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キナバル自然公園/マレーシア聖なる山と熱帯雨林が育んだ豊かな生態系

キナバル自然公園

Story

ボルネオ島北部、ビーチリゾートとして人気の高いコタキナバルから車で約2時間。東南アジア最高峰として君臨するキナバル山を中心にした一帯は、世界でも有数の多彩な動植物の宝庫。花崗岩の岩肌がむき出しになった頂上と、熱帯雨林が生い茂る山麓では、20℃以上も気温に差があり、また地質学的にも非常に多様性に富んでいることがその理由。植物はラン1,200種を含む4,500種、蝶290種、鳥326種、哺乳動物123種が確認されており、希少種や固有種も少なくありません。

公園のシンボル・キナバル山は、地元ドゥスン族の間で祖先の魂が眠る地として崇められてきた聖なる山。富士山より高い標高4,095mですが、登山道が整備され、ガイド同行も義務づけられているため、人並みの体力さえあれば初心者でも登頂は可能。標高3,200m付近の山小屋に宿泊して、高度に体を慣らしながら頂上のローズピークを目指します。眼下に横たわる雲海が朝日に照らされ赤く染まっていくさまは、神々しいまでの美しさ。

頂上まで行かずとも、公園本部周辺に設けられた自然散策路や山岳植物園で、食虫植物ウツボカズラや寄生植物ラフレシアなど、珍しい植物を観察することができます。車で約30分の距離には、登山やハイキングの疲れを癒すのに最適な露天のポーリン温泉も。さらにジャングルを分け入ると、地上約41m・長さ約157mの吊り橋があり、スリル満点のキャノピーウォークとともに、バードウォッチングも楽しめます。

Photos

キナバル固有種の花々

麓には珍しい熱帯植物やキナバル固有種の花々が咲く

ポーリン温泉

戦中に日本軍が見つけたポーリン温泉には水着で入浴

Data

登録名
キナバル自然公園
登録年
2000年
分類
自然遺産
国名
マレーシア
アクセス
コナキタバルから公園管理事務所までバスで約2時間
ベストシーズン
3~10月、6月~9月