Story
「ずっとずっと南の地球の先っぽに」あるという、一年中花咲く夢のような島へ旅立った体験をつづり、ロングセラーとなっている旅行記「天国にいちばん近い島」。その舞台こそ、南太平洋に浮かぶフランス領の島々、ニューカレドニアです。ここには世界遺産に登録されたラグーンがあり、豊かな海の生態系が保たれています。
ニューカレドニアの主島グランドテール島と周囲の島々を取り巻くバリア・リーフの長さは1,600㎞。オーストラリアのグレート・バリア・リーフに次ぐ長さを誇り、ラグーンの面積は23,400㎢と世界最大です。ニューカレドニアの島々は、古生代から中生代にかけ南半球に広がっていた巨大大陸、ゴンドワナの一部だったと考えられ、分裂する前のゴンドワナ時代の名残りを留める固有種も生息。魚類約1,950種、サンゴ約300種など、約15,000種もの多様な生物を育み、絶滅が危惧されるジュゴンやウミガメなどの聖域にもなっているラグーンは、海の生き物たちにとって、まさに天国といえるでしょう。
グランドテール島南部の首都ヌメアから南東約110㎞の距離には「海の宝石箱」とも呼ばれるイル・デ・パン島、グランドテール島の東、ロイヤリティ諸島には「天国にいちばん近い島」の舞台となったウベア島があり、ダイビングやシュノーケリングで世界遺産のリーフやラグーンを満喫でき、貴重な海の生き物たちが手が届くほど間近に。ただし、くれぐれも生き物には手を触れない、が鉄則です。
ニューカレドニアの主島グランドテール島と周囲の島々を取り巻くバリア・リーフの長さは1,600㎞。オーストラリアのグレート・バリア・リーフに次ぐ長さを誇り、ラグーンの面積は23,400㎢と世界最大です。ニューカレドニアの島々は、古生代から中生代にかけ南半球に広がっていた巨大大陸、ゴンドワナの一部だったと考えられ、分裂する前のゴンドワナ時代の名残りを留める固有種も生息。魚類約1,950種、サンゴ約300種など、約15,000種もの多様な生物を育み、絶滅が危惧されるジュゴンやウミガメなどの聖域にもなっているラグーンは、海の生き物たちにとって、まさに天国といえるでしょう。
グランドテール島南部の首都ヌメアから南東約110㎞の距離には「海の宝石箱」とも呼ばれるイル・デ・パン島、グランドテール島の東、ロイヤリティ諸島には「天国にいちばん近い島」の舞台となったウベア島があり、ダイビングやシュノーケリングで世界遺産のリーフやラグーンを満喫でき、貴重な海の生き物たちが手が届くほど間近に。ただし、くれぐれも生き物には手を触れない、が鉄則です。