バスでの「移動時間」が上質な「旅の1ページ」に変わる
クリスタルクルーザー「菫」(すみれ)の旅
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居住性を追求した「ゆとり」のある空間。シートの背もたれと座面は冷たく硬い印象の本革をあえて使用せず、乗り心地を優先し上質のモケット生地を採用いたしました。 肌が密着するヘッドレストは本革仕様に。通常時でも快適な角度に設定しており、思わず熟睡してしまうような心地よさに包まれます。
運転手の疾病など緊急の場合、自動で停車させるEDSS:【ドライバー異常時対応システム】を新たに搭載。全席3点式シートベルトも新採用し、安全性・快適性が格段に向上しました。
車内シートマップ
まるで、お気に入りの窓辺のソファでくつろぎながら、移りゆく景色を愛でるように。ゆったりした肘掛け、のびのびしたフットレスト。お茶はちょうどよい位置に。 お手まわりの物は、お一人お一人に専用の「シートシェル」へ収納できて、すっきり。自慢のお化粧室完備で、安心です。
何度も実験を重ね、背もたれを通常時でもリラックスできる角度に設定。
さらに20度のリクライニングを実現。
レッグレスト
フットレスト
貴重なお手荷物は、膝の上や床に置いたりせず「菫」(すみれ)オリジナルシェル内へ収納できて安心です。
シェル
ドリンクホルダーと
インアームテーブル
オリジナルシェル
移動時間も旅の大切な一部。安心してお寛ぎいただけるよう細部までこだわり抜いた空間を追求いたしました。より豊かで充実したお時間をご体験ください。
バスの旅において、何より大切なものは車窓風景であると私たちは考えます。少しでもダイナミックなパノラマをお楽しみいただけるよう、「菫」には荷棚を設けておりません。どこまでも続く旅風景をご満喫ください。
デザインプロデュースおよび車両デザイン/
KEN OKUYAMA DESIGN代表
〝バス旅〟の概念を一新し、新しい快適の基準をつくりたい。乗っている時間・空間そのものが、想い出に残る旅として皆様には「菫」(すみれ)で新しい旅をお愉しみいただきたいです。
「TRAIN SUITE 四季島」を手がけ、ゼネラルモーターズ社(米)チーフデザイナー、ポルシェ社(独)シニアデザイナー、ピニンファリーナ社(伊)デザインディレクター、アートセンターカレッジオブデザイン(米)工業デザイン学部長を歴任。フェラーリ エンツォ、マセラティ クアトロポルテなどの自動車やドゥカティなどのオートバイ、船舶、建築、ロボット、テーマパーク等数多くのデザインを手がける。
KEN OKUYAMA DESIGN代表奥山 清行 × 阪急交通社 常務執行役員堤 真也
議論と試行錯誤の積み重ねで、2019年春の誕生へとたどりついた「菫」(すみれ)。その中心を担った二人が万感の想いを込めて語り合いました。
堤 》 移動するだけでなく、バスに乗っていること自体を、お楽しみいただきたい。あらためて「バス」という乗りものに、本気で向き合いたかったのです。
バスだからこそ行ける場所、すばらしい旅を、たくさんのお客様へお届けしたかったのです。高揚感にあふれた、新しい発見のあるバスに、お乗せしたい。
奥山 》 その思いに、大変共感しました。
「TRAIN SUITE 四季島」などの列車を手がけた経験をすべて注いで、外観も内装もデザインしました。列車よりも、日本のふところ深くへ入って行けるバスが、これからの旅には重要です。
長時間乗っていても疲れ知らず、「菫」(すみれ)には、これまでのバスに足りなかった“ゆとり”があります。
奥山 》 あえて総革張りシートにしなかったことも正解でした。冷たく硬い印象の本革よりも快適さなら断然ファブリック、布張りが上です。
堤 》 座り心地はもちろん、細やかな美しい装飾。背もたれの高さ、リクライニングの角度まで、調和された上質さです。実際に腰掛けてみた時は、正直おどろきました。
奥山 》 いわゆる「阪急」ブランドのイメージを大切にしました。お客様は、シックでエレガント、本当にいいものがおわかりになる審美眼をお持ちでいらっしゃる。「菫」(すみれ)を本当にいいバスにしないといけない、そんな確固たる決意でつくった所以でもあります。
堤 》 外観も、阪急らしさがあふれています。シャンパンゴールドのラインと車体の色が調和して気品を感じます。
「菫(すみれ)」という、可憐な命名にも感銘を受けました。
奥山 》 窓から世界中を見てきましたが、バスの窓から見る景色とは、とてもたのしく“特別な視界”だということに気づかされます。心地よく見下ろせる高さがある。「菫」(すみれ)は、荷棚さえありません。広々とした眺めを大切にするからです。
堤 》 荷棚がないため、天井の高さ、奥行きまで広く感じますし、乗車中の車窓からの眺望が増したのは「菫」(すみれ)の大きな特徴となりました。旅から帰ったあと、誰かにお話ししたくなるような「菫」(すみれ)での旅。ご帰宅され、そのお話をされることが、いちばんのお土産かもしれません。
奥山 》 そうやって「菫」(すみれ)の旅の評判が広まっていったなら、望外の喜びです。日本は、本当に美しい国です。いくら見ても、いくら訪れても、足りないくらいです。だから、クリスタルクルーザー「菫」(すみれ)をつくったのです。
お客様に心からリラックスしていただくために、車内のしつらえやインテリアを一から磨き上げました。上質な“旅するための空間”をお楽しみください。
車内でのご案内から旅行中のお世話や御用まで、経験豊富な添乗員が、気持ちよく細やかな対応で、ずっとご一緒させていただきます。
厳選のお宿やホテル、特別なお部屋やお料理など、「菫」(すみれ)の旅だからこその憩いのお時間へ、オリジナリティあふれるプログラムでお迎えします。
旅程やサービスなど、背景やストーリーを大切に。こだわりの“物語”でつむがれる「菫」(すみれ)の旅が、きらめく思い出としてお客様にずっと語られますように。
旅の醍醐味は“一期一会”の出会い。旅先での交流や、お客様の親睦につながるきっかけや機会を、旅の随所に盛り込んでまいります。
「菫」(すみれ)の旅には“体験価値”が盛りだくさん。訪れた地の風土や歴史に触れることで、想像もしていなかった発見やおどろきをお楽しみいただけます。
「菫」(すみれ)の安全機能は最先端。危険な状況の察知・早めの警告、万一の被害軽減など、全方位から安全性を追求し、安心の旅を提供いたします。
車内には、経験豊富な添乗員がおります。おもてなしと気遣いのエキスパート。旅の快適とご満足のため、いつもお客様のおそばに。ご要望やお困りの時には、なんなりとお声掛けを。頼れるSmile(スマイル)でお応えします。