Story
蒼穹を突く切り立つ尖峰や岩塔、そして灰白色に輝く岩肌。2009年に世界自然遺産に登録されたドロミテ(イタリア語でドロミーティ)は、オーストリアとの国境近くに広がる北イタリアの山塊。その地質学的にも特異な山容の連なりは、太古の地殻変動によって隆起した珊瑚礁が氷河に削られ、さらなる浸食作用で形成されました。
ドロミテの名は、18世紀にこの地で炭酸マグネシウムの含有量が高い石灰岩系の鉱物を発見したフランスの地質学者ドロミューに由来しています。その鉱物はドロマイトと名付けられ、山塊はドロミテと呼ばれるようになりました。世界遺産に登録された9地域には最高峰のマルモラーダ山(標高3,342m)をはじめ、3,000mを超える山が18峰あり、数え切れないほどのハイキング、トレッキングコースが整備され、初心者でも気軽に世界に類のない景観を満喫できます。
ドロミテ観光の東の玄関口は、周囲を世界遺産の山塊に囲まれたコルティナ・ダンペッツォ。ロープウェイで手軽に3,000m級の頂上に立つことができ、眼下に広がるパノラマは実に雄大。バスで30分も走れば、正面にトレ・チーメ(3つの頂の意味)の岩峰を望むドロミテを代表する湖、ミズリーナ湖の絶景が楽しめます。またコルティナ・ダンペッツォから、西の観光拠点ボルツァーノへ向かうドロミテ街道のドライブも魅力。最高地点のポルドイ峠(標高2,239m)からロープウェイに乗れば、最高峰のマルモラーダ山が一望です。
ドロミテの名は、18世紀にこの地で炭酸マグネシウムの含有量が高い石灰岩系の鉱物を発見したフランスの地質学者ドロミューに由来しています。その鉱物はドロマイトと名付けられ、山塊はドロミテと呼ばれるようになりました。世界遺産に登録された9地域には最高峰のマルモラーダ山(標高3,342m)をはじめ、3,000mを超える山が18峰あり、数え切れないほどのハイキング、トレッキングコースが整備され、初心者でも気軽に世界に類のない景観を満喫できます。
ドロミテ観光の東の玄関口は、周囲を世界遺産の山塊に囲まれたコルティナ・ダンペッツォ。ロープウェイで手軽に3,000m級の頂上に立つことができ、眼下に広がるパノラマは実に雄大。バスで30分も走れば、正面にトレ・チーメ(3つの頂の意味)の岩峰を望むドロミテを代表する湖、ミズリーナ湖の絶景が楽しめます。またコルティナ・ダンペッツォから、西の観光拠点ボルツァーノへ向かうドロミテ街道のドライブも魅力。最高地点のポルドイ峠(標高2,239m)からロープウェイに乗れば、最高峰のマルモラーダ山が一望です。