Story
首都ザグレブから南へ約110km、ボスニア・ヘルツェゴビナとの国境近くに広がるヨーロッパ屈指の自然公園。200km²もの広大な森に大小16の湖と92カ所の滝が点在し、世界でも類を見ない美しい景観をつくり出しています。
年間80万人もの観光客を魅了するのは、標高150〜639mで階段状に連なる湖と、それらを結ぶダイナミックな滝の躍動感。石灰華の働きでできた自然のダムが川の流れをせき止め、この特徴的な景観をつくり出しました。湖水の色はミネラルや有機物の量、日照角度により時にエメラルドグリーン、時にコバルトブルーと絶え間なく変化します。非常に透明度が高く、湖畔の木道からも群れをなして泳ぐ魚が確認できるほど。
一帯はブナやモミの原生林に覆われ、野生のクマやオオカミ、希少な鳥類が多く生息。これらの環境に配慮して、遊覧船やバスなど園内の移動手段はすべて電動によるエコ仕様となっています。
1991年に勃発した紛争により危機遺産リスト入りするも、戦闘終了後は公園の保全体制も整って、すっかり本来の美しさを取り戻しました。ベストシーズンは夏ですが、秋の紅葉もすばらしく、冬は冬で雪景色や凍てついた滝が風情たっぷり。清涼な山の空気を味わいながら湖群を巡れば、気分もリフレッシュできることでしょう。
年間80万人もの観光客を魅了するのは、標高150〜639mで階段状に連なる湖と、それらを結ぶダイナミックな滝の躍動感。石灰華の働きでできた自然のダムが川の流れをせき止め、この特徴的な景観をつくり出しました。湖水の色はミネラルや有機物の量、日照角度により時にエメラルドグリーン、時にコバルトブルーと絶え間なく変化します。非常に透明度が高く、湖畔の木道からも群れをなして泳ぐ魚が確認できるほど。
一帯はブナやモミの原生林に覆われ、野生のクマやオオカミ、希少な鳥類が多く生息。これらの環境に配慮して、遊覧船やバスなど園内の移動手段はすべて電動によるエコ仕様となっています。
1991年に勃発した紛争により危機遺産リスト入りするも、戦闘終了後は公園の保全体制も整って、すっかり本来の美しさを取り戻しました。ベストシーズンは夏ですが、秋の紅葉もすばらしく、冬は冬で雪景色や凍てついた滝が風情たっぷり。清涼な山の空気を味わいながら湖群を巡れば、気分もリフレッシュできることでしょう。