Story
オーストラリアの東部、クイーンズランド州のハービー・ベイ沖に南北約120kmにわたって伸びるガリ(旧フレーザー島)は、島のほとんどが砂からできている世界最大の砂の島。砂丘の上に亜熱帯雨林が群生する特異な自然環境から1992年、世界自然遺産に登録されました。
ガリ(旧フレーザー島)には大小40を超える淡水湖が点在、世界有数の透明度を誇っていますが、なかでも最大のマッケンジー湖は限りなく透き通った水を湛える、まるで水晶のような湖です。また、イーライ・クリークと呼ばれる清水が湧きだす小川が流れ、その透明感は純白の砂底が目にまぶしいほど。島の東海岸では100km以上にわたって続く75マイルビーチの白砂の浜に、赤錆びた船体をさらす難破船マヒノ号が印象的。1905年に建造された客船で、第一次世界大戦中は病院船として利用され、第二次世界大戦中は空軍・海軍の演習用の標的になり、その後売却され日本へ曳航中に、この浜辺に打ち上げられた数奇な運命を持っています。島の動物相も豊かで、オーストラリア純血種の野犬ディンゴをはじめ、350種を超える野鳥、海にはジュゴンやイルカなど、さまざまな野生動物が生息しています。
島内には環境に配慮したリゾートもあり、エコ・ツーリズムが体験できます。砂丘に広がる亜熱帯雨林や湖、小川などをめぐるエコ・ツアー、野生動物ウォッチングなどの豊富なアクティビティで、世界でも類まれな自然遺産の島を満喫してみてはいかがでしょう。
ガリ(旧フレーザー島)には大小40を超える淡水湖が点在、世界有数の透明度を誇っていますが、なかでも最大のマッケンジー湖は限りなく透き通った水を湛える、まるで水晶のような湖です。また、イーライ・クリークと呼ばれる清水が湧きだす小川が流れ、その透明感は純白の砂底が目にまぶしいほど。島の東海岸では100km以上にわたって続く75マイルビーチの白砂の浜に、赤錆びた船体をさらす難破船マヒノ号が印象的。1905年に建造された客船で、第一次世界大戦中は病院船として利用され、第二次世界大戦中は空軍・海軍の演習用の標的になり、その後売却され日本へ曳航中に、この浜辺に打ち上げられた数奇な運命を持っています。島の動物相も豊かで、オーストラリア純血種の野犬ディンゴをはじめ、350種を超える野鳥、海にはジュゴンやイルカなど、さまざまな野生動物が生息しています。
島内には環境に配慮したリゾートもあり、エコ・ツーリズムが体験できます。砂丘に広がる亜熱帯雨林や湖、小川などをめぐるエコ・ツアー、野生動物ウォッチングなどの豊富なアクティビティで、世界でも類まれな自然遺産の島を満喫してみてはいかがでしょう。