クルーズ旅行でひどい船酔いの経験者は1割程度!?「また行きたい」人が8割以上! クルーズ旅行経験者へアンケート調査 ~ 船上での感動エピソード付き ~
クルーズ旅行経験者を対象にアンケート調査を実施しました。クルーズ旅行の魅力や、初参加後における印象の変化、船酔いについてなど、経験者ならではの回答が集まっています。
寄港地や発着地の増加、サービスの充実、リーズナブルな価格帯のプラン増加などもあり、第2のクルーズ元年到来かと言われるほど、現在クルーズ旅行の需要が高まっています。
そこでクルーズ旅行経験者に対してアンケートを実施しましたので、その結果をご報告します。
比較的リーズナブルで参加しやすい日本エリアのクルーズが1位。「地中海・エ ーゲ海」もクルーズ旅行の定番となっており、36.6%の方が経験ありと答えています。「南極・北極エリア」「世界一周」など、参加ハードルの高そうなエリアにおいても1割以上の経験者がいました。
船内での飲食が1位で78.6%。クルーズ旅行においては、旅行費に船内の飲食費が含まれるケースが多いです。そのため、
「朝食から夜食まで、ずっと美味しいものが並んでおり、好きなものが食べられて感動でした」
「夜間にプールサイドまでルームサービスのハンバーガーと飲み物を持って来てくれた」など、食に関するサービスの良さや便利な部分に魅力を感じておられる方が多いようです。
また、クルーズ旅行で一番楽しかったことは何ですか?という以下質問に対しても、1位は「船内レストランでの食事」、2位が「ダンスや音楽などのショー鑑賞」となっています。
回答者の中からは、
「船は想像以上に大きく、色々な施設があり飽きなかった」
「船内でのショーや参加型のエンターテーメントが日替わりで開催されて飽きることなく充実した船上ライフを過ごせた」
といったコメントがありました。
クルーズ旅行に初めて参加した後で、印象がどう変わったかという質問に対し、「旅行前よりも後の方が印象が大変良くなった」が42.0%、「旅行前よりも後の方が印象が良くなった」が36.6%と、合計で約8割もの方が印象を良くしていることがわかります。
以下は、印象が良くなった方のコメントです。
「外国人が多く馴染めないことを危惧していたが、フレンドリーな客ばかりで非常に楽しめたから」
「予想以上にリーズナブルだった」
「想像以上の豪華さで夢見心地でした」
など、交流やお金に関する不安が払しょくされたり、想像以上の感動を与えてくれたりといったことが印象の良さに影響しているようです。
船上で過ごす時間の長いクルーズ旅行においては、船酔いを心配される方も多いでしょう。
しかし「ひどい船酔いをした」という方は「海が荒れているとき」は1割程度、「海が荒れていない平常時」は1割以下と少なく、また、クルーズ旅行の経験回数が多い方が該当する傾向にあります。
もちろん、「狭い客室にいると船酔いする」「外海に出た瞬間ものすごい波」など船酔いに困った方もいらっしゃるようです。クルーズ旅行に参加される際、乗り物酔い、船酔いしやすい方は、酔い止め薬を用意するなど、対策をしておきましょう。
83%の人が、またクルーズ旅行に行きたいと考えているようです。クルーズ船によっても施設やイベント、食事内容は異なりますし、同じクルーズ船でも一回では楽しみきれないという方もいます。船の上にずっといて飽きるのでは?という心配を耳にすることもありますが、このような結果からも、クルーズ旅行は決して飽きるものではないことがおわかりいただけるでしょう。
また、「こういったクルーズ旅行を企画してほしいという内容」についても聞いたところ、以下のように多くの意見を頂きました。
クルーズ旅行も多様化が進み、プラスアルファの要素が入ったクルーズ旅行も今後増えてくるかもしれません。
「クルーズ旅行を人にも勧めようと思う」方は、7割以上もいます。
そんなクルーズ旅行における、実際にあった感動エピソードの一部を紹介しましょう。
「朝早くに大浴場に行ったら、海とのぼり立ての太陽が窓から見えてとても良かった」
「様々な世代の人たちと色々な体験談、旅行記などを聞くことができた」
「海は広いな大きいな、を実感できて感動した」
「ドレスコードがあるのでフォーマル日はお洒落してのディナー。その後のライブ演奏やショーは素晴らしかったのでラグジュアリーな気分に浸れ感動しました」
「介護中の母親が以前毎年のように利用していたクイーンエリザベスで、息子の自分に船長始めスタッフの皆さんが心暖まる声とメッセージをいただいた」
「イルカが船と並走した」
「朝食の際同席したカナダからの年配ご夫婦との会話「日本にはずいぶん前に行ったことがある。朝鮮戦争で負傷して東京の病院に運ばれた。その時面倒を見て、励ましてくれたのがこいつさ!」と奥さんを紹介された」
「気持ちにゆとりがあり、ゆったり旅を楽しんでいるせいか、乗り合わせたどこの国の人もみんないい人ばかりで、そうした人達との接触は、船旅の大きな収穫と思える」