Story
ユカタン半島南部、メキシコとグアテマラに国境を接し、カリブ海に面したベリーズは、1981年に英国から独立したアメリカ大陸で一番新しい国。その表玄関、国際空港があるベリーズ州の沖合約20kmにはオーストラリアのグレート・バリア・リーフに次ぐ世界第2位の広さのサンゴ礁が200km以上も群生。「ベリーズのバリア・リーフ保護区」として、1996年に世界遺産に登録されました。
この海域は透明度が非常に高く、海水の温度は平均20度以上、サンゴの成長に必要な養分と酸素が十分に保たれており、約65種ものサンゴを見ることができます。また周辺には、時折イルカやマナティーが姿を見せ、絶滅が危惧されるウミガメが産卵にやってくるなど、豊かな生態系が残されています。サンゴ礁でできた小島の数は実に150以上。中でもライトハウス・リーフには、「海の怪物の寝床」と呼ばれる、直径約313mの巨大なブルーホールがあり、妖しくも神秘的な美しさで世界各国のダイバーを惹きつけています。まさに手つかずに見える自然ですが、近年はマングローブの伐採や観光開発などから海洋汚染が危惧され、2009年には危機遺産に登録されました。
ベリーズは公用語が英語のため言葉も通じやすく、初心者でもダイビングツアーやシュノーケリングで、気軽にサンゴ礁の海中世界を満喫できます。世界でも稀な自然景観をいつまでも楽しむために、私たちに何ができるのか、改めて考えるよい機会にもなることでしょう。
この海域は透明度が非常に高く、海水の温度は平均20度以上、サンゴの成長に必要な養分と酸素が十分に保たれており、約65種ものサンゴを見ることができます。また周辺には、時折イルカやマナティーが姿を見せ、絶滅が危惧されるウミガメが産卵にやってくるなど、豊かな生態系が残されています。サンゴ礁でできた小島の数は実に150以上。中でもライトハウス・リーフには、「海の怪物の寝床」と呼ばれる、直径約313mの巨大なブルーホールがあり、妖しくも神秘的な美しさで世界各国のダイバーを惹きつけています。まさに手つかずに見える自然ですが、近年はマングローブの伐採や観光開発などから海洋汚染が危惧され、2009年には危機遺産に登録されました。
ベリーズは公用語が英語のため言葉も通じやすく、初心者でもダイビングツアーやシュノーケリングで、気軽にサンゴ礁の海中世界を満喫できます。世界でも稀な自然景観をいつまでも楽しむために、私たちに何ができるのか、改めて考えるよい機会にもなることでしょう。