モロッコ観光におすすめの名所&人気のスポットランキングモロッコ観光ガイド

シャウエンシャウエン
アイトベンハッドゥアイトベンハッドゥ
サハラ砂漠サハラ砂漠

多様な文化が融合するモロッコ。マラケシュの迷宮のような旧市街や、フェズの歴史的な街並みは圧巻です。サハラ砂漠ではラクダに乗って幻想的な砂丘の旅を。タジン料理やクスクスなど、香り豊かな郷土料理も魅力的な、モロッコ観光のおすすめスポットやグルメを紹介します。

モロッコ観光マップ

Map

モロッコのおすすめ観光スポット総合ランキング

Ranking
1
シャウエン 街並み

シャウエン

青い街並みが人気のシャウエン。昼間の散策だけでなく夜景もおすすめです。高台にあるスペインモスクからは幻想的な景色を眺められます。

2
フェズ スーク 市場 街並み

フェズ

イスラム王朝の古都であったフェズ。旧市街は迷宮都市と呼ばれるほど複雑な街並みです。緻密なモザイクアートが施されたブー・ジュルード門は見逃せません。

3
アイト・ベン・ハッドゥ

アイト・ベン・ハッドゥ

日干しレンガで造られた建物が密集する要塞型の集落。集落内は迷路のように入り組んでいます。映画のロケ地としても知られています。

4
モロッコの街角 マラケシュ

マラケシュ

ジャマ・エル・フナ広場・クトゥビアの塔・バヒア宮殿など見どころが満載の観光地。宗教施設や歴史的建造物の見学の他に、市場の散策も楽しめます。

5
ラバト ハッサンの塔

ラバト

モロッコの首都で洗練された印象の街です。ハッサンの塔・ムハンマド5世の霊廟・アンダルシ庭園が見どころです。

6
トドラ渓谷

トドラ渓谷

圧倒されるほどの岩壁が24kmほど続く渓谷です。この岩壁でロッククライミングもできます。この地でノマド生活を送る現地の人々の様子も見られます。

7
サハラ砂漠 メルズーガ

メルズーガ

サハラ砂漠の入り口にある大きな砂丘です。ラクダに乗って砂漠の風景を楽しんだり、夜は星空を鑑賞したりするのもおすすめ。テント泊の設備は整っています。

モロッコおすすめツアー

モロッコのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • フェズ スーク 市場 街並み

    フェズ

    フェズ

    モロッコ文化の中心地といえる街。随所に見られるモザイクタイルや印象的なアーチの建築物が魅力の「旧市街」は、ぜひ訪れたいスポットです。迷路のように入り組んだ街に一歩足を踏み入れれば、タイムスリップしたかのような感覚を味わえるでしょう。旧市街の入り口に位置する「ブー・ジュルード門」は、美しい青と緑のタイルで多くの観光客を魅了し、とくにライトアップされた夜景は見逃せません。イスラム美術が好きな人にはたまらない「ブー イナニア マドラサ(神学校)」では、緻密な壁面の彫刻が鑑賞できます。またお土産選びに最適な「アッタリーンスーク(商店街)」では、スパイスや織物など多種多様な商品が並びます。

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  • ラバト ハッサンの塔

    ラバト

    ラバト

    モロッコの首都ラバトには、モロッコ建国の父・ムハンマド5世が眠る「ムハンマド5世廟」があり、壁や床一面に施された精巧なイスラム装飾を鑑賞できます。同じ敷地内にある「ハッサン塔」は、世界最大のモスクと世界最高峰のミナレットとなる予定でしたが、当時の権力者の死により未完のままです。それでも現存する高さ44m(予定では88m)の塔は、見応えがあります。壮大な夢の跡を訪れ、歴史のロマンに浸ってみましょう。そのほかモロッコの風情を感じながらショッピングが楽しめる「旧市街」や近代的な建築物が並ぶ「新市街」は、ともに世界遺産で、名物料理のタジン鍋やクスクスなどが楽しめるレストランやカフェが点在しています。

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  • アイト・ベン・ハッドゥ

    アイト・ベン・ハッドゥ

    アイト・ベン・ハッドゥ

    アイト・ベン・ハッドゥは、『グラディエーター』や『ゲーム・オブ・スローンズ』など、数々の映画やドラマのロケ地として有名な場所です。中世の戦いを描いた作品が好きな方なら、一度は目にしたことがあるかもしれません。粘土や日干しレンガで造られた素朴な家々が丘に密集し、非常にフォトジェニックなスポットです。アラブ諸国には「カスバ」と呼ばれる強固な建物によって城塞化した村が点在し、このアイト・ベン・ハッドゥもその一つです。敵の侵入を防ぐため、城門は一カ所のみで、道は迷路のように入り組んでいます。また、丘の上には食糧庫もあり、塔の壁には射撃用の窓も。赤茶色で統一された町に夕日が落ちる時間は、まさに息を呑む美しさです。

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  • モロッコの街角 マラケシュ

    マラケシュ

    マラケシュ

    「神の国」を意味するマラケシュは、かつて王都として栄えた歴史ある町です。まずはメディナと呼ばれる旧市街の中心、ジャマ・エル・フナ広場を訪れてみましょう。大道芸人や屋台でまるでお祭りのような雰囲気のなか、タジン鍋などの地元の料理が気軽に楽しめます。広場の北側には、スークと呼ばれる市場が広がり、お土産はこちらで購入するのがおすすめ。値段がついていないため、値段交渉が必要ですが、それも旅の醍醐味です。クトゥビアの塔や神学校など、ため息をつくほど美しいアラブ建築物が数多く点在し、少し足を延ばせば、イヴ・サンローランの別荘、マジョレル庭園も。マラケシュは町全体が世界遺産に登録されているほど、見どころ満載のスポットです。

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  • サハラ砂漠 メルズーガ

    メルズーガ

    エルファード

    メルズーガ大砂丘は、アフリカ大陸の3分の1を占める広大なサハラ砂漠の入り口部分にある大砂丘です。モロッコの中では隣国アルジェリアとの国境を沿うように広がる秘境エリアに位置し、モロッコ観光のメッカとしても知られている場所です。ラクダの背に乗って砂漠を探検できるツアーや砂漠での生活を体験できるキャンプなどのアクティビティは大人気で、世界中から観光客が集まります。また、時間の経過と共に刻々と表情を変える風景は必見で、日が昇る時刻は一面が真っ赤に、日中はオレンジ色に、日没後は天然のプラネタリウムにと、さまざまな絶景を楽しめるのも人気を集める魅力の一つ。砂漠の持つ美しさを全身で体感できます。

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  • トドラ渓谷

    トドラ渓谷

    ティネリール

    モロッコの景勝地として知られるトドラ渓谷は、観光客のみならず地元の人からも人気の高い場所です。アトラス山脈から流れ来るトドラ川が作り出したという渓谷で、川の両側には、ほぼ垂直に切り立った岩壁が約40kmほど続いています。大迫力の断崖絶壁は、一番高い所で160mにも及ぶのだそう。モロッコのグランドキャニオンと称されるのも頷ける景観で、観光に訪れる人が後を絶ちません。ロッククライミングの聖地ともいわれ、実際に切り立った崖を登る人の姿も。渓谷には遊歩道が整備され、土産物屋やホテルなどもあるため、観光スポットとしても安心して訪れることが可能です。遊歩道の脇道から高台へ登れる場所もあり、上から眺めるトドラ川の眺めも絶景と人気を集めています。

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  • フェズ ブージュールド門

    ブー・ジュルード門

    フェズ

    ブー・ジュルード門は、フェズの旧市街地を観光する際の起点となる場所。フェズに設置されている門の中では最大の大きさで、外観の美しさを一目見ようと、多くの観光客が集います。大小三つのアーチを持つ他には類を見ない造りで、壁面の装飾は特に目を見張るものがあります。門の表面は青を基調、裏面は緑を基調としたタイル張りで、繊細な幾何学模様が描かれており、技術の高さを感じる壮大な装飾です。夜になるとライトアップされ、昼間とは異なる神秘的なブー・ジュルード門の姿を見ることが可能です。門をくぐるとその向こうは、路地が入り組んだ迷路のような市街地。人々の息遣いをすぐそばで感じる、世界遺産登録の街が広がっています。

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  • ハッサン2世モスク

    ハッサン2世モスク

    カサブランカ

    モロッコ経済の中心地であるカサブランカにあるハッサン2世モスクは、モロッコにあるモスクの中でも唯一異教徒も自由に見学できる、国内最大のモスクです。1986年当時、国王だったハッサン2世が北アフリカを代表するようなモスクを所望し、北アフリカ全土から選りすぐりの職人たちを集め、8年間の月日をかけて建設。1993年に完成しました。内部は2万5,000人もの人を収容できる広さを誇り、繊細なタイル細工、幾何学模様の彫りなど、美しい装飾が施されています。また世界最大級の大きさを誇る全長200mのミナレット(尖塔)もあり、見どころに欠くことはありません。内部に入るには通常のモスク同様、服装等にルールがあるので注意が必要です。

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  • ジャマ・エル・フナ広場

    ジャマ・エル・フナ広場

    マラケシュ

    ジャマ・エル・フナ広場は、モロッコの首都マラケシュの旧市街地にある広場で、モロッコ観光の人気スポットの一つともなっている場所です夕方頃になると、屋台の機材を持った人々が集まり始め、広場はあっという間に巨大な市場に早変わり。モロッコグルメを味わえる屋台や土産物屋が立ち並び、ヘビ使いなどの大道芸人や演奏家も現れ、賑わいの場となります。ジャマ・エル・フナ広場で特に有名なのが、マラケシュの特産品であるオレンジを使った搾りたてのオレンジジュース。甘味がありおいしいと評判で、人気を集めています。ジャマ・エル・フナ広場は、観光客だけでなく地元の人にとっても特別な場所。モロッコの暮らしを肌身で感じられます。

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  • ヴォルビリス 遺跡

    ヴォルビリス遺跡

    ヴォルビリス

    ヴォルビリス遺跡は、紀元前後のローマ時代にモロッコの北部で栄えた農業都市があった場所。古代ローマ都市の様子がとても良い状態で残されていることから、ユネスコの世界遺産にも登録されています。約2.3kmにも及ぶ城壁に囲まれた都市部は、約40haの広さがあり、モロッコに現存する遺跡の中でも最大の大きさを誇ります。ヴォルビリス遺跡の中でも特に必見なのは、あちらこちらに見られる美しいモザイクタイル。人や動物などさまざまなモチーフが描かれ、その技術力の高さに驚かされます。また、カラカラ帝時代に造られたという凱旋門や神殿、公衆浴場跡も必見。当時の様子が伝わるような良い状態で残されており、古代の人々の暮らしを感じられるでしょう。

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  • マジョレル庭園

    マジョレル庭園

    マラケシュ

    イヴ・サンローランが愛したといわれるマジョレル庭園は、マラケシュ観光の人気スポットとしても知られる場所です。モロッコのガイドブックでも必ず掲載されており、世界中から観光客が集まります。青と黄色を基調としたモロッコらしい色鮮やかな庭園には、この庭を造った庭園家ジャックマジョレルの好みが反映された植物が所狭しと植えられており、美しい光景を作り出しています。マジョレル庭園にある植物は世界中から集められたものだそうですが、特に目を引くのは多様な形のサボテン類。砂漠気候の国に来たことを感じさせてくれます。マジョレル庭園に併設するようにある、イヴ・サンローラン美術館やベルベル博物館も必見。マジョレル庭園と併せて楽しみたいところです。

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  • エッサウィラ モロッコの陶器

    エッサウィラ

    エッサウィラ

    モロッコ南西部の沿岸部にあるエッサウィラは、街全体が世界遺産として登録されている人気観光スポットの一つです。ぐるりと城壁に囲まれた500m四方の小さな街ですが、青い海と白い建物のコントラストが非常に美しく、海外ドラマのロケ地として使用されたことでも有名です。モロッコらしいカフェやレストラン、土産物屋が並び、観光客も絶えませんが、一歩細い路地に入るとエッサウィラの街で暮らす人々の生活音や談笑する声が聞こえ、異国の暮らしを間近で感じられるでしょう。また、港町・芸術の街としても知られており、港や魚市場がある他、芸術家のアトリエや壁に描かれたアートが多いのも特徴。マラケシュ方面へ訪れるならぜひ立ち寄りたい場所です。

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  • モロッコ バヒア宮殿 ハーレムの中庭 バイア宮殿

    バヒア宮殿

    マラケシュ

    19世紀後半に大宰相を務めていた「シ・ムサ」の私邸として建てられたというバヒア宮殿。4人の妃と24人の側室たちを住まわせていた場所で、その豪華さは、芸術性の高さで知られているスペインのアルハンブラ宮殿に並ぶほどだそうです。繊細な装飾が施された門をくぐると、緑豊かな広い庭園が広がり、その奥に妃や側室たちが住み暮らした絢爛豪華な建物があります。建物内部には、モロッコ建築でよく見られる幾何学模様のモザイクタイル装飾(ゼリージュ)や色鮮やかなステンドグラス、シダーウッドに花などの細密画を施した天井壁画やレースのような石膏細工など、モロッコ建築の集大成と言っても過言ではないほどの華やかな装飾が施されています。

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  • ブー・イナーニーヤ・マドラサ 2018/10

    ブー イナニア マドラサ

    フェズ

    フェズの街で最も古い神学校(マドラサ)といわれるブー イナニア マドラサ。14世紀当時、王を務めていたブー・イナニア王により建てられ1357年に完成しました。学び場としてだけでなく学生たちの寄宿舎としての役割も果たしていた建物で、現在でも礼拝などに使用されています。建物内部の装飾が美しいことでも有名で、中庭広場に敷き詰められた大理石や繊細なイスラム調のタイル装飾は一見の価値あり。世界遺産にも登録されています。実はこの場所、かつてはゴミ捨て場だったのだそう。身分の低い女性を妻にしたことをとがめられないよう、誰も近づかない場所を美しい場所に変えるなど、庶民や家臣に認めてもらうための努力の一つとして、この場所を造ったといわれています。

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  • ティトゥアン旧市街 テトゥアン 町並み 世界遺産 2009年

    テトゥアン

    テトゥアン

    地中海に面するテトゥアンは、ユネスコの世界遺産にも登録される美しい街。西洋とイスラムの文化融合がみられ、異国情緒が漂います。5kmに渡る城壁に囲まれた旧市街地(メディナ)には、白い壁の家が多数立ち並ぶことから「白い鳩」と呼ばれることも。テトゥアンは、14世紀ごろに侵攻してきたスペインにより一度破壊されましたが、15世紀に入り、イベリア半島から追われたイスラム教徒やユダヤ教徒、貴族の末裔が街に城壁を築き再建。外敵からの影響を防ぐため、城壁に造られた七つの門は毎夜閉ざされていたのだそうです。城塞都市らしく、街の内部は細い路地が迷路のように入り組んでおり、飲食店から土産物屋までさまざまな店がひしめき合い、賑わいを見せています。

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  • モハメッド5世広場 ムハンマド5世広場 カサブランカ

    ムハンマド5世広場

    カサブランカ

    カサブランカの中心地にあるムハンマド5世広場は、モロッコ経済の中心地とも言える場所。広場自体はあまり大きくありませんが、周囲には市庁舎・裁判所・郵便局といった暮らしに欠かせない施設がある他、ホテル・レストラン・劇場など日々に彩りを添える施設も立ち並んでいます。スペイン建築とアールデコの建築様式を取り入れたモダンなデザインの建物が多く、洗練された雰囲気。広場の中心部には噴水もあり、周囲の美しい都市風景を眺めつつ、憩いのひと時を過ごせるでしょう。観光客に向けた土産物屋などはありませんが、マラケシュの街などでも見かける派手な衣装を着た水売りのおじさんがおり、一緒に記念撮影をして楽しめます。

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  • ムーレイ・イスマイル廟 ミラ・ハーブの間

    ムーレイ・イスマイル廟

    メクネス

    ムーレイ・イスマイル廟は、17世紀〜18世紀にかけて、当時のアラウィー朝で王の座についていた、ムーレイ・イスマイルとその妻、そして息子のために造られたという廟墓です。街全体が世界遺産として知られるメクネスの中にあり、近くにあるマンスール門と併せて人気の観光スポットとなっています。イスラム文化の最高傑作ともいわれる建物内部は、とても美しく彩り豊かで、繊細なモザイク模様や漆喰彫刻は目を見張るものがあります。一番奥の部屋にはムーレイ・イスマイルが眠っており、中に入ることはできませんが、隣にある礼拝の部屋から見学が可能。非ムスリムでも中に入ることが可能な貴重な廟でもあるため、メクネスに訪れたら忘れずに立ち寄りたいスポットです。

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  • シャウエン 街並み

    シャウエン

    シャウエン

    青く彩られた壁に、不思議な形の扉。まるでおとぎの世界のような街並みが広がるシャウエン。一説にはユダヤ教徒がこの地に移住してきたとき、ユダヤ教で天空や神などを象徴する神聖な色として青く塗られたのだと言われています。「ジュラバ」というまるで魔法使いのようなトンガリ帽子の民族衣装が、ますます異空間へ迷い込んだ気分をかきたてます。青い街並みだけではなく、スペインのアンダルシア地方の建築様式やイスラムで多用される柄や細工が施されている建物が点在しており、異文化が入り混じって形成されている街並みも見どころのひとつであると言えます。

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モロッコ文化の中心地といえる街。随所に見られるモザイクタイルや印象的なアーチの建築物が魅力の「旧市街」は、ぜひ訪れたいスポットです。迷路のように入り組んだ街に一歩足を踏み入れれば、タイムスリップしたかのような感覚を味わえるでしょう。旧市街の入り口に位置する「ブー・ジュルード門」は、美しい青と緑のタイルで多くの観光客を魅了し、とくにライトアップされた夜景は見逃せません。イスラム美術が好きな人にはたまらない「ブー イナニア マドラサ(神学校)」では、緻密な壁面の彫刻が鑑賞できます。またお土産選びに最適な「アッタリーンスーク(商店街)」では、スパイスや織物など多種多様な商品が並びます。

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モロッコの首都ラバトには、モロッコ建国の父・ムハンマド5世が眠る「ムハンマド5世廟」があり、壁や床一面に施された精巧なイスラム装飾を鑑賞できます。同じ敷地内にある「ハッサン塔」は、世界最大のモスクと世界最高峰のミナレットとなる予定でしたが、当時の権力者の死により未完のままです。それでも現存する高さ44m(予定では88m)の塔は、見応えがあります。壮大な夢の跡を訪れ、歴史のロマンに浸ってみましょう。そのほかモロッコの風情を感じながらショッピングが楽しめる「旧市街」や近代的な建築物が並ぶ「新市街」は、ともに世界遺産で、名物料理のタジン鍋やクスクスなどが楽しめるレストランやカフェが点在しています。

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アイト・ベン・ハッドゥは、『グラディエーター』や『ゲーム・オブ・スローンズ』など、数々の映画やドラマのロケ地として有名な場所です。中世の戦いを描いた作品が好きな方なら、一度は目にしたことがあるかもしれません。粘土や日干しレンガで造られた素朴な家々が丘に密集し、非常にフォトジェニックなスポットです。アラブ諸国には「カスバ」と呼ばれる強固な建物によって城塞化した村が点在し、このアイト・ベン・ハッドゥもその一つです。敵の侵入を防ぐため、城門は一カ所のみで、道は迷路のように入り組んでいます。また、丘の上には食糧庫もあり、塔の壁には射撃用の窓も。赤茶色で統一された町に夕日が落ちる時間は、まさに息を呑む美しさです。

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「神の国」を意味するマラケシュは、かつて王都として栄えた歴史ある町です。まずはメディナと呼ばれる旧市街の中心、ジャマ・エル・フナ広場を訪れてみましょう。大道芸人や屋台でまるでお祭りのような雰囲気のなか、タジン鍋などの地元の料理が気軽に楽しめます。広場の北側には、スークと呼ばれる市場が広がり、お土産はこちらで購入するのがおすすめ。値段がついていないため、値段交渉が必要ですが、それも旅の醍醐味です。クトゥビアの塔や神学校など、ため息をつくほど美しいアラブ建築物が数多く点在し、少し足を延ばせば、イヴ・サンローランの別荘、マジョレル庭園も。マラケシュは町全体が世界遺産に登録されているほど、見どころ満載のスポットです。

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メルズーガ大砂丘は、アフリカ大陸の3分の1を占める広大なサハラ砂漠の入り口部分にある大砂丘です。モロッコの中では隣国アルジェリアとの国境を沿うように広がる秘境エリアに位置し、モロッコ観光のメッカとしても知られている場所です。ラクダの背に乗って砂漠を探検できるツアーや砂漠での生活を体験できるキャンプなどのアクティビティは大人気で、世界中から観光客が集まります。また、時間の経過と共に刻々と表情を変える風景は必見で、日が昇る時刻は一面が真っ赤に、日中はオレンジ色に、日没後は天然のプラネタリウムにと、さまざまな絶景を楽しめるのも人気を集める魅力の一つ。砂漠の持つ美しさを全身で体感できます。

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モロッコの景勝地として知られるトドラ渓谷は、観光客のみならず地元の人からも人気の高い場所です。アトラス山脈から流れ来るトドラ川が作り出したという渓谷で、川の両側には、ほぼ垂直に切り立った岩壁が約40kmほど続いています。大迫力の断崖絶壁は、一番高い所で160mにも及ぶのだそう。モロッコのグランドキャニオンと称されるのも頷ける景観で、観光に訪れる人が後を絶ちません。ロッククライミングの聖地ともいわれ、実際に切り立った崖を登る人の姿も。渓谷には遊歩道が整備され、土産物屋やホテルなどもあるため、観光スポットとしても安心して訪れることが可能です。遊歩道の脇道から高台へ登れる場所もあり、上から眺めるトドラ川の眺めも絶景と人気を集めています。

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ブー・ジュルード門は、フェズの旧市街地を観光する際の起点となる場所。フェズに設置されている門の中では最大の大きさで、外観の美しさを一目見ようと、多くの観光客が集います。大小三つのアーチを持つ他には類を見ない造りで、壁面の装飾は特に目を見張るものがあります。門の表面は青を基調、裏面は緑を基調としたタイル張りで、繊細な幾何学模様が描かれており、技術の高さを感じる壮大な装飾です。夜になるとライトアップされ、昼間とは異なる神秘的なブー・ジュルード門の姿を見ることが可能です。門をくぐるとその向こうは、路地が入り組んだ迷路のような市街地。人々の息遣いをすぐそばで感じる、世界遺産登録の街が広がっています。

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モロッコ経済の中心地であるカサブランカにあるハッサン2世モスクは、モロッコにあるモスクの中でも唯一異教徒も自由に見学できる、国内最大のモスクです。1986年当時、国王だったハッサン2世が北アフリカを代表するようなモスクを所望し、北アフリカ全土から選りすぐりの職人たちを集め、8年間の月日をかけて建設。1993年に完成しました。内部は2万5,000人もの人を収容できる広さを誇り、繊細なタイル細工、幾何学模様の彫りなど、美しい装飾が施されています。また世界最大級の大きさを誇る全長200mのミナレット(尖塔)もあり、見どころに欠くことはありません。内部に入るには通常のモスク同様、服装等にルールがあるので注意が必要です。

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ジャマ・エル・フナ広場は、モロッコの首都マラケシュの旧市街地にある広場で、モロッコ観光の人気スポットの一つともなっている場所です夕方頃になると、屋台の機材を持った人々が集まり始め、広場はあっという間に巨大な市場に早変わり。モロッコグルメを味わえる屋台や土産物屋が立ち並び、ヘビ使いなどの大道芸人や演奏家も現れ、賑わいの場となります。ジャマ・エル・フナ広場で特に有名なのが、マラケシュの特産品であるオレンジを使った搾りたてのオレンジジュース。甘味がありおいしいと評判で、人気を集めています。ジャマ・エル・フナ広場は、観光客だけでなく地元の人にとっても特別な場所。モロッコの暮らしを肌身で感じられます。

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ヴォルビリス遺跡は、紀元前後のローマ時代にモロッコの北部で栄えた農業都市があった場所。古代ローマ都市の様子がとても良い状態で残されていることから、ユネスコの世界遺産にも登録されています。約2.3kmにも及ぶ城壁に囲まれた都市部は、約40haの広さがあり、モロッコに現存する遺跡の中でも最大の大きさを誇ります。ヴォルビリス遺跡の中でも特に必見なのは、あちらこちらに見られる美しいモザイクタイル。人や動物などさまざまなモチーフが描かれ、その技術力の高さに驚かされます。また、カラカラ帝時代に造られたという凱旋門や神殿、公衆浴場跡も必見。当時の様子が伝わるような良い状態で残されており、古代の人々の暮らしを感じられるでしょう。

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イヴ・サンローランが愛したといわれるマジョレル庭園は、マラケシュ観光の人気スポットとしても知られる場所です。モロッコのガイドブックでも必ず掲載されており、世界中から観光客が集まります。青と黄色を基調としたモロッコらしい色鮮やかな庭園には、この庭を造った庭園家ジャックマジョレルの好みが反映された植物が所狭しと植えられており、美しい光景を作り出しています。マジョレル庭園にある植物は世界中から集められたものだそうですが、特に目を引くのは多様な形のサボテン類。砂漠気候の国に来たことを感じさせてくれます。マジョレル庭園に併設するようにある、イヴ・サンローラン美術館やベルベル博物館も必見。マジョレル庭園と併せて楽しみたいところです。

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モロッコ南西部の沿岸部にあるエッサウィラは、街全体が世界遺産として登録されている人気観光スポットの一つです。ぐるりと城壁に囲まれた500m四方の小さな街ですが、青い海と白い建物のコントラストが非常に美しく、海外ドラマのロケ地として使用されたことでも有名です。モロッコらしいカフェやレストラン、土産物屋が並び、観光客も絶えませんが、一歩細い路地に入るとエッサウィラの街で暮らす人々の生活音や談笑する声が聞こえ、異国の暮らしを間近で感じられるでしょう。また、港町・芸術の街としても知られており、港や魚市場がある他、芸術家のアトリエや壁に描かれたアートが多いのも特徴。マラケシュ方面へ訪れるならぜひ立ち寄りたい場所です。

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19世紀後半に大宰相を務めていた「シ・ムサ」の私邸として建てられたというバヒア宮殿。4人の妃と24人の側室たちを住まわせていた場所で、その豪華さは、芸術性の高さで知られているスペインのアルハンブラ宮殿に並ぶほどだそうです。繊細な装飾が施された門をくぐると、緑豊かな広い庭園が広がり、その奥に妃や側室たちが住み暮らした絢爛豪華な建物があります。建物内部には、モロッコ建築でよく見られる幾何学模様のモザイクタイル装飾(ゼリージュ)や色鮮やかなステンドグラス、シダーウッドに花などの細密画を施した天井壁画やレースのような石膏細工など、モロッコ建築の集大成と言っても過言ではないほどの華やかな装飾が施されています。

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フェズの街で最も古い神学校(マドラサ)といわれるブー イナニア マドラサ。14世紀当時、王を務めていたブー・イナニア王により建てられ1357年に完成しました。学び場としてだけでなく学生たちの寄宿舎としての役割も果たしていた建物で、現在でも礼拝などに使用されています。建物内部の装飾が美しいことでも有名で、中庭広場に敷き詰められた大理石や繊細なイスラム調のタイル装飾は一見の価値あり。世界遺産にも登録されています。実はこの場所、かつてはゴミ捨て場だったのだそう。身分の低い女性を妻にしたことをとがめられないよう、誰も近づかない場所を美しい場所に変えるなど、庶民や家臣に認めてもらうための努力の一つとして、この場所を造ったといわれています。

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地中海に面するテトゥアンは、ユネスコの世界遺産にも登録される美しい街。西洋とイスラムの文化融合がみられ、異国情緒が漂います。5kmに渡る城壁に囲まれた旧市街地(メディナ)には、白い壁の家が多数立ち並ぶことから「白い鳩」と呼ばれることも。テトゥアンは、14世紀ごろに侵攻してきたスペインにより一度破壊されましたが、15世紀に入り、イベリア半島から追われたイスラム教徒やユダヤ教徒、貴族の末裔が街に城壁を築き再建。外敵からの影響を防ぐため、城壁に造られた七つの門は毎夜閉ざされていたのだそうです。城塞都市らしく、街の内部は細い路地が迷路のように入り組んでおり、飲食店から土産物屋までさまざまな店がひしめき合い、賑わいを見せています。

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カサブランカの中心地にあるムハンマド5世広場は、モロッコ経済の中心地とも言える場所。広場自体はあまり大きくありませんが、周囲には市庁舎・裁判所・郵便局といった暮らしに欠かせない施設がある他、ホテル・レストラン・劇場など日々に彩りを添える施設も立ち並んでいます。スペイン建築とアールデコの建築様式を取り入れたモダンなデザインの建物が多く、洗練された雰囲気。広場の中心部には噴水もあり、周囲の美しい都市風景を眺めつつ、憩いのひと時を過ごせるでしょう。観光客に向けた土産物屋などはありませんが、マラケシュの街などでも見かける派手な衣装を着た水売りのおじさんがおり、一緒に記念撮影をして楽しめます。

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ムーレイ・イスマイル廟は、17世紀〜18世紀にかけて、当時のアラウィー朝で王の座についていた、ムーレイ・イスマイルとその妻、そして息子のために造られたという廟墓です。街全体が世界遺産として知られるメクネスの中にあり、近くにあるマンスール門と併せて人気の観光スポットとなっています。イスラム文化の最高傑作ともいわれる建物内部は、とても美しく彩り豊かで、繊細なモザイク模様や漆喰彫刻は目を見張るものがあります。一番奥の部屋にはムーレイ・イスマイルが眠っており、中に入ることはできませんが、隣にある礼拝の部屋から見学が可能。非ムスリムでも中に入ることが可能な貴重な廟でもあるため、メクネスに訪れたら忘れずに立ち寄りたいスポットです。

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青く彩られた壁に、不思議な形の扉。まるでおとぎの世界のような街並みが広がるシャウエン。一説にはユダヤ教徒がこの地に移住してきたとき、ユダヤ教で天空や神などを象徴する神聖な色として青く塗られたのだと言われています。「ジュラバ」というまるで魔法使いのようなトンガリ帽子の民族衣装が、ますます異空間へ迷い込んだ気分をかきたてます。青い街並みだけではなく、スペインのアンダルシア地方の建築様式やイスラムで多用される柄や細工が施されている建物が点在しており、異文化が入り混じって形成されている街並みも見どころのひとつであると言えます。

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モロッコのおすすめ情報

Information

グルメ

タジン鍋 料理 イメージ

タジン鍋

モロッコの代表的な調理法。円錐形の蓋が特徴的な土鍋で、肉や野菜をスパイスと一緒にじっくり煮込みます。香り豊かな料理です。

ハリラスープ

ハリラ

モロッコの栄養価の高いスープです。トマトベースに豆類やパスタが入っています。ラマダン明けの食事としてよく食べられます。

クスクス

クスクス

北アフリカの主食の一つです。セモリナ粉を蒸して作った粒状の食べ物で、モロッコでも野菜や肉のシチューと一緒に楽しまれます。

モロッコ パン

ホブス

モロッコの伝統的なパンです。円形で平たい形状が特徴で、タジンやスープの付け合わせとして欠かせない存在です。

モロッコ 観光 基本情報

Information
  • 概要
  • 旅の準備
  • 入国・出国
  • 現地情報

概要

ジブラルタル海峡を挟んでスペインと向き合い、南部にはサハラ砂漠が広がり、ヨーロッパ、アフリカ、アラブ、ベルベル、様々な文化が混在するアフリカ大陸北西端の国。

  • 正式名称
    モロッコ王国 Kingdom of Morocco
  • 首都
    ラバト
  • 人口
    約3,746万人
  • 面積
    約44.60,000km²
  • 人種・民族
    アラブ人、ベルベル人など
  • 宗教
    イスラム教
  • 言語
    アラビア語、ベルベル語(公用語)、フランス語
  • 通貨
    ディルハム
  • 時差
    -9時間 モロッコが正午のとき、日本は午後9時
  • サマータイム
    -8時間 モロッコが正午のとき、日本は午後8時(サマータイムは毎年期間が変わります)

通貨・両替

通貨はディルハム。現地で日本円から両替できます。補助通貨はサンチーム。地方では古い通貨単位リアルも使われています。1ディルハム=100サンチーム=20リアル。

  • 日本で
    日本国内でディルハムへの両替はできません。
  • 現地で
    空港、銀行、両替所、ホテルなどで両替できます。
  • 現地の空港で
    カサブランカ、マラケシュなどの空港で、当座に必要な現金を両替しておきましょう。
  • 現地の銀行で
    レートはどこの銀行もほぼ同じです。
  • 現地のホテルで
    銀行の閉店後や休業日に現金が必要なときに便利。レートも銀行と変わりません。
  • 外貨宅配
    外貨をあらかじめ指定の場所に届けてくれる便利なサービス。申込みは電話かウェブで。日本国内では現地通貨を両替できないので、ユーロかUSドルを手配しておくと良いでしょう。
  • 為替レート
    1ディルハム=16.04円(2024年6月現在)

気候・服装

温暖な地中海沿岸や大西洋沿岸から内陸性気候のサハラ砂漠まで地域により気候は様々。また四季の変化もありますので、訪れる場所と季節に合わせて服装の準備を。

  • 春
    4月頃から日差しが強くなり、日中は半袖で過ごせますが、朝夕はまだ冷えます。また北部では雨期になり、雨が降ると寒くなるのでジャケットの用意を。
  • 夏
    6~8月の内陸部や砂漠地帯は50度を越えることもあり、強烈な日差しと暑さ対策が必要。山間部や砂漠地帯は、夜間冷えこむので、夏でも上着が必要。
  • 秋
    10月末頃からは木々が黄葉。日中の日差しは穏やかですが、寒暖の差が激しく、山間部や砂漠地帯は朝夕かなり冷えるので、やや厚手のジャケットを。
  • 冬
    日中は20度前後まで上がりますが、朝夕は氷点下近くまで冷え込むので、セーターや厚手のジャケットで重ね着をしておくと安心です。

※平均気温、降水量:全て国土交通省 気象庁HP調べ

電圧・プラグ・荷造り・必需品

日本とは電圧もプラグの形状も異なるので、日本の電気器具をそのまま使用する場合は、変圧器とアダプターが必要です。

  • 電圧
    220ボルト、110ボルト
  • プラグ
    • Cタイプ、SEタイプ
    • Cタイプ SEタイプ
  • 上手な荷造り
    かさばる衣類などは荷造り用の便利グッズを使って小さくまとめ、帰りのおみやげ用のスペースも考えて荷造りしましょう。
  • 旅の必需品
    必需品は念入りに確認。パスポートとお金(現金・カード)、ツアーの場合は、最終日程表「旅のしおり」も必ず持参しましょう。

持っていくと便利

  • ティッシュ
    観光地以外のトイレには紙が備わっていないことが多いので、水に溶けるタイプのティッシュを持っていくと安心です。
  • 電卓
    モロッコでの買い物に値段交渉はつきものです。1台あれば交渉がスムーズになります。
  • 密閉式の小袋
    市場で買った惣菜や生鮮品をこれで密閉。ホテルや機内でも匂いが気になりません。
  • 上着
    地域、季節を問わず昼夜の寒暖の差が大きいので、上にはおるものを持っていくと重宝します。
  • 衣類圧縮袋
    かさばるおみやげがカバンに入らない時など、衣類をこれで小さくまとめて空間を確保。
  • 常備薬
    気候の変化や旅の疲れから体調を崩すことも。現地の薬は合わないことがあるので、薬は飲み慣れているものを用意しましょう。

フライト・飛行時間

日本からモロッコへの直行便はありません。まず中東、ヨーロッパの主要都市へ飛び(所要約10~13時間)、各都市からモロッコに入国するのが一般的。

  • 直行便・経由便
    成田・関西からエールフランス航空などの直行便でパリへ。パリからカサブランカまでは約3時間のフライトで、その日のうちに到着します。
  • 機内への持ち込み
    原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前に確認をしましょう。

モロッコへの入国

日本国籍の方の場合は、90日以内の滞在は査証不要。

  • パスポート残存有効期限
    入国時にパスポートの残存有効期間が3か月以上あることが必要です。残りの有効期間を確認しておきましょう。
  • パスポート査証欄の
    余白ページ数
    パスポート査証欄の空白ページが1ページ以上あることが必要。残りのページ数を必ず確認しましょう。
  • 空港税について
    ツアー料金には含まれていない場合が多いので注意しましょう。各空港により金額は異なります。
  • ※日本国籍の方が観光目的で短期入国する場合の条件です。
    ※この情報は2024年6月現在のものです。情報の更新には努めておりますが、ビザ・パスポートなどの情報は予告なく変更されることがございます。必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。
  • モロッコ入国の流れ
    1. 1.入国審査(Immigration)
      パスポートを係官に提示しましょう。
    2. 2.荷物の受け取り(Baggage Claim)
      セキュリティチェックを受けた後、自分の乗ってきた便名が表示されたターンテーブルで、搭乗前に預けた荷物を受け取ります。
    3. 3.税関(Customs)
      税関申告書を提出する必要はありません。免税範囲内の人はスムーズに通過できます。

モロッコから出国

出発時刻の2時間前には到着するようにし、余ったディルハムの再両替を済ませましょう。

  • モロッコ出国の流れ
    1. 1.チェックイン(搭乗手続き)
      チェックインカウンターに並び、航空券とパスポートを提示し、荷物を預け、搭乗券を受け取ります。
    2. 2.手荷物検査
      係官に搭乗券を提示してセキュリティチェックを受けます。
    3. 3.出国審査
      係官にパスポートと搭乗券を提示し審査を受けます。
    4. ※空港内の免税店で使用できるのはユーロかUSドル。ディルハムは使用できません。

水事情

都市部の水道水は飲用可能といわれていますが、日本とは水質が異なるので体調を崩すこともあります。ミネラルウォーターを飲むようにしましょう。

  • レストランや食堂では
    ミネラルウォーターを注文するようにしましょう。屋台などのジュースに入っている氷には、水道水が使われているので避けた方が無難です。
  • 観光にはミネラルウォーターを
    春から夏にかけて、日中はかなりの高温になりますので、ミネラルウォーターを持参し、水分補給を心がけましょう。
  • ミネラルウォーター(500ml) 物価は?
    スーパーや商店などで約4ディルハム~。

トイレ事情

観光地以外のトイレは用を足した後、左手で洗い流すアラブ式が一般的。トイレが気になる人は、なるべくホテルで済ませておきましょう。

  • ティッシュは必需品
    トイレットペーパーを置いていないトイレが多いので、水に溶けるティッシュを持ち歩くようにしましょう。紙を流す構造になっていないトイレでは、使用した紙は備え付けのくずかごへ。

郵便・電話・インターネット

ホテルや郵便局、 街中のテレブティックTeleboutique(公衆電話)から国際電話がかけられます。また、安価な郵便料金で日本へ手紙を出すことができます。

  • 郵便
      • 切手:切手は商店かホテル、郵便局(PTT)で購入。郵便局は月~木8:30~12:00・14:30~18:30、金8:30~11:30・15:00~18:30の営業。
      • ポスト:手紙やハガキは郵便局で出すか、街中の黄色いポストへ投函。ホテルに依頼することも可能。
  • 電話
    • 電話のかけ方:日本への国際電話は、00(国際電話識別番号)、81(日本の国番号)、最初の0を除いた市外局番、電話番号の順でダイヤル。
    • レンタル携帯:モロッコでも使える携帯電話があると、いざというとき便利。出発前に日本でレンタル、携帯番号を家族や友人に連絡しておけば安心です。
  • インターネット事情
    ホテルでは概ねWi-Fiの利用が可能です。必要であれば事前にWi-Fiルーターを持っていくと良いでしょう。

トラブル・治安

治安は比較的良好ですが、夜間の一人歩きや女性の外出は避けた方が無難です。また、旅券の紛失や盗難、病気など重大なトラブルの対処方法を知っておきましょう。

  • スリ・置き引き
    メディナ(旧市街)やスーク(市場)など混雑する場所では、スリやひったくりの被害が発生しているので、多額の現金を持ち歩かないようにし、貴重品には十分に注意しましょう。
  • パスポート(旅券)の紛失
    すみやかに警察に被害届を出し、盗難・紛失証明書を作成してもらい、ラバトの日本大使館で発給手続きを。出国予定日が迫っている場合は、帰国のための渡航書を申請します。
  • トラブルに巻き込まれたら?
    ホテル内で盗難や窃盗などに遭った場合は、ホテルのフロントを通して警察に連絡。外出中のトラブルは190番に電話。状況を説明できるようアラビア語の会話集を携行すれば安心。
  • 海外旅行保険に入って行こう
    日本と違う環境の海外では、病気やケガ、盗難など、いつどんなトラブルに巻き込まれるかわかりません。万一の場合に様々なサポートが受けられる海外旅行保険に入りましょう。

マナー

モロッコはイスラム教の戒律を守って暮らしている人々の国です。不浄とされる左手を握手や食事の際に使わないなど、観光客もマナーを守って行動しましょう。

  • チップ
    ホテルのポーターには5ディルハム程度、レストランでサービス料が含まれていない場合は請求額の10%程度、写真を撮ってもらったり、道案内をしてもらったときなども、5~10ディルハム程度のチップを渡すのが一般的。
  • 喫煙
    空港や鉄道は禁煙ですが、カフェやレストランは喫煙OK。モロッコはタバコに寛容な国ですが、ラマダン中は屋外での喫煙を控えましょう。
  • 写真撮影
    空港、軍・警察関係の施設、モスク内部は撮影禁止。また、人物(特に女性)を撮影するときは必ず了解を求めてから。無理に撮影するとトラブルのもと。
  • 服装はTPOを考えて
    モロッコではイスラムの文化に合わせ身だしなみに気をつかうことが必要。特に女性はノースリーブ、ミニスカートなど、肌が露出した服装は避けましょう。

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