バングラデシュ観光におすすめの名所&人気のスポットランキングバングラデシュ観光ガイド

パハルプール仏教遺跡パハルプール仏教遺跡

首都ダッカを中心に各地に観光地が点在しています。宮殿のような外観のラルバーグフォート、世界遺産パハルプールの仏教寺院遺跡群など、まだ知られざるバングラデシュ観光の魅力をはじめ基本情報から観光情報まで詳しく紹介します。

バングラデシュ観光マップ

Map

バングラデシュのおすすめ観光スポット総合ランキング

Ranking
1
パハルプール仏教遺跡

パハルプール仏教遺跡

バングラデシュ

8世紀ごろに建設されたバングラデシュ最大の仏教遺跡。広大な敷地の中央に巨大な遺跡が佇む姿は圧巻です。

2
シュンドルボン国立公園

シュンドルボン国立公園

バングラデシュ

インドにまで広がる世界最大級のマングローブ地帯。木々の間をクルーズしながら豊かな自然と生態系を感じられます。

3
バゲルハット

バゲルハット

バゲルハット

朱色の外壁と無数のドーム状の屋根が可愛らしい、カン・ジャハン様式のモスクが町中で見られる世界遺産。

4
ゴパーラ寺院

ゴパーラ寺院

プティア

プティアにあるレンガ造りでカーブのかかった屋根が特徴的な寺院。外壁にある神話や民衆の日常を描いたテラコッタは見もの。

5
シヴァ寺院

シヴァ寺院

プティア

ヒンドゥー教の神・シヴァを祀ったプティアの寺院。イスラム軍によってレリーフが剥がされた白い外壁が歴史を感じさせます。

6
ゴビンダ寺院

ゴビンダ寺院

プティア

5本の尖塔が目を惹く、プティアの寺院群のうちの1つ。外壁や柱に無数に嵌め込まれたテラコッタはバングラデシュならではです。

7
パドマ川

パドマ川

バングラデシュ

ヒマラヤからバングラデシュにかけて流れる大河。バングラデシュ最長の橋として2022年に開通したパドマ橋は必見です。

バングラデシュおすすめツアー

バングラデシュのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • オールド・ダッカ

    オールド・ダッカ

    ダッカ

    バングラデシュの首都ダッカ。ダッカは旧市街と新市街の二つの地域に分かれていて、旧市街はオールド・ダッカと呼ばれています。ブリガンガ川のほとりに位置するオールド・ダッカは、17世紀のムガル帝国時代に都が置かれていた地で、昔は当時の史跡が多く現存していました。残念ながら、1857年に勃発した独立戦争によって失われてしまった史跡も少なくありません。ただ、そんな激動の時代の中でも、スター・モスクとラールバーグ・フォートなどの17世紀から19世紀にかけての貴重な建物などが、今もなお現存。人口密度が高く、活気あふれる街には、ヒンドゥー教寺院や小さな商店と飲食店が連なる細い路地などが点在し、独自の光景が広がっています。

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  • アーシャン・モンジール

    アーシャン・モンジール

    ダッカ

    ブリガンガ川沿い、オールド・ダッカの中心部に立つアーシャン・モンジールは、1869年に建築された宮殿であり、バングラデシュで外せない定番の観光スポット。青空をバックに凜とそびえるピンク色の外観が印象的で、ピンクパレスの愛称もあるようです。ダッカの領主ナワブ家の邸宅だった宮殿内部には、陶磁器や調度品などナワブ家ゆかりの品、歴史的な資料、写真パネルも多く展示されており、バングラデシュの歴史や文化を深く学べる博物館として親しまれています。インド・サラセン様式を取り入れた壮麗な建物と、美しい絵画が彩るダンスホール、手入れの行き届いた庭園は特に必見。首都ダッカを代表するフォトジェニックスポットとしても名をはせています。

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  • ラルバーグフォート

    ラルバーグフォート

    ダッカ

    宮殿のように美しい建物が目を引く首都ダッカのラルバーグフォートは、ムガル帝国時代の城砦跡。1678年に、ムガル帝国第6代皇帝アウラングゼーブの息子、モハマド・アザム王子によって建てられました。城自体は未完成なものの、敷地内にはイスラム寺院やビビパリ霊廟、庭園などがあり、さらにオーディエンスホールやキラモスク、浴場など見どころが満載です。ムガル帝国時代の細密画や武具、コインなどを展示する美術館としても活用。広々とした芝生スペースとたくさんの花を有する庭園が、きちんと手入れされているのも魅力です。公園として整備された現在では、地元の方の憩いの場としても人気で、天気の良い日には散策やピクニック目当ての地元民も多く訪れます。

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  • パハルプールの仏教寺院遺跡群

    パハルプールの仏教寺院遺跡群

    ラジシャヒ

    バングラデシュ北西部のラジシャヒ管区に位置するパハルプールの仏教寺院遺跡群。パーラ王朝時代の8世紀半ばから9世紀にかけて建立された仏教寺院遺跡群であり、ベンガル語でパハルは山を、プールは中核を意味しています。かつては一辺300mほどの敷地内に、177の僧院、72の台座、中座、仏舎利塔などが点在していて、およそ1,000人もの僧侶を収容できたといわれています。バングラデシュで同時期に盛んに建設されていた仏教寺院の中でもひと際規模が大きく、1985年に世界文化遺産にも登録されているほどです。後のカンボジアのアンコールワットやミャンマーのバガン遺跡といった世界三大仏教遺跡に数えられるほどの仏教寺院にも、影響を与えたといわれています。

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  • モハスタン

    モハスタン

    ラジシャヒ

    バングラデシュ北西部に位置するモハスタンは、8世紀から12世紀頃に栄華を誇ったパーラ王朝時代に建てられた仏教の都市遺跡です。6世紀のヒンドゥー寺院跡と目されるゴヴィンダ・ビータ寺院や、巨木が目を引くバシュ・ビハール僧院、レンガ造りの城壁をはじめとする100以上もの丘状遺構が点在しており、多くの僧が修行や学芸の交流を行っていた当時の面影を偲ばせています。仏教とヒンドゥー教の像など、発掘調査で見つかった貴重な遺物を展示するモハスタン博物館も外せないスポット。緑豊かな前庭も現存する敷地内では、発掘で発見された精巧な彫刻が施された住宅の門、仏像の一部なども見どころで、散策がてら見学できます。

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  • スターモスク

    スターモスク

    ダッカ

    バングラデシュの100タカ紙幣の裏側に描かれていることでも知られるスターモスク。ピンクパレスから徒歩圏内にあるスターモスクは、首都ダッカの一角、オールド・ダッカと呼ばれる旧市街地に凜と立っています。19世紀前半に、ムガルの建築様式を取り入れて建立され、数度の改修を経た後、現在の外観になりました。スターという名前の通り、モスク正面の庭にたたずむ星形の噴水をはじめ、館内の随所に星形をモチーフとした飾りが施されているのが特徴です。建物の壁を彩る装飾タイルの中に、日本のシンボル霊峰・富士山が描かれたタイルがあることでも有名で、日本との縁の深さがうかがい知れます。

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  • ダッカ動物園

    ダッカ動物園

    ダッカ

    1974年に誕生した首都ダッカにあるダッカ動物園は、75haもの広大な敷地に約134種、2,150もの動物が暮らすバングラデシュ最大の動物園。地元の人から観光客まで多くの人が訪れる園内では、ゾウやライオン、キリン、シカ、チンパンジー、シマウマ、カワウソなど日本でもお馴染みの哺乳類や、ダチョウやエミュー、クジャクなど1,500羽以上もの鳥類、ワニやヘビなどのは虫類、およそ28種の魚など、幅広い生き物に出合えます。ゾウの背中に子どもと大人が一緒に乗れたり、絶滅危惧種にも登録されているベンガルトラやウォーターバックなどの日本では珍しい動物を間近で観察できたりするのも、ダッカ動物園の魅力です。

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  • コックス・バザール・ビーチ

    コックス・バザール・ビーチ

    チッタゴン

    バングラデシュ第2の都市、チッタゴンから南に150kmほど離れた場所にあるビーチリゾート地コックスバザール。黄色い花を意味するPanowaやPalongkeの愛称でも知られています。全長125kmにも及ぶ天然の砂浜の海岸線が有名で、世界最長のビーチと称されているほど。コックスバザールは水遊びで人気のスポットですが、バングラデシュはイスラム教国家であることから、青い海ときれいな砂浜が広がるビーチでは水着ではなく、裾を折り上げたり、裾を持ったりしながら服を着たまま遊ぶのがルール。空を茜色に染めながら太陽が沈む夕焼けの美しさでも知られていて、夕暮れ時には夕日を目当てに多くの人が訪れます。

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  • モエナモティ遺跡

    モエナモティ遺跡

    チッタゴン

    モエナモティ遺跡は、インドとの国境にほど近い東部の都市、クミッラ郊外に位置する仏教遺跡です。広々とした敷地内には、7世紀から13世紀ごろに繁栄していたカドガ朝、デーヴァ朝、チャンドラ朝と、それぞれの王朝時代に建設された僧院や祠堂などの遺構が点在しています。かつては、祠堂を取り囲むように115の僧房が建っていたと考えられています。三蔵法師として知られる玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)が、637年から639年ごろに滞在していたとのエピソードも残っています。遺跡の隣には、遺跡で発掘された仏像とヒンドゥーの神像、硬貨、ブロンズの鐘などと出合えるモエナモティ博物館もありますので、こちらのスポットも要チェックです。

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  • バングラデシュ国会議事堂 2013/7

    国会議事堂

    ダッカ

    首都ダッカのランドマークであり、バングラデシュの政治の中心地。有名な建築家でユダヤ系アメリカ人・ルイスカーンによって設計され、1960年代に建築を開始し、約20年の時をへて完成しました。三角や四角、丸などの形や、幾何学的な模様が施された独創的な建造物。重厚感がありながらも洗練されたデザインで、正面には祈祷室が設置されています。辺りにはレンガ造りの議員宿舎などが建てられており、大きな公園や湖に囲まれた美しい場所。現在も使用されている国会議事堂のため内覧できるのは一部のみですが、外観や景観だけでも楽しめます。観光客はもちろんのこと、地元の人々のくつろぎの場としても活用されており、賑わいのあるスポットです。

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  • 古代ス教皇のアルメニア教会 エチミアジン教会 エックミアジン教会 エジミアジン教会Etchmiadzin Echmiadzin

    アルメニア教会

    ダッカ

    1781年にアルメニア人の礼拝所として建てられたアルメニア教会。中世以降にアルメニア人が他国との交易を活性化させていき、さまざまな国へ進出。首都ダッカにも多くのアルメニア人がやって来たことでアルメニア人街がつくられ、教会が建設されました。当時は定住したアルメニア人の信仰や交流の場として栄えていましたが、定住者が減少し、現在は静かに佇んでいます。クリーム色や白を基調とした華やかさのある外観、教会を囲むようにして立っている300以上のアルメニア人の墓石など、美しいながらも独特の雰囲気が漂う観光スポット。内部は教会らしい落ち着いた雰囲気で、美しい絵画や大理石などを眺めたり、歴史を学んだりできます。

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  • バングラデシュ国立博物館

    バングラデシュ国立博物館

    ダッカ

    歴史や文化、生物など、価値のあるものを保存・展示しているバングラデシュ国立博物館。1983年に開館されたバングラデシュ最大の博物館です。歴史と古典芸術、民俗学と装飾芸術、現在アートと世界文明、自然史、公教育、保存研究所など、いくつかのフロアや部門に分けられています。先史時代の陶器・彫刻・宝石・歴史的な重要人物の記念品などの歴史品、サンゴ・化石・ザトウクジラの骨格、バングラデシュの現代美術やアートなど、さまざまな展示物が並び、見応えは十分。仏教文化やヒンドゥー文化が根付いていた頃の歴史、イギリスの植民地だった頃の歴史など、バングラデシュのことをひと通り学びながら、ゆっくり鑑賞できるスポットです。

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  • シュンドルボン国立公園

    シュンドルボン

    クルナ

    世界最大規模のマングローブ地帯シュンドルボン国立公園。バングラデシュとインドをまたいでおり、バングラデシュ側はシュンドルボン国立公園、インド側はスンダルバンス国立公園と呼ばれています。運河や川、入り江などが入り組む湿地帯で、1997年に世界自然遺産に登録されました。シュンドルボンは公用語のベンガル語で美しい森という意味があり、その名の通り、見渡す限り大自然が広がります。さまざまな動植物が生息しており、ベンガルトラのすみかとしても有名。ガンジスカワイルカ・スナメリなどの希少種もおり、約240種の鳥類が生息している生き物の宝庫。密林の散策、動物探し、クルーズ船ツアーなど、手つかずの自然が楽しめるスポットです。

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  • バゲルハットのモスク都市

    バゲルハットのモスク都市

    クルナ

    中世イスラム都市の建造物や跡が残るバゲルハットのモスク都市。15世紀に当時の将軍によって建築され、歴史的な価値が高いことから1985年に世界遺産に認定された遺跡です。最盛期は、50平方キロメートルほどの範囲に約360ものモスクや霊廟、公共施設などが立ち並んでいました。その後、18平方キロメートルほどの範囲に縮小され、建造物は約50に減少。残された建造物も崩壊が進んでおり、確認できているのは八つほどのモスクと霊廟のみですが、見応えは十分。とくに、60ものドームが並んだバゲルハットのモスク都市のシンボルシャットゴンブズモスジットは有名。ドーム屋根の形が特徴的なカン・ジャハン様式の建築物が残る唯一のスポットとして、多くの観光客が訪れます。

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  • パナムノゴル

    パナムノゴル

    ダッカ

    黄金の都という意味があるダッカの古都・ショナルガオンにある町パナムノゴル。1895年頃からヒンドゥー教の人々が定住していたエリアです。裕福な商人が多く暮らしていたため、道の脇には大きな豪邸が立ち並びました。その後に国家独立などの機運が高まり、パナムノゴルの町も一変。当時、バングラデシュはインドの一部で、独立運動が盛んになります。1947年にインドから独立することになり、イスラム教が広がっていき、この地で暮らしていた裕福な商人たちはインドへ移住。豪邸はそのまま残されたため年月をへて朽ちていますが、現在でも当時の繁栄ぶりがうかがえます。ノスタルジックな雰囲気が広がり、異国情緒が感じられるエリアです。

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  • ショヒド・ミナール

    ショヒド・ミナール

    ダッカ

    ベンガル言語運動の犠牲者を弔う記念碑ショヒド・ミナール。バングラデシュはもともとベンガル語を使用していましたが、1947年にインドから独立。その際に、公用語をウルドゥ語に変える政策が推し進められました。母国語を守るために立ち上がった学生や活動家と、警察が衝突。言語運動がより活発になった後にベンガル語が地位を獲得し、失われた命を追悼するために建てられた記念碑です。その後に起こった独立戦争で一度は破壊されましたが、バングラデシュの単身独立後に再び建設。母国語への愛、建国への想いなどを刻む記念碑。首都ダッカにおける重要な建築物であり、文化活動が行われたり、言語運動の慰霊祭が行われたりするスポットです。

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  • ショナルガオン

    ショナルガオン

    ダッカ

    ベンガル地区の歴史的な地域の一つであり、行政の中心地でもあった古都ショナルガオン。ショナルガオンは現地語で黄金の都という意味があります。かつてはブラマプトラ川の交通運搬の拠点として発展し、最高級のモスリン産地として貿易の拠点になったり、セーナ朝の都として繁栄したりと、さまざまな意味で重要だった都市。ダッカに都が移るまでベンガル地区の中心として栄えた歴史をもちます。インド史上最大の帝国・ムガル帝国時代、イギリスの植民地時代などをへており、さまざまな様式の建築物が点在。装飾品や楽器などを展示するコロニアル様式の民族博物館、イスラム寺院など、見どころが多くあり、観光客が多い地域です。

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  • ショドルガット

    ショドルガット

    ダッカ

    フェリーや小舟の船着き場ショドルガット。大小さまざまな船が停泊する様子が珍しいことから、多くの観光客が訪れるスポットです。フェリーや小舟は、河川の多いバングラデシュにおいて、対岸に渡るときの重要な移動手段の一つ。ダッカ市内のブリゴンガ川にあり、ダッカの玄関口として有名な船着き場。対岸は衣料品の問屋街となっており、物資を運ぶ小舟や遊覧ボート、クルナやバリサルなどの他の都市との定期船が往来します。地元の人々のみならず、仕事や出稼ぎなどで全国各地からやって来た人々で賑わいを見せる場所。大きなフェリーが停泊する横で、数多くの手漕ぎ舟が行き交う様子は異国感満載です。

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  • ダッカ大学

    ダッカ大学

    ダッカ

    バングラデシュにある最高峰の教育機関ダッカ大学。イギリスの植民地時代の1921年に創立され、100年以上の歴史をもちます。在学生は約37,000人おり、80以上の部門、10以上の研究所をもつ大きな大学で、日本学科も設立されています。インドから独立した際、母国語・ベンガル語を守るために大きな役割を担ったことでも有名な大学。バングラデシュの創設者、バンガバンドゥとともに学生や教師が立ち上がり、母国語の保護や国家設立に尽力。教育面だけではなく、歴史面でも大きな意味がある大学です。イギリス統治時代のレンガ造りの美しい建物が並んでおり、大きな池があるなど、緑豊かな環境。敷地内は自由に出入り可能で、見学も自由に行えます。

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  • カーンジャハーンアリ廟

    カーンジャハーンアリ廟

    クルナ

    バゲルハットのモスク都市を造ったとされる人物・カーンジャハーンアリが眠るカーンジャハーンアリ廟。伝説や逸話をもつトルコ出身の将軍で、この地にモスク都市を造って町を一変させた人物。その後、町は交易地となって大きく発展し、現在では歴史的な建造物が残る観光地となりました。長きにわたって利益をもたらす功労者をまつるために建てられたお墓。現在でも人々から崇められており、多くのイスラム教徒が参拝に訪れます。霊廟の高さは約14mあり、大きなドームの屋根や、赤い壁の装飾など、イスラム文化や歴史が感じられる建造物。霊廟も含めたバゲルハットのモスク都市は世界遺産に認定されており、多くの観光客が訪れるスポットです。

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バングラデシュの首都ダッカ。ダッカは旧市街と新市街の二つの地域に分かれていて、旧市街はオールド・ダッカと呼ばれています。ブリガンガ川のほとりに位置するオールド・ダッカは、17世紀のムガル帝国時代に都が置かれていた地で、昔は当時の史跡が多く現存していました。残念ながら、1857年に勃発した独立戦争によって失われてしまった史跡も少なくありません。ただ、そんな激動の時代の中でも、スター・モスクとラールバーグ・フォートなどの17世紀から19世紀にかけての貴重な建物などが、今もなお現存。人口密度が高く、活気あふれる街には、ヒンドゥー教寺院や小さな商店と飲食店が連なる細い路地などが点在し、独自の光景が広がっています。

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ブリガンガ川沿い、オールド・ダッカの中心部に立つアーシャン・モンジールは、1869年に建築された宮殿であり、バングラデシュで外せない定番の観光スポット。青空をバックに凜とそびえるピンク色の外観が印象的で、ピンクパレスの愛称もあるようです。ダッカの領主ナワブ家の邸宅だった宮殿内部には、陶磁器や調度品などナワブ家ゆかりの品、歴史的な資料、写真パネルも多く展示されており、バングラデシュの歴史や文化を深く学べる博物館として親しまれています。インド・サラセン様式を取り入れた壮麗な建物と、美しい絵画が彩るダンスホール、手入れの行き届いた庭園は特に必見。首都ダッカを代表するフォトジェニックスポットとしても名をはせています。

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宮殿のように美しい建物が目を引く首都ダッカのラルバーグフォートは、ムガル帝国時代の城砦跡。1678年に、ムガル帝国第6代皇帝アウラングゼーブの息子、モハマド・アザム王子によって建てられました。城自体は未完成なものの、敷地内にはイスラム寺院やビビパリ霊廟、庭園などがあり、さらにオーディエンスホールやキラモスク、浴場など見どころが満載です。ムガル帝国時代の細密画や武具、コインなどを展示する美術館としても活用。広々とした芝生スペースとたくさんの花を有する庭園が、きちんと手入れされているのも魅力です。公園として整備された現在では、地元の方の憩いの場としても人気で、天気の良い日には散策やピクニック目当ての地元民も多く訪れます。

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バングラデシュ北西部のラジシャヒ管区に位置するパハルプールの仏教寺院遺跡群。パーラ王朝時代の8世紀半ばから9世紀にかけて建立された仏教寺院遺跡群であり、ベンガル語でパハルは山を、プールは中核を意味しています。かつては一辺300mほどの敷地内に、177の僧院、72の台座、中座、仏舎利塔などが点在していて、およそ1,000人もの僧侶を収容できたといわれています。バングラデシュで同時期に盛んに建設されていた仏教寺院の中でもひと際規模が大きく、1985年に世界文化遺産にも登録されているほどです。後のカンボジアのアンコールワットやミャンマーのバガン遺跡といった世界三大仏教遺跡に数えられるほどの仏教寺院にも、影響を与えたといわれています。

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バングラデシュ北西部に位置するモハスタンは、8世紀から12世紀頃に栄華を誇ったパーラ王朝時代に建てられた仏教の都市遺跡です。6世紀のヒンドゥー寺院跡と目されるゴヴィンダ・ビータ寺院や、巨木が目を引くバシュ・ビハール僧院、レンガ造りの城壁をはじめとする100以上もの丘状遺構が点在しており、多くの僧が修行や学芸の交流を行っていた当時の面影を偲ばせています。仏教とヒンドゥー教の像など、発掘調査で見つかった貴重な遺物を展示するモハスタン博物館も外せないスポット。緑豊かな前庭も現存する敷地内では、発掘で発見された精巧な彫刻が施された住宅の門、仏像の一部なども見どころで、散策がてら見学できます。

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バングラデシュの100タカ紙幣の裏側に描かれていることでも知られるスターモスク。ピンクパレスから徒歩圏内にあるスターモスクは、首都ダッカの一角、オールド・ダッカと呼ばれる旧市街地に凜と立っています。19世紀前半に、ムガルの建築様式を取り入れて建立され、数度の改修を経た後、現在の外観になりました。スターという名前の通り、モスク正面の庭にたたずむ星形の噴水をはじめ、館内の随所に星形をモチーフとした飾りが施されているのが特徴です。建物の壁を彩る装飾タイルの中に、日本のシンボル霊峰・富士山が描かれたタイルがあることでも有名で、日本との縁の深さがうかがい知れます。

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1974年に誕生した首都ダッカにあるダッカ動物園は、75haもの広大な敷地に約134種、2,150もの動物が暮らすバングラデシュ最大の動物園。地元の人から観光客まで多くの人が訪れる園内では、ゾウやライオン、キリン、シカ、チンパンジー、シマウマ、カワウソなど日本でもお馴染みの哺乳類や、ダチョウやエミュー、クジャクなど1,500羽以上もの鳥類、ワニやヘビなどのは虫類、およそ28種の魚など、幅広い生き物に出合えます。ゾウの背中に子どもと大人が一緒に乗れたり、絶滅危惧種にも登録されているベンガルトラやウォーターバックなどの日本では珍しい動物を間近で観察できたりするのも、ダッカ動物園の魅力です。

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バングラデシュ第2の都市、チッタゴンから南に150kmほど離れた場所にあるビーチリゾート地コックスバザール。黄色い花を意味するPanowaやPalongkeの愛称でも知られています。全長125kmにも及ぶ天然の砂浜の海岸線が有名で、世界最長のビーチと称されているほど。コックスバザールは水遊びで人気のスポットですが、バングラデシュはイスラム教国家であることから、青い海ときれいな砂浜が広がるビーチでは水着ではなく、裾を折り上げたり、裾を持ったりしながら服を着たまま遊ぶのがルール。空を茜色に染めながら太陽が沈む夕焼けの美しさでも知られていて、夕暮れ時には夕日を目当てに多くの人が訪れます。

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モエナモティ遺跡は、インドとの国境にほど近い東部の都市、クミッラ郊外に位置する仏教遺跡です。広々とした敷地内には、7世紀から13世紀ごろに繁栄していたカドガ朝、デーヴァ朝、チャンドラ朝と、それぞれの王朝時代に建設された僧院や祠堂などの遺構が点在しています。かつては、祠堂を取り囲むように115の僧房が建っていたと考えられています。三蔵法師として知られる玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)が、637年から639年ごろに滞在していたとのエピソードも残っています。遺跡の隣には、遺跡で発掘された仏像とヒンドゥーの神像、硬貨、ブロンズの鐘などと出合えるモエナモティ博物館もありますので、こちらのスポットも要チェックです。

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首都ダッカのランドマークであり、バングラデシュの政治の中心地。有名な建築家でユダヤ系アメリカ人・ルイスカーンによって設計され、1960年代に建築を開始し、約20年の時をへて完成しました。三角や四角、丸などの形や、幾何学的な模様が施された独創的な建造物。重厚感がありながらも洗練されたデザインで、正面には祈祷室が設置されています。辺りにはレンガ造りの議員宿舎などが建てられており、大きな公園や湖に囲まれた美しい場所。現在も使用されている国会議事堂のため内覧できるのは一部のみですが、外観や景観だけでも楽しめます。観光客はもちろんのこと、地元の人々のくつろぎの場としても活用されており、賑わいのあるスポットです。

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1781年にアルメニア人の礼拝所として建てられたアルメニア教会。中世以降にアルメニア人が他国との交易を活性化させていき、さまざまな国へ進出。首都ダッカにも多くのアルメニア人がやって来たことでアルメニア人街がつくられ、教会が建設されました。当時は定住したアルメニア人の信仰や交流の場として栄えていましたが、定住者が減少し、現在は静かに佇んでいます。クリーム色や白を基調とした華やかさのある外観、教会を囲むようにして立っている300以上のアルメニア人の墓石など、美しいながらも独特の雰囲気が漂う観光スポット。内部は教会らしい落ち着いた雰囲気で、美しい絵画や大理石などを眺めたり、歴史を学んだりできます。

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歴史や文化、生物など、価値のあるものを保存・展示しているバングラデシュ国立博物館。1983年に開館されたバングラデシュ最大の博物館です。歴史と古典芸術、民俗学と装飾芸術、現在アートと世界文明、自然史、公教育、保存研究所など、いくつかのフロアや部門に分けられています。先史時代の陶器・彫刻・宝石・歴史的な重要人物の記念品などの歴史品、サンゴ・化石・ザトウクジラの骨格、バングラデシュの現代美術やアートなど、さまざまな展示物が並び、見応えは十分。仏教文化やヒンドゥー文化が根付いていた頃の歴史、イギリスの植民地だった頃の歴史など、バングラデシュのことをひと通り学びながら、ゆっくり鑑賞できるスポットです。

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世界最大規模のマングローブ地帯シュンドルボン国立公園。バングラデシュとインドをまたいでおり、バングラデシュ側はシュンドルボン国立公園、インド側はスンダルバンス国立公園と呼ばれています。運河や川、入り江などが入り組む湿地帯で、1997年に世界自然遺産に登録されました。シュンドルボンは公用語のベンガル語で美しい森という意味があり、その名の通り、見渡す限り大自然が広がります。さまざまな動植物が生息しており、ベンガルトラのすみかとしても有名。ガンジスカワイルカ・スナメリなどの希少種もおり、約240種の鳥類が生息している生き物の宝庫。密林の散策、動物探し、クルーズ船ツアーなど、手つかずの自然が楽しめるスポットです。

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中世イスラム都市の建造物や跡が残るバゲルハットのモスク都市。15世紀に当時の将軍によって建築され、歴史的な価値が高いことから1985年に世界遺産に認定された遺跡です。最盛期は、50平方キロメートルほどの範囲に約360ものモスクや霊廟、公共施設などが立ち並んでいました。その後、18平方キロメートルほどの範囲に縮小され、建造物は約50に減少。残された建造物も崩壊が進んでおり、確認できているのは八つほどのモスクと霊廟のみですが、見応えは十分。とくに、60ものドームが並んだバゲルハットのモスク都市のシンボルシャットゴンブズモスジットは有名。ドーム屋根の形が特徴的なカン・ジャハン様式の建築物が残る唯一のスポットとして、多くの観光客が訪れます。

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黄金の都という意味があるダッカの古都・ショナルガオンにある町パナムノゴル。1895年頃からヒンドゥー教の人々が定住していたエリアです。裕福な商人が多く暮らしていたため、道の脇には大きな豪邸が立ち並びました。その後に国家独立などの機運が高まり、パナムノゴルの町も一変。当時、バングラデシュはインドの一部で、独立運動が盛んになります。1947年にインドから独立することになり、イスラム教が広がっていき、この地で暮らしていた裕福な商人たちはインドへ移住。豪邸はそのまま残されたため年月をへて朽ちていますが、現在でも当時の繁栄ぶりがうかがえます。ノスタルジックな雰囲気が広がり、異国情緒が感じられるエリアです。

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ベンガル言語運動の犠牲者を弔う記念碑ショヒド・ミナール。バングラデシュはもともとベンガル語を使用していましたが、1947年にインドから独立。その際に、公用語をウルドゥ語に変える政策が推し進められました。母国語を守るために立ち上がった学生や活動家と、警察が衝突。言語運動がより活発になった後にベンガル語が地位を獲得し、失われた命を追悼するために建てられた記念碑です。その後に起こった独立戦争で一度は破壊されましたが、バングラデシュの単身独立後に再び建設。母国語への愛、建国への想いなどを刻む記念碑。首都ダッカにおける重要な建築物であり、文化活動が行われたり、言語運動の慰霊祭が行われたりするスポットです。

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ベンガル地区の歴史的な地域の一つであり、行政の中心地でもあった古都ショナルガオン。ショナルガオンは現地語で黄金の都という意味があります。かつてはブラマプトラ川の交通運搬の拠点として発展し、最高級のモスリン産地として貿易の拠点になったり、セーナ朝の都として繁栄したりと、さまざまな意味で重要だった都市。ダッカに都が移るまでベンガル地区の中心として栄えた歴史をもちます。インド史上最大の帝国・ムガル帝国時代、イギリスの植民地時代などをへており、さまざまな様式の建築物が点在。装飾品や楽器などを展示するコロニアル様式の民族博物館、イスラム寺院など、見どころが多くあり、観光客が多い地域です。

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フェリーや小舟の船着き場ショドルガット。大小さまざまな船が停泊する様子が珍しいことから、多くの観光客が訪れるスポットです。フェリーや小舟は、河川の多いバングラデシュにおいて、対岸に渡るときの重要な移動手段の一つ。ダッカ市内のブリゴンガ川にあり、ダッカの玄関口として有名な船着き場。対岸は衣料品の問屋街となっており、物資を運ぶ小舟や遊覧ボート、クルナやバリサルなどの他の都市との定期船が往来します。地元の人々のみならず、仕事や出稼ぎなどで全国各地からやって来た人々で賑わいを見せる場所。大きなフェリーが停泊する横で、数多くの手漕ぎ舟が行き交う様子は異国感満載です。

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バングラデシュにある最高峰の教育機関ダッカ大学。イギリスの植民地時代の1921年に創立され、100年以上の歴史をもちます。在学生は約37,000人おり、80以上の部門、10以上の研究所をもつ大きな大学で、日本学科も設立されています。インドから独立した際、母国語・ベンガル語を守るために大きな役割を担ったことでも有名な大学。バングラデシュの創設者、バンガバンドゥとともに学生や教師が立ち上がり、母国語の保護や国家設立に尽力。教育面だけではなく、歴史面でも大きな意味がある大学です。イギリス統治時代のレンガ造りの美しい建物が並んでおり、大きな池があるなど、緑豊かな環境。敷地内は自由に出入り可能で、見学も自由に行えます。

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バゲルハットのモスク都市を造ったとされる人物・カーンジャハーンアリが眠るカーンジャハーンアリ廟。伝説や逸話をもつトルコ出身の将軍で、この地にモスク都市を造って町を一変させた人物。その後、町は交易地となって大きく発展し、現在では歴史的な建造物が残る観光地となりました。長きにわたって利益をもたらす功労者をまつるために建てられたお墓。現在でも人々から崇められており、多くのイスラム教徒が参拝に訪れます。霊廟の高さは約14mあり、大きなドームの屋根や、赤い壁の装飾など、イスラム文化や歴史が感じられる建造物。霊廟も含めたバゲルハットのモスク都市は世界遺産に認定されており、多くの観光客が訪れるスポットです。

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バングラデシュのおすすめ情報

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グルメ

ビリヤニ

ビリヤニ

バスマティライスを様々なスパイスやハーブとともに炊き上げた料理。カレーやおかずとともに食べるのがマレーシア流。

ジャルムリ

ジャルムリ

ポン菓子とピーナッツ、刻んだ野菜を混ぜてカレー風味にした屋台で定番のスナック。紙のスプーンですくっていただきます。

バングラデシュ 観光 基本情報

Information
  • 概要
  • 旅の準備
  • 入国・出国
  • 現地情報

概要

ベンガル湾に面し、インドとミャンマーに囲まれた南アジアの国です。豊かな水源と緑に恵まれ、農業と繊維産業を軸として急速な経済成長を遂げています。

  • 正式名称
    バングラデシュ人民共和国 People's Republic of Bangladesh
  • 首都
    ダッカ
  • 人口
    約1億7,119万人
  • 面積
    約14.7万km²
  • 人種・民族
    ベンガル人、チャクマ族等仏教徒系少数民族
  • 宗教
    イスラム教、その他
  • 言語
    ベンガル語
  • 通貨
    タカ
  • 時差
    -3時間(バングラデシュ人民共和国が正午のとき、日本は午後3時)

通貨・両替

バングラデシュ人民共和国の通貨単位はタカ。現地でも日本円からタカに両替できるので、日本円を持ち込んでもOKです。

  • 日本で
    一部の空港や外貨両替所で取り扱っている場合がありますが、レートはあまりよくありません。
  • 現地で
    空港・銀行・ホテルや街中の両替所で両替が可能です。
  • 現地の空港で
    空港内にはいくつか両替所がありますが、レートはあまりよくありません。
  • 現地の銀行で
    現地銀行でも両替は可能。一般的には空港よりいいレートです。
  • 現地のホテルで
    大型ホテルなどでは日本円の両替も可能。緊急時に便利です。
  • 外貨宅配
    外貨をあらかじめ指定の場所に届けてくれる便利なサービス。申し込みは電話かインターネットで。
  • 為替レート
    1タカ=1.29円(2024年11月現在)

気候・服装

季節は大きく乾季、暑季、雨季に分けられ、乾季は比較的過ごしやすいです。暑季は最も蒸し暑い時期となり、雨季に入るとモンスーンによる大雨が頻繁に降ります。

  • 乾季
    11月〜3月の乾季は比較的涼しく乾燥した時期です。日中は過ごしやすいですが、朝夕は冷え込むため、薄手の上着があると安心です。
  • 雨季
    6月〜10月は雨季となり、頻繁に雨が降るため傘は手放せません。11月に近づくにつれて気温と湿度が下がり、過ごしやすくなります。
  • 暑気
    4月〜5月の暑季は高温多湿で、日本の夏服が最適です。6月からは雨季に入るため、折りたたみ傘があると安心です。

※平均気温、降水量:全て国土交通省 気象庁ウェブサイト調べ

電圧・プラグ・荷造り・必需品

電圧220〜230ボルト・50ヘルツです。日本の電化製品を使う場合は変圧器が必要になります。変換プラグなどを持参すると便利です。

  • 電圧
    220-230ボルト 50ヘルツ
  • プラグ
    • Cタイプ、BFタイプ
    • Cタイプ BFタイプ
  • 上手な荷造り
    かさばる衣類などは荷造り用の便利グッズを使って小さくまとめ、荷物は必要最小限に。帰りのおみやげ用のスペースも考えておきましょう。
  • 旅の必需品
    海外へ出るためにはパスポートとお金(現金・カード)が最低限必要。ツアーの場合は、最終日程表「旅のしおり」も必ず持参しましょう。

持っていくと便利

  • 衣類圧縮袋
    下着やセーターなどかさばる物はこれに入れて空間を確保。おみやげが入らないときにも重宝します。
  • 常備薬
    環境の変化から体調を崩すこともあります。飲み慣れている薬があると安心です。
  • 日焼け止め
    日差しが強い夏場の観光やビーチリゾートを楽しむなら必須!
  • 帽子・
    サングラス
    これも日差し予防に便利。日焼け止めと合わせての持参を。
  • 雨具
    雨季にあたる季節には、突然のスコールに見舞われることがあります。この時期に旅する場合には欠かせません。
  • 電卓
    面倒なレート計算をスムーズに。これ1台で買い物交渉が便利になります。

フライト・飛行時間

成田空港からバングラデシュは、直行便で約6時間半ほどの飛行時間。成田空港のみ直行便が就航しています。

  • 直行便・経由便
    通常はバンコク・シンガポールなどを経由しますが、ビーマン・バングラデシュ航空のみ直行便が就航しています。
  • 機内への持ち込み
    原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。テロ対策で厳しくなっているので、爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。

バングラデシュへの入国

  • パスポート残存有効期限
    入国時に有効期限が3カ月以上あるパスポートが必要です。旅券の未使用査証欄は2頁以上必要。
  • ビザの発給
    観光査証の滞在可能日数は30日です。
  • 入国カード
    入国審査の際、パスポート、税関申告書とともに必要です。入国時に必ず提出しましょう。
  • ※この情報は2024年11月現在のものです。情報の更新には努めておりますが、ビザ・パスポートなどの情報は予告なく変更されることがございます。必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。

バングラデシュから出国

混雑時期には出国手続きに時間がかかることも。余裕をもって空港へ。

水事情

雨季の降水・豊富な水資源により十分な水量は確保できていますが、生水は安全な飲み水とは言えません、なるべくミネラルウォーターを飲用しましょう。

  • レストランや食堂では
    バングラデシュのレストランや食堂などのお店で出される水、お茶は飲用ですので、安心して飲めます。
  • 公共施設では
    公共施設の水道水も安全ではないため、ミネラルウォーターを飲用しましょう。

トイレ事情

都市部ホテルは洋式水洗が主流です。紙は詰まりやすいのでゴミ箱へ。地元店や一般家庭ではバングラデシュ式(和式風)が一般的で、バケツで水を流します。トイレットペーパーは持参をおすすめします。

  • ティッシュペーパーを準備
    公衆トイレにはティッシュペーパーを携帯していきましょう。水回りが悪く、使用済みの紙を流さずに備え付けのごみ箱に捨てるタイプもありますのでご用心。

郵便・電話・インターネット

日本への郵便はバングラデシュの郵便局「バングラデシュ郵政局」で送ることができます。公衆電話は年々減少傾向にありますが、一部の公衆電話からは国際電話がかけられます。

  • 郵便
      • 切手:郵便局以外で切手を購入する場合、手数料が発生する場合があります。
      • ハガキ:日本へのエアメールは約100タカ、封書は約150タカから。
  • 電話
    • 電話のかけ方:日本に直接ダイヤルする場合、国際電話識別番号(00)、日本の国番号(81)、市外局番から0をとった番号(東京なら3)、相手の電話番号の順に入力します。
    • レンタル携帯:日本で使用している携帯電話を海外でも利用できるサービスがありますが、対応機種が限られているなど面倒。レンタル携帯なら出発前に旅行会社でもレンタルでき便利です。
  • インターネット事情
    バングラデシュはインターネット普及率が低く、フリーWi-Fiもありますが、セキュリティ面も不安なため日本からレンタルWi-Fiを利用するとよいでしょう。

トラブル・治安

治安は安定しており、人柄も良く親日的でフレンドリーです。しかし油断せずに自分の荷物や貴重品からは目を離さないよう心掛けましょう。

  • スリ・ひったくり
    大都市や観光地では、スリや置き引きの被害があります。大衆向けレストランやショッピングモール、市場などでほんの一瞬、荷物から目を離した隙に盗られるケースが多いので注意しましょう。
  • パスポート(旅券)の紛失
    最寄りの警察署で紛失・盗難届を発行してもらい、最も近い都市の日本大使館か領事館で再発給の申請、発給を受けなくてはなりません。
  • トラブルに巻き込まれたら?
    万一、盗難に遭ったら即座に警察に連絡を。戻って来る可能性は低いですが、盗難証明書を発行してもらいましょう。帰国後に海外旅行保険会社に請求することができる場合があります。
  • 海外旅行保険に入って行こう
    盗難や病気、ケガ、交通事故など、もしもの時のために海外旅行保険に入っておきましょう。万一の場合、補償やサポートが受けられるので安心です。

マナー

イスラム教の国バングラデシュでは、日本と異なる文化や習慣がありますので、思いがけないことでトラブルに巻き込まれないためにも、バングラデシュのマナーを知っておきましょう。

  • チップ
    チップの習慣はあるものの、義務ではありません。特別なサービスを受けた際やサービスに満足した場合は気持ち程度渡すのが良いでしょう。
  • 喫煙
    ホテルやレストランでは喫煙エリアで喫煙が可能ですが、宗教施設や病院等は禁煙です。
  • 写真撮影
    軍の施設がある区域や、空港・港湾施設,発電所,ラジオ・テレビ局,通信施設などでは写真撮影が禁止されています。
  • 酒席のマナー
    イスラム教国なので、基本的に飲酒は禁止されていますが、外国人向けに販売しているお店も一部あります。日本からは瓶2本まで持ち込みが可能です。

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