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王立展示館とカールトン庭園/オーストラリア開拓時代を偲ばせるオーストラリア初の文化遺産 太古からの絶海の孤島

王立展示館とカールトン庭園

Story

2004年にオーストラリア初の世界文化遺産に登録された王立展示館とカールトン庭園があるメルボルンは、1927年にキャンベラに首都が移るまで、その機能を果たした歴史あるオーストラリア第2の都市。市内には公園や庭園が多く「ガーデンシティ」とも呼ばれています。

中央にドームを持つ優美な姿の王立展示館は、メルボルン都心の北東端に広がるカールトン庭園の中にあり、1880年の万国博覧会のために建てられました。ビザンチン、ロマネスク、ルネサンスなど、様々な建築様式が融合したオーストラリア初の大陸ヨーロッパ風建築物といわれ、設計者はメルボルン市庁舎やビクトリア州立図書館を設計したジョセフ・リード。 1888年にはオーストラリア入植100周年記念国際博覧会の会場として、1901年には第1回連邦議会の会場として使用され、今もイベント会場として利用される歴史的建造物です。隣接するメルボルン博物館でガイドツアーを申し込めば内部の見学もでき、開拓時代を彷彿させる造りの館内ホールは、ゴールドラッシュに沸き、金の採掘によって潤った時代を偲ばせます。

カールトン庭園は1839年に、ビクトリア植民地初代総督が公園用地としたことに始まります。野生動物も生息する約26ヘクタールの広大な敷地には、巨大スクリーンのIMAXシアターやテニスコートなどもあり、世界遺産の庭園でエンターテインメントやアクティビティが楽しめる、このおおらかさがオーストラリアらしいのかもしれません。

Photos

メルボルンと王立展示館

オーストラリア第2の都市メルボルンの街並みと王立展示館

王立展示館

王立展示館は大陸ヨーロッパ風の建築で、様々な建築様式を取り入れている

Data

登録名
王立展示館とカールトン庭園
登録年
2004年
分類
文化遺産
国名
オーストラリア
住所
1-111 Carlton St, Carlton VIC 3053 オーストラリア
アクセス
パーラメント駅から徒歩約10分
ベストシーズン
通年