ベネチアのおすすめ観光スポットベネチア観光ガイド

リアルト橋リアルト橋
サンマルコ寺院サンマルコ寺院

水の都として知られ、運河とゴンドラが織りなす独特の風景が魅力のベネチア。サンマルコ広場やリアルト橋、ドゥカーレ宮殿などの歴史的建築が見どころです。カーニバルやガラス細工など、豊かな文化と伝統が息づくベネチア観光のおすすめスポットやグルメを紹介します。

ベネチア観光マップ

Map

ベネチアのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • イタリア サンマルコ広場 夜景 2022-12-06撮影

    サンマルコ広場

    「世界で最も美しい広場」と称されるサンマルコ広場は、海からの玄関口であり、ベネチアを代表する観光名所の一つとして知られています。かつてはベネチアの政治や経済の中心地で、ユネスコ世界文化遺産「ベネチアとその潟」の主要構成資産です。広場にはドゥカーレ宮殿やサンマルコ寺院などの観光スポットが集結しており、多くの観光客で賑わいます。特に目を引くのは、ベネチアのシンボルでもあるサンマルコの鐘楼。展望台からは、美しいベネチア市街や海を一望できるパノラマビューを楽しめます。そのほかにも、現存する最古のカフェをはじめ老舗カフェが点在しており、ベネチアの歴史に想いを馳せながら広場の景色を眺める贅沢な時間を過ごせます。

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  • ベネチア カーニバル

    ベネチアのカーニバル

    ベネチアのカーニバルは、毎年2月から3月にかけてイタリアの水の都ベネチアで開催される世界三大カーニバルの一つです。その起源は1162年に遡り、都市国家ベネチアが抗争に勝利したことを祝うために始まりました。18世紀には貴族たちが仮面をつけて身分を隠しながら祝う習慣が定着し、国際的に有名な祭りとなりました。現在では約2週間にわたり、豪華な仮装パレードや仮装コンテスト、天使の飛翔などのイベントが行われ、約300万人の観光客が訪れます。カーニバル期間中はサンマルコ広場を中心に、街全体が幻想的な雰囲気と熱気に包まれ、まるで違う世界へ来たかのよう。ベネチアのカーニバルは歴史と文化が融合した一大イベントであり、一度は訪れてみたい魅力的な祭りです

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  • イタリア ベネチア サンマルコ寺院 内部 2023-10-19撮影

    サンマルコ寺院

    ベネチアを代表する世界遺産のサンマルコ寺院。いつも観光客や参拝者が長蛇の列を作っているイタリアの聖地です。9世紀に聖マルコの遺体をまつるために建設された由緒ある寺院で、1807年以降ベネチア大司教座が置かれた大聖堂となっています。建築当時のビザンティン様式のほか、改築によってロマネスク・ゴシック・ルネサンスなどさまざまな建築様式が混ざり合った迫力ある建物と、聖マルコ像や最後の審判の壁画、黄金のモザイクタイルなどの美しい装飾は壮観。なかでも黄金と宝石で輝く「パラ・ドーロ」はサンマルコ寺院の象徴です。2階部分は博物館になっており、貴重な美術品が多く展示されています。バルコニーから見渡すサンマルコ広場も見ごたえがあります。

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  • カナル・グランデからの眺望 サンマルコ広場

    ドゥカーレ宮殿

    8世紀に建てられたゴシック様式の建築物、ドゥカーレ宮殿。ベネチア共和国時代は総督の公邸や政庁として使われるなど複合機能を持った建物で、14世紀から16世紀にかけて改修され、現在の姿で残っています。内部は、15世紀から16世紀にかけて活躍したティントレットを筆頭にベネチア派の画家たちが手がけた天井画が多数残されており、細部にわたり豪華な装飾が施されているのが特徴。見どころは、美しい外観をはじめ、金箔の装飾が見事な「黄金の階段」や見渡す限りの絵画で部屋全体が芸術作品のような「大評議会の間」。そのほかにも、市民の投書が投函された目安箱や牢獄など見どころ満載で、ベネチアを訪れるとぜひ足を運びたい観光スポットです。

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  • カナル・グランデとサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会のあるヴェネツィアの街並み 2019-08-29撮影

    カナル・グランデ

    カナル・グランデは、世界遺産「ベネチアとその潟」を構成する、水の都のメインストリートです。この大運河は、ゴンドラや水上タクシーで遊覧でき、歴史と芸術が織りなす壮麗な景観を楽しめ、なかでも四つの橋と教会がとくに人気です。16世紀に建造されたリアルト橋は全長48mの最も有名な太鼓橋で、橋の上の商店もにぎわっています。サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会は、ベネチアを代表するバロック様式の建物で、真っ白な外観と緑色のドームが印象的です。運河沿いは、「世界で最も美しい通り」と称され、ルネサンスやバロックなどさまざまな様式の豪華な建築物が立ち並んでおり、ベネチア共和国の繁栄と芸術性を物語っています。

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  • ヴェネツィア ヴェネチア ベネチア ベネツィア ヴェニス ベニス ゴンドラ 運河 溜息橋 ためいき橋 ため息橋 「ヴェネツィアとその潟」

    ため息橋

    ため息橋は白い大理石で造られた橋で、16世紀に架けられました。ゴンドラに乗ったカップルが日没にこの橋の下でキスをすると、永遠の愛が約束されるというロマンティックな言い伝えがあり、人気の観光スポットです。今となってはゴンドラの定番コースですが、もともとはドゥカーレ宮殿の尋問室と対岸にある牢獄を繋ぐ橋でした。投獄されていく囚人がこの橋を渡る際に、ベネチアの美しい風景を眺めながらこの世に別れを告げてため息をついたということから、19世紀にイギリスの詩人ジョージ・バイロンによってその名が付けられました。現在では橋を渡ることも可能で、ため息橋から眺めるベネチアの景色、ゴンドラから眺める白亜のため息橋、どちらも一見の価値ありです。

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  • カナル・グランデとサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会のあるヴェネツィアの街並み 2019-08-29撮影

    サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会

    サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会は、1629年からイタリア全土で大流行した病の終焉を聖母マリアに感謝するために建立されました。運河の水と太陽に照らされて輝く美しい姿から「大運河の貴婦人」とも呼ばれています。水上バスで近づくにつれ見えてくるのは、細やかな装飾と外壁に飾られている100体以上の彫刻たちが麗しい外観。内部は八角形の本堂で、主祭壇には聖母マリアが病から救済する姿を表現した彫刻があり、聖具室にはベネチア派の画家ティツィアーノの天井画やティントレットの作品などが飾られています。毎年11月21日には聖母マリアに健康を祈る祭り「フェスタ・デッラ・マドンナ・デッラ・サルーテ」が開催され、多くの人で賑わいます。

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  • ヴェネチア ベネチア ベネツィア ヴェニス ベニス ヴェネツィア湾 アドリア海 「ヴェネツィアとその潟」 サン・ジョルジョ・マッジョーレ島 サンジョルジョマッジョーレ島 サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会 サンジョルジョマッジョーレ教会

    マッジョーレ島

    マッジョーレ島は、サンマルコ広場からも見える距離にあり、ベネチアから気軽に訪れられる島の一つです。水上バスで向かう途中には、金の円球が特徴的な税関の施設「プンタ・デッラ・ドガーナ」やドゥカーレ宮殿などの景色を楽しめます。島の最大の見どころは、白いファサードと鐘楼が美しい、サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会。ルネサンス後期の建築家アンドレア・パラーディオが手がけた教会で、主祭壇には画家ティントレットの作品「最後の晩餐」などがあり、ベネチア派の絵画を楽しめます。鐘楼に登ると海に浮かぶベネチア市街やサンマルコ寺院、ドゥカーレ宮殿などを望め、中心部からみる景色とはまたひと味違ったベネチアの美しさを堪能できます。

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  • ベネチア ヴェネチア ヴェネツィア ムラーノ島 運河

    ムラーノ島

    世界的に有名なガラス工芸「ベネチアングラス」の産地で知られる、ムラーノ島。島内では、ガラス作品の展示が見られるガラス博物館や職人の技術を間近で見学できる工房などもあり、ワークショップに参加するとオリジナルのベネチアングラスを作る体験が楽しめます。そのほかにも、ガラス製の装飾が美しいドゥオモ・ディ・ムラーノ教会やフレスコ画が見事なサン・ピエトロ・マルティーレ教会、島のランドマークであるサント・ステファノ広場の時計塔など、見どころがたくさん。また、フォンダメンタ・デイ・ヴェトライ通りには、ガラス製品の専門店やレストラン、カフェなどが軒を連ねており、ショッピングはもちろん散策にもおすすめの観光スポットです。

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  • ベネチア ブラーノ島 2016/6

    ブラーノ島

    繊細で美しい工芸品「レース編み」とカラフルな町並みが魅力のブラーノ島。もともと漁師の町であったブラーノ島では、漁網作りの技術を活かしたレース編みが特産品となり、現在も高級品として人気を集めています。島内には、16世紀に作られた豪華な衣装をはじめ貴重な展示が見られるレース博物館もあり、一見の価値ありです。また、ブラーノ島のもう一つの見どころは、色鮮やかで個性的な町並み。漁師が冬の濃霧のなかでも自分の家を見分けられるように鮮やかな色を塗ったことが始まりとされており、カラフルな家々が立ち並ぶ景色は、まるで絵本の世界に迷い込んだかのよう。島のどこを切り取って撮影しても美しく、フォトジェニックな写真がたくさん撮れる島です。

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  • リアルト橋 ベネチア

    リアルト橋

    ベネチアの代表的な橋として知られる、リアルト橋。カナル・グランデに架かる四つの橋の内の一つで、もっとも有名な橋です。長さ約48m、幅約22m、高さ約7.5mの巨大なアーチ橋で、その見た目と大きさから「白い巨象」とも称されています。建築当初は木造でしたが、耐久性などの問題から一般公募で選ばれたアントニオ・ダ・ポンテの設計により1591年に石造りの橋が開通しました。橋の上にはお土産屋などが軒を連ねており、ゴンドラや水上バスが行き交う景色を見られます。橋の中央からはカナル・グランデと市街の眺めを両方堪能でき、夜間にはライトアップも。時間帯によって変化する風景を楽しめるため、昼と夜どちらも訪れるのがおすすめです。

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  • アカデミア美術館 『ダヴィデ像』 『ダビデ像』 ミケランジェロ・ブオナローティ

    アカデミア美術館

    アカデミア美術館は、中近世に活躍したベネチア派の画家たちによる作品が多数展示されている美術館です。前身は1750年にベネチア派の画家ジョヴァンニ・バッティスタ・ピアツェッタが創立した美術学校で、19世紀に美術館として独立しました。内部は24室に分かれており、14世紀から18世紀までのベネチア派の作品を中心にゴシックからルネサンス、バロックへと移りゆくイタリア芸術を歴史順に鑑賞できます。また、ベネチア派を代表する画家ジョヴァンニ・ベッリーニや、ベネチア三大画家のティツィアーノ・ヴェチェッリオ、ティントレット、パオロ・ヴェロネーゼの代表作も多く、芸術作品が好きな方にはぜひ訪れてほしい美術館です。

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  • フェニーチェ劇場 ベネツィア ベネチア 2009年9月

    フェニーチェ劇場

    1792年に開場した歌劇場、フェニーチェ劇場。イタリア語で「不死鳥」を意味するフェニーチェは、1773年の火災で焼失したベネチアの他の歌劇場を後継する存在として名づけられました。その歴史は古く、ヴェルディの「椿姫」をはじめ、ストラヴィンスキーやロッシーニなど多数の名作オペラの初演場所としても知られ、現在でも新作オペラが初演されています。内部はパステルブルーやゴールドを基調とした華やかな内装で細やかな彫刻も美しく、イタリアらしい豪華な装飾が特徴です。劇場内は名作オペラのDVDやCDを販売するショップがあるほか、リハーサルの時間以外は見学が可能。観光客向けの見学ツアーもあるため、オペラ鑑賞とあわせて参加するのもおすすめです。

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  • ボローニャ サン・ペトローニオ聖堂

    サント・ステファノ教会

    サント・ステファノ教会は、14世紀に再建されたベネチアの代表的なゴシック様式の教会です。レンガ造りの外壁にはバルトロメオ・ボンの手がけた大理石の彫刻が施され、内部の天井は船大工による船底構造を採用した木造の造りが特徴です。最大の見どころは、教会内の聖具室に飾られている、ルネサンス期のベネチア派を代表する画家ティントレットによる「最後の晩餐」。そのほかにも、「弟子の足を洗うキリスト」や「ゲッセマネの祈り」といったティントレットの晩年の作品があり、躍動感溢れる登場人物たちの生き生きとした姿は訪れる人を魅了します。アカデミア美術館からも徒歩5分と近く、両方訪れてベネチア派の芸術作品に浸るのも楽しみ方の一つです。

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  • ベネチア サン・マルコ広場

    コッレール博物館

    コッレール博物館は、サンマルコ広場を囲む建物の一角に造られた市立博物館です。名前の由来となったベネチア貴族テオドール・コッレールのコレクションを中心に展示されており、14~18世紀のベネチアの歴史や当時の貴族の生活の様子がうかがえるのが特徴です。見どころは、イタリア人彫刻家アントニオ・カノーヴァの展示フロアや、ヤコポ・ベッリーニの「キリストの磔刑」をはじめ、15~18世紀のイタリアやベネチアを代表する芸術家の絵画コレクション。また、オーストリア皇后エリザベートの滞在した部屋や調度品、天井画が見事なサンソヴィーノの大広間なども必見です。貴重な彫刻や絵画作品を間近で鑑賞できるため、美術や歴史好きの方におすすめのスポットです。

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「世界で最も美しい広場」と称されるサンマルコ広場は、海からの玄関口であり、ベネチアを代表する観光名所の一つとして知られています。かつてはベネチアの政治や経済の中心地で、ユネスコ世界文化遺産「ベネチアとその潟」の主要構成資産です。広場にはドゥカーレ宮殿やサンマルコ寺院などの観光スポットが集結しており、多くの観光客で賑わいます。特に目を引くのは、ベネチアのシンボルでもあるサンマルコの鐘楼。展望台からは、美しいベネチア市街や海を一望できるパノラマビューを楽しめます。そのほかにも、現存する最古のカフェをはじめ老舗カフェが点在しており、ベネチアの歴史に想いを馳せながら広場の景色を眺める贅沢な時間を過ごせます。

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ベネチアのカーニバルは、毎年2月から3月にかけてイタリアの水の都ベネチアで開催される世界三大カーニバルの一つです。その起源は1162年に遡り、都市国家ベネチアが抗争に勝利したことを祝うために始まりました。18世紀には貴族たちが仮面をつけて身分を隠しながら祝う習慣が定着し、国際的に有名な祭りとなりました。現在では約2週間にわたり、豪華な仮装パレードや仮装コンテスト、天使の飛翔などのイベントが行われ、約300万人の観光客が訪れます。カーニバル期間中はサンマルコ広場を中心に、街全体が幻想的な雰囲気と熱気に包まれ、まるで違う世界へ来たかのよう。ベネチアのカーニバルは歴史と文化が融合した一大イベントであり、一度は訪れてみたい魅力的な祭りです

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ベネチアを代表する世界遺産のサンマルコ寺院。いつも観光客や参拝者が長蛇の列を作っているイタリアの聖地です。9世紀に聖マルコの遺体をまつるために建設された由緒ある寺院で、1807年以降ベネチア大司教座が置かれた大聖堂となっています。建築当時のビザンティン様式のほか、改築によってロマネスク・ゴシック・ルネサンスなどさまざまな建築様式が混ざり合った迫力ある建物と、聖マルコ像や最後の審判の壁画、黄金のモザイクタイルなどの美しい装飾は壮観。なかでも黄金と宝石で輝く「パラ・ドーロ」はサンマルコ寺院の象徴です。2階部分は博物館になっており、貴重な美術品が多く展示されています。バルコニーから見渡すサンマルコ広場も見ごたえがあります。

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8世紀に建てられたゴシック様式の建築物、ドゥカーレ宮殿。ベネチア共和国時代は総督の公邸や政庁として使われるなど複合機能を持った建物で、14世紀から16世紀にかけて改修され、現在の姿で残っています。内部は、15世紀から16世紀にかけて活躍したティントレットを筆頭にベネチア派の画家たちが手がけた天井画が多数残されており、細部にわたり豪華な装飾が施されているのが特徴。見どころは、美しい外観をはじめ、金箔の装飾が見事な「黄金の階段」や見渡す限りの絵画で部屋全体が芸術作品のような「大評議会の間」。そのほかにも、市民の投書が投函された目安箱や牢獄など見どころ満載で、ベネチアを訪れるとぜひ足を運びたい観光スポットです。

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カナル・グランデは、世界遺産「ベネチアとその潟」を構成する、水の都のメインストリートです。この大運河は、ゴンドラや水上タクシーで遊覧でき、歴史と芸術が織りなす壮麗な景観を楽しめ、なかでも四つの橋と教会がとくに人気です。16世紀に建造されたリアルト橋は全長48mの最も有名な太鼓橋で、橋の上の商店もにぎわっています。サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会は、ベネチアを代表するバロック様式の建物で、真っ白な外観と緑色のドームが印象的です。運河沿いは、「世界で最も美しい通り」と称され、ルネサンスやバロックなどさまざまな様式の豪華な建築物が立ち並んでおり、ベネチア共和国の繁栄と芸術性を物語っています。

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ため息橋は白い大理石で造られた橋で、16世紀に架けられました。ゴンドラに乗ったカップルが日没にこの橋の下でキスをすると、永遠の愛が約束されるというロマンティックな言い伝えがあり、人気の観光スポットです。今となってはゴンドラの定番コースですが、もともとはドゥカーレ宮殿の尋問室と対岸にある牢獄を繋ぐ橋でした。投獄されていく囚人がこの橋を渡る際に、ベネチアの美しい風景を眺めながらこの世に別れを告げてため息をついたということから、19世紀にイギリスの詩人ジョージ・バイロンによってその名が付けられました。現在では橋を渡ることも可能で、ため息橋から眺めるベネチアの景色、ゴンドラから眺める白亜のため息橋、どちらも一見の価値ありです。

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サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会は、1629年からイタリア全土で大流行した病の終焉を聖母マリアに感謝するために建立されました。運河の水と太陽に照らされて輝く美しい姿から「大運河の貴婦人」とも呼ばれています。水上バスで近づくにつれ見えてくるのは、細やかな装飾と外壁に飾られている100体以上の彫刻たちが麗しい外観。内部は八角形の本堂で、主祭壇には聖母マリアが病から救済する姿を表現した彫刻があり、聖具室にはベネチア派の画家ティツィアーノの天井画やティントレットの作品などが飾られています。毎年11月21日には聖母マリアに健康を祈る祭り「フェスタ・デッラ・マドンナ・デッラ・サルーテ」が開催され、多くの人で賑わいます。

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マッジョーレ島は、サンマルコ広場からも見える距離にあり、ベネチアから気軽に訪れられる島の一つです。水上バスで向かう途中には、金の円球が特徴的な税関の施設「プンタ・デッラ・ドガーナ」やドゥカーレ宮殿などの景色を楽しめます。島の最大の見どころは、白いファサードと鐘楼が美しい、サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会。ルネサンス後期の建築家アンドレア・パラーディオが手がけた教会で、主祭壇には画家ティントレットの作品「最後の晩餐」などがあり、ベネチア派の絵画を楽しめます。鐘楼に登ると海に浮かぶベネチア市街やサンマルコ寺院、ドゥカーレ宮殿などを望め、中心部からみる景色とはまたひと味違ったベネチアの美しさを堪能できます。

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世界的に有名なガラス工芸「ベネチアングラス」の産地で知られる、ムラーノ島。島内では、ガラス作品の展示が見られるガラス博物館や職人の技術を間近で見学できる工房などもあり、ワークショップに参加するとオリジナルのベネチアングラスを作る体験が楽しめます。そのほかにも、ガラス製の装飾が美しいドゥオモ・ディ・ムラーノ教会やフレスコ画が見事なサン・ピエトロ・マルティーレ教会、島のランドマークであるサント・ステファノ広場の時計塔など、見どころがたくさん。また、フォンダメンタ・デイ・ヴェトライ通りには、ガラス製品の専門店やレストラン、カフェなどが軒を連ねており、ショッピングはもちろん散策にもおすすめの観光スポットです。

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繊細で美しい工芸品「レース編み」とカラフルな町並みが魅力のブラーノ島。もともと漁師の町であったブラーノ島では、漁網作りの技術を活かしたレース編みが特産品となり、現在も高級品として人気を集めています。島内には、16世紀に作られた豪華な衣装をはじめ貴重な展示が見られるレース博物館もあり、一見の価値ありです。また、ブラーノ島のもう一つの見どころは、色鮮やかで個性的な町並み。漁師が冬の濃霧のなかでも自分の家を見分けられるように鮮やかな色を塗ったことが始まりとされており、カラフルな家々が立ち並ぶ景色は、まるで絵本の世界に迷い込んだかのよう。島のどこを切り取って撮影しても美しく、フォトジェニックな写真がたくさん撮れる島です。

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ベネチアの代表的な橋として知られる、リアルト橋。カナル・グランデに架かる四つの橋の内の一つで、もっとも有名な橋です。長さ約48m、幅約22m、高さ約7.5mの巨大なアーチ橋で、その見た目と大きさから「白い巨象」とも称されています。建築当初は木造でしたが、耐久性などの問題から一般公募で選ばれたアントニオ・ダ・ポンテの設計により1591年に石造りの橋が開通しました。橋の上にはお土産屋などが軒を連ねており、ゴンドラや水上バスが行き交う景色を見られます。橋の中央からはカナル・グランデと市街の眺めを両方堪能でき、夜間にはライトアップも。時間帯によって変化する風景を楽しめるため、昼と夜どちらも訪れるのがおすすめです。

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アカデミア美術館は、中近世に活躍したベネチア派の画家たちによる作品が多数展示されている美術館です。前身は1750年にベネチア派の画家ジョヴァンニ・バッティスタ・ピアツェッタが創立した美術学校で、19世紀に美術館として独立しました。内部は24室に分かれており、14世紀から18世紀までのベネチア派の作品を中心にゴシックからルネサンス、バロックへと移りゆくイタリア芸術を歴史順に鑑賞できます。また、ベネチア派を代表する画家ジョヴァンニ・ベッリーニや、ベネチア三大画家のティツィアーノ・ヴェチェッリオ、ティントレット、パオロ・ヴェロネーゼの代表作も多く、芸術作品が好きな方にはぜひ訪れてほしい美術館です。

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1792年に開場した歌劇場、フェニーチェ劇場。イタリア語で「不死鳥」を意味するフェニーチェは、1773年の火災で焼失したベネチアの他の歌劇場を後継する存在として名づけられました。その歴史は古く、ヴェルディの「椿姫」をはじめ、ストラヴィンスキーやロッシーニなど多数の名作オペラの初演場所としても知られ、現在でも新作オペラが初演されています。内部はパステルブルーやゴールドを基調とした華やかな内装で細やかな彫刻も美しく、イタリアらしい豪華な装飾が特徴です。劇場内は名作オペラのDVDやCDを販売するショップがあるほか、リハーサルの時間以外は見学が可能。観光客向けの見学ツアーもあるため、オペラ鑑賞とあわせて参加するのもおすすめです。

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サント・ステファノ教会は、14世紀に再建されたベネチアの代表的なゴシック様式の教会です。レンガ造りの外壁にはバルトロメオ・ボンの手がけた大理石の彫刻が施され、内部の天井は船大工による船底構造を採用した木造の造りが特徴です。最大の見どころは、教会内の聖具室に飾られている、ルネサンス期のベネチア派を代表する画家ティントレットによる「最後の晩餐」。そのほかにも、「弟子の足を洗うキリスト」や「ゲッセマネの祈り」といったティントレットの晩年の作品があり、躍動感溢れる登場人物たちの生き生きとした姿は訪れる人を魅了します。アカデミア美術館からも徒歩5分と近く、両方訪れてベネチア派の芸術作品に浸るのも楽しみ方の一つです。

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コッレール博物館は、サンマルコ広場を囲む建物の一角に造られた市立博物館です。名前の由来となったベネチア貴族テオドール・コッレールのコレクションを中心に展示されており、14~18世紀のベネチアの歴史や当時の貴族の生活の様子がうかがえるのが特徴です。見どころは、イタリア人彫刻家アントニオ・カノーヴァの展示フロアや、ヤコポ・ベッリーニの「キリストの磔刑」をはじめ、15~18世紀のイタリアやベネチアを代表する芸術家の絵画コレクション。また、オーストリア皇后エリザベートの滞在した部屋や調度品、天井画が見事なサンソヴィーノの大広間なども必見です。貴重な彫刻や絵画作品を間近で鑑賞できるため、美術や歴史好きの方におすすめのスポットです。

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スクロヴェーニ礼拝堂

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ジョットのフレスコ画で有名な礼拝堂。ジョット・ブルーと呼ばれる青色が特徴的で、唯一無二の世界観が広がっています。

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ベネチアから電車で約30分
アレーナ・ディ・ヴェローナ

アレーナ・ディ・ヴェローナ

ローマ時代の美しい円形劇場。現在でもオペラなどの会場として使用されており、古代の人々と同様に娯楽が楽しめます。

アクセス
ベネチアからバスで約1時間30分~2時間
トレヴィーゾ

トレヴィーゾ

街中に運河が流れ、歴史の深い街。ティラミス発祥の地としても知られており、クラシックな味が楽しめます。

アクセス
ベネチアから電車で約30分~40分
アルピーニ橋

アルピーニ橋

町のシンボル的存在の橋の上から、赤煉瓦の屋根が特徴の家並みや絵画のような風景が一望できます。

アクセス
ベネチアから電車で約1時間30分

ベネチアのおすすめ情報

Information

グルメ

スパゲッティ・ネーロ

スパゲッティ・ネーロ

ベネチア名物のイカスミのスパゲッティです。トマトソースにイカスミを加えてソースを作るのがベネチア流。

リゾット・アル・ネーロ・ディ・セッピア (イカ墨パスタ) 料理 イメージ

リゾット・アル・ネーロ・ディ・セッピア

ベネチアで愛されているイカスミのリゾットで、イカスミとトマトのコクのある味わいが人気の秘訣です。

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