
ジャイアンツ・コーズウェイ
北アイルランド火山の噴火によって形成された六角形の石柱群が広がる地帯。特異な景観は北アイルランドの海岸線に8キロにも及んでいます。
ケルト文化が受け継がれる妖精の国、アイルランド。音楽や文学の遺産が色濃く残るダブリンや、モハーの断崖など見どころはつきません。ギネスビール発祥の地でもあり、伝統的なパブ文化が楽しめます。壮大な自然美と豊かな歴史が融合するアイルランドの基本情報から観光情報まで詳しく紹介します。
火山の噴火によって形成された六角形の石柱群が広がる地帯。特異な景観は北アイルランドの海岸線に8キロにも及んでいます。
重厚感ある外観の城は、かつて要塞としても使われていました。アイルランドの歴代総督の肖像画が掲げられている晩餐室や王座の間など見所が満載です。
アイルランドにキリスト教を広めた聖人パトリックを讃える為に建てられた大聖堂。作家ジョナサン・スウィフトの墓もあります。
アイルランド最古の国立大学。観光名所としても有名なオールドライブラリーがあり、ケルズの書やアイルランド最古のハープが展示されています。
破滅の崖という呼び名に相応しい断崖絶壁。断崖は8kmにも及び最も高い所では200mもの高さになります。
初期キリスト教の修道院遺跡。石塔、ハイクロスと言われるケルト十字架、大聖堂など見応えある遺跡が見学できます。
古代ケルト人の聖地。ケルト文化最盛期には王が居住し、政治の中心地であったと伝えられています。丘陵地帯には要塞や遺跡がわずかに残っています。
ダブリン
1192年に建てられたとんがり屋根がシンボルの「聖パトリック大聖堂」は、首都ダブリンにそびえるアイルランド最大の教会です。正式名称は、聖パトリックの国立大聖堂およびカレッジチャーチ。クライスト・チャーチ大聖堂と並んで、国教会の聖堂と称されています。14世紀初めごろから、16世紀初めにかけては、アイルランド初の大学のキャンパスとしても活用されていました。1700年代には、『ガリバー旅行記』の著者であるジョナサン・スウィフトが司教を務めていたことでも知られています。内部を見学できるのも特徴で、アーチ型の天井やモザイク模様の床、カラフルなステンドグラスなどの造りに加えて、スウィフトのデスマスクや石像などの展示品も見逃せません。
詳しく見るアントリム
アイリッシュウイスキー蒸留所の中で最も古い歴史を持つ、ブッシュミルズ蒸溜所。創業は1608年で、400年以上経った現在も当時の面影と伝統を守りながら操業を続けています。山に海にと自然豊かなアントリム州にあり、美しい湧き水や麦芽の生産にも恵まれ、ウイスキー作りには最適の場所ともいえる環境にあります。原料の穀物処理から熟成、ボトリングまで全ての工程をこの敷地内で行っているのも特徴。蒸溜所内を巡るツアーなどもあり、観光スポットの一つとしても人気があります。1885年に起こった火災で創業当時の建物は一度消失していますが、再建以降、長年にわたり使用されてきた蒸溜所建物は深い趣があり、時の流れを感じさせる情緒が漂っています。
詳しく見るミース
タラの丘はアイルランドに多数ある遺跡の中でも特に人気の自然豊かな丘で、観光スポットとしても外せない場所です。かつてこの地には、ケルト人の王族が住んでいたとされ、神聖な場所として崇められてきました。景観の素晴らしい場所としても知られ、この丘からはアイルランドの土地の約25%が見渡せるのだそう。また、夕日が絶景であるという話も有名です。丘の頂には「王の砦」と名付けられた要塞跡があり、王座があったという中心部には、「運命の石」と呼ばれる立石が今もなお残されています。『風と共にさりぬ』の舞台タラのモデルとなった場所でもあり、聖地として世界各国から多くの人が訪れてます。
詳しく見るダブリン
アイルランド観光のメッカともなっているのが、トリニティー・カレッジの図書館。アイルランドに現存する国立大学の中では最古というキャンパスの中にある旧図書館です。1712年に建設を始め、1732年に開館。「研究書物を収蔵する世界最大の図書館」「世界で最も美しい図書館」としても知られ、内部の美しさと貴重な収蔵品を一目見ようと、世界中から観光客が集まってくる場所でもあります。千年以上も前に制作されたという聖書の写本『ケルズの書』が展示されている他、映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場する「ジェダイ・アーカイブ」のモデルになった場所ではないかとの話があるなど、常に人々の興味を引きつけて止まないスポットです。
詳しく見るキルケニー
色彩豊かで美しい街キルケニーに立つ石の城・キルケニー城。街とノア川の流れを見下ろす高台にあり、12世紀に建造されて以来、街の様子を見守り続けてきたシンボル的存在の名城でもあります。1391年に当時この地で権力と富を握っていた大貴族バトラー家が買い取り所有。以降約600年にわたり、バトラー家の住宅として使用されていた歴史があります。城内はヴィクトリア様式の装飾が施された美しい造り。城の前には広大な芝生庭園が広がり、裏手には麗しいバラ園があります。1967年にキルケニー市の管轄下に移ってからは、キルケニーの歴史を知る貴重な場所として一般開放され、毎年のように多くの人が訪れる人気観光スポットとなっています。
詳しく見るダブリン
ダブリンのデイム・ストリートに立つダブリン城はアイルランドの歴史を語る上では外すことのできない重要な史跡で、9〜12世紀頃にこの地域で海賊活動や交易を行っていたヴァイキングの砦があった場所としても知られています。1204年、アイルランドに侵攻してきたイギリスのジョン王により建築されて以来、アイルランド支配を象徴するものとして名を轟かせていた城でもあります。17世紀に起こった火災で、一つの城を残し大部分を焼失。今ある建物は19世紀頃に再建されたものです。内部は美しい調度品とステンドグラスで彩られ、豪華絢爛な造り。現在では、大統領就任式など国の重要な式典に使用される他、アイルランドを代表する観光スポットの一つとなっています。
詳しく見るアラン諸島
イニシュモア島は、アイルランド西海岸沖にあるアラン諸島の中で一番大きな島。面積は約31平方キロメートルで、人口は約820人ほど。映画『イニシェリン島の精霊』のロケ地としても知られ、観光客も訪れます。イニシュモア島へ渡るには、アイルランド本島よりフェリーで向かうのが一般的ですが、ゴールウェイにある空港より小型飛行機で行く手段もあります。大西洋に向かってそそり立つ断崖絶壁「ドン・エンガス」をはじめ、手付かずの自然が数多く残っています。海から吹き付ける強風から農作物を守るため、畑を石垣で囲っているのが特徴的で、その様子はアラン諸島全般の特産品であるアラン模様のセーターにも表現されています。
詳しく見るダブリン
クライスト・チャーチ大聖堂は、ダブリンに二つある大聖堂の中で最も古い歴史を持つ教会です。元々はヴァイキングにより1038年に建築された木造教会でしたが、現在の姿のように石造りになったのは1180年代。1871年〜1879年に行われた大規模改修により、ロマネスク様式を取り入れた石造りの建物へと造り替えられました。地下に国内最大規模の地下聖堂があるのも特徴の一つ。中世より残る美術品や聖遺物が納められている他、パイプオルガンに挟まったままミイラ化した猫とネズミのミイラも展示されています。現在は、アイルランド教会とローマカトリック大司教の本拠地としての機能を存続しながら、一般向けに公開もされています。
詳しく見るケリー
アイルランドの南西沖約12kmの位置に浮かぶスケリッグ・マイケルは、二つの大きな岩山が特徴的な無人島で、世界遺産の一つ。島の頂には「ビーハイブ・ハット」と呼ばれる、石を積み上げて作った修道院があり、6〜12世紀頃までの間、アイルランドにキリスト教を伝えた修道僧たちが、隠遁生活を送りながら祈りを捧げていた場所としても知られています。修道院までは勾配のきつい600段の石段を登っていく他になく、海から吹き抜ける強風もありなかなかに険しい環境となっていますが、石段から見る景色は絶景ともあり、世界各国から人々が訪れる観光スポットとなっています。映画『スター・ウォーズ』のロケ地として使用された場所としても有名です。
詳しく見るアントリム
ダークヘッジズは、人気テレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のロケ地として使用されたことで一躍有名になった、ブナの木の並木道。アントリム県のアーモイとストラノーカムの間にある、ブレガーロード沿いにあります。時間やその時の気候条件等によりさまざまな表情を見せることでも有名で、ある時は魔女が出そうな不気味な雰囲気に、またある時は物語のワンシーンのように幻想的にと、同じ場所とは思えない変化を見せてくれます。この場所にブナを植えたのは、通りの先にある邸宅の主人ジェームズ・スチュアート。妻のグレースリンドの為に建てた家「グレースヒルハウス」へと続く道を荘厳な雰囲気に仕立てる為に、ブナの木を植樹したといわれています。
詳しく見るミース
ニューグレンジは、首都ダブリンから約50kmの距離にある新石器時代遺跡群「ブルー・ナ・ボーニャ」の中にある最大の羨道墳。誕生は約5,200年前、紀元前3200年ごろに建設されたといわれており、エジプトにあるピラミッドよりも古い歴史を持っているとされています。約20万トンもの石を使って造られた円形通路墓で、直径は約85m。周囲に点在する遺跡群の中でも群を抜いて大きな遺跡です。一番有名なのが、入り口の上にある「ルーフボックス」と呼ばれる小さな窓。一年の内、冬至の日の出の時のみこの窓から光がゆっくりと差し込み、十字の通路を優しく照らします。その光景はとても神秘的で、何千年も前の人々の高い技術力に驚かされることでしょう。
詳しく見るクレア
アイルランドの北西部にあるバレン高原は、石だらけの不思議な光景が見られる人気の観光スポットです。バレンという名は「不毛の地」を意味するそうで、かつてこの地に攻め込んできたクロムウェルは「拷問にかけるために吊す木もなければ、溺れさせる水もなく、埋める土もない」と有名な言葉を残しています。平らで乾いた石灰岩がどこまでも続くバレン高原ですが、「巨人のテーブル」と呼ばれる自然石を立てて造ったドルメンや、90以上もあるという石の古墳など見どころは豊富。また、バレン高原に近づくにつれ緑が減り石が多くなる景色の変化や、遠くに望むゴールウェイ湾や、コネマラの山々の眺望は美しいものがあります。
詳しく見るウィックロー
グレンダーロッホは、アイルランドが誇るキリスト文化の聖地。「七つの教会の町」と呼ばれ、信仰の拠点として地域の人々に大切にされてきた場所でもあります。聖パトリックによりキリスト教が伝播して以来、市民の暮らしを助け信仰が深まるようにと尽力したのが、ケヴィン僧侶とその弟子の修道士たちでした。グレンダーロッホには彼らが最初に建てたとされる、アイルランド最古の教会・ケヴィン教会やヴァイキングからの襲来を見張った6階建てのタワーなどが残されており、当時の様子を垣間見ることが可能です。周辺には大小の湖や、トレッキングやハイキングを楽しめるよう整備された遊歩道があり、国内外から多くの観光客が訪れる人気のスポットでもあります。
詳しく見るラウス
首都ダブリンの北、牧草地が広がるのどかな場所に、ポツンと佇むようにある修道院跡がモナスターボイスです。5世紀の終わり頃、アイルランドにキリスト教を伝えた聖パトリックの弟子・聖ブイトにより造られたといわれています。9世紀頃、当時活発だったヴァイキングに一時占領されてしまいましたが、10世紀に入りタラの王により奪還され、修道院としての機能を取り戻したという歴史を持っています。聖書の物語が刻まれたハイクロスと呼ばれる巨大な十字架と、ヴァイキングの襲来に備えるために造られたラウンドタワーが有名で、世界各国から観光客が訪れます。モナスターボイスの敷地内には、他にも多数の墓跡や建物跡が残されており、遺跡の数々から当時の様子が垣間見えるでしょう。
詳しく見るアントリム
神話と地球の歴史が交錯する場所、ジャイアンツ・コーズウェイ。無数の正六角形の石柱群が海岸線を全長8kmにわたり埋め尽くす奇勝です。伝説では、アイルランドの巨人フィン・マックールがスコットランドの巨人ベナンドナーと戦うために創造したとされます。その正体は、 アイルランドが当時接していた北アメリカと分離し、6,000万年前に生じた地球の亀裂からマグマが流出してできた自然の造形です。1692年にデリーの司教に発見され、19世紀に鉄道が開通すると北アイルランドを代表する観光地となり、ナショナルトラストや世界遺産にも登録されています。神秘的な構造と荒々しい大西洋の景観を前にすれば、人智を超えた力の御業に圧倒されずにはいられません。
詳しく見るクレア
「破滅の崖」を意味する「モハーの断崖」。高さ約200メートル、長さ約8キロメートルに渡り断崖絶壁が続く、大西洋に面した絶景スポットです。とくに崖の最高地点に建つオブライエン塔からの景色は圧巻の一言。晴れた日ならアラン諸島を一望することができ、壮大な景観で訪れる人々を魅了します。またモハーの断崖は、魔法界を舞台とする有名映画のロケ地としても知られており、映画好きならぜひ訪れておきたい場所です。自然の美しさと歴史的背景が融合したこの場所は、ユネスコ世界ジオパークにも指定されており、年間を通じて多くの観光客が訪れます。アイルランドに来たならぜひ一度は訪れたい絶景スポットです。
詳しく見るSt Patrick's Close, Dublin D08 H6X3
トリニティカレッジから徒歩約15分
曜日によって異なるため公式サイトを要確認
12/24~26
大人:10ユーロ、学生:4.5ユーロ
1192年に建てられたとんがり屋根がシンボルの「聖パトリック大聖堂」は、首都ダブリンにそびえるアイルランド最大の教会です。正式名称は、聖パトリックの国立大聖堂およびカレッジチャーチ。クライスト・チャーチ大聖堂と並んで、国教会の聖堂と称されています。14世紀初めごろから、16世紀初めにかけては、アイルランド初の大学のキャンパスとしても活用されていました。1700年代には、『ガリバー旅行記』の著者であるジョナサン・スウィフトが司教を務めていたことでも知られています。内部を見学できるのも特徴で、アーチ型の天井やモザイク模様の床、カラフルなステンドグラスなどの造りに加えて、スウィフトのデスマスクや石像などの展示品も見逃せません。
テーマ
このスポットの近くにはこんなスポットも
閉じる
2 Distillery Rd, Bushmills BT57 8XH
ジャイアンツ・コーズウェイから3.2km
3~10月 9:15~16:00 日曜日12:00~16:00/11~2月 10:00~15:30 日曜日 12:00~15:30
12/23~1/1、6/12、7/12
一般 7.50ポンド、学生 6.50ポンド/テイスティング 3種 7.50ポンド/テイスティング 8種 12.50ポンド
アイリッシュウイスキー蒸留所の中で最も古い歴史を持つ、ブッシュミルズ蒸溜所。創業は1608年で、400年以上経った現在も当時の面影と伝統を守りながら操業を続けています。山に海にと自然豊かなアントリム州にあり、美しい湧き水や麦芽の生産にも恵まれ、ウイスキー作りには最適の場所ともいえる環境にあります。原料の穀物処理から熟成、ボトリングまで全ての工程をこの敷地内で行っているのも特徴。蒸溜所内を巡るツアーなどもあり、観光スポットの一つとしても人気があります。1885年に起こった火災で創業当時の建物は一度消失していますが、再建以降、長年にわたり使用されてきた蒸溜所建物は深い趣があり、時の流れを感じさせる情緒が漂っています。
テーマ
このスポットの近くにはこんなスポットも
閉じる
Hill of Tara
アイルランドミーナ県ナヴァンから約12km南
随時/ビジターセンター 10:00~18:00
無休/ビジターセンター 9月中旬~5月中旬
無料/ビジターセンター/一般 4ユーロ、学生 2ユーロ
タラの丘はアイルランドに多数ある遺跡の中でも特に人気の自然豊かな丘で、観光スポットとしても外せない場所です。かつてこの地には、ケルト人の王族が住んでいたとされ、神聖な場所として崇められてきました。景観の素晴らしい場所としても知られ、この丘からはアイルランドの土地の約25%が見渡せるのだそう。また、夕日が絶景であるという話も有名です。丘の頂には「王の砦」と名付けられた要塞跡があり、王座があったという中心部には、「運命の石」と呼ばれる立石が今もなお残されています。『風と共にさりぬ』の舞台タラのモデルとなった場所でもあり、聖地として世界各国から多くの人が訪れてます。
テーマ
このスポットの近くにはこんなスポットも
閉じる
College Green, Dublin 2
バス:Pearse Street、Tara Street、Connolly〜徒歩数分/ルアス(路面電車):Trinity駅 正門のすぐ隣
10~4月 9:30~17:00(日曜日 12:00~16:30)/5~9月 9:30~17:00(日曜日 9:30~16:30)
クリスマス~新年の10日間
大人1人18ユーロ
アイルランド観光のメッカともなっているのが、トリニティー・カレッジの図書館。アイルランドに現存する国立大学の中では最古というキャンパスの中にある旧図書館です。1712年に建設を始め、1732年に開館。「研究書物を収蔵する世界最大の図書館」「世界で最も美しい図書館」としても知られ、内部の美しさと貴重な収蔵品を一目見ようと、世界中から観光客が集まってくる場所でもあります。千年以上も前に制作されたという聖書の写本『ケルズの書』が展示されている他、映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場する「ジェダイ・アーカイブ」のモデルになった場所ではないかとの話があるなど、常に人々の興味を引きつけて止まないスポットです。
テーマ
このスポットの近くにはこんなスポットも
閉じる
The Parade, Kilkenny Castle Area, Kilkenny
ダブリンからバスで約2時間
10~2月 9:30~16:30/3月 9:30~17:00/4、5、9月 9:30~17:30/6~8月 9:00~17:30/入場は閉館の30分前まで
聖金曜日
一般 7ユーロ、学生 3ユーロ
色彩豊かで美しい街キルケニーに立つ石の城・キルケニー城。街とノア川の流れを見下ろす高台にあり、12世紀に建造されて以来、街の様子を見守り続けてきたシンボル的存在の名城でもあります。1391年に当時この地で権力と富を握っていた大貴族バトラー家が買い取り所有。以降約600年にわたり、バトラー家の住宅として使用されていた歴史があります。城内はヴィクトリア様式の装飾が施された美しい造り。城の前には広大な芝生庭園が広がり、裏手には麗しいバラ園があります。1967年にキルケニー市の管轄下に移ってからは、キルケニーの歴史を知る貴重な場所として一般開放され、毎年のように多くの人が訪れる人気観光スポットとなっています。
テーマ
閉じる
Dame St., Dublin 2
ルアス(路面電車):ジャーヴィス駅から500m、徒歩約8分
9:45~17:45(入城は閉城30分前まで)
12/25~27、1/1
大人:7ユーロ、子供:3ユーロ、シニア:6ユーロ、ガイドツアーは10ユーロ、子供4ユーロ、シニア8ユーロ/子供料金は12〜17歳、シニア料金は60歳以上適用
ダブリンのデイム・ストリートに立つダブリン城はアイルランドの歴史を語る上では外すことのできない重要な史跡で、9〜12世紀頃にこの地域で海賊活動や交易を行っていたヴァイキングの砦があった場所としても知られています。1204年、アイルランドに侵攻してきたイギリスのジョン王により建築されて以来、アイルランド支配を象徴するものとして名を轟かせていた城でもあります。17世紀に起こった火災で、一つの城を残し大部分を焼失。今ある建物は19世紀頃に再建されたものです。内部は美しい調度品とステンドグラスで彩られ、豪華絢爛な造り。現在では、大統領就任式など国の重要な式典に使用される他、アイルランドを代表する観光スポットの一つとなっています。
テーマ
このスポットの近くにはこんなスポットも
閉じる
Inis Mor Province of Connacht
船:首都ダブリンからバスまたは鉄道でゴールウェイへ、バスに乗車してロッサヴィール港下車、フェリーで約40分/飛行機:コナマーラ空港よりエアーアラン・アイランズの小型飛行機にて渡航
終日
なし
なし
イニシュモア島は、アイルランド西海岸沖にあるアラン諸島の中で一番大きな島。面積は約31平方キロメートルで、人口は約820人ほど。映画『イニシェリン島の精霊』のロケ地としても知られ、観光客も訪れます。イニシュモア島へ渡るには、アイルランド本島よりフェリーで向かうのが一般的ですが、ゴールウェイにある空港より小型飛行機で行く手段もあります。大西洋に向かってそそり立つ断崖絶壁「ドン・エンガス」をはじめ、手付かずの自然が数多く残っています。海から吹き付ける強風から農作物を守るため、畑を石垣で囲っているのが特徴的で、その様子はアラン諸島全般の特産品であるアラン模様のセーターにも表現されています。
テーマ
このスポットの近くにはこんなスポットも
閉じる
Christ Church Place, D08 TF98
バス:【700】シティセンター行きに乗車、終点まで約30分程度
09:00〜18:30(日曜 12:30〜18:30)
無休
大人:11.50ユーロ、学生: 10.00ユーロ
クライスト・チャーチ大聖堂は、ダブリンに二つある大聖堂の中で最も古い歴史を持つ教会です。元々はヴァイキングにより1038年に建築された木造教会でしたが、現在の姿のように石造りになったのは1180年代。1871年〜1879年に行われた大規模改修により、ロマネスク様式を取り入れた石造りの建物へと造り替えられました。地下に国内最大規模の地下聖堂があるのも特徴の一つ。中世より残る美術品や聖遺物が納められている他、パイプオルガンに挟まったままミイラ化した猫とネズミのミイラも展示されています。現在は、アイルランド教会とローマカトリック大司教の本拠地としての機能を存続しながら、一般向けに公開もされています。
テーマ
このスポットの近くにはこんなスポットも
閉じる
Skellig Michael
船:ポートマギーよりボートに乗船
船の運行時間に準ずる
船の運行時間に準ずる
船の運行時間に準ずる
アイルランドの南西沖約12kmの位置に浮かぶスケリッグ・マイケルは、二つの大きな岩山が特徴的な無人島で、世界遺産の一つ。島の頂には「ビーハイブ・ハット」と呼ばれる、石を積み上げて作った修道院があり、6〜12世紀頃までの間、アイルランドにキリスト教を伝えた修道僧たちが、隠遁生活を送りながら祈りを捧げていた場所としても知られています。修道院までは勾配のきつい600段の石段を登っていく他になく、海から吹き抜ける強風もありなかなかに険しい環境となっていますが、石段から見る景色は絶景ともあり、世界各国から人々が訪れる観光スポットとなっています。映画『スター・ウォーズ』のロケ地として使用された場所としても有名です。
テーマ
閉じる
Bregagh Rd, Stranocum, Ballymoney BT53 8PX
ダブリンから車で約2時間、Gracehill Golf Clubの近く
終日
なし
なし
ダークヘッジズは、人気テレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のロケ地として使用されたことで一躍有名になった、ブナの木の並木道。アントリム県のアーモイとストラノーカムの間にある、ブレガーロード沿いにあります。時間やその時の気候条件等によりさまざまな表情を見せることでも有名で、ある時は魔女が出そうな不気味な雰囲気に、またある時は物語のワンシーンのように幻想的にと、同じ場所とは思えない変化を見せてくれます。この場所にブナを植えたのは、通りの先にある邸宅の主人ジェームズ・スチュアート。妻のグレースリンドの為に建てた家「グレースヒルハウス」へと続く道を荘厳な雰囲気に仕立てる為に、ブナの木を植樹したといわれています。
テーマ
このスポットの近くにはこんなスポットも
閉じる
Newgrange, Donore, Co. Meath
バス:ドロヘダのバスターミナルより163番バスでニューグレンジビジターセンターへ
なし【ビジターセンター】2~4月・10月 9:30~17:30/5月、9月中旬~下旬 9:00~18:30/6~9月中旬 9:00~19:00/11~1月 9:00~17:00
なし/ビジターセンター:12/24~27
なし/ビジターセンターとニューグレンジツアー:一般 6ユーロ、学生 3ユーロ
ニューグレンジは、首都ダブリンから約50kmの距離にある新石器時代遺跡群「ブルー・ナ・ボーニャ」の中にある最大の羨道墳。誕生は約5,200年前、紀元前3200年ごろに建設されたといわれており、エジプトにあるピラミッドよりも古い歴史を持っているとされています。約20万トンもの石を使って造られた円形通路墓で、直径は約85m。周囲に点在する遺跡群の中でも群を抜いて大きな遺跡です。一番有名なのが、入り口の上にある「ルーフボックス」と呼ばれる小さな窓。一年の内、冬至の日の出の時のみこの窓から光がゆっくりと差し込み、十字の通路を優しく照らします。その光景はとても神秘的で、何千年も前の人々の高い技術力に驚かされることでしょう。
テーマ
閉じる
2 Church Street, Corofin, Co. Clare, V95 T9V6
バス:ゴールウェイのコーチステーションからバスに乗車/または、ゴールウェイからバスツアーに参加 車:ダブリンから車でM6経由で約3時間、約240km
終日
なし
なし
アイルランドの北西部にあるバレン高原は、石だらけの不思議な光景が見られる人気の観光スポットです。バレンという名は「不毛の地」を意味するそうで、かつてこの地に攻め込んできたクロムウェルは「拷問にかけるために吊す木もなければ、溺れさせる水もなく、埋める土もない」と有名な言葉を残しています。平らで乾いた石灰岩がどこまでも続くバレン高原ですが、「巨人のテーブル」と呼ばれる自然石を立てて造ったドルメンや、90以上もあるという石の古墳など見どころは豊富。また、バレン高原に近づくにつれ緑が減り石が多くなる景色の変化や、遠くに望むゴールウェイ湾や、コネマラの山々の眺望は美しいものがあります。
テーマ
このスポットの近くにはこんなスポットも
閉じる
Derrybawn, Glendalough, Co. Wicklow, A98 HC80
バス:St.Kevin Bus Service社のバスでダブリンから約1時間半、往復料金20ユーロ
5月中旬〜10月中旬 9時30分~18時/10月中旬〜5月中旬 9時30分~17時 ※最終入場は 閉館の45分前
なし/ビジターセンターは12/23〜28
大人:5ユーロ、 子供:3ユーロ、 シニア:4ユーロ、 団体:4ユーロ
グレンダーロッホは、アイルランドが誇るキリスト文化の聖地。「七つの教会の町」と呼ばれ、信仰の拠点として地域の人々に大切にされてきた場所でもあります。聖パトリックによりキリスト教が伝播して以来、市民の暮らしを助け信仰が深まるようにと尽力したのが、ケヴィン僧侶とその弟子の修道士たちでした。グレンダーロッホには彼らが最初に建てたとされる、アイルランド最古の教会・ケヴィン教会やヴァイキングからの襲来を見張った6階建てのタワーなどが残されており、当時の様子を垣間見ることが可能です。周辺には大小の湖や、トレッキングやハイキングを楽しめるよう整備された遊歩道があり、国内外から多くの観光客が訪れる人気のスポットでもあります。
テーマ
このスポットの近くにはこんなスポットも
閉じる
Monasterboice
車:ニューグレンジの北北東約17km
終日
なし
なし
首都ダブリンの北、牧草地が広がるのどかな場所に、ポツンと佇むようにある修道院跡がモナスターボイスです。5世紀の終わり頃、アイルランドにキリスト教を伝えた聖パトリックの弟子・聖ブイトにより造られたといわれています。9世紀頃、当時活発だったヴァイキングに一時占領されてしまいましたが、10世紀に入りタラの王により奪還され、修道院としての機能を取り戻したという歴史を持っています。聖書の物語が刻まれたハイクロスと呼ばれる巨大な十字架と、ヴァイキングの襲来に備えるために造られたラウンドタワーが有名で、世界各国から観光客が訪れます。モナスターボイスの敷地内には、他にも多数の墓跡や建物跡が残されており、遺跡の数々から当時の様子が垣間見えるでしょう。
テーマ
このスポットの近くにはこんなスポットも
閉じる
44 Causeway Road, Bushmills, County Antrim BT57 8SU
ブッシュミルズから車で約10分、バスや鉄道も運行
9:00~18:00
12月24日~26日
無料 駐車場使用、ガイド付きツアー、展示アクセスなどを含むビジターエクスペリエンスチケットは16.5ポンド(事前予約なら13.5ポンド)
神話と地球の歴史が交錯する場所、ジャイアンツ・コーズウェイ。無数の正六角形の石柱群が海岸線を全長8kmにわたり埋め尽くす奇勝です。伝説では、アイルランドの巨人フィン・マックールがスコットランドの巨人ベナンドナーと戦うために創造したとされます。その正体は、 アイルランドが当時接していた北アメリカと分離し、6,000万年前に生じた地球の亀裂からマグマが流出してできた自然の造形です。1692年にデリーの司教に発見され、19世紀に鉄道が開通すると北アイルランドを代表する観光地となり、ナショナルトラストや世界遺産にも登録されています。神秘的な構造と荒々しい大西洋の景観を前にすれば、人智を超えた力の御業に圧倒されずにはいられません。
テーマ
このスポットの近くにはこんなスポットも
閉じる
Liscannor, Co. Clare, Ireland
ドゥーランから遊歩道で徒歩約2時間半、またはバスで約25分
終日
なし
無料
「破滅の崖」を意味する「モハーの断崖」。高さ約200メートル、長さ約8キロメートルに渡り断崖絶壁が続く、大西洋に面した絶景スポットです。とくに崖の最高地点に建つオブライエン塔からの景色は圧巻の一言。晴れた日ならアラン諸島を一望することができ、壮大な景観で訪れる人々を魅了します。またモハーの断崖は、魔法界を舞台とする有名映画のロケ地としても知られており、映画好きならぜひ訪れておきたい場所です。自然の美しさと歴史的背景が融合したこの場所は、ユネスコ世界ジオパークにも指定されており、年間を通じて多くの観光客が訪れます。アイルランドに来たならぜひ一度は訪れたい絶景スポットです。
テーマ
このスポットの近くにはこんなスポットも
閉じる
角切りにした羊肉と野菜を煮込んだシチューで、アイルランドの農民食として生まれた伝統的な料理です。
イーストの代わりに重曹を使って生地を膨らませるアイルランドの伝統的なパンで、マーマレードをつけて食べます。
キャベツやケール、ベーコンを混ぜて作るマッシュポテトで、祝祭日にも食べられるアイルランドの伝統料理です。
ハロウィーンの時期に食べられるパンケーキのようなジャガイモ料理で、貧しい人を救うパンとい意味があります。
アイリッシュ海を挟んでグレートブリテン島の西側に浮かび、ケルトの文化が息づく緑豊かな美しい島国。アイリッシュウイスキーやギネスビールでも知られています。
アジア
ヨーロッパ
中近東
アフリカ