ログイン
会員登録
メニュー

知床/日本大いなる自然の雄大かつ繊細な景観

知床

Story

アイヌ語でシリエトク「地の果て」を意味する知床。流氷が育む海の生態系と、原生的な陸の生態系が高く評価され、世界自然遺産の仲間入りを果たしました。知床半島を中心にした面積約4万haの知床国立公園には、草原・渓流・森林・湿原・湖沼などが点在し、変化に富んだ景観を見せています。

“日本最後の秘境”ともいわれるとおり、原始的な自然が残る知床は動植物の宝庫。エゾシカ、エゾリス、キタキツネのほか、ヒグマの出没もしばしばで、海にはクジラ、シャチ、トド、アザラシも姿を現します。鳥類も豊富で渡り鳥を含めると260種以上が生息、シマフクロウ、オオワシ、オジロワシなどの世界的な絶滅危惧種の聖域としても注目されます。知床連山では800種以上の貴重な高山植物も確認。静寂の森にたたずむ知床五湖をはじめ見どころは多く、雄大な景観は素晴らしいの一言です。

また、知床は滝が多いことでも有名。カムイワッカの滝、フレペの滝など、同じ水の流れでもそれぞれ異なる印象を抱かずにはいられません。四季折々でいろいろな表情を見せる、秘境・知床。本州では決して味わうことのできない大自然の息吹が体験できます。

Photos

フレペの滝

フレペの滝は、乙女の涙とも呼ばれる繊細な滝

紅葉の知床五湖

秋には紅葉が広がり、また別の表情を見せる

Data

登録名
知床
登録年
2005年
分類
自然遺産
国名
日本
住所
北海道斜里郡斜里町
アクセス
JR知床斜里駅よりウトロ行きバスで約50分(冬期運休)