オマーン観光におすすめの名所&人気のスポットランキングオマーン観光ガイド

アラム宮殿アラム宮殿
スルタン・カブース・グランド・モスクスルタン・カブース・グランド・モスク
バハラ・フォートバハラ・フォート

かつて海のシルクロードとして栄え中東の真珠とも称されるオマーン。ニズワフォートやバハラフォートなど城塞や城郭が残されており、各都市で違った魅力を味わえます。中東には珍しく、海・山・湖など自然景観が多いオマーンの基本情報から観光情報まで詳しく紹介します。

オマーン観光マップ

Map

オマーンのおすすめ観光スポット総合ランキング

Ranking
1
バハラフォート

バハラフォート

バハラ

シルクロードの中継都市バハラに建造された城塞バハラフォート。アラビアの万里の長城と呼ばれています。

2
スルタン・カブース・グランド・モスク

スルタン・カブース・グランド・モスク

マスカット

オマーン最大級のイスラム教の礼拝所です。モスクの中心には世界最大級の手織りのペルシャ絨毯が広がり、壮麗の一言。

3
ニズワ砦

ニズワ砦

ニズワ

古都ニズワは17世紀に建造された砦に守られています。カモフラージュ用の扉をはじめ、落とし穴、石落としトラップは必見。

4
バハラ城塞

バハラ城塞

バハラ

5
ルブアルハリ砂漠

ルブアルハリ砂漠

北西部国境

アラビア半島の3分の1を占める砂漠。現在では世界最大の石油埋蔵量、生産量を誇る地域となっています。

6
アル・アラム宮殿

アル・アラム宮殿

マスカット

約200年前に儀式用に創建された宮殿です。旗の宮殿を意味し、現在では公式行事や賓客をもてなす場として使われています。

7
マトラスーク

マトラスーク

マスカット

海岸沿いにある伝統的なアラブ様式のスーク。アラブ諸国の中でも最古の部類に入るマーケットです。

オマーンおすすめツアー

オマーンのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • スルタン・カブース・モスク スルタン・カブース・グランド・モスク 2005年

    スルタンカブースグランドモスク

    マスカット

    スルタンカブースグランドモスクは、オマーン最大級のイスラム教の礼拝堂です。美しい建築と精巧な装飾が来訪者を魅了します。モスクの中心には世界最大級の手織りのペルシャ絨毯が広がり、壮麗の一言。見事なクリスタルのシャンデリアの輝きと合わせて、迫力ある美しさを堪能できます。また白い大理石を基調とした建物の外観は、イスラム建築の伝統と現代のデザインが融合しておりとても優雅です。庭園や中庭も整備されており、のんびり散策するだけでも気持ちが良いもの。モスクはイスラム教徒以外にも開放されており、訪問者はガイドツアーを通じてその歴史と文化を深く学ぶこともできます。スルタンカブースグランドモスクは、オマーンの精神と美を象徴するランドマークであり、一度は訪れておきたいスポットです。

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  • アル・アラム・パレス

    アラム宮殿

    マスカット

    約200年前に儀式用の宮殿として創建されたアラム宮殿。スルタン(君主)の居住宮殿のうちの一つで、1972年に王族のための住まいとして改築されました。アラビア語で旗の宮殿を意味し、現在では公式行事や賓客をもてなす場として使われています。内部は非公開となっていますが、訪問者は建物正面の門までアクセス可能です。鉄柵越しに見えるカラフルな建物は一見の価値があります。白く磨かれた大理石が数多く使われ、現代イスラムのデザインを取り入れた建築様式の建物は青色や金色に彩られています。宮殿の後ろには荒々しい岩山が見えるため、白色ベースの建物が一層際立ちます。夜はライトアップされ、昼間とはまた違った幻想的な雰囲気を楽しめます。

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  • ミラニフォート

    ミラニフォート

    マスカット

    オマーン湾岸の岩山に建造された要塞ミラニフォート。アラム宮殿を中心に西側の岩山にミラニフォート、その反対の東側岩山にジャラリフォートが位置し、まるで宮殿を守るかのように2つの要塞がそびえ立ちます。ミラニフォートは元々砦があった場所に、16世紀に入植したポルトガル人によって要塞が築かれました。オマーンで最初に大砲が設置されるなど、重要な軍事拠点としてオマーン軍の管理下に置かれ長年非公開となっていましたが、オマーン政府から民間セクターに管理を委任されたことが発表され、ついに一般公開が解禁される運びとなりました。現在は内部見学が可能で、城塞から海とマスカット市内を一望できる絶景スポットとなっています。

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  • オマーン国立博物館

    オマーン国立博物館

    マスカット

    2016年に開館した比較的新しいオマーン国立博物館。古代オマーン時代から中世イスラム時代を経て、現在に至るまでのオマーンの歴史と文化を学べる博物館です。展示は1階と2階の2フロアのみで、館内はコンパクトにまとまった造り。展示室は時代やテーマごとに分かれ、古代遺跡から出土した紀元前3千年頃の土器や青銅器をはじめ、海上交易時代に盛んに取引された乳香の歴史、オマーンの伝統的な生活様式に関する展示などがあります。館内は最新の設備が備えられ、オマーンの成り立ちを紹介するミニシアター上映も行われています。歩き疲れたら併設のカフェで休憩をとりながらゆっくり回ることができます。オマーンの豊かな歴史と文化を体感できるスポットです。

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  • ジャラリフォート

    ジャラリフォート

    マスカット

    オマーン湾岸の岩山に建造された要塞ジャラリフォート。アラム宮殿を中心に東側の岩山にジャラリフォート、その反対の西側の岩山にミラニフォートが位置し、まるで宮殿を守るかのように2つの砦がそびえ立ちます。ジャラリフォートはミラニフォートと同時期の16世紀に入植したポルトガル人によって築かれました。以後幾度かの戦争を経て、19世紀初めには国内の主要刑務所として使われていましたが、1970年代にその役目を終了。改装後の1983年にオマーンの歴史文化を展示する博物館に生まれ変わりました。文化遺産省の許可を得た人のみが入場できる私的な博物館のため、一般公開されていませんが、海岸沿いから雄大な景色を見渡せます。

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  • ニズワ砦

    ニズワフォート

    ニズワ

    古都ニズワに建造された要塞ニズワフォート。中世イスラム初期から首都が置かれたニズワに、17世紀半ばイマーム・スルタン・ビン・サイフ・ビン・マリク・アル・ヤルビによって城や要塞が築かれました。広々とした城内はいくつもの部屋に分かれており、オマーンの伝統的な調度品や衣服などが展示されています。迷路のように入り組んだ通路を進むと、敵の侵入を防ぐための仕掛けが随所で見られます。カモフラージュ用の扉をはじめ、落とし穴、石落としトラップは必見。城内にはカフェも併設されており、一休みしながら城内散策を楽しめます。屋上に登ると、ナツメヤシが生い茂るニズワの町が眼下に広がり、典型的なオアシス都市の風景を望めます。

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  • マグセイル

    マグセイル

    ドファール

    オマーン南部の海岸の町マグセイル。ゴツゴツとした岩山が広がる海岸線はイエメンとの国境まで続いており、海岸沿いは岩山だけでなく、真っ白な砂浜のビーチが広がります。6kmあまり続くマグセイル・ビーチは、パウダーのようにきめ細かな砂で覆われていて、思わず靴を脱いで裸足で歩く人の姿も。ビーチの近くには、岩石海岸の割れ目から海水が噴き出す潮吹き穴ブローホールがあり、珍しい自然現象が見られます。潮吹き穴の下は洞窟になっており、大きな波が打ち寄せると、中に入り込んだ海水が出口を求めて勢いよく穴から噴出。1年を通して海水が吹き上がりますが、雨風の強くなる7月から9月にかけては、噴き出す海水量が多く迫力満点です。

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  • ルブアルハリ砂漠

    ルブアルハリ砂漠

    ドファール

    アラビア半島の3分の1を占めるルブアルハリ砂漠。サウジアラビア南部に広がる砂漠で、北はアラブ首長国連邦、南はイエメン、東はオマーンにまで及びます。長年人が住んでいなかったこともあって未開発のままでしたが、1948年に砂漠下から石油が見つかり、至るところで油田開発が進みました。現在では世界最大の石油埋蔵量、生産量を誇る地域になっています。天然資源に恵まれた地ですが人を寄せ付けない美しい景観も有名。オマーンからは同砂漠を訪れるツアーが開催されており、果てしなく続く砂の海や大砂丘を見に行けます。またかつて乳香の交易で栄えた幻の都市ウバル遺跡をはじめ、乳香群生地など、ユネスコの世界遺産に登録されたスポットもオマーン側にあり、立ち寄れば他に類をみない貴重な体験になるでしょう。

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  • ワディ・シャープ

    ワディ・シャープ

    マスカット

    オマーン東海岸からほど近い渓谷地ワディ・シャーブ。アラビア語で断崖の間にある峡谷を意味し、その名の通り周辺は断崖絶壁に囲まれたオアシスである景勝地です。渓谷の合間を縫うように流れる川の水が、所々に溜まって様々な形の天然プールを形成。人気の高い洞窟プールでは滝が流れ、青の洞窟を彷彿とさせる景色が広がります。ワディ・シャーブはゴツゴツとした岩山のため、1時間ほど谷底を歩いて天然プールまで向かいます。洞窟プールはさらにその奥にあり、泳いでしかたどり着けません。断崖絶壁を眺めながらの軽いトレッキングに水泳にと、ある程度体力が必要になりますが、その分人を寄せ付けない秘境ムード満点で探検気分を味わえます。

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  • マトラスーク 市場 キャップ 商品 Caps in Mutrah Souq, Muscat

    マトラスーク

    マスカット

    海岸沿いにある伝統的なアラブ様式のスーク。アラブ諸国の中でも最古の部類に入るマーケットで、観光客のみならず、地元の買い物客で賑わいます。屋根付きのため、天候を気にすることなく買い物が楽しめます。メインの通路天井はイスラム装飾で彩られ、ステンドグラスが輝く一角も。通路の両側にはたくさんのお店が並んでいますが、売り場はよく整理され、同じ区画内に同じ種類のものを売るお店が集まっています。主に衣料品、アクセサリー、雑貨、土産物が売られているほか、オマーン特産の乳香や香水もここで入手可能です。値札が付けられていない商品が多く、値段交渉は必須ですが、地元の店員と交流しながら、スーク内をブラブラ見て回るだけでも楽めます。

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  • ワヒバ砂漠

    ワヒバ砂漠

    北シャルキーヤ

    オマーン東部に広がるワヒバ砂漠。シャルキーヤ砂漠とも呼ばれ、東西約80km、南北約180km、総面積は12,500平方kmほどの大きさを誇ります。ワヒバ砂漠はこの地に暮らすバニ・ワヒバ族に因んでつけられました。現在ではベドウィン族がこの地で遊牧生活を送っています。どこまでも続く砂丘と起伏に富んだ地形は1960年代から研究者らの注目を集め、動植物相をはじめとする調査が進みました。マスカットから日帰り可能というアクセスの良さもあって、同砂漠を訪れるツアーがたくさん開催されています。ツアーは砂の上を歩く砂漠体験や、ベドウィン族のテント訪問、オアシス体験のできるワディバニハリドを訪れるものが人気。ワディバニハリドでは遊泳も可能で、オマーンの自然を満喫できるスポットです。

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  • バハラァフォート

    バハラフォート

    ニズワ

    シルクロードの中継都市バハラに建造された要塞バハラフォート。紀元前500年頃から敵の侵入を防ぐための軍事的防御拠点として要塞が築かれました。13世紀から19世紀にかけて同地を支配していたバヌ・ネブハン族らによって城の修復、増築を繰り返した結果、町の周囲を12kmの城壁で囲み、15の門、132の監視塔を有するオマーン国内で最大規模の要塞都市に発展しました。その長い城壁からアラビアの万里の長城と呼ばれることも。城壁の土台に使用されている日干しレンガはもろく急速に劣化が進行したため、1988年にユネスコの危機遺産に登録されました。その後オマーン政府によって大規模な修復工事が行われ、一般公開されるまでに至っています。屋上からは要塞オアシス都市の素晴らしい景色が一望できます。

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  • ビマシンクホール

    ビマシンクホール

    マスカット

    海岸からほど近い砂漠にぽっかり開いた穴ビマシンクホール。長い年月をかけて石灰岩の表面が浸食され、崩れてできた陥没穴です。幅40m、深さ20mほどの穴には、水が溜まって天然のプールを形成し、現在の姿になったと考えられています。周囲は岩と砂漠があるだけで、太陽の光が当たるとターコイズブルーの水面が美しく輝きます。国定公園に指定されており、天然プールに降りる階段やトイレは設置されていますが、更衣室はないため注意が必要。遊泳可のプール内には、ドクターフィッシュが泳いでいて美容効果も期待できます。高速道路を降りてすぐの場所にあるため、スールやワディ・シャーブを訪れる際、休憩がてら立ち寄るのにも適しています。

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  • ワディバニハリッド

    ワディバニハリッド

    北シャルキーヤ

    ワディは渓谷を流れる川の意味です。首都マスカットから203km離れ、シャルキーヤ地方で最も有名なワディです。ワディ沿いは岩だらけで、ところどころに自然のプールがあり、泳ぐこともできます。豊かな渓流にエメラルドグリーンの澄んだ水景が特長です。ピクニックエリアや小さな洞窟群もありますが、洞窟探検やトレッキングにはしっかりした準備が必要です。遊びに行く際は、自然の中なので日焼け止め、飲料水、岩の上でも歩きやすく滑りにくい靴で行きましょう。また、地元の人々もピクニックに行く場所なので、水着で歩き回るのはタブーです。マスカットからの日帰りツアーもありますが、ワディ内にはレストハウスやホステルがあり、大自然の中の宿泊も可能です。

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スルタンカブースグランドモスクは、オマーン最大級のイスラム教の礼拝堂です。美しい建築と精巧な装飾が来訪者を魅了します。モスクの中心には世界最大級の手織りのペルシャ絨毯が広がり、壮麗の一言。見事なクリスタルのシャンデリアの輝きと合わせて、迫力ある美しさを堪能できます。また白い大理石を基調とした建物の外観は、イスラム建築の伝統と現代のデザインが融合しておりとても優雅です。庭園や中庭も整備されており、のんびり散策するだけでも気持ちが良いもの。モスクはイスラム教徒以外にも開放されており、訪問者はガイドツアーを通じてその歴史と文化を深く学ぶこともできます。スルタンカブースグランドモスクは、オマーンの精神と美を象徴するランドマークであり、一度は訪れておきたいスポットです。

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約200年前に儀式用の宮殿として創建されたアラム宮殿。スルタン(君主)の居住宮殿のうちの一つで、1972年に王族のための住まいとして改築されました。アラビア語で旗の宮殿を意味し、現在では公式行事や賓客をもてなす場として使われています。内部は非公開となっていますが、訪問者は建物正面の門までアクセス可能です。鉄柵越しに見えるカラフルな建物は一見の価値があります。白く磨かれた大理石が数多く使われ、現代イスラムのデザインを取り入れた建築様式の建物は青色や金色に彩られています。宮殿の後ろには荒々しい岩山が見えるため、白色ベースの建物が一層際立ちます。夜はライトアップされ、昼間とはまた違った幻想的な雰囲気を楽しめます。

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オマーン湾岸の岩山に建造された要塞ミラニフォート。アラム宮殿を中心に西側の岩山にミラニフォート、その反対の東側岩山にジャラリフォートが位置し、まるで宮殿を守るかのように2つの要塞がそびえ立ちます。ミラニフォートは元々砦があった場所に、16世紀に入植したポルトガル人によって要塞が築かれました。オマーンで最初に大砲が設置されるなど、重要な軍事拠点としてオマーン軍の管理下に置かれ長年非公開となっていましたが、オマーン政府から民間セクターに管理を委任されたことが発表され、ついに一般公開が解禁される運びとなりました。現在は内部見学が可能で、城塞から海とマスカット市内を一望できる絶景スポットとなっています。

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2016年に開館した比較的新しいオマーン国立博物館。古代オマーン時代から中世イスラム時代を経て、現在に至るまでのオマーンの歴史と文化を学べる博物館です。展示は1階と2階の2フロアのみで、館内はコンパクトにまとまった造り。展示室は時代やテーマごとに分かれ、古代遺跡から出土した紀元前3千年頃の土器や青銅器をはじめ、海上交易時代に盛んに取引された乳香の歴史、オマーンの伝統的な生活様式に関する展示などがあります。館内は最新の設備が備えられ、オマーンの成り立ちを紹介するミニシアター上映も行われています。歩き疲れたら併設のカフェで休憩をとりながらゆっくり回ることができます。オマーンの豊かな歴史と文化を体感できるスポットです。

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オマーン湾岸の岩山に建造された要塞ジャラリフォート。アラム宮殿を中心に東側の岩山にジャラリフォート、その反対の西側の岩山にミラニフォートが位置し、まるで宮殿を守るかのように2つの砦がそびえ立ちます。ジャラリフォートはミラニフォートと同時期の16世紀に入植したポルトガル人によって築かれました。以後幾度かの戦争を経て、19世紀初めには国内の主要刑務所として使われていましたが、1970年代にその役目を終了。改装後の1983年にオマーンの歴史文化を展示する博物館に生まれ変わりました。文化遺産省の許可を得た人のみが入場できる私的な博物館のため、一般公開されていませんが、海岸沿いから雄大な景色を見渡せます。

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古都ニズワに建造された要塞ニズワフォート。中世イスラム初期から首都が置かれたニズワに、17世紀半ばイマーム・スルタン・ビン・サイフ・ビン・マリク・アル・ヤルビによって城や要塞が築かれました。広々とした城内はいくつもの部屋に分かれており、オマーンの伝統的な調度品や衣服などが展示されています。迷路のように入り組んだ通路を進むと、敵の侵入を防ぐための仕掛けが随所で見られます。カモフラージュ用の扉をはじめ、落とし穴、石落としトラップは必見。城内にはカフェも併設されており、一休みしながら城内散策を楽しめます。屋上に登ると、ナツメヤシが生い茂るニズワの町が眼下に広がり、典型的なオアシス都市の風景を望めます。

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オマーン南部の海岸の町マグセイル。ゴツゴツとした岩山が広がる海岸線はイエメンとの国境まで続いており、海岸沿いは岩山だけでなく、真っ白な砂浜のビーチが広がります。6kmあまり続くマグセイル・ビーチは、パウダーのようにきめ細かな砂で覆われていて、思わず靴を脱いで裸足で歩く人の姿も。ビーチの近くには、岩石海岸の割れ目から海水が噴き出す潮吹き穴ブローホールがあり、珍しい自然現象が見られます。潮吹き穴の下は洞窟になっており、大きな波が打ち寄せると、中に入り込んだ海水が出口を求めて勢いよく穴から噴出。1年を通して海水が吹き上がりますが、雨風の強くなる7月から9月にかけては、噴き出す海水量が多く迫力満点です。

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アラビア半島の3分の1を占めるルブアルハリ砂漠。サウジアラビア南部に広がる砂漠で、北はアラブ首長国連邦、南はイエメン、東はオマーンにまで及びます。長年人が住んでいなかったこともあって未開発のままでしたが、1948年に砂漠下から石油が見つかり、至るところで油田開発が進みました。現在では世界最大の石油埋蔵量、生産量を誇る地域になっています。天然資源に恵まれた地ですが人を寄せ付けない美しい景観も有名。オマーンからは同砂漠を訪れるツアーが開催されており、果てしなく続く砂の海や大砂丘を見に行けます。またかつて乳香の交易で栄えた幻の都市ウバル遺跡をはじめ、乳香群生地など、ユネスコの世界遺産に登録されたスポットもオマーン側にあり、立ち寄れば他に類をみない貴重な体験になるでしょう。

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オマーン東海岸からほど近い渓谷地ワディ・シャーブ。アラビア語で断崖の間にある峡谷を意味し、その名の通り周辺は断崖絶壁に囲まれたオアシスである景勝地です。渓谷の合間を縫うように流れる川の水が、所々に溜まって様々な形の天然プールを形成。人気の高い洞窟プールでは滝が流れ、青の洞窟を彷彿とさせる景色が広がります。ワディ・シャーブはゴツゴツとした岩山のため、1時間ほど谷底を歩いて天然プールまで向かいます。洞窟プールはさらにその奥にあり、泳いでしかたどり着けません。断崖絶壁を眺めながらの軽いトレッキングに水泳にと、ある程度体力が必要になりますが、その分人を寄せ付けない秘境ムード満点で探検気分を味わえます。

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海岸沿いにある伝統的なアラブ様式のスーク。アラブ諸国の中でも最古の部類に入るマーケットで、観光客のみならず、地元の買い物客で賑わいます。屋根付きのため、天候を気にすることなく買い物が楽しめます。メインの通路天井はイスラム装飾で彩られ、ステンドグラスが輝く一角も。通路の両側にはたくさんのお店が並んでいますが、売り場はよく整理され、同じ区画内に同じ種類のものを売るお店が集まっています。主に衣料品、アクセサリー、雑貨、土産物が売られているほか、オマーン特産の乳香や香水もここで入手可能です。値札が付けられていない商品が多く、値段交渉は必須ですが、地元の店員と交流しながら、スーク内をブラブラ見て回るだけでも楽めます。

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オマーン東部に広がるワヒバ砂漠。シャルキーヤ砂漠とも呼ばれ、東西約80km、南北約180km、総面積は12,500平方kmほどの大きさを誇ります。ワヒバ砂漠はこの地に暮らすバニ・ワヒバ族に因んでつけられました。現在ではベドウィン族がこの地で遊牧生活を送っています。どこまでも続く砂丘と起伏に富んだ地形は1960年代から研究者らの注目を集め、動植物相をはじめとする調査が進みました。マスカットから日帰り可能というアクセスの良さもあって、同砂漠を訪れるツアーがたくさん開催されています。ツアーは砂の上を歩く砂漠体験や、ベドウィン族のテント訪問、オアシス体験のできるワディバニハリドを訪れるものが人気。ワディバニハリドでは遊泳も可能で、オマーンの自然を満喫できるスポットです。

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シルクロードの中継都市バハラに建造された要塞バハラフォート。紀元前500年頃から敵の侵入を防ぐための軍事的防御拠点として要塞が築かれました。13世紀から19世紀にかけて同地を支配していたバヌ・ネブハン族らによって城の修復、増築を繰り返した結果、町の周囲を12kmの城壁で囲み、15の門、132の監視塔を有するオマーン国内で最大規模の要塞都市に発展しました。その長い城壁からアラビアの万里の長城と呼ばれることも。城壁の土台に使用されている日干しレンガはもろく急速に劣化が進行したため、1988年にユネスコの危機遺産に登録されました。その後オマーン政府によって大規模な修復工事が行われ、一般公開されるまでに至っています。屋上からは要塞オアシス都市の素晴らしい景色が一望できます。

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海岸からほど近い砂漠にぽっかり開いた穴ビマシンクホール。長い年月をかけて石灰岩の表面が浸食され、崩れてできた陥没穴です。幅40m、深さ20mほどの穴には、水が溜まって天然のプールを形成し、現在の姿になったと考えられています。周囲は岩と砂漠があるだけで、太陽の光が当たるとターコイズブルーの水面が美しく輝きます。国定公園に指定されており、天然プールに降りる階段やトイレは設置されていますが、更衣室はないため注意が必要。遊泳可のプール内には、ドクターフィッシュが泳いでいて美容効果も期待できます。高速道路を降りてすぐの場所にあるため、スールやワディ・シャーブを訪れる際、休憩がてら立ち寄るのにも適しています。

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ワディは渓谷を流れる川の意味です。首都マスカットから203km離れ、シャルキーヤ地方で最も有名なワディです。ワディ沿いは岩だらけで、ところどころに自然のプールがあり、泳ぐこともできます。豊かな渓流にエメラルドグリーンの澄んだ水景が特長です。ピクニックエリアや小さな洞窟群もありますが、洞窟探検やトレッキングにはしっかりした準備が必要です。遊びに行く際は、自然の中なので日焼け止め、飲料水、岩の上でも歩きやすく滑りにくい靴で行きましょう。また、地元の人々もピクニックに行く場所なので、水着で歩き回るのはタブーです。マスカットからの日帰りツアーもありますが、ワディ内にはレストハウスやホステルがあり、大自然の中の宿泊も可能です。

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オマーンのおすすめ情報

Information

グルメ

フムス

フムス

ひよこ豆をペースト状にし、練りごま、レモン汁、ニンニクなどの材料を混ぜて作るディップで栄養価が高いです。

ファラフェル

ファラフェル

ひよこ豆をペースト状にすりつぶして、丸い形にしたものを油で揚げたコロッケのような中東の大衆料理。

タブーリ

タブーリ

たっぷりのパセリにトマト、タマネギ、クスクスを加え、オリーブオイルで味付けした栄養豊富なサラダ。

ハリース

ハリース

細かく砕いた小麦と肉を長時間煮込んだお粥。玉ねぎやクミンパウダーでスパイスを効かせた郷土料理。

オマーン観光 基本情報

Information
  • 概要
  • 旅の準備
  • 入国・出国
  • 現地情報

概要

UAE、サウジアラビア、イエメンと国境を接する国土のほとんどが砂漠の国オマーン。治安もよく、ドバイから空路で1時間ほどのため、1度の旅行で複数箇所楽しみたい方にもおすすめです。

  • 正式名称
    オマーン国  Sultanate of Oman
  • 首都
    マスカット
  • 人口
    500万人
  • 面積
    約30万9千500平方キロメートル
  • 人種・民族
    アラブ人ほか
  • 宗教
    イスラム教
  • 言語
    アラビア語、英語
  • 通貨
    オマーン・リアル(RO)
  • 時差
    -5時間(オマーンが正午のとき、日本は午後5時)

通貨・両替

オマーンの通貨単位はオマーンリアルと補助通貨バイザ。現地で両替できる場所が複数あるので、現地通貨とクレジットカードの併用がおすすめです。

  • 日本で
    空港や一部の銀行で取扱がありますが、レートはあまりよくありません。
  • 現地で
    空港・銀行・ホテルや街中の両替所で両替が可能です。キャッシュカードがあればATMで現金を引き出せます。
  • 現地の空港で
    空港内には多数の両替所があり、入国ついでに両替えができるので便利です。
  • 現地の銀行で
    現地銀行でも両替は可能。一般的には空港よりもよいレートです。
  • 現地のホテルで
    大型ホテルなどでは日本円の両替も可能。緊急時に便利です。
  • 外貨宅配
    外貨をあらかじめ指定の場所に届けてくれる便利なサービス。申し込みは電話かインターネットで。
  • 為替レート
    1オマーンリアル=401.55円(2024年7月現在)

気候・服装

季節は大きく夏と冬に分けられ、夏は高温多湿、冬はそれほど気温が下がらず少量の雨が降ります。特に5月から8月にかけては厳しい暑さとなるため、3〜4月、10〜12月が観光におすすめです。

  • 夏
    オマーンの夏は紫外線がかなり強いので、日焼け止めや帽子、サングラスや日傘が必須です。宗教的にも極端な肌の露出は避けるため、羽織物などで調節するのが良いでしょう。
  • 冬
    最低気温が14度〜20度となる場合もあるため、特に夜はコートがあると安心でしょう。冬でも紫外線対策は忘れずに。

※平均気温、降水量:全て国土交通省 気象庁ウェブサイト調べ

電圧・プラグ・荷造り・必需品

電圧230ボルト・50ヘルツです。日本の電化製品を使う場合は変圧器が必要になります。変換プラグなどを持参すると便利です。

  • 電圧
    230ボルト 50ヘルツ
  • プラグ
    • B3タイプ BFタイプ
    • B3タイプ BFタイプ
  • 上手な荷造り
    かさばる衣類などは荷造り用の便利グッズを使って小さくまとめ、荷物は必要最小限に。帰りのおみやげ用のスペースも考えておきましょう。
  • 旅の必需品
    海外へ出るためにはパスポートとお金(現金・カード)が最低限必要。ツアーの場合は、最終日程表「旅のしおり」も必ず持参しましょう。

持っていくと便利

  • 衣類圧縮袋
    下着やセーターなどかさばる物はこれに入れて空間を確保。おみやげが入らないときにも重宝します。
  • 常備薬
    環境の変化から体調を崩すこともあります。飲み慣れている薬があると安心です。
  • 日焼け止め
    日差しが強い夏場の観光を楽しむなら必須!
  • 帽子・
    サングラス
    日差し予防に便利。日焼け止めと合わせての持参がおすすめです。

フライト・飛行時間

現在日本からの直行便はありません。ドバイやドーハ、バンコクなどを経由しての渡航が便利です。

  • 直行便・経由便
    エミレーツ航空のドバイ乗り継ぎ、カタール航空のドーハ乗り継ぎなどが一般的です。
  • 機内への持ち込み
    テロ対策で厳しくなっているので、爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。液体は100ml以下の容器に移して透明な袋に入れましょう。

オマーンへの入国

  • パスポート残存有効期限
    入国時に有効期限が6カ月以上あるパスポートが必要です。旅券の未使用査証欄は見開き2頁以上必要。
  • ビザの発給
    オマーン入国後14日間までの短期滞在(観光等)の場合、査証は免除されています。
  • 入国カード
    入国には出入国カードは不要です。
  • ※この情報は2024年7月現在のものです。情報の更新には努めておりますが、ビザ・パスポートなどの情報は予告なく変更されることがございます。必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。
  • オマーン入国の流れ
    1. 1.入国審査
      基本的には、パスポートを差し出すだけでOK。
    2. 2.荷物の受け取り
      日本出発の際に手荷物を預けた人は、自分が乗ってきた飛行機の便名が表示されたターンテーブルで受け取ります。
    3. 3.税関
      すべての荷物は X 線検査を受けます。不審物が投影された場合は,荷物を開けて検査を受けます。荷物を検査されることがあれば、進んで受けましょう。

オマーンから出国

混雑時期には出国手続きに時間がかかることも。余裕をもって空港へ。免税店で買い忘れたおみやげなどのショッピングも楽しめます。

  • オマーン出国の流れ
    1. 1.チェックイン(搭乗手続き)
      自分が利用する航空会社のカウンターに並び、航空券とパスポートを提出し、荷物を預け、搭乗券を受け取ります。
    2. 2.出国審査
      パスポートと搭乗券を提示するだけでスムーズに出国審査を抜けられます。
    3. 3.手荷物検査
      機内に持ち込む荷物はすべてX線で検査が行われます。身につけている金属類は外してトレイに入れましょう。

水事情

水道水は飲用可能ですが、どこでもミネラルウォーターを買うことができるので、不安であればそちらを携帯しましょう。

  • レストランや食堂では
    レストランなどで出される水も飲用可能ですが、日本とは水質が違うため、お腹を下しやすい人はミネラルウォーターを購入するのが安心です。
  • 公共施設では
    都市部の公共施設にある水道も同様ですが、手洗いうがい程度に留めておくのが無難でしょう。

トイレ事情

日本でみる洋式や和式のトイレが一般的ですが、トイレットペーパーは用意されていません。備え付けのシャワーは、用を足した後に体を洗い流すためのものです。

  • ティッシュペーパーを準備
    トイレにはペーパーを持参し、流さず備え付けのゴミ箱に捨てましょう。

郵便・電話・インターネット

日本への郵便は郵便局で送ることができます。国際電話をかけたい時は公衆電話を利用しましょう。

  • 郵便
      • 切手:主に郵便局で購入できますが、一部の観光地や土産物店でも販売している場合があります。
      • ハガキ:町中にポストがあまりないため、郵便局内に設置されたポストに投函すると良いでしょう。
  • 電話
    • 電話のかけ方:日本に直接ダイヤルする場合、国際電話識別番号(00)、日本の国番号(81)、市外局番から0をとった番号(3または90)、相手の電話番号の順に入力します。
  • インターネット
    • ほとんどのホテルにWi-Fiは完備されていますが、速度が遅いという場合もありますので、いつでも安定的にWi-Fiを利用したいという方は日本からレンタルWi-Fiを利用するとよいでしょう。

トラブル・治安

治安は安定していますが、油断せずに自分の荷物や貴重品からは目を離さないよう心掛けましょう。

  • スリ・ひったくり
    大都市や観光地では、スリや置き引きの被害があります。大衆向けレストランやショッピングモール、市場などでほんの一瞬、荷物から目を離した隙に盗られるケースが多いので注意しましょう。
  • パスポート(旅券)の紛失
    最寄りの警察署で紛失証明書を発行してもらい、最も近い都市の日本大使館か領事館で再発給の申請、発給を受けなくてはなりません。
  • トラブルに巻き込まれたら?
    万一、盗難に遭ったら即座に警察に連絡を。戻って来る可能性は低いですが、盗難証明書を発行してもらいましょう。帰国後に海外旅行保険会社に請求することができる場合があります。
  • 海外旅行保険に入って行こう
    盗難や病気、ケガ、交通事故など、もしもの時のために海外旅行保険に入っておきましょう。万一の場合、補償やサポートが受けられるので安心です。

マナー

オマーンにはイスラム教に基づいたルールが存在します。思いがけないことでトラブルに巻き込まれないためにも、マナーを知っておきましょう。

  • チップ
    欧米諸国同様にチップの習慣があります。レストランなどで料金にサービス料が含まれていない場合は、10%程度渡しましょう。
  • 喫煙
    基本的に屋内では、定められた場所以外での喫煙は禁止です。
  • 写真撮影
    オマーンに限らず、無断で人(特に女性)にカメラを向ける行為は好ましくありません。人が写り込まないように撮影するか、撮りたい場合は一言断りましょう。
  • 酒席のマナー
    免許を取得したホテル、レストランにおいては定められた時間帯での飲酒が可能です。ラマダーンの時期とイスラム教の祝日、その前日の晩はアルコール類は提供されません。

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