イスラエル観光におすすめの名所&人気のスポットランキングイスラエル観光ガイド

岩のドーム岩のドーム

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地であるエルサレムでは、岩のドームや嘆きの壁などそれぞれの宗教の重要施設が点在しています。他にも地中海に面するリゾートや浮遊体験や泥パックなどの体験ができる死海など多くの魅力を有する国・イスラエルの基本情報から観光情報まで詳しく紹介します。

イスラエル観光マップ

Map

イスラエルのおすすめ観光スポット総合ランキング

Ranking
1
岩のドーム

岩のドーム

エルサレム

現存する最古のイスラム建築。メッカのカーバ神殿、メディナの預言者のモスクに続くイスラム教第3の聖地です。

2
嘆きの壁

嘆きの壁

エルサレム

エルサレム旧市街、ユダヤ地区にあるユダヤ教最大の聖地。ユダヤ教徒はこの壁に向かい、エルサレム神殿の再建を祈っている。

3
死海

死海

ヨルダンとの国境

イスラエルとヨルダンにまたがる塩湖です。塩分濃度は約30%なので人も簡単に浮くことができます。

4
マサダ

マサダ

マサダ

死海の西岸にある断崖絶壁の上にある世界遺産の要塞遺跡。ローマ帝国に対するユダヤ人の最後の抵抗の舞台として知らています。

5
聖墳墓教会

聖墳墓教会

エルサレム

イエス・キリストが十字架にかけられ処刑された場所であるゴルゴダの丘を覆うように建てられた教会です。

6
ハイファ

ハイファ

ハイファ

地中海沿いの港町で、エルサレム、テルアビブに継ぐ3番目に大きな街です。多様な宗教や文化の共存が見られる都市です。

7
テルアビブ

テルアビブ

テルアビブ

イスラエル随一の商業都市で多くのIT系多国籍企業が拠点を置き、第2のシリコンバレーと呼ばれ注目を集めています。

イスラエルおすすめツアー

イスラエルのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • イスラエル国旗 エルサレム旧市街西壁

    エルサレム旧市街

    エルサレム

    約1平方キロメートルのエリアには、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地が密集しており、四つの区(ユダヤ区、キリスト教区、イスラム教区、アルメニア区)に分かれています。1981 年に世界文化遺産として登録され、なおかつ土地の帰属をめぐる紛争や観光による被害から、1982 年に危機遺産リストに登録されました。ユダヤ教の最も神聖な場所の一つである嘆きの壁(西壁)、キリスト教徒にとって重要なイエス・キリストにまつわる場所、イスラム教の聖地であるモスクなどがあります。旧市街の狭い路地や市場は中世の雰囲気を残し、さまざまな伝統的な工芸品やスパイス、食べ物を楽しんだり、古代の城壁を歩いたりでき、そこからの眺めは素晴らしいです。

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  • エルサレム 嘆きの壁 ユダヤ教徒 The prayers near Western Wall

    嘆きの壁

    エルサレム

    エルサレム旧市街、ユダヤ地区にある嘆きの壁はユダヤ教最大の聖地であり、世界中から巡礼者が集まる場所です。西暦70年にローマ軍によって破壊されたユダヤ教の中心地、エルサレム神殿の西側の壁の一部で、唯一残された部分でもあります。ユダヤ教徒はこの壁に向かい、エルサレム神殿の再建を祈っているといわれており、その姿が嘆いているように見えることから嘆きの壁と呼ばれています。長さ約50m、高さ約20mの壁に向かって左側は男性専用、右側は女性専用に分かれており、異教徒でも入場が許可されています。ユダヤ教徒でなくとも、この地にくると、熱心に祈りを捧げる姿に深い感銘を覚える方が多いです。また、退場する際は、女性は壁に背を向けず後ろ向きに歩いて退場するのが決まりです。

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  • ヴィア・ドロローサ

    ヴィア・ドロローサ

    エルサレム

    苦難の道や悲しみの道を意味するヴィア・ドロローサは、イエス・キリストが有罪判決を受けてから十字架にはりつけにされて亡くなるまでの間に、十字架を背負い歩いた道です。キリスト教徒にとっては世界最大の巡礼路であり、世界中から多くの巡礼者がこの地を目指してやってきます。約1kmほどの道のりに14のステーションと呼ばれるポイントがあり、各地点でイエスの受難に関連する出来事が記されています。毎週金曜日の15:00には、フランシスコ派の修道士が十字架を担いで行進するので、後に続いて歩くのがおすすめ。巡礼者や観光客はこの道を歩くことで、イエスの最後の道のりを追体験し、思いを馳せられるでしょう。

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  • エルサレム 岩のドーム

    岩のドーム

    エルサレム

    岩のドームはイスラム教のモスクで、メッカのカーバ神殿、メディナの預言者のモスクに続くイスラム教第3の聖地です。現存する最古のイスラム建築ともいわれ、美しい金色のドームが特徴的。もともとは祈りの場所ではなく、イスラム教の預言者ムハンマドが天に昇った場所である聖なる岩を覆うために建てられました。また、旧約聖書では、アブラハムが息子のイサクを犠牲にしようとした場所として知られています。イスラム教徒以外は限られた時間帯でのみ入場可能ですが、イスラム教徒にとって重要な場所なため、配慮すべき点がいくつかあります。肌の露出を避ける、他宗教を感じさせるものは持ち込めないなどのルールがあるため、事前に確認することをおすすめします。

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  • 聖墳墓教会

    聖墳墓教会

    エルサレム

    聖墳墓教会は、イエス・キリストが十字架にかけられ処刑された場所であるゴルゴダの丘を覆うように建てられた教会。キリスト教徒にとってはもっとも重要な聖地です。キリストが十字架を背負って歩いた道ヴィア・ドロローサの14のチェックポイントのうち、最後の五つのポイントにもなっています。教会の中心にはキリストの墓が置かれており、口づけをして祈りを捧げるキリスト教徒の姿を見かけることもあるでしょう。また、教会に入ってすぐの場所にある聖油の石板は、処刑されたあとのキリストの体を聖油で清めた場所とされています。ひざまずいて熱心に祈りを捧げる巡礼者が後を絶たず、キリスト教徒でなくとも心を動かされる教会です。

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  • ヤドヴァシェム

    ヤドヴァシェム

    エルサレム

    ヤドヴァシェムは、世界有数のホロコースト記念施設で、ナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺の犠牲者を追悼し、記憶を未来へと継承することを目的としている国立記念館です。敷地内には図書館やシナゴーグ、出版所、教育センター、ホロコーストアートの美術館、ホロコースト研究国際学校、記念碑などさまざまな施設があり、なかでも観光客にとってメインの見どころはホロコースト歴史博物館です。ユダヤ人迫害の歴史や個々の犠牲者の物語を伝える写真などが展示されており、その歴史的重要性を詳しく学べます。知識として知っていた内容がより現実的なものとして感じられ、深く考えさせられる体験となるでしょう。

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  • ベツレヘムの生誕教会

    ベツレヘムの生誕教会

    ベツレヘム

    ベツレヘムの生誕教会はキリスト生誕の地として知られ、世界中からキリスト教徒が巡礼に訪れる教会。326年にローマ帝国のコンスタンティヌス帝によって建てられ、529年、反乱により破壊されましたが、ビザンツ帝国の皇帝であるユスティニアヌス1世により再建されました。パレスチナ自治区にあり、パレスチナでは初の世界遺産に登録。イスラエルとパレスチナの抗争が絶えず、教会の修復が進まないため危機遺産にも登録されましたが、現在では解除され、修復作業が進んでいます。教会内のモザイクは、コンスタンティヌス帝時代のもので大変貴重。キリストが生まれたといわれる地下の洞窟はキリスト教徒にとって巡礼の最終目的地でもあり、キリスト教徒ではなくとも心を動かされるでしょう。

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  • イスラエル ジェリコ

    ジェリコ

    パレスチナ自治区

    ジェリコは海抜マイナス260mの場所に位置し、世界でもっとも低地にある町です。アラビア語でパームやしの町を意味する通り、椰子の木が生い茂り南国の雰囲気が漂います。低地にあるため夏は暑さが厳しいですが、冬は比較的暖かく、リゾート地としても人気があります。古代遺跡が多く残り、かつてはクレオパトラが所有していた都市としても有名。世界最古の都市といわれており、見どころの一つであるテルアッスルターンには、1万年も前の住居跡などが残されており必見です。また、死海での浮遊体験は、ここでしか味わえない感覚を体感できるでしょう。特産品のデーツの美味しさは評判で、高級デーツとして世界でも人気があります。

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  • 死海

    死海

    死海は塩分濃度が海の10倍以上もあり、生き物がすめないことから死海と呼ばれています。海へと流れ出る川が無く、照りつける強い日差しのもとで湖の水分が蒸発し、塩分だけが残ったために現在のような湖になったといわれています。湖に入り足を上げると、簡単に体が浮き、不思議な浮遊感覚を味わえるとして人気。各地にパブリックビーチやホテルのプライベートビーチがあり、観光客でも気軽にアクセスが可能です。なかでも、エイン・ゲディやエイン・ボケックなどは設備も整っておりおすすめです。ミネラルをたっぷり含んだコスメも人気を集めています。注意点として、塩分濃度が高いため、傷のある方は入水を控えましょう。

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  • マサダ遺跡 バルコニー

    マサダ

    南部地区

    マサダは、切り立った岩山の上にそびえ立つ世界遺産の要塞遺跡です。ユダヤの歴史において象徴的な存在であり、西暦73年、ローマ帝国に対するユダヤ人の最後の抵抗の舞台として知らています。死海の西岸にある断崖絶壁の上に位置し、その頂上からは果てしなく続く荒野の壮大な景色が広がっています。マサダの麓は海抜マイナス300mで、岩山の頂上でさえ標高30mほど。そのため、頂上へ向かうロープウェーは、世界でもっとも低い場所にあるロープウェーだといわれています。頂上には、ユダヤ教のシナゴーグや大浴場跡、住居跡などが残っており、1,000人ものユダヤ人が長期にわたって暮らした時代に思いを馳せられます。

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  • ナザレ 町並み 2019年10月撮影

    ナザレ

    北部地区

    ナザレはキリスト教の聖地として知られ、多くの巡礼者や観光客が訪れます。この地は、イエス・キリストが少年期を過ごした場所とされ、新約聖書の物語に深く根ざしています。市内には数多くの歴史的な教会や修道院が点在し、世界各地からの巡礼者が後を絶ちません。主要な観光地の一つである受胎告知教会は、天使ガブリエルが聖母マリアにイエスを身ごもることを告げた場所とされています。教会の内部には、世界各国の教会から贈られた聖母マリア像や壁画が飾られ、各地の民族衣装を着たマリア様は珍しく、一見の価値があります。また、ナザレの市場では、地元アラブの食材や工芸品を楽しむことができ、地元の活気が感じられるでしょう。

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  • ハイファ

    ハイファ

    ハイファ

    ハイファは地中海沿いの港町で、エルサレム、テルアビブに次ぐ3番目に大きな街です。ユダヤ人、キリスト教徒、アラブ人など多種多様な人種が暮らしており、多様な宗教や文化の共存が見られ、多文化的な魅力が共存する都市です。美しい坂道と庭園があり、特に有名なのは、世界遺産にも登録されているバハーイー庭園で、精巧に整備された段々が特徴。中心には金色のドームが目を引くバハーイー教の聖殿が鎮座しています。また、市内には多くの美術館やカフェ、レストランがあり、地中海の新鮮な海の幸を楽しめます。きれいなビーチも多数あり、リゾート気分も満喫できるでしょう。また、AppleやGoogleなど多くの多国籍IT企業が研究開発の拠点としていることでも有名です。

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  • 海岸 テルアビブ 2012/3

    テルアビブ

    テルアビブ

    テルアビブはイスラエル随一の商業都市で、世界中のハイテク企業が集結する街です。GoogleやFacebook(Meta)などのIT系多国籍企業をはじめ、若き起業家が拠点を置き、第2のシリコンバレーと呼ばれ注目を集めています。ビーチとモダンな都市生活を体験できる都市でもあり、海沿いには高層ビルや高級ホテルが立ち並ぶなど、リゾート地としても多くの人々を魅了しています。見どころの一つでもあるヤッファは、近代的なテルアビブにありながら7,000年以上前から存在する古い街で、石畳の道やアラブ特有の雰囲気が感じられ、散策におすすめです。また、夜には、多彩なナイトライフが楽しめるのもテルアビブの魅力の一つです。

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  • エイラット

    エイラット

    南部地区

    イスラエル最大のリゾート地、エイラットは、国内で唯一紅海に面しており、美しいビーチやダイビングスポットで知られています。透明度の高い海はサンゴ礁海域自然保護区にも認定されており、カラフルな海洋生物を間近に観察できることから、ダイバーやシュノーケリング愛好者に人気です。グラスボートなどのアクティビティもそろっており、海に入らなくても海中世界を楽しめるため、小さな子どもにもおすすめ。砂漠や山などもあり、ハイキングやラクダツアーも体験できます。また、免税都市でもあり、巨大ショッピングモールでの買い物も満喫できるでしょう。エイラットは、自然の美しさと現代的なリゾート施設が融合した魅力的な旅行先です。

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  • アッコ旧市街

    アッコ旧市街

    北部地区

    地中海に面した湾岸都市であるアッコ旧市街は、歴史的な美しさと豊かな文化遺産で知られ、ユネスコの世界遺産にも登録されています。地下には、十字軍の時代からの地下都市が広がっており、世界の中でもこの場所にしかない十字軍の遺跡が都市全体で残っている場所として、非常に貴重です。また、街中各地に残る美しいオスマン建築も必見。預言者ムハンマドの顎髭が納められているジャッザール・モスクをはじめ、要塞や公衆浴場などが点在しています。狭い路地やアラブの雰囲気が漂う市場、水パイプの香り、地元の食材を使用した料理が、中世にタイムスリップしたような感覚になることも。海沿いの美しい景観とともに、歴史と現代が融合した独特の雰囲気を味わえるでしょう。

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  • イスラエル ガリラヤ湖 キネレット湖

    ガリラヤ湖

    北部地区

    イスラエル最大の湖であるガリラヤ湖は、降水量が少ないイスラエルの中で重要な水瓶としての役割を果たしています。別名ティベリアス湖とも呼ばれ、イエス・キリストの布教活動の中心地として、歴史的および宗教的重要性で知られています。キリスト教徒にとっては重要な地であり、イエス・キリストが水の上を歩いたり嵐を鎮めたりなど、新約聖書に記されている数々の奇跡を起こした場所です。湖のそばには、これらキリストの起こした奇跡に沿った教会が並んでおり、聖書と照らし合わせるのも楽しいでしょう。周辺には多くの古代遺跡があり、歴史愛好家には欠かせない観光地となっています。また、湖では、遊覧船クルーズなどのアクティビティが楽しめます。

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  • エルサレム 最後の晩餐の部屋

    最後の晩餐の部屋

    エルサレム

    レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画でも知られている最後の晩餐の部屋は、キリスト教の信者にとっては重要な聖地の一つです。この部屋は、イエス・キリストが処刑される前に、弟子たちと共に最後の晩餐を行った場所とされています。建物自体は、14世紀から16世紀の間はフランシスコ教会として、その後のオスマントルコ時代にはモスクとして使用されており、歴史の深さを感じさせられます。同じ建物内にはユダヤ教の聖地の一つでもあるダビデ王の墓があり、最後の晩餐の部屋はその上階にあります。この部屋を訪れることで、キリスト教徒以外の方でも、聖書の物語とその場の独特で神聖な空気を直接感じられるでしょう。

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  • ダビデ王の墓

    ダビデ王の墓

    エルサレム

    ダビデ王の墓はユダヤ教の聖地の一つであり、ユダヤ教徒、キリスト教徒、イスラム教徒にとって深い意味を持っています。ヘブライ王国全盛期の王でありイスラエルを統治していたダビデ王が埋葬されているといわれていますが、真偽のほどは定かではありません。とはいえ、ユダヤ教徒にとっては、1948年から1967年の約20年間、嘆きの壁の前で祈ることを許されていなかったため、ダビデ王の墓が最大の聖地でした。今もなお、世界中からの巡礼者が後を絶ちません。また、建物自体はフランシスコ教会やオスマントルコ時代にはモスクとしても使用されていました。現在でも、教えや信仰の違いを超え、多くの人々がこの場所に敬意を表しています。

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  • 山上の垂訓教会 2011/7

    山上の垂訓教会

    北部地区

    山上の垂訓教会は、ガリラヤ湖の北にある高さ125mの丘である山上の垂訓の丘に立つ八角形の教会で、キリスト教の重要な聖地の一つです。この教会は、イエス・キリストが山上の垂訓と呼ばれる説教を行った場所に建てられました。マタイによる福音書にあるもっとも重要な八つの句が説かれた場所であり、教会内にはそれらの言葉がラテン語で記されています。教会の建築はモダンなデザインが特徴で、教会内部からはガリラヤ湖の美しい景色が望めます。内部には壮大なモザイクがあり、イエスの教えが表現されています。この地を訪れることで、キリスト教徒ではなくとも、聖書の教えをより深く理解できるでしょう。

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  • イエスの礼拝堂(カペナウム)

    カペナウム

    北部地区

    ガリラヤ湖の北岸に位置するカペナウムは、イエス・キリストが長く過ごしたナザレを後にして訪れた場所で、自分の町と呼び、宣教の中心地として多くの奇跡を行ったとされています。カペナウムには古代のシナゴーグの遺跡が残っており、このシナゴーグはイエスが教えを説いた場所として知られています。また、ペテロの家とされる遺跡もあり、初期キリスト教の歴史が感じられる重要なスポットです。また、のちにキリストの重要な弟子となるペテロやアンデレ、マタイが伝道された場所でもあります。現在ではシナゴーグの遺跡と教会しか立っていませんが、この地を訪れることで、聖書の物語がより現実的に感じられるでしょう。

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  • 婚礼教会 イスラエル カナ

    婚礼教会

    北部地区

    婚礼教会はカナの婚礼教会とも呼ばれます。この教会は、イエス・キリストが最初の奇跡を行った場所として知られており、聖書によると、キリストはここの結婚式で、水をぶどう酒に変える奇跡を行ったといわれています。そのため、多くのキリスト教徒にとって重要な巡礼地となっており、また、現在もなお、世界中からここで結婚式や結婚更新式を挙げるために多くの人が訪れます。教会は二つあり、狭い路地を挟んで、フランシスコ修道会の教会とギリシャ正教会の教会が立っています。教会の建築は美しく、内部には色鮮やかなモザイクや壁画が飾られています。カナの街自体は現在アラブ人の街であり、狭い路地が入り組んだアラブ特有の雰囲気を感じられるでしょう。

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  • ナザレ 受胎告知教会 内部

    受胎告知教会

    北部地区

    ナザレにある受胎告知教会は、キリスト教の重要な聖地の一つです。この教会は、天使ガブリエルがマリアに、イエス・キリストを宿したことを告げた場所とされています。イエス・キリストの歴史が始まった場所であり、現在ではキリストの道を辿る巡礼地の出発点となっています。教会内部には、マリアが受胎告知を受けたと伝えられる洞窟もあり、多くの巡礼者が訪れ、祈りを捧げる姿が見られるでしょう。また、教会内には世界中の教会から贈られてきた、各国の民族衣装を着た聖母マリア像や壁画が飾られており、まるで聖母マリア美術館のようで一見の価値があります。文化と宗教の歴史を感じられる受胎告知教会は、ナザレ観光のハイライトといえます。

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約1平方キロメートルのエリアには、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の聖地が密集しており、四つの区(ユダヤ区、キリスト教区、イスラム教区、アルメニア区)に分かれています。1981 年に世界文化遺産として登録され、なおかつ土地の帰属をめぐる紛争や観光による被害から、1982 年に危機遺産リストに登録されました。ユダヤ教の最も神聖な場所の一つである嘆きの壁(西壁)、キリスト教徒にとって重要なイエス・キリストにまつわる場所、イスラム教の聖地であるモスクなどがあります。旧市街の狭い路地や市場は中世の雰囲気を残し、さまざまな伝統的な工芸品やスパイス、食べ物を楽しんだり、古代の城壁を歩いたりでき、そこからの眺めは素晴らしいです。

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エルサレム旧市街、ユダヤ地区にある嘆きの壁はユダヤ教最大の聖地であり、世界中から巡礼者が集まる場所です。西暦70年にローマ軍によって破壊されたユダヤ教の中心地、エルサレム神殿の西側の壁の一部で、唯一残された部分でもあります。ユダヤ教徒はこの壁に向かい、エルサレム神殿の再建を祈っているといわれており、その姿が嘆いているように見えることから嘆きの壁と呼ばれています。長さ約50m、高さ約20mの壁に向かって左側は男性専用、右側は女性専用に分かれており、異教徒でも入場が許可されています。ユダヤ教徒でなくとも、この地にくると、熱心に祈りを捧げる姿に深い感銘を覚える方が多いです。また、退場する際は、女性は壁に背を向けず後ろ向きに歩いて退場するのが決まりです。

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苦難の道や悲しみの道を意味するヴィア・ドロローサは、イエス・キリストが有罪判決を受けてから十字架にはりつけにされて亡くなるまでの間に、十字架を背負い歩いた道です。キリスト教徒にとっては世界最大の巡礼路であり、世界中から多くの巡礼者がこの地を目指してやってきます。約1kmほどの道のりに14のステーションと呼ばれるポイントがあり、各地点でイエスの受難に関連する出来事が記されています。毎週金曜日の15:00には、フランシスコ派の修道士が十字架を担いで行進するので、後に続いて歩くのがおすすめ。巡礼者や観光客はこの道を歩くことで、イエスの最後の道のりを追体験し、思いを馳せられるでしょう。

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岩のドームはイスラム教のモスクで、メッカのカーバ神殿、メディナの預言者のモスクに続くイスラム教第3の聖地です。現存する最古のイスラム建築ともいわれ、美しい金色のドームが特徴的。もともとは祈りの場所ではなく、イスラム教の預言者ムハンマドが天に昇った場所である聖なる岩を覆うために建てられました。また、旧約聖書では、アブラハムが息子のイサクを犠牲にしようとした場所として知られています。イスラム教徒以外は限られた時間帯でのみ入場可能ですが、イスラム教徒にとって重要な場所なため、配慮すべき点がいくつかあります。肌の露出を避ける、他宗教を感じさせるものは持ち込めないなどのルールがあるため、事前に確認することをおすすめします。

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聖墳墓教会は、イエス・キリストが十字架にかけられ処刑された場所であるゴルゴダの丘を覆うように建てられた教会。キリスト教徒にとってはもっとも重要な聖地です。キリストが十字架を背負って歩いた道ヴィア・ドロローサの14のチェックポイントのうち、最後の五つのポイントにもなっています。教会の中心にはキリストの墓が置かれており、口づけをして祈りを捧げるキリスト教徒の姿を見かけることもあるでしょう。また、教会に入ってすぐの場所にある聖油の石板は、処刑されたあとのキリストの体を聖油で清めた場所とされています。ひざまずいて熱心に祈りを捧げる巡礼者が後を絶たず、キリスト教徒でなくとも心を動かされる教会です。

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ヤドヴァシェムは、世界有数のホロコースト記念施設で、ナチス・ドイツによるユダヤ人大量虐殺の犠牲者を追悼し、記憶を未来へと継承することを目的としている国立記念館です。敷地内には図書館やシナゴーグ、出版所、教育センター、ホロコーストアートの美術館、ホロコースト研究国際学校、記念碑などさまざまな施設があり、なかでも観光客にとってメインの見どころはホロコースト歴史博物館です。ユダヤ人迫害の歴史や個々の犠牲者の物語を伝える写真などが展示されており、その歴史的重要性を詳しく学べます。知識として知っていた内容がより現実的なものとして感じられ、深く考えさせられる体験となるでしょう。

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ベツレヘムの生誕教会はキリスト生誕の地として知られ、世界中からキリスト教徒が巡礼に訪れる教会。326年にローマ帝国のコンスタンティヌス帝によって建てられ、529年、反乱により破壊されましたが、ビザンツ帝国の皇帝であるユスティニアヌス1世により再建されました。パレスチナ自治区にあり、パレスチナでは初の世界遺産に登録。イスラエルとパレスチナの抗争が絶えず、教会の修復が進まないため危機遺産にも登録されましたが、現在では解除され、修復作業が進んでいます。教会内のモザイクは、コンスタンティヌス帝時代のもので大変貴重。キリストが生まれたといわれる地下の洞窟はキリスト教徒にとって巡礼の最終目的地でもあり、キリスト教徒ではなくとも心を動かされるでしょう。

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ジェリコは海抜マイナス260mの場所に位置し、世界でもっとも低地にある町です。アラビア語でパームやしの町を意味する通り、椰子の木が生い茂り南国の雰囲気が漂います。低地にあるため夏は暑さが厳しいですが、冬は比較的暖かく、リゾート地としても人気があります。古代遺跡が多く残り、かつてはクレオパトラが所有していた都市としても有名。世界最古の都市といわれており、見どころの一つであるテルアッスルターンには、1万年も前の住居跡などが残されており必見です。また、死海での浮遊体験は、ここでしか味わえない感覚を体感できるでしょう。特産品のデーツの美味しさは評判で、高級デーツとして世界でも人気があります。

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死海は塩分濃度が海の10倍以上もあり、生き物がすめないことから死海と呼ばれています。海へと流れ出る川が無く、照りつける強い日差しのもとで湖の水分が蒸発し、塩分だけが残ったために現在のような湖になったといわれています。湖に入り足を上げると、簡単に体が浮き、不思議な浮遊感覚を味わえるとして人気。各地にパブリックビーチやホテルのプライベートビーチがあり、観光客でも気軽にアクセスが可能です。なかでも、エイン・ゲディやエイン・ボケックなどは設備も整っておりおすすめです。ミネラルをたっぷり含んだコスメも人気を集めています。注意点として、塩分濃度が高いため、傷のある方は入水を控えましょう。

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マサダは、切り立った岩山の上にそびえ立つ世界遺産の要塞遺跡です。ユダヤの歴史において象徴的な存在であり、西暦73年、ローマ帝国に対するユダヤ人の最後の抵抗の舞台として知らています。死海の西岸にある断崖絶壁の上に位置し、その頂上からは果てしなく続く荒野の壮大な景色が広がっています。マサダの麓は海抜マイナス300mで、岩山の頂上でさえ標高30mほど。そのため、頂上へ向かうロープウェーは、世界でもっとも低い場所にあるロープウェーだといわれています。頂上には、ユダヤ教のシナゴーグや大浴場跡、住居跡などが残っており、1,000人ものユダヤ人が長期にわたって暮らした時代に思いを馳せられます。

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ナザレはキリスト教の聖地として知られ、多くの巡礼者や観光客が訪れます。この地は、イエス・キリストが少年期を過ごした場所とされ、新約聖書の物語に深く根ざしています。市内には数多くの歴史的な教会や修道院が点在し、世界各地からの巡礼者が後を絶ちません。主要な観光地の一つである受胎告知教会は、天使ガブリエルが聖母マリアにイエスを身ごもることを告げた場所とされています。教会の内部には、世界各国の教会から贈られた聖母マリア像や壁画が飾られ、各地の民族衣装を着たマリア様は珍しく、一見の価値があります。また、ナザレの市場では、地元アラブの食材や工芸品を楽しむことができ、地元の活気が感じられるでしょう。

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ハイファは地中海沿いの港町で、エルサレム、テルアビブに次ぐ3番目に大きな街です。ユダヤ人、キリスト教徒、アラブ人など多種多様な人種が暮らしており、多様な宗教や文化の共存が見られ、多文化的な魅力が共存する都市です。美しい坂道と庭園があり、特に有名なのは、世界遺産にも登録されているバハーイー庭園で、精巧に整備された段々が特徴。中心には金色のドームが目を引くバハーイー教の聖殿が鎮座しています。また、市内には多くの美術館やカフェ、レストランがあり、地中海の新鮮な海の幸を楽しめます。きれいなビーチも多数あり、リゾート気分も満喫できるでしょう。また、AppleやGoogleなど多くの多国籍IT企業が研究開発の拠点としていることでも有名です。

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テルアビブはイスラエル随一の商業都市で、世界中のハイテク企業が集結する街です。GoogleやFacebook(Meta)などのIT系多国籍企業をはじめ、若き起業家が拠点を置き、第2のシリコンバレーと呼ばれ注目を集めています。ビーチとモダンな都市生活を体験できる都市でもあり、海沿いには高層ビルや高級ホテルが立ち並ぶなど、リゾート地としても多くの人々を魅了しています。見どころの一つでもあるヤッファは、近代的なテルアビブにありながら7,000年以上前から存在する古い街で、石畳の道やアラブ特有の雰囲気が感じられ、散策におすすめです。また、夜には、多彩なナイトライフが楽しめるのもテルアビブの魅力の一つです。

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イスラエル最大のリゾート地、エイラットは、国内で唯一紅海に面しており、美しいビーチやダイビングスポットで知られています。透明度の高い海はサンゴ礁海域自然保護区にも認定されており、カラフルな海洋生物を間近に観察できることから、ダイバーやシュノーケリング愛好者に人気です。グラスボートなどのアクティビティもそろっており、海に入らなくても海中世界を楽しめるため、小さな子どもにもおすすめ。砂漠や山などもあり、ハイキングやラクダツアーも体験できます。また、免税都市でもあり、巨大ショッピングモールでの買い物も満喫できるでしょう。エイラットは、自然の美しさと現代的なリゾート施設が融合した魅力的な旅行先です。

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地中海に面した湾岸都市であるアッコ旧市街は、歴史的な美しさと豊かな文化遺産で知られ、ユネスコの世界遺産にも登録されています。地下には、十字軍の時代からの地下都市が広がっており、世界の中でもこの場所にしかない十字軍の遺跡が都市全体で残っている場所として、非常に貴重です。また、街中各地に残る美しいオスマン建築も必見。預言者ムハンマドの顎髭が納められているジャッザール・モスクをはじめ、要塞や公衆浴場などが点在しています。狭い路地やアラブの雰囲気が漂う市場、水パイプの香り、地元の食材を使用した料理が、中世にタイムスリップしたような感覚になることも。海沿いの美しい景観とともに、歴史と現代が融合した独特の雰囲気を味わえるでしょう。

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イスラエル最大の湖であるガリラヤ湖は、降水量が少ないイスラエルの中で重要な水瓶としての役割を果たしています。別名ティベリアス湖とも呼ばれ、イエス・キリストの布教活動の中心地として、歴史的および宗教的重要性で知られています。キリスト教徒にとっては重要な地であり、イエス・キリストが水の上を歩いたり嵐を鎮めたりなど、新約聖書に記されている数々の奇跡を起こした場所です。湖のそばには、これらキリストの起こした奇跡に沿った教会が並んでおり、聖書と照らし合わせるのも楽しいでしょう。周辺には多くの古代遺跡があり、歴史愛好家には欠かせない観光地となっています。また、湖では、遊覧船クルーズなどのアクティビティが楽しめます。

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レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画でも知られている最後の晩餐の部屋は、キリスト教の信者にとっては重要な聖地の一つです。この部屋は、イエス・キリストが処刑される前に、弟子たちと共に最後の晩餐を行った場所とされています。建物自体は、14世紀から16世紀の間はフランシスコ教会として、その後のオスマントルコ時代にはモスクとして使用されており、歴史の深さを感じさせられます。同じ建物内にはユダヤ教の聖地の一つでもあるダビデ王の墓があり、最後の晩餐の部屋はその上階にあります。この部屋を訪れることで、キリスト教徒以外の方でも、聖書の物語とその場の独特で神聖な空気を直接感じられるでしょう。

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ダビデ王の墓はユダヤ教の聖地の一つであり、ユダヤ教徒、キリスト教徒、イスラム教徒にとって深い意味を持っています。ヘブライ王国全盛期の王でありイスラエルを統治していたダビデ王が埋葬されているといわれていますが、真偽のほどは定かではありません。とはいえ、ユダヤ教徒にとっては、1948年から1967年の約20年間、嘆きの壁の前で祈ることを許されていなかったため、ダビデ王の墓が最大の聖地でした。今もなお、世界中からの巡礼者が後を絶ちません。また、建物自体はフランシスコ教会やオスマントルコ時代にはモスクとしても使用されていました。現在でも、教えや信仰の違いを超え、多くの人々がこの場所に敬意を表しています。

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山上の垂訓教会は、ガリラヤ湖の北にある高さ125mの丘である山上の垂訓の丘に立つ八角形の教会で、キリスト教の重要な聖地の一つです。この教会は、イエス・キリストが山上の垂訓と呼ばれる説教を行った場所に建てられました。マタイによる福音書にあるもっとも重要な八つの句が説かれた場所であり、教会内にはそれらの言葉がラテン語で記されています。教会の建築はモダンなデザインが特徴で、教会内部からはガリラヤ湖の美しい景色が望めます。内部には壮大なモザイクがあり、イエスの教えが表現されています。この地を訪れることで、キリスト教徒ではなくとも、聖書の教えをより深く理解できるでしょう。

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ガリラヤ湖の北岸に位置するカペナウムは、イエス・キリストが長く過ごしたナザレを後にして訪れた場所で、自分の町と呼び、宣教の中心地として多くの奇跡を行ったとされています。カペナウムには古代のシナゴーグの遺跡が残っており、このシナゴーグはイエスが教えを説いた場所として知られています。また、ペテロの家とされる遺跡もあり、初期キリスト教の歴史が感じられる重要なスポットです。また、のちにキリストの重要な弟子となるペテロやアンデレ、マタイが伝道された場所でもあります。現在ではシナゴーグの遺跡と教会しか立っていませんが、この地を訪れることで、聖書の物語がより現実的に感じられるでしょう。

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婚礼教会はカナの婚礼教会とも呼ばれます。この教会は、イエス・キリストが最初の奇跡を行った場所として知られており、聖書によると、キリストはここの結婚式で、水をぶどう酒に変える奇跡を行ったといわれています。そのため、多くのキリスト教徒にとって重要な巡礼地となっており、また、現在もなお、世界中からここで結婚式や結婚更新式を挙げるために多くの人が訪れます。教会は二つあり、狭い路地を挟んで、フランシスコ修道会の教会とギリシャ正教会の教会が立っています。教会の建築は美しく、内部には色鮮やかなモザイクや壁画が飾られています。カナの街自体は現在アラブ人の街であり、狭い路地が入り組んだアラブ特有の雰囲気を感じられるでしょう。

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ナザレにある受胎告知教会は、キリスト教の重要な聖地の一つです。この教会は、天使ガブリエルがマリアに、イエス・キリストを宿したことを告げた場所とされています。イエス・キリストの歴史が始まった場所であり、現在ではキリストの道を辿る巡礼地の出発点となっています。教会内部には、マリアが受胎告知を受けたと伝えられる洞窟もあり、多くの巡礼者が訪れ、祈りを捧げる姿が見られるでしょう。また、教会内には世界中の教会から贈られてきた、各国の民族衣装を着た聖母マリア像や壁画が飾られており、まるで聖母マリア美術館のようで一見の価値があります。文化と宗教の歴史を感じられる受胎告知教会は、ナザレ観光のハイライトといえます。

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イスラエルのおすすめ情報

Information

グルメ

シャクシューカ

シャクシューカ

細かく刻んだパプリカや玉ねぎを辛味の効いたトマトソースで煮込み、その上に卵を割り落とした家庭料理。

シュニッツェル

シュニッツェル

仔牛肉を薄く伸ばしてパン粉を付け、バターやラードで揚げ焼きした料理。黒胡椒やレモンで味付けします。

サビッチ

サビッチ

ゆで卵とピクルスを中心に、新鮮な野菜やフムス、タヒニソースなどを詰め込んだボリューム満点のピタサンド。

クッバ

クッバ

乾燥挽きわり小麦の一種のブルグルと牛肉やラムのひき肉を詰めて揚げた団子で、スープに入れても美味しい一品です。

イスラエル観光 基本情報

Information
  • 概要
  • 旅の準備
  • 入国・出国
  • 現地情報

概要

キリスト教、ユダヤ教、イスラム教など様々な宗教が混在するイスラエル。世界遺産であるエルサレム旧市街をはじめ、長い歴史を物語る街並みや建造物が特徴です。

  • 正式名称
    イスラエル国 State of Israel
  • 首都
    エルサレム(日本を含め国際社会の大多数には認められていない。)
  • 人口
    約950万人
  • 面積
    2.2万平方キロメートル
  • 人種・民族
    ユダヤ人、アラブ人、その他
  • 宗教
    ユダヤ教、イスラム教、キリスト教、ドルーズ
  • 言語
    ヘブライ語、アラビア語
  • 通貨
    新シェケル(NIS)
  • 時差
    -7時間(イスラエルが正午のとき、日本は午後7時)
  • サマータイム
    3月の最終金曜日〜10月の最終日曜日は-6時間 イスラエルが正午のとき、日本は午後6時

通貨・両替

通貨単位は新シェケル。複数形はシュカリムとよばれます。USドルが広く流通しているので、都市部で過ごす場合はシェケルへの両替は最小限で済むことがほとんどです。

  • 日本で
    空港や銀行などでUSドルを用意しておくと良いでしょう。
  • 現地で
    空港・銀行・ホテルや街中の両替所で両替が可能です。
  • 現地の空港で
    空港内にも両替所があり、入国ついでに両替えができるので便利です。
  • 現地の銀行で
    現地銀行でも両替は可能ですが、USドルがあれば多くの場合現地通貨は必要ありません。
  • 現地のホテルで
    大型ホテルなどでは日本円の両替も可能。緊急時に便利です。
  • 外貨宅配
    外貨をあらかじめ指定の場所に届けてくれる便利なサービス。申し込みは電話かインターネットで。
  • 為替レート
    1新シェケル=43.11円(2024年7月現在)

気候・服装

季節は大きく夏と冬に分けられ、1月2月は雨が降りがちですが、氷点下になることはまずありません。5月〜10月の夏の時期でも最高気温は30度前後と、日焼け止めの準備さえあれば過ごしやすい陽気でしょう。

  • 夏
    5月〜10月の夏季でも、エルサレム周辺は標高が高いため、最高気温で30度前後です。雨はほとんど降らないので、雨具などは携帯不要でしょう。
  • 冬
    11月〜4月の冬季でも日本と比べると比較的寒さは緩やかです。1〜2月頃は東京の冬と同じような服装が良いでしょう。

※エルサレムの平均気温はWeather Spark ウェブサイト調べ、
降水量:国土交通省 気象庁ウェブサイト調べ

電圧・プラグ・荷造り・必需品

電圧230ボルト・50ヘルツです。日本の電化製品を使う場合は変圧器が必要になります。変換プラグなどを持参すると便利です。

  • 電圧
    230ボルト 50ヘルツ
  • プラグ
    • Cタイプ SEタイプ
    • Cタイプ SEタイプ
  • 上手な荷造り
    かさばる衣類などは荷造り用の便利グッズを使って小さくまとめ、荷物は必要最小限に。帰りのおみやげ用のスペースも考えておきましょう。
  • 旅の必需品
    海外へ出るためにはパスポートとお金(現金・カード)が最低限必要。ツアーの場合は、最終日程表「旅のしおり」も必ず持参しましょう。

持っていくと便利

  • 衣類圧縮袋
    下着やセーターなどかさばる物はこれに入れて空間を確保。おみやげが入らないときにも重宝します。
  • 常備薬
    環境の変化から体調を崩すこともあります。飲み慣れている薬があると安心です。
  • 日焼け止め
    日差しが強い夏場の観光を楽しむなら必須!
  • 帽子・
    サングラス
    日差し予防に便利。日焼け止めと合わせての持参がおすすめです。

フライト・飛行時間

2024年3月より成田〜テルアビブ間の直行便が運行予定です。直行便がない場合は、アジアやヨーロッパ各都市で乗り継ぎましょう。

  • 直行便・経由便
    直行便で約12時間。乗り継ぎの場合、経由地によって異なりますが約14〜17時間程度の所要時間となります。
  • 機内への持ち込み
    テロ対策で厳しくなっているので、爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。液体は100ml以下の容器に移して透明な袋に入れましょう。

イスラエルへの入国

  • パスポート残存有効期限
    入国時に有効期限が6カ月以上あるパスポートが必要です。
  • ビザの発給
    90日以内の観光でも、電子渡航認証システム(ETA-IL)の取得が必要となります。
    出発72時間以上前にオンラインでの申請を行いましょう。
  • 入国カード
    出入国時にはパスポートにスタンプは押されず、入国カードが発行されます。
    滞在中はこの入国カードを必ず携帯しましょう。
  • ※日本国籍の方が観光目的で短期入国する場合の条件です。
    ※この情報は2024年7月現在のものです。情報の更新には努めておりますが、ビザ・パスポートなどの情報は予告なく変更されることがございます。必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。
  • イスラエル入国の流れ
    1. 1.入国審査
      入国に際し、旅券にイスラエルを対立国としているアラブ諸国の査証、入国スタンプがあるとセキュリティ・チェックが更に厳しくなる場合があります。
    2. 2.荷物の受け取り
      日本出発の際に手荷物を預けた人は、自分が乗ってきた飛行機の便名が表示されたターンテーブルで受け取ります。
    3. 3.税関
      イスラエルでは、通関検査が厳しく実施されます。入国の際の通関は、通関申告を必要としない緑色のゲートと申告が必要な赤色のゲートに分かれています。

イスラエルから出国

混雑時期には出国手続きに時間がかかることも。余裕をもって空港へ。

  • イスラエル出国の流れ
    1. 1.チェックイン(搭乗手続き)
      空路出国する際は、チェックインに先立ち、テロ防止のためのセキュリティ・チェックを受けます。その際、係官から口頭(ヘブライ語の他、英語)で質問(滞在期間、滞在地、第三者からの贈り物、武器・危険物携行の有無等)があり、場合によっては携行荷物の検査や身体検査を受けることもあります。セキュリティ・チェックはかなり厳しく、時間もかかるため(通常待ち時間を含めて30分~1時間程度)、時間に余裕を持って空港に到着(出発の3時間前を目安。出発の45~60分前にはチェックイン・カウンターが閉まります)するよう心掛けてください。
    2. 2.出国審査
      自分が利用する航空会社のカウンターに並び、航空券とパスポートを提出し、荷物を預け、搭乗券を受け取ります。
    3. 3.手荷物検査
      機内に持ち込む荷物はすべてX線で検査が行われます。身につけている金属類は外してトレイに入れましょう。

水事情

うがいや歯磨き程度であれば問題ありませんが、飲料用にはミネラルウォーターを携帯しましょう。

  • レストランや食堂では
    ドリンクを注文しない場合は、有料のミネラルウォーターを購入するのが安心でしょう。
  • 公共施設では
    公園や公共施設の水道水も、飲用は避けるのが無難です。

トイレ事情

都市部では日本同様に洋式のトイレが設置してある場合がほとんど。利用にはチップが必要なこともあるので、現金を用意しておきましょう。

  • ティッシュペーパーを準備
    備え付けのトイレットペーパーが不足している場合もあるので、公衆トイレにはティッシュペーパーを携帯していきましょう。

郵便・電話・インターネット

日本への郵便は郵便局で簡単に送ることができます。多くはないですが、公衆電話が設置されている施設もあります。

  • 郵便
      • 切手:主に郵便局で購入できますが、一部の観光地や土産物店でも販売している場合があります。
      • ハガキ:町中にポストがあまりないため、郵便局内に設置されたポストに投函すると良いでしょう。
  • 電話
    • 電話のかけ方:日本に直接ダイヤルする場合、国際電話識別番号(00)、日本の国番号(81)、市外局番から0をとった番号(3または90)、相手の電話番号の順に入力します。
  • インターネット
    • ほとんどのホテルにWi-Fiは完備されていますが、ロビー周辺しか繋がらない場合がありますので、いつでもWi-Fiを利用したいという方は日本からレンタルWi-Fiを利用するとよいでしょう。

トラブル・治安

エルサレムなどの主要都市は概ね良好ですが、人通りの少ない路地や、夜道をひとりで歩くことは避けましょう。また、観光地ではスリ・ひったくりなどへの注意も必要です。

  • スリ・ひったくり
    大都市や観光地では、スリや置き引きの被害があります。大衆向けレストランやショッピングモール、市場などでほんの一瞬、荷物から目を離した隙に盗られるケースが多いので注意しましょう。
  • パスポート(旅券)の紛失
    最寄りの警察署で紛失証明書を発行してもらい、最も近い都市の日本大使館か領事館で再発給の申請、発給を受けなくてはなりません。
  • トラブルに巻き込まれたら?
    万一、盗難に遭ったら即座に警察に連絡を。戻って来る可能性は低いですが、盗難証明書を発行してもらいましょう。帰国後に海外旅行保険会社に請求することができる場合があります。
  • 海外旅行保険に入って行こう
    盗難や病気、ケガ、交通事故など、もしもの時のために海外旅行保険に入っておきましょう。万一の場合、補償やサポートが受けられるので安心です。

マナー

様々な宗教が信仰されているため、各々の文化が根付いています。寺院などを訪れる際は、露出の少ない服装を選びましょう。

  • チップ
    チップの習慣が浸透しています。特にホテルやレストラン、特別なサービスを受けた場合はチップを渡しましょう。
  • 喫煙
    レストランや公共の場、路上での喫煙は禁止です。外国人が罰金を要求された例もあるので注意しましょう。
  • 写真撮影
    イスラエルに限らず、無断で人(特に女性)にカメラを向ける行為は好ましくありません。人が写り込まないように撮影するか、撮りたい場合は一言断りましょう。
  • 酒席のマナー
    レストランやホテルではアルコールの提供もあります。防犯のためにも羽目を外しすぎず、適量を嗜みましょう。

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