Story
青い海、降り注ぐ太陽…コロンブスが地上で一番美しい島と称えたカリブ海最大の島キューバ。その首都ハバナは、16世紀にスペイン人によって征服・建設されたコロニアル都市です。スペインと中南米の貿易の拠点として繁栄を極めた街は4つの要塞で守りを固め、海賊やヨーロッパ列強の侵入を阻みました。しかし19世紀にはアメリカの保護国となったキューバ。ハバナ旧市街を歩けば、スペイン風のコロニアル建築とともに、複雑な歴史のなごりが垣間見られます。
運河沿いのアルマス広場から歩き始めると、すぐに姿を現わすハバナ大聖堂は、旧市街の中心的存在。18世紀に建てられた白を基調としたバロック建築で、正面に建つ形の異なる2つの塔が印象的です。大聖堂から北に進むと、スペイン・コロニアル様式の革命博物館が偉容を誇ります。この建物は旧大統領官邸で、展示された武器や資料がキューバ革命を今に伝えます。ここから南に向かうと、国立オペラ団や国立バレエ団の公演が行われるガルシア・ロルカ劇場、アメリカの連邦議会議事堂を模した旧国会議事堂などの堂々たる建物が点在。街を行き交う1940~50年代のアメリカ車が目を奪います。
革命以降、近代化が遅れているキューバですが、人々は陽気な笑顔を絶やすことがありません。スペイン風の街並みに流れるサルサなどの音楽、底抜けに明るいラテン系の人々。現代文化に染まらない、ゆったりとした時が流れる世界遺産の街へ出かけてみませんか。
運河沿いのアルマス広場から歩き始めると、すぐに姿を現わすハバナ大聖堂は、旧市街の中心的存在。18世紀に建てられた白を基調としたバロック建築で、正面に建つ形の異なる2つの塔が印象的です。大聖堂から北に進むと、スペイン・コロニアル様式の革命博物館が偉容を誇ります。この建物は旧大統領官邸で、展示された武器や資料がキューバ革命を今に伝えます。ここから南に向かうと、国立オペラ団や国立バレエ団の公演が行われるガルシア・ロルカ劇場、アメリカの連邦議会議事堂を模した旧国会議事堂などの堂々たる建物が点在。街を行き交う1940~50年代のアメリカ車が目を奪います。
革命以降、近代化が遅れているキューバですが、人々は陽気な笑顔を絶やすことがありません。スペイン風の街並みに流れるサルサなどの音楽、底抜けに明るいラテン系の人々。現代文化に染まらない、ゆったりとした時が流れる世界遺産の街へ出かけてみませんか。