Story
スペイン北西部に位置するガリシア州の州都サンティアゴ・デ・コンポステーラは、エルサレム、ローマと並ぶキリスト教三大聖地のひとつであり、「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の終着地。9世紀に聖ヤコブ(サンティアゴ)の墓が発見されて以来、巡礼者がヨーロッパ中から引きも切らず訪れます。
町の中心はオブラドイロ広場。ここに巡礼の最終目的地である聖ヤコブの遺骸を祀った大聖堂が建っています。大聖堂は初期の聖堂が焼失した後、11世紀からロマネスコ様式で再建が始まり、その後数世紀にわたりさまざまな様式で改修が加えられ現在の荘厳な姿になりました。また、15世紀に巡礼者のための病院としてオブラドイロ広場の一角に建てられた旧王立施療院が、今は5つ星のパラドール(国営ホテル)となって旅人を迎えてくれます。広場を中心に何世紀にもわたって築かれてきた旧市街には、歴史を感じさせる建造物が数多く残ります。ガリシア州の特産である花崗岩を使った石造りの美しい町並みを眺め、タコのガリシア風など豊富な魚介類や、エンパナーダ(ガリシア風パイ)などの郷土料理に舌鼓を打つのも一興です。
1000年以上も前から数多くの敬虔なキリスト教徒が目指したサンティアゴ・デ・コンポステーラには、さまざまな文化が流入し、至宝ともいえる建築群が誕生しました。バルやカフェなどが並ぶ中世からの石畳の道を歩き、濃密な空気を感じてみてはいかがでしょう。
町の中心はオブラドイロ広場。ここに巡礼の最終目的地である聖ヤコブの遺骸を祀った大聖堂が建っています。大聖堂は初期の聖堂が焼失した後、11世紀からロマネスコ様式で再建が始まり、その後数世紀にわたりさまざまな様式で改修が加えられ現在の荘厳な姿になりました。また、15世紀に巡礼者のための病院としてオブラドイロ広場の一角に建てられた旧王立施療院が、今は5つ星のパラドール(国営ホテル)となって旅人を迎えてくれます。広場を中心に何世紀にもわたって築かれてきた旧市街には、歴史を感じさせる建造物が数多く残ります。ガリシア州の特産である花崗岩を使った石造りの美しい町並みを眺め、タコのガリシア風など豊富な魚介類や、エンパナーダ(ガリシア風パイ)などの郷土料理に舌鼓を打つのも一興です。
1000年以上も前から数多くの敬虔なキリスト教徒が目指したサンティアゴ・デ・コンポステーラには、さまざまな文化が流入し、至宝ともいえる建築群が誕生しました。バルやカフェなどが並ぶ中世からの石畳の道を歩き、濃密な空気を感じてみてはいかがでしょう。