旅に役立つ情報満載萩観光ガイド

松下村塾松下村塾
菊屋横丁菊屋横丁
指月山指月山
松蔭神社松蔭神社

萩は自然美が溢れ、歴史と文化が息づく城下町。萩城跡や松下村塾など武士の足跡が残り、歴史探訪が楽しめます。また萩市内には美しい庭園が点在し、とくに白壁の重要伝統的建造物群保存地区は風情溢れるエリア。松陰神社や東光寺、吉田松陰関連の資料館も注目です。

萩の観光マップ

Area Map

萩のおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • 毛利家墓所、東光寺

    東光寺

    東光寺は、国の重要文化財にも指定されている全国屈指の黄檗宗の寺院です。江戸時代に三代目藩主の毛利吉就が建立し、毛利吉就の死後に毛利家の菩提寺となりました。境内には毛利家とそのゆかりの墓もあり、国の史跡に指定されています。総門、三門、鐘楼、大雄宝殿は国の重要文化財に指定されており、歴史を感じる荘厳な雰囲気です。墓前に並ぶ500余基の石灯籠も、東光寺でないと見られない風景になっています。毎年8月15日に行われる「萩・万灯会」では、すべての石灯籠に送り火の灯りがともり、幽玄な光景はまるで異世界に迷い込んだかのよう。また、長州藩御用絵師の雲谷派の絵画、県指定有形文化財の木額、柱聯、榜牌など、寺宝類も多く所蔵されています。

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  • 松陰神社

    松陰神社

    松陰神社は、吉田松陰を祭神とする神社です。明治23年に土蔵造りの小祠として建立されたのが松陰神社の前身です。松下村塾出身の伊藤博文・野村靖などが土蔵造りの小祠を神社として公のものにするよう働きかけ、本殿となりました。昭和30年についに現在の松陰神社本社が完成しました。吉田松陰は、幕末の偉人である高杉晋作と伊藤博文の師匠として知られており、松下村塾で多くの著名な門下生を輩出したことから勉学の神様として信仰されています。そのため、受験シーズンには毎年多くの受験生とその家族が参拝に訪れています。境内には松下村塾や吉田松陰幽囚ノ旧宅など、松陰ゆかりの史跡が点在。幕末ファンにはたまらないスポットです。松陰神社は個性的なおみくじが人気で、カラフルな「傘みくじ」が結ばれた木は人気の撮影スポットになっています。

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  • 松下村塾

    松下村塾

    伊藤博文や高杉晋作などの幕末の偉人を多く輩出した松下村塾。江戸時代に玉木文之進が自宅で私塾を開いたのがはじまりで、甥の吉田松陰が引き継いで後の歴史に残る有名な私塾になりました。吉田松陰に師事した門人は伊藤博文と高杉晋作以外にも、「奇兵隊」に参加した吉田稔磨や、長州藩を尊王攘夷に導いた久坂玄瑞など偉人ばかり。数々の伝説が残る松下村塾は、明治維新の歴史を象徴する貴重な建築物として、国指定史跡と世界遺産に指定されています。幕末当時に建てられたままの場所に現存しており、今では吉田松陰を祀った松陰神社の境内にあります。建物内には松陰の石膏像と肖像画、机が置いてあり、中には入れませんが開放された縁側から見学が可能です。

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  • 萩城下町

    菊屋横丁

    菊屋横丁は、「日本の道100選」にも選ばれている美しい城下町です。萩市春若町から南古萩町までの250mほどの横丁で、萩藩の御用商人であった菊屋家住宅の脇を通ることから菊谷横丁と名付けられました。白いなめこ壁の武家屋敷や町屋が軒を連ね、江戸時代の風景をそのまま残しています。その景観の美しさから映画やドラマのロケ地に使われることが多く、旅番組にもよく登場します。菊谷横丁のシンボルである菊屋住宅は、現存するものとしては日本最古の大型町屋で、一般開放もされています。幕末の風雲児と呼ばれた高杉晋作のふるさととしても有名で、幕末ファンにも人気のスポットです。古い町並みに調和したおしゃれなショップやカフェもあります。

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  • 萩城城下町、江戸屋横丁

    江戸屋横丁

    江戸屋横丁は、黒板塀と緑の生垣が並ぶノスタルジックな町です。商人や下級・中級武士が暮らしていた呉服町にある3本の横丁の一つで、かつてその地で栄えていた豪商の名前から名付けられました。なめこ壁の町並みが有名な菊谷横丁と比べて、小さな屋敷の庶民的な雰囲気なのが特徴です。維新の三傑の一人である木戸孝允の生家や、蘭方医の青木周弼旧宅など、幕末の偉人ゆかりのスポットがたくさんあります。また、江戸横丁は高杉晋作と伊藤博文ゆかりの円政寺があることでも有名。境内には幼少期の高杉晋作や伊藤博文が遊んだといわれる木馬や、有形文化財の石灯籠などがあります。散策して歩き疲れたら、古民家を改装したおしゃれなカフェもあります。

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  • 萩城跡、指月山

    指月山

    「天然の要塞」と呼ばれる指月山。萩市の西北端にあり、花崗岩でできた標高143mの小さな山です。江戸時代に、関ケ原の戦いに敗れた毛利輝元がこの地形を生かして萩城を築城しました。頂上に詰丸があったことから、地元住民には城山の愛称でも親しまれています。標高は低めですが周囲を石垣と土塀で囲った本格的な山城が築かれ、天然の要塞の名のとおりに城内と海を監視するための山です。城内林として保護されてきたため中国地方でも珍しい暖地性原生林が残っており、シイノキやクスノキなど樹齢600年を超えるとされる大迫力の巨樹がたくさんあります。山頂までは徒歩30分ほどで、巨木に囲まれた神秘的な森の雰囲気を軽い登山で楽しめます。

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  • 萩城跡、指月公園

    萩城跡指月公園

    萩城跡指月公園は、毛利輝元が築城した萩城の城跡に造られた公園です。江戸時代に関ケ原の戦いに敗れた毛利輝元が「天然の要塞」と呼ばれる指月山の地形を生かし萩城を築きましたが、明治7年に解体されました。公園内には天守跡、梨羽家茶室、万歳橋、東園などの旧跡が多数あり、当時の城の面影がはっきりわかります。石垣と堀の一部は現在でも昔の姿をとどめており、天守はなくても山城の雄大な雰囲気が感じられる城好きにはたまらないスポットです。ほかにも、歴代藩主を祀った志都岐山神社や、萩市指定有形文化財の花江茶亭など、趣のある建物も点在しています。桜の名所としても有名で、観光客だけでなく市民にとっても憩いの場となっています。

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  • 菊ヶ浜

    菊ヶ浜

    白砂青松の絶景が広がる菊ヶ浜。環境省の『快水浴場百選』にも選ばれた、人気の海水浴場になっています。透明度の高い海もさることながら、菊ヶ浜の一番の魅力はその景観です。海にせり出した指月山と、山まで弓なりに続く白い砂浜が美しい光景を生み出しています。「日本の夕陽百選」に選ばれた、すばらしい夕焼けも絶景です。また、海の向こうには「萩六島」と呼ばれる火山噴火でできた溶岩台地の島々があり、多島美の風景も楽しめます。指月山までビーチ沿いに歩いていくと、萩城の城壁が残っています。広大な自然と歴史を感じる城跡を同時に満喫できる珍しいビーチです。菊ヶ浜をゆっくり眺めながら散策できる、人力車や観光遊覧船もあります。

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  • 萩焼会館 絵付け体験

    萩焼会館(陶芸体験)

    萩を代表する名産品といえば萩焼。萩焼会館は400年以上の歴史を誇る萩焼を総合的に楽しめる窯元直営店で、工房の見学・窯元直売の器や茶道具が販売されているギャラリーショップ・お土産コーナー・レストランなどがそろっています。萩焼のすべてが詰まっている萩焼会館での一押しは陶芸体験です。体験では絵付けと手びねりの二つのコースが用意されています。体験ではスタッフから丁寧に説明を受けられるので、初めての方でも安心して参加できます。体験にかかる時間は60分程度です(手びねり体験の場合)。3歳以上から参加可能なので、家族全員で楽しめるでしょう。事前の予約が必要なためご注意ください。

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  • 萩反射炉

    萩反射炉

    明治日本の産業革命遺産として世界文化遺産に登録されている萩反射炉は、江戸時代末期の安政年間に萩藩によって建てられました。反射炉は金属を溶解するための設備で、萩藩は外国からの攻撃に備え軍事力を強化するために導入したといわれています。ただし、この反射炉は試作で、鉄製の大砲鋳造が可能かどうか試すためのものでした。現在見学できる部分は反射炉の煙突にあたる部分で、10.5mほどの高さです。実用化は果たされませんでしたが、軍事力の必要性を認識していた萩藩にとっては、西洋式の技術の実現は差し迫った課題だったのでしょう。反射炉の遺構は産業技術の発展を知るには非常に貴重なものとされています。

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  • 萩往還の石像

    萩往還

    萩往還は、1604年に毛利氏が萩に城を構えたことを機に整備された、全長約53kmに及ぶ街道です。萩市から防府市を結んでおり、山口県を縦断しています。江戸時代は参勤交代で江戸へ向かうさいの御成道でもあり、途中険しい山道があるものの、庶民にとっても山陰と山陽をつなぐ重要な交通路でした。幕末には明治維新に向けて志士たちがこの萩往還を駆け抜けたといわれています。街道沿いには様々な史跡が残されており、とくに萩城跡から一升谷の石畳の間は見どころが満載です。現在は国の史跡として保存整備がされているので、ロマンあふれる街道をのんびりと歩いて楽しむのもおすすめです。

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  • 萩博物館

    萩博物館

    萩博物館は萩まちじゅう博物館の中核施設で、総合博物館にあたります。歴史的建造物や資料が数多く残る萩。これらを総合的に展示しているのが萩博物館で、萩について理解を深められるスポットです。幕末関連の資料だけでなく文化的資料や萩の自然や生物に関する標本も豊富に展示されています。萩博物館の建物は旧萩城の三の丸にあたる場所にあり、かつてこの地区に存在した武家屋敷の形状を継承しているのが特徴です。また、博物館周辺は重要伝統的建造物群保存地区のため、周辺との調和が保たれています。館内には資料展示だけでなく、萩の食材を使用したレストランやミュージアムショップも併設されているので、ゆったりと過ごせるのが魅力です。

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  • 萩温泉郷

    萩温泉郷

    萩市内だけで様々な泉質が楽しめる萩温泉郷。2004年、新たに「はぎ温泉」が掘削されたことで、市内にある他の自家源泉の温泉とあわせて萩温泉郷と名付けられました。市内には、はぎ温泉・萩本陣温泉・千春楽泉・萩指月温泉・長門峡温泉・萩阿武川温泉・田万川温泉の七つの温泉があります。泉質によって効能やお湯の感触が異なるため、事前にチェックしてから好みの温泉宿に宿泊すると良いでしょう。日帰り入浴ができる温泉宿もあるので、宿泊と日帰り入浴を組み合わせて、気になる温泉をはしごするのも醍醐味のひとつです。萩温泉郷では日本海を一望できる温泉宿もあり、心身ともに癒やしのひとときを過ごせます。

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  • 萩八景遊覧船

    萩八景遊覧船

    水の都とも呼ばれている萩。川に囲まれた三角州地帯を中心に城下町が発展しました。水の都萩の街並みを、水上から観光できるのが萩八景遊覧船です。遊覧船は萩城跡の指月橋から出発して、堀内重要伝統的建造物群保存地区の建物が並ぶなかを進み、橋本川へ抜けて行きます。運航経路には常盤島・松並木・平安古松原・平安古重要伝統的建造物群保存地区の旧田中別邸など、萩観光の名所がそろっています。所要時間は40分ほどで、季節によって特別コースが用意されています。春は桜、夏は日本海や夕日、秋は紅葉など見どころ満載。特別コースは設定期間や運航時間が違うので、事前に確認すると良いでしょう。

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  • 萩藩校明倫館

    萩藩校明倫館

    萩藩校明倫館は1719年に萩藩主の毛利吉元が、家臣の子どもたちの教育のために開いた藩校です。元々は萩城の三の丸で開校されましたが、規模拡大のため現在地に移動。教育施設だけでなく、武芸修練所や練兵所も設けられており、かつては吉田松陰も教鞭をとっていました。剣槍術場の有備館には坂本龍馬も訪れ、ここで試合をしたといわれています。1867年の閉館まで、長期にわたって長州藩の教育に大きな影響を及ぼしたといえる施設であり、萩藩校明倫館内にある建造物の多くが、国指定の史跡や文化庁登録有形文化財などに指定されています。敷地内にある萩・明倫学舎本館は1935年に建てられた小学校校舎で、日本最大級の木造校舎です。

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東光寺は、国の重要文化財にも指定されている全国屈指の黄檗宗の寺院です。江戸時代に三代目藩主の毛利吉就が建立し、毛利吉就の死後に毛利家の菩提寺となりました。境内には毛利家とそのゆかりの墓もあり、国の史跡に指定されています。総門、三門、鐘楼、大雄宝殿は国の重要文化財に指定されており、歴史を感じる荘厳な雰囲気です。墓前に並ぶ500余基の石灯籠も、東光寺でないと見られない風景になっています。毎年8月15日に行われる「萩・万灯会」では、すべての石灯籠に送り火の灯りがともり、幽玄な光景はまるで異世界に迷い込んだかのよう。また、長州藩御用絵師の雲谷派の絵画、県指定有形文化財の木額、柱聯、榜牌など、寺宝類も多く所蔵されています。

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松陰神社は、吉田松陰を祭神とする神社です。明治23年に土蔵造りの小祠として建立されたのが松陰神社の前身です。松下村塾出身の伊藤博文・野村靖などが土蔵造りの小祠を神社として公のものにするよう働きかけ、本殿となりました。昭和30年についに現在の松陰神社本社が完成しました。吉田松陰は、幕末の偉人である高杉晋作と伊藤博文の師匠として知られており、松下村塾で多くの著名な門下生を輩出したことから勉学の神様として信仰されています。そのため、受験シーズンには毎年多くの受験生とその家族が参拝に訪れています。境内には松下村塾や吉田松陰幽囚ノ旧宅など、松陰ゆかりの史跡が点在。幕末ファンにはたまらないスポットです。松陰神社は個性的なおみくじが人気で、カラフルな「傘みくじ」が結ばれた木は人気の撮影スポットになっています。

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伊藤博文や高杉晋作などの幕末の偉人を多く輩出した松下村塾。江戸時代に玉木文之進が自宅で私塾を開いたのがはじまりで、甥の吉田松陰が引き継いで後の歴史に残る有名な私塾になりました。吉田松陰に師事した門人は伊藤博文と高杉晋作以外にも、「奇兵隊」に参加した吉田稔磨や、長州藩を尊王攘夷に導いた久坂玄瑞など偉人ばかり。数々の伝説が残る松下村塾は、明治維新の歴史を象徴する貴重な建築物として、国指定史跡と世界遺産に指定されています。幕末当時に建てられたままの場所に現存しており、今では吉田松陰を祀った松陰神社の境内にあります。建物内には松陰の石膏像と肖像画、机が置いてあり、中には入れませんが開放された縁側から見学が可能です。

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菊屋横丁は、「日本の道100選」にも選ばれている美しい城下町です。萩市春若町から南古萩町までの250mほどの横丁で、萩藩の御用商人であった菊屋家住宅の脇を通ることから菊谷横丁と名付けられました。白いなめこ壁の武家屋敷や町屋が軒を連ね、江戸時代の風景をそのまま残しています。その景観の美しさから映画やドラマのロケ地に使われることが多く、旅番組にもよく登場します。菊谷横丁のシンボルである菊屋住宅は、現存するものとしては日本最古の大型町屋で、一般開放もされています。幕末の風雲児と呼ばれた高杉晋作のふるさととしても有名で、幕末ファンにも人気のスポットです。古い町並みに調和したおしゃれなショップやカフェもあります。

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江戸屋横丁は、黒板塀と緑の生垣が並ぶノスタルジックな町です。商人や下級・中級武士が暮らしていた呉服町にある3本の横丁の一つで、かつてその地で栄えていた豪商の名前から名付けられました。なめこ壁の町並みが有名な菊谷横丁と比べて、小さな屋敷の庶民的な雰囲気なのが特徴です。維新の三傑の一人である木戸孝允の生家や、蘭方医の青木周弼旧宅など、幕末の偉人ゆかりのスポットがたくさんあります。また、江戸横丁は高杉晋作と伊藤博文ゆかりの円政寺があることでも有名。境内には幼少期の高杉晋作や伊藤博文が遊んだといわれる木馬や、有形文化財の石灯籠などがあります。散策して歩き疲れたら、古民家を改装したおしゃれなカフェもあります。

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「天然の要塞」と呼ばれる指月山。萩市の西北端にあり、花崗岩でできた標高143mの小さな山です。江戸時代に、関ケ原の戦いに敗れた毛利輝元がこの地形を生かして萩城を築城しました。頂上に詰丸があったことから、地元住民には城山の愛称でも親しまれています。標高は低めですが周囲を石垣と土塀で囲った本格的な山城が築かれ、天然の要塞の名のとおりに城内と海を監視するための山です。城内林として保護されてきたため中国地方でも珍しい暖地性原生林が残っており、シイノキやクスノキなど樹齢600年を超えるとされる大迫力の巨樹がたくさんあります。山頂までは徒歩30分ほどで、巨木に囲まれた神秘的な森の雰囲気を軽い登山で楽しめます。

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萩城跡指月公園は、毛利輝元が築城した萩城の城跡に造られた公園です。江戸時代に関ケ原の戦いに敗れた毛利輝元が「天然の要塞」と呼ばれる指月山の地形を生かし萩城を築きましたが、明治7年に解体されました。公園内には天守跡、梨羽家茶室、万歳橋、東園などの旧跡が多数あり、当時の城の面影がはっきりわかります。石垣と堀の一部は現在でも昔の姿をとどめており、天守はなくても山城の雄大な雰囲気が感じられる城好きにはたまらないスポットです。ほかにも、歴代藩主を祀った志都岐山神社や、萩市指定有形文化財の花江茶亭など、趣のある建物も点在しています。桜の名所としても有名で、観光客だけでなく市民にとっても憩いの場となっています。

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白砂青松の絶景が広がる菊ヶ浜。環境省の『快水浴場百選』にも選ばれた、人気の海水浴場になっています。透明度の高い海もさることながら、菊ヶ浜の一番の魅力はその景観です。海にせり出した指月山と、山まで弓なりに続く白い砂浜が美しい光景を生み出しています。「日本の夕陽百選」に選ばれた、すばらしい夕焼けも絶景です。また、海の向こうには「萩六島」と呼ばれる火山噴火でできた溶岩台地の島々があり、多島美の風景も楽しめます。指月山までビーチ沿いに歩いていくと、萩城の城壁が残っています。広大な自然と歴史を感じる城跡を同時に満喫できる珍しいビーチです。菊ヶ浜をゆっくり眺めながら散策できる、人力車や観光遊覧船もあります。

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萩を代表する名産品といえば萩焼。萩焼会館は400年以上の歴史を誇る萩焼を総合的に楽しめる窯元直営店で、工房の見学・窯元直売の器や茶道具が販売されているギャラリーショップ・お土産コーナー・レストランなどがそろっています。萩焼のすべてが詰まっている萩焼会館での一押しは陶芸体験です。体験では絵付けと手びねりの二つのコースが用意されています。体験ではスタッフから丁寧に説明を受けられるので、初めての方でも安心して参加できます。体験にかかる時間は60分程度です(手びねり体験の場合)。3歳以上から参加可能なので、家族全員で楽しめるでしょう。事前の予約が必要なためご注意ください。

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明治日本の産業革命遺産として世界文化遺産に登録されている萩反射炉は、江戸時代末期の安政年間に萩藩によって建てられました。反射炉は金属を溶解するための設備で、萩藩は外国からの攻撃に備え軍事力を強化するために導入したといわれています。ただし、この反射炉は試作で、鉄製の大砲鋳造が可能かどうか試すためのものでした。現在見学できる部分は反射炉の煙突にあたる部分で、10.5mほどの高さです。実用化は果たされませんでしたが、軍事力の必要性を認識していた萩藩にとっては、西洋式の技術の実現は差し迫った課題だったのでしょう。反射炉の遺構は産業技術の発展を知るには非常に貴重なものとされています。

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萩往還は、1604年に毛利氏が萩に城を構えたことを機に整備された、全長約53kmに及ぶ街道です。萩市から防府市を結んでおり、山口県を縦断しています。江戸時代は参勤交代で江戸へ向かうさいの御成道でもあり、途中険しい山道があるものの、庶民にとっても山陰と山陽をつなぐ重要な交通路でした。幕末には明治維新に向けて志士たちがこの萩往還を駆け抜けたといわれています。街道沿いには様々な史跡が残されており、とくに萩城跡から一升谷の石畳の間は見どころが満載です。現在は国の史跡として保存整備がされているので、ロマンあふれる街道をのんびりと歩いて楽しむのもおすすめです。

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萩博物館は萩まちじゅう博物館の中核施設で、総合博物館にあたります。歴史的建造物や資料が数多く残る萩。これらを総合的に展示しているのが萩博物館で、萩について理解を深められるスポットです。幕末関連の資料だけでなく文化的資料や萩の自然や生物に関する標本も豊富に展示されています。萩博物館の建物は旧萩城の三の丸にあたる場所にあり、かつてこの地区に存在した武家屋敷の形状を継承しているのが特徴です。また、博物館周辺は重要伝統的建造物群保存地区のため、周辺との調和が保たれています。館内には資料展示だけでなく、萩の食材を使用したレストランやミュージアムショップも併設されているので、ゆったりと過ごせるのが魅力です。

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萩市内だけで様々な泉質が楽しめる萩温泉郷。2004年、新たに「はぎ温泉」が掘削されたことで、市内にある他の自家源泉の温泉とあわせて萩温泉郷と名付けられました。市内には、はぎ温泉・萩本陣温泉・千春楽泉・萩指月温泉・長門峡温泉・萩阿武川温泉・田万川温泉の七つの温泉があります。泉質によって効能やお湯の感触が異なるため、事前にチェックしてから好みの温泉宿に宿泊すると良いでしょう。日帰り入浴ができる温泉宿もあるので、宿泊と日帰り入浴を組み合わせて、気になる温泉をはしごするのも醍醐味のひとつです。萩温泉郷では日本海を一望できる温泉宿もあり、心身ともに癒やしのひとときを過ごせます。

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水の都とも呼ばれている萩。川に囲まれた三角州地帯を中心に城下町が発展しました。水の都萩の街並みを、水上から観光できるのが萩八景遊覧船です。遊覧船は萩城跡の指月橋から出発して、堀内重要伝統的建造物群保存地区の建物が並ぶなかを進み、橋本川へ抜けて行きます。運航経路には常盤島・松並木・平安古松原・平安古重要伝統的建造物群保存地区の旧田中別邸など、萩観光の名所がそろっています。所要時間は40分ほどで、季節によって特別コースが用意されています。春は桜、夏は日本海や夕日、秋は紅葉など見どころ満載。特別コースは設定期間や運航時間が違うので、事前に確認すると良いでしょう。

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萩藩校明倫館は1719年に萩藩主の毛利吉元が、家臣の子どもたちの教育のために開いた藩校です。元々は萩城の三の丸で開校されましたが、規模拡大のため現在地に移動。教育施設だけでなく、武芸修練所や練兵所も設けられており、かつては吉田松陰も教鞭をとっていました。剣槍術場の有備館には坂本龍馬も訪れ、ここで試合をしたといわれています。1867年の閉館まで、長期にわたって長州藩の教育に大きな影響を及ぼしたといえる施設であり、萩藩校明倫館内にある建造物の多くが、国指定の史跡や文化庁登録有形文化財などに指定されています。敷地内にある萩・明倫学舎本館は1935年に建てられた小学校校舎で、日本最大級の木造校舎です。

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近隣の観光スポット

Nearby Attractions
長門湯本温泉

長門湯本温泉

約600年の歴史があり、音信川沿いにある温泉。街中がライトアップされたり、川に佇むテラスがあったりと、賑わいのある温泉です。

アクセス
萩市から車で約35分
元乃隅神社

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白狐のお告げによって建てられたとされている神社。草原の中にあり、海に向かうように123基の鳥居が連なっています。

アクセス
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津和野城跡

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標高約362mにある山城跡。高所にあるため見晴らしが良く、野山や川、町並みなどが眺められる絶景スポットです。

アクセス
萩市から車で約60分
秋芳洞

秋芳洞

国定公園の地下100mほどの位置にある大鍾乳洞。洞内の長さは約11.2kmあり、1kmほどの観光コースを見て回ることができます。

アクセス
萩市から車で約45分
長門峡

長門峡

森林や奇岩、滝などが眺められる約12kmの渓谷。桜や紅葉、新緑など、季節ごとの自然景観が望める景勝地です。

アクセス
萩市から車で約40分

萩のおすすめ情報

Information

グルメ

見蘭牛

見蘭牛

2年間丁寧に育てられた萩のブランド牛。濃厚な旨味やコク、濃い肉の味は、食通をも唸らせるほどの美味しさと評判です。

甘鯛

あまだい

薄紅色が美しい「萩のあまだい」。上品な甘みが特徴で、煮つけや唐揚げなどにしていただきます。

剣先イカ

剣先イカ

イカの女王とも称され、柔らかくモチモチの食感と甘みが格別。活きイカの刺身を目当てに、遠方から多くの観光客が訪れます。

長門ゆずきち

長門ゆずきち

250年前より荻で栽培されてきた柑橘類。柚子とスダチをミックスしたような爽やかな香りと、マイルドな酸味が特徴です。

夏みかん

夏みかん

芳醇な果汁や実はお酢や菓子にも使用され、荻の名産品に。旬の初夏には、街中が爽やかな夏みかんの花の香りに包まれます。

萩の現地情報ブログ

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見島ってご存知ですか?

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デスティネーションキャンペーン中! 話題の「山口」へ!

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