ケニア観光におすすめの名所&人気のスポットランキングケニア観光ガイド

アンボセリ国立公園アンボセリ国立公園
マサイマラ国立保護区マサイマラ国立保護区
ナクル湖国立公園ナクル湖国立公園
ツァボ東国立公園ツァボ東国立公園

野生動物の楽園、ケニア。マサイマラ国立保護区では迫力満点のサファリが体験できます。キリマンジャロを望むアンボセリ国立公園の絶景は圧巻です。ニャマチョマやウガリなど伝統料理も魅力的。自然豊かなケニアの基本情報から観光情報まで詳しく紹介します。

ケニア観光マップ

Map

ケニアのおすすめ観光スポット総合ランキング

Ranking
1
セレンゲティ国立公園 マサイマラ国立保護区 ライオン

マサイマラ国立保護区

サファリツアーが初めての場合はマサイマラが最適です。数多くの肉草食動物を観察でき、とくに7〜9月はヌーの大移動が見られます。

2
アンボセリ国立公園 サファリ 2023-09-15撮影

アンボセリ国立公園

キリマンジャロ山を背景に野生動物を観察できることで知られているスポット。ゾウの観察に適しています。

3
マサイ族の村 2018-12-18

マサイ・ヴィレッジ

半遊牧民であるマサイ族が暮らす村。マサイ族の伝統的な文化や生活を体験できます。サバンナでの生活を体験できる貴重なスポットです。

4
ナクル湖国立公園 サイ

ナクル湖国立公園

フラミンゴの大群が観察できる場所として有名です。フラミンゴ以外の鳥類やシロサイの群れも集まる国立公園です。

5
ケニア ナイロビ国立公園 ナイロビナショナルパーク

ナイロビ ナショナル パーク

ナイロビからアクセスが良く、ライオン・ヒョウ・サイ・バッファローなどの人気の動物が観察できる国立公園です。

6
アンボセリナ ジラフセンター 添乗員 鈴木百合子様 2013年以前撮影

ジラフセンター

絶滅の危機に瀕している希少なロスチャイルドキリンが保護されています。餌を直接あげられる機会もあります。

7
アバーディア 象の親子 2011-05-08

アバーディア国立公園

森林が広がる国立公園。ロッジからも野生動物を観察できるため、夜行性の動物も見られます。

ケニアおすすめツアー

ケニアのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • ナクル湖国立公園 サイ

    ナクル湖国立公園

    ナクル

    ナクル湖国立公園は、さまざまな景観を生み出す大地溝帯内に位置する自然保護区です。アルカリ性の湖に生える水草や藻を求めて、フラミンゴの大群が飛来する壮観な光景で知られていましたが、近年はその数が減少。その代わりに、ロスチャイルド・キリンやウォーターバック、バブーン、インパラなど、多様な動物たちが公園内で姿を見せるようになりました。また、この公園では、絶滅危惧種であるシロサイとクロサイの両方が見られる可能性も。さらに運がよければ、木の上で休むヒョウも発見できるかもしれません。フラミンゴが湖畔に集まる季節には、公園の西側にあるバブーンクリフから、湖のほとりがピンクに染まる光景も観察できます。

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  • アンボセリ国立公園 サファリ 2023-09-15撮影

    アンボセリ国立公園

    アンボセリ

    アンボセリ国立公園は、キリマンジャロ山の麓に広がる美しい自然が魅力のスポットです。ヘミングウェイが『キリマンジャロの雪』を執筆した場所としても有名で、干上がったアンボセリ湖や沼地には、多くの動物たちが集まります。とくにゾウの個体数が多く、子連れの群れを間近で観察できることも。ビッグ5といわれるライオンやヒョウ、バッファローも見どころです。さらに、ペリカンやエジプトガンなど水鳥が多く、バードウォッチングも楽しめます。唯一車外に出られるオブザベーションヒルからは、晴れた日にはキリマンジャロ山の絶景を堪能できます。雄大な山を背景に、大草原を歩く動物たちの姿は、まさに絵画のような風景です。

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  • セレンゲティ国立公園 マサイマラ国立保護区 ライオン

    マサイマラ国立保護区

    マサイマラ

    ケニア観光のハイライトともいえるマサイマラ国立保護区は、まさに動物パラダイス。シマウマやガゼル、ゾウ、キリンなどの草食動物や、それらを追うライオン、チーター、ハイエナ、ジャッカルといった肉食動物が観察できます。他の場所に比べて、動物たちのすぐ近くまで寄って観察できるのもこの保護区の魅力です。とくに有名なのは、7月から10月にかけて見られる100万頭を超えるヌーの大移動。地響きを轟かせながら、命をかけてマラ川を渡るその姿は圧巻の一言です。上空からサバンナを眺める気球サファリや、日中には見られない動物を探すナイトサファリもおすすめです。マサイマラ国立保護区では、ありのままの自然を体感できる、すばらしい経験が待っています。

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  • ケニア山の日の出

    ケニア山

    サンブル国立保護区

    大地の頂点で空に触れる、ケニア山。国立公園であり世界遺産にもなっている、絶景と野生動物の楽園です。アフリカではキリマンジャロに次ぐ標高5,199mで、山頂付近は赤道直下でありながら氷河に覆われています。地元のキクユ族はキリ・ニャガ(輝きの山)と呼び、山頂に至高の神ンガイが住むとされる聖地です。登山やキャンプが盛んで、雲の上から世界を見渡す山頂、白く輝く氷河、宝石のような湖と森の美しい世界に言葉を失わずにはいられません。また、高度によって多様な植生を持つ環境には、130種を超える鳥類と、アフリカスイギュウやゾウ、ヒョウなどの野生動物が生息し、バードウォッチングなどの動物観察も大人気。歩を進めるごとに雄大な大地の息吹を感じることでしょう。

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  • ケニア ナイバシャ湖

    ナイバシャ湖

    ナイバシャ

    静寂と自然のシンフォニー、ナイバシャ湖。標高約1,890mにある肥沃な湖で、パピルスの沼地やアカシアの森、断崖など多様な環境にワシやウ、ペリカンなど450種を超える鳥類が生息する野生の王国です。湖はアフリカスイギュウやシマウマ、ウォーターバックなどの草食動物が集まる水場となっており、水上から鳥や動物を観察するボートサファリでは体を冷やすカバののんびりとした姿に癒やされます。魚も豊富で、釣り糸を垂れれば大自然の静寂だけに包まれる最高の贅沢を味わえるでしょう。夜には満天の星の下で、陸に上がったカバやヒョウなどの昼より活発な姿を見られます。クレセント島は私有地ですが数百頭の動物が暮らす楽園となっており、多くのツアーで訪問できる人気スポットです。

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  • サンブル国立保護区 キリン

    サンブル国立保護区

    サンブル国立保護区

    乾いた大地に生命が躍動する、サンブル国立保護区。隣接する国立保護区のシャバ、バッファロー・スプリングスも合わせて広義にサンブルと呼ばれ、赤道を隔てたケニア南部とは生物相が異なります。岩山と乾いたサバンナが広がり、乾燥地帯特有の鳥や動物、とくに肉食獣が多く見られることで有名です。大人気のビッグ5(ライオン、ゾウ、サイ、バッファロー、ヒョウ)に加え、ケニアではここでしか見られないサンブル5(ベイサオリックス、ゲレヌク、グレービーシマウマ、アミメキリン、ソマリダチョウ)の気高く優雅な姿も見逃せません。ヒョウを餌付けしているロッジや、ワニが日光浴したりゾウが水浴びをする川沿いのロッジなど、宿泊しながら間近に野生のエネルギーを体感できる名物ロッジも点在します。

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  • アンボセリナ ジラフセンター 添乗員 鈴木百合子様 2013年以前撮影

    ジラフセンター

    ナイロビ

    キリンが至近距離で自然保護の最前線を教えてくれる、ジラフセンター。1983年に設立された施設で、キリンと触れ合えることで人気のスポットです。ロスチャイルド・キリン(別名ウガンダキリン)はケニアに3亜種生息するキリンの中でも特に珍しく、個体数の激減により絶滅の危機に瀕していますが、ここには10頭が保護・育成されています。手にエサをのせて与えられ、キリンの舌のびっくりするほどの長さやザラザラ感、温もりまで感じ取れるでしょう。体を彩る網目模様や大きな目、長いまつ毛など優美な姿にも魅了されずにはいられません。2階からはキリンと同じ目線の高さで観察でき、最も背の高い動物が見ている世界を体感できます。

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  • ケニア ナイロビ国立公園 ナイロビナショナルパーク

    ナイロビ ナショナル パーク

    ナイロビ

    大都会に野生のライオンの咆哮が響く、ナイロビ ナショナル パーク。首都の中央ビジネス街から一歩出た場所に猛獣が闊歩する、世界でも稀有な国立公園です。アカシアの茂みが点在するサバンナに約400種の鳥類と約100種の哺乳類が生息し、絶滅危惧種のクロサイをはじめ、ライオンやヒョウ、チーター、ハイエナ、アフリカスイギュウ、キリン、シマウマ、ヌー、インパラ、ヒヒなどが暮らしています。公園内にはピクニック施設やキャンプ場、ハイキングコースもあり、ブッシュディナーや結婚式、映画撮影なども頻繁に行われる名物スポットです。空港を離着陸する飛行機や、ナイロビの超高層ビル群を背景にして野生動物が悠然と歩く姿は、きっと忘れられない光景になることでしょう。

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  • マサイ族の村 2018-12-18

    マサイ・ヴィレッジ

    マサイマラ

    大地との絆を取り戻す場所、マサイ・ヴィレッジ。アフリカで最も有名な民族の一つ、マサイ族はケニア南部からタンザニア北部にかけて多く居住しています。この地域では、マサイの村を訪問して彼らの伝統や生活を体験する文化ツアーが盛んです。マサイの村は「マニヤッタ」と呼ばれ、泥や草、木の枝や牛のフンで造った小屋「インカジジク」は野生動物の侵入を防ぐためにトゲのある茂みの柵で囲まれています。マサイ族には戦士たちがジャンプして力を示す「アドゥム」または「アイグス」と呼ばれるジャンプダンスが伝わっており、村を訪れると、このダンスや歌で歓迎してくれるでしょう。市場でビーズ細工や彫刻などの工芸品を売っていることも多く、最高にアフリカらしいお土産を入手できます。

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  • オロロロの丘 2014-01-22

    オロロロの丘

    マサイマラ

    サバンナを見下ろす天空の展望台、オロロロの丘。オロロロは現地の言葉でジグザグを意味し、マラ川とサバンナを見渡す高さ約400mの花崗岩台地の断崖です。マサイマラ国立保護区の中でもマラ川で区切られた区域はマラトライアングルと呼ばれ、一年中多くの野生動物が見られることで知られます。雄大なサバンナで繰り広げられる野生のドラマを高台から眺める時間は、最高の贅沢といえるでしょう。どこまでも広がる地平線を染める夕日を眺めながら風を感じる瞬間も忘れられない思い出になるに違いありません。この丘の周辺は特に雨が多く、断崖に沿って植物が生い茂っているほか、荒々しい岩山や丘にしみ込んだ雨水がしみ出す麓の湿地など豊かな景観が広がるハイキングコースにもなっています。

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  • アバーディア 象の親子 2011-05-08

    アバーディア国立公園

    アバーディア

    雲に隠された野生の楽園、アバーディア国立公園。霧深い山脈の谷間に、清らかな空気が漂う熱帯森が広がる秘境です。ライオンやヒョウ、ゾウといった人気動物に加え、希少なクロサイやクロヒョウなども生息しています。二つの有名なロッジ「ジ・アーク」「ツリートップス」はいずれも目の前に動物の水飲み場があり、ロッジに居ながら24時間サファリ体験ができる贅沢スポット。公園内、一般車両は入れませんが、これらのロッジではサファリツアーも開催しています。起伏に富んだ地形は絶景の宝庫でもあり、雲に覆われた高みから300m下の渓谷に流れ落ちる「カルル滝」には目を奪われずにはいられません。他にも数々の名瀑・名所が点在し、ハイキングやキャンプも盛んです。

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  • ツァボイースト国立公園 アフリカゾウ 2013-01-17

    ツァボイースト国立公園

    ピンクの像が闊歩する赤い大地、ツァボ国立公園。ケニア最大の国立公園で、道路と鉄道で東西に分けられています。東国立公園は長さ約300kmの世界最長の溶岩流「ヤッタ高原」で知られるほか、赤土の大地が広がっていることで有名です。この土をまとったゾウは「ピンクエレファント」と呼ばれ、群れで悠々と歩く幻想的な姿が大人気。他にもライオンやカバなどの大型動物や500種を超える鳥類が見られます。西国立公園には多様な自然環境が広がり、溶岩の下から泉が湧き出る「ムジマスプリングス」やスワヒリ語で悪魔を意味する「シェタニ溶岩流」では、大地のエネルギーに圧倒されずにいられません。希少なクロサイの保護区があるほかヒョウがすむ密林も多く、東よりさらに多様な動物が見られるでしょう。

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ナクル湖国立公園は、さまざまな景観を生み出す大地溝帯内に位置する自然保護区です。アルカリ性の湖に生える水草や藻を求めて、フラミンゴの大群が飛来する壮観な光景で知られていましたが、近年はその数が減少。その代わりに、ロスチャイルド・キリンやウォーターバック、バブーン、インパラなど、多様な動物たちが公園内で姿を見せるようになりました。また、この公園では、絶滅危惧種であるシロサイとクロサイの両方が見られる可能性も。さらに運がよければ、木の上で休むヒョウも発見できるかもしれません。フラミンゴが湖畔に集まる季節には、公園の西側にあるバブーンクリフから、湖のほとりがピンクに染まる光景も観察できます。

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アンボセリ国立公園は、キリマンジャロ山の麓に広がる美しい自然が魅力のスポットです。ヘミングウェイが『キリマンジャロの雪』を執筆した場所としても有名で、干上がったアンボセリ湖や沼地には、多くの動物たちが集まります。とくにゾウの個体数が多く、子連れの群れを間近で観察できることも。ビッグ5といわれるライオンやヒョウ、バッファローも見どころです。さらに、ペリカンやエジプトガンなど水鳥が多く、バードウォッチングも楽しめます。唯一車外に出られるオブザベーションヒルからは、晴れた日にはキリマンジャロ山の絶景を堪能できます。雄大な山を背景に、大草原を歩く動物たちの姿は、まさに絵画のような風景です。

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ケニア観光のハイライトともいえるマサイマラ国立保護区は、まさに動物パラダイス。シマウマやガゼル、ゾウ、キリンなどの草食動物や、それらを追うライオン、チーター、ハイエナ、ジャッカルといった肉食動物が観察できます。他の場所に比べて、動物たちのすぐ近くまで寄って観察できるのもこの保護区の魅力です。とくに有名なのは、7月から10月にかけて見られる100万頭を超えるヌーの大移動。地響きを轟かせながら、命をかけてマラ川を渡るその姿は圧巻の一言です。上空からサバンナを眺める気球サファリや、日中には見られない動物を探すナイトサファリもおすすめです。マサイマラ国立保護区では、ありのままの自然を体感できる、すばらしい経験が待っています。

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大地の頂点で空に触れる、ケニア山。国立公園であり世界遺産にもなっている、絶景と野生動物の楽園です。アフリカではキリマンジャロに次ぐ標高5,199mで、山頂付近は赤道直下でありながら氷河に覆われています。地元のキクユ族はキリ・ニャガ(輝きの山)と呼び、山頂に至高の神ンガイが住むとされる聖地です。登山やキャンプが盛んで、雲の上から世界を見渡す山頂、白く輝く氷河、宝石のような湖と森の美しい世界に言葉を失わずにはいられません。また、高度によって多様な植生を持つ環境には、130種を超える鳥類と、アフリカスイギュウやゾウ、ヒョウなどの野生動物が生息し、バードウォッチングなどの動物観察も大人気。歩を進めるごとに雄大な大地の息吹を感じることでしょう。

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静寂と自然のシンフォニー、ナイバシャ湖。標高約1,890mにある肥沃な湖で、パピルスの沼地やアカシアの森、断崖など多様な環境にワシやウ、ペリカンなど450種を超える鳥類が生息する野生の王国です。湖はアフリカスイギュウやシマウマ、ウォーターバックなどの草食動物が集まる水場となっており、水上から鳥や動物を観察するボートサファリでは体を冷やすカバののんびりとした姿に癒やされます。魚も豊富で、釣り糸を垂れれば大自然の静寂だけに包まれる最高の贅沢を味わえるでしょう。夜には満天の星の下で、陸に上がったカバやヒョウなどの昼より活発な姿を見られます。クレセント島は私有地ですが数百頭の動物が暮らす楽園となっており、多くのツアーで訪問できる人気スポットです。

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乾いた大地に生命が躍動する、サンブル国立保護区。隣接する国立保護区のシャバ、バッファロー・スプリングスも合わせて広義にサンブルと呼ばれ、赤道を隔てたケニア南部とは生物相が異なります。岩山と乾いたサバンナが広がり、乾燥地帯特有の鳥や動物、とくに肉食獣が多く見られることで有名です。大人気のビッグ5(ライオン、ゾウ、サイ、バッファロー、ヒョウ)に加え、ケニアではここでしか見られないサンブル5(ベイサオリックス、ゲレヌク、グレービーシマウマ、アミメキリン、ソマリダチョウ)の気高く優雅な姿も見逃せません。ヒョウを餌付けしているロッジや、ワニが日光浴したりゾウが水浴びをする川沿いのロッジなど、宿泊しながら間近に野生のエネルギーを体感できる名物ロッジも点在します。

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キリンが至近距離で自然保護の最前線を教えてくれる、ジラフセンター。1983年に設立された施設で、キリンと触れ合えることで人気のスポットです。ロスチャイルド・キリン(別名ウガンダキリン)はケニアに3亜種生息するキリンの中でも特に珍しく、個体数の激減により絶滅の危機に瀕していますが、ここには10頭が保護・育成されています。手にエサをのせて与えられ、キリンの舌のびっくりするほどの長さやザラザラ感、温もりまで感じ取れるでしょう。体を彩る網目模様や大きな目、長いまつ毛など優美な姿にも魅了されずにはいられません。2階からはキリンと同じ目線の高さで観察でき、最も背の高い動物が見ている世界を体感できます。

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大都会に野生のライオンの咆哮が響く、ナイロビ ナショナル パーク。首都の中央ビジネス街から一歩出た場所に猛獣が闊歩する、世界でも稀有な国立公園です。アカシアの茂みが点在するサバンナに約400種の鳥類と約100種の哺乳類が生息し、絶滅危惧種のクロサイをはじめ、ライオンやヒョウ、チーター、ハイエナ、アフリカスイギュウ、キリン、シマウマ、ヌー、インパラ、ヒヒなどが暮らしています。公園内にはピクニック施設やキャンプ場、ハイキングコースもあり、ブッシュディナーや結婚式、映画撮影なども頻繁に行われる名物スポットです。空港を離着陸する飛行機や、ナイロビの超高層ビル群を背景にして野生動物が悠然と歩く姿は、きっと忘れられない光景になることでしょう。

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大地との絆を取り戻す場所、マサイ・ヴィレッジ。アフリカで最も有名な民族の一つ、マサイ族はケニア南部からタンザニア北部にかけて多く居住しています。この地域では、マサイの村を訪問して彼らの伝統や生活を体験する文化ツアーが盛んです。マサイの村は「マニヤッタ」と呼ばれ、泥や草、木の枝や牛のフンで造った小屋「インカジジク」は野生動物の侵入を防ぐためにトゲのある茂みの柵で囲まれています。マサイ族には戦士たちがジャンプして力を示す「アドゥム」または「アイグス」と呼ばれるジャンプダンスが伝わっており、村を訪れると、このダンスや歌で歓迎してくれるでしょう。市場でビーズ細工や彫刻などの工芸品を売っていることも多く、最高にアフリカらしいお土産を入手できます。

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サバンナを見下ろす天空の展望台、オロロロの丘。オロロロは現地の言葉でジグザグを意味し、マラ川とサバンナを見渡す高さ約400mの花崗岩台地の断崖です。マサイマラ国立保護区の中でもマラ川で区切られた区域はマラトライアングルと呼ばれ、一年中多くの野生動物が見られることで知られます。雄大なサバンナで繰り広げられる野生のドラマを高台から眺める時間は、最高の贅沢といえるでしょう。どこまでも広がる地平線を染める夕日を眺めながら風を感じる瞬間も忘れられない思い出になるに違いありません。この丘の周辺は特に雨が多く、断崖に沿って植物が生い茂っているほか、荒々しい岩山や丘にしみ込んだ雨水がしみ出す麓の湿地など豊かな景観が広がるハイキングコースにもなっています。

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雲に隠された野生の楽園、アバーディア国立公園。霧深い山脈の谷間に、清らかな空気が漂う熱帯森が広がる秘境です。ライオンやヒョウ、ゾウといった人気動物に加え、希少なクロサイやクロヒョウなども生息しています。二つの有名なロッジ「ジ・アーク」「ツリートップス」はいずれも目の前に動物の水飲み場があり、ロッジに居ながら24時間サファリ体験ができる贅沢スポット。公園内、一般車両は入れませんが、これらのロッジではサファリツアーも開催しています。起伏に富んだ地形は絶景の宝庫でもあり、雲に覆われた高みから300m下の渓谷に流れ落ちる「カルル滝」には目を奪われずにはいられません。他にも数々の名瀑・名所が点在し、ハイキングやキャンプも盛んです。

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ピンクの像が闊歩する赤い大地、ツァボ国立公園。ケニア最大の国立公園で、道路と鉄道で東西に分けられています。東国立公園は長さ約300kmの世界最長の溶岩流「ヤッタ高原」で知られるほか、赤土の大地が広がっていることで有名です。この土をまとったゾウは「ピンクエレファント」と呼ばれ、群れで悠々と歩く幻想的な姿が大人気。他にもライオンやカバなどの大型動物や500種を超える鳥類が見られます。西国立公園には多様な自然環境が広がり、溶岩の下から泉が湧き出る「ムジマスプリングス」やスワヒリ語で悪魔を意味する「シェタニ溶岩流」では、大地のエネルギーに圧倒されずにいられません。希少なクロサイの保護区があるほかヒョウがすむ密林も多く、東よりさらに多様な動物が見られるでしょう。

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ケニアのおすすめ情報

Information

グルメ

ケニアのローカルレストラン 料理

ニャマ・チョマ

ケニアの代表的な肉料理。「焼き肉」を意味し、主に山羊肉や牛肉を炭火で焼いて食べます。特別な日によく食べられます。

東アフリカのドーナツ

マンダジ

ケニアの伝統的な揚げパン。ドーナツに似ていますが甘くありません。朝食やスナックとして、紅茶やコーヒーと一緒に楽しみます。

タンザニアの炊き込みご飯「ピラウ」

ピラウ

ケニアの日常的な副菜。ケールなどの緑葉野菜を炒めた料理で、栄養価が高く経済的なことから広く食べられています。

Kachumbari サラダ アフリカ料理

カチュンバリ

ケニアの伝統的なサラダ。トマトや玉ねぎ、唐辛子を細かく刻んで混ぜ合わせます。さっぱりした味わいで、肉料理に合います。

ケニア観光 基本情報

Information
  • 概要
  • 旅の準備
  • 入国・出国
  • 現地情報

概要

ケニアは、インド洋に面しており国土面積は日本の約1.5倍の広大な自然が広がる東アフリカの国です。複数点在するサファリは日本人を含む海外観光客からの高い人気を誇り、「生」の動物たちの生活を覗き見ることができる貴重な体験が可能です。

  • 正式名称
    ケニア共和国 Republic of Kenya
  • 首都
    ナイロビ
  • 人口
    5,403万人
  • 面積
    58.3万平方キロメートル
  • 人種・民族
    キクユ民族、ルヤ民族、カレンジン民族、ルオ民族、カンバ民族等
  • 宗教
    伝統宗教、キリスト教、イスラム教
  • 言語
    スワヒリ語、英語
  • 通貨
    ケニア・シリング
  • 時差
    -6時間(ケニアが正午のとき、日本は午後6時)

通貨・両替

ケニアの通貨単位はケニア・シリング。かさばらないように少額ずつ両替して使用するのが良いでしょう。

  • 日本で
    米ドルが広く流通しており、一度日本円を米ドルに両替してからケニア・シリングに両替したほうがレートが良い場合があります。
  • 現地で
    空港・銀行・ホテルや街中の両替所で両替が可能です。
  • 現地の空港で
    空港内には多数の両替所があります、入国ついでに済ませられるので便利。
  • 現地の銀行で
    現地銀行でも両替は可能。
  • 現地のホテルで
    大型ホテルなどでの両替も可能。緊急時に便利です。
  • 外貨宅配
    外貨をあらかじめ指定の場所に届けてくれる便利なサービス。申込みは電話かウェブで。
  • 為替レート
    1ケニア・シリング=1.12円(2024年8月現在)

気候・服装

海岸地帯と高原地帯で大きく違い、海岸地帯は熱帯性気候で乾季をのぞけば高温多湿でしのぎにくいですが、高原地帯は年間を通じて気温が低く空気は乾燥しているので快適に過ごせます。

  • 乾季
    5月〜10月の夏季は日本と同様か少し高い気温の日がほとんど。日差しを避けるものを用意し、乾燥するので水分も携帯しましょう。
  • 雨季
    日中は東京よりも暖かくなる日も多いですが、朝夕はしっかり冷え込む冬。セーターやマフラーで防寒を。

※平均気温、降水量:全て国土交通省 気象庁HP調べ

電圧・プラグ・荷造り・必需品

電圧220ボルト・50ヘルツです。日本の電化製品を使う場合は変圧器が必要になります。変換プラグなどを持参すると便利です。

  • 電圧
    220〜240ボルト 50ヘルツ
  • プラグ
    • Bタイプ Cタイプ
    • Bタイプ Cタイプ
  • 上手な荷造り
    かさばる衣類などは荷造り用の便利グッズを使って小さくまとめ、荷物は必要最小限に。帰りのおみやげ用のスペースも考えておきましょう。
  • 旅の必需品
    海外へ出るためにはパスポートとお金(現金・カード)が最低限必要。ツアーの場合は、最終日程表「旅のしおり」も必ず持参しましょう。

持っていくと便利

  • 衣類圧縮袋
    下着やセーターなどかさばる物はこれに入れて空間を確保。おみやげが入らないときにも重宝します。
  • 常備薬
    環境の変化から体調を崩すこともあります。飲み慣れている薬があると安心です。
  • 日焼け止め
    日差しが強い夏場の観光を楽しむなら必須!
  • 帽子・
    サングラス
    これも日差し予防に便利。日焼け止めと合わせての持参を。

フライト・飛行時間

現在日本からの直行便はありません。成田・羽田空港等からアジア・中東の空港でナイロビまたはモンバサ行きの飛行機に乗り継げます。

  • 直行便・経由便
    ナイロビまでは広州のほか、ドバイでの乗り継ぎも便利です。モンバサ行きはドーハ・アディスアベバを経由するルートが時間短縮になります。
  • 機内への持ち込み
    爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。液体は100ml以下の容器に移して透明な袋に入れましょう。

ケニアへの入国

  • パスポート残存有効期限
    入国時に有効期限が6か月あるパスポートが必要です。旅券の未使用査証欄は見開き3ページ以上必要。
  • ビザの発給
    ケニアに渡航する場合は出発前にオンラインで取得するeVISAが必要です。
  • 出入国カードとは?
    入国には出入国カードが必要です。
  • ※この情報は2024年8月現在のものです。情報の更新には努めておりますが、ビザ・パスポートなどの情報は予告なく変更されることがございます。必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。
  • ケニア入国の流れ
    1. 1.入国審査(Immigration)
      ビザ不要かつ入国カードも不要のため、パスポートを差し出すだけでOK。
    2. 2.荷物の受け取り(Baggage Claim)
    3. 3.税関(Customs)

ケニアから出国

混雑時期には出国手続きに時間がかかることも。余裕をもって空港へ。免税店で買い忘れたおみやげなどのショッピングも楽しめます。

  • ケニア出国の流れ
    1. 1.チェックイン(搭乗手続き)
      自分が利用する航空会社のカウンターに並び、航空券とパスポートを提出し、荷物を預け、搭乗券を受け取ります。
    2. 2.出国審査
    3. 3.手荷物検査

水事情

ケニアの水道水は水質の不良や不純物混入のため、飲用に適さないので市販のミネラルウォーターを購入するのが安心です。

  • レストランや食堂では
    レストランや食堂で出てくる水も、衛生的には問題ありませんが、有料の水やドリンクを注文するのが無難です。
  • 公共施設では
    手洗いやうがい程度であれば問題ないでしょう。飲用に適さない水道水もあるので注意が必要です。

トイレ事情

高級ホテルや観光客向けのレストランなどを除いて、街中のトイレはあまり清潔とはいえません。心配な人はなるべくホテルで済ませておきましょう。

  • ティッシュペーパーを準備
    大自然の中のサファリ・キャンプなどではトイレがないことも。必ずティッシュを持参しましょう。

郵便・電話・インターネット

全国にある郵便局にて私書箱を登録し、そこを配送先に指定するのが一般的です。

  • 郵便
      • 郵便:ケニアでは郵便配達員が各家庭に手紙や小包を配送してくれる便利なサービスはありません。個人宅に特定の住所がないことが多く、私書箱を登録し配送先に指定するのが一般的です。
  • 電話
    • 電話のかけ方:日本に直接ダイヤルする場合、国際電話識別番号(00)、日本の国番号(81)、市外局番から0をとった番号(3または90)、相手の電話番号の順に入力します。
    • 公衆電話:公衆電話はほとんど設置されておらず、携帯電話の使用が一般的です。
  • インターネット事情
    • インターネット普及率が低いため、携帯用のポケットWi-Fiを使用するのが無難です。

トラブル・治安

ケニアは外務省から「十分注意してください」という危険情報が発出中。渡航中止勧告が出ている地域もあるので最新の注意を払い行動しましょう。

  • スリ・ひったくり
    ケニアではスリやひったくりが頻繁に発生しており、観光地などの人混みでは注意が必要です。
  • パスポート(旅券)の紛失
    最寄りの警察署で紛失届出書を発行してもらい、最も近い都市の日本大使館か領事館で再発給の申請、発給を受けなくてはなりません。
  • トラブルに巻き込まれたら?
    万一、盗難に遭ったら即座に警察に連絡を。戻って来る可能性は低いですが、盗難証明書を発行してもらいましょう。帰国後に海外旅行保険会社に請求することができる場合があります。
  • 海外旅行保険に入って行こう
    盗難や病気、ケガ、交通事故など、もしもの時のために海外旅行保険に入っておきましょう。万一の場合、補償やサポートが受けられるので安心です。

マナー

ケニアでは礼節を重んじる文化が根づいているため、地元の文化などにおいては経緯を示すことが重要です。思いがけないことでトラブルに巻き込まれないためにも、マナーを事前に確認しておきましょう。

  • チップ
    特別なサービスを受けた際や、サービスに満足した場合は気持ち程度渡すのが良いでしょう。
  • 喫煙
    都市部には公共の喫煙所があります。喫煙所以外での喫煙は罰則がある場合があるので、最新の注意を払いましょう。
  • 写真撮影
    無断で人(特に女性)にカメラを向ける行為は好ましくありません。人が写り込まないように撮影するか、撮りたい場合は一言断りましょう。
  • 服装
    動物を刺激しないアースカラーがおすすめです。朝夕、降雨時などは気温が下がりますので風を防ぐウィンドブレーカーやパーカーなど備えておくといいでしょう。

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