ボリビア観光におすすめの名所&人気のスポットランキングボリビア観光ガイド

ウユニ塩湖ウユニ塩湖
ティワナク文化の宗教的・政治的中心地ティワナク文化の宗教的・政治的中心地
スクレ市街スクレ市街

ウユニ塩湖や美しいアンデス山脈が魅力のボリビア。多様な文化と歴史が息づき、先住民の伝統が色濃く残ります。首都ラパスは世界で最も高い場所にあり、独特の風景と活気ある市場が楽しめます。エコツーリズムや冒険旅行に最適なボリビアの基本情報から観光情報まで詳しく紹介します。

ボリビア観光マップ

Map

ボリビアのおすすめ観光スポット総合ランキング

Ranking
1
ウユニ塩湖

ウユニ塩湖

ウユニ

アメリカ大陸最大の塩湖。広大な塩原はここが太古の昔海底だった証です。雨季には幻想的な「ミラーワールド」が出現します。

2
塩のホテル

塩のホテル

ウユニ

壁・天井・ベッドや調度品まで塩でつくられていることで人気のホテル。お湯も暖房もWi-Fiも完備で安心してくつろげます。

3
スクレ

スクレ

スクレ

赤い屋根と白い壁が続くコロニアルな情緒が印象的な街。14世紀の銀産出で栄え、ボリビア独立運動にもゆかりが深い歴史をもつ古都です。

4
ポトシ

ポトシ

ポトシ

銀山で栄えた歴史的都市で、かつては世界最大級の富の源とされた世界遺産に登録されている街です。

5
ティワナク遺跡

ティワナク遺跡

ティワナク

インカ帝国のはるか昔に栄えた巨石文化の古代都市。一枚岩の「太陽の門」や7mの巨大石像など高度な石工技術が見どころです。

6
ラグーナコロラダ

ラグーナコロラダ

ウユニ

赤い湖水にフラミンゴが映える神秘的な塩湖。フラミンゴの生息地としてラムサール条約で守られている自然保護区です。

7
ラパス

ラパス

ラパス

標高3,600mの「雲の上の街」。すり鉢状の盆地の中心には大統領邸や国会議事堂があり、斜面に沿って日干しレンガの家が並ぶボリビアの中心都市です。

ボリビアおすすめツアー

ボリビアのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • ウユニ塩湖

    ウユニ塩湖

    ポトシ県、オルロ県

    手が雲に届きそうな天空に広がる神秘の大地、ウユニ塩湖。富士山とほぼ同じ海抜3,600mにある世界最大の塩の砂漠です。広大な塩湖全体で高低差はなんと50cmもなく、世界で最も平らな場所でもあります。中心部の塩の厚さが10m以上もある純白の世界は、太古に隆起したアンデス山脈に残った海水が約13,000年前に消失してできたものです。晴れた日の青空と輝く白の鮮烈なコントラストには言葉を失うほかありません。曇りの日には空と地平線が溶け合い、果てのない世界に迷い込んだかのような感覚を覚えるでしょう。さらに雨季には大地を薄く覆った水に空が映り込み、奇跡のような天空の鏡が現れます。トリック写真の撮影や車での塩湖横断、塩湖の中にある島めぐりなどが人気です。

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  • エル・アルト

    エル・アルト

    ラパス

    天空から世界を見下ろす大都市、エル・アルト。スペイン語で高地を意味する通り、世界で最も高い標高約4,000mにある大都市です。ボリビアで最も急速に発展している経済の中心地で、ラパス近郊ですが独立した自治体になっています。巨大な屋外市場が有名で、工芸品や古着からパソコンソフトまであらゆるものが売られ、アイマラ語が飛び交う光景にこの国の活気を感じられるでしょう。チョリータ・レスリング(女子レスリング)のスタジアムでは、カラフルな衣装に身を包んだ地元女性の力強いファイトにエネルギーをもらえます。世界で最も高い所にあるケーブルカー、ミテレフェリコでは間近に迫るワイナ・ポトシやイリマニ山の雪を頂く神々しさに息を呑まずにいられません。

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  • ラパス大聖堂

    ラパス大聖堂

    ラパス

    荘厳なる信仰と芸術の結晶、ラパス大聖堂。ムリリョ広場の中でもひときわ目を引くラパスの中心的な教会です。正式名称はカテドラル・ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラパス(聖母平和大聖堂)といい、メトロポリタン大聖堂、ムリリョ大聖堂とも呼ばれます。初代の大聖堂は1622年から70年かけて建設されましたが、倒壊の危険性が発生したため1835年から再建開始。現在の建物が完成したのはなんと150年以上経った1989年です。ネオクラシック様式とバロック様式が融合した外観は隅々まで精緻な美が宿り、足を踏み入れると祭壇の背後のステンドグラスから光がさす静謐な空間が待っています。元大統領カラウマナの墓があり、窓に残る祝福に人々の敬愛が感じられるでしょう。

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  • コチャバンバ

    コチャバンバ

    コチャバンバ県

    心地よい気候と美食の都、コチャバンバ。ボリビアで4番目に人口が多い都市で、アイマラ語でラ・リャタとよばれる神聖な土地です。年間を通じてすごしやすい気候から常春の街ともよばれ、映画「スカーフェイス」の舞台としても知られます。美食の都としても知られ、ボリビアの伝統料理シルパンチョの発祥地であるほか、チチャなどの地酒も名物です。9月14日広場の周辺には大聖堂など植民地時代の情緒ある町並みに歴史を感じられ、巨大な市営市場のラ・カンチャでは衣類や食品、お土産まであらゆるものが取引されており、現在の活気ある暮らしを感じられます。コンコルディアのキリストは世界最大のキリスト像で、内部に入って街の全景を望める絶景スポットです。

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  • サンタ・クルス・デ・ラ・シエラ

    サンタ・クルス・デ・ラ・シエラ

    サンタクルス県

    他の地域と一味違う文化が根づく、サンタ・クルス・デ・ラ・シエラ。サンタクルスの州都で、市内には動物園や植物園、世界最大の蝶の楽園グエンベバイオセンターといった施設が充実しています。9月24日広場の周辺には植民地時代の風情ある町並みが残り、圧倒的な存在感のサンタクルス大聖堂は街のパノラマを見渡せる絶景スポットです。近隣に多くのスポットが点在し、奇跡の聖母で知られる町コトカや世界遺産のイエズス会伝道所群があるサン・ホセ・デ・チキトスでは、人々の強い信仰に胸を打たれるでしょう。謎の遺跡サマイパタ砦やアンボロ国立公園、独特の環境が広がるカミリといった自然スポット、革命家チェ・ゲバラゆかりのスポットなど様々な楽しみが待っています。

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  • ミテレフェリコ

    ミテレフェリコ

    ラパス

    高低差の街を飛び越える絶景空中散歩、ミテレフェリコ。海抜4,000mで運行する世界一高いケーブルカーで、坂道の多い街を快適に移動できるほか交通渋滞の解消にも役立ち、地元の人々の移動に革命的な変化をもたらしました。ボリビアの国旗にちなんで赤、黄、緑の3路線があり、ラパスとエル・アルト間の主要観光スポットを効率よく移動できます。ミテレフェリコ自体も観光名所になっており、アンデスの絶景の中、すり鉢状の街を滑空するかのような爽快感を味わえるでしょう。夜景も人気で、高所から一望する街の輝きは宝石のような美しさ。環境に配慮して太陽光発電を取り入れつつ、駅にはスペイン語とアイマラ語の名前があり、アンデスの過去と未来をもつないでいます。

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  • 月の谷 ヴァレ・デ・ラ・ルナ

    月の谷 ヴァレ・デ・ラ・ルナ

    ラパス

    ボリビアの異次元世界、月の谷 ヴァレ・デ・ラ・ルナ。アポロ計画のアームストロング船長本人が名づけたという逸話も残る、まるで別の惑星のような奇妙な光景です。その名に反して実際には谷ではなく、粘土と砂岩でできた山の上部が風雨に浸食されて失われ、白い尖塔の迷宮だけが残されました。荒涼とした風景ですが、サボテンや齧歯類のビスカッチャなどの珍しい生き物も見られ、鉱物含有量によって場所ごとにベージュや赤、紫など千変万化する色彩は言葉を失う美しさです。2種類のウォーキングコースがあり、ラ・ムエラ・デル・ディアブロ(悪魔の臼歯)、キャニオン・デ・パルカ(パルカ渓谷)、ヴァレ・デ・ラス・アニマス(魂の谷)といったスポットの神秘的な造形が目を奪います。

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  • コパカバーナと太陽の島

    コパカバーナと太陽の島

    ラパス

    二つの聖地、コパカバーナと太陽の島。アイマラ語のコタ・カワナ(湖の景色)が由来のコパカバーナはインカ時代の聖地でしたが、現在もカトリックの巡礼地になっている運命的な地です。奇跡的な力で知られるビルヘン・モレナ(黒い聖母)をまつるコパカバーナ大聖堂はボリビアで最も崇拝される巡礼地で、ブラジルのリオデジャネイロにあるコパカバーナの由来になりました。ラパスに近いリゾートとしても人気で、湖で取れるトゥルチャ(マスの一種)が名物です。太陽の島にはインカ時代から続く港ユマニや、トゥパク・ユパンキが建設したピルコカイナ宮殿、チャラパンパの町にあるチナカナ迷宮やインカの起源が刻まれたカカ(聖なる石)などの遺跡があり、この地に花開いた文明の栄華が胸に染みます。

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  • 列車の墓場

    列車の墓場

    ポトシ県

    沈黙の鋼鉄が歴史を語る、列車の墓場。現地ではセメンテリオ・デ・トレネスとよばれ、朽ちた蒸気機関車が数十台も放置された異様な光景は、町はずれの寂しさやアンデスの荒涼とした風景も相まって魔法の写真が撮れる撮影スポットとして人気です。ウユニは19世紀には鉄道輸送の拠点でしたが、1940年代に植民地経済が縮小し、辺境のこの地では20世紀初頭のイギリス製の機関車が撤去されずそのまま放置されることになったのです。風雨にさらされているうえに塩湖から吹く潮風によって腐食が進んでいるので、列車に登る際は注意しましょう。時が止まった列車のジャングルで地元の子供が元気に遊ぶ光景に、万感の思いを禁じえません。

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  • ラグナ・コロラダ

    ラグナ・コロラダ

    タリハ県

    天空の赤い幻想世界、ラグナ・コロラダ。海抜約4,270mの場所に6,000haに渡って広がり、ウユニ塩湖と並んで「ボリビアで最も素晴らしい自然の驚異」として人気のスポットです。スペイン語で赤いラグーンを意味する名前の通り赤い色をした不思議な湖で、伝説によると神の血であるとされます。その正体は水中の赤い藻類と沈殿物で、水深が1mしかない赤い湖の中に白い塩が模様を描き、さらに雪を頂いたアンデスの峰々を映し出す奇跡の光景に魅了されずにはいられません。湖の豊富なプランクトンを餌にするため大群のフラミンゴが飛来することでも有名で、生まれたときは白いフラミンゴの羽毛がピンクに染まるのは餌になるプランクトンの色素によるものです。

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  • タキーレ島

    タキーレ島

    時を超えたインカの島、タキーレ島。チチカカ湖から小山のように突き出した平地がほとんどない島で、斜面を覆う段々畑はインカより古いプレ・インカ時代からなんとずっと現役です。島の頂上には遺跡と展望台があり、美しい段々畑の島とアンデスの宝石のような湖を一望できます。約1,600人のケチュア族が暮らしており、年齢・性別問わずみな伝統の織物を着ていますが、この織物もプレ・インカ時代から受け継がれたものです。織物は島の代名詞で、特にチュッロという耳当て付きニット帽と伝承が織り込まれた暦のウエストバンドが名物になっています。島全体が世界無形文化遺産で、織物学校に体験入学すれば織物が民族の歴史を語りかけてくるでしょう。

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  • ティワナク遺跡

    ティワナク遺跡

    ラパス

    時を超えて謎の文明の記憶を語る、ティワナク遺跡。海抜3,885mの高所にあるティワナク(またはティアワナコ)文化の首都で、紀元後300年頃から紀元後900年頃まで栄えました。ティワナク文化は紀元前1500年前後から栄えたアメリカ大陸最古の文化の一つで、紀元後1200年前後に理由不明の崩壊をした謎の文化です。遺跡には半地下の寺院やアカパナピラミッド、太陽の門といった見どころがあり、失われた文化の記憶を今に伝えています。9月21日(春分)はカラササヤ寺院の正面から朝日が差し込み、遺跡が黄金色に輝く特別な日です。この日、町には大勢の人が集まり、さまざまな祭りが催され、遺跡を舞台にして過去と現在が交錯します。

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手が雲に届きそうな天空に広がる神秘の大地、ウユニ塩湖。富士山とほぼ同じ海抜3,600mにある世界最大の塩の砂漠です。広大な塩湖全体で高低差はなんと50cmもなく、世界で最も平らな場所でもあります。中心部の塩の厚さが10m以上もある純白の世界は、太古に隆起したアンデス山脈に残った海水が約13,000年前に消失してできたものです。晴れた日の青空と輝く白の鮮烈なコントラストには言葉を失うほかありません。曇りの日には空と地平線が溶け合い、果てのない世界に迷い込んだかのような感覚を覚えるでしょう。さらに雨季には大地を薄く覆った水に空が映り込み、奇跡のような天空の鏡が現れます。トリック写真の撮影や車での塩湖横断、塩湖の中にある島めぐりなどが人気です。

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天空から世界を見下ろす大都市、エル・アルト。スペイン語で高地を意味する通り、世界で最も高い標高約4,000mにある大都市です。ボリビアで最も急速に発展している経済の中心地で、ラパス近郊ですが独立した自治体になっています。巨大な屋外市場が有名で、工芸品や古着からパソコンソフトまであらゆるものが売られ、アイマラ語が飛び交う光景にこの国の活気を感じられるでしょう。チョリータ・レスリング(女子レスリング)のスタジアムでは、カラフルな衣装に身を包んだ地元女性の力強いファイトにエネルギーをもらえます。世界で最も高い所にあるケーブルカー、ミテレフェリコでは間近に迫るワイナ・ポトシやイリマニ山の雪を頂く神々しさに息を呑まずにいられません。

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荘厳なる信仰と芸術の結晶、ラパス大聖堂。ムリリョ広場の中でもひときわ目を引くラパスの中心的な教会です。正式名称はカテドラル・ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラパス(聖母平和大聖堂)といい、メトロポリタン大聖堂、ムリリョ大聖堂とも呼ばれます。初代の大聖堂は1622年から70年かけて建設されましたが、倒壊の危険性が発生したため1835年から再建開始。現在の建物が完成したのはなんと150年以上経った1989年です。ネオクラシック様式とバロック様式が融合した外観は隅々まで精緻な美が宿り、足を踏み入れると祭壇の背後のステンドグラスから光がさす静謐な空間が待っています。元大統領カラウマナの墓があり、窓に残る祝福に人々の敬愛が感じられるでしょう。

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心地よい気候と美食の都、コチャバンバ。ボリビアで4番目に人口が多い都市で、アイマラ語でラ・リャタとよばれる神聖な土地です。年間を通じてすごしやすい気候から常春の街ともよばれ、映画「スカーフェイス」の舞台としても知られます。美食の都としても知られ、ボリビアの伝統料理シルパンチョの発祥地であるほか、チチャなどの地酒も名物です。9月14日広場の周辺には大聖堂など植民地時代の情緒ある町並みに歴史を感じられ、巨大な市営市場のラ・カンチャでは衣類や食品、お土産まであらゆるものが取引されており、現在の活気ある暮らしを感じられます。コンコルディアのキリストは世界最大のキリスト像で、内部に入って街の全景を望める絶景スポットです。

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他の地域と一味違う文化が根づく、サンタ・クルス・デ・ラ・シエラ。サンタクルスの州都で、市内には動物園や植物園、世界最大の蝶の楽園グエンベバイオセンターといった施設が充実しています。9月24日広場の周辺には植民地時代の風情ある町並みが残り、圧倒的な存在感のサンタクルス大聖堂は街のパノラマを見渡せる絶景スポットです。近隣に多くのスポットが点在し、奇跡の聖母で知られる町コトカや世界遺産のイエズス会伝道所群があるサン・ホセ・デ・チキトスでは、人々の強い信仰に胸を打たれるでしょう。謎の遺跡サマイパタ砦やアンボロ国立公園、独特の環境が広がるカミリといった自然スポット、革命家チェ・ゲバラゆかりのスポットなど様々な楽しみが待っています。

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高低差の街を飛び越える絶景空中散歩、ミテレフェリコ。海抜4,000mで運行する世界一高いケーブルカーで、坂道の多い街を快適に移動できるほか交通渋滞の解消にも役立ち、地元の人々の移動に革命的な変化をもたらしました。ボリビアの国旗にちなんで赤、黄、緑の3路線があり、ラパスとエル・アルト間の主要観光スポットを効率よく移動できます。ミテレフェリコ自体も観光名所になっており、アンデスの絶景の中、すり鉢状の街を滑空するかのような爽快感を味わえるでしょう。夜景も人気で、高所から一望する街の輝きは宝石のような美しさ。環境に配慮して太陽光発電を取り入れつつ、駅にはスペイン語とアイマラ語の名前があり、アンデスの過去と未来をもつないでいます。

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ボリビアの異次元世界、月の谷 ヴァレ・デ・ラ・ルナ。アポロ計画のアームストロング船長本人が名づけたという逸話も残る、まるで別の惑星のような奇妙な光景です。その名に反して実際には谷ではなく、粘土と砂岩でできた山の上部が風雨に浸食されて失われ、白い尖塔の迷宮だけが残されました。荒涼とした風景ですが、サボテンや齧歯類のビスカッチャなどの珍しい生き物も見られ、鉱物含有量によって場所ごとにベージュや赤、紫など千変万化する色彩は言葉を失う美しさです。2種類のウォーキングコースがあり、ラ・ムエラ・デル・ディアブロ(悪魔の臼歯)、キャニオン・デ・パルカ(パルカ渓谷)、ヴァレ・デ・ラス・アニマス(魂の谷)といったスポットの神秘的な造形が目を奪います。

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二つの聖地、コパカバーナと太陽の島。アイマラ語のコタ・カワナ(湖の景色)が由来のコパカバーナはインカ時代の聖地でしたが、現在もカトリックの巡礼地になっている運命的な地です。奇跡的な力で知られるビルヘン・モレナ(黒い聖母)をまつるコパカバーナ大聖堂はボリビアで最も崇拝される巡礼地で、ブラジルのリオデジャネイロにあるコパカバーナの由来になりました。ラパスに近いリゾートとしても人気で、湖で取れるトゥルチャ(マスの一種)が名物です。太陽の島にはインカ時代から続く港ユマニや、トゥパク・ユパンキが建設したピルコカイナ宮殿、チャラパンパの町にあるチナカナ迷宮やインカの起源が刻まれたカカ(聖なる石)などの遺跡があり、この地に花開いた文明の栄華が胸に染みます。

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沈黙の鋼鉄が歴史を語る、列車の墓場。現地ではセメンテリオ・デ・トレネスとよばれ、朽ちた蒸気機関車が数十台も放置された異様な光景は、町はずれの寂しさやアンデスの荒涼とした風景も相まって魔法の写真が撮れる撮影スポットとして人気です。ウユニは19世紀には鉄道輸送の拠点でしたが、1940年代に植民地経済が縮小し、辺境のこの地では20世紀初頭のイギリス製の機関車が撤去されずそのまま放置されることになったのです。風雨にさらされているうえに塩湖から吹く潮風によって腐食が進んでいるので、列車に登る際は注意しましょう。時が止まった列車のジャングルで地元の子供が元気に遊ぶ光景に、万感の思いを禁じえません。

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天空の赤い幻想世界、ラグナ・コロラダ。海抜約4,270mの場所に6,000haに渡って広がり、ウユニ塩湖と並んで「ボリビアで最も素晴らしい自然の驚異」として人気のスポットです。スペイン語で赤いラグーンを意味する名前の通り赤い色をした不思議な湖で、伝説によると神の血であるとされます。その正体は水中の赤い藻類と沈殿物で、水深が1mしかない赤い湖の中に白い塩が模様を描き、さらに雪を頂いたアンデスの峰々を映し出す奇跡の光景に魅了されずにはいられません。湖の豊富なプランクトンを餌にするため大群のフラミンゴが飛来することでも有名で、生まれたときは白いフラミンゴの羽毛がピンクに染まるのは餌になるプランクトンの色素によるものです。

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時を超えたインカの島、タキーレ島。チチカカ湖から小山のように突き出した平地がほとんどない島で、斜面を覆う段々畑はインカより古いプレ・インカ時代からなんとずっと現役です。島の頂上には遺跡と展望台があり、美しい段々畑の島とアンデスの宝石のような湖を一望できます。約1,600人のケチュア族が暮らしており、年齢・性別問わずみな伝統の織物を着ていますが、この織物もプレ・インカ時代から受け継がれたものです。織物は島の代名詞で、特にチュッロという耳当て付きニット帽と伝承が織り込まれた暦のウエストバンドが名物になっています。島全体が世界無形文化遺産で、織物学校に体験入学すれば織物が民族の歴史を語りかけてくるでしょう。

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時を超えて謎の文明の記憶を語る、ティワナク遺跡。海抜3,885mの高所にあるティワナク(またはティアワナコ)文化の首都で、紀元後300年頃から紀元後900年頃まで栄えました。ティワナク文化は紀元前1500年前後から栄えたアメリカ大陸最古の文化の一つで、紀元後1200年前後に理由不明の崩壊をした謎の文化です。遺跡には半地下の寺院やアカパナピラミッド、太陽の門といった見どころがあり、失われた文化の記憶を今に伝えています。9月21日(春分)はカラササヤ寺院の正面から朝日が差し込み、遺跡が黄金色に輝く特別な日です。この日、町には大勢の人が集まり、さまざまな祭りが催され、遺跡を舞台にして過去と現在が交錯します。

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ボリビアのおすすめ情報

Information

グルメ

サルテーニャ

サルテーニャ

朝食に食べる包み焼きパンです。牛肉や鶏肉を細かく切ったものを具材に小麦粉を使った生地で包んであります。

シルパンチョ

シルパンチョ

コチャバンバの名物料理で、薄く大きな肉を焼き、ご飯の上に目玉焼きとともに乗せて食べるボリュームのある料理です。

ピケマチョ

ピケマチョ

一口大の牛肉とソーセージ、トマトや玉ねぎなどの野菜が山盛りになった料理です。ゆで卵などをトッピングします。

ソパ・デ・マニ

ソパ・デ・マニ

濃厚でクリーミーな味わいのピーナッツのスープです。お祝い事があるときなど特別な日に食べる料理です。

ボリビア 観光 基本情報

Information
  • 概要
  • 旅の準備
  • 入国・出国
  • 現地情報

概要

ボリビアは南アメリカ大陸内陸国で、アンデス山脈が国土の多くを占め、高地に位置する街が多いのが特徴です。ウユニ塩湖はとくに有名で、先住民の文化が色濃く残っており、多様な民族が共生しています。

  • 正式名称
    ボリビア多民族国  Plurinational State of Bolivia
  • 首都
    ラパス
  • 人口
    約1,222万人
  • 面積
    約110万km²
  • 人種・民族
    先住民41%、非先住民59%
  • 宗教
    カトリック等
  • 言語
    スペイン語等
  • 通貨
    ボリビアーノ
  • 時差
    -13時間 ボリビアが正午のとき、日本は翌日午前1時

通貨・両替

ボリビアの通貨単位はボリビアーノ。日本で円からの両替は難しいためUSドルを用意し、現地での両替がおすすめです。両替したボリビアーノは現地で使いきるか、USドルへの両替を。また、クレジットカードが使えないところもあるため注意が必要です、

  • 日本で
    日本でボリビアーノへの両替は難しいため、USドルへの両替がおすすめです。
  • 現地で
    USドルからボリビアーノへ両替可能です。空港、銀行、両替所などで両替ができます。ホテルでも可能ですが、現金の用意がないという理由で断られる事もあります。
  • 現地の空港で
    USドルからの両替は可能です。手数料も引かれレートはあまりよくありませんが、最低限の両替が必要な際は利用しましょう。
  • 現地の銀行で
    USドルからの両替が可能です。両替所に比べるとややレートが低いことが多いです。両替時にはパスポートが必要です。
  • 現地の両替所で
    両替所が一般的な両替方法です。大通りや金融街に多く出店されています。パスポートが必要です。
  • 外貨宅配
    外貨をあらかじめ指定の場所に届けてくれる便利なサービス。申込みは電話かウェブで。
  • 為替レート
    1ボリビアーノ=2.74円(2024年8月現在)

気候・服装

四季がなく、乾季と雨季にはっきりとわかれます。また標高が高い地域が多く日中と夜の温度差が大きくなる都市が多いため、調節しやすい服装の準備が必要です。

  • 乾季
    おおむね4月~11月が乾季にあたり、ほとんど雨は降りません。日中の日差しが強く紫外線対策をしっかりとおこないましょう。気温差もあるため、長袖が望ましいです。
  • 雨季
    雨季も乾季と同様に日中の日差しが強くなるため、紫外線対策をおこないましょう。また気温調節がしやすい服装がおすすめです。

※平均気温、降水量:全て国土交通省 気象庁ウェブサイト調べ

電圧・プラグ・荷造り・必需品

電圧は220/110ボルト・60ヘルツです。日本の電化製品を使う場合は変圧器が必要になります。変換プラグなどを持参すると便利です。

  • 電圧
    220ボルト・60ヘルツ
  • プラグ
    • Aタイプ Cタイプ
    • Aタイプ Cタイプ
  • 上手な荷造り
    かさばる衣類などは荷造り用の便利グッズを使って小さくまとめ、荷物は必要最小限に。帰りのおみやげ用のスペースも考えておきましょう。
  • 旅の必需品
    海外へ出るためにはパスポートとお金(現金・カード)が最低限必要。ツアーの場合は、最終日程表「旅のしおり」も必ず持参しましょう。

持っていくと便利

  • 防寒対策
    夜のウユニ塩湖に行く場合、かなり冷え込みます。手袋、靴下、上着、機能性インナー、カイロ等寒さを調整出来るものが必要です。
  • ウェット
    ティッシュ
    ウユニ塩湖は塩が身体につくことがあります。サッと拭けるものがあると不快感も軽減できます。
  • 常備薬・
    高山病対策
    環境の変化から体調を崩すこともあります。飲み慣れている薬があると安心です。標高が高い観光地も多いため、高山病対策が出来る薬を事前に処方してもらうこともおすすめです。
  • 日焼け止め・
    サングラス
    日中のウユニ塩湖は日光の照り返しが強くなります。日焼け止めは必ず持っていきましょう。また日差し対策でサングラスも持参をおすすめします。
  • 乾燥対策
    グッズ
    乾燥しやすい場所も多いため、リップクリーム、ハンドクリーム、化粧水など乾燥対策が出来るものがあると安心です。
  • 衣類圧縮袋
    下着や着替えなどかさばる物はこれに入れて空間を確保。おみやげが入らないときにも重宝します。

フライト・飛行時間

日本からボリビアまでの直行便は就航しておらず、主にアメリカを経由し、さらにペルーのリマを経由しボリビアに向かうのが一般的です。経由地にもよりますが24〜30時間程度の所要時間となります。

  • 直行便・経由便
    直行便は就航しておらず、アメリカとペルーで計2回の乗り継ぎが主流です。
  • 機内への持ち込み
    原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm 以内。テロ対策で厳しくなっているので、爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。液体は100ml以下の容器に移して透明な袋に入れましょう。

ボリビアへの入国

  • パスポート残存有効期限
    入国時6か月以上有効なパスポートが必要です。旅行が決まったら必ず確認しておきましょう。
  • ビザの発給
    30日以内の観光はビザ不要です。1年間に2度までボリビア国内の移民局で手続きを行うことで滞在期間の延長が可能。最長90日まで滞在が可能です。
    ※アメリカで乗り継ぐ場合は、事前にアメリカ ESTA(電子渡航認証)の取得が必要です。
  • 入国カード
    パスポートとともに入国審査の際に必要です。予め機内等で記入し、入国時に提出のこと。
  • ※この情報は2024年8月現在のものです。情報の更新には努めておりますが、ビザ・パスポートなどの情報は予告なく変更されることがございます。必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。
  • ボリビア入国の流れ
    1. 1.入国審査
      機内で出入国カード、税関申告書に必要事項を記入。審査官にパスポート、出入国カード提示し入国審査を受けます。出国を証明する航空券等の提示も必要です。
    2. 2.荷物の受け取り
      自分が乗ってきた飛行機の便名が表示されたターンテーブルで、日本出発の際に預けた荷物を受け取ります。
    3. 3.税関審査
      税関申告書は申告するものがある方のみ提出が必要となっております。
      記入した税関申告書を提出し、荷物の検査を受けます。

ボリビアから出国

空港には余裕をもって到着するようにしましょう。早めにチェックインを済ませれば、買い忘れたおみやげなどを買うことができます。

  • ボリビア出国の流れ
    1. 1.チェックイン(搭乗手続き)
      自分が利用する航空会社のカウンターに並び、航空券とパスポートを提出し、荷物を預け、搭乗券を受け取ります。コカの葉の生産国のため、荷物のチェックが厳しくカウンターで質問をされることも。
    2. 2.出国審査
      パスポートと搭乗券を提示するだけでスムーズに出国審査を抜けられます。
    3. 3.手荷物検査
      機内に持ち込む荷物はすべてX線で検査が行われます。身につけている金属類は外してトレイに入れましょう。

水事情

水道水は飲用には適していません。ミネラルウォーターを飲用することをおすすめします。

  • レストランや食堂では
    レストランなどで出される氷も水道水から作られている場合もあるため、避けた方が無難です。ミネラルウォーターを購入するのが安心です。
  • 観光にはミネラルウォーターを
    乾燥しやすい観光地が多く、ミネラルウォーターなどの用意は必須です。
    炭酸なしのsin gasと炭酸ありのcon gasの2種類が売られています。

トイレ事情

トイレがない場所が多く、公衆トイレは基本的に有料です。レストランやカフェなどトイレが使える時に済ませておくことをおすすめします。トイレットペーパーは隣に備え付けのゴミ箱に捨てることになることが多くなります。

  • ティッシュペーパーを準備
    トイレットペーパーも常備されていないことが多いので、ティッシュペーパーを必ず携帯していきましょう。

郵便・電話・インターネット

公衆電話は少なくはなっていますが街中にあります。公衆電話用のテレホンカードはキオスクや商店で購入できます。

  • 郵便
    SAL扱いの郵便物の取り扱いが全面的に停止しています。
  • 電話
    • 電話のかけ方:日本に直接ダイヤルする場合、国際電話識別番号(001または002)、日本の国番号(81)、市外局番から0をとった番号(東京なら3)、市内局番と相手の電話番号の順に入力します。
    • レンタル携帯:日本で使用している携帯電話を海外でも利用できるサービスがありますが、対応機種が限られているなど面倒。レンタル携帯なら出発前に旅行会社でもレンタルでき便利です。
  • インターネット事情
    街中のホテルやカフェなどで無料Wi-Fiが繋がるスポットはありますが、ボリビア国内全体でインターネット環境は整備途中であり、接続状況はあまり良くありません。

トラブル・治安

都市部のラパスやサンタクルスなどを中心に、旅行者を狙ったスリ・置き引き等の窃盗にあう可能性があります。人通りの少ない夜道などはなるべく避けるなど、十分に注意が必要です。

  • スリ・置き引き
    空港、市場、レストラン、公共交通の移動中など、置き引きや、バッグを切られて財布を盗られるなどの被害にあうケースも。
  • パスポート(旅券)の紛失
    最寄りの警察署で紛失証明書を発行してもらい、最も近い都市の日本大使館か領事館で再発給の申請、発給を受けなくてはなりません。
  • トラブルに巻き込まれたら?
    万一、盗難に遭ったら即座に警察に連絡を。戻って来る可能性は低いですが、盗難証明書を発行してもらいましょう。帰国後に海外旅行保険会社に請求することができる場合があります。
  • 海外旅行保険に入って行こう
    盗難や病気、ケガ、交通事故など、もしもの時のために海外旅行保険に入っておきましょう。万一の場合、補償やサポートが受けられるので安心です。

マナー

カトリックが主流ですが、先住民の宗教・信仰も残っており、多様な宗教が存在します。現地の信仰などを理解・尊重しながらボリビアの旅を満喫しましょう。

  • チップ
    人の手が加わって受けるサービスには、チップを手渡すがあります。レストランではかかった料金の10%程、タクシー乗車や空港のポーターサービスなどは1USドル程度が一般的です。
  • 喫煙
    公共施設での喫煙は法律で規制されています。また、子供が周囲にいる場などでの喫煙もなるべく控えるようにしてください。
  • 写真撮影
    公共施設の中には撮影が禁止されているところも。先住民族の住む区域や、子供などには安易にカメラを向けたりしないようにしましょう。
  • コミュニケーション
    ジェスチャーなど身振り手振りを使いコミュニケーションをとることが多くあります。また、会話時など相手と目を合わせることが重要とされます。相手への尊敬や信頼を示すことができます。

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