東欧・中欧観光におすすめの名所&人気のスポットランキング東欧・中欧観光ガイド

オーストリア ミラベル宮殿オーストリア ミラベル宮殿

プラハやブダペスト、クラクフなどの歴史ある美しい街並みが魅力の東欧・中欧は、ゴシック建築や古城、温泉やカルパティア山脈など、自然と文化が豊かに調和しています。リーズナブルな価格のグルメやアート、伝統的な市場が楽しめる東欧・中欧の基本情報から観光情報まで詳しく紹介します。

東欧・中欧観光マップ

Map

東欧・中欧のおすすめ観光スポット総合ランキング

Ranking
1
ドブロヴニク/クロアチア

ドブロヴニク

クロアチア

古い町並みと豊かな歴史で知られ、「アドリア海の青」と「旧市街のオレンジ屋根」を一望できます。

2
ウィーン/オーストリア

ウィーン

オーストリア

音楽や芸術の宝庫でもあるオーストリアの首都ウィーンには、宮殿や美術館など有名な観光スポットがたくさんあります。

3
カレル橋/プラハ

カレル橋

チェコ

プラハの真中を流れるモルダウ川に架かる美しい石橋。かつて王宮と旧市街地をつなぐ、交通の要として重要な橋でした。

4
ブラン城/ルーマニア

ブラン城

ルーマニア

ドラキュラ居城のモデルとなった、ブラン村随一の観光スポットであるブラン城。室内には中世の暮らしが伺える展示品がズラリ。

5
くさり橋/ハンガリー

くさり橋

ハンガリー

ブダとペストというドナウ川両岸の二つの都市を繋げるために架けられた最初の橋。全長は375mにもなります。

6
ソフィア/ブルガリア

ソフィア

ブルガリア

ソフィアは古くから数々の民族が混じり合い独自の文化を築き上げてきました。2000年以上の歴史を持つ都市です。

7
ブレッド湖/スロベニア

ブレッド湖

スロベニア

エメラルドグリーンの湖はその美しさから「アルプスの瞳」や「アルプスの宝石」と称される絶景スポットです。

東欧・中欧おすすめツアー

東欧・中欧のおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • シェーンブルン宮殿 2019-08-29撮影

    シェーンブルン宮殿

    オーストリア

    「シェーンブルン宮殿」は、オーストリアの首都ウィーンにある宮殿で、世界遺産に登録されています。広大な庭園で知られており、美しい外観の黄褐色はマリア・テレジア・イエローと呼ばれています。17世紀末に皇帝レオポルト1世の命で建築家フィッシャー・フォン・エルラッハによってバロック様式の狩猟の館から改築され、18世紀半ばには女帝マリア・テレジアの指示でニコラウス・パカッシによって拡張・改装され、現在の姿となりました。建物の外観はバロック様式、内部はロココ様式で、1,400室の部屋があり、現在はその内の40室が公開されています。最も豪華な広間は、ナポレオン帝国崩壊後に開催されたウィーン会議で舞踏会の会場となった「大広間 グローセ・ギャラリー」です。6歳のモーツァルトが演奏した「鏡の間」も見どころです。

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  • プラハ城 カレル橋 秋

    カレル橋

    チェコ

    「カレル橋」は、チェコ共和国のプラハを流れる雄大なヴルタヴァ川に架かるプラハの中で最も古い石橋です。全長は約520m、幅は約10mの橋で、世界遺産に登録されています。橋の欄干には、ザビエルをはじめとした30体の聖人像が並んでいます。橋の上では、露店やギャラリーが開かれています。カレル橋の両端には橋塔があり、一つは「旧市街側の橋塔」といい、14世紀に建設されました。ヨーロッパにおいてゴシック建築の最高傑作とされています。中段と上段にはチェコを代表する守護聖人の像が立っており、カレル橋の全景とプラハ城を眺められます。もう一つは「マラーストラナ側の橋塔」といい、1464年に建設され、旧市街側の橋塔を模して造られました。展望台から眺めるプラハの美しさは格別です。

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  • ブラン城 The famous Dracula castle

    ブラン城

    ルーマニア

    「ブラン城」は、ルーマニアの南部・トランシルヴァニア地方のブラショフ県南部の山中に位置し、吸血鬼ドラキュラの居城のモデルとされている岩山の上に14世紀に建てられた石造りの要塞です。13世紀にドイツ騎士団が木製の要塞を築いたのち、ドイツの承認によって14世紀には石造りの城を築きました。城内は4階層にわたり、迷路のような階段と廊下でたくさんの部屋がつながっています。陶器・家具・武器・甲冑などが展示され、中世の生活がそのまま再現された居室には、白い漆喰壁に重厚な木彫り装飾が施された家具、美しい装飾の陶器製の暖炉、温かみのあるシャンデリアなどがあります。城の敷地内には、野外村落博物館があり、伝統的な農村の建物をはじめ水車小屋、風車などが展示されています。

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  • ブダペスト ドナウ川 鎖橋 セーチェーニ鎖橋 国会議事堂

    セーチェーニ鎖橋

    ハンガリー

    「セーチェーニ鎖橋」は、ハンガリーの首都ブダペストに位置します。ドナウ川に架かるつり橋で、首都であるブダ地区と商業が盛んなペスト地区を結んでおり、全長は380mある美しい橋です。建設には約10年かかり、1849年に完成しました。ハンガリーの発展に貢献したセーチェーニ・イシュトヴァーン伯爵は、まだ橋が架かっていなかった時代に、ドナウ川を渡るため、船の上に板を乗せて仮設の橋を使い、冬には水面が凍ったドナウ川の上を渡っていたそうです。伯爵はドナウ川を渡るためには橋が必要だと判断し、セーチェーニ鎖橋を建設しました。完成当時のセーチェーニ鎖橋は、第2次世界大戦のときに破壊されましたが、1949年にあらたに建設されました。セーチェーニ鎖橋は、夜になるとライトアップされ、幻想的な風景を見せてくれるブダペストのシンボルです。

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  • ブレッド湖

    ブレッド湖

    スロベニア

    「ブレッド湖」は、スロベニア北西部のユリアン・アルプスに位置する氷河湖で、ブレッドに隣接しています。この美しい湖は「アルプスの瞳」とも称され、湖周辺は山並みや城の景色が広がります。湖北岸には中世のブレッド城があり、湖にはスロベニア唯一の自然の島ブレッド島が浮かびます。島には15世紀に建てられた聖マリア教会があり、鳴らすと願いがかなうと言い伝えられる鐘があります。教会は52mの塔と99段の階段があり、結婚式が行われることもあります。 ブレッド湖の周りには全長約6kmの遊歩道があり、湖の周りをゆっくり歩いて散策を楽しめます。ブレッド湖はボート競技にも適した場所で、これまでに世界ボート選手権が開催されたこともあります。

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  • チェスキークルムロフ チェスキー・クルムロフ 街並み

    チェスキー・クルムロフ

    チェコ

    「チェスキー・クルムロフ」は、オーストリアとの国境近くにあるチェコの南ボヘミア州に位置する小さな都市です。チェスキー・クルムロフは、14世紀の中世の町並みを残した美しい風景と歴史的な建造物が魅力的で、世界で最も美しい町の一つといわれています。1992年には、世界遺産に登録されています。この美しい町には、クルムロフ城があります。城内にはバロック様式の劇場があり、世界ででも数少ないバロック式の劇場の一つです。さらに、クルムロフ城のバロック劇場はさまざまな仕掛けが動きます。チェスキー・クルムロフの石畳の路地を歩き回ると、オレンジ色の屋根と白い壁の町並みが続き、木製のかわいらしいおもちゃ屋さんや、素敵なカフェがあります。

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  • プリトヴィッツェ湖群国立公園 2023年8月撮影

    プリトヴィッツェ湖群国立公園

    クロアチア

    「プリトヴィッツェ湖群国立公園」は、ボスニア・ヘルツェゴビナ国境に近いプリトヴィッツェ湖群市に位置する世界遺産のクロアチアの国立公園です。大小16の湖が階段状になって点在し、92の滝が湖を結びます。世界でも類を見ない幻想的な景観を作り出しています。 エメラルドグリーンの湖と白い水煙を上げて流れ落ちる滝の姿は美しく、石灰華の働きによってできた自然のダムが川の流れをせきとめます。ミネラルや有機物の含有濃度、日光の角度などによってエメラルドグリーンやコバルトブルーに絶え間なく変化する水の色が森の緑と一体化し、静謐な風景を描き出します。また、ブナやモミの原生林には野生動物、希少な鳥類が多く生息しています。

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  • ワルシャワ歴史地区

    ワルシャワ歴史地区

    ポーランド

    「ワルシャワ歴史地区」は、ポーランドの首都ワルシャワの旧市街で、1980年に世界遺産に登録されました。ワルシャワの建設は13世紀ですが、第2次世界大戦の攻撃によって町の大半が破壊され、瓦礫となりました。現在のヴィスワ川のほとりで美しい佇まいの町並みは、第2次世界大戦後に17世紀~18世紀の町並みを忠実に復元したものです。18世紀の画家の風景画や、戦前に学生たちが残した建物のスケッチを手掛かりに、もともと使用されていた煉瓦は再利用しました。再建された町が世界遺産に登録されたのはワルシャワ歴史地区が初めてです。壊滅的な被害からよみがえったワルシャワの旧市街は、復元文化財のため当初は世界遺産への登録が危ぶまれていましたが、「破壊からの復元および維持への人々の営み」が評価され世界遺産に登録されました。

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  • 「リラ修道院」 リラの聖ヨハネ修道院 リラの僧院 フレリョの塔

    リラの僧院

    ブルガリア

    「リラの僧院」は、ブルガリアのリラ山脈の奥に位置し、1983年に世界遺産に登録されたブルガリアで最も有名な正教会です。僧院は、リラのイオアンによって10世紀に設立されましたが、19世紀の火事によって大半が崩壊してしまいました。現在見られるリラの僧院は、再建されたものです。火事の被害を唯一逃れたフレリョの塔は14世紀の姿を残しています。僧院内には住居部分があり、大聖堂、図書館、豪華なキッチン、修道僧の居住スペースなどが含まれています。五つのドームと、三つの祭壇、二つのチャペルをもつ大きな大聖堂の天井や壁には、金色のイコノスタシスやブルガリア復興期の画家によるフレスコ画がいたるところに描かれており、これらは当時の有名画家が集められて描いたものです。

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  • クラクフ クリスマスマーケット

    クラクフ

    ポーランド

    「クラクフ」は、ポーランド南部にあるマウォポルスカ県の県都です。11世紀半ばから17世紀初頭までの550年の長い間、ポーランドの首都だった歴史の町です。ヴィスワ川の上流に位置し、市街地はヴァヴェル城を中心に川の両岸に広がっています。第2次世界大戦の戦火から逃れ、現在も中世の町並みを残すクラクフは、「ポーランドの京都」とも呼ばれています。クラクフの象徴的な建物ヴァヴェル城は、 歴代ポーランド国王の居城であり、城内にはさまざまなコレクションが収められています。とくにブリュッセルの織物工房で作られたルネサンスのタペストリーは貴重なものです。中央広場には、カフェや花々が咲き、美しい装飾の石造住宅が広場を囲んでいます。

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  • ヴェリコ・タルノヴォ 街並み

    ヴェリコタルノヴォ

    ブルガリア

    「ヴェリコ・タルノヴォ」は、ブルガリアのバルカン山脈の東部に位置する美しい古都で、5千年を超える歴史を持つ街の一つです。12世紀から14世紀にかけて、第2次ブルガリア帝国の首都として政治、経済、文化、宗教の最重要拠点となり、第3のローマとも称されました。ヤントラ川沿いに広がり、緑豊かな風景と崖にへばりつくように連なる古い家々が織り成す風景は、東ヨーロッパでも際立つ美しさを持っています。市街の路地へ一歩入ると、石畳に石造りの民家が続き、サモヴォドスカタという市場が観光客を迎えており、金銀細工、陶器、織物、革製品、木彫り、絵画、刺繍やレースの手芸品などの小さな店が軒を連ねています。どのお店も職人さんたちが工房で作ったものを販売しています。

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  • ヴィエリチカ岩塩坑

    ヴィエリチカ岩塩坑

    ポーランド

    「ヴィエリチカ岩塩坑」は、ポーランド共和国マウォポルスカ県に位置する岩塩の採掘坑で、1978年にユネスコの世界遺産に登録されました。1044年に創業した岩塩坑ですが、1996年にはコストの問題と坑内で洪水が起こる危険性があることから商業採掘は中止され、現在は観光地として知られています。 ヴィエリチカ岩塩坑は廃坑になっていない岩塩坑としては世界最古であり、同時に世界最古の製塩企業でもあります。深さは地下327m、全長は300km以上におよび、歴史上や神話上のさまざまなモチーフを象った彫像が並んでいます。これらは信仰のために坑夫たちが岩塩を彫り上げたもので、屈曲した部屋や礼拝堂も岩塩で形成されています。

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  • ヴァッハウ渓谷 ヴァッハウ渓谷 urnstein Near Vienna

    ヴァッハウ渓谷

    オーストリア

    「ヴァッハウ渓谷」は、ドナウ川の要衝であり、キリスト教布教や十字軍遠征の道として発展した美しい景勝地で、世界遺産に登録されています。世界遺産のメルク修道院があるメルクから、古城が見下ろすぶどう畑の中のデュルンシュタイン、さらに東端に位置するクレムスにかけての約35kmにわたる渓谷の南北に山並みが連なります。その麓にはぶどう畑が広がり、川岸には修道院や古城、中世からの町々が織り成す風景が広がっています。メルク修道院は、高さ約65mの尖塔を持つバロック様式の建物で、内部には美しい美術品が展示されています。デュルンシュタインは、ぶどう畑に囲まれた町で、古城「クエンリンガー城」もあります。クレムスは、ショッピングエリアや博物館が集まる町で、シュタイナー門や教区教会も見どころです。

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  • ウィーン ベルヴェデーレ宮殿 世界遺産

    ベルヴェデーレ宮殿

    オーストリア

    「ベルヴェデーレ宮殿」は、オーストリアのウィーンにあるバロック建築を代表する宮殿です。上宮・下宮と広大な庭園からなり、現在は中世から現代までのオーストリアの素晴らしい美術作品をコレクションした美術館として、多くの人が訪れる場所となっています。ベルヴェデーレ上宮には、オーストリアにゆかりのある画家の作品が多く展示されており、中でもグスタフ・クリムトの「接吻」は世界的に有名です。ベルヴェデーレ下宮は、素晴らしい内装を備えたいくつもの広間があり、壁の大部分を鏡と金箔で覆った「鏡の間」は、美しい輝きが大きな鏡の中に映り込みます。広大なアルプス庭園はヨーロッパ最古のもので、バロック造園技術の最高峰であり、宮殿の前には鏡の池が配置され、宮殿のファサードを映し出しています。

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  • ホーフブルク王宮

    ホーフブルク王宮

    オーストリア

    「ホーフブルク宮殿」は、ハプスブルク家全盛期に使われていた歴史ある美しい宮殿ですが、現在、宮殿の一部はオーストリア連邦大統領の公邸として使用されています。さまざまな建物が増築された複合型建築物で、一般開放している部分は銀器コレクションの博物館、アルベルティーナ美術館、オーストリア国立図書館で、外には観光客用の馬車がいます。ホーフブルク宮殿は、13世紀ごろにオーストリア公オタカル2世によって建てられ、その後、オタカル2世が神聖ローマ皇帝ルドルフ1世に敗れ、ハプスブルク家の居城兼皇宮となりました。13世紀以降は増築と改築が繰り返され、現在は2,500室以上の部屋と18棟からなる巨大な建築物となっています。ホーフブルク宮殿は新王宮と旧王宮に分かれており、博物館は旧王宮側に位置しています。

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  • ウィーン 街並み シュテファン大聖堂

    シュテファン大聖堂

    オーストリア

    「シュテファン大聖堂」は、オーストリアの首都ウィーンにあるゴシック様式の大聖堂で、ウィーン大司教区の司教座聖堂です。12世紀から建造が始まり、何百年にもわたって改築が繰り返されてきました。それによって、外観は14世紀から15世紀のゴシック様式の建物、内部の祭壇はバロック様式、正面入り口の門は13世紀の後期ロマネスク様式でできています。シュテファン大聖堂には四つの塔があり、高さは136.7mにも及ぶ南塔は、ウィーンのシンボルとなっています。教会の塔としては世界で3番目の高さです。地下にはカタコンベがあり、ペストで亡くなった人々の遺骨やウィーンの司教、ハプスブルク家の遺骨が眠っています。ウィーンの象徴的な建造物であるシュテファン大聖堂は、ウィーンの歴史に触れられる素晴らしい場所です。

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  • ウィーン オペラハウス ウィーン国立歌劇場 ウィーン国立オペラ座

    ウィーン国立歌劇場

    オーストリア

    「ウィーン国立歌劇場」は、オーストリアのウィーンにある歌劇場です。ウィーンの中心部、ケルントナー通りとリング通りの交点に面しており、ウィーン帝立・王立宮廷歌劇場としても知られていました。現在はウィーン国立歌劇場として、オペラやバレエの上演に加え、オペラ座舞踏会も開催され、世界中から超一流の歌手が集まる場所です。全世界からオペラファンが集まるオペラの殿堂として名高く、古典の名作をはじめ、近現代のオペラも精力的に上演しています。ウィーン国立歌劇場管弦楽団および、世界屈指の人気オーケストラであるウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の母体であり、メインとなる演目はオペラですが、バレエやコンサートの公演も行われています。また、年に1回、各国の著名人が会する華やかなオペラ座舞踏会が開催されています。

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  • アウシュビッツ強制収容所跡 2010/8

    アウシュビッツ・ビルケナウ博物館

    ポーランド

    アウシュビッツ・ビルケナウ博物館は、ナチス・ドイツが第2次世界大戦中に設立した最も悪名高い強制収容所の跡地です。この施設は1940年から1945年まで運営され、100万人以上のユダヤ人、ポーランド人、ロマ、その他の犠牲者が命を落としました。戦後1947年に博物館として開設され、ホロコーストの悲劇を忘れないための重要な場所となっています。展示物には、収容者が使用していた日用品や遺品、ナチスによる迫害の証拠となる文書や写真があります。収容所の悲惨な環境を目の当たりにし、その歴史的背景について深く学ぶことが可能です。過去の残虐行為を忘れないための教育的な場であり、同時に人間の尊厳と自由の重要性を再認識させる場所です。

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  • プラハ プラハ城 聖ヴィート大聖堂

    プラハ城

    チェコ

    美しいプラハの街並みを一望できるプラハ城は、その壮麗な建築と歴史的な雰囲気で訪れる人々を魅了します。歴史は9世紀にまで遡り、世界で最も大きな古城の一つです。城内には多くの見どころがあり、その一つ、聖ヴィート大聖堂はゴシック建築の傑作で、大聖堂内部のステンドグラスや豪華な内装は必見です。その他、チェコの歴代王たちの居城として使われていた旧王宮や、中世の雰囲気を残す色とりどりの小さな家々が並ぶかわいらしい通りの黄金の小路、ルネッサンス様式のロジュンベルク宮殿などがあります。現在はチェコ共和国の大統領府が置かれるプラハ城。訪れることで、チェコの歴史と文化に触れ、過去と現在が交錯する貴重な体験ができます。

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  • ブカレスト 国民の館

    国民の館

    ルーマニア

    世界で最も大きく、最も重い建物の一つとして知られる国民の館は、1984年に故ニコラエ・チャウシェスク大統領のもと建設が始まりました。ルーマニア国内から集められた、大理石やクリスタル、玄武岩などの建築資材がふんだんに用いられ、豪華な装飾には2,800個のシャンデリア、220,000平方メートルのカーペット、3,500平方メートルの革など、まさに贅の限りが尽くされています。一方でこの時期は、経済的苦難の中にあり、国民の暮らしは豊かではありませんでした。建設のピーク時には1日24時間3交代で2万人以上が働き、10万人以上の労働者が携わりました。現在はルーマニア国会議事堂として利用され、一部は観光客に公開されています。

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  • ポストイナ鍾乳洞 スロベニア 2012/7

    ポストイナ鍾乳洞

    スロベニア

    世界でも有数の長さを誇る石灰岩のポストイナ鍾乳洞は1818年に発見されました。観光地として開放されてからは、神秘的な名所として世界中から多くの観光客が訪れています。全長約24kmの洞窟内には、壮大な鍾乳石や石筍が数多く存在し、息をのむような美しい光景から自然の力を感じずにはいられません。鍾乳石は1mm成長するのに10年かかるといわれています。洞窟内をトロッコで移動し、ガイドツアーに参加することで、自然の奇跡を間近で楽しめます。また、希少な洞窟生物「ホライモリ」に出会えるのも見どころの一つです。洞窟内の温度は年間を通じて約10℃に保たれているため、訪れる際には暖かい服装を用意しておきましょう。

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  • スプリット ディオクレティアヌス宮殿 Bell tower of the Saint Domnius Cathedral in Split

    ディオクレティアヌス宮殿

    クロアチア

    ローマ建築の傑作であるディオクレティアヌス宮殿は、ローマ皇帝ディオクレティアヌスの命によって4世紀に建設されました。宮殿中心部の広場、ペリスティルの東側にある大聖堂は、もともとはディオクレティアヌスの霊廟として建設され、その後キリスト教の聖堂として利用されるようになりました。宮殿の地下には宮殿の基礎部分を形成する空間が広がっており、古代ローマの技術力を垣間見られます。ペリスティルの南には、皇帝の私邸の玄関にあたる円形の前庭があります。かつてはモザイクで装飾され、彫像が置かれていたといわれています。ディオクレティアヌス宮殿は、古代ローマの歴史と文化に触れることが可能な貴重な観光スポットです。

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  • ブダペスト 漁夫の砦 2015/6

    漁夫の砦

    ハンガリー

    マーチャーシュ教会の裏側にある、白い石壁の漁夫の砦は、童話に出てくるお城のような佇まいの展望台です。19世紀、ドナウ川を見下ろす丘の上に建設されました。その名は、かつてこのあたりに魚の市が立っていたことや、中世にこの地域を防衛していた漁師たちに由来しています。砦のデザインはシュレック(Frigyes Schulek)の設計によるもの。ゴシック様式とロマネスク様式が融合し、その白い石造りの塔やアーチ、窓などが特徴的です。砦からはブダペストの街並みやドナウ川の美しい景色が望め、絶好のビューポイントです。歴史的な背景と美しい景観が融合した観光スポットであり、ブダペストを訪れる際には必ず立ち寄りたい場所です。

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  • ミラベル宮殿 ミラベル庭園 2019-12-01撮影

    ミラベル宮殿

    オーストリア

    美しいバロック様式のミラベル宮殿は、17世紀に大司教ヴォルフ・ディートリヒ・フォン・ライテナウが、愛人サロメ・アルトのために建設したといわれています。宮殿内部の見どころは、大理石の柱や豪華な漆喰、天井のフレスコ画がある大理石の間マルモアザールです。このホールへ続く階段は、天使の階段と呼ばれ大理石の装飾と天使像で飾られています。現在建物は市役所として使用されていますが、大理石の間は結婚式場として人気です。宮殿を囲むミラベル庭園には、見事な彫刻や噴水、美しい花々など見どころも多いです。映画『サウンド・オブ・ミュージック』のロケ地の一つでもあり、映画ではペガサスの泉の周りで歌を歌うシーンがあります。

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「シェーンブルン宮殿」は、オーストリアの首都ウィーンにある宮殿で、世界遺産に登録されています。広大な庭園で知られており、美しい外観の黄褐色はマリア・テレジア・イエローと呼ばれています。17世紀末に皇帝レオポルト1世の命で建築家フィッシャー・フォン・エルラッハによってバロック様式の狩猟の館から改築され、18世紀半ばには女帝マリア・テレジアの指示でニコラウス・パカッシによって拡張・改装され、現在の姿となりました。建物の外観はバロック様式、内部はロココ様式で、1,400室の部屋があり、現在はその内の40室が公開されています。最も豪華な広間は、ナポレオン帝国崩壊後に開催されたウィーン会議で舞踏会の会場となった「大広間 グローセ・ギャラリー」です。6歳のモーツァルトが演奏した「鏡の間」も見どころです。

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「カレル橋」は、チェコ共和国のプラハを流れる雄大なヴルタヴァ川に架かるプラハの中で最も古い石橋です。全長は約520m、幅は約10mの橋で、世界遺産に登録されています。橋の欄干には、ザビエルをはじめとした30体の聖人像が並んでいます。橋の上では、露店やギャラリーが開かれています。カレル橋の両端には橋塔があり、一つは「旧市街側の橋塔」といい、14世紀に建設されました。ヨーロッパにおいてゴシック建築の最高傑作とされています。中段と上段にはチェコを代表する守護聖人の像が立っており、カレル橋の全景とプラハ城を眺められます。もう一つは「マラーストラナ側の橋塔」といい、1464年に建設され、旧市街側の橋塔を模して造られました。展望台から眺めるプラハの美しさは格別です。

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「ブラン城」は、ルーマニアの南部・トランシルヴァニア地方のブラショフ県南部の山中に位置し、吸血鬼ドラキュラの居城のモデルとされている岩山の上に14世紀に建てられた石造りの要塞です。13世紀にドイツ騎士団が木製の要塞を築いたのち、ドイツの承認によって14世紀には石造りの城を築きました。城内は4階層にわたり、迷路のような階段と廊下でたくさんの部屋がつながっています。陶器・家具・武器・甲冑などが展示され、中世の生活がそのまま再現された居室には、白い漆喰壁に重厚な木彫り装飾が施された家具、美しい装飾の陶器製の暖炉、温かみのあるシャンデリアなどがあります。城の敷地内には、野外村落博物館があり、伝統的な農村の建物をはじめ水車小屋、風車などが展示されています。

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「セーチェーニ鎖橋」は、ハンガリーの首都ブダペストに位置します。ドナウ川に架かるつり橋で、首都であるブダ地区と商業が盛んなペスト地区を結んでおり、全長は380mある美しい橋です。建設には約10年かかり、1849年に完成しました。ハンガリーの発展に貢献したセーチェーニ・イシュトヴァーン伯爵は、まだ橋が架かっていなかった時代に、ドナウ川を渡るため、船の上に板を乗せて仮設の橋を使い、冬には水面が凍ったドナウ川の上を渡っていたそうです。伯爵はドナウ川を渡るためには橋が必要だと判断し、セーチェーニ鎖橋を建設しました。完成当時のセーチェーニ鎖橋は、第2次世界大戦のときに破壊されましたが、1949年にあらたに建設されました。セーチェーニ鎖橋は、夜になるとライトアップされ、幻想的な風景を見せてくれるブダペストのシンボルです。

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「ブレッド湖」は、スロベニア北西部のユリアン・アルプスに位置する氷河湖で、ブレッドに隣接しています。この美しい湖は「アルプスの瞳」とも称され、湖周辺は山並みや城の景色が広がります。湖北岸には中世のブレッド城があり、湖にはスロベニア唯一の自然の島ブレッド島が浮かびます。島には15世紀に建てられた聖マリア教会があり、鳴らすと願いがかなうと言い伝えられる鐘があります。教会は52mの塔と99段の階段があり、結婚式が行われることもあります。 ブレッド湖の周りには全長約6kmの遊歩道があり、湖の周りをゆっくり歩いて散策を楽しめます。ブレッド湖はボート競技にも適した場所で、これまでに世界ボート選手権が開催されたこともあります。

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「チェスキー・クルムロフ」は、オーストリアとの国境近くにあるチェコの南ボヘミア州に位置する小さな都市です。チェスキー・クルムロフは、14世紀の中世の町並みを残した美しい風景と歴史的な建造物が魅力的で、世界で最も美しい町の一つといわれています。1992年には、世界遺産に登録されています。この美しい町には、クルムロフ城があります。城内にはバロック様式の劇場があり、世界ででも数少ないバロック式の劇場の一つです。さらに、クルムロフ城のバロック劇場はさまざまな仕掛けが動きます。チェスキー・クルムロフの石畳の路地を歩き回ると、オレンジ色の屋根と白い壁の町並みが続き、木製のかわいらしいおもちゃ屋さんや、素敵なカフェがあります。

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「プリトヴィッツェ湖群国立公園」は、ボスニア・ヘルツェゴビナ国境に近いプリトヴィッツェ湖群市に位置する世界遺産のクロアチアの国立公園です。大小16の湖が階段状になって点在し、92の滝が湖を結びます。世界でも類を見ない幻想的な景観を作り出しています。 エメラルドグリーンの湖と白い水煙を上げて流れ落ちる滝の姿は美しく、石灰華の働きによってできた自然のダムが川の流れをせきとめます。ミネラルや有機物の含有濃度、日光の角度などによってエメラルドグリーンやコバルトブルーに絶え間なく変化する水の色が森の緑と一体化し、静謐な風景を描き出します。また、ブナやモミの原生林には野生動物、希少な鳥類が多く生息しています。

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「ワルシャワ歴史地区」は、ポーランドの首都ワルシャワの旧市街で、1980年に世界遺産に登録されました。ワルシャワの建設は13世紀ですが、第2次世界大戦の攻撃によって町の大半が破壊され、瓦礫となりました。現在のヴィスワ川のほとりで美しい佇まいの町並みは、第2次世界大戦後に17世紀~18世紀の町並みを忠実に復元したものです。18世紀の画家の風景画や、戦前に学生たちが残した建物のスケッチを手掛かりに、もともと使用されていた煉瓦は再利用しました。再建された町が世界遺産に登録されたのはワルシャワ歴史地区が初めてです。壊滅的な被害からよみがえったワルシャワの旧市街は、復元文化財のため当初は世界遺産への登録が危ぶまれていましたが、「破壊からの復元および維持への人々の営み」が評価され世界遺産に登録されました。

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「リラの僧院」は、ブルガリアのリラ山脈の奥に位置し、1983年に世界遺産に登録されたブルガリアで最も有名な正教会です。僧院は、リラのイオアンによって10世紀に設立されましたが、19世紀の火事によって大半が崩壊してしまいました。現在見られるリラの僧院は、再建されたものです。火事の被害を唯一逃れたフレリョの塔は14世紀の姿を残しています。僧院内には住居部分があり、大聖堂、図書館、豪華なキッチン、修道僧の居住スペースなどが含まれています。五つのドームと、三つの祭壇、二つのチャペルをもつ大きな大聖堂の天井や壁には、金色のイコノスタシスやブルガリア復興期の画家によるフレスコ画がいたるところに描かれており、これらは当時の有名画家が集められて描いたものです。

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「クラクフ」は、ポーランド南部にあるマウォポルスカ県の県都です。11世紀半ばから17世紀初頭までの550年の長い間、ポーランドの首都だった歴史の町です。ヴィスワ川の上流に位置し、市街地はヴァヴェル城を中心に川の両岸に広がっています。第2次世界大戦の戦火から逃れ、現在も中世の町並みを残すクラクフは、「ポーランドの京都」とも呼ばれています。クラクフの象徴的な建物ヴァヴェル城は、 歴代ポーランド国王の居城であり、城内にはさまざまなコレクションが収められています。とくにブリュッセルの織物工房で作られたルネサンスのタペストリーは貴重なものです。中央広場には、カフェや花々が咲き、美しい装飾の石造住宅が広場を囲んでいます。

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「ヴェリコ・タルノヴォ」は、ブルガリアのバルカン山脈の東部に位置する美しい古都で、5千年を超える歴史を持つ街の一つです。12世紀から14世紀にかけて、第2次ブルガリア帝国の首都として政治、経済、文化、宗教の最重要拠点となり、第3のローマとも称されました。ヤントラ川沿いに広がり、緑豊かな風景と崖にへばりつくように連なる古い家々が織り成す風景は、東ヨーロッパでも際立つ美しさを持っています。市街の路地へ一歩入ると、石畳に石造りの民家が続き、サモヴォドスカタという市場が観光客を迎えており、金銀細工、陶器、織物、革製品、木彫り、絵画、刺繍やレースの手芸品などの小さな店が軒を連ねています。どのお店も職人さんたちが工房で作ったものを販売しています。

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「ヴィエリチカ岩塩坑」は、ポーランド共和国マウォポルスカ県に位置する岩塩の採掘坑で、1978年にユネスコの世界遺産に登録されました。1044年に創業した岩塩坑ですが、1996年にはコストの問題と坑内で洪水が起こる危険性があることから商業採掘は中止され、現在は観光地として知られています。 ヴィエリチカ岩塩坑は廃坑になっていない岩塩坑としては世界最古であり、同時に世界最古の製塩企業でもあります。深さは地下327m、全長は300km以上におよび、歴史上や神話上のさまざまなモチーフを象った彫像が並んでいます。これらは信仰のために坑夫たちが岩塩を彫り上げたもので、屈曲した部屋や礼拝堂も岩塩で形成されています。

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「ヴァッハウ渓谷」は、ドナウ川の要衝であり、キリスト教布教や十字軍遠征の道として発展した美しい景勝地で、世界遺産に登録されています。世界遺産のメルク修道院があるメルクから、古城が見下ろすぶどう畑の中のデュルンシュタイン、さらに東端に位置するクレムスにかけての約35kmにわたる渓谷の南北に山並みが連なります。その麓にはぶどう畑が広がり、川岸には修道院や古城、中世からの町々が織り成す風景が広がっています。メルク修道院は、高さ約65mの尖塔を持つバロック様式の建物で、内部には美しい美術品が展示されています。デュルンシュタインは、ぶどう畑に囲まれた町で、古城「クエンリンガー城」もあります。クレムスは、ショッピングエリアや博物館が集まる町で、シュタイナー門や教区教会も見どころです。

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「ベルヴェデーレ宮殿」は、オーストリアのウィーンにあるバロック建築を代表する宮殿です。上宮・下宮と広大な庭園からなり、現在は中世から現代までのオーストリアの素晴らしい美術作品をコレクションした美術館として、多くの人が訪れる場所となっています。ベルヴェデーレ上宮には、オーストリアにゆかりのある画家の作品が多く展示されており、中でもグスタフ・クリムトの「接吻」は世界的に有名です。ベルヴェデーレ下宮は、素晴らしい内装を備えたいくつもの広間があり、壁の大部分を鏡と金箔で覆った「鏡の間」は、美しい輝きが大きな鏡の中に映り込みます。広大なアルプス庭園はヨーロッパ最古のもので、バロック造園技術の最高峰であり、宮殿の前には鏡の池が配置され、宮殿のファサードを映し出しています。

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「ホーフブルク宮殿」は、ハプスブルク家全盛期に使われていた歴史ある美しい宮殿ですが、現在、宮殿の一部はオーストリア連邦大統領の公邸として使用されています。さまざまな建物が増築された複合型建築物で、一般開放している部分は銀器コレクションの博物館、アルベルティーナ美術館、オーストリア国立図書館で、外には観光客用の馬車がいます。ホーフブルク宮殿は、13世紀ごろにオーストリア公オタカル2世によって建てられ、その後、オタカル2世が神聖ローマ皇帝ルドルフ1世に敗れ、ハプスブルク家の居城兼皇宮となりました。13世紀以降は増築と改築が繰り返され、現在は2,500室以上の部屋と18棟からなる巨大な建築物となっています。ホーフブルク宮殿は新王宮と旧王宮に分かれており、博物館は旧王宮側に位置しています。

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「シュテファン大聖堂」は、オーストリアの首都ウィーンにあるゴシック様式の大聖堂で、ウィーン大司教区の司教座聖堂です。12世紀から建造が始まり、何百年にもわたって改築が繰り返されてきました。それによって、外観は14世紀から15世紀のゴシック様式の建物、内部の祭壇はバロック様式、正面入り口の門は13世紀の後期ロマネスク様式でできています。シュテファン大聖堂には四つの塔があり、高さは136.7mにも及ぶ南塔は、ウィーンのシンボルとなっています。教会の塔としては世界で3番目の高さです。地下にはカタコンベがあり、ペストで亡くなった人々の遺骨やウィーンの司教、ハプスブルク家の遺骨が眠っています。ウィーンの象徴的な建造物であるシュテファン大聖堂は、ウィーンの歴史に触れられる素晴らしい場所です。

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「ウィーン国立歌劇場」は、オーストリアのウィーンにある歌劇場です。ウィーンの中心部、ケルントナー通りとリング通りの交点に面しており、ウィーン帝立・王立宮廷歌劇場としても知られていました。現在はウィーン国立歌劇場として、オペラやバレエの上演に加え、オペラ座舞踏会も開催され、世界中から超一流の歌手が集まる場所です。全世界からオペラファンが集まるオペラの殿堂として名高く、古典の名作をはじめ、近現代のオペラも精力的に上演しています。ウィーン国立歌劇場管弦楽団および、世界屈指の人気オーケストラであるウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の母体であり、メインとなる演目はオペラですが、バレエやコンサートの公演も行われています。また、年に1回、各国の著名人が会する華やかなオペラ座舞踏会が開催されています。

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アウシュビッツ・ビルケナウ博物館は、ナチス・ドイツが第2次世界大戦中に設立した最も悪名高い強制収容所の跡地です。この施設は1940年から1945年まで運営され、100万人以上のユダヤ人、ポーランド人、ロマ、その他の犠牲者が命を落としました。戦後1947年に博物館として開設され、ホロコーストの悲劇を忘れないための重要な場所となっています。展示物には、収容者が使用していた日用品や遺品、ナチスによる迫害の証拠となる文書や写真があります。収容所の悲惨な環境を目の当たりにし、その歴史的背景について深く学ぶことが可能です。過去の残虐行為を忘れないための教育的な場であり、同時に人間の尊厳と自由の重要性を再認識させる場所です。

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美しいプラハの街並みを一望できるプラハ城は、その壮麗な建築と歴史的な雰囲気で訪れる人々を魅了します。歴史は9世紀にまで遡り、世界で最も大きな古城の一つです。城内には多くの見どころがあり、その一つ、聖ヴィート大聖堂はゴシック建築の傑作で、大聖堂内部のステンドグラスや豪華な内装は必見です。その他、チェコの歴代王たちの居城として使われていた旧王宮や、中世の雰囲気を残す色とりどりの小さな家々が並ぶかわいらしい通りの黄金の小路、ルネッサンス様式のロジュンベルク宮殿などがあります。現在はチェコ共和国の大統領府が置かれるプラハ城。訪れることで、チェコの歴史と文化に触れ、過去と現在が交錯する貴重な体験ができます。

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世界で最も大きく、最も重い建物の一つとして知られる国民の館は、1984年に故ニコラエ・チャウシェスク大統領のもと建設が始まりました。ルーマニア国内から集められた、大理石やクリスタル、玄武岩などの建築資材がふんだんに用いられ、豪華な装飾には2,800個のシャンデリア、220,000平方メートルのカーペット、3,500平方メートルの革など、まさに贅の限りが尽くされています。一方でこの時期は、経済的苦難の中にあり、国民の暮らしは豊かではありませんでした。建設のピーク時には1日24時間3交代で2万人以上が働き、10万人以上の労働者が携わりました。現在はルーマニア国会議事堂として利用され、一部は観光客に公開されています。

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世界でも有数の長さを誇る石灰岩のポストイナ鍾乳洞は1818年に発見されました。観光地として開放されてからは、神秘的な名所として世界中から多くの観光客が訪れています。全長約24kmの洞窟内には、壮大な鍾乳石や石筍が数多く存在し、息をのむような美しい光景から自然の力を感じずにはいられません。鍾乳石は1mm成長するのに10年かかるといわれています。洞窟内をトロッコで移動し、ガイドツアーに参加することで、自然の奇跡を間近で楽しめます。また、希少な洞窟生物「ホライモリ」に出会えるのも見どころの一つです。洞窟内の温度は年間を通じて約10℃に保たれているため、訪れる際には暖かい服装を用意しておきましょう。

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ローマ建築の傑作であるディオクレティアヌス宮殿は、ローマ皇帝ディオクレティアヌスの命によって4世紀に建設されました。宮殿中心部の広場、ペリスティルの東側にある大聖堂は、もともとはディオクレティアヌスの霊廟として建設され、その後キリスト教の聖堂として利用されるようになりました。宮殿の地下には宮殿の基礎部分を形成する空間が広がっており、古代ローマの技術力を垣間見られます。ペリスティルの南には、皇帝の私邸の玄関にあたる円形の前庭があります。かつてはモザイクで装飾され、彫像が置かれていたといわれています。ディオクレティアヌス宮殿は、古代ローマの歴史と文化に触れることが可能な貴重な観光スポットです。

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マーチャーシュ教会の裏側にある、白い石壁の漁夫の砦は、童話に出てくるお城のような佇まいの展望台です。19世紀、ドナウ川を見下ろす丘の上に建設されました。その名は、かつてこのあたりに魚の市が立っていたことや、中世にこの地域を防衛していた漁師たちに由来しています。砦のデザインはシュレック(Frigyes Schulek)の設計によるもの。ゴシック様式とロマネスク様式が融合し、その白い石造りの塔やアーチ、窓などが特徴的です。砦からはブダペストの街並みやドナウ川の美しい景色が望め、絶好のビューポイントです。歴史的な背景と美しい景観が融合した観光スポットであり、ブダペストを訪れる際には必ず立ち寄りたい場所です。

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美しいバロック様式のミラベル宮殿は、17世紀に大司教ヴォルフ・ディートリヒ・フォン・ライテナウが、愛人サロメ・アルトのために建設したといわれています。宮殿内部の見どころは、大理石の柱や豪華な漆喰、天井のフレスコ画がある大理石の間マルモアザールです。このホールへ続く階段は、天使の階段と呼ばれ大理石の装飾と天使像で飾られています。現在建物は市役所として使用されていますが、大理石の間は結婚式場として人気です。宮殿を囲むミラベル庭園には、見事な彫刻や噴水、美しい花々など見どころも多いです。映画『サウンド・オブ・ミュージック』のロケ地の一つでもあり、映画ではペガサスの泉の周りで歌を歌うシーンがあります。

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バイエルンの伝統的な白ソーセージです。早朝に作ってブランチに食べるのが一般的で、皮をとって中身だけを食べる。

ウィンナーシュニッツェル

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ウイーン風仔牛のカツレツです。仔牛のもも肉を叩いて薄く伸ばし、細かいパン粉の衣をつけて揚げ焼きにします。

グラーシュ

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ハンガリーの代表的な家庭料理で、牛肉と野菜を煮込んで作るスープ。ハンガリーのお味噌汁的存在です。

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東欧・中欧は多くの歴史的建造物があり、街並みもどこか趣を感じます。ウィーンやプラハなど世界遺産に登録された街も多いのが特徴です。また、プリトヴィッツェ湖群国立公園やザルツカンマーグートなど広大な自然も楽しむことができます。

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