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コモド国立公園/インドネシア恐竜のようなオオトカゲが棲む太古からの自然の島

コモド国立公園

Story

20世紀の初め、この島で恐竜の生き残りかと思われる巨大生物に遭遇したヨーロッパ人が、コモドドラゴンと呼んだコモドオオトカゲ。その生物の棲む島はインドネシアのコモド島。ジャワ島の東に連なる小スンダ列島の中ほどにあり、リンチャ島、パダール島とともにコモド国立公園に指定され、1991年には世界遺産に登録されました。

コモドオオトカゲ(別名コモドドラゴン)はコモド島と近隣の島々に分布し、成長すると体長約3m、体重は100kg以上にもなる世界最大級のトカゲ。周辺の海は潮の流れが激しく容易に近づけないことから、外界から隔絶された生態系を育み、コモドオオトカゲも今に生き延びることができたといわれています。生息数は数千頭と推定されますが、開発により数が激減しており、現在は絶滅危惧種に指定されています。時には家畜や人間を襲うこともあるため、コモドオオトカゲに近づくにはレンジャーとの同行が必須。巨体を求めて島内を巡る、アドベンチャー気分の味わえる観察ツアーです。

オーストラリアからの乾燥した季節風により、サバンナの草原が広がるコモド島内。周囲の海に目を転じてみれば、サンゴ礁が広がり、純白の砂浜を澄み切った海水が洗います。白砂に砕けた赤いサンゴが混ざるピンクビーチは、その美しさはもちろんシュノーケリングの楽しみも。太古の世界へ遡る旅のあと、イルカ、クジラ、ウミガメなど多様な海洋生物が息づく海中世界を覗いてみてはいかが。

Photos

コモドドラゴン

コモドオオトカゲは、絶滅危惧種に指定されている世界最大級のトカゲ

コモド島 ピンクビーチ

白砂に砕けた赤いサンゴが混ざるピンクビーチ

Data

登録名
コモド国立公園
登録年
1991年
分類
自然遺産
国名
インドネシア
住所
FFCM+W88, Komodo, Kec. Komodo, Kabupaten Manggarai Barat, Nusa Tenggara Tim., インドネシア
アクセス
バリ島経由のツアーにて
ベストシーズン
通年