
ウユニ塩湖
ウユニアメリカ大陸最大の塩湖。広大な塩原はここが太古の昔海底だった証です。雨季には幻想的な「ミラーワールド」が出現します。
ウユニ塩湖や美しいアンデス山脈が魅力のボリビア。多様な文化と歴史が息づき、先住民の伝統が色濃く残ります。首都ラパスは世界で最も高い場所にあり、独特の風景と活気ある市場が楽しめます。エコツーリズムや冒険旅行に最適なボリビアの基本情報から観光情報まで詳しく紹介します。
アメリカ大陸最大の塩湖。広大な塩原はここが太古の昔海底だった証です。雨季には幻想的な「ミラーワールド」が出現します。
壁・天井・ベッドや調度品まで塩でつくられていることで人気のホテル。お湯も暖房もWi-Fiも完備で安心してくつろげます。
赤い屋根と白い壁が続くコロニアルな情緒が印象的な街。14世紀の銀産出で栄え、ボリビア独立運動にもゆかりが深い歴史をもつ古都です。
銀山で栄えた歴史的都市で、かつては世界最大級の富の源とされた世界遺産に登録されている街です。
インカ帝国のはるか昔に栄えた巨石文化の古代都市。一枚岩の「太陽の門」や7mの巨大石像など高度な石工技術が見どころです。
赤い湖水にフラミンゴが映える神秘的な塩湖。フラミンゴの生息地としてラムサール条約で守られている自然保護区です。
標高3,600mの「雲の上の街」。すり鉢状の盆地の中心には大統領邸や国会議事堂があり、斜面に沿って日干しレンガの家が並ぶボリビアの中心都市です。
ポトシ県、オルロ県
手が雲に届きそうな天空に広がる神秘の大地、ウユニ塩湖。富士山とほぼ同じ海抜3,600mにある世界最大の塩の砂漠です。広大な塩湖全体で高低差はなんと50cmもなく、世界で最も平らな場所でもあります。中心部の塩の厚さが10m以上もある純白の世界は、太古に隆起したアンデス山脈に残った海水が約13,000年前に消失してできたものです。晴れた日の青空と輝く白の鮮烈なコントラストには言葉を失うほかありません。曇りの日には空と地平線が溶け合い、果てのない世界に迷い込んだかのような感覚を覚えるでしょう。さらに雨季には大地を薄く覆った水に空が映り込み、奇跡のような天空の鏡が現れます。トリック写真の撮影や車での塩湖横断、塩湖の中にある島めぐりなどが人気です。
詳しく見るラパス
天空から世界を見下ろす大都市、エル・アルト。スペイン語で高地を意味する通り、世界で最も高い標高約4,000mにある大都市です。ボリビアで最も急速に発展している経済の中心地で、ラパス近郊ですが独立した自治体になっています。巨大な屋外市場が有名で、工芸品や古着からパソコンソフトまであらゆるものが売られ、アイマラ語が飛び交う光景にこの国の活気を感じられるでしょう。チョリータ・レスリング(女子レスリング)のスタジアムでは、カラフルな衣装に身を包んだ地元女性の力強いファイトにエネルギーをもらえます。世界で最も高い所にあるケーブルカー、ミテレフェリコでは間近に迫るワイナ・ポトシやイリマニ山の雪を頂く神々しさに息を呑まずにいられません。
詳しく見るラパス
荘厳なる信仰と芸術の結晶、ラパス大聖堂。ムリリョ広場の中でもひときわ目を引くラパスの中心的な教会です。正式名称はカテドラル・ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラパス(聖母平和大聖堂)といい、メトロポリタン大聖堂、ムリリョ大聖堂とも呼ばれます。初代の大聖堂は1622年から70年かけて建設されましたが、倒壊の危険性が発生したため1835年から再建開始。現在の建物が完成したのはなんと150年以上経った1989年です。ネオクラシック様式とバロック様式が融合した外観は隅々まで精緻な美が宿り、足を踏み入れると祭壇の背後のステンドグラスから光がさす静謐な空間が待っています。元大統領カラウマナの墓があり、窓に残る祝福に人々の敬愛が感じられるでしょう。
詳しく見るコチャバンバ県
心地よい気候と美食の都、コチャバンバ。ボリビアで4番目に人口が多い都市で、アイマラ語でラ・リャタとよばれる神聖な土地です。年間を通じてすごしやすい気候から常春の街ともよばれ、映画「スカーフェイス」の舞台としても知られます。美食の都としても知られ、ボリビアの伝統料理シルパンチョの発祥地であるほか、チチャなどの地酒も名物です。9月14日広場の周辺には大聖堂など植民地時代の情緒ある町並みに歴史を感じられ、巨大な市営市場のラ・カンチャでは衣類や食品、お土産まであらゆるものが取引されており、現在の活気ある暮らしを感じられます。コンコルディアのキリストは世界最大のキリスト像で、内部に入って街の全景を望める絶景スポットです。
詳しく見るサンタクルス県
他の地域と一味違う文化が根づく、サンタ・クルス・デ・ラ・シエラ。サンタクルスの州都で、市内には動物園や植物園、世界最大の蝶の楽園グエンベバイオセンターといった施設が充実しています。9月24日広場の周辺には植民地時代の風情ある町並みが残り、圧倒的な存在感のサンタクルス大聖堂は街のパノラマを見渡せる絶景スポットです。近隣に多くのスポットが点在し、奇跡の聖母で知られる町コトカや世界遺産のイエズス会伝道所群があるサン・ホセ・デ・チキトスでは、人々の強い信仰に胸を打たれるでしょう。謎の遺跡サマイパタ砦やアンボロ国立公園、独特の環境が広がるカミリといった自然スポット、革命家チェ・ゲバラゆかりのスポットなど様々な楽しみが待っています。
詳しく見るラパス
高低差の街を飛び越える絶景空中散歩、ミテレフェリコ。海抜4,000mで運行する世界一高いケーブルカーで、坂道の多い街を快適に移動できるほか交通渋滞の解消にも役立ち、地元の人々の移動に革命的な変化をもたらしました。ボリビアの国旗にちなんで赤、黄、緑の3路線があり、ラパスとエル・アルト間の主要観光スポットを効率よく移動できます。ミテレフェリコ自体も観光名所になっており、アンデスの絶景の中、すり鉢状の街を滑空するかのような爽快感を味わえるでしょう。夜景も人気で、高所から一望する街の輝きは宝石のような美しさ。環境に配慮して太陽光発電を取り入れつつ、駅にはスペイン語とアイマラ語の名前があり、アンデスの過去と未来をもつないでいます。
詳しく見るラパス
ボリビアの異次元世界、月の谷 ヴァレ・デ・ラ・ルナ。アポロ計画のアームストロング船長本人が名づけたという逸話も残る、まるで別の惑星のような奇妙な光景です。その名に反して実際には谷ではなく、粘土と砂岩でできた山の上部が風雨に浸食されて失われ、白い尖塔の迷宮だけが残されました。荒涼とした風景ですが、サボテンや齧歯類のビスカッチャなどの珍しい生き物も見られ、鉱物含有量によって場所ごとにベージュや赤、紫など千変万化する色彩は言葉を失う美しさです。2種類のウォーキングコースがあり、ラ・ムエラ・デル・ディアブロ(悪魔の臼歯)、キャニオン・デ・パルカ(パルカ渓谷)、ヴァレ・デ・ラス・アニマス(魂の谷)といったスポットの神秘的な造形が目を奪います。
詳しく見るラパス
二つの聖地、コパカバーナと太陽の島。アイマラ語のコタ・カワナ(湖の景色)が由来のコパカバーナはインカ時代の聖地でしたが、現在もカトリックの巡礼地になっている運命的な地です。奇跡的な力で知られるビルヘン・モレナ(黒い聖母)をまつるコパカバーナ大聖堂はボリビアで最も崇拝される巡礼地で、ブラジルのリオデジャネイロにあるコパカバーナの由来になりました。ラパスに近いリゾートとしても人気で、湖で取れるトゥルチャ(マスの一種)が名物です。太陽の島にはインカ時代から続く港ユマニや、トゥパク・ユパンキが建設したピルコカイナ宮殿、チャラパンパの町にあるチナカナ迷宮やインカの起源が刻まれたカカ(聖なる石)などの遺跡があり、この地に花開いた文明の栄華が胸に染みます。
詳しく見るポトシ県
沈黙の鋼鉄が歴史を語る、列車の墓場。現地ではセメンテリオ・デ・トレネスとよばれ、朽ちた蒸気機関車が数十台も放置された異様な光景は、町はずれの寂しさやアンデスの荒涼とした風景も相まって魔法の写真が撮れる撮影スポットとして人気です。ウユニは19世紀には鉄道輸送の拠点でしたが、1940年代に植民地経済が縮小し、辺境のこの地では20世紀初頭のイギリス製の機関車が撤去されずそのまま放置されることになったのです。風雨にさらされているうえに塩湖から吹く潮風によって腐食が進んでいるので、列車に登る際は注意しましょう。時が止まった列車のジャングルで地元の子供が元気に遊ぶ光景に、万感の思いを禁じえません。
詳しく見るタリハ県
天空の赤い幻想世界、ラグナ・コロラダ。海抜約4,270mの場所に6,000haに渡って広がり、ウユニ塩湖と並んで「ボリビアで最も素晴らしい自然の驚異」として人気のスポットです。スペイン語で赤いラグーンを意味する名前の通り赤い色をした不思議な湖で、伝説によると神の血であるとされます。その正体は水中の赤い藻類と沈殿物で、水深が1mしかない赤い湖の中に白い塩が模様を描き、さらに雪を頂いたアンデスの峰々を映し出す奇跡の光景に魅了されずにはいられません。湖の豊富なプランクトンを餌にするため大群のフラミンゴが飛来することでも有名で、生まれたときは白いフラミンゴの羽毛がピンクに染まるのは餌になるプランクトンの色素によるものです。
詳しく見る
時を超えたインカの島、タキーレ島。チチカカ湖から小山のように突き出した平地がほとんどない島で、斜面を覆う段々畑はインカより古いプレ・インカ時代からなんとずっと現役です。島の頂上には遺跡と展望台があり、美しい段々畑の島とアンデスの宝石のような湖を一望できます。約1,600人のケチュア族が暮らしており、年齢・性別問わずみな伝統の織物を着ていますが、この織物もプレ・インカ時代から受け継がれたものです。織物は島の代名詞で、特にチュッロという耳当て付きニット帽と伝承が織り込まれた暦のウエストバンドが名物になっています。島全体が世界無形文化遺産で、織物学校に体験入学すれば織物が民族の歴史を語りかけてくるでしょう。
詳しく見るラパス
時を超えて謎の文明の記憶を語る、ティワナク遺跡。海抜3,885mの高所にあるティワナク(またはティアワナコ)文化の首都で、紀元後300年頃から紀元後900年頃まで栄えました。ティワナク文化は紀元前1500年前後から栄えたアメリカ大陸最古の文化の一つで、紀元後1200年前後に理由不明の崩壊をした謎の文化です。遺跡には半地下の寺院やアカパナピラミッド、太陽の門といった見どころがあり、失われた文化の記憶を今に伝えています。9月21日(春分)はカラササヤ寺院の正面から朝日が差し込み、遺跡が黄金色に輝く特別な日です。この日、町には大勢の人が集まり、さまざまな祭りが催され、遺跡を舞台にして過去と現在が交錯します。
詳しく見るCalle Camacho, Uyuni, Potosí
ラパスからウユニ:飛行機で約1時間またはバスで約12〜15時間 ウユニからウユニ塩湖:車で約1時間
終日
-
なし
手が雲に届きそうな天空に広がる神秘の大地、ウユニ塩湖。富士山とほぼ同じ海抜3,600mにある世界最大の塩の砂漠です。広大な塩湖全体で高低差はなんと50cmもなく、世界で最も平らな場所でもあります。中心部の塩の厚さが10m以上もある純白の世界は、太古に隆起したアンデス山脈に残った海水が約13,000年前に消失してできたものです。晴れた日の青空と輝く白の鮮烈なコントラストには言葉を失うほかありません。曇りの日には空と地平線が溶け合い、果てのない世界に迷い込んだかのような感覚を覚えるでしょう。さらに雨季には大地を薄く覆った水に空が映り込み、奇跡のような天空の鏡が現れます。トリック写真の撮影や車での塩湖横断、塩湖の中にある島めぐりなどが人気です。
テーマ
このスポットの近くにはこんなスポットも
閉じる
El Alto, La Paz, Bolivia
エル・アルト国際空港から車で約20分 ラパスからミニバスで約30分
終日
-
なし
天空から世界を見下ろす大都市、エル・アルト。スペイン語で高地を意味する通り、世界で最も高い標高約4,000mにある大都市です。ボリビアで最も急速に発展している経済の中心地で、ラパス近郊ですが独立した自治体になっています。巨大な屋外市場が有名で、工芸品や古着からパソコンソフトまであらゆるものが売られ、アイマラ語が飛び交う光景にこの国の活気を感じられるでしょう。チョリータ・レスリング(女子レスリング)のスタジアムでは、カラフルな衣装に身を包んだ地元女性の力強いファイトにエネルギーをもらえます。世界で最も高い所にあるケーブルカー、ミテレフェリコでは間近に迫るワイナ・ポトシやイリマニ山の雪を頂く神々しさに息を呑まずにいられません。
テーマ
このスポットの近くにはこんなスポットも
閉じる
Plaza Murillo, Calle Comercio esquina Socabaya, La Paz, Bolivia
エル・アルト国際空港から車で約30分、バスで約1時間(日によって鉄道も運行) ラパス中心から徒歩すぐ
8:00~19:00
-
なし
荘厳なる信仰と芸術の結晶、ラパス大聖堂。ムリリョ広場の中でもひときわ目を引くラパスの中心的な教会です。正式名称はカテドラル・ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラパス(聖母平和大聖堂)といい、メトロポリタン大聖堂、ムリリョ大聖堂とも呼ばれます。初代の大聖堂は1622年から70年かけて建設されましたが、倒壊の危険性が発生したため1835年から再建開始。現在の建物が完成したのはなんと150年以上経った1989年です。ネオクラシック様式とバロック様式が融合した外観は隅々まで精緻な美が宿り、足を踏み入れると祭壇の背後のステンドグラスから光がさす静謐な空間が待っています。元大統領カラウマナの墓があり、窓に残る祝福に人々の敬愛が感じられるでしょう。
テーマ
このスポットの近くにはこんなスポットも
閉じる
Cochabamba, Departamento de Cochabamba, Bolivia
ラパスから飛行機で約1時間、バスで約8~10時間
終日
-
なし
心地よい気候と美食の都、コチャバンバ。ボリビアで4番目に人口が多い都市で、アイマラ語でラ・リャタとよばれる神聖な土地です。年間を通じてすごしやすい気候から常春の街ともよばれ、映画「スカーフェイス」の舞台としても知られます。美食の都としても知られ、ボリビアの伝統料理シルパンチョの発祥地であるほか、チチャなどの地酒も名物です。9月14日広場の周辺には大聖堂など植民地時代の情緒ある町並みに歴史を感じられ、巨大な市営市場のラ・カンチャでは衣類や食品、お土産まであらゆるものが取引されており、現在の活気ある暮らしを感じられます。コンコルディアのキリストは世界最大のキリスト像で、内部に入って街の全景を望める絶景スポットです。
テーマ
閉じる
Santa Cruz de la Sierra, Departamento de Santa Cruz, Bolivia
ラパスから飛行機で約1時間、バスで約15~20時間
終日
-
なし
他の地域と一味違う文化が根づく、サンタ・クルス・デ・ラ・シエラ。サンタクルスの州都で、市内には動物園や植物園、世界最大の蝶の楽園グエンベバイオセンターといった施設が充実しています。9月24日広場の周辺には植民地時代の風情ある町並みが残り、圧倒的な存在感のサンタクルス大聖堂は街のパノラマを見渡せる絶景スポットです。近隣に多くのスポットが点在し、奇跡の聖母で知られる町コトカや世界遺産のイエズス会伝道所群があるサン・ホセ・デ・チキトスでは、人々の強い信仰に胸を打たれるでしょう。謎の遺跡サマイパタ砦やアンボロ国立公園、独特の環境が広がるカミリといった自然スポット、革命家チェ・ゲバラゆかりのスポットなど様々な楽しみが待っています。
テーマ
閉じる
La Paz, Bolivia
エル・アルト国際空港から車で約30分、バスで約1時間(日によって鉄道も運行) ラパス中心から徒歩すぐ エル・アルト国際空港から最寄りの16 de Julio駅まではバス、ミニバン、タクシーで約20分
5:00~22:00
-
初乗り料金3ボリビアーノス
高低差の街を飛び越える絶景空中散歩、ミテレフェリコ。海抜4,000mで運行する世界一高いケーブルカーで、坂道の多い街を快適に移動できるほか交通渋滞の解消にも役立ち、地元の人々の移動に革命的な変化をもたらしました。ボリビアの国旗にちなんで赤、黄、緑の3路線があり、ラパスとエル・アルト間の主要観光スポットを効率よく移動できます。ミテレフェリコ自体も観光名所になっており、アンデスの絶景の中、すり鉢状の街を滑空するかのような爽快感を味わえるでしょう。夜景も人気で、高所から一望する街の輝きは宝石のような美しさ。環境に配慮して太陽光発電を取り入れつつ、駅にはスペイン語とアイマラ語の名前があり、アンデスの過去と未来をもつないでいます。
テーマ
このスポットの近くにはこんなスポットも
閉じる
Valle de la Luna, La Paz, Bolivia
ラパスからバス・車で約20~40分(約10km)
8:00~17:00
-
15ボリビアーノス
ボリビアの異次元世界、月の谷 ヴァレ・デ・ラ・ルナ。アポロ計画のアームストロング船長本人が名づけたという逸話も残る、まるで別の惑星のような奇妙な光景です。その名に反して実際には谷ではなく、粘土と砂岩でできた山の上部が風雨に浸食されて失われ、白い尖塔の迷宮だけが残されました。荒涼とした風景ですが、サボテンや齧歯類のビスカッチャなどの珍しい生き物も見られ、鉱物含有量によって場所ごとにベージュや赤、紫など千変万化する色彩は言葉を失う美しさです。2種類のウォーキングコースがあり、ラ・ムエラ・デル・ディアブロ(悪魔の臼歯)、キャニオン・デ・パルカ(パルカ渓谷)、ヴァレ・デ・ラス・アニマス(魂の谷)といったスポットの神秘的な造形が目を奪います。
テーマ
このスポットの近くにはこんなスポットも
閉じる
(コパカバーナ)Copacabana, Provincia Manco Kapac, Departamento de La Paz, Bolivia (太陽の島)Isla del Sol, Lago Titicaca, Provincia Manco Kapac, Departamento de La Paz, Bolivia
ラパスからコパカバーナ:バスで約3時間半~4時間 コパカバーナから太陽の島:ボートで約1時間半
終日
-
なし
二つの聖地、コパカバーナと太陽の島。アイマラ語のコタ・カワナ(湖の景色)が由来のコパカバーナはインカ時代の聖地でしたが、現在もカトリックの巡礼地になっている運命的な地です。奇跡的な力で知られるビルヘン・モレナ(黒い聖母)をまつるコパカバーナ大聖堂はボリビアで最も崇拝される巡礼地で、ブラジルのリオデジャネイロにあるコパカバーナの由来になりました。ラパスに近いリゾートとしても人気で、湖で取れるトゥルチャ(マスの一種)が名物です。太陽の島にはインカ時代から続く港ユマニや、トゥパク・ユパンキが建設したピルコカイナ宮殿、チャラパンパの町にあるチナカナ迷宮やインカの起源が刻まれたカカ(聖なる石)などの遺跡があり、この地に花開いた文明の栄華が胸に染みます。
テーマ
このスポットの近くにはこんなスポットも
閉じる
Train Cemetery, Uyuni, Potosí Department, Bolivia
ウユニ市内から約3km(車で約10分、徒歩約30分)
終日
-
なし
沈黙の鋼鉄が歴史を語る、列車の墓場。現地ではセメンテリオ・デ・トレネスとよばれ、朽ちた蒸気機関車が数十台も放置された異様な光景は、町はずれの寂しさやアンデスの荒涼とした風景も相まって魔法の写真が撮れる撮影スポットとして人気です。ウユニは19世紀には鉄道輸送の拠点でしたが、1940年代に植民地経済が縮小し、辺境のこの地では20世紀初頭のイギリス製の機関車が撤去されずそのまま放置されることになったのです。風雨にさらされているうえに塩湖から吹く潮風によって腐食が進んでいるので、列車に登る際は注意しましょう。時が止まった列車のジャングルで地元の子供が元気に遊ぶ光景に、万感の思いを禁じえません。
テーマ
このスポットの近くにはこんなスポットも
閉じる
Laguna Colorada, Reserva Nacional de Fauna Andina Eduardo Avaroa, Bolivia
ウユニでツアー参加が一般的(ウユニからラグナ・コロラダまで約200km)
終日
-
なし(ツアーによる)
天空の赤い幻想世界、ラグナ・コロラダ。海抜約4,270mの場所に6,000haに渡って広がり、ウユニ塩湖と並んで「ボリビアで最も素晴らしい自然の驚異」として人気のスポットです。スペイン語で赤いラグーンを意味する名前の通り赤い色をした不思議な湖で、伝説によると神の血であるとされます。その正体は水中の赤い藻類と沈殿物で、水深が1mしかない赤い湖の中に白い塩が模様を描き、さらに雪を頂いたアンデスの峰々を映し出す奇跡の光景に魅了されずにはいられません。湖の豊富なプランクトンを餌にするため大群のフラミンゴが飛来することでも有名で、生まれたときは白いフラミンゴの羽毛がピンクに染まるのは餌になるプランクトンの色素によるものです。
テーマ
閉じる
Isla Taquile, Lago Titicaca, Puno, Perú
プーノからフェリーで約2~3時間
終日
-
なし
時を超えたインカの島、タキーレ島。チチカカ湖から小山のように突き出した平地がほとんどない島で、斜面を覆う段々畑はインカより古いプレ・インカ時代からなんとずっと現役です。島の頂上には遺跡と展望台があり、美しい段々畑の島とアンデスの宝石のような湖を一望できます。約1,600人のケチュア族が暮らしており、年齢・性別問わずみな伝統の織物を着ていますが、この織物もプレ・インカ時代から受け継がれたものです。織物は島の代名詞で、特にチュッロという耳当て付きニット帽と伝承が織り込まれた暦のウエストバンドが名物になっています。島全体が世界無形文化遺産で、織物学校に体験入学すれば織物が民族の歴史を語りかけてくるでしょう。
テーマ
このスポットの近くにはこんなスポットも
閉じる
Tiwanaku Archaeological Site, Ingavi, La Paz, Bolivia
ラパスからミニバンで約2時間、車で約1時間
9:00~17:00
-
10米ドル
時を超えて謎の文明の記憶を語る、ティワナク遺跡。海抜3,885mの高所にあるティワナク(またはティアワナコ)文化の首都で、紀元後300年頃から紀元後900年頃まで栄えました。ティワナク文化は紀元前1500年前後から栄えたアメリカ大陸最古の文化の一つで、紀元後1200年前後に理由不明の崩壊をした謎の文化です。遺跡には半地下の寺院やアカパナピラミッド、太陽の門といった見どころがあり、失われた文化の記憶を今に伝えています。9月21日(春分)はカラササヤ寺院の正面から朝日が差し込み、遺跡が黄金色に輝く特別な日です。この日、町には大勢の人が集まり、さまざまな祭りが催され、遺跡を舞台にして過去と現在が交錯します。
テーマ
このスポットの近くにはこんなスポットも
閉じる
朝食に食べる包み焼きパンです。牛肉や鶏肉を細かく切ったものを具材に小麦粉を使った生地で包んであります。
コチャバンバの名物料理で、薄く大きな肉を焼き、ご飯の上に目玉焼きとともに乗せて食べるボリュームのある料理です。
一口大の牛肉とソーセージ、トマトや玉ねぎなどの野菜が山盛りになった料理です。ゆで卵などをトッピングします。
濃厚でクリーミーな味わいのピーナッツのスープです。お祝い事があるときなど特別な日に食べる料理です。
ボリビアは南アメリカ大陸内陸国で、アンデス山脈が国土の多くを占め、高地に位置する街が多いのが特徴です。ウユニ塩湖はとくに有名で、先住民の文化が色濃く残っており、多様な民族が共生しています。
ボリビアの通貨単位はボリビアーノ。日本で円からの両替は難しいためUSドルを用意し、現地での両替がおすすめです。両替したボリビアーノは現地で使いきるか、USドルへの両替を。また、クレジットカードが使えないところもあるため注意が必要です、
四季がなく、乾季と雨季にはっきりとわかれます。また標高が高い地域が多く日中と夜の温度差が大きくなる都市が多いため、調節しやすい服装の準備が必要です。
※平均気温、降水量:全て国土交通省 気象庁ウェブサイト調べ
電圧は220/110ボルト・60ヘルツです。日本の電化製品を使う場合は変圧器が必要になります。変換プラグなどを持参すると便利です。
日本からボリビアまでの直行便は就航しておらず、主にアメリカを経由し、さらにペルーのリマを経由しボリビアに向かうのが一般的です。経由地にもよりますが24〜30時間程度の所要時間となります。
空港には余裕をもって到着するようにしましょう。早めにチェックインを済ませれば、買い忘れたおみやげなどを買うことができます。
水道水は飲用には適していません。ミネラルウォーターを飲用することをおすすめします。
トイレがない場所が多く、公衆トイレは基本的に有料です。レストランやカフェなどトイレが使える時に済ませておくことをおすすめします。トイレットペーパーは隣に備え付けのゴミ箱に捨てることになることが多くなります。
公衆電話は少なくはなっていますが街中にあります。公衆電話用のテレホンカードはキオスクや商店で購入できます。
都市部のラパスやサンタクルスなどを中心に、旅行者を狙ったスリ・置き引き等の窃盗にあう可能性があります。人通りの少ない夜道などはなるべく避けるなど、十分に注意が必要です。
カトリックが主流ですが、先住民の宗教・信仰も残っており、多様な宗教が存在します。現地の信仰などを理解・尊重しながらボリビアの旅を満喫しましょう。
アジア
ヨーロッパ
中近東
アフリカ