ルーマニア観光におすすめの名所&人気のスポットランキングルーマニア観光ガイド

国民の館国民の館

ブラン城に代表されるドラキュラ伝説の舞台や、トランシルバニア地方の中世の村々が見どころのルーマニア。カルパティア山脈の大自然や、ブカレストの華麗な建築も楽しめます。歴史的な遺産と伝統が色濃く残るルーマニアの基本情報から観光情報まで詳しく紹介します。

ルーマニア観光マップ

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ルーマニアのおすすめ観光スポット総合ランキング

Ranking
1
シギショアラ

シギショアラ

12世紀にドイツ出身の職人、商人が移住して築かれた城塞都市です。800年以上ほとんど変わらない景観に驚かされます。

2
国民の館

国民の館

首都ブカレストにある国民の館は延床面積33万㎡で、ワシントンにあるペンタゴン(国防総省)に次いで世界で2番目の規模を誇ります。

3
ブラン城

ブラン城

ドラキュラ居城のモデルとなった、ブラン村随一の観光スポットであるブラン城。室内には中世の暮らしが伺える展示品がズラリ。

4
シナイア僧院

シナイア僧院

19世紀にカルロ1世により建てられ、一部を増築した以外は当時のままの状態で残されています。内部のフレスコ画は迫力があります。

5
ペレシュ城

ペレシュ城

19世紀末にルーマニア王家の夏の離宮として建設されました。「ルーマニアで最も美しい城」といわれる名城です。

6
ブラショフ

ブラショフ

ルーマニアの第二の都市であるブラショフ。中世の町並みが残り、山並みに囲まれた美しい古都です。

7
ビエルタン要塞聖堂

ビエルタン要塞聖堂

数ある教会の中でも最も頑丈に造られた教会の一つで、3重の高く分厚い城壁は3世紀に渡る攻撃を耐え抜きました。

ルーマニアおすすめツアー

ルーマニアのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • ブラン城 The famous Dracula castle

    ブラン城

    ブラショフ

    「ブラン城」は、ルーマニアの南部・トランシルヴァニア地方のブラショフ県南部の山中に位置し、吸血鬼ドラキュラの居城のモデルとされている岩山の上に14世紀に建てられた石造りの要塞です。13世紀にドイツ騎士団が木製の要塞を築いたのち、ドイツの承認によって14世紀には石造りの城を築きました。城内は4階層にわたり、迷路のような階段と廊下でたくさんの部屋がつながっています。陶器・家具・武器・甲冑などが展示され、中世の生活がそのまま再現された居室には、白い漆喰壁に重厚な木彫り装飾が施された家具、美しい装飾の陶器製の暖炉、温かみのあるシャンデリアなどがあります。城の敷地内には、野外村落博物館があり、伝統的な農村の建物をはじめ水車小屋、風車などが展示されています。

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  • カルパティア山脈 岩山

    カルパティア山脈

    トランシルヴァニア

    中央ヨーロッパを東西に走る壮大な山脈で、ルーマニアを含む複数の国々にまたがっています。自然愛好家やアウトドアを楽しむ人にとって自然を満喫できる場所です。ルーマニア側では、ファガラシュ山地、ブチェジ山地などが有名で、豊かな生態系と多様な動植物が生息しており、高山植物や大型哺乳類が見られることでも知られています。とくに、ファガラシュ山地のモルドヴェアヌ峰は、ルーマニア最高峰として多くの登山者を引き付けています。トランシルヴァニア地方には、多くの歴史的な村や城が点在し、中世の雰囲気を色濃く残しています。登山やハイキング、スキーなどのアウトドアアクティビティが楽しめるだけでなく、山脈の美しい景観には息をのむような感動があります。

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  • ブカレスト 国民の館

    国民の館

    ブカレスト

    世界で最も大きく、最も重い建物の一つとして知られる国民の館は、1984年に故ニコラエ・チャウシェスク大統領のもと建設が始まりました。ルーマニア国内から集められた、大理石やクリスタル、玄武岩などの建築資材がふんだんに用いられ、豪華な装飾には2,800個のシャンデリア、220,000平方メートルのカーペット、3,500平方メートルの革など、まさに贅の限りが尽くされています。一方でこの時期は、経済的苦難の中にあり、国民の暮らしは豊かではありませんでした。建設のピーク時には1日24時間3交代で2万人以上が働き、10万人以上の労働者が携わりました。現在はルーマニア国会議事堂として利用され、一部は観光客に公開されています。

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  • ペレシュ城 シナイア ルーマニア

    ペレシュ城

    シナヤ

    カルパティア山脈の麓に位置する壮麗な城で、ルーマニア王カロル1世の夏の離宮として建設されました。19世紀後半に建設されたこの城は、ドイツ・ルネサンス様式で建てられており、ルーマニアで最も美しい城とたたえられるほどです。その内部は豪華な装飾と芸術品で満たされており、大広間や図書館、武器庫なども見応えがあります。城の周囲には彫刻、噴水が多く配された庭園が広がり、シナイアの渓谷が一望できます。内部の見学はガイドツアーに参加する必要がありますが、城の歴史や建築について詳細に学ぶことができ、貴重な体験となるでしょう。ペレシュ城は、その壮麗な建築と豊かな歴史から、ルーマニアを訪れる際に必見の観光スポットです。

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  • ヴォロネツ修道院「モルドバ地方の教会群」

    五つの修道院

    バトラ・モルドビツェイ

    美しい丘陵や森林の中に立つルーマニアの五つの修道院は、歴史を読み直す地として有名です。モルドヴァ公国が黄金期を迎えた16世紀初頭は、オスマン朝が最盛期を迎えていた時代でもあり、当時この地を治めていたシュテファン大公は、国家の存続を祈り修道院を建てました。修道院の見どころはその外壁を埋め尽くす鮮やかなフレスコ画です。中でも有名なのが、アルボレ修道院、ヴォロネツ修道院、モルドヴィツァ修道院、スチェヴィツァ修道院、そしてフモール修道院です。当時の思想や様子が反映された絵画の場面は、それぞれが独自の芸術的価値を持ち、宗教的伝統と文化を深く感じさせます。太陽のもとで見るフレスコ画は、美しさと経てきた年月を見せつけてくれます。

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  • ブラショフの黒の塔から見える旧市街の街並み 黒の教会とトゥンパ山 2014/6

    トゥンパ山

    ブラショフ

    トゥンパ山は、ブラショフの南東にそびえる標高約960mの山で、自然愛好者やアウトドアを楽しむ人々に人気のスポットです。ブラショフの町から簡単にアクセスでき、頂上までは歩くと約1時間半かかります。ハイキングコースも整備されており、初心者から上級者までさまざまなレベルのハイカーに対応しています。ケーブルカーで上ることも可能で、頂上までは数分で到着できます。山頂からは、ブラショフの中世の街並みが一望できます。また、山の中腹には野生の花々や森林が広がり、昆虫や鳥、動物も多く生息し、豊かな自然環境を楽しめます。周辺地域には中世の教会や要塞が点在しており、自然と歴史が融合した魅力的な観光スポットです。

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  • シビウの街並 2014/4

    シビウ

    シビウ

    12世紀にドイツの移民によって築かれたシビウは、かつての交易の中心地として栄えました。旧市街は石畳の通り、ゴシック様式の旧邸、バロック様式の教会、そして美しい広場が点在し、歴史的建造物が多く残っています。先駆的な都市でもあり、ヨーロッパのこのエリアで初となる病院や図書館、学校、薬局などがここにできました。文化の都市としても知られ、シビウ国際演劇祭や映画祭、音楽コンクール、スポーツイベントなど、年間を通して多くのイベントが開催されます。博物館も充実しており、ルーマニアの歴史と文化を深く知ることが可能です。900年以上の歴史を持ち、中世の面影を残すシビウは、歴史と文化が交差する魅力的な観光地です。

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  • バルサナ修道院

    バルサナ修道院

    ブルサナ

    美しい木造の修道院群で、その独特の建築と自然の中に溶け込む静かなたたずまいが特徴です。この修道院は18世紀に建てられたもので、現在もその美しい木造建築が残されています。広い敷地内には、教会、鐘楼、僧院、博物館などの伝統的な建物がいくつも並んでおり、マラムレシュで最も有名な観光名所の一つです。修道院とは別に、ユネスコの世界遺産に登録されている教会もあり、美しい壁画とその保存状態の良い木造建築は高く評価され、多くの巡礼者と観光客を引きつけています。周囲には、美しい自然が広がり、平和と静寂をもたらしてくれるバルサナ修道院は、ルーマニアの宗教的遺産と伝統的な木造建築の魅力を感じられる貴重な場所です。

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  • ビガーの滝

    ビガーの滝

    バナト

    鐘形をした苔岩を水が流れるビガーの滝は、壮大な自然景観を楽しめる場所として有名です。世界で最も美しい滝の一つとして知られ、ルーマニアで自然を満喫できる人気観光スポットとなっています。滝の周辺には、ハイキングコースが整備されており、自然の中を散策しながら滝の絶景を楽しめます。石灰質の水は時に青色を帯び、周囲の緑豊かな森林と美しく調和する光景に魅了されることでしょう。春から夏にかけては滝の水量が増し、一層迫力のある光景を見せてくれます。ビガーの滝は、自然愛好者やアウトドアを楽しむ人にとって絶好のスポットです。ルーマニアの自然の美しさを堪能できる、一度は訪れたい観光名所です。

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  • モルドヴィツァ修道院 The Moldovita Monastery Bucovina Romania

    モルドヴィツァ修道院

    スチャバ

    モルドヴィツァ修道院は、ルーマニアのスチャバにある修道院で、その外壁を飾る色鮮やかなフレスコ画で広く知られています。この修道院は1532年にシュテファン大公の息子、ペトゥル・ラレシュ公によって建設されました。聖母子や聖人、天使が描かれている他、外壁の一つにはコンスタンティノープル包囲戦の場面が描かれており、モルドヴィツァ修道院の特徴が表れています。また、付属の博物館にはロシア皇帝エカテリーナから贈られた品などが展示されています。修道院周囲には自然が広がり、緑豊かな風景と調和する光景を楽しめます。モルドヴィツァ修道院は、宗教的な巡礼地としてだけでなく、美術愛好者や歴史に興味のある観光客にとっても必見のスポットです。

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  • 陽気な墓 2011-07-05撮影

    陽気な墓

    サプンツァ

    陽気な墓は、マラムレシュ地方のサプンツァ村にある墓地で、そのカラフルでユーモラスな墓石が有名です。この墓地は、20世紀初頭に地元のアーティスト、スタン・ヨン・パトラスによって始められました。パトラスは、墓石に故人の人生を描いた風刺的な絵とユーモラスな詩を刻みました。各墓石は明るい色彩で描かれ、故人の職業や重要な出来事などが表現されています。絵を見るだけで、羊飼いや教師などをしていた、故人の生活が見て取れます。このユニークな墓地は、その背後にある人生哲学についても考えさせてくれます。マラムレシュ地方の文化と伝統を深く理解するための特別な場所であり、ルーマニアを訪れる際にはぜひ立ち寄りたい観光名所です。

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  • マフムディエモスク マフムード2世モスク

    ザ グレイト モスク オブ コンスタンツァ

    コンスタンツァ

    ザ・グレイト・モスク・オブ・コンスタンツァは、地元のイスラム教徒にとって重要な宗教施設です。モスクは1910年に、当時のルーマニア国王キャロル1世によって建設されました。設計は建築家ヴィクトル・シュテファネスクによるもので、オリエンタルとルーマニアの建築様式が見事に融合しています。ミナレットの140段の階段を上ると、コンスタンツァ市街と黒海の美しい景色を一望できます。モスクの内部は美しい彫刻や緻密な装飾が施されており、中でも巨大なペルシャカーペットは見応えがあります。ザ・グレイト・モスク・オブ・コンスタンツァは、宗教的な意味合いだけでなく、建築的価値も高く、ルーマニアの多文化社会を象徴する重要な観光スポットです。

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  • ヴォロネツ修道院 2007/6

    ヴォロネツ修道院

    ボロネツ

    ヴォロネツ修道院は、ルーマニアのブコヴィナ地方にある、歴史的かつ美術的価値の高い修道院で、その鮮やかな外壁フレスコ画で世界的に有名です。この修道院はシュテファン大公の命によって1488年に建設されました。とくに注目すべきは「ヴォロネツブルー」と呼ばれる深い青色を基調とした外壁画で、聖書の物語やキリスト教の教えが細部にわたり描かれています。この色鮮やかな顔料については、今でも謎のままです。これらのフレスコ画は、中世ルーマニアの芸術の頂点を示しており、見る者に深い感動を与えます。ヴォロネツ修道院は、ルーマニアの宗教的遺産と中世美術を代表する存在であり、歴史や文化に興味のある観光客にとって必見のスポットです。

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  • アルバ・ユリアの聖ミハイ聖堂 2014/6

    聖ミハイ教会

    クルジュ=ナポカ

    統一広場に立つカトリック教会で、15世紀に完成しました。ゴシック様式の塔と、色鮮やかなステンドグラスで広く知られています。教会はローマ・カトリック共同体の教会として建てられましたが、プロテスタントの手に渡った後、ユニテリアン派の教会となり、18世紀にローマ・カトリック教徒に返還されます。そのため内部はやや複雑な装飾となっています。また、教会の再カトリック化に伴い改造が繰り返され、近年では、修復の際に古い壁画が発見されることもあります。聖ミハイ教会は、地元の宗教行事の場としても利用され、クルジュ・ナポカの信仰と文化の中心地となっています。歴史的背景と建築美を楽しむだけでなく、ルーマニアの宗教的遺産に触れられる観光場所です。

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  • シギショアラ歴史地区

    シギショアラ歴史地区

    シギショアラ

    シギショアラ歴史地区は、素晴らしい景観と歴史的な価値をもつ街として有名な中世の城塞都市です。12世紀にトランシルヴァニア・ザクセン人によって築かれ、現在もその美しい街並みが残されています。とくに有名なのは14世紀に建てられた時計塔です。自治権を象徴する4つの小塔が特徴で、毎正時になると動き出す人形たちの窓も設置されています。シギショアラは「ルーマニアの宝石」とも称され、その保存状態の良さから1999年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。中世の雰囲気を色濃く残すこの街は、訪れる人々にタイムスリップしたかのような体験を提供します。ルーマニアに来たなら絶対に訪れたいスポットです。

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「ブラン城」は、ルーマニアの南部・トランシルヴァニア地方のブラショフ県南部の山中に位置し、吸血鬼ドラキュラの居城のモデルとされている岩山の上に14世紀に建てられた石造りの要塞です。13世紀にドイツ騎士団が木製の要塞を築いたのち、ドイツの承認によって14世紀には石造りの城を築きました。城内は4階層にわたり、迷路のような階段と廊下でたくさんの部屋がつながっています。陶器・家具・武器・甲冑などが展示され、中世の生活がそのまま再現された居室には、白い漆喰壁に重厚な木彫り装飾が施された家具、美しい装飾の陶器製の暖炉、温かみのあるシャンデリアなどがあります。城の敷地内には、野外村落博物館があり、伝統的な農村の建物をはじめ水車小屋、風車などが展示されています。

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中央ヨーロッパを東西に走る壮大な山脈で、ルーマニアを含む複数の国々にまたがっています。自然愛好家やアウトドアを楽しむ人にとって自然を満喫できる場所です。ルーマニア側では、ファガラシュ山地、ブチェジ山地などが有名で、豊かな生態系と多様な動植物が生息しており、高山植物や大型哺乳類が見られることでも知られています。とくに、ファガラシュ山地のモルドヴェアヌ峰は、ルーマニア最高峰として多くの登山者を引き付けています。トランシルヴァニア地方には、多くの歴史的な村や城が点在し、中世の雰囲気を色濃く残しています。登山やハイキング、スキーなどのアウトドアアクティビティが楽しめるだけでなく、山脈の美しい景観には息をのむような感動があります。

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世界で最も大きく、最も重い建物の一つとして知られる国民の館は、1984年に故ニコラエ・チャウシェスク大統領のもと建設が始まりました。ルーマニア国内から集められた、大理石やクリスタル、玄武岩などの建築資材がふんだんに用いられ、豪華な装飾には2,800個のシャンデリア、220,000平方メートルのカーペット、3,500平方メートルの革など、まさに贅の限りが尽くされています。一方でこの時期は、経済的苦難の中にあり、国民の暮らしは豊かではありませんでした。建設のピーク時には1日24時間3交代で2万人以上が働き、10万人以上の労働者が携わりました。現在はルーマニア国会議事堂として利用され、一部は観光客に公開されています。

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カルパティア山脈の麓に位置する壮麗な城で、ルーマニア王カロル1世の夏の離宮として建設されました。19世紀後半に建設されたこの城は、ドイツ・ルネサンス様式で建てられており、ルーマニアで最も美しい城とたたえられるほどです。その内部は豪華な装飾と芸術品で満たされており、大広間や図書館、武器庫なども見応えがあります。城の周囲には彫刻、噴水が多く配された庭園が広がり、シナイアの渓谷が一望できます。内部の見学はガイドツアーに参加する必要がありますが、城の歴史や建築について詳細に学ぶことができ、貴重な体験となるでしょう。ペレシュ城は、その壮麗な建築と豊かな歴史から、ルーマニアを訪れる際に必見の観光スポットです。

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美しい丘陵や森林の中に立つルーマニアの五つの修道院は、歴史を読み直す地として有名です。モルドヴァ公国が黄金期を迎えた16世紀初頭は、オスマン朝が最盛期を迎えていた時代でもあり、当時この地を治めていたシュテファン大公は、国家の存続を祈り修道院を建てました。修道院の見どころはその外壁を埋め尽くす鮮やかなフレスコ画です。中でも有名なのが、アルボレ修道院、ヴォロネツ修道院、モルドヴィツァ修道院、スチェヴィツァ修道院、そしてフモール修道院です。当時の思想や様子が反映された絵画の場面は、それぞれが独自の芸術的価値を持ち、宗教的伝統と文化を深く感じさせます。太陽のもとで見るフレスコ画は、美しさと経てきた年月を見せつけてくれます。

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トゥンパ山は、ブラショフの南東にそびえる標高約960mの山で、自然愛好者やアウトドアを楽しむ人々に人気のスポットです。ブラショフの町から簡単にアクセスでき、頂上までは歩くと約1時間半かかります。ハイキングコースも整備されており、初心者から上級者までさまざまなレベルのハイカーに対応しています。ケーブルカーで上ることも可能で、頂上までは数分で到着できます。山頂からは、ブラショフの中世の街並みが一望できます。また、山の中腹には野生の花々や森林が広がり、昆虫や鳥、動物も多く生息し、豊かな自然環境を楽しめます。周辺地域には中世の教会や要塞が点在しており、自然と歴史が融合した魅力的な観光スポットです。

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12世紀にドイツの移民によって築かれたシビウは、かつての交易の中心地として栄えました。旧市街は石畳の通り、ゴシック様式の旧邸、バロック様式の教会、そして美しい広場が点在し、歴史的建造物が多く残っています。先駆的な都市でもあり、ヨーロッパのこのエリアで初となる病院や図書館、学校、薬局などがここにできました。文化の都市としても知られ、シビウ国際演劇祭や映画祭、音楽コンクール、スポーツイベントなど、年間を通して多くのイベントが開催されます。博物館も充実しており、ルーマニアの歴史と文化を深く知ることが可能です。900年以上の歴史を持ち、中世の面影を残すシビウは、歴史と文化が交差する魅力的な観光地です。

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美しい木造の修道院群で、その独特の建築と自然の中に溶け込む静かなたたずまいが特徴です。この修道院は18世紀に建てられたもので、現在もその美しい木造建築が残されています。広い敷地内には、教会、鐘楼、僧院、博物館などの伝統的な建物がいくつも並んでおり、マラムレシュで最も有名な観光名所の一つです。修道院とは別に、ユネスコの世界遺産に登録されている教会もあり、美しい壁画とその保存状態の良い木造建築は高く評価され、多くの巡礼者と観光客を引きつけています。周囲には、美しい自然が広がり、平和と静寂をもたらしてくれるバルサナ修道院は、ルーマニアの宗教的遺産と伝統的な木造建築の魅力を感じられる貴重な場所です。

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鐘形をした苔岩を水が流れるビガーの滝は、壮大な自然景観を楽しめる場所として有名です。世界で最も美しい滝の一つとして知られ、ルーマニアで自然を満喫できる人気観光スポットとなっています。滝の周辺には、ハイキングコースが整備されており、自然の中を散策しながら滝の絶景を楽しめます。石灰質の水は時に青色を帯び、周囲の緑豊かな森林と美しく調和する光景に魅了されることでしょう。春から夏にかけては滝の水量が増し、一層迫力のある光景を見せてくれます。ビガーの滝は、自然愛好者やアウトドアを楽しむ人にとって絶好のスポットです。ルーマニアの自然の美しさを堪能できる、一度は訪れたい観光名所です。

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モルドヴィツァ修道院は、ルーマニアのスチャバにある修道院で、その外壁を飾る色鮮やかなフレスコ画で広く知られています。この修道院は1532年にシュテファン大公の息子、ペトゥル・ラレシュ公によって建設されました。聖母子や聖人、天使が描かれている他、外壁の一つにはコンスタンティノープル包囲戦の場面が描かれており、モルドヴィツァ修道院の特徴が表れています。また、付属の博物館にはロシア皇帝エカテリーナから贈られた品などが展示されています。修道院周囲には自然が広がり、緑豊かな風景と調和する光景を楽しめます。モルドヴィツァ修道院は、宗教的な巡礼地としてだけでなく、美術愛好者や歴史に興味のある観光客にとっても必見のスポットです。

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陽気な墓は、マラムレシュ地方のサプンツァ村にある墓地で、そのカラフルでユーモラスな墓石が有名です。この墓地は、20世紀初頭に地元のアーティスト、スタン・ヨン・パトラスによって始められました。パトラスは、墓石に故人の人生を描いた風刺的な絵とユーモラスな詩を刻みました。各墓石は明るい色彩で描かれ、故人の職業や重要な出来事などが表現されています。絵を見るだけで、羊飼いや教師などをしていた、故人の生活が見て取れます。このユニークな墓地は、その背後にある人生哲学についても考えさせてくれます。マラムレシュ地方の文化と伝統を深く理解するための特別な場所であり、ルーマニアを訪れる際にはぜひ立ち寄りたい観光名所です。

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ザ・グレイト・モスク・オブ・コンスタンツァは、地元のイスラム教徒にとって重要な宗教施設です。モスクは1910年に、当時のルーマニア国王キャロル1世によって建設されました。設計は建築家ヴィクトル・シュテファネスクによるもので、オリエンタルとルーマニアの建築様式が見事に融合しています。ミナレットの140段の階段を上ると、コンスタンツァ市街と黒海の美しい景色を一望できます。モスクの内部は美しい彫刻や緻密な装飾が施されており、中でも巨大なペルシャカーペットは見応えがあります。ザ・グレイト・モスク・オブ・コンスタンツァは、宗教的な意味合いだけでなく、建築的価値も高く、ルーマニアの多文化社会を象徴する重要な観光スポットです。

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ヴォロネツ修道院は、ルーマニアのブコヴィナ地方にある、歴史的かつ美術的価値の高い修道院で、その鮮やかな外壁フレスコ画で世界的に有名です。この修道院はシュテファン大公の命によって1488年に建設されました。とくに注目すべきは「ヴォロネツブルー」と呼ばれる深い青色を基調とした外壁画で、聖書の物語やキリスト教の教えが細部にわたり描かれています。この色鮮やかな顔料については、今でも謎のままです。これらのフレスコ画は、中世ルーマニアの芸術の頂点を示しており、見る者に深い感動を与えます。ヴォロネツ修道院は、ルーマニアの宗教的遺産と中世美術を代表する存在であり、歴史や文化に興味のある観光客にとって必見のスポットです。

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統一広場に立つカトリック教会で、15世紀に完成しました。ゴシック様式の塔と、色鮮やかなステンドグラスで広く知られています。教会はローマ・カトリック共同体の教会として建てられましたが、プロテスタントの手に渡った後、ユニテリアン派の教会となり、18世紀にローマ・カトリック教徒に返還されます。そのため内部はやや複雑な装飾となっています。また、教会の再カトリック化に伴い改造が繰り返され、近年では、修復の際に古い壁画が発見されることもあります。聖ミハイ教会は、地元の宗教行事の場としても利用され、クルジュ・ナポカの信仰と文化の中心地となっています。歴史的背景と建築美を楽しむだけでなく、ルーマニアの宗教的遺産に触れられる観光場所です。

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シギショアラ歴史地区は、素晴らしい景観と歴史的な価値をもつ街として有名な中世の城塞都市です。12世紀にトランシルヴァニア・ザクセン人によって築かれ、現在もその美しい街並みが残されています。とくに有名なのは14世紀に建てられた時計塔です。自治権を象徴する4つの小塔が特徴で、毎正時になると動き出す人形たちの窓も設置されています。シギショアラは「ルーマニアの宝石」とも称され、その保存状態の良さから1999年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。中世の雰囲気を色濃く残すこの街は、訪れる人々にタイムスリップしたかのような体験を提供します。ルーマニアに来たなら絶対に訪れたいスポットです。

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ルーマニアのおすすめ情報

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グルメ

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サルマーレ

ルーマニア風のロールキャベツ。ザワークラウトに似たキャベツの漬物を使い、トマトジュースで煮込むのが一般的です。

ミティティ ルーマニア風肉団子 Grilled romanian meat rolls – mititei mici

ミティティ

牛肉や羊肉のひき肉で作る細長い肉団子で、スパイスやハーブを効かせて焼き上げたストリートスナックです。

ルーマニア 観光 基本情報

Information
  • 概要
  • 旅の準備
  • 入国・出国
  • 現地情報

概要

「ラテンの血にスラブの感情が混ざった」と形容され、開放的な国民性と、かつて「バルカンのパリ」と称えられた首都やドラキュラゆかりの地が惹きつける国です。

  • 正式名称
    ルーマニア Romania
  • 首都
    ブカレスト
  • 人口
    約1,906万人
  • 面積
    約23.8万km²
  • 人種・民族
    ルーマニア人、ハンガリー人、ドイツ人、トルコ人、ロマ、その他
  • 宗教
    ルーマニア正教、ギリシア正教、ローマ・カトリック、その他
  • 言語
    ルーマニア語、ハンガリー語
  • 通貨
    レウ
  • 時差
    -7時間(ルーマニアが正午の場合、日本は午後7時)
  • サマータイム
    3月最終日曜日~10月最終日曜日は-6時間

ルーマニアの現地情報ブログ

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