マダガスカル観光におすすめの名所&人気のスポットランキングマダガスカル観光ガイド

バオバブ街道バオバブ街道

インド洋に浮かぶ島国・マダガスカルでしか味わうことのできない景色といえばバオバブの並木道。独自の生態系や文化をもち、ペリネ特別保護区では希少な動植物と出会うことができます。神秘の島マダガスカルの基本情報から観光情報まで詳しく紹介します。

マダガスカル観光マップ

Map

マダガスカルのおすすめ観光スポット総合ランキング

Ranking
1
バオバブ街道 地の果て 地平線 マダガスカル モロンダバ アンタナナリボ

バオバブ街道

周囲には視界を遮る建物がなく都市化されていない風景が広がっている為、バオバブの個性的な姿が際立ちます。バオバブ越しに眺めるサンセットも人気です。

2
ペリネ特別保護区

ペリネ特別保護区

11種類のキツネザルが観察できる保護区です。とくにインドリが見られることで有名です。ナイトツアーも開催しているので、夜行性の動物も観察できます。

3
マダガスカル ベレンティ保護区 ワオキツネザル

ベレンティ保護区

250haほどの広大な敷地でキツネザル6種をはじめ、多くの鳥類や爬虫類が観察できる保護区です。ワオキツネザルやベローシファカがいることで知られています。

4
マダガスカル 街並み アンタナナリボ

アンタナナリボ

マダガスカルの首都。かつての王朝であるメリナ王国の宮殿跡は世界遺産に登録されています。アナラケリーマーケットではマダガスカル土産が見つかります。

5
マダガスカル レミュールアイランドのブラウンキツネザル 2018/1

レミュールアイランド

園内ではキツネザルが放し飼いにされているので、動物を間近で観察できます。人間の肩に乗ってくるキツネザルもいます。

6
マダガスカル パンサーカメレオン

サルバンジナ島

マダガスカルから船にて約90分で到着します。珊瑚礁に囲まれた自然豊かなリゾート地です。珍しい鳥類やカメレオンが生息しています。

7
ツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区

ツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区

石灰岩が雨によって削られ、尖っ塔のように連なっている景色が広がっています。絶滅危惧種に指定されているアイアイの保護区でもあります。

マダガスカルおすすめツアー

マダガスカルのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • マダガスカル 街並み アンタナナリボ

    アンタナナリボ

    アンタナナリボ

    アンタナナリボは、歴史と自然の両方を満喫できる魅力的な町です。この町で最も有名な文化スポットは女王宮。マダガスカルを初めて統一したメリナ王国時代の宮殿で、現在は博物館になっており、マダガスカルの歴史に触れられます。郊外には同じくメリナ王国の史跡であり、マダガスカル唯一の世界遺産であるアンブヒマンガの丘の王領地も。丘の上からはアンタナナリボの街並みが一望できます。アンタナナリボには動物と触れ合えるスポットも豊富です。ズーロジック・エ・ボタニーク・ド・タンバザザ公園では、マダガスカル固有の動植物に出合えます。少し足を延ばして、9種類のキツネザルを観察できるレミュールパークや、爬虫類の宝庫であるペイリエラス爬虫類保護区を訪れるのもおすすめです。

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  • バオバブ街道 地の果て 地平線 マダガスカル モロンダバ アンタナナリボ

    バオバブ街道

    モロンダバ

    バオバブ街道は、樹齢数千年のバオバブの木々が無数に立ち並び、壮大な景観を作り出すマダガスカル随一の観光スポットです。太く力強い幹から無数に伸びる細い枝が特徴的なバオバブは、『星の王子さま』に登場することでも知られています。バオバブ街道に生えているのは、最も背の高いアダンスニア・グランディディエリという種類で、何十mもの高さで空に向かってまっすぐ伸びるその姿は見ごたえがあります。特におすすめの時間帯は夕暮れ時。オレンジ色に染まる空とバオバブのユニークなシルエットが、幻想的なコントラストを生み出します。公共交通機関がないため、アクセスにはツアーやチャーター車の手配が必要ですが、その分、手つかずの自然と触れ合う貴重な体験が待っています。

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  • アンカラナ特別保護区 2020-04-17撮影

    アンカラナ特別保護区

    アンカラナ

    マダガスカル北部に位置する「アンカラナ特別保護区」は、およそ1億5000万年前ものカルスト地形が残る保護区。世界遺産である「ツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区」と同様に、先端がとがった石灰岩が点在する神秘的な光景が有名で、2023年に世界遺産「アンドレファナの乾燥林群」として拡大登録されました。全体的に乾燥したエリアであるため、植物は堅くトゲのある種類が、動物は木を掴んだり飛んだりして移動することから足の裏や手のひらが厚かったり尻尾や足が長かったりと独自の進化を遂げた動植物が多いのも特徴。サンフォードキツネザルやカンムリキツネザルなど、10種以上ものキツネザルの生息地としても知られています。

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  • アンブヒマンガの丘 2014-09-07撮影

    アンブヒマンガの丘

    アンタナナリボ

    マダガスカル中部、標高1,468mほどの「アンブヒマンガの丘」。マダガスカル語で「美しい丘」や「青い丘」を意味する丘は、15世紀から16世紀ごろにかけて島の統一を成し遂げたメリナ王国の王宮が置かれていた地であり、およそ2.5kmにもなる城壁や外堀、14もの門などの遺物も往時の名残をとどめています。王家の宮殿と霊廟などもあったことから、「王国の聖都」と称されていたのだとか。18世紀に首都がアンタナナリボに移った後は、女王の別荘が建設されています。2001年には世界文化遺産に登録されていて、博物館として公開。丘の斜面に広がる棚田とアンタナナリボの市街地が織り成す眺望や、頂上近くにある樹木園も見逃せません。

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  • イサロ国立公園 2008-06-19撮影

    イサロ国立公園

    ラヌヒラ

    マダガスカルの南部にある「イサロ国立公園」は、隣接する都市ラノイラを観光拠点とする国立公園です。公園内に、浸食により長い時間をかけて形成された砂岩の奇岩や岩山、渓谷などが続いていることから、「マダガスカルのグランドキャニオン」と称されることも。オアシスとして親しまれている森に、アカハラキツネサルやベローシファカ、ワオキツネザルなどの生き物が生息しています。豊かな自然に囲まれた公園での岩場からキャニオンまで歩くハイキングやトレッキングも人気。珍しい形をした植物や、蚊を食べる草など数多くの固有種を有する国立公園だけに、ガイドの詳しい説明を聞きながらの散策を満喫する人も少なくありません。

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  • キリンディー森林保護区 2019-10-23撮影

    キリンディー森林保護区

    メナベ

    マダガスカルの西部にある「キリンディー森林保護区」は、東京ドーム約26個分にあたる12,500haもの広大な森林が広がる保護区。敷地内にはレミューやキツネザル、カメ、ムササビ、カメレオン、フォッサ、鳥類、爬虫類など数多くの生き物が生息していて、周囲に背丈の低い木々が多いことから、野生動物を見つけやすいのが利点です。朝と日中と夜の1日3回ウォーキングサファリが開催されていて、日中のサファリであれば日帰り参加も可能ですが、朝と夜のツアーに参加する場合は宿泊が必要になりますので、ご注意を。ただ、夜のツアーでは夜行性のキツネザルなど日中では見られない姿を見られるとあって人気を集めています。

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  • ツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区

    ツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区

    ツィンギ・デ・ベマラ

    「ツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区」は、マダガスカル西部のカルスト台地が広がる自然保護区。1966年にマダガスカル政府による自然保護地域に選定された後、1990年に「アンドレファナの乾燥林群」として世界遺産に登録、1998年に国立公園へと格上げされています。数万年という長い歳月にわたる浸食によってナイフのように先端が鋭く削られた石灰岩がずらりと並んでいて、圧巻の光景に。マダガスカル語で「先の尖った」を表す「ツィンギ」を象徴するような独自の光景が、観光客を魅了してやみません。尖塔群や原生林には、キツネザルや昆虫などの固有種も生息していて、ガイドとともに往復4時間ほどかけて自然保護区をめぐるのも一興です。

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  • ノシ・ベ ヌシ・ベー島 2015/12

    ノシ・ベ

    ノシ・ベ

    マダガスカルの北部、モザンビーク海峡に浮かぶ「ノシ・ベ」は、エメラルドグリーンに輝く海と白い砂浜、温暖な気候が魅力のビーチリゾート。マダガスカル最大のリゾート地でもあります。ダイビングやシュノーケリングをはじめとするマリンスポーツを一年中満喫できるのも、ヨーロッパをはじめとする世界各地の観光客に人気の理由です。透明度の高い海でアクティビティを楽しむもよし、ビーチで美しい夕日を眺めるもよし、色々な楽しみ方があります。甘い香りを放つバニラやイランイランの栽培が盛んなことから、「香料の島」の別名も。波が穏やかできれいな海に囲まれたノシ・ベは、「インド洋のタヒチ」とも称されています。

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  • フォート・ドーファン The old port of Fort Dauphin

    フォート・ドーファン

    フォート・ドーファン

    マダガスカル南部にある「フォート・ドーファン」は、インド洋に突き出た半島の沿岸に位置する港町です。17世紀半ばに、フランス東インド会社が交易拠点を置いた場所でもありました。フォート・ドーファンは、フランス統治時代の名称であり、マダガスカル語の「タウランニャロ」の名前でも知られています。白い砂浜やインド洋などのきれいなビーチや緑あふれるアヌシ山脈、ロブスターをはじめとするシーフード料理などが人気で、ハイキングやサーフィンなどのアクティビティも盛ん。かわいいワオキツネザルと触れ合える「ベレンティ保護区」の拠点としても親しまれていて、保護区への観光がてら町に立ち寄る人も少なくありません。

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  • ベタニア漁村

    ベタニア漁村

    ベタニア

    約1,000人のヴェズ族が暮らす「ベタニア漁村」は、ムルンダヴァからカヌーでマングローブを抜けたところにある村。新鮮な魚を市場で売ることで生活を営む漁村です。小学校やマングローブの枝や幹を生かした家、診療所、カトリック教会などが立つ村には、電気が通っていない上に水道もないため、村人は薪や炭をガス代わりに使い、オイルランプやろうそくでの明かり、共同の井戸でくんだ水で生活しています。丸太をくり抜いて手作りのカヌーを作ったり、井戸水で洗濯をしたりと、昔ながらの漁村の暮らしをうかがい知れます。丁寧な暮らしを受け継ぐ村を散策したり、マングローブに生息する生き物を見学したりするのもこの村での楽しみです。

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  • ペリネ特別保護区

    ペリネ特別保護区

    アンダシベマンタディア

    「ペリネ特別保護区」は、アンダシベマンタディア国立公園の近くに位置する保護区です。キツネザルやカメレオン、蝶、鳥、植物などが生息していて、ナイトウォーキングサファリではツリーフロッグをはじめとする夜行性の動物や昆虫を間近で観察できます。絶滅危惧種に指定されているキツネザルのアイアイや鳴き声が特徴的な原猿類で最も大きいキツネザルのインドリなど、11種というキツネザルの種類の多さも魅力。保護区を散策中に、キツネザルが観光客の肩に乗ってきたり、エサを持っている人に近づいてきたりすることも珍しくありません。雄大な自然の中でのびのびと暮らすマダガスカル固有種のキツネザルと触れ合いたい方におすすめです。

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  • マダガスカル ベレンティ保護区 ワオキツネザル

    ベレンティ保護区

    ベレンティ

    フランス人オーナーが営む「ベレンティ保護区」は、マダガスカル南東部に位置する私設の自然保護区。およそ250haほどの敷地内に、ワオキツネザルやベローシファカ、爬虫類、カメ、コウモリ、カメレオンなど、幅広い生物が生息しているのが特徴です。保護区内に、レストランや宿泊施設のロッジ、博物館、動物観察用のトレイルなどの施設も完備されています。運がよければ、ロッジやレストランの周辺にワオキツネザルやベローシファカが寄ってくることもあるとか。モーニングやナイトのウォーキングサファリも人気で、原猿類を気分やスケジュールに応じてじっくりと観察できるのも、ここならではの魅力です。

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  • バオバブの木

    ムルンダヴァ

    ムルンダヴァ

    モザンビーク海峡に面した「ムルンダヴァ」は、マダガスカル中南西部に位置する都市です。ムルンダヴァは、児童文学の小説『星の王子さま』にも登場するバオバブの聖地として名をはせていて、樹齢700年以上と目される最古の「聖なるバオバブ」や、根元から分かれた2本の幹がシンボルの「双子のバオバブ」、絡み合う2本の木が仲睦まじい恋人のように見える「愛し合うバオバブ」など、ユニークなバオバブと出合えます。およそ1万2,500haもの広大な自然保護区「キリンディー森林保護区」、白い砂浜と青い海がコントラストを描く「ムルンダヴァビーチ」、ホテルやレストランなどが集まる「ヌシケリー」などのスポットも人気です。

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  • マダガスカル レミュールアイランドのブラウンキツネザル 2018/1

    レミュールアイランド

    レミュールアイランド

    私設のバコナ保護区の敷地内にある「レミュールアイランド」は、およそ9種類のキツネザルと70種類ほどの植物を間近で見学できる人工島。渡し船でアクセスする島には、ブラウンキツネザルやシロクロエリマキキツネザル、ワオキツネザルなどの珍しいキツネザルが放し飼いにされています。ガイドによる分かりやすい説明を聞きながら島内を巡れたり、人懐っこいサルにエサをあげたりなどの貴重な体験ができたりするのもおすすめポイント。アンタナナリボ市内から車で約30分という立地も好評で、遠方の自然保護区までわざわざ出かけることなく、マダガスカル固有の動植物と手軽に出合える観光スポットとしても人気を集めています。

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  • アンタナナリボ 2014/8

    女王宮(アンタナナリボ)

    アンタナナリボ

    「女王宮」は、マダガスカルの首都アンタナナリボ、アナラマンガの丘の上に建設された王宮です。王宮は、マダガスカルを最初に統一したメリナ王朝の女王ラナヴァルナ1世によって、1870年に建てられたもの。四隅の塔などフィレンツェの建築様式を取り入れた当時の王宮は、残念ながら1995年の火災によって多くが焼失してしまいました。「アンブヒマンガの丘の王領地」の一部として、マダガスカルで唯一の世界文化遺産に登録された現在では、建物が復元。建物内の見学が可能で、1階では家族の寝室や会議室、食堂などを、2階では女王の寝室と休憩室などをじっくりと鑑賞できます。当時使用されていたヨーロッパ風の調度品も必見です。

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  • ワニ イメージ

    クロック・ファーム

    アンタナナリボ

    「クロック・ファーム」は、イヴァト空港からアクセスのよい場所にある動植物公園です。「クロック」とはクロコダイルの略であり、6,000匹にも上るワニを飼育。湖を泳ぐワニや陸地でくつろぐワニなど、園内でのびのびと暮らすワニの姿を間近で眺められます。ワニとともに、世界最小のカメレオン、ヘビ、キツネザル、カメ、オウム、フォッサ、フクロウなど約80種の動物、豊富な植物や花も一緒に観賞できるのも特徴です。ワニ肉は淡白な味わいと鶏肉に似た食感が持ち味で、フライやガーリック炒めなどのワニ料理を味わえるガーデンレストランや、クロコダイルの皮を生かした製品が充実したお土産店も併設されています。

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アンタナナリボは、歴史と自然の両方を満喫できる魅力的な町です。この町で最も有名な文化スポットは女王宮。マダガスカルを初めて統一したメリナ王国時代の宮殿で、現在は博物館になっており、マダガスカルの歴史に触れられます。郊外には同じくメリナ王国の史跡であり、マダガスカル唯一の世界遺産であるアンブヒマンガの丘の王領地も。丘の上からはアンタナナリボの街並みが一望できます。アンタナナリボには動物と触れ合えるスポットも豊富です。ズーロジック・エ・ボタニーク・ド・タンバザザ公園では、マダガスカル固有の動植物に出合えます。少し足を延ばして、9種類のキツネザルを観察できるレミュールパークや、爬虫類の宝庫であるペイリエラス爬虫類保護区を訪れるのもおすすめです。

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バオバブ街道は、樹齢数千年のバオバブの木々が無数に立ち並び、壮大な景観を作り出すマダガスカル随一の観光スポットです。太く力強い幹から無数に伸びる細い枝が特徴的なバオバブは、『星の王子さま』に登場することでも知られています。バオバブ街道に生えているのは、最も背の高いアダンスニア・グランディディエリという種類で、何十mもの高さで空に向かってまっすぐ伸びるその姿は見ごたえがあります。特におすすめの時間帯は夕暮れ時。オレンジ色に染まる空とバオバブのユニークなシルエットが、幻想的なコントラストを生み出します。公共交通機関がないため、アクセスにはツアーやチャーター車の手配が必要ですが、その分、手つかずの自然と触れ合う貴重な体験が待っています。

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マダガスカル北部に位置する「アンカラナ特別保護区」は、およそ1億5000万年前ものカルスト地形が残る保護区。世界遺産である「ツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区」と同様に、先端がとがった石灰岩が点在する神秘的な光景が有名で、2023年に世界遺産「アンドレファナの乾燥林群」として拡大登録されました。全体的に乾燥したエリアであるため、植物は堅くトゲのある種類が、動物は木を掴んだり飛んだりして移動することから足の裏や手のひらが厚かったり尻尾や足が長かったりと独自の進化を遂げた動植物が多いのも特徴。サンフォードキツネザルやカンムリキツネザルなど、10種以上ものキツネザルの生息地としても知られています。

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マダガスカル中部、標高1,468mほどの「アンブヒマンガの丘」。マダガスカル語で「美しい丘」や「青い丘」を意味する丘は、15世紀から16世紀ごろにかけて島の統一を成し遂げたメリナ王国の王宮が置かれていた地であり、およそ2.5kmにもなる城壁や外堀、14もの門などの遺物も往時の名残をとどめています。王家の宮殿と霊廟などもあったことから、「王国の聖都」と称されていたのだとか。18世紀に首都がアンタナナリボに移った後は、女王の別荘が建設されています。2001年には世界文化遺産に登録されていて、博物館として公開。丘の斜面に広がる棚田とアンタナナリボの市街地が織り成す眺望や、頂上近くにある樹木園も見逃せません。

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マダガスカルの南部にある「イサロ国立公園」は、隣接する都市ラノイラを観光拠点とする国立公園です。公園内に、浸食により長い時間をかけて形成された砂岩の奇岩や岩山、渓谷などが続いていることから、「マダガスカルのグランドキャニオン」と称されることも。オアシスとして親しまれている森に、アカハラキツネサルやベローシファカ、ワオキツネザルなどの生き物が生息しています。豊かな自然に囲まれた公園での岩場からキャニオンまで歩くハイキングやトレッキングも人気。珍しい形をした植物や、蚊を食べる草など数多くの固有種を有する国立公園だけに、ガイドの詳しい説明を聞きながらの散策を満喫する人も少なくありません。

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マダガスカルの西部にある「キリンディー森林保護区」は、東京ドーム約26個分にあたる12,500haもの広大な森林が広がる保護区。敷地内にはレミューやキツネザル、カメ、ムササビ、カメレオン、フォッサ、鳥類、爬虫類など数多くの生き物が生息していて、周囲に背丈の低い木々が多いことから、野生動物を見つけやすいのが利点です。朝と日中と夜の1日3回ウォーキングサファリが開催されていて、日中のサファリであれば日帰り参加も可能ですが、朝と夜のツアーに参加する場合は宿泊が必要になりますので、ご注意を。ただ、夜のツアーでは夜行性のキツネザルなど日中では見られない姿を見られるとあって人気を集めています。

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「ツィンギ・デ・ベマラ厳正自然保護区」は、マダガスカル西部のカルスト台地が広がる自然保護区。1966年にマダガスカル政府による自然保護地域に選定された後、1990年に「アンドレファナの乾燥林群」として世界遺産に登録、1998年に国立公園へと格上げされています。数万年という長い歳月にわたる浸食によってナイフのように先端が鋭く削られた石灰岩がずらりと並んでいて、圧巻の光景に。マダガスカル語で「先の尖った」を表す「ツィンギ」を象徴するような独自の光景が、観光客を魅了してやみません。尖塔群や原生林には、キツネザルや昆虫などの固有種も生息していて、ガイドとともに往復4時間ほどかけて自然保護区をめぐるのも一興です。

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マダガスカルの北部、モザンビーク海峡に浮かぶ「ノシ・ベ」は、エメラルドグリーンに輝く海と白い砂浜、温暖な気候が魅力のビーチリゾート。マダガスカル最大のリゾート地でもあります。ダイビングやシュノーケリングをはじめとするマリンスポーツを一年中満喫できるのも、ヨーロッパをはじめとする世界各地の観光客に人気の理由です。透明度の高い海でアクティビティを楽しむもよし、ビーチで美しい夕日を眺めるもよし、色々な楽しみ方があります。甘い香りを放つバニラやイランイランの栽培が盛んなことから、「香料の島」の別名も。波が穏やかできれいな海に囲まれたノシ・ベは、「インド洋のタヒチ」とも称されています。

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マダガスカル南部にある「フォート・ドーファン」は、インド洋に突き出た半島の沿岸に位置する港町です。17世紀半ばに、フランス東インド会社が交易拠点を置いた場所でもありました。フォート・ドーファンは、フランス統治時代の名称であり、マダガスカル語の「タウランニャロ」の名前でも知られています。白い砂浜やインド洋などのきれいなビーチや緑あふれるアヌシ山脈、ロブスターをはじめとするシーフード料理などが人気で、ハイキングやサーフィンなどのアクティビティも盛ん。かわいいワオキツネザルと触れ合える「ベレンティ保護区」の拠点としても親しまれていて、保護区への観光がてら町に立ち寄る人も少なくありません。

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約1,000人のヴェズ族が暮らす「ベタニア漁村」は、ムルンダヴァからカヌーでマングローブを抜けたところにある村。新鮮な魚を市場で売ることで生活を営む漁村です。小学校やマングローブの枝や幹を生かした家、診療所、カトリック教会などが立つ村には、電気が通っていない上に水道もないため、村人は薪や炭をガス代わりに使い、オイルランプやろうそくでの明かり、共同の井戸でくんだ水で生活しています。丸太をくり抜いて手作りのカヌーを作ったり、井戸水で洗濯をしたりと、昔ながらの漁村の暮らしをうかがい知れます。丁寧な暮らしを受け継ぐ村を散策したり、マングローブに生息する生き物を見学したりするのもこの村での楽しみです。

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「ペリネ特別保護区」は、アンダシベマンタディア国立公園の近くに位置する保護区です。キツネザルやカメレオン、蝶、鳥、植物などが生息していて、ナイトウォーキングサファリではツリーフロッグをはじめとする夜行性の動物や昆虫を間近で観察できます。絶滅危惧種に指定されているキツネザルのアイアイや鳴き声が特徴的な原猿類で最も大きいキツネザルのインドリなど、11種というキツネザルの種類の多さも魅力。保護区を散策中に、キツネザルが観光客の肩に乗ってきたり、エサを持っている人に近づいてきたりすることも珍しくありません。雄大な自然の中でのびのびと暮らすマダガスカル固有種のキツネザルと触れ合いたい方におすすめです。

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フランス人オーナーが営む「ベレンティ保護区」は、マダガスカル南東部に位置する私設の自然保護区。およそ250haほどの敷地内に、ワオキツネザルやベローシファカ、爬虫類、カメ、コウモリ、カメレオンなど、幅広い生物が生息しているのが特徴です。保護区内に、レストランや宿泊施設のロッジ、博物館、動物観察用のトレイルなどの施設も完備されています。運がよければ、ロッジやレストランの周辺にワオキツネザルやベローシファカが寄ってくることもあるとか。モーニングやナイトのウォーキングサファリも人気で、原猿類を気分やスケジュールに応じてじっくりと観察できるのも、ここならではの魅力です。

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モザンビーク海峡に面した「ムルンダヴァ」は、マダガスカル中南西部に位置する都市です。ムルンダヴァは、児童文学の小説『星の王子さま』にも登場するバオバブの聖地として名をはせていて、樹齢700年以上と目される最古の「聖なるバオバブ」や、根元から分かれた2本の幹がシンボルの「双子のバオバブ」、絡み合う2本の木が仲睦まじい恋人のように見える「愛し合うバオバブ」など、ユニークなバオバブと出合えます。およそ1万2,500haもの広大な自然保護区「キリンディー森林保護区」、白い砂浜と青い海がコントラストを描く「ムルンダヴァビーチ」、ホテルやレストランなどが集まる「ヌシケリー」などのスポットも人気です。

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私設のバコナ保護区の敷地内にある「レミュールアイランド」は、およそ9種類のキツネザルと70種類ほどの植物を間近で見学できる人工島。渡し船でアクセスする島には、ブラウンキツネザルやシロクロエリマキキツネザル、ワオキツネザルなどの珍しいキツネザルが放し飼いにされています。ガイドによる分かりやすい説明を聞きながら島内を巡れたり、人懐っこいサルにエサをあげたりなどの貴重な体験ができたりするのもおすすめポイント。アンタナナリボ市内から車で約30分という立地も好評で、遠方の自然保護区までわざわざ出かけることなく、マダガスカル固有の動植物と手軽に出合える観光スポットとしても人気を集めています。

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「女王宮」は、マダガスカルの首都アンタナナリボ、アナラマンガの丘の上に建設された王宮です。王宮は、マダガスカルを最初に統一したメリナ王朝の女王ラナヴァルナ1世によって、1870年に建てられたもの。四隅の塔などフィレンツェの建築様式を取り入れた当時の王宮は、残念ながら1995年の火災によって多くが焼失してしまいました。「アンブヒマンガの丘の王領地」の一部として、マダガスカルで唯一の世界文化遺産に登録された現在では、建物が復元。建物内の見学が可能で、1階では家族の寝室や会議室、食堂などを、2階では女王の寝室と休憩室などをじっくりと鑑賞できます。当時使用されていたヨーロッパ風の調度品も必見です。

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「クロック・ファーム」は、イヴァト空港からアクセスのよい場所にある動植物公園です。「クロック」とはクロコダイルの略であり、6,000匹にも上るワニを飼育。湖を泳ぐワニや陸地でくつろぐワニなど、園内でのびのびと暮らすワニの姿を間近で眺められます。ワニとともに、世界最小のカメレオン、ヘビ、キツネザル、カメ、オウム、フォッサ、フクロウなど約80種の動物、豊富な植物や花も一緒に観賞できるのも特徴です。ワニ肉は淡白な味わいと鶏肉に似た食感が持ち味で、フライやガーリック炒めなどのワニ料理を味わえるガーデンレストランや、クロコダイルの皮を生かした製品が充実したお土産店も併設されています。

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マダガスカルのおすすめ情報

Information

グルメ

目玉焼きの乗ったマダガスカル風スパゲッティ「ミサウ」

ミサウ

日本のパスタと異なり、炒めたパスタにカレー粉を入れて味付けする麺料理。目玉焼きとあわせて食べることもあります。

マダガスカル料理 ロマザヴァ ビーフシチュー

ルマザーバ

マダガスカルの伝統的な朝食。お米を煮込んだお粥のような料理で、ココナッツミルクで炊くのが一般的。優しい味わいが特徴です。

マダガスカル料理

アクー

マダガスカルでよく見られる料理です。鶏肉を煮込んだ澄んだスープで、シンプルながら旨みが凝縮された一品です。

キャッサバの葉と米を使ったマダガスカル料理「ラビトゥトゥ」

ラヴィトゥトゥ

マダガスカルの郷土料理です。キャッサバの葉を細かく叩いて作り、豚肉と絡めて煮込むのが定番です。独特の食感が魅力です。

マダガスカル 観光 基本情報

Information
  • 概要
  • 旅の準備
  • 入国・出国
  • 現地情報

概要

アフリカ南東部沖に浮かぶ巨大な島国「マダガスカル」。未舗装の道路沿いに並ぶ、何世紀もの時を重ねた巨木「バオバブの並木道」が有名です。

  • 正式名称
    マダガスカル共和国 Republic of Madagascar
  • 首都
    アンタナナリボ
  • 人口
    2,961万人
  • 面積
    587,295km²
  • 人種・民族
    アフリカ大陸系、マレー系、部族は約18(メリナ、ベチレオ他)
  • 宗教
    キリスト教、伝統宗教、イスラム教
  • 言語
    マダガスカル語、フランス語(共に公用語)
  • 通貨
    アリアリ
  • 時差
    -6時間 日本が正午の場合、マダガスカルは午前6時

通貨・両替

通貨単位はマダガスカル・アリアリ。日本円からの両替はできないので、渡航後に空港などで両替しましょう。

  • 日本で
    日本国内では、日本円からアリアリへの両替ができませんのでご注意を。現地で両替しましょう。
  • 現地で
    空港や鉄道駅、ホテル、銀行、両替所、郵便局などで両替できます。
  • 現地の空港で
    比較的安全かつレートが低いので、空港に到着したら当座の両替をしておきましょう。
  • 現地の銀行で
    銀行の営業時間は月〜金曜の8時30分〜12時、13時〜17時ごろが一般的。土日祝は休業なので注意です。
  • 現地のホテルで
    急にお金が必要な時に便利。両替は少額ずつこまめに。
  • 外貨宅配
    外貨をあらかじめ指定の場所に届けてくれる便利なサービス。申込みは電話かウェブで。
  • 為替レート
    1マダガスカル・アリアリ=0.032円(2024年8月現在)

気候・服装

湾岸地域と高地地域によって大きく異なりますが、年間を通して最高気温が25度以上の日が多いです。また、乾季と雨季で服装が変わりますのでご注意ください。

  • 乾季
    5〜10月は冬にあたる時期で、雨はほとんど降りません。朝晩が冷え込みやすく、最低気温は10度を下回ることもあります。防寒対策をお忘れなく。
  • 雨季
    11月〜4月は夏にあたる時期です。1日中雨が降ることはありませんが、この時期に1年の雨のほとんどが降ります。蒸し暑いため、通気性の良い服装と上着の用意をおすすめします。

※平均気温、降水量:全て国土交通省 気象庁HP調べ

電圧・プラグ・荷造り・必需品

電圧が日本と異なりますが、240ボルトまで対応の電器製品であれば、変圧器を使わずそのまま使用可能です。デジカメや携帯電話の充電器などには、対応しているボルトが記載されているので確認しましょう。ただしプラグの形状は日本のものとは異なるので、変換プラグがあると良いでしょう。

  • 電圧
    127ボルト、220ボルト 50ヘルツ
  • プラグ
    • B3タイプ、Cタイプ
    • B3タイプ Cタイプ
  • 上手な荷造り
    かさばる衣類などは荷造り用の便利グッズを使って小さくまとめ、荷物は必要最小限に。帰りのおみやげ用のスペースも考えておきましょう。
  • 旅の必需品
    海外へ出るためにはパスポートとお金(現金・カード)が最低限必要。ツアーの場合は、最終日程表「旅のしおり」も必ず持参しましょう。

持っていくと便利

  • 電卓
    デノミネーション実施により、レート計算はしやすくなりましたが、値段の交渉などお買い物には必携アイテムです。
  • 上着
    夏はかなり暑くなりますが、朝晩は涼しいのでカーディガンや薄手のジャケットを一枚プラスしておくと安心です。
  • サングラス・
    帽子
    日差しの強い時期の遺跡観光、また地中海やエーゲ海などのリゾートには、サングラス、帽子などでしっかりUV対策を。
  • 常備薬
    旅先では気候の変化や疲れから体調を崩すこともよくあります。万一の場合に備え飲み慣れた薬を持参しましょう。
  • ティッシュ
    観光地以外のトイレには紙が備わっていないことが多いので、水に溶けるタイプのティッシュを持っていくと安心です。
  • 密閉式の小袋
    市場で買った惣菜や生鮮品をこれで密閉。ホテルや機内でも匂いが気になりません。

フライト・飛行時間

日本からマダガスカルへの直行便はありません。飛行機を1回または2回の乗り継ぎで、アジアとアフリカを経由するルートを利用するのが一般的です。

  • 直行便・経由便
    日本からは香港・ヨハネスブルグ、香港・アディスアベバなど、アジアとアフリカを経由するルートを利用するのが一般的です。またパリからアンタナナリボまでの直行便が就航しているので、ヨーロッパ経由のルートも選択できます。最短27時間50分のフライトです。選択するフライトによっては35時間ほどかかります。
  • 機内への持ち込み
    原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。テロ対策で厳しくなっているので、爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。液体は100ml以下の容器に移して透明な袋に入れましょう。

マダガスカルへの入国

日本国籍の方の場合は、60日以内の滞在であれば、到着空港で取得(料金は期間により異なる)することが可能です。

  • パスポート残存有効期限
    パスポートの残存期間は原則として入国時、6か月以上必要。旅行が決まったら必ず確認しておきましょう。
  • ビザの発給
    各国のマダガスカル大使館で取得可能なほか、入国時に空港でも取得可能です。
  • 入国カードとは?
    入国時は、旅券(パスポート)、入国カードおよび復路航空券の提示が必要です。
  • ※日本国籍の方が観光目的で短期入国する場合の条件です。
    ※この情報は2024年8月現在のものです。情報の更新には努めておりますが、ビザ・パスポートなどの情報は予告なく変更されることがございます。必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。
  • マダガスカル
    入国の流れ
    1. 1.入国審査空港に到着したら、まずは「IMMIGRATION(入国審査)」の表示のあるブースに並び、入国審査官にパスポートを提示します。
    2. 2.荷物の受け取り「BAGGAGE RECLAIM(手荷物受取所)」で航空機の便名を確認し、便名が表示されたターンテーブルに進みましょう。クレーム・タグと照合して自分の荷物を受け取ります。
    3. 3.税関観光目的で入国する場合はほとんどチェックされません。万一持ち込み制限を超える荷物がある場合は、申請しておきましょう。

マダガスカルから出国

時期によっては混雑する場合もあるので、余裕を持って空港へ。出発時刻の2時間前には到着するようにし、余ったアリアリの再両替を済ませましょう。

  • マダガスカル
    出国の流れ
    1. 1.搭乗手続き(チェックイン)
      入口で荷物のX線検査を受け、利用する航空会社のカウンターで航空券とパスポートを提示しチェックイン。荷物を預ける場合はクレーム・タグを受け取るのを忘れずに。
    2. 2.出国審査
      出国審査官に搭乗券とパスポートを提示します。審査は簡単で、特に難しい質問をされることもなく、出国スタンプが押されて戻ってきます。
    3. 3.手荷物検査
      係官に搭乗券を提示し、X線検査機で手荷物の検査を受けます。これで手続きは完了。出発まで免税店などで買い物もできます。

水事情

マダガスカルの水道水は飲まないほうが無難です。ミネラルウォーターを飲用するようにしましょう。

  • レストランや食堂では
    ミネラルウォーターを注文しましょう。レストランで注文するミネラルウォーターは有料ですが、安心して飲めます。
  • 観光にはミネラルウォーターを
    サファリなど炎天下での観光には、水分補給が欠かせません。ミネラルウォーターは必携です。
  • ミネラルウォーター(500ml)物価は?
    4,000アリアリほど。日本と同価格程度で入手可能です。

トイレ事情

ホテルのトイレもトイレットペーパーを流してはいけない場所もあるので、注意が必要です。カフェやレストラン利用時に小まめに用を足すのが良いと思います。

  • ティッシュペーパーを
    持参しよう
    大自然の中のサファリ・キャンプなどではトイレがないことも。必ずティッシュを持参しましょう。

郵便・電話・インターネット

携帯電話の国際ローミングが利用できます。機種によっては利用できない可能性があるので、事前チェックが必要です。

  • 郵便
      • 切手:切手は郵便局で。郵便局の営業時間は月〜金曜8時30分〜12時30分、13時30分〜17時30分。土曜・日曜・祝日は休業。主要郵便局は土日も営業しています。
      • ポスト:郵便、電話、電報を扱うトルコの郵便局はPTTと書かれた黄色の看板が目印。ポストも黄色で、PTTのマークが付いています。
  • 電話
    • 電話のかけ方:日本に直接ダイヤルする場合、国際電話識別番号(00)、日本の国番号(81)、市外局番から0をとった番号(東京なら3)、市内局番と相手の電話番号の順に入力します。
    • レンタル携帯:日本でふだん使用している携帯電話が、海外で使えない機種の場合は、日本から海外で使える携帯電話をレンタルしていきましょう。返却も簡単で便利です。
  • インターネット事情
    • 首都アンタナナリボなどの都市部は、ホテルやカフェなどでは基本的に無料でWi-Fiが使用できます。パスワードが必要な場合は、ホテルのフロントやお店のスタッフに確認すると良いでしょう。

トラブル・治安

マダガスカルは外務省から「十分注意してください」と危険情報が発出中。アンタナナリボなどの都市部では、街頭のゴミ箱や不審な荷物に近づかないようにしましょう。

  • スリ・ひったくり
    観光地や市場などでは、スリやひったくりが多発しており、市場やバス待合所など多くの人で混み合う場所では、十分な注意が必要です。
  • パスポート(旅券)の紛失
    最寄りの警察署で紛失証明書を発行してもらい、最も近い都市の日本大使館か領事館で再発給の申請、発給を受けなくてはなりません。
  • トラブルに巻き込まれたら?
    万一トラブルに巻き込まれた時の警察への緊急電話は117。万一、ホテルで盗難などの被害に遭ったらフロントから警察を呼んでもらいましょう。
  • 海外旅行保険に入って行こう
    いくら注意していても、アクシデントやトラブルに巻き込まれることが海外では起こります。自分だけは安心と思わずに、万一の場合に補償が受けられる海外旅行保険に入っておきましょう。

マナー

マダガスカルの人々は控えめですが、オープンで優しくその行動スタイルはアジアの気質に近いと言われています。適度な距離感を保ち礼節ある行動を心がけましょう。

  • チップ
    マダガスカルには、チップを渡す習慣があり、ポーターやドアマンなどには500アリアリ程度、レストランではサービス料が含まれていない場合、お会計時の10%程度が基本となります。
  • 喫煙
    屋外にはところどころ灰皿が設置してあり喫煙が可能ですが、駅、空港、レストランなどの公共の場は禁煙です。
  • 写真撮影
    大統領府、首相府、空港、港湾、治安機関等政府関連施設等の撮影は禁止です。マダガスカル国旗を掲げた建物も政府関連施設ですので撮影は避けましょう。王族の墳墓等についても撮影は禁止です。
  • 酒席のマナー
    マダガスカルでは、田舎ではお酒を外で飲むことはあまり良く見られません。節度ある行動を心がけましょう。

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