイラム・ビンガムによって再発見されて世界にその存在が広まりました。スペイン人の侵略を逃れたためインカの建築や農業技術が保存されており、高度な文明と壮大な自然の調和に訪問者は魅了されずにはいられません。太陽の神殿、コンドルの神殿、インティワタナ(日時計)といった建造物ではカミソリの刃も通らない精度で組まれた石積みが目を奪うでしょう。見張り小屋、インティプンク(太陽の門)、アンデネス(段々畑)などの絶景スポットでは、近くにそびえ「若い峰」を意味するワイナピチュの神々しい景観が心を打ちます。

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大地に描かれた神秘のアート、ナスカの地上絵。乾燥した平原に700以上の幾何学模様とハチドリやサル、クジラなど約70種類の動植物の絵が描かれ、大きさも10~300mと大小さまざまです。紀元前200年頃から800年頃に制作されたものと考えられ、農耕や水に関わる儀礼に使われていたという説もありますが、地上絵の制作方法や目的などの真相は謎に包まれています。セスナを利用した遊覧飛行が人気で、大地に浮かび上がる地上絵の全貌はここでしか味わえない驚きと感動を与えてくれるでしょう。また、ミラドール(観察やぐら)からは間近で地上絵の大きさを体感でき、古代文明の高度な技術と芸術性に圧倒されます。

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浮島の文化と自然が織りなす天空の鏡、チチカカ湖。ペルーとボリビアにまたがり、琵琶湖の約12倍に相当する8,372平方キロメートルの広さがあります。汽船が航行可能な湖としては世界で最も高い標高約3,812mにあり、清涼で心地よい空気とアンデスの空を映す湖面の絵画のような景色に心が癒やされるでしょう。豊かな植生があり、トトラ葦で作られた浮島が有名です。ウロス島では独自の文化と生活様式が保たれ、トトラで家や船を作り、また食用にもしています。タキーレ島のインカ時代から伝わる織物はユネスコの世界無形文化遺産に登録されており、アマンタニ島では観光客が民泊を通じて自然と共存する地元の生活を体験できます。

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砂漠に現れる古代の帝国、チャン・チャン遺跡。1100年頃からインカに征服されるまで、エクアドル国境沿いの700km余りの地域に大帝国を築いたチムー文化の首都です。1986年に世界文化遺産に登録され、ペルーに数ある遺跡の中でも特に大きく素晴らしいとされます。面積20平方キロメートルに及ぶ遺跡は壁で区画に分けられ、見学できるのは一部ですが、特に遺跡の中心にあるラ・シウダデラと呼ばれる九つの区画が有名です。各区画それぞれに神殿、広場、住居、倉庫、墓地などの都市機能が備わっており、緻密な都市計画が窺えます。動物や月をモチーフにした特徴的な浮き彫りの壁で囲まれた遺跡を歩けば、自然への敬意に満ちたチムーの人々の生活が目の前に広がります。

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生命の息吹と自然の奇跡が待つ、マヌー国立公園。アマゾン川の源流の一つであるマヌー川の流域を中心に、熱帯気候の低地から冷涼な高原気候の海抜4,000mまで広がり、世界自然遺産にも登録されています。三つのエリアに分かれ、大部分にあたる「国立公園地区」は一般の立ち入りは禁止ですが、それでもアマゾンで随一の開かれた保護地域です。ツアーで主に訪れる「保護地区」では、哺乳類約221種、鳥類約1,000種、植物約15,000種が生息する濃密な自然の中で魂が震える感動を味わえるでしょう。ジャガーやエンペラータマリンなどの絶滅危惧種に会えるかもしれません。「文化地区」には先住民が伝統を守りながら生活しており、見学できるツアーもあります。

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黄金の秘宝と現在の文化が交差する街、チクライヨ。北部ランバイエケ州の州都であり、16世紀後半にスペイン人によって建設されました。市内では大聖堂やメルカド・デ・ブルホス(魔女市場)、マヨール広場が見どころになっているほか、伝統的なハーブを扱うシャーマンの店も人気です。チクライヨは周辺に点在する古代王国の遺跡や博物館めぐりの拠点としても知られます。ランバイエケのシパン王墓博物館ではモチェ文化、フェレニャフェにある国立シカン博物館ではモチェ文化の衰退後に栄えたシカン文化の展示が充実しており、王の仮面や黄金の装飾の壮麗さに目を見張らずにいられません。26のピラミッドが点在するトゥクメ遺跡では遊歩道から見渡す遺跡や町並みのパノラマに息をのみます。

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伝説の舞台、カハマルカ。標高約2,650mの快適な気候と温泉や鉱脈に恵まれ、インカ帝国とスペイン人侵略者が交錯した歴史の舞台です。中央広場は16世紀にスペインとインカが衝突した場所で、ここには目玉スポットの「身代金の部屋」があります。幽閉されたインカ皇帝アタワルパを救うために金と銀で満たされたという伝説の舞台に立てば、歴史の奔流に胸を打たれずにはいられません。サンタ・アポロニアの丘には教会があり、絶景スポットの「インカの椅子」ではアンデスの峰々に囲まれた石畳の街のたたずまいに息をのむことでしょう。街の周辺にもバニョス・デル・インカの温泉をはじめ人気スポットが点在し、2月に開催されるカーニバルはペルーで最も盛大とされます。

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氷河と湖の楽園、ワスカラン国立公園。ペルー最高峰でありアンデス山脈で2番目に高い標高6,768mのワスカラン山を擁し、1977年に生物圏保護区に、1985年には世界遺産に登録されました。30の氷河と100を超える氷河湖が点在し、標高5,000m以上のパスタルリ氷河やヤンガヌコ湖では青い天空と白い氷河、そして宝石のような緑の湖面に言葉を失うでしょう。高度によって生物相が変わるため何百種もの動植物が生息しており、ジャガーにピューマ、ヌマジカ、ビクーニャ、リャマ、グアナコといった動物が暮らしています。高さ12mに達するプヤ・ライモンディという植物がそこかしこに屹立する異世界のような光景は、生命の神秘を感じずにはいられません。

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秘境に眠る古代アンデス文明の起源、チャビン遺跡。アンデスの山中、標高約3,200mの高地に位置するチャビン文化の遺跡です。チャビン文化はインカより古く紀元前1,500年頃から200年頃に栄え、宗教性が強く、アンデス文明の源流とされます。紀元前1,000年頃に造られたこの遺跡はチャビン社会における聖地だったと考えられ、神殿や地下回廊から祭祀土器などの奉納品が大量に発見されました。神殿のカスティージョには礎石の一つが残されており、精巧な彫刻に驚嘆せずにはいられません。地下回廊はジャガーを擬人化した主神ランソンの高さ約4.5mの石像をはじめ精巧な彫刻で飾られ、チャビン文化の精神世界に触れられるでしょう。1985年に世界遺産に登録されています。

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クスコを見下ろすインカ建築の最高傑作、サクサイワマン城塞。クスコ郊外の丘にある世界遺産で、サクサイワマンの意味はケチュア語で満腹のハヤブサだといわれています。1438年、インカの第9代皇帝パチャクテクが建設を始め、約50年後に第11代皇帝ワイナ・カパックが完成させました。1536年5月、最後の皇帝マンコ・インカ・ユパンキによるスペイン人に対する反乱の最初の戦場になったため城塞として知られますが、本来の建造目的は不明で、太陽の神殿だったという説が有力です。300トンを超える巨石が隙間なく3層に組まれた壁の存在感には圧倒されずにはいられないでしょう。毎年6月24日には南米三大祭りの一つ、インティ・ライミ(太陽の祭り)が行われます。

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天空にそびえる先祖の記憶、シュスタニ遺跡。インカ以前に栄えたコリャの人々の墳墓群で、チュルパという石積みの墳墓は大きなもので高さ12mあり、かつては100基以上あったとされます。コリャはティワナクから石組みの技術を受け継ぎ、後にインカへと受け継がれました。チュルパ内部には再生を願ってミイラが胎児の姿勢で納められ、出入り口は春分や秋分の日に強い再生の力を持つ太陽の光が入るように東を向いています。遺跡入り口の博物館で遺跡について情報を得られるほか、ピューマの石とよばれる磁力を帯びた不思議な石も見どころになっています。絶景スポットでもあり、天を映すウマヤ湖の美しさは、再生を願いつつここを安息の地に選んだ人々への共感をよばずにはいられません。

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時空を超越したインカとスペインの融合、アルマス広場。インカ帝国時代、この場所には二つの広場「ワカイパタ」と「クシパタ」があり、年中祭りや儀式が行われていたそうです。皇帝は世代ごとに宮殿を新築し、広場は黄金で飾り立てた宮殿に囲まれました。スペイン人がクスコに入城して6トンにおよぶ財宝を略奪し、建物を破壊したのは1533年。現在、広場にはスペイン人が建築した大聖堂やバロック様式のラ・コンパーニア聖堂が立っており、インカの子でありスペインの子でもあるクスコの人々の信仰の場となっています。レストランや屋台で賑わうアルマス広場に立てば、悲しい歴史をものともしないクスコの活気に胸を打たれずにはいられません。

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石が語るインカの栄光、サント・ドミンゴ教会。インカの神殿の上に立っており、神殿の名前「コリカンチャ」「太陽の神殿」としても有名です。13世紀にインティカンチャ(太陽の神殿)として建設され、15世紀に皇帝パチャクテクが神殿を黄金で覆ってからはコリカンチャ(黄金の神殿)とよばれました。侵略したスペイン人は黄金を剥ぎ取り、1534年に神殿の土台の上に建造したのがこの教会です。カトリック教会建築とインカ建築の対比は二つの世界が衝突したことを実感させるでしょう。石がぴったりと組み合わされた壁の美しさと技術力の高さには圧倒されずにいられません。併設された博物館ではインカの生活やスペイン征服の歴史を学べます。

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インカの時間を支配した場所、インティワタナ。マチュピチュの中で最も高い位置、神聖な山の頂上の約70段の階段を上ったところにある花崗岩の建造物です。インカの公用語であったケチュア語で「太陽(インティ)を繋ぐ(ワタナ)場所」を意味し、インカの都市に欠かせない太陽の観測にかかわる施設ですが、実際にどう使われたのかについては諸説あり、日時計とも生贄の祭壇とも考えられています。エネルギーをもらえるマチュピチュで最大のパワースポットとして人気です。現在、遺跡保存のため近づいての観光は制限されていますが、周囲に漂うエネルギーを感じられるかもしれません。眺望も最高で、ここまで登ってきた疲れは一瞬で吹き飛ぶでしょう。

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マチュピチュ遺跡にある大塔が通称を太陽の神殿と呼ばれています。かつてインカ帝国は太陽を信仰していたとされており、太陽や暦に関する建物であったのでは無いかとされる遺跡です。様々な古代の神秘を感じられる人気スポットであり、塔の東側、南側には窓があり、その窓はそれぞれ毎年夏至の朝、冬至の朝に光が差し込むよう設計されており、古代インカの神秘を感じることができます。また、石工技術にもみどころがあり、通常石組みの技術は直線的な建物に用いられますが、この太陽の神殿は曲線の石組みが採用されており、当時の技術では難しいと考えられる緩やかにカーブの掛かった石組みの壁がご覧いただけます。

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ペルーのおすすめ情報

Information

グルメ

ロモ・サルタド

ロモ・サルタド

牛肉と野菜を炒めたものです。中華風の調理法とアジア風の調味料を使って作り、お米とともにいただく料理です。

セビーチェ

セビーチェ

ペルーの魚介類のマリネで、エビや生の魚を薄切りの玉ねぎや唐辛子とともにライム果汁をたっぷり使って作ります。

アンティクーチョ

アンティクーチョ

角切りにした肉を唐辛子やにんにく、ワインを合わせたタレに漬け込み、串に刺して炭火で焼いたものです。

ペルーの動画

Video
マチュピチュ【ペルー】

マチュピチュ【ペルー】

神秘の絶景!マチュピチュ遺跡を動画でご覧いただけます!※音あり

ペルー 観光 基本情報

Information
  • 概要
  • 旅の準備
  • 入国・出国
  • 現地情報

概要

空中都市マチュピチュ、インカ時代のなごりをとどめるクスコ、そして謎の地上絵で知られるナスカなど、数々の遺跡が世界中の人々を惹きつけるアンデスの国。

  • 正式名称
    ペルー共和国 Republic of Peru
  • 首都
    リマ
  • 人口
    約3,405万人
  • 面積
    約129万㎢
  • 人種・民族
    インディヘナ(先住民)、メスティソ(混血)、欧州系、東洋系、その他
  • 宗教
    キリスト教、その他
  • 言語
    スペイン語(他にケチュア語、アイマラ語)
  • 通貨
    ソル
  • 時差
    -14時間 日本が正午の場合、ペルーは前日の午後10時

通貨・両替

通貨は新ソル。USドルも現地通貨と同様に使用できるので、日本からはUSドルを持参しましょう。現地で日本円から現地通貨やUSドルへの両替はほとんどできません。

  • 日本で
    空港や一部の銀行などで取り扱っています。レートはほぼ同じ。
  • 現地で
    銀行、ホテルのフロント、両替所などででき、交換レートや手数料は場所により異なります。
  • 現地の空港で
    リマのホルヘ・チャベス国際空港の国際線・到着ロビーに両替所があります。
  • 現地の銀行で
    営業時間は9時〜18時。土・日曜は休業ですが、リマなどの都市では開いているところも。
  • 現地のホテルで
    銀行の休業日や夜間など急に現金が必要になったとき便利。
  • 外貨宅配
    外貨をあらかじめ指定の場所に届けてくれる便利なサービス。申込みは電話かウェブで。
  • 為替レート
    1ヌエポ・ソル=40.66円(2024年11月現在)

気候・服装

ペルーは南半球にあり、季節は日本とは逆。気候は地域によって異なり、首都リマはほとんど雨が降らず、クスコなどの山岳地域は日中と朝夕の気温差が激しいのが特徴です。

  • 乾季
    太平洋側の海岸に開けたリマでは、5〜10月、ガルーアという霧が発生しやすく、曇りの日が多くなります。ジャンパーなどを用意しましょう。
  • 雨季
    11〜4月、首都リマでは晴天の日が続き、長袖シャツで過ごせます。標高の高い地域では夜間冷え込むので、ジャケットやセーターを忘れずに。

※平均気温、降水量:全て国土交通省 気象庁ウェブサイト調べ

電圧・プラグ・荷造り・必需品

電圧が日本と異なりますので、日本製は変圧器内蔵の電器製品のみ使用可能です。ただしその場合でもプラグの形状が異なるので、アダプターが必要です。

  • 電圧
    220ボルト 60ヘルツ
  • プラグ
    • Aタイプ Cタイプ SEタイプ
    • Aタイプ Cタイプ SEタイプ
  • 上手な荷造り
    かさばる衣類などは荷造り用の便利グッズを使って小さくまとめ、荷物は必要最小限に。帰りのおみやげ用のスペースも考えておきましょう。
  • 旅の必需品
    海外へ出るためにはパスポートとお金(現金 ・カード) が最低限必要。ツアーの場合は、最終日程表「旅のしおり」も必ず持参しましょう。

持っていくと便利

  • 電卓
    1台あれば値段交渉や日本円換算がスムーズになり、お買い物が楽しくなります。
  • 虫除け
    アマゾン熱帯雨林地域へ行く場合は必需品。蚊取り線香や虫除けスプレーは日本製が効果が高いといわれています。
  • 帽子・
    サングラス
    高度が高く直射日光が強いので、帽子をかぶり、サングラスを着けましょう。日焼け止めクリームも重宝します。
  • 衣類圧縮袋
    おみやげなどがカバンに入らない時、かさばる衣類をこれで小さくまとめて空間を確保しましょう。
  • 常備薬
    薬は飲み慣れているものを。なお、高山病予防薬としてアセタゾラミド(商品名ダイアモックス)がありますが、使用は医師と相談して。

フライト・飛行時間

日本からペルーへの直行便はなく、アメリカなどの都市を経由し、ペルーに入国します。日本を夕方出発し、現地時間の翌日早朝にリマへ到着するのが一般的です

  • 経由便
    デルタ航空やアメリカン航空、ユナイテッド航空を利用してアメリカ国内で乗り継ぎリマへ行く便などがあります。また、アメリカまで行ってラン航空やラン・ペルーなど南米の航空会社を利用する方法もあります。
  • 機内への持ち込み
    原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前に確認をしましょう。

ペルーへの入国

  • パスポート残存有効期限
    パスポートの残存有効期間が、入国時6か月以上必要。旅券の未使用査証欄は入国時5ページ以上必要です。
  • ビザの発給
    90日以内の観光目的の滞在ならビザは不要。
  • 空港税について
    ツアー料金には含まれていない場合が多いので注意しましょう。各空港により金額は異なります。
  • ※日本国籍の方が観光目的で短期入国する場合の条件です。
    ※この情報は2024年11月現在のものです。情報の更新には努めておりますが、ビザ・パスポートなどの情報は予告なく変更されることがございます。必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。
  • ペルー入国の流れ
    1. 1.入国審査
      入国審査官にパスポートを提出しましょう。
    2. 2.荷物の受け取り
      手荷物受け取りのターンテーブルで航空機の便名を確認し、クレーム・タグと照合して自分の荷物を受け取ります。
    3. 3.税関
      指示があれば荷物を開けて見せ、税関審査を通過します。

ペルーから出国

空港には余裕をもって到着するようにしましょう。早めにチェックインを済ませれば、買い忘れたおみやげなどを買うことができます。

  • ペルー出国の流れ
    1. 1.チェックイン(搭乗手続き)
      航空会社のカウンターでパスポートを提出し、搭乗券を受け取ります。
    2. 2.出国審査
      パスポートを係員に提示して、荷物の審査を受けます。
    3. 3.手荷物検査
      パスポートを提示。機内持ち込み荷物の検査を受けてください。

水事情

水道水は飲用には適していませんので、ミネラルウォーターを飲むようにしましょう。生水だけでなく、ジュースなどに入っている氷も避けた方がよいでしょう。

  • ミネラルウォーターの種類
    con gas(炭酸入り)とsin gas(炭酸なし) があります。炭酸が気になる人は、sin gas を購入しましょう。
  • ミネラルウォーター(500ml) 物価は?
    500mlペットボトル1本が約1〜1.5ソル。スーパーマーケットやキオスクなどで購入できます。

トイレ事情

ペルーではトイレットペーパーを便器に流さないで、備え付けのゴミ箱に捨てます。また、トイレットペーパーを備え付けてない場合が多いのでティッシュを携行しましょう。

  • 公衆トイレ
    バスターミナルや博物館、遺跡の入口などに公衆トイレがありますが、ほとんどが有料です。小額の現地通貨(約0.5〜2ソル)を用意しておきましょう。

郵便・電話・インターネット

公衆電話からも、日本への国際電話がかけられます。郵便事情は比較的良い方で、日本への航空郵便は5〜7日程度で届くので、旅の思い出として出してみてはいかがでしょう。

  • 郵便
      • 切手:郵便局のほか、ホテルのフロント、街の売店などでも手に入ります。
      • ポスト:ポストは、郵便局、ホテル、切手を販売している店などに置かれています。
  • 電話
    • 電話のかけ方:日本に直接ダイヤルする場合、国際電話識別番号(00)、日本の国番号(81)、市外局番から0をとった番号(東京なら3)、市内局番と相手の電話番号の順に入力します。
    • レンタル携帯:日本で使用している携帯電話を海外でも使用できるサービスがありますが、対応機種が限られているなど面倒。レンタル携帯なら出発前に旅行会社でもレンタルでき便利。
  • インターネット事情
    • リマやクスコなどの都市にはインターネットカフェがたくさんあり、日本語対応のパソコンを置いている店もあります。

トラブル・治安

首都リマや主な観光地では、外国人旅行者を狙ったスリ、ひったくり、置き引きなどの被害が出ています。十分に注意を払いながら行動しましょう。

  • スリ・置き引き
    被害に遭わないためには、治安の悪い地域に近づかない、1人歩きや夜間の外出を避ける、貴重品は常に身につけておく、手荷物から目を離さないなどの注意が必要です。
  • パスポート(旅券)の紛失
    最寄りの警察署で紛失証明書を発行してもらい、最も近い都市の日本大使館・領事館にオープン時間内に出頭し、再発給の申請・発給を受けなくてはなりません。
  • トラブルに巻き込まれたら?
    パスポートを盗まれると再発給に時間がかかるため、ツアーの場合、1人とり残されることに。発給までの滞在費、通訳などの費用、交通費など、思いもよらぬ高額な費用もかかります。
  • 海外旅行保険に入って行こう
    盗難や病気、ケガ、交通事故など、もしもの時のために海外旅行保険に入っておきましょう。万一の場合、補償やサポートが受けられ安心です。

マナー

「OK」サインは下品な意味に受け取られるのでしないように。また、欧米諸国と同じようにレディーファーストなので、ホテルの入口やエレベーターでは女性を先に。

  • チップ
    ホテルのルームサービスやポーターには1USドル程度。サービス料が勘定に含まれているレストランでも、総額の5〜10%程度をテーブルに。タクシーはお釣りの小銭を渡せばよいでしょう。
  • 喫煙
    喫煙の規制が強化されているペルーでは、屋内の公共スペースは全面的に禁煙です。なお、喫煙は高山病にもよくありません。高地ではなるべくタバコは控えましょう。
  • 遺跡観光は
    ペルーには人類の遺産ともいうべき貴重な遺跡が数多くあります。これらの遺跡内ではゴミを捨てない、立入禁止区域には入らないなどの注意事項をしっかりと守り、遺跡観光を楽しみましょう。
  • 服装のTPOを考えよう
    観光はカジュアルな服装でかまいませんが、ホテルのレストランなどで食事を楽しむ場合、少しドレスアップしていくと対応が違います。男性はジャケットとタイ、女性もワンピースなどを持っていきましょう。

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