
スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク
前国王により建立された豊かさを象徴するモスク。黄金に水晶をあしらい、大理石を惜しみなく使用した豪奢さは圧巻。
ボルネオ島にある小さなイスラム国家ブルネイ。5,000人を収容できるブルネイ最大のニューモスクなどイスラム文化にふれるスポットから、世界最大級の水上集落・カンポンアイールなど人々の生活にふれるスポットまで見どころ満載。そんなブルネイの基本情報から観光情報まで詳しく紹介します。
前国王により建立された豊かさを象徴するモスク。黄金に水晶をあしらい、大理石を惜しみなく使用した豪奢さは圧巻。
現国王の治世25周年を記念して建設、金や大理石をふんだんに使用した煌びやかなモスク。29個の黄金ドームが輝きます。
世界最大級の水上集落で知られ、水の上に学校や店、個人住宅が並びます。水上で暮らす人々の生活に触れるクルージングが人気。
プライベートビーチ、ラグーン、5か所のプールをはじめ、数々のアクティビティを備えた世界に2つしかない七つ星ホテル。
マングローブが広がる森林地帯にある国立公園。豊富なアクティビティ、テングザルなど野生動物との出会いが楽しめます。
世界一の富豪・ブルネイ王室の豊さを象徴する博物館です。王位継承時に使用された貴重な品や宝物など、圧巻の展示物並びます。
ブルネイ・ムアラ
1958年に完成したスルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスクは、ブルネイを代表するモスクの一つ。オールドモスクとも呼ばれ、多くの観光客やイスラム教徒が訪れます。エレベーターもついている近代的なモスクは、イタリアや中国から取り寄せた大理石や御影石などを使ってつくられ、金色に輝く純金のドームと白く上品な壁が美しく、豪華な外観が特徴。周りを湖で囲まれ水辺に浮かんでいるような景観は、まるで一枚の美しい絵画のよう。夜にはライトアップされ、昼間とは一味違った景観を堪能できます。見学できるのは礼拝の時間以外ですが、オールドモスクは毎日入場できる時間があるため、観光客も訪れやすいスポットです。
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ニューモスクは5,000人を収容できるブルネイ最大のモスク。正式名をジャメ・アスル・ハサナル・ボルキア・モスクといい、ハナサル・ボルキア国王の即位25周年に合わせて造られ、1994年に完成しました。床や柱はイタリア製の大理石で造られ、29代スルタン(君主)にちなんで29個の純金ドームがあしらわれています。まさにブルネイの富を象徴するような豪華絢爛なモスク。このニューモスクの見学は、礼拝の時間以外の決められた日時のみ可能ですが、見学不可の場合でも外観を見ることはできます。その豪華できらびやかな造りは、ぜひ一度間近で堪能したい景色。夜にはモスクがライトアップされ、さらにゴージャスな雰囲気を味わえます。
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ウルテンブロン国立公園は、ブルネイの豊かな自然を満喫できる人気スポット。ブルネイで最初に整備された国立公園であり、園内は木製の歩道や階段が整備されているため、観光客も気軽にトレッキングを楽しめます。公園内へはボート乗り場から5~6人が乗れる細長いボートで向かいます。モーターエンジン付きのボートでジャングルの奥地へ進むのでまさに爽快気分。ボートが到着する川岸から1,000段以上の階段を上ると、45mほどの高さのところに鉄骨を組んだスリリングな吊り橋と展望台があり、木々が生い茂る森を一望できます。さらに公園内では滝巡りやラフティング、ドクターフィッシュが生息する滝つぼで泳ぐこともでき、観光客の人気を集めるスポットです。
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ロイヤル・レガリアは、ブルネイ王室に関するさまざまな展示を見られる博物館であり、ブルネイ定番観光スポットの一つ。ブルネイ王室といえば世界で最も裕福な王族として知られており、豪華絢爛な展示品からもその富を感じられます。公式行事などで使用された豪華な装飾品や衣装、1992年のシルバージュビリーの祝賀会で実際に使用されたものと同様の黄金に輝く御所車、世界各国から贈られた記念品など、どの展示からもブルネイ王室の豊かさが漂います。ブルネイ王室の歴史やボルキア国王の生い立ちに関する展示もあり、歴史と文化も学べます。1階にあるお土産店ではブルネイの民芸品や絵はがきなどお土産に最適なアイテムが購入でき、観光客に人気です。
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東洋のベニスとして知られるカンポンアイールは、市街地を流れるブルネイ川の上流にある世界最大級の水上集落です。約600年前は活気のある港でしたが、多くの人が陸地へ移り住み、現在は約9,000人が暮らしています。住居や学校、病院、モスクなどの建物が橋や水上の通路によって繋がり、電気や水道などのインフラだけでなく、Wi-Fiやケーブルテレビなどの施設も整う近代的な水上の街です。レストランや宿もあり、市街地からは住民も利用している水上タクシーを使って渡ります。住居を訪れたり、工芸品を作る様子を見学するツアーなどに参加すると、現地の人々の伝統的な生活が垣間見えます。2004年には、天皇陛下が皇太子時代にこの場所をご訪問されました。
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市街地を流れるブルネイ川のそばに1996年にオープンしたヤヤサン・コンプレックスは、大きな吹き抜けのある店内に、衣料品の専門店や生活用品店、化粧品売り場などが並ぶ、大型のショッピングモールです。伝統的な料理を提供する店やファストフード店が並ぶフードコート、現地の食材やお菓子などを扱うスーパーマーケットも入っており、ブルネイの名物料理やスナックなどを気軽に楽しめます。また隣接する噴水通りからはオールドモスクの美しい姿を眺められ、2021年にはローカルフードの屋台が並ぶヤヤサンフードストリートもオープンしました。近くにはカンポンアイールに渡る水上タクシーの乗り場もあり、観光スポットの拠点ともなっています。
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首都バンダルスリブガワンを流れるブルネイ川は、ブルネイに暮らす人々の水源であり、生活と切り離すことのできない重要な河川です。観光スポットも川沿いに点在しているため、リバークルーズや水上タクシーなどに乗ると川からの素晴らしい眺めを満喫でき、旅情気分も味わえます。川の周辺には東洋のベニスとも呼ばれる伝統的な水上集落カンポンアイールや、ブルネイ国王の住居であり、総理府官庁でもある宮殿イスタナ ・ヌルル・イマン があり、金色のドームが輝くモスクの姿も見られます。また川の上流にはマングローブが生い茂る森があり、運がよければテングザルの群れや、ワニ、オオトカゲなどを目の前で観察できるかもしれません。
詳しく見るJalan McArthur, Bandar Seri Begawan BS8711, Brunei
ブルネイ国際空港からタクシーで約12分
月~木、日:8:30~12:00、13:30~15:00、16:30~17:30/金~土:16:30~17:30 ※宗教行事によって終日入れない日もあり
祝日や宗教行事がある日は見学不可
なし
1958年に完成したスルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスクは、ブルネイを代表するモスクの一つ。オールドモスクとも呼ばれ、多くの観光客やイスラム教徒が訪れます。エレベーターもついている近代的なモスクは、イタリアや中国から取り寄せた大理石や御影石などを使ってつくられ、金色に輝く純金のドームと白く上品な壁が美しく、豪華な外観が特徴。周りを湖で囲まれ水辺に浮かんでいるような景観は、まるで一枚の美しい絵画のよう。夜にはライトアップされ、昼間とは一味違った景観を堪能できます。見学できるのは礼拝の時間以外ですが、オールドモスクは毎日入場できる時間があるため、観光客も訪れやすいスポットです。
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Simpang 127, Bandar Seri Begawan, Brunei
ブルネイ国際空港からタクシーで約10分
月~水、土:8:00~12:00、14:00~15:00/日:10:30~12:00、14:00~15:00 ※宗教行事によって終日入れない日もあり
木曜日、金曜日
なし
ニューモスクは5,000人を収容できるブルネイ最大のモスク。正式名をジャメ・アスル・ハサナル・ボルキア・モスクといい、ハナサル・ボルキア国王の即位25周年に合わせて造られ、1994年に完成しました。床や柱はイタリア製の大理石で造られ、29代スルタン(君主)にちなんで29個の純金ドームがあしらわれています。まさにブルネイの富を象徴するような豪華絢爛なモスク。このニューモスクの見学は、礼拝の時間以外の決められた日時のみ可能ですが、見学不可の場合でも外観を見ることはできます。その豪華できらびやかな造りは、ぜひ一度間近で堪能したい景色。夜にはモスクがライトアップされ、さらにゴージャスな雰囲気を味わえます。
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Ulu Temburong National Park, Brunei
ボート乗り場から公園事務所までボートで約30分
8:00~18:00
年中無休
ツアーにより異なる
ウルテンブロン国立公園は、ブルネイの豊かな自然を満喫できる人気スポット。ブルネイで最初に整備された国立公園であり、園内は木製の歩道や階段が整備されているため、観光客も気軽にトレッキングを楽しめます。公園内へはボート乗り場から5~6人が乗れる細長いボートで向かいます。モーターエンジン付きのボートでジャングルの奥地へ進むのでまさに爽快気分。ボートが到着する川岸から1,000段以上の階段を上ると、45mほどの高さのところに鉄骨を組んだスリリングな吊り橋と展望台があり、木々が生い茂る森を一望できます。さらに公園内では滝巡りやラフティング、ドクターフィッシュが生息する滝つぼで泳ぐこともでき、観光客の人気を集めるスポットです。
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Jln Sultan Omar Ali Saifuddien, Bandar Seri Begawan BS8611, Brunei
ブルネイ国際空港からタクシーで約15分
日~木:9:00~17:00、金:9:00~11:30/14:30~17:00、土:9:45~17:00
年中無休
なし
ロイヤル・レガリアは、ブルネイ王室に関するさまざまな展示を見られる博物館であり、ブルネイ定番観光スポットの一つ。ブルネイ王室といえば世界で最も裕福な王族として知られており、豪華絢爛な展示品からもその富を感じられます。公式行事などで使用された豪華な装飾品や衣装、1992年のシルバージュビリーの祝賀会で実際に使用されたものと同様の黄金に輝く御所車、世界各国から贈られた記念品など、どの展示からもブルネイ王室の豊かさが漂います。ブルネイ王室の歴史やボルキア国王の生い立ちに関する展示もあり、歴史と文化も学べます。1階にあるお土産店ではブルネイの民芸品や絵はがきなどお土産に最適なアイテムが購入でき、観光客に人気です。
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Kampong Ayer, Bandar Seri Begawan, Brunei
バンダルスリブガワンのウォーターフロントから水上タクシーで約1分
終日
なし
なし
東洋のベニスとして知られるカンポンアイールは、市街地を流れるブルネイ川の上流にある世界最大級の水上集落です。約600年前は活気のある港でしたが、多くの人が陸地へ移り住み、現在は約9,000人が暮らしています。住居や学校、病院、モスクなどの建物が橋や水上の通路によって繋がり、電気や水道などのインフラだけでなく、Wi-Fiやケーブルテレビなどの施設も整う近代的な水上の街です。レストランや宿もあり、市街地からは住民も利用している水上タクシーを使って渡ります。住居を訪れたり、工芸品を作る様子を見学するツアーなどに参加すると、現地の人々の伝統的な生活が垣間見えます。2004年には、天皇陛下が皇太子時代にこの場所をご訪問されました。
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Jln Pretty, Bandar Seri Begawan, Brunei
バンダルスリブガワン中心部から徒歩で約10分
9:30〜21:30
なし
なし
市街地を流れるブルネイ川のそばに1996年にオープンしたヤヤサン・コンプレックスは、大きな吹き抜けのある店内に、衣料品の専門店や生活用品店、化粧品売り場などが並ぶ、大型のショッピングモールです。伝統的な料理を提供する店やファストフード店が並ぶフードコート、現地の食材やお菓子などを扱うスーパーマーケットも入っており、ブルネイの名物料理やスナックなどを気軽に楽しめます。また隣接する噴水通りからはオールドモスクの美しい姿を眺められ、2021年にはローカルフードの屋台が並ぶヤヤサンフードストリートもオープンしました。近くにはカンポンアイールに渡る水上タクシーの乗り場もあり、観光スポットの拠点ともなっています。
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首都バンダルスリブガワンを流れるブルネイ川は、ブルネイに暮らす人々の水源であり、生活と切り離すことのできない重要な河川です。観光スポットも川沿いに点在しているため、リバークルーズや水上タクシーなどに乗ると川からの素晴らしい眺めを満喫でき、旅情気分も味わえます。川の周辺には東洋のベニスとも呼ばれる伝統的な水上集落カンポンアイールや、ブルネイ国王の住居であり、総理府官庁でもある宮殿イスタナ ・ヌルル・イマン があり、金色のドームが輝くモスクの姿も見られます。また川の上流にはマングローブが生い茂る森があり、運がよければテングザルの群れや、ワニ、オオトカゲなどを目の前で観察できるかもしれません。
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肉を数種類のスパイスとココナッツミルクで煮込んだ料理。お店によって使用する肉やスパイスが異なり、味わいは様々。
もち米にエビや肉などの具を詰めて、バナナの葉で包んで焼いたブルネイ風のちまき。屋台では定番のグルメ。
東南アジアに位置する小さな国で、ボルネオ島の北西部にあるブルネイ。三重県とほぼ同じ面積をもつブルネイは石油と天然ガスの豊富な資源に恵まれ、経済的には裕福で安定しています。
ブルネイの通貨はブルネイ・ドル(BND)。現地通貨のブルネイ・ドルはシンガポール・ドルとの等価交換されており、シンガポール・ドルも流通しています。
雨期と乾期がありますが、気候にあまり差はなく、一年を通して常夏の国。通年、雨の多い高温多湿の気候のため、通気性の良い服装のご準備を。しかしイスラム教国のため、極端に肌を露出した服装は控えましょう。
※平均気温、降水量:ブルネイは国土交通省 気象庁ウェブサイト調べ
ブルネイの電圧は230ボルトが主流。プラグはBFタイプが主流となり、日本と同じタイプを使用する際は、変圧器・変換プラグが必要になります。
直行便は日本からバンダル・スリ・ブガワン行きがあります。直行便の他、周辺諸国の空港を経由するルートもあります。飛行時間は約9時間〜 10時間です。(待ち時間を除く)
出発時刻の2時間前には搭乗手続きが始まるので、余裕を持って空港へ。出国審査を済ませたら、免税店で買い忘れたおみやげなど、最後のショッピングを。
水道水の衛生管理はされていますが、飲用には必ずミネラルウォーターを使用しましょう。
和式と洋式の両方がありますが、利用する施設の多くは洋式がほとんどでしょう。
日本へ航空便を出す場合には、宛て名の下にJAPAN、AIR MAILと明記すれば、住所と宛名は日本語でOK。公衆電話にはテレフォンカードが必要になります。
ブルネイは一般的に凶悪犯罪の発生率は低く、比較的治安が良い国といわれています。しかし、スリ、ひったくり、置引きなどにあわないよう注意する必要があります。
国民の多数がイスラム教徒であるため、イスラム教の戒律が厳しく守られているとのこと。とくに肌を露出した服装を避けたほうが無難です。
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