ブルガリア観光におすすめの名所&人気のスポットランキングブルガリア観光ガイド

リラの僧院リラの僧院

リラ修道院やネセバルの古代都市など、豊かな歴史遺産が魅力のブルガリア。ソフィアの聖アレクサンドル・ネフスキー大聖堂や、バルカン山脈の美しい自然も楽しめます。古代ローマの遺跡や温泉地も点在し、文化と自然が調和するブルガリアの基本情報から観光情報まで詳しく紹介します。

ブルガリア観光マップ

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ブルガリアのおすすめ観光スポット総合ランキング

Ranking
1
リラの僧院

リラの僧院

総面積8800ヘクタールの敷地に立つ、ブルガリア正教の総本山であるリラの僧院。1983年に世界遺産に登録されました。

2
アレクサンドル・ネフスキー寺院

アレクサンドル・ネフスキー寺院

1901年に完成し、バルカン半島で最も美しい寺院と言われています。エストニアに住むロシア正教信者にとって重要な教会です。

3
イワノボ岩窟教会

イワノボ岩窟教会

ルセンスキ・ロム川沿いにある断崖に残された教会。中世時代に描かれたと推定されているフレスコ画が残されています。

4
ボヤナ教会

ボヤナ教会

1979年に世界遺産に登録された歴史ある教会。生き生きとした表情が描かれた240枚ものフレスコ画に圧倒されます。

5
トラキア人の墓

トラキア人の墓

古代墳墓の中でも最も保存状態の良い壁画を持つ墳墓遺跡。第二次世界大戦中、防空壕を掘っていた兵士によって発見されました。

6
コプリフシティツァ

コプリフシティツァ

「美術館都市」 と呼ばれる美しい村。19世紀のブルガリア民族復興期に、当時の人々が競って建てた様々な建築様式の家が現存しています。

7
ヴェリコ・タルノヴォ

ヴェリコ・タルノヴォ

ブルガリアでも最古の集落の一つ、5000年を超える歴史を持つ古都で、美しい自然と融合した街並みが魅力です。

ブルガリアおすすめツアー

ブルガリアのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • 「リラ修道院」 リラの聖ヨハネ修道院 リラの僧院  フレリョの塔

    リラの僧院

    キュステンディル州

    「リラの僧院」は、ブルガリアのリラ山脈の奥に位置し、1983年に世界遺産に登録されたブルガリアで最も有名な正教会です。僧院は、リラのイオアンによって10世紀に設立されましたが、19世紀の火事によって大半が崩壊してしまいました。現在見られるリラの僧院は、再建されたものです。火事の被害を唯一逃れたフレリョの塔は14世紀の姿を残しています。僧院内には住居部分があり、大聖堂、図書館、豪華なキッチン、修道僧の居住スペースなどが含まれています。五つのドームと、三つの祭壇、二つのチャペルをもつ大きな大聖堂の天井や壁には、金色のイコノスタシスやブルガリア復興期の画家によるフレスコ画がいたるところに描かれており、これらは当時の有名画家が集められて描いたものです。

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  • ヴェリコ・タルノヴォ 街並み

    ヴェリコタルノヴォ

    ヴェリコタルノヴォ

    「ヴェリコ・タルノヴォ」は、ブルガリアのバルカン山脈の東部に位置する美しい古都で、5千年を超える歴史を持つ街の一つです。12世紀から14世紀にかけて、第2次ブルガリア帝国の首都として政治、経済、文化、宗教の最重要拠点となり、第3のローマとも称されました。ヤントラ川沿いに広がり、緑豊かな風景と崖にへばりつくように連なる古い家々が織り成す風景は、東ヨーロッパでも際立つ美しさを持っています。市街の路地へ一歩入ると、石畳に石造りの民家が続き、サモヴォドスカタという市場が観光客を迎えており、金銀細工、陶器、織物、革製品、木彫り、絵画、刺繍やレースの手芸品などの小さな店が軒を連ねています。どのお店も職人さんたちが工房で作ったものを販売しています。

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  • プロブディフ リムスキ・スタディオン広場 2015/9

    リムスキ・スタディオン広場

    プロブディフ

    リムスキ・スタディオン広場は、2世紀前半に建設されたフィリッポポリス古代競技場の遺跡を中心に展開しています。この競技場は、ローマ時代に戦車のデモンストレーションや剣士の戦いが行われた歴史的な場所であり、その一部が地下に埋もれて現代の建物と共存する独特の景観が特徴。広場からはガラス越しに遺跡を観察でき、とくに夜間にはライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しめます。また、広場の周辺には15世紀に建てられたジュマヤ・モスクなどの歴史的建造物も点在しており、異なる時代の歴史が交錯するエリアとしても魅力的。このように、リムスキ・スタディオン広場は古代と現代が調和した観光地であり、プロヴディフの豊かな歴史と文化に触れられる場所です。

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  • ジュマヤ・モスク

    ジュマヤ・モスク

    プロブディフ

    ジュマヤ・モスクは、オスマン帝国の影響を色濃く残す歴史的建造物。1364年に建設され、現在の建物は15世紀に再建されたものです。モスクは市の中心部に位置し、周囲の緑に映えるピンク色の壁と九つのドーム、そして特徴的なミナレットを持っています。ジュマヤ・モスクの内部は、イスラム建築の美しさを体現しています。精緻な装飾が施された祈祷室は訪れる人々を魅了し、静かな雰囲気の中で心安らぐ時間を提供。プロヴディフの主要な観光スポットの一つとして、多くの観光客が訪れます。また、モスクの周辺には古代ローマ時代の遺跡やカフェが点在し、歴史と現代が融合した独特の雰囲気を楽しめます。ジュマヤ・モスクは、プロヴディフの豊かな歴史と文化を感じる絶好の場所です。

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  • ヴェリコ・タルノヴォ ツァレヴェツ丘の監視塔 2011/8

    ツァレヴェツ要塞

    ヴェリコタルノヴォ

    ツァレヴェツ要塞は、1185年から1396年にかけて第2次ブルガリア帝国の主要な防衛拠点として機能し、同国の首都タルノヴォの象徴的存在でした。この要塞は、王宮や教会、行政建物など多くの建造物が立ち並び、その歴史的価値と美しい景観から多くの観光客を引きつけています。要塞の敷地は広大で、三つの主要な入り口、二つの戦闘塔、そして城の教会があります。また、「昇天教会」は、要塞の中心部に位置し、その歴史的な建築様式が訪れる者を魅了。要塞の見どころの一つに「サウンドと光」のショーがあり、夜間に行われるこのショーでは、照明や音楽を駆使してブルガリアの歴史が視覚的に再現されます。

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  • アルバナシ村

    アルバナシ村

    アルバナシ

    アルバナシ村は、石塀に囲まれた90軒ほどの伝統的な家屋が特徴で、そのうち36軒が重要文化財に指定されています。オスマン帝国支配時代の建物が多く残り、まるで中世にタイムスリップしたかのような雰囲気。アルバナシ村の起源は12世紀にさかのぼり、ヴェリコ・タルノヴォに住む貴族たちがこの地に別荘を建てたことから始まります。その後、オスマン帝国の統治下で栄え、商人たちは税制上の特権を享受し、豪華な邸宅を築きました。村内には伝統工芸品の刺繍やレースを売る店もあり、観光客はこれらの手工芸品を楽しめます。村全体が国の歴史保護地区に指定されており、独特の景観と豊かな歴史を持つこの村は、一度訪れる価値があります。

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  • ボヤナ教会 世界遺産 文化遺産

    ボヤナ教会

    ソフィア

    ボヤナ教会は、首都ソフィアのボヤナ地区に位置する中世の正教会であり、ユネスコの世界遺産に登録されています。10世紀から19世紀にかけて建設され、とくに1259年に描かれたフレスコ画で有名です。教会は三つの建物から成り、最古の東側の教会は10世紀に建てられ、その後13世紀にセバストクラトール・カロヤンによって拡張されました。フレスコ画には、当時の支配者や聖人の姿が鮮やかに描かれており、その芸術性はヨーロッパ・ルネサンスの先駆けとされています。ボヤナ教会は1927年に国家の文化財に指定され、1979年には世界遺産リストに加えられました。2006年に大規模な修復が完了し、現在は国立歴史博物館の一部として運営されています。

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  • 「イヴァノヴォの岩窟教会群」 イワノヴォ イワノボ 世界遺産

    イヴァノヴォの岩窟教会群

    イヴァノヴォ

    イヴァノヴォの岩窟教会群は、ブルガリア北東部のルセンスキ・ロム川沿いに位置し、中世のブルガリア文化を象徴する重要な遺跡。この教会群は12世紀に初めて修道士によって岩を彫って造られ、14世紀にはタルノヴォ派の絵画技術が用いられたフレスコ画が描かれました。フレスコ画には「最後の晩餐」や「洗礼者ヨハネ」などの聖書の場面が描かれており、その芸術的価値は非常に高いです。この複合施設には教会、礼拝堂、修道院が含まれており、現在でも見学可能な「聖母マリア教会」はとくに保存状態が良く、美しいフレスコ画が見どころ。1979年にユネスコの世界遺産に登録され、ブルガリアの中世美術の重要な例として認められています。この歴史的遺産は、宗教的、文化的な価値が高く、訪れる価値があります。

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  • マダラの騎士像 2021/9

    マダラの騎士像

    シュメン

    ブルガリア北東部のマダラ村近くに位置するマダラの騎士像は、第1次ブルガリア帝国時代に造られた中世初期の巨大なレリーフ。この騎士像は高さ100mの崖の地上23mに彫られており、騎士がライオンを槍で突く場面を描いています。ワシが騎士の前を飛び、犬が後ろにしたがうという象徴的な情景が特徴。このレリーフは8世紀初頭に制作されたとされ、現在も当時の状態を保っています。騎士像の周囲にはギリシャ語で記された碑文があり、705年から801年の出来事を記録しています。この場所は9世紀にブルガリアがキリスト教に改宗する前の主要な宗教的中心地でした。1979年にはユネスコの世界遺産に登録され、その創造的才能と文化的伝統の証しとしての価値が評価されています。

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  • ヴァルナのビーチ 2014/6

    バルナ

    ヴァルナ

    バルナはブルガリアの「海の都」として知られ、美しいビーチ、豊かな歴史、そして多彩な観光スポットが魅力。市内には考古学博物館があり、世界最古の加工金とされるバルナ金宝が展示されています。この宝物は、約6,000年前のものであり、その歴史的価値は非常に高いです。バルナの見どころとしては、ローマ浴場跡、アラジャ修道院、そして豊かな自然環境が挙げられます。温泉や森林などの自然資源が豊富で、これらを生かしたスパやウェルネスツーリズムも人気。また、年間を通じてさまざまな文化イベントが開催されており、観光客にとって魅力的な都市です。夏季には、海辺でのリラックスやウォータースポーツが楽しめ、冬季には温泉でのリラクセーションが可能。観光インフラも充実しており、多くの高級ホテルが観光客を迎え入れています。

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  • ソフィアの聖ネデリャ教会 2015/8

    聖ネデリャ教会

    ソフィア

    聖ネデリャ教会はブルガリアの首都ソフィアにある重要な正教会の教会。10世紀に創建され、度重なる破壊と修復を経て現在の姿になりました。とくに1925年の爆破事件では150人以上の命が失われ、その後、1933年までに近代的な外観に修復されました。この教会は、市内中心部のスヴェタ・ネデリャ広場に位置し、石造りの基礎と木造建築が特徴。内部には美しいフレスコ画があり、訪れる観光客を魅了しています。聖ネデリャ教会はブルガリア正教会の信仰の中心地であり、歴史的・文化的価値が高いスポットです。教会を訪れる際には、ソフィアの他の観光スポットとあわせて計画するのがおすすめ。ソフィア中心部にあるため、アクセスも便利です。

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  • ソフィア 国立文化宮殿 2008/7

    国立文化宮殿

    ソフィア

    国立文化宮殿は、1981年にブルガリア国家創立1300周年を記念して建設された多機能複合施設です。この施設は、南東ヨーロッパ最大の文化コンベンションセンターであり、国際会議、展示会、コンサート、フェスティバルなど、さまざまなイベントを開催するために設計されました。建物は8階建てで、四つのパノラマテラスと三つの地下階を持ち、総面積は123,000平方メートルです。設計は建築家アレクサンダー・バロフとそのチームによるもので、周囲の公園エリアはアタナス・アグラとバレンティナ・アタナッソワの設計です。館内には、絵画や彫刻、タペストリーなど80以上のモニュメンタルな芸術作品が展示されています。

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  • コプリフシティッツァ 2012/5

    コプリフシティッツァ

    コプリフシティツァ

    コプリフシティッツァは、ブルガリアの中央部に位置する歴史的な町で、観光客にとって魅力的なスポット。町は「中部山脈」の麓にあり、19世紀のブルガリア復興期の建築を保存しています。町全体が建築保護区に指定され、多くの博物館や文化的な記念物が点在。訪れる観光客は、石畳の道を歩きながら、英雄的な過去の出来事や独立運動の歴史に触れられます。町の中心部には、「4月蜂起」の記念碑や、ブルガリアの教育者や啓蒙家たちの歴史を紹介する博物館があります。とくに、リューベン・カラヴェロフ博物館や、トドル・カブレフ博物館が人気。また、伝統的なブルガリア料理を提供するタベルナや、地元の工芸品を販売する市場も魅力的です。

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  • バチコヴォ修道院

    バチコヴォ修道院

    プロヴディフ

    バチコヴォ修道院は、1083年にビザンツ帝国の軍司令官であったグリゴリー・バクリアニによって創建。バチコヴォ村近くのチェペラーレ川の谷に位置し、アセノヴグラードから約10km、プロヴディフから約30kmの距離にあります。初期にはジョージアの修道士によって運営されており、その後、ブルガリアの宗教・文化の中心地として発展。16世紀後半から17世紀にかけて大規模な再建が行われ、1604年に建てられた現存の「聖母被昇天教会」は、三重の構造を持ち、美しいフレスコ画で装飾されています。修道院には、聖母マリアの奇跡のアイコンがあり、多くの訪問者を魅了。また、修道院の南翼には17世紀初頭に建てられた食堂があり、ここには貴重なフレスコ画が描かれています。

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  • プロブディフの円形競技場 2015/9

    プロヴディフの円形競技場

    プロヴディフ

    プロヴディフの円形競技場は、2世紀初頭にローマ帝国のハドリアヌス帝の治世中に建設されました。全長約240m、幅約50mで、30,000人の観客を収容できる規模を誇ります。この競技場は、当時の都市フィリッポポリスの北部に位置し、防御壁に囲まれていました。競技場の構造には、ビザンチンおよび古代ブルガリアの建築技術が取り入れられており、石とレンガが交互に積み上げられた設計が特徴です。内部には、スポーツ競技とともに音楽や詩、芸術の競技も行われていたことを示す遺構が残っています。現在、競技場の一部は地表に現れており、とくに北端のセミサークル型の観客席(スフェンドナ)が見どころです。また、観光客は地下に下りて、古代の町のレベルを体感することもできます。

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  • アレクサンドルネフスキー大聖堂

    アレクサンドルネフスキー大聖堂

    ソフィア

    アレクサンドル・ネフスキー大聖堂は、ネオビザンチン様式で建てられ、ロシアとブルガリアの歴史的な関係を象徴しています。この大聖堂は、1877~1878年の露土戦争で戦死したロシア兵士たちを記念して建設。大聖堂の建設は1882年に始まり、1912年に完成しました。全長72m、幅42m、高さ52mで、内部面積は3,170平方メートルあり、最大で10,000人を収容できます。内部にはイタリアやモロッコの大理石、ブラジルのオニキス、インドのアラバスターが使われており、豪華な装飾が施されています。鐘楼は53mの高さがあり、12個の鐘を有し、もっとも大きな鐘は30km先でも聞こえるほどです。

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  • ブルガリア ベログラドチク要塞

    ベログラドチク要塞

    ベログラトチク

    ベログラドチク要塞は、ブルガリアの北西部、ベログラドチク市に位置する古代の要塞です。この要塞は、ローマ帝国時代に築かれ、14世紀にはヴィディン王国のツァーリ、イヴァン・ストラツィミルによって拡張。オスマン帝国の支配下では、反乱の抑圧や地域防衛のために使用されました。要塞の特徴として、厚さ2m、高さ12mの堅固な壁があり、内部には三つの独立した庭があります。これらの庭はゲートでつながれており、要塞全体の面積は10,210平方メートルにおよびます。また、要塞周辺には有名なベログラドチク岩があり、これらの岩は自然の要塞としての役割も果たしていました。壁に設けられた銃眼や、ベログラドチク岩を背景にした美しい景観が要塞内の見どころ。

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「リラの僧院」は、ブルガリアのリラ山脈の奥に位置し、1983年に世界遺産に登録されたブルガリアで最も有名な正教会です。僧院は、リラのイオアンによって10世紀に設立されましたが、19世紀の火事によって大半が崩壊してしまいました。現在見られるリラの僧院は、再建されたものです。火事の被害を唯一逃れたフレリョの塔は14世紀の姿を残しています。僧院内には住居部分があり、大聖堂、図書館、豪華なキッチン、修道僧の居住スペースなどが含まれています。五つのドームと、三つの祭壇、二つのチャペルをもつ大きな大聖堂の天井や壁には、金色のイコノスタシスやブルガリア復興期の画家によるフレスコ画がいたるところに描かれており、これらは当時の有名画家が集められて描いたものです。

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「ヴェリコ・タルノヴォ」は、ブルガリアのバルカン山脈の東部に位置する美しい古都で、5千年を超える歴史を持つ街の一つです。12世紀から14世紀にかけて、第2次ブルガリア帝国の首都として政治、経済、文化、宗教の最重要拠点となり、第3のローマとも称されました。ヤントラ川沿いに広がり、緑豊かな風景と崖にへばりつくように連なる古い家々が織り成す風景は、東ヨーロッパでも際立つ美しさを持っています。市街の路地へ一歩入ると、石畳に石造りの民家が続き、サモヴォドスカタという市場が観光客を迎えており、金銀細工、陶器、織物、革製品、木彫り、絵画、刺繍やレースの手芸品などの小さな店が軒を連ねています。どのお店も職人さんたちが工房で作ったものを販売しています。

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リムスキ・スタディオン広場は、2世紀前半に建設されたフィリッポポリス古代競技場の遺跡を中心に展開しています。この競技場は、ローマ時代に戦車のデモンストレーションや剣士の戦いが行われた歴史的な場所であり、その一部が地下に埋もれて現代の建物と共存する独特の景観が特徴。広場からはガラス越しに遺跡を観察でき、とくに夜間にはライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しめます。また、広場の周辺には15世紀に建てられたジュマヤ・モスクなどの歴史的建造物も点在しており、異なる時代の歴史が交錯するエリアとしても魅力的。このように、リムスキ・スタディオン広場は古代と現代が調和した観光地であり、プロヴディフの豊かな歴史と文化に触れられる場所です。

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ジュマヤ・モスクは、オスマン帝国の影響を色濃く残す歴史的建造物。1364年に建設され、現在の建物は15世紀に再建されたものです。モスクは市の中心部に位置し、周囲の緑に映えるピンク色の壁と九つのドーム、そして特徴的なミナレットを持っています。ジュマヤ・モスクの内部は、イスラム建築の美しさを体現しています。精緻な装飾が施された祈祷室は訪れる人々を魅了し、静かな雰囲気の中で心安らぐ時間を提供。プロヴディフの主要な観光スポットの一つとして、多くの観光客が訪れます。また、モスクの周辺には古代ローマ時代の遺跡やカフェが点在し、歴史と現代が融合した独特の雰囲気を楽しめます。ジュマヤ・モスクは、プロヴディフの豊かな歴史と文化を感じる絶好の場所です。

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ツァレヴェツ要塞は、1185年から1396年にかけて第2次ブルガリア帝国の主要な防衛拠点として機能し、同国の首都タルノヴォの象徴的存在でした。この要塞は、王宮や教会、行政建物など多くの建造物が立ち並び、その歴史的価値と美しい景観から多くの観光客を引きつけています。要塞の敷地は広大で、三つの主要な入り口、二つの戦闘塔、そして城の教会があります。また、「昇天教会」は、要塞の中心部に位置し、その歴史的な建築様式が訪れる者を魅了。要塞の見どころの一つに「サウンドと光」のショーがあり、夜間に行われるこのショーでは、照明や音楽を駆使してブルガリアの歴史が視覚的に再現されます。

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アルバナシ村は、石塀に囲まれた90軒ほどの伝統的な家屋が特徴で、そのうち36軒が重要文化財に指定されています。オスマン帝国支配時代の建物が多く残り、まるで中世にタイムスリップしたかのような雰囲気。アルバナシ村の起源は12世紀にさかのぼり、ヴェリコ・タルノヴォに住む貴族たちがこの地に別荘を建てたことから始まります。その後、オスマン帝国の統治下で栄え、商人たちは税制上の特権を享受し、豪華な邸宅を築きました。村内には伝統工芸品の刺繍やレースを売る店もあり、観光客はこれらの手工芸品を楽しめます。村全体が国の歴史保護地区に指定されており、独特の景観と豊かな歴史を持つこの村は、一度訪れる価値があります。

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ボヤナ教会は、首都ソフィアのボヤナ地区に位置する中世の正教会であり、ユネスコの世界遺産に登録されています。10世紀から19世紀にかけて建設され、とくに1259年に描かれたフレスコ画で有名です。教会は三つの建物から成り、最古の東側の教会は10世紀に建てられ、その後13世紀にセバストクラトール・カロヤンによって拡張されました。フレスコ画には、当時の支配者や聖人の姿が鮮やかに描かれており、その芸術性はヨーロッパ・ルネサンスの先駆けとされています。ボヤナ教会は1927年に国家の文化財に指定され、1979年には世界遺産リストに加えられました。2006年に大規模な修復が完了し、現在は国立歴史博物館の一部として運営されています。

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イヴァノヴォの岩窟教会群は、ブルガリア北東部のルセンスキ・ロム川沿いに位置し、中世のブルガリア文化を象徴する重要な遺跡。この教会群は12世紀に初めて修道士によって岩を彫って造られ、14世紀にはタルノヴォ派の絵画技術が用いられたフレスコ画が描かれました。フレスコ画には「最後の晩餐」や「洗礼者ヨハネ」などの聖書の場面が描かれており、その芸術的価値は非常に高いです。この複合施設には教会、礼拝堂、修道院が含まれており、現在でも見学可能な「聖母マリア教会」はとくに保存状態が良く、美しいフレスコ画が見どころ。1979年にユネスコの世界遺産に登録され、ブルガリアの中世美術の重要な例として認められています。この歴史的遺産は、宗教的、文化的な価値が高く、訪れる価値があります。

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ブルガリア北東部のマダラ村近くに位置するマダラの騎士像は、第1次ブルガリア帝国時代に造られた中世初期の巨大なレリーフ。この騎士像は高さ100mの崖の地上23mに彫られており、騎士がライオンを槍で突く場面を描いています。ワシが騎士の前を飛び、犬が後ろにしたがうという象徴的な情景が特徴。このレリーフは8世紀初頭に制作されたとされ、現在も当時の状態を保っています。騎士像の周囲にはギリシャ語で記された碑文があり、705年から801年の出来事を記録しています。この場所は9世紀にブルガリアがキリスト教に改宗する前の主要な宗教的中心地でした。1979年にはユネスコの世界遺産に登録され、その創造的才能と文化的伝統の証しとしての価値が評価されています。

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バルナはブルガリアの「海の都」として知られ、美しいビーチ、豊かな歴史、そして多彩な観光スポットが魅力。市内には考古学博物館があり、世界最古の加工金とされるバルナ金宝が展示されています。この宝物は、約6,000年前のものであり、その歴史的価値は非常に高いです。バルナの見どころとしては、ローマ浴場跡、アラジャ修道院、そして豊かな自然環境が挙げられます。温泉や森林などの自然資源が豊富で、これらを生かしたスパやウェルネスツーリズムも人気。また、年間を通じてさまざまな文化イベントが開催されており、観光客にとって魅力的な都市です。夏季には、海辺でのリラックスやウォータースポーツが楽しめ、冬季には温泉でのリラクセーションが可能。観光インフラも充実しており、多くの高級ホテルが観光客を迎え入れています。

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聖ネデリャ教会はブルガリアの首都ソフィアにある重要な正教会の教会。10世紀に創建され、度重なる破壊と修復を経て現在の姿になりました。とくに1925年の爆破事件では150人以上の命が失われ、その後、1933年までに近代的な外観に修復されました。この教会は、市内中心部のスヴェタ・ネデリャ広場に位置し、石造りの基礎と木造建築が特徴。内部には美しいフレスコ画があり、訪れる観光客を魅了しています。聖ネデリャ教会はブルガリア正教会の信仰の中心地であり、歴史的・文化的価値が高いスポットです。教会を訪れる際には、ソフィアの他の観光スポットとあわせて計画するのがおすすめ。ソフィア中心部にあるため、アクセスも便利です。

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国立文化宮殿は、1981年にブルガリア国家創立1300周年を記念して建設された多機能複合施設です。この施設は、南東ヨーロッパ最大の文化コンベンションセンターであり、国際会議、展示会、コンサート、フェスティバルなど、さまざまなイベントを開催するために設計されました。建物は8階建てで、四つのパノラマテラスと三つの地下階を持ち、総面積は123,000平方メートルです。設計は建築家アレクサンダー・バロフとそのチームによるもので、周囲の公園エリアはアタナス・アグラとバレンティナ・アタナッソワの設計です。館内には、絵画や彫刻、タペストリーなど80以上のモニュメンタルな芸術作品が展示されています。

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コプリフシティッツァは、ブルガリアの中央部に位置する歴史的な町で、観光客にとって魅力的なスポット。町は「中部山脈」の麓にあり、19世紀のブルガリア復興期の建築を保存しています。町全体が建築保護区に指定され、多くの博物館や文化的な記念物が点在。訪れる観光客は、石畳の道を歩きながら、英雄的な過去の出来事や独立運動の歴史に触れられます。町の中心部には、「4月蜂起」の記念碑や、ブルガリアの教育者や啓蒙家たちの歴史を紹介する博物館があります。とくに、リューベン・カラヴェロフ博物館や、トドル・カブレフ博物館が人気。また、伝統的なブルガリア料理を提供するタベルナや、地元の工芸品を販売する市場も魅力的です。

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バチコヴォ修道院は、1083年にビザンツ帝国の軍司令官であったグリゴリー・バクリアニによって創建。バチコヴォ村近くのチェペラーレ川の谷に位置し、アセノヴグラードから約10km、プロヴディフから約30kmの距離にあります。初期にはジョージアの修道士によって運営されており、その後、ブルガリアの宗教・文化の中心地として発展。16世紀後半から17世紀にかけて大規模な再建が行われ、1604年に建てられた現存の「聖母被昇天教会」は、三重の構造を持ち、美しいフレスコ画で装飾されています。修道院には、聖母マリアの奇跡のアイコンがあり、多くの訪問者を魅了。また、修道院の南翼には17世紀初頭に建てられた食堂があり、ここには貴重なフレスコ画が描かれています。

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プロヴディフの円形競技場は、2世紀初頭にローマ帝国のハドリアヌス帝の治世中に建設されました。全長約240m、幅約50mで、30,000人の観客を収容できる規模を誇ります。この競技場は、当時の都市フィリッポポリスの北部に位置し、防御壁に囲まれていました。競技場の構造には、ビザンチンおよび古代ブルガリアの建築技術が取り入れられており、石とレンガが交互に積み上げられた設計が特徴です。内部には、スポーツ競技とともに音楽や詩、芸術の競技も行われていたことを示す遺構が残っています。現在、競技場の一部は地表に現れており、とくに北端のセミサークル型の観客席(スフェンドナ)が見どころです。また、観光客は地下に下りて、古代の町のレベルを体感することもできます。

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アレクサンドル・ネフスキー大聖堂は、ネオビザンチン様式で建てられ、ロシアとブルガリアの歴史的な関係を象徴しています。この大聖堂は、1877~1878年の露土戦争で戦死したロシア兵士たちを記念して建設。大聖堂の建設は1882年に始まり、1912年に完成しました。全長72m、幅42m、高さ52mで、内部面積は3,170平方メートルあり、最大で10,000人を収容できます。内部にはイタリアやモロッコの大理石、ブラジルのオニキス、インドのアラバスターが使われており、豪華な装飾が施されています。鐘楼は53mの高さがあり、12個の鐘を有し、もっとも大きな鐘は30km先でも聞こえるほどです。

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ベログラドチク要塞は、ブルガリアの北西部、ベログラドチク市に位置する古代の要塞です。この要塞は、ローマ帝国時代に築かれ、14世紀にはヴィディン王国のツァーリ、イヴァン・ストラツィミルによって拡張。オスマン帝国の支配下では、反乱の抑圧や地域防衛のために使用されました。要塞の特徴として、厚さ2m、高さ12mの堅固な壁があり、内部には三つの独立した庭があります。これらの庭はゲートでつながれており、要塞全体の面積は10,210平方メートルにおよびます。また、要塞周辺には有名なベログラドチク岩があり、これらの岩は自然の要塞としての役割も果たしていました。壁に設けられた銃眼や、ベログラドチク岩を背景にした美しい景観が要塞内の見どころ。

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ブルガリアのおすすめ情報

Information

グルメ

ショプスカ 料理 イメージ

ショプスカ

角切りした野菜に山羊や羊のチーズをのせたサラダです。ショプスカは山岳牧畜民が多いショプ地方のことを指します。

ムサカ

ムサカ

野菜とひき肉を重ねてオーブンで焼き、ヨーグルトソースをかけて食べる料理で、あっさりした味わいです。

カヴァルマ 土鍋料理 煮込み料理 ブルガリア料理

カヴァルマ

土鍋で肉と野菜をトマトで煮込んだブルガリアの煮込み料理です。チーズやゆで卵をトッピングして焼き上げます。

ブルガリア 観光 基本情報

Information
  • 概要
  • 旅の準備
  • 入国・出国
  • 現地情報

概要

バルカン半島の要衝にあって、古くから数々の民族が混じり合い、独自の文化を築き上げてきた国。モスクと教会が同居するような独特の佇まいが魅力となっています。

  • 正式名称
    ブルガリア共和国
  • 首都
    ソフィア
  • 人口
    約646,5万人
  • 面積
    約11万km²
  • 人種・民族
    ブルガリア人、トルコ人、ロマ、その他
  • 宗教
    ブルガリア正教、その他
  • 言語
    ブルガリア語
  • 通貨
    レフ
  • 時差
    -7時間(ブルガリアが正午の場合、日本は午後7時)

通貨・両替

ブルガリアの通貨単位はレフ。一部両替所では日本円から両替できないこともありますので、ユーロをご用意いただくことをおすすめします。

  • 日本で
    レフへの両替は空港や、一部の銀行で取り扱っています。
  • 現地で
    空港、銀行、ホテル、市内の両替所などで両替可能です。
  • 現地の空港で
    到着が日曜や夜など、銀行が休業の時は便利です。当座に必要な額を両替しておくのがよいでしょう。
  • 現地の銀行で
    比較的レートは良いですが、一般的に夕方以降や土曜、日曜は両替できないので注意が必要です。
  • 現地のホテルで
    高級ホテルでなら両替が可能です。銀行や両替所の営業時間外などに、急にお金が必要になった時に便利です。
  • 外貨宅配
    外貨をあらかじめ指定の場所に届けてくれる便利なサービス。申込みは電話かウェブで。
  • 為替レート
    ブルガリア共和国:1レフ=80.95円(2024年7月現在)

気候・服装

国のほぼ中央をバルカン山脈が東西に走り、山脈の北側は大陸性気候、南側は地中海性気候と異なるため、同じ時期でも準備する服装が違ってきます。

  • 春
    肌寒く感じる日があるので薄手のセーターがあると安心。山脈以北は気候が変わりやすいので、着脱のしやすい服装で体温を調整しましょう。
  • 夏
    山脈以北は最高気温が40度を超えることもありますが、空気が乾燥していて、しのぎやすいでしょう。南側は平均気温が20度後半と過ごしやすい夏です。
  • 秋
    温暖で快適な気候で、鮮やかな紅葉も楽しめますが、雨が多く、特に10〜11月には頻繁に雨が降りますので、この時期の旅行には雨具は必須です。
  • 冬
    山脈以北は寒さが厳しく、山岳地帯では数mの積雪があります。防寒対策をしっかりと。南側の冬の気候は、穏やかで、雪はほとんど降りません。

※平均気温、降水量:全て国土交通省 気象庁ウェブサイト調べ

電圧・プラグ・荷造り・必需品

日本とは電圧が異なり、プラグの形状も異なります。日本国内の電器製品はそのままでは使えないものが多く、現地で使用する場合は変圧器とプラグアダプターが必要です。

  • 電圧
    220ボルト 50ヘルツ
  • プラグ
    • Cタイプ
    • Cタイプ
  • 上手な荷造り
    かさばる衣類などは荷造り用の便利グッズを使って小さくまとめ、荷物は必要最小限に。帰りのおみやげ用のスペースも考えておきましょう。
  • 旅の必需品
    海外へ出るためにはパスポートとお金(現金・カード)が最低限必要。ツアーの場合は、最終日程表「旅のしおり」も必ず持参のこと。

持っていくと便利

  • 防寒具
    日本に比べ冷涼な気候のため、春先や秋も朝晩冷え込むことがありますので、ジャケットやセーターなどを用意して行きましょう。
  • 雨具
    日本ほど降水量は多くはありませんが、急な雨に備え折り畳み傘が1本あると便利です。
  • 電卓
    「日本円に換算するといくら?」そんな時、電卓があれば値段交渉がスムーズになり、お買い物がもっと楽しくなります。
  • 常備薬
    海外では気候の変化や旅の疲れから体調を崩すことも。あらかじめ飲み慣れている薬を用意しましょう。
  • 衣類圧縮袋
    お土産などがカバンに入らなくなってしまったら、かさばる衣類を小さくまとめて空間を確保できます。

フライト・飛行時間

日本からブルガリアへは、ヨーロッパの主要都市で飛行機を乗り継ぐことでアクセスできます。飛行時間は15時間前後です。

  • 直行便
    日本からブルガリアまでの直行便はありません。経由便・乗継便などを利用しましょう。
  • 経由便・乗継便
    ヨーロッパの主要都市で乗り継ぎブルガリアへ行く便などがあります。
  • 機内への持ち込み
    原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前に確認しましょう。

ブルガリアへの入国

  • パスポート残存有効期限
    査証発給時3か月以上必要です。旅行が決まったら必ず確認しておきましょう。
  • パスポート査証欄の
    余白ページ数
    パスポート査証欄の空白ページが2ページ以上あることが必要。残りのページ数を必ず確認しましょう。
  • ビザの発給
    基本的に180日間で90日以内の滞在であればビザは不要です。
  • 入国カード
    パスポートとともに入国審査の際に出すカードです。ウェブ上で手続きができますが、往きの飛行機内でももらうことができます。
  • 空港税について
    ツアー料金には含まれていない場合が多いので注意しましょう。各空港により金額は異なります。
  • シェンゲン協定について
    EUに加盟する一部の国が結ぶ検査廃止協定のこと。日本など加盟国以外からの入国は到着した空港と最後に出国する空港で入国・税関審査を受けます。
  • ※日本国籍の方が観光目的で短期入国する場合の条件です。
    ※この情報は2024年7月現在のものです。情報の更新には努めておりますが、ビザ・パスポートなどの情報は予告なく変更されることがございます。必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。
  • ブルガリア入国の流れ
    1. 1.入国審査
      到着後、まずは入国審査のカウンターへ並びましょう。順番が来たら審査官の前に進み、パスポートと入国カードを呈示。場合によっては航空券や保険証書の提示を求められることがあります。
    2. 2.荷物の受け取り
      搭乗した便名が表示されているターンテーブルで荷物をピックアップ。万一荷物の紛失や破損などのトラブルがあれば、ただちに空港のスタッフにクレームタグを見せ報告を。
    3. 3.税関
      荷物が免税の範囲であれば緑ランプのカウンターへ、超える場合は赤ランプのカウンターで申告します。

ブルガリアから出国

出国審査でも、場合によっては航空券や保険証書の提示を求められることがあります。チェックインは出発時刻の2時間前から始まることが多いので、早めに空港に向かうようにしましょう。

  • ブルガリア出国の流れ
    1. 1.チェックイン(搭乗手続き)
      航空会社の自分が利用するクラスのカウンターに並び、航空券とパスポート、機内持ち込み荷物以外の荷物を提出しチェックインします。
    2. 2.出国審査
      順番に出国審査官にパスポートと搭乗券を提示します。審査は簡単に済みますが、時期、時間帯によって混み合う場合もあるので、余裕を持って受けましょう。
    3. 3.手荷物検査
      係官に搭乗券を提示して検査を受けます。ポーチなどの小さなバッグも、機内持ち込み荷物はすべて見せましょう。

水事情

衛生事情が良くありませんので、生水をそのまま飲まないように。一度煮沸させたものやミネラルウォーターを利用するようにしましょう。

  • ミネラルウォーターの種類
    ミネラルウォーターには、ガス入りとガスなしがあります。ガス入りはクセがあるので、慣れない人は購入の際にはガスなしを選びましょう。
  • ミネラルウォーター(500ml)物価は?
    ペットボトル入りが0.8レフ程度で購入可能です。キャップを開けた形跡がないか、購入の際に確認のこと。

トイレ事情

駅や公園などの公共施設、美術館、博物館などには公衆トイレが設置されているので、困ることはありません。

  • ティッシュペーパーを準備
    トイレットペーパーがない場合があるので、ティッシュペーパーを携帯しましょう。

郵便・電話・インターネット

国際電話は高級ホテル、電報電話局、公営・私営のPCOから。公衆電話からはかけられません。料金は施設や時間帯によって異なります。郵便事情は良い方です。

  • 郵便
      • 切手:切手は郵便局で。営業時間は、7時〜8時から18時〜20時、土曜は12時まで、日曜休業が一般的です。
      • ポスト:黄色が目印のポストが特徴で、楽器のホルンが郵便局のシンボルマークとなっています
  • 電話
    • 電話のかけ方:日本に直接ダイヤルする場合、国際電話識別番号(00)、日本の国番号(81)、市外局番から0をとった番号(東京なら3)、市内局番と相手の電話番号の順に入力します。
    • レンタル携帯:日本でふだん使用している携帯電話が、海外で使えない機種の場合は、日本から海外で使える携帯電話をレンタルしていきましょう。返却も簡単で便利です。
  • インターネット事情
    • 大都市のインターネットカフェには、日本語対応の機種を置いている店もあります。地方都市では日本語に対応していないことが多いので、受付で確認のこと。

トラブル・治安

治安は比較的良いですが、油断せずに自分の荷物や貴重品からは目を離さないよう心掛けましょう。

  • スリ・置き引き
    凶悪な犯罪は比較的少ないですが、スリや置き引き、ひったくりなどの犯罪が、とくに大都市で増加しています。
  • パスポート(旅券)の紛失
    最寄りの警察署で紛失証明書を発行してもらい、最も近い都市の日本大使館・領事館にオープン時間内に出頭し、再発給の申請・発給を受けなくてはなりません。
  • トラブルに巻き込まれたら?
    パスポートを盗まれると再発給に時間がかかるため、ツアーの場合、一人とり残されることに。発給までの滞在費、通訳などの費用、交通費など、思いもよらぬ高額な費用もかかります。
  • 海外旅行保険に入って行こう
    盗難や病気、ケガ、交通事故など、もしもの時のために海外旅行保険に入っておきましょう。万一の場合、補償やサポートが受けられ安心です。

マナー

ブルガリアでは礼儀が重んじられます。エレベーターの乗り降りや建物への出入りは目上の人や女性を先に。また、先に通されたら、ありがとうを忘れずに。

  • チップ
    レストランやタクシーは料金の10〜15%、ホテルのベルボーイやルームメイドには日本円にして100〜200円程度を渡すのが一般的ですが、ブルガリアでは特別なサービスを受けたとき以外は、基本的にチップは不要です。
  • 喫煙
    レストランやバーには喫煙所があり、そこで喫煙することができます。
  • 教会、美術館では
    教会も美術館、博物館も静粛に見学しましょう。建物内部の写真撮影が禁止されている教会や美術館、博物館もあります。
    また、教会内で祈る人の前を横切ったり、フラッシュ撮影をしたりしないこと。
  • 服装のTPOを考えて
    高級レストランやホテル、劇場では雰囲気をこわさないよう、ドレスコードを考えた服装を。
    また教会では脱帽し、ノースリーブ、ミニスカート、短パンなど、肌の露出の多い服装は避けること。

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