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カーステンボッシュ植物園/南アフリカ南アフリカ原産の花咲き乱れる植物園

カーステンボッシュ植物園

Story

アフリカ大陸の南端に突き出たケープ半島。その突端は「嵐の岬」とも呼ばれる喜望峰。吹き荒れる強風に耐え、フィンボスと呼ばれる背の低い灌木が生い茂っています。世界遺産に登録されたケープ植物区保護地域群の総面積は約5530㎢。喜望峰自然保護区をはじめとする8つの保護区に、アフリカ大陸の植物の約20%が自生し、そのうち70%近くが固有種という南アフリカ原産の植物の宝庫です。

なかでも、テーブルマウンテンの南側斜面に位置するカーステンボッシュ植物園は、8つの保護区の中で唯一の植物園。南アフリカ共和国の国花で、花の王様と称えられる約100種ものプロテアが、華麗に咲きそろうプロテアガーデンは圧巻。また、針刺し状の花を咲かせるプロテアに似たピンクッション、白やピンクの小さな筒状の花を枝いっぱいにつけるエリカなど、珍しい花々が色鮮やかに美を競います。

花の見ごろは、園内の花々が一斉に咲く8月中旬〜10月中旬の春。背の高い木がほとんどなく、百花繚乱のお花畑を一望に見渡せます。広い園内にはレストランやショップなどの施設も整備され、人の背丈を超える巨大なサボテンや多肉植物が茂るサボテン園は、太古の世界に迷い込んだような楽しさ。舗装された遊歩道をのんびりと散策すれば、そびえ立つテーブルマウンテンが秀麗な山容を見せ、眼下に自然と調和したケープタウンの美しい街並みが広がります。

Photos

キングプロテア

人の顔ほどにもなる大きさの花を咲かす、キングプロテア

ピンクッション

めしべのひとつひとつが、針のように見えるピンクッション

Data

登録名
ケープ植物区保護地域群
登録年
2004年
分類
自然遺産
国名
南アフリカ
住所
Rhodes Dr, Newlands, Cape Town, 7735 南アフリカ
アクセス
カーステンボッシュ植物園へは、ケープタウンから車で約10分。
ベストシーズン
10月〜2月頃