ネパール観光におすすめの名所&人気のスポットランキングネパール観光ガイド

カトマンズカトマンズ
ヒマラヤ山脈ヒマラヤ山脈
チトワン国立公園チトワン国立公園

ヒマラヤ山脈やチトワン国立公園など、大自然の絶景であふれるネパール。登山やトレッキングなどで自然の様子を間近に感じられます。また、首都のカトマンズにはいたるところに寺院があり、歴史を感じるスポットが多数あります。そんなネパールの基本情報から観光情報まで詳しく紹介します。

ネパール観光マップ

Map

ネパールのおすすめ観光スポット総合ランキング

Ranking
1
エベレスト

エベレスト

ネパール

世界一の高さを誇る名峰。登頂は容易ではありませんが、周囲にはエベレストを眺めるトレッキングコースや展望台が多数あります。

2
スワヤンブナート

スワヤンブナート

カトマンズ

金色のストゥーパが目を惹くネパール最古の仏教寺院。高い丘の上にあり、近くの展望台からはカトマンズ市街を一望できます。

3
ダルバール広場

ダルバール広場

カトマンズ

世界遺産カトマンズの渓谷に含まれる、寺院や王宮が集まった広場。カトマンズ・パタン・バクタプルの3か所にあります。

4
アンナプルナ連峰

アンナプルナ連峰

ネパール

ヒマラヤ山脈中央部の東西約50kmに渡って広がる連峰。エベレスト近辺と並んでトレッキングが人気のスポットです。

5
ルンビニ

ルンビニ

ルンビニ

小さな村ながら、世界中から多くの参拝客が訪れる仏教の聖地。釈迦誕生の地で世界遺産でもあるマヤ・デヴィ寺院が有名。

6
ペワ湖

ペワ湖

ポカラ

5.23平方キロメートルに及ぶ広大な湖でネパール屈指の景勝地。湖とともに名峰マチャプチャレやアンナプルナ連峰を望めます。

7
パタン

パタン

カトマンズ

美の都とも称されるほど美しく、趣深い古都。ネワール族の伝統工芸が盛んで、無数の工房が軒を連ねます。

ネパールおすすめツアー

ネパールのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • ノーダラ村 ヒマラヤ山脈

    ヒマラヤ山脈

    五つの国をまたいでおり、日本列島と同程度の大きさをほこるヒマラヤ山脈。エベレスト山群、アンナプル山群、ランタン・ジュガール山群など、いくつもの山群で構成されています。8,000mを超える山々が10峰ほどあり世界一高い山として知られるエベレストもヒマラヤ山脈の一つです。インダス川、ガンジス川などの大河の水源でもあり、はるか昔から人々の生活や文明を支えてきた山脈。始まりは、およそ5,000万年から4,000万年前に大陸どうしが衝突したことで形成されたと考えられています。自然神が宿っているともいわれており、天高くそびえる美しい姿は息を呑むほど。高所にあるため空気が澄んでおり、自然の力強さや雄大さを存分に感じられるスポットです。

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  • エベレスト 2023-10-01撮影

    エベレスト

    コシ州

    標高8,848m、ヒマラヤ山脈にある世界一の高峰エベレスト。世界自然遺産に指定されているサガルマータ国立公園の中にある大きな山です。山頂には神様がいるとされており、8,000m級の山々を大パノラマで眺められ、大自然をそのまま感じられるなど、神秘的で壮大。エベレストはチョモランマとも呼ばれ、諸説ありますが、チベット語で大地の母神という意味があるとされています。エベレスト登山をするためのエベレスト街道がもうけられており、本格的な登山コースから手軽に楽しめるハイキングコースまで、さまざまなルートがあります。初心者でも気軽に楽しめ大自然を満喫できることから、世界各地から多くの人々が訪れています。

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  • ペワ湖とヒマラヤ

    ペワ湖

    ガンダキ州

    ネパール国内で2番目の大きさをもつペワ湖。湖のほとりでのんびり過ごしたり、手こぎボートに揺られて景観を眺めたりと、穏やかな時間が過ごせる美しい湖です。ボートの上からヒマラヤ山脈が眺められるだけではなく、条件が良ければ、湖に映る神秘的なヒマラヤ山脈に出合えます。朝・昼・夜と、時間帯によって雰囲気が変わり、夕日の絶景スポットとしても有名。湖周辺にはカフェがあるため、ゆっくりとお茶をしながら、オレンジ色に染まった湖畔が眺められます。また、ペワ湖の中間あたりには、小さな島が浮かんでいます。島の上にはイノシシをまつる二層のヒンドゥー寺院があり、そのまま手こぎボートに乗って参拝に訪れることが可能です。

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  • サランコットの丘 展望台 アンナプルナ連峰 マチャプチャレ 朝日 朝焼け 2019

    サランコットの丘

    ガンダキ州

    ヒマラヤ山脈が眺められるポカラの展望地サランコットの丘。ポカラは標高約800mの位置にあり、山々を見渡せる有名な観光都市。サランコットの丘は標高が1,592mあるため、町中から見るときとはまた違う景色が楽しめます。丘の上にはいくつかのビュースポットがあり、大パノラマの景観が見渡せます。アンナプルナ山脈、ペワ湖、ポカラの町並み、青い空など、風景をまるごと楽しめる観光スポットで、簡単なハイキングも楽しめます。日中はもちろんのこと、朝日や夕日の観賞スポットとしても人気です。ヒマラヤ山脈を背景に、ゆっくりと朝日が照らしていく姿や、夕日があたりをオレンジ色に染めていく姿は格別。丘の上には宿泊できる施設もあり、気軽に訪れられるスポットです。

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  • パタン ダルバール広場 2019

    ダルバール広場(パタン)

    バグマティ州

    別名美の都と呼ばれており、かつては王国として栄えていた古都・パタンにあるダルバール広場。ネパールにある三つのダルバール広場のうちの一つです。ダルバールはネパール語で宮廷という意味があり、その名称のとおり旧王宮前にある広場。王宮や寺院などが立ち並んでおり、ネワール建築で建てられた建造物、細かくて美しい彫刻などがあり、世界遺産に登録されています。ヒンドゥー教の神の化身がまつられているクリシュナ寺院、ガネーシャの彫刻が施されたヴィシュワナート寺院、金色に装飾されたバルコニーがあるビムセン寺院など、見ごたえは十分。豪華で歴史文化を感じさせる建造物が並んでおり、さまざまな芸術に触れられます。

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  • スワヤンブナート

    スワヤンブナート

    カトマンズ

    ネパールにある最古の仏教寺院とされており、首都・カトマンズのランドマークでもあるスワヤンブナート。仏教徒とヒンドゥー教徒の聖地といわれており、世界遺産に登録されています。寺院には多くのサルがいることから、別名モンキーテンプルとも呼ばれています。小高い丘の上にあり、石段の数は約400段あります。歴史ある境内には、金色の仏塔、歴史ある像、五色の祈祷旗、彫刻などがあり、豪華で鮮やか。きらびやかな装飾がされており、お香の香りが漂う神秘的な寺院です。仏教系のグッズを扱っている土産物屋、カトマンズ盆地やカトマンズの町並みが一望できる展望台も。カトマンズの定番観光地として、多くの人が訪れるスポットです。

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  • チトワン国立公園 アジアゾウ

    チトワン国立公園

    バグマティ州

    面積は約932平方キロメートル、ネパールにある自然保護区チトワン国立公園。かつては政策によって自然地区の開発が行われましたが、当時は王家の狩猟地であったことから開発を逃れた地区です。現在も豊かな自然が残っており、世界自然遺産に指定されています。トラ・サイ・ゾウ・淡水イルカ・ワニなど、生き物の種類が豊富。40種類以上の哺乳類や爬虫類、450種類以上の鳥類など、さまざまな生き物が確認されています。自然環境を活かしたアクティビティが豊富で、国内外から多くの観光客が訪れます。ゾウに乗ってジャングルを歩くサファリ、水辺の生き物も観察できる川下り、伝統的な暮らしをする先住民族の村めぐりなど、ネパールの自然や民族文化を体感できるスポットです。

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  • パシュパティナート

    パシュパティナート

    カトマンズ

    ヒンドゥー教の四大寺院の一つで、ネパールで最大のヒンドゥー寺院であるパシュパティナート。シヴァ神をまつるヒンドゥー教の聖地ともいえる場所で、本塔の周りには数多くの聖堂や僧院が建てられています。屋根や壁は金箔・銀箔が施され、伝統木彫で飾り付けされているなど、重厚な雰囲気。聖なる川・バグマティ川の側にあり、位置的にも重要な寺院で、火葬場としての役割も務めています。バグマティ川で身を清めた死者を、パシュパティナートで火葬する神聖な儀式を行っています。修行者や巡礼者、観光客など、多くの人々が訪れる有名なスポット。春頃になると、シヴァラトリ大祭を開催。お祝いのため、世界各地のヒンドゥー教徒が訪れます。

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  • ナガルコット

    ナガルコット

    バグマティ州

    ヒマラヤ山脈が眺められる山岳リゾート地ナガルコット。町中や展望所などからそびえ立つ山々が望めることから、手軽にヒマラヤ山脈が楽しめる町として有名です。世界で最も美しい谷の一つと称されたこともあるランタンリルンの山、トレッキングの名所であるランタンヒマールなど、迫力ある姿が一望できます。山岳地帯のため緑が多く、夕日や星空、野鳥、昆虫など、さまざまな自然風景がまるごと楽しめます。標高が高いため空気が澄んでおり、夕日や月、星の美しさは格別。リーズナブルな宿泊施設や高級リゾートホテル、花や緑で彩られたショッピングアーケードなどもあり、ゆっくり自然を楽しみながら思い思いの時間が過ごせる町です。

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  • タメル地区

    タメル地区

    カトマンズ

    首都・カトマンズの中心地にある繁華街タメル地区。さまざまな種類の店が連なっており、異国感にあふれたエリアです。リーズナブルな宿やゲストハウスも多数あることから、カトマンズに訪れるバックパッカーにも人気です。カフェやレストランなどの飲食店、登山用品、雑貨、衣類など、狭い通りにいくつもの店が密集しています。オシャレな店やネワール建築のブティックホテルも建てられており、多種多様な店が混ざり合うことで独特の雰囲気をかもし出しています。買い物や散策、お土産探しをする観光客が多いですが、地元の人々も訪れる賑わいのある場所。グルメやファッション、文化など、ネパールの魅力を存分に楽しめるエリアです。

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  • バクタプル ダルバール広場

    ダルバール広場(バクタプル)

    カトマンズ

    昔ながらの町並みが残り、風情が感じられる古都・バクタプルの中心地にあるダルバール広場。旧王宮や国立美術館、寺院や宮殿などがあり、バクタプル観光の目玉スポットの一つです。広場には、マッラ王朝の最高傑作ともいわれるパシュパティナート、扉や窓に見事な木彫りを施したラダクリシュナ寺院など、およそ33もの個性的な寺院が立ち並んでいます。国立美術館では、マッラ王朝時代の絵画や写本、彫像などを展示。その他にも、黄金の門、神がまつられている神聖な神社、マッラ王の像など、あちらこちらに見どころが点在しています。ネパールとバクタプルの歴史や文化、宗教などをまとめて学べるスポットです。

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  • ボダナート

    ボダナート

    カトマンズ

    ネパールにある、最大のチベット仏教の聖地ボダナート。仏塔の高さは約36mあり、中にはブッダの骨が埋められているとされます。この地は、チベットとの交易ルート上であったことから、チベット商人の休息地・安全を祈る場所として定着しました。その後、中国から逃れてきたチベット人が多く住まうようになり、チベット文化が浸透し、聖地となったとされています。僧侶や巡礼者が訪れ、仏塔の周りを歩いたり祈りをささげたりと、参拝者が後を絶たない聖地です。仏塔は、地・水・火・風・空と、チベット仏教における五大エネルギーを表現しており、美しく厳格な雰囲気。定番観光スポットのため、カトマンズを訪れる人のほとんどが立ち寄るといわれています。

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  • ナムチェバザール ヒマラヤ

    ナムチェバザール

    コシ州

    ヒマラヤの登山ルート・ヒマラヤ街道にあるナムチェバザール。標高は約3,440mあり、高度に適応するための滞在地となっている重要な村です。登山の中継地だけあり、景観が抜群。エベレストやアマダブラムなどの山々が望める展望台があり、見渡す限り大自然に囲まれた景色が眺められます。ヒマラヤ街道にある最大の村で、登山用品はもちろんのこと、ロッジや飲食店、衣料品店などがあり、活気は十分。定期的に市場が開かれており、さまざまな物産品が販売されています。また、現地文化や登山の歴史がつまった博物館もあります。この辺りに住むシェルパ族の民家を再現・展示、有名な登山家の紹介などがあり、探検家・植村直己氏の写真も並んでいます。

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  • マヤデビ寺院

    マヤデビ寺院

    ルンビニ州

    釈迦が生誕したとされている村・ルンビニにあるマヤデビ寺院。仏教の開祖の生誕地として、多くの巡礼者や観光客が訪れる村で、マヤデビ寺院はルンビニの三大聖地と呼ばれている神聖な場所。釈迦が生誕したことを示すマークストーンが見つかっており、マヤデビ寺院の地下からは古代寺院が発見されています。はるか昔、釈迦族の王妃が不思議な夢を見て懐妊。その後に、木陰で釈迦を産み落としたとの逸話があります。マヤデビ寺院の中には、逸話にちなんで、木の枝につかまりながら出産している王妃の石像が佇んでいます。本堂の横にはアショーカ―王が建造したとされる仏塔があり、寺院内には釈迦や仏教に関係する建造物が並んでいます。

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  • ジョムソン街道

    ジョムソン街道

    かつてはチベットとの貿易路として、商人たちが利用していたジョムソン街道。山々や深い渓谷などの自然景観が広がっており、8,000mを超えるダウラギリ峰の展望地もあります。トレッキングや自然景観だけではなく、街道沿いに並んでいる風情ある町も見どころの一つ。名称の由来になっており、空港やロッジなどがあるジョムソン。石造りの白壁が続いており、ジョムソン街道の中で最も美しいといわれるマルファ。展望が美しく、おだやかで素朴な雰囲気があるナウリコット。他にもいくつかの個性的な町があります。空港や自動車道ができるなどして少しずつ整備が進んでいますが、文化や伝統が残っており、自然を満喫できる街道です。

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  • サガルマータ国立公園

    サガルマータ国立公園

    コシ州

    ヒマラヤ山脈に位置しており、世界自然遺産に登録されているサガルマータ国立公園。世界一高い山・エベレストがある広大な自然公園です。ネパール語でエベレストのことをサガルマータということから、その名称が付けられました。他にも、ローツェ、マカルー、アマダブラムなど、世界的にも貴重な8,000m級の山々が連なっており、見渡す限り氷河や深い谷などの大自然が広がっています。動物も生息しており、ユキヒョウやレッサーパンダなどの希少な動物が観察できることもあります。もともとこの地で暮らしているシェルパ族も居住しており、大自然や動物、シェルパ文化が融合する地域です。本格的な登山だけではなく、気軽な山歩きも楽しめます。

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  • チャングナラヤン寺院

    チャングナラヤン寺院

    バグマティ州

    世界遺産に指定されているヒンドゥー教の寺院チャングナラヤン寺院。カトマンズ盆地の中でも古い歴史をもっており、323年に建立、その後1702年に再建したとされています。きらびやかで繊細な装飾があちこちにあり、神聖な雰囲気が漂う寺院。いたるところに細かなネワール彫刻が施された美しい造りで、当時から高い建築技術があったことを感じさせます。ヴィシュヌ神の化身・ナラヤン神が安置されており、マッラ王朝時代の王と王妃の像もあります。カトマンズ渓谷にある高い丘の上にあり、標高は約1,541mあります。周囲は農地が広がり、周りには視界をさえぎるものがないため、境内からの眺めは抜群。見晴らしが良く、周辺の景色や町並みが一望できます。

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  • デイビスフォールズ

    デイビスフォールズ

    ガンダキ州

    トレッキングの拠点や、リゾート地として知られるポカラにある滝デイビスフォールズ。奇妙な形をした岩の間から流れ落ちる滝です。乾季の間は水量が少ないですが、雨季になると水量が増えて迫力ある滝に変貌。少し離れた所からでも水しぶきが見えるほど、勢い良く流れ落ちていきます。滝の周辺は緑が茂っており、豪快な水音とともに流れる様子は爽快。散策路が敷かれており、フェンスが設けられているため、滝を間近から眺めることができます。正式名称はパタレチャンゴで、ネパール語で地獄の滝という意味。その昔にデヴィッドという人物が滝に落ちたことから、デイビスフォールズと呼ばれるようになったといわれています。

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  • ダルバール広場 ゴールデンテンプル

    ゴールデンテンプル

    バグマティ州

    美の都・パタンのダルバール広場にあり、建物全体が金色に装飾されている仏教寺院ゴールデンテンプル。正式名称はヒラニャ・ヴァルナ・マハヴィハールです。入り口はひっそりと佇んでいますが、中に入ると雰囲気が一変。あちらこちらに細工や装飾、彫刻が施されており、豪華な造りが目を引きます。寺院内にはマニ車や祠があり、ゾウやサルなどの生き物を模した金色の像がいくつも置かれていて異国感が漂います。寺院内には僧侶がおり、訪問者の悩みを聞いたり、願いを叶えたりするといわれています。パタンの観光スポットの一つとして多くの観光客が訪れますが、地域の人々からも親しまれている重要な寺院です。

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  • ダルバール広場カトマンズの渓谷

    カトマンズの渓谷

    カトマンズ

    ネパールの首都であり、国が統一されるまでは一つの王国として存在していたカトマンズ。首都としての近代的な町並みと、旧王国時代の町並みや文化が共存している魅力的な都市です。別名栄光の都と呼ばれており、1979年に都市全体が世界文化遺産に登録されました。旧王国時代の建造物がいくつも残っているダルバール広場をはじめとして、世界遺産の寺院スワヤンブナートやパシュパティナートなど観光スポットが点在しています。雰囲気のある路地、レンガ造りの町並み、きらびやかな歴史的建造物、現地の人が利用するバザールなど、見どころが多くあります。異国情緒を感じながらも、どこか懐かしい景観が広がる人気観光地です。

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五つの国をまたいでおり、日本列島と同程度の大きさをほこるヒマラヤ山脈。エベレスト山群、アンナプル山群、ランタン・ジュガール山群など、いくつもの山群で構成されています。8,000mを超える山々が10峰ほどあり世界一高い山として知られるエベレストもヒマラヤ山脈の一つです。インダス川、ガンジス川などの大河の水源でもあり、はるか昔から人々の生活や文明を支えてきた山脈。始まりは、およそ5,000万年から4,000万年前に大陸どうしが衝突したことで形成されたと考えられています。自然神が宿っているともいわれており、天高くそびえる美しい姿は息を呑むほど。高所にあるため空気が澄んでおり、自然の力強さや雄大さを存分に感じられるスポットです。

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標高8,848m、ヒマラヤ山脈にある世界一の高峰エベレスト。世界自然遺産に指定されているサガルマータ国立公園の中にある大きな山です。山頂には神様がいるとされており、8,000m級の山々を大パノラマで眺められ、大自然をそのまま感じられるなど、神秘的で壮大。エベレストはチョモランマとも呼ばれ、諸説ありますが、チベット語で大地の母神という意味があるとされています。エベレスト登山をするためのエベレスト街道がもうけられており、本格的な登山コースから手軽に楽しめるハイキングコースまで、さまざまなルートがあります。初心者でも気軽に楽しめ大自然を満喫できることから、世界各地から多くの人々が訪れています。

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ネパール国内で2番目の大きさをもつペワ湖。湖のほとりでのんびり過ごしたり、手こぎボートに揺られて景観を眺めたりと、穏やかな時間が過ごせる美しい湖です。ボートの上からヒマラヤ山脈が眺められるだけではなく、条件が良ければ、湖に映る神秘的なヒマラヤ山脈に出合えます。朝・昼・夜と、時間帯によって雰囲気が変わり、夕日の絶景スポットとしても有名。湖周辺にはカフェがあるため、ゆっくりとお茶をしながら、オレンジ色に染まった湖畔が眺められます。また、ペワ湖の中間あたりには、小さな島が浮かんでいます。島の上にはイノシシをまつる二層のヒンドゥー寺院があり、そのまま手こぎボートに乗って参拝に訪れることが可能です。

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ヒマラヤ山脈が眺められるポカラの展望地サランコットの丘。ポカラは標高約800mの位置にあり、山々を見渡せる有名な観光都市。サランコットの丘は標高が1,592mあるため、町中から見るときとはまた違う景色が楽しめます。丘の上にはいくつかのビュースポットがあり、大パノラマの景観が見渡せます。アンナプルナ山脈、ペワ湖、ポカラの町並み、青い空など、風景をまるごと楽しめる観光スポットで、簡単なハイキングも楽しめます。日中はもちろんのこと、朝日や夕日の観賞スポットとしても人気です。ヒマラヤ山脈を背景に、ゆっくりと朝日が照らしていく姿や、夕日があたりをオレンジ色に染めていく姿は格別。丘の上には宿泊できる施設もあり、気軽に訪れられるスポットです。

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別名美の都と呼ばれており、かつては王国として栄えていた古都・パタンにあるダルバール広場。ネパールにある三つのダルバール広場のうちの一つです。ダルバールはネパール語で宮廷という意味があり、その名称のとおり旧王宮前にある広場。王宮や寺院などが立ち並んでおり、ネワール建築で建てられた建造物、細かくて美しい彫刻などがあり、世界遺産に登録されています。ヒンドゥー教の神の化身がまつられているクリシュナ寺院、ガネーシャの彫刻が施されたヴィシュワナート寺院、金色に装飾されたバルコニーがあるビムセン寺院など、見ごたえは十分。豪華で歴史文化を感じさせる建造物が並んでおり、さまざまな芸術に触れられます。

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ネパールにある最古の仏教寺院とされており、首都・カトマンズのランドマークでもあるスワヤンブナート。仏教徒とヒンドゥー教徒の聖地といわれており、世界遺産に登録されています。寺院には多くのサルがいることから、別名モンキーテンプルとも呼ばれています。小高い丘の上にあり、石段の数は約400段あります。歴史ある境内には、金色の仏塔、歴史ある像、五色の祈祷旗、彫刻などがあり、豪華で鮮やか。きらびやかな装飾がされており、お香の香りが漂う神秘的な寺院です。仏教系のグッズを扱っている土産物屋、カトマンズ盆地やカトマンズの町並みが一望できる展望台も。カトマンズの定番観光地として、多くの人が訪れるスポットです。

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面積は約932平方キロメートル、ネパールにある自然保護区チトワン国立公園。かつては政策によって自然地区の開発が行われましたが、当時は王家の狩猟地であったことから開発を逃れた地区です。現在も豊かな自然が残っており、世界自然遺産に指定されています。トラ・サイ・ゾウ・淡水イルカ・ワニなど、生き物の種類が豊富。40種類以上の哺乳類や爬虫類、450種類以上の鳥類など、さまざまな生き物が確認されています。自然環境を活かしたアクティビティが豊富で、国内外から多くの観光客が訪れます。ゾウに乗ってジャングルを歩くサファリ、水辺の生き物も観察できる川下り、伝統的な暮らしをする先住民族の村めぐりなど、ネパールの自然や民族文化を体感できるスポットです。

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ヒンドゥー教の四大寺院の一つで、ネパールで最大のヒンドゥー寺院であるパシュパティナート。シヴァ神をまつるヒンドゥー教の聖地ともいえる場所で、本塔の周りには数多くの聖堂や僧院が建てられています。屋根や壁は金箔・銀箔が施され、伝統木彫で飾り付けされているなど、重厚な雰囲気。聖なる川・バグマティ川の側にあり、位置的にも重要な寺院で、火葬場としての役割も務めています。バグマティ川で身を清めた死者を、パシュパティナートで火葬する神聖な儀式を行っています。修行者や巡礼者、観光客など、多くの人々が訪れる有名なスポット。春頃になると、シヴァラトリ大祭を開催。お祝いのため、世界各地のヒンドゥー教徒が訪れます。

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ヒマラヤ山脈が眺められる山岳リゾート地ナガルコット。町中や展望所などからそびえ立つ山々が望めることから、手軽にヒマラヤ山脈が楽しめる町として有名です。世界で最も美しい谷の一つと称されたこともあるランタンリルンの山、トレッキングの名所であるランタンヒマールなど、迫力ある姿が一望できます。山岳地帯のため緑が多く、夕日や星空、野鳥、昆虫など、さまざまな自然風景がまるごと楽しめます。標高が高いため空気が澄んでおり、夕日や月、星の美しさは格別。リーズナブルな宿泊施設や高級リゾートホテル、花や緑で彩られたショッピングアーケードなどもあり、ゆっくり自然を楽しみながら思い思いの時間が過ごせる町です。

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首都・カトマンズの中心地にある繁華街タメル地区。さまざまな種類の店が連なっており、異国感にあふれたエリアです。リーズナブルな宿やゲストハウスも多数あることから、カトマンズに訪れるバックパッカーにも人気です。カフェやレストランなどの飲食店、登山用品、雑貨、衣類など、狭い通りにいくつもの店が密集しています。オシャレな店やネワール建築のブティックホテルも建てられており、多種多様な店が混ざり合うことで独特の雰囲気をかもし出しています。買い物や散策、お土産探しをする観光客が多いですが、地元の人々も訪れる賑わいのある場所。グルメやファッション、文化など、ネパールの魅力を存分に楽しめるエリアです。

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昔ながらの町並みが残り、風情が感じられる古都・バクタプルの中心地にあるダルバール広場。旧王宮や国立美術館、寺院や宮殿などがあり、バクタプル観光の目玉スポットの一つです。広場には、マッラ王朝の最高傑作ともいわれるパシュパティナート、扉や窓に見事な木彫りを施したラダクリシュナ寺院など、およそ33もの個性的な寺院が立ち並んでいます。国立美術館では、マッラ王朝時代の絵画や写本、彫像などを展示。その他にも、黄金の門、神がまつられている神聖な神社、マッラ王の像など、あちらこちらに見どころが点在しています。ネパールとバクタプルの歴史や文化、宗教などをまとめて学べるスポットです。

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ネパールにある、最大のチベット仏教の聖地ボダナート。仏塔の高さは約36mあり、中にはブッダの骨が埋められているとされます。この地は、チベットとの交易ルート上であったことから、チベット商人の休息地・安全を祈る場所として定着しました。その後、中国から逃れてきたチベット人が多く住まうようになり、チベット文化が浸透し、聖地となったとされています。僧侶や巡礼者が訪れ、仏塔の周りを歩いたり祈りをささげたりと、参拝者が後を絶たない聖地です。仏塔は、地・水・火・風・空と、チベット仏教における五大エネルギーを表現しており、美しく厳格な雰囲気。定番観光スポットのため、カトマンズを訪れる人のほとんどが立ち寄るといわれています。

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ヒマラヤの登山ルート・ヒマラヤ街道にあるナムチェバザール。標高は約3,440mあり、高度に適応するための滞在地となっている重要な村です。登山の中継地だけあり、景観が抜群。エベレストやアマダブラムなどの山々が望める展望台があり、見渡す限り大自然に囲まれた景色が眺められます。ヒマラヤ街道にある最大の村で、登山用品はもちろんのこと、ロッジや飲食店、衣料品店などがあり、活気は十分。定期的に市場が開かれており、さまざまな物産品が販売されています。また、現地文化や登山の歴史がつまった博物館もあります。この辺りに住むシェルパ族の民家を再現・展示、有名な登山家の紹介などがあり、探検家・植村直己氏の写真も並んでいます。

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釈迦が生誕したとされている村・ルンビニにあるマヤデビ寺院。仏教の開祖の生誕地として、多くの巡礼者や観光客が訪れる村で、マヤデビ寺院はルンビニの三大聖地と呼ばれている神聖な場所。釈迦が生誕したことを示すマークストーンが見つかっており、マヤデビ寺院の地下からは古代寺院が発見されています。はるか昔、釈迦族の王妃が不思議な夢を見て懐妊。その後に、木陰で釈迦を産み落としたとの逸話があります。マヤデビ寺院の中には、逸話にちなんで、木の枝につかまりながら出産している王妃の石像が佇んでいます。本堂の横にはアショーカ―王が建造したとされる仏塔があり、寺院内には釈迦や仏教に関係する建造物が並んでいます。

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かつてはチベットとの貿易路として、商人たちが利用していたジョムソン街道。山々や深い渓谷などの自然景観が広がっており、8,000mを超えるダウラギリ峰の展望地もあります。トレッキングや自然景観だけではなく、街道沿いに並んでいる風情ある町も見どころの一つ。名称の由来になっており、空港やロッジなどがあるジョムソン。石造りの白壁が続いており、ジョムソン街道の中で最も美しいといわれるマルファ。展望が美しく、おだやかで素朴な雰囲気があるナウリコット。他にもいくつかの個性的な町があります。空港や自動車道ができるなどして少しずつ整備が進んでいますが、文化や伝統が残っており、自然を満喫できる街道です。

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ヒマラヤ山脈に位置しており、世界自然遺産に登録されているサガルマータ国立公園。世界一高い山・エベレストがある広大な自然公園です。ネパール語でエベレストのことをサガルマータということから、その名称が付けられました。他にも、ローツェ、マカルー、アマダブラムなど、世界的にも貴重な8,000m級の山々が連なっており、見渡す限り氷河や深い谷などの大自然が広がっています。動物も生息しており、ユキヒョウやレッサーパンダなどの希少な動物が観察できることもあります。もともとこの地で暮らしているシェルパ族も居住しており、大自然や動物、シェルパ文化が融合する地域です。本格的な登山だけではなく、気軽な山歩きも楽しめます。

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世界遺産に指定されているヒンドゥー教の寺院チャングナラヤン寺院。カトマンズ盆地の中でも古い歴史をもっており、323年に建立、その後1702年に再建したとされています。きらびやかで繊細な装飾があちこちにあり、神聖な雰囲気が漂う寺院。いたるところに細かなネワール彫刻が施された美しい造りで、当時から高い建築技術があったことを感じさせます。ヴィシュヌ神の化身・ナラヤン神が安置されており、マッラ王朝時代の王と王妃の像もあります。カトマンズ渓谷にある高い丘の上にあり、標高は約1,541mあります。周囲は農地が広がり、周りには視界をさえぎるものがないため、境内からの眺めは抜群。見晴らしが良く、周辺の景色や町並みが一望できます。

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トレッキングの拠点や、リゾート地として知られるポカラにある滝デイビスフォールズ。奇妙な形をした岩の間から流れ落ちる滝です。乾季の間は水量が少ないですが、雨季になると水量が増えて迫力ある滝に変貌。少し離れた所からでも水しぶきが見えるほど、勢い良く流れ落ちていきます。滝の周辺は緑が茂っており、豪快な水音とともに流れる様子は爽快。散策路が敷かれており、フェンスが設けられているため、滝を間近から眺めることができます。正式名称はパタレチャンゴで、ネパール語で地獄の滝という意味。その昔にデヴィッドという人物が滝に落ちたことから、デイビスフォールズと呼ばれるようになったといわれています。

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美の都・パタンのダルバール広場にあり、建物全体が金色に装飾されている仏教寺院ゴールデンテンプル。正式名称はヒラニャ・ヴァルナ・マハヴィハールです。入り口はひっそりと佇んでいますが、中に入ると雰囲気が一変。あちらこちらに細工や装飾、彫刻が施されており、豪華な造りが目を引きます。寺院内にはマニ車や祠があり、ゾウやサルなどの生き物を模した金色の像がいくつも置かれていて異国感が漂います。寺院内には僧侶がおり、訪問者の悩みを聞いたり、願いを叶えたりするといわれています。パタンの観光スポットの一つとして多くの観光客が訪れますが、地域の人々からも親しまれている重要な寺院です。

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ネパールの首都であり、国が統一されるまでは一つの王国として存在していたカトマンズ。首都としての近代的な町並みと、旧王国時代の町並みや文化が共存している魅力的な都市です。別名栄光の都と呼ばれており、1979年に都市全体が世界文化遺産に登録されました。旧王国時代の建造物がいくつも残っているダルバール広場をはじめとして、世界遺産の寺院スワヤンブナートやパシュパティナートなど観光スポットが点在しています。雰囲気のある路地、レンガ造りの町並み、きらびやかな歴史的建造物、現地の人が利用するバザールなど、見どころが多くあります。異国情緒を感じながらも、どこか懐かしい景観が広がる人気観光地です。

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ネパールのおすすめ情報

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グルメ

ダルバート・タルカリ

ダルバート・タルカリ

豆のカレーと野菜中心のおかず、ご飯をワンプレートに盛った定食。全てを混ぜて頬張るのがネパール流。

チキンカレー

チキンカレー

ククラコマスとも呼ばれる鶏肉のカレー。ネパールのものはニンニクの風味が強く、スパイスが控えめなのが特徴です。

ギャコック

ギャコック

たっぷりの野菜や肉、春雨などが入ったネパール風寄せ鍋。蒸し餃子や焼きそば、蒸しパンなどの副菜が複数ついてくるのが定番。

トゥクパ

トゥクパ

太めの小麦麺をスパイスの効いた鶏ダシベースのスープでいただく料理。チベットではハレの日に食べられます。

ネパール観光 基本情報

Information
  • 概要
  • 旅の準備
  • 入国・出国
  • 現地情報

概要

中国とインドに接する小さな内陸の国。北部にヒマラヤ連山が聳え、南部にタライ平原が広がる雄大な自然の中に、ヒンドゥー教、仏教などを信仰する多民族が暮らしています。

  • 正式名称
    ネパール Nepal
  • 首都
    カトマンズ
  • 人口
    約3,054万人
  • 面積
    約14.7万km²
  • 人種・民族
    パルバテ・ヒンドゥー、マガル、タルー、タマン、ネワール等
  • 宗教
    ヒンドゥー教、仏教、イスラム教、その他
  • 言語
    ネパール語
  • 通貨
    ネパール・ルピー
  • 時差
    -3時間15分(ネパールが正午の場合、日本は午後3時間15分)

通貨・両替

通貨はルピー。1ルピー=100パイサ。都市部や観光地では日本円からの両替が可能ですが、地方に行くときはUSドルを持っていくと便利です。

  • 日本で
    日本国内でネパール・ルピーへの両替はできません。
  • 現地で
    空港、銀行、ホテル、両替所などで両替できます。
  • 現地の空港で
    カトマンズ空港の両替カウンターで、当座に必要な現金を両替しておきましょう。
  • 現地の銀行で
    レートと手数料は銀行により異なります。
  • 現地のホテルで
    銀行、両替所の閉店後や休業日に現金が必要なときに便利ですが、レートは良くありません。
  • 外貨宅配
    外貨をあらかじめ指定の場所に届けてくれる便利なサービス。申し込みは電話かインターネットで。
  • 為替レート
    1ルピー=1.13円(2024年10月現在)

気候・服装

ネパールの気候は大きく6月~9月の雨季と10月~5月の乾季に分けられます。雨季のポカラやタライ平原は蒸し暑く感じますが、首都カトマンズはからっとした暑さです。

  • 乾季
    昼夜の寒暖の差が大きい季節です。最も寒い12~2月でも日中は長袖のシャツ1枚で過ごせますが、朝晩は冷え込みますので、厚手のジャケットを用意。
  • 雨季
    日本の梅雨のように一日中雨が降り続くことはありません。服装は半袖でOKですが、折りたたみ傘、長袖シャツや薄手のジャケットがあると重宝します。

※平均気温、降水量:東京は国土交通省 気象庁ウェブサイト調べ
カトマンズの平均気温は国土交通省 気象庁ウェブサイト調べ、降水量は世界気象機関ウェブサイト調べ

電圧・プラグ・荷造り・必需品

日本とは電圧が異なり、プラグも2タイプあるので、日本の電気器具をそのまま使用する場合は、変圧器とアダプターが必要です。

  • 電圧
    220ボルト
  • プラグ
    • Bタイプ、Cタイプ
    • Bタイプ Cタイプ
  • 上手な荷造り
    かさばる衣類などは荷造り用の便利グッズを使って小さくまとめ、帰りのおみやげ用のスペースも考えて荷造りしましょう。
  • 旅の必需品
    必需品は念入りに確認。パスポートとお金(現金・カード)、ツアーの場合は、最終日程表「旅のしおり」も必ず持参のこと。

持っていくと便利

  • ティッシュ
    都市部や観光地以外のトイレでは、紙が備わっていないことが多いので、ティッシュは必需品です。
  • 電卓
    ネパールでの買い物に値段交渉はつきものです。1台あれば交渉がスムーズになります。
  • 密閉式の小袋
    バザールで買った惣菜やスナックをこれで密閉。ホテルや機内でも匂いが気にならず安心。
  • 上着
    シーズンに関わらず昼夜の寒暖の差が大きいので、上にはおるものを持っていくと重宝します。
  • 衣類圧縮袋
    おみやげなどがカバンに入らないとき、かさばる衣類をこれで小さくまとめて空間を確保。
  • 常備薬
    気候の変化や旅の疲れから体調を崩すことも。現地の薬は合わないことがあるので、薬は飲み慣れているものを用意しましょう。

フライト・飛行時間

成田からネパールへの直行便があります。香港、バンコク、シンガポールなどの都市を経由した便もあります。

  • 直行便
    成田空港からカトマンズまで、ネパール航空で直行便が運航されています。
  • 経由便
    成田・羽田・中部・関西・福岡から、キャセイ・パシフィック航空、タイ国際航空、シンガポール航空などの乗り継ぎ便が利用できます。
  • 機内への持ち込み
    原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。テロ対策で厳しくなっているので、爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。液体は100ml以下の容器に移して透明な袋に入れましょう。

ネパールへの入国

  • パスポート残存有効期限
    入国時にパスポートの残存有効期間が6カ月以上あることが条件。残りの有効期間を確認しておきましょう。
  • ビザの発給
    ビザの申請は東京のネパール大使館、大阪の名誉総領事館へ。旅行会社に代行依頼する事も可能です。その際は手数料がかかります。
    申請時には旅券の未使用査証欄 1ページ以上必要です。
  • 出入国カード
    パスポート、ビザとともに入国審査の際に必要です。機内で配布されますので、ローマ字で記入し、入国時に必ず提出しましょう。
  • 空港税について
    ツアー料金には含まれていない場合が多いので注意しましょう。各空港により金額は異なります。
  • ※日本国籍の方が観光目的で短期入国する場合の条件です。
    ※この情報は2024年10月現在のものです。情報の更新には努めておりますが、ビザ・パスポートなどの情報は予告なく変更されることがございます。必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。
  • ネパール入国の流れ
    1. 1.入国審査
      事前にビザを取得している人は「With Visa」のカウンターに並び、パスポート、出入国カードを係官に提示します。
    2. 2.荷物の受け取り
      セキュリティチェックを受けた後、自分の乗ってきた便名が表示されたターンテーブルで、搭乗前に預けた荷物を受け取ります。
    3. 3.税関
      機内に預けた荷物が検査されるときは素直に協力しましょう。

ネパールから出国

インドでは入国時同様、出国時もセキュリティチェックが厳しく行われています。その分時間もかかりますので、なるべく早めに空港に到着するように心がけましょう。

  • ネパール出国の流れ
    1. 1.チェックイン(搭乗手続き)
      チェックインカウンターに並び、航空券とパスポートを提示し、荷物を預け、搭乗券を受け取ります。
    2. 2.出国審査
      係官にパスポートと搭乗券を提示し、出入国カードを渡します。時期によって混み合う場合もあるので、余裕を持って受けましょう。
    3. 3.手荷物検査
      係官に搭乗券を提示してセキュリティチェックを受けます。待合室に免税店があり、買い忘れたおみやげなどを買うことができます。

水事情

衛生事情が良くありませんので、水道水をそのまま飲まないように。ジュースに入っている氷にも生水が使われているので注意。ミネラルウォーターを飲むようにしましょう。

  • レストランや食堂では
    ウマレコパニ(沸騰させた水)、あるいはミネラルウォーターを注文するようにしましょう。
  • 観光にはミネラルウォーターを
    観光やトレッキングにはミネラルウォーターを持参し、こまめに水分補給を。
  • ミネラルウォーター(1L)物価は?
    スーパーや売店などで約15~50ルピー。

トイレ事情

ネパールには公衆トイレが少なく、あまり衛生的とはいえませんので、出かける前にホテルで済ませておいた方が無難です。

  • ティッシュペーパーを準備
    観光客向けのトイレを除き、ネパールではトイレットペーパーは使わず、水で洗い流すのが一般的。ティッシュを持ち歩くようにしましょう。

郵便・電話・インターネット

街中に公衆電話はほとんどありませんが、ホテルや電話局から国際電話がかけられます。郵便局は山の中の小さな村にもあり、日本へ手紙を出すことができます。

  • 郵便
      • 切手:切手の購入はホテルのフロントか直接郵便局へ。業務時間は10:00~17:00(目安)、土曜と祝日は休業(日曜も休業の場合あり)。
      • ポスト:手紙やハガキは、ホテルに投函を依頼したり街角のポストに入れるより、郵便局で出した方が速くて確実。
  • 電話
    • 電話のかけ方:日本への国際電話は、00(国際電話識別番号)、81(日本の国番号)、最初の0を除いた市外局番、電話番号の順でダイヤル。
    • レンタル携帯:ネパールでも使える携帯電話があると、いざというとき便利。出発前に日本でレンタル、携帯番号を家族や友人に連絡しておけば安心です。
  • インターネット事情
    • カトマンズやポカラにはインターネットカフェがあります。電圧が安定していないので、日本から自分のパソコンを持っていくことは、あまりおすすめできません。

トラブル・治安

治安は良いといえますが、観光地では軽犯罪が増加傾向に。また、パンダと呼ばれるゼネストが起きると交通機関が止まり、商店なども休業するので注意しましょう。

  • スリ・置き引き
    バザールなど混雑した場所では周囲に気を配り、人前で大金を見せるのは避けましょう。また、ホテルの部屋に貴重品を置きっぱなしにしないよう注意が必要。
  • パスポート(旅券)の紛失
    すみやかに警察に被害届を出し、盗難・紛失証明書を作成してもらい、カトマンズの日本大使館で発給手続きを。出国予定日が迫っている場合は、帰国のための渡航書を申請します。
  • トラブルに巻き込まれたら?
    ホテル内で盗難や窃盗などに遭った場合は、ホテルのフロントを通して警察に連絡。外出中のトラブルは100番に電話。状況を説明できるようネパール語の会話集を携行すれば安心。
  • 海外旅行保険に入って行こう
    日本と違う環境の海外では、病気やケガ、盗難など、いつどんなトラブルに巻き込まれるかわかりません。万一の場合に様々なサポートが受けられる海外旅行保険に入りましょう。

マナー

日本ではかわいい子供を見ると頭をなでますが、ネパールでは頭は最も神聖な場所なので厳禁。このように文化・習慣が異なる国であることを念頭において行動しましょう。

  • チップ
    高級ホテルやレストランでチップが習慣になりつつあります。ホテルのポーターやルームサービスには10〜20ルピー程度。レストランでサービス料が加算されていない場合には総額の10%程度を。
  • 喫煙
    喫煙できる年齢が法律で定められていないネパールは、タバコに寛容なお国柄。ただし、禁煙法の制定が検討されており、近い将来、公共の場所での喫煙が禁止されるかもしれません。
  • 写真撮影
    空港や軍関係の施設は写真撮影が禁止されています。一部の寺院では撮影禁止の場所もあるので注意のこと。また、人物を撮影するときは無遠慮にカメラを向けないで、必ず了解を得てから撮影するようにしましょう。
  • 服装もTPOを考えよう
    厳格なドレスコードはありませんが、高級レストランなどでは、その場にふさわしい服装で。また、女性はノースリーブ、ミニスカートなど、肌が露出した服装は避けた方が賢明。特に寺院ではトラブルのもとです。

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