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ナスカの地上絵/ペルー見る者を圧倒する壮大な地上絵

ナスカの地上絵

Story

ペルーの首都リマから南へ400km、アンデス山脈と太平洋にはさまれた砂漠地帯に刻まれた巨大な地上絵。紀元前200年~紀元後800年のナスカ文化の時代に描かれたとされる絵は、幾何学模様あり、動植物をかたどった具象図形あり、とさまざま。大きさも数十mから数十kmに及ぶものまで、700を超す数の地上絵が確認されています。いったい誰が何のためにどうやって描いたのか? 多くの謎がいまだ解明されぬまま残されています。それが人々の好奇心をかきたてるのか、南米でも1、2を争うほどの人気観光スポットとなっています。

ナスカの地上絵をめぐっては、その目的として「天文観測説」「宇宙船発着場説」「雨乞い説」「宇宙人落書き説」など多くの仮説が唱えられていますが、どれも決め手に欠けることは否めません。また、作成方法についても、成層圏からも識別不可能な超大作などは拡大図法をもってしても難しく、やはり疑問が残ります。さらに、何千年もの間、浸食されずに残っていた理由は? 極端に少ない降水量と地形が影響していると言われています。ですが、世界的異常気象のせいで保存状態が年々危うくなっているとも。

ともあれ、セスナに乗って、はるか上空から古代の名画をじっくり鑑賞。古代人の文明の名残か、はたまた宇宙人からのメッセージか、永遠に解けぬ謎に迫ってみませんか。

Photos

ナスカの地上絵の観測塔「ミラドール」

ナスカの地上絵の観測塔「ミラドール」

宇宙飛行士

地上絵群からは少し離れた山肌に描かれた「宇宙飛行士」

Data

登録名
ナスカとフマナ平原の地上絵
登録年
1994年
分類
文化遺産
国名
ペルー
住所
Nasca,Peru
アクセス
飛行機/リマまたはイカより地上絵観光がセットのフライト。バス/リマより約7時間
ベストシーズン
10~5月