ロシア観光におすすめの名所&人気のスポットランキングロシア観光ガイド

エルミタージュ美術館エルミタージュ美術館
クレムリンクレムリン

世界最大の国土を誇るロシア。モスクワの赤の広場や、サンクトペテルブルクのエルミタージュ美術館など、歴史的建造物の宝庫です。キジ島の木造教会群は幻想的な美しさを放ちます。ボルシチやピロシキなど伝統料理も魅力的。広大なロシア観光のおすすめスポットやグルメを紹介します。

ロシア観光マップ

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ロシアのおすすめ観光スポット総合ランキング

Ranking
1
エルミタージュ美術館

エルミタージュ美術館

サンクトペテルブルク

300万点以上のコレクションを持つ世界有数の美術館。ロマノフ朝時代の王宮だった本館は豪華な調度品や装飾も見所。

2
赤の広場

赤の広場

モスクワ

カラフルな屋根が印象的な聖ワシリイ大聖堂や赤レンガのスパスカヤ塔など、鮮やかな景色を楽しめる広場。

3
血の上の救世主教会

血の上の救世主教会

サンクトペテルブルク

アレクサンドル2世が暗殺された場所に建つ純ロシア風教会。ドームや壁に描かれたフレスコ画が圧巻です。

4
バイカル湖

バイカル湖

イルクーツク

世界一の透明度を誇り、バイカルアザラシをはじめさまざまな生物が生息する湖。冬は氷上のドライブを楽しめます。

5
エカテリーナ宮殿

エカテリーナ宮殿

サンクトペテルブルク

エカテリーナ1世が夏の離宮として建設した宮殿。内装がすべて琥珀で飾られた「琥珀の間」は特に見所です。

6
キジ島

キジ島

ロシア

オネガ湖に浮かぶ小さな島で、世界遺産に登録されている木造教会や農家、風車などの美しい景色を見ることができます。

7
ウスペンスキー大聖堂

ウスペンスキー大聖堂

モスクワ

クレムリンの城壁の中に建つ、金色の屋根が美しい聖堂。イコンとフレスコ画で飾られた壁と屋根が見事です。

ロシアおすすめツアー

ロシアのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • エルミタージュ美術館

    エルミタージュ美術館

    サンクトペテルブルク

    サンクトペテルブルク、ネヴァ川のほとりにあるエルミタージュ美術館は、世界最大級の美術館のひとつです。エカテリーナ女帝が自分の為の隠れ家展示室を設立したのがはじまりで、その後の歴代の皇帝が収集したコレクションは300万点以上に及びます。美術館は冬宮殿を含む複数の建物にわたっており、1日ですべてを見て回るのは不可能に近いため、見たい展示を前もって確認しておくのがおすすめです。この美術館は、もともとは宮殿であり歴代の皇帝が暮らしていたのが特徴で、豪華な内装や建築が芸術作品としても見応えがあります。展示品は古代の彫刻からルネサンス期の傑作、現代美術まで多岐にわたり、ピカソやレオナルド・ダ・ヴィンチの作品も含まれています。

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  • 聖ワシリィ大聖堂

    聖ワシリィ大聖堂

    モスクワ

    モスクワの聖ワシリィ大聖堂は、色鮮やかな玉ねぎ型のドームと独特の建築様式で有名です。この大聖堂は赤の広場の一角にあり、1561年にイヴァン4世によって建設が開始され、1560年に完成しました。カザン・ハンとの戦いに勝利した記念として建設され、設計はポスニク・ヤーコブレフがおこないました。モスクワの象徴として世界中にその名を知られており、メルヘンチックな雰囲気とカラフルな外観が特徴。大聖堂の内部は美しい絵画で装飾されており、見応えがあります。玉ねぎ型のドームへと続く塔には螺旋階段があり、上まで登ることも可能です。夜にはライトアップがおこなわれ、昼間とはまた違った大聖堂の雰囲気を楽しめます。

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  • 黄金橋

    黄金橋

    ウラジオストク

    ロシアの東、ウラジオストクにある黄金橋は、この都市の重要なランドマークのひとつです。2012年に完成したこの吊り橋は、金角湾をまたぎ、ウラジオストクの中心部と対岸を結んでいます。全長は約737kmで、世界有数の斜張橋でもあります。構造の美しさが評判で、特にV字の主塔と橋脚が特徴的。黄金橋は夜間にライトアップがおこなわれ、昼間とはまた違った表情になり、美しさが一層際立ちます。また、観光の観点からも、ウラジオストクを訪れる人々にとっては必見のスポットとなっており、迫力ある景観は多くの人々を魅了しています。鷲の巣展望台からは橋の美しい姿を眺められるためおすすめです。

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  • グム百貨店

    グム百貨店

    モスクワ

    1893年に開業し、豪華な建築と広大な敷地で知られ、国内外から多くの観光客が訪れます。グムという名は旧ソビエト連邦時代には「国営百貨店」という意味に由来していましたが、現在は民営化され「主席(NO.1)百貨店」の意味を持ちます。一時期政府の管理下に置かれ、消費財の配給所として利用されました。近年では、ファッションブランドや高級品の店舗が並び、モスクワNO.1のデパートとして知られています。グム百貨店の内部には美しいガラス張りのアーケードがあり、その中を歩くだけでも楽しめます。特に冬季には、グム前の広場にスケートリンクが設置され、イルミネーションに彩られたクリスマスマーケットも開催されます。

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  • エカテリーナ宮殿

    エカテリーナ宮殿

    サンクトペテルブルク

    1762年に建設され、エリザベータ皇后の命により宮殿の内外観に贅沢に金が施された豪華なバロック様式の宮殿です。ヨーロッパで最も美しいとされる宮殿の壮麗な外観と内装は、当時のロシア宮廷の華やかさを象徴しています。宮殿はロシア革命後に博物館として一般公開され、多くの観光客が訪れています。このエカテリーナ宮殿は、特に「琥珀の間」で有名です。「世界八番目の不思議」と称され、琥珀をふんだんに使用した壁面装飾が施されています。しかし、第二次世界大戦中にドイツ軍によって略奪され、1997年から再建プロジェクトが進行し、2003年に現在の姿に復元されました。宮殿は広大な庭園に囲まれ、庭園内には湖やパビリオンなどが点在しています。

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  • バイカル湖

    バイカル湖

    シベリア

    世界で最も古く、最も深い湖として知られ、1996年ユネスコの世界遺産に登録されました。バイカル湖の形成は2,000万〜2,500万年前にさかのぼり、その悠久の歴史は地球の地質学的な変遷を物語っています。この湖は長さ636km、最大幅は79km、最大深さは1.6kmに及びます。透明度が非常に高く、深さ40m以上の底が見えることもあります。バイカル湖は独特の生態系を持ち、多くの固有種が生息しています。その中でも、バイカルアザラシは湖の象徴的な存在です。夏にはトレッキング、釣り、氷上のアクティビティなど、多様なアウトドア活動が楽しめます。また、冬には厚い氷に覆われ、その美しい氷の景色は圧巻です。

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  • 血の上の救世主教会

    血の上の救世主教会

    サンクトペテルブルク

    1881年に暗殺されたロシア皇帝アレクサンドル2世の記念として建てられました。皇帝が負傷した場所に因んで「血の上」と名付けられ、彼の息子であるアレクサンドル3世によって建設が進められました。教会の建築は、アレクサンドル2世の死を悼むために特別にデザインされ、その外観は色鮮やかなモザイクやタイルで装飾されています。内部もまた、約7,000平方メートルのモザイク画で覆われており、世界最大級のモザイク装飾の一つです。モザイク画には、キリストの生涯や聖書の物語が描かれており、訪れる人々に深い感動を与えます。教会は1917年のロシア革命後一時的に閉鎖されましたが、1997年に修復工事が完了し再び一般公開されています。

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  • ボリショイ劇場

    ボリショイ劇場

    モスクワ

    長い歴史を持つこの劇場は、世界的に有名なバレエとオペラの劇場です。ロシアの文化と芸術の象徴とされ、チャイコフスキーの「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」といった作品が初演された場所としても知られています。ボリショイは「大きな」を意味し、その名の通り、壮大な規模と豪華な内装で訪れる人々を魅了します。1825年建築家オシップ・ボーヴェにより創設され、爆撃や度重なる改修を経て現在のネオクラシカルな建物が完成しました。近年では2011年に大規模な改修工事が完了し、劇場は新たな輝きを取り戻しました。この改修により、舞台設備の近代化や観客席の快適性が向上し、さらに多くの観光客や芸術愛好家が訪れるようになりました。

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  • クレムリン

    クレムリン

    モスクワ

    1156年に築かれた木造の城塞から15世紀後半に現在のれんが造に建て替えられました。ロシアの皇帝や政府の中心地として機能しており、敵の侵略と破壊の後に復活し、その壮大な建築様式はロシアの文化と歴史の象徴とされ赤の広場とともに世界遺産に登録されています。約2,235mの城壁内には、20世紀初めの装飾と芸術品の約4,000のモニュメントが展示されている武器庫やアサンプション大聖堂、アルハンゲリスク大聖堂などの歴史的建造物が数多く存在しています。また、ウスペンスキー大聖堂は、ロシア正教会の重要な儀式が行われる場所として知られ、壁から天井、柱にわたって壁画が描かれており一見の価値があります。

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  • 赤の広場

    赤の広場

    モスクワ

    別名クラスナヤ広場と言われ、クレムリンとともに世界遺産に登録されました。「クラスナヤ」には古代スラヴ語で「美しい」とロシア語で「赤い」という意味があります。この広場は15世紀にイヴァン三世により建設され、ロシア帝国時代からの歴史ある広場です。赤の広場の中心にはレーニン廟が1924年に建設され、ウラジーミル・レーニンの遺体が安置されています。2007年からは国際軍楽隊祭り(正式名称:スパスカヤ塔祭り)が開かれており、世界各国軍楽隊が参加して公演を行なっています。現在、赤の広場は観光客にとって必見のスポットであり、特に夜間にライトアップされた広場は幻想的な美しさを誇り多くの観光客が訪れます。

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  • 聖イサアク大聖堂

    聖イサアク大聖堂

    サンクトペテルブルク

    19世紀ロシアの建築を代表する壮大な建物で、サンクトペテルブルクの象徴的な存在です。高さ101.5m、長さ111.2m、幅97.6mと、その規模は驚異的。世界でも最大級のドーム建築の一つで、ロシアの古典主義建築の最高峰として知られています。大聖堂の中央には、金箔が施された巨大なドームがあり、その周囲を取り囲む円柱の回廊が特徴的です。また、建物の四隅には小さな鐘楼が配置され、全体のシルエットに調和をもたらします。外観正面には高さ17m、重さ114tの花崗岩の柱が並び、内部装飾は、金箔を施した彫刻や豪華なモザイク画、巨大なステンドグラスなどが施され、宗教的な荘厳さと芸術的な美しさが融合しています。

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  • マリインスキー劇場

    マリインスキー劇場

    サンクトペテルブルク

    1860年に開場し、劇場の名前はアレクサンドル2世の妻であるマリア・アレクサンドロヴナ皇后に由来します。長い歴史の中で幾度となく再建され、1970年サロメヤ・ゲルファーにより現在の姿になりました。この劇場では2世紀以上にわたり多くの偉大なアーティストを輩出しています。特に有名なのは、オペラ歌手のフョードル・シャリアピンやバレエダンサーのアンナ・パブロワ、ルドルフ・ヌレエフなどです。また、チャイコフスキーやリムスキー・コルサコフの作品が初演された場所としても有名です。現在もマリインスキー劇場は多くの公演を行っており、ロシア文化の象徴としての地位を保っています。訪れる人々はその豪華さと歴史を感じることができるでしょう。

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  • 至聖三者大聖堂

    至聖三者大聖堂

    サンクトペテルブルク

    サンクトペテルブルクで最も雄大で美しい大聖堂の1つであり、最も長期間修復され続けている大聖堂です。至聖三者大聖堂は、神聖な三位一体を称えるために1828年に完成しましたが、その歴史は波乱に満ちています。1922年のロシア革命後、聖堂は倉庫や軍の施設として使用され教会としての役割を失い、1938年には正式に閉鎖されました。しかし、1990年代初頭の宗教的な復興運動により、1994年に再び宗教施設として開かれました。復興の過程で2006年には大規模な火災が発生し甚大な被害を受けましたが、2010年に正面の修復が完成し、現在はその壮麗な姿を再び見られるようになりました。歴史的背景を感じながら、壮大な建築と宗教的な雰囲気が楽しめます。

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  • プレオブラジェンスカヤ教会

    プレオブラジェンスカヤ教会

    カレリア共和国

    プレオブラジェンスカヤ教会は、ロシアのキジ島にある木造教会です。一度落雷によって焼失しましたが、18世紀に再建されたロシア正教会の傑作として知られています。この教会は、その美しい建築と歴史的価値で高く評価されています。キジ島はカレリア地方のオネガ湖に浮かぶ小さな島で、ユネスコの世界遺産に登録されています。プレオブラジェンスカヤ教会は、この島の最も象徴的な建物であり、ロシア木造建築の最高峰とされています。教会は光の加減によって銀色に輝くように仕上げられており、22の玉葱型のドームを持つ壮大な構造です。特に注目されるのは、この教会が釘を一切使用せずに建てられた点です。この技術は当時の職人たちの高度な技術力

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  • カムチャツカ火山群

    カムチャツカ火山群

    カムチャツカ地方

    カムチャッカ火山群は、ロシアのカムチャッカ半島に位置し、約160の火山から成る壮大な火山地帯です。そのうち29の火山が活火山として活動しており、世界でも有数の活火山地域として知られています。この地域はユネスコの世界遺産に登録されており、地質学的にも生物学的にも非常に重要な地域です。火山の中には、有名な火山が複数あり、それぞれ独特の景観を持っています。特にクルチェフスカヤ山は、ユーラシア大陸で最も高い活火山として知られ、高さは4750メートルに達します。これらの火山は、火山活動によって形成された多様な地形や温泉、間欠泉、火山湖などの自然現象を提供し、圧倒的な自然美を楽しめます。

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  • ソロヴィツキー修道院

    ソロヴィツキー諸島

    アルハンゲリスク州

    ソロヴィツキー諸島は、ロシアの白海に位置する歴史的かつ文化的に重要な諸島です。6つの島で構成され、総面積は347平方キロメートルに及びます。ソロヴィツキー諸島は、特にソロヴィツキー修道院で有名です。修道院は15世紀に設立され、ロシア正教会の重要な宗教施設として機能してきました。また、強制収容所や刑務所としても利用され、その壮大な建築と歴史的な価値から、ロシア国内で最も早くユネスコの世界遺産に登録された建造物です。セキルナヤ山は、ソロヴィツキー諸島で最も高い場所ですが、100メートルほどの丘です。この山の頂上には、灯台教会や木造の十字架、灯台の明かりとしても機能する巨大なランプがあります。

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  • ピョートル大帝夏の宮殿(ペテルゴフ宮殿)

    ペテルゴフ宮殿

    サンクトペテルブルグ

    ペテルゴフ宮殿は、ロシアのサンクトペテルブルク郊外に位置する壮麗な宮殿群で、「ロシアのベルサイユ」とも呼ばれています。1714年にピョートル大帝の命により建設が始まり、18世紀を通じて拡張されました。宮殿はバロック様式とクラシック様式が融合した建築で、その豪華さと美しさで人気のスポットです。特に有名なのは、大宮殿の前に広がる「大滝」と呼ばれる大規模な噴水群です。この庭園には約150の噴水があり、夏の間、音楽に合わせて水が踊る光景は圧巻です。また、宮殿内には豪華な装飾と美術品が並ぶ数々の部屋があり、訪れる人々をその歴史と文化の豊かさに引き込みます。ユネスコの世界遺産にも登録されており、その歴史的価値と芸術的価値は非常に高いものです。

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  • 鷲の巣展望台

    鷲の巣展望台

    ウラジオストク

    鷲の巣展望台は、ウラジオストクの中心部に位置し、街を一望できる人気の観光スポットです。標高約200メートルの丘の上にあり、その名前の通り、まるで鷲の巣のように高い場所にあります。ここからはアムール湾や金角湾、ロシア島などの美しい景色が広がります。特に夕暮れ時や夜には、街の灯りが輝き、ロマンチックな雰囲気を楽しめます。展望台には、記念碑やベンチが設置されているため、ゆっくりと過ごせます。また、展望台周辺にはカフェやレストランもあり、休憩しながら景色を楽しむこともおすすめです。徒歩や車で簡単にアクセスでき、市内観光のハイライトとして多くの観光客が訪れます。

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  • トロイツェ・セルギー大修道院

    トロイツェ・セルギー大修道院

    モスクワ

    トロイツェ・セルギー大修道院は、モスクワの北東に位置するロシア正教会の重要な修道院で、ロシアの宗教と文化の中心地として知られています。1345年に、最も崇拝されている正教の聖人の一人であるラドネジの修道士セルギイによって創設されました。この修道院は、美しい教会建築群で構成され、世界遺産にも登録されています。長い歴史の中で、トロイツェ・セルギー大修道院はロシアの精神的な指導者として重要な役割を果たしてきました。そのため、多くの巡礼者や観光客が訪れる場所となっています。また、修道院の壁内には宗教芸術の貴重なコレクションが展示されており、イコンや聖具、手書きの写本などが見られます。

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  • キジ島

    キジ島

    カレリア共和国

    キジ島は、オネガ湖に浮かぶ長さ約7km、幅500mの細長い島で、ロシア正教会の優美な木造教会群が存在することで知られています。とくにプレオブラジェンスカヤ教会は必見の美しさ。ロシア正教の特徴でもある特徴的な玉ねぎ型ドームが22個配置された独特の木造建築で、天気によっては銀色に輝いているようにも見えます。これらの教会群はその美しさや保存状態、歴史的価値から1990年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。またキジ島は島全体が博物館のように保存されており、ロシア各地から移築された家屋や風車などが見学できるのも興味深いポイントです。自然と歴史が融合したこの島は、ロシア観光で一度は訪れてみたいスポットです。

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サンクトペテルブルク、ネヴァ川のほとりにあるエルミタージュ美術館は、世界最大級の美術館のひとつです。エカテリーナ女帝が自分の為の隠れ家展示室を設立したのがはじまりで、その後の歴代の皇帝が収集したコレクションは300万点以上に及びます。美術館は冬宮殿を含む複数の建物にわたっており、1日ですべてを見て回るのは不可能に近いため、見たい展示を前もって確認しておくのがおすすめです。この美術館は、もともとは宮殿であり歴代の皇帝が暮らしていたのが特徴で、豪華な内装や建築が芸術作品としても見応えがあります。展示品は古代の彫刻からルネサンス期の傑作、現代美術まで多岐にわたり、ピカソやレオナルド・ダ・ヴィンチの作品も含まれています。

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モスクワの聖ワシリィ大聖堂は、色鮮やかな玉ねぎ型のドームと独特の建築様式で有名です。この大聖堂は赤の広場の一角にあり、1561年にイヴァン4世によって建設が開始され、1560年に完成しました。カザン・ハンとの戦いに勝利した記念として建設され、設計はポスニク・ヤーコブレフがおこないました。モスクワの象徴として世界中にその名を知られており、メルヘンチックな雰囲気とカラフルな外観が特徴。大聖堂の内部は美しい絵画で装飾されており、見応えがあります。玉ねぎ型のドームへと続く塔には螺旋階段があり、上まで登ることも可能です。夜にはライトアップがおこなわれ、昼間とはまた違った大聖堂の雰囲気を楽しめます。

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ロシアの東、ウラジオストクにある黄金橋は、この都市の重要なランドマークのひとつです。2012年に完成したこの吊り橋は、金角湾をまたぎ、ウラジオストクの中心部と対岸を結んでいます。全長は約737kmで、世界有数の斜張橋でもあります。構造の美しさが評判で、特にV字の主塔と橋脚が特徴的。黄金橋は夜間にライトアップがおこなわれ、昼間とはまた違った表情になり、美しさが一層際立ちます。また、観光の観点からも、ウラジオストクを訪れる人々にとっては必見のスポットとなっており、迫力ある景観は多くの人々を魅了しています。鷲の巣展望台からは橋の美しい姿を眺められるためおすすめです。

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1893年に開業し、豪華な建築と広大な敷地で知られ、国内外から多くの観光客が訪れます。グムという名は旧ソビエト連邦時代には「国営百貨店」という意味に由来していましたが、現在は民営化され「主席(NO.1)百貨店」の意味を持ちます。一時期政府の管理下に置かれ、消費財の配給所として利用されました。近年では、ファッションブランドや高級品の店舗が並び、モスクワNO.1のデパートとして知られています。グム百貨店の内部には美しいガラス張りのアーケードがあり、その中を歩くだけでも楽しめます。特に冬季には、グム前の広場にスケートリンクが設置され、イルミネーションに彩られたクリスマスマーケットも開催されます。

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1762年に建設され、エリザベータ皇后の命により宮殿の内外観に贅沢に金が施された豪華なバロック様式の宮殿です。ヨーロッパで最も美しいとされる宮殿の壮麗な外観と内装は、当時のロシア宮廷の華やかさを象徴しています。宮殿はロシア革命後に博物館として一般公開され、多くの観光客が訪れています。このエカテリーナ宮殿は、特に「琥珀の間」で有名です。「世界八番目の不思議」と称され、琥珀をふんだんに使用した壁面装飾が施されています。しかし、第二次世界大戦中にドイツ軍によって略奪され、1997年から再建プロジェクトが進行し、2003年に現在の姿に復元されました。宮殿は広大な庭園に囲まれ、庭園内には湖やパビリオンなどが点在しています。

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世界で最も古く、最も深い湖として知られ、1996年ユネスコの世界遺産に登録されました。バイカル湖の形成は2,000万〜2,500万年前にさかのぼり、その悠久の歴史は地球の地質学的な変遷を物語っています。この湖は長さ636km、最大幅は79km、最大深さは1.6kmに及びます。透明度が非常に高く、深さ40m以上の底が見えることもあります。バイカル湖は独特の生態系を持ち、多くの固有種が生息しています。その中でも、バイカルアザラシは湖の象徴的な存在です。夏にはトレッキング、釣り、氷上のアクティビティなど、多様なアウトドア活動が楽しめます。また、冬には厚い氷に覆われ、その美しい氷の景色は圧巻です。

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1881年に暗殺されたロシア皇帝アレクサンドル2世の記念として建てられました。皇帝が負傷した場所に因んで「血の上」と名付けられ、彼の息子であるアレクサンドル3世によって建設が進められました。教会の建築は、アレクサンドル2世の死を悼むために特別にデザインされ、その外観は色鮮やかなモザイクやタイルで装飾されています。内部もまた、約7,000平方メートルのモザイク画で覆われており、世界最大級のモザイク装飾の一つです。モザイク画には、キリストの生涯や聖書の物語が描かれており、訪れる人々に深い感動を与えます。教会は1917年のロシア革命後一時的に閉鎖されましたが、1997年に修復工事が完了し再び一般公開されています。

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長い歴史を持つこの劇場は、世界的に有名なバレエとオペラの劇場です。ロシアの文化と芸術の象徴とされ、チャイコフスキーの「白鳥の湖」や「くるみ割り人形」といった作品が初演された場所としても知られています。ボリショイは「大きな」を意味し、その名の通り、壮大な規模と豪華な内装で訪れる人々を魅了します。1825年建築家オシップ・ボーヴェにより創設され、爆撃や度重なる改修を経て現在のネオクラシカルな建物が完成しました。近年では2011年に大規模な改修工事が完了し、劇場は新たな輝きを取り戻しました。この改修により、舞台設備の近代化や観客席の快適性が向上し、さらに多くの観光客や芸術愛好家が訪れるようになりました。

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1156年に築かれた木造の城塞から15世紀後半に現在のれんが造に建て替えられました。ロシアの皇帝や政府の中心地として機能しており、敵の侵略と破壊の後に復活し、その壮大な建築様式はロシアの文化と歴史の象徴とされ赤の広場とともに世界遺産に登録されています。約2,235mの城壁内には、20世紀初めの装飾と芸術品の約4,000のモニュメントが展示されている武器庫やアサンプション大聖堂、アルハンゲリスク大聖堂などの歴史的建造物が数多く存在しています。また、ウスペンスキー大聖堂は、ロシア正教会の重要な儀式が行われる場所として知られ、壁から天井、柱にわたって壁画が描かれており一見の価値があります。

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別名クラスナヤ広場と言われ、クレムリンとともに世界遺産に登録されました。「クラスナヤ」には古代スラヴ語で「美しい」とロシア語で「赤い」という意味があります。この広場は15世紀にイヴァン三世により建設され、ロシア帝国時代からの歴史ある広場です。赤の広場の中心にはレーニン廟が1924年に建設され、ウラジーミル・レーニンの遺体が安置されています。2007年からは国際軍楽隊祭り(正式名称:スパスカヤ塔祭り)が開かれており、世界各国軍楽隊が参加して公演を行なっています。現在、赤の広場は観光客にとって必見のスポットであり、特に夜間にライトアップされた広場は幻想的な美しさを誇り多くの観光客が訪れます。

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19世紀ロシアの建築を代表する壮大な建物で、サンクトペテルブルクの象徴的な存在です。高さ101.5m、長さ111.2m、幅97.6mと、その規模は驚異的。世界でも最大級のドーム建築の一つで、ロシアの古典主義建築の最高峰として知られています。大聖堂の中央には、金箔が施された巨大なドームがあり、その周囲を取り囲む円柱の回廊が特徴的です。また、建物の四隅には小さな鐘楼が配置され、全体のシルエットに調和をもたらします。外観正面には高さ17m、重さ114tの花崗岩の柱が並び、内部装飾は、金箔を施した彫刻や豪華なモザイク画、巨大なステンドグラスなどが施され、宗教的な荘厳さと芸術的な美しさが融合しています。

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1860年に開場し、劇場の名前はアレクサンドル2世の妻であるマリア・アレクサンドロヴナ皇后に由来します。長い歴史の中で幾度となく再建され、1970年サロメヤ・ゲルファーにより現在の姿になりました。この劇場では2世紀以上にわたり多くの偉大なアーティストを輩出しています。特に有名なのは、オペラ歌手のフョードル・シャリアピンやバレエダンサーのアンナ・パブロワ、ルドルフ・ヌレエフなどです。また、チャイコフスキーやリムスキー・コルサコフの作品が初演された場所としても有名です。現在もマリインスキー劇場は多くの公演を行っており、ロシア文化の象徴としての地位を保っています。訪れる人々はその豪華さと歴史を感じることができるでしょう。

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サンクトペテルブルクで最も雄大で美しい大聖堂の1つであり、最も長期間修復され続けている大聖堂です。至聖三者大聖堂は、神聖な三位一体を称えるために1828年に完成しましたが、その歴史は波乱に満ちています。1922年のロシア革命後、聖堂は倉庫や軍の施設として使用され教会としての役割を失い、1938年には正式に閉鎖されました。しかし、1990年代初頭の宗教的な復興運動により、1994年に再び宗教施設として開かれました。復興の過程で2006年には大規模な火災が発生し甚大な被害を受けましたが、2010年に正面の修復が完成し、現在はその壮麗な姿を再び見られるようになりました。歴史的背景を感じながら、壮大な建築と宗教的な雰囲気が楽しめます。

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プレオブラジェンスカヤ教会は、ロシアのキジ島にある木造教会です。一度落雷によって焼失しましたが、18世紀に再建されたロシア正教会の傑作として知られています。この教会は、その美しい建築と歴史的価値で高く評価されています。キジ島はカレリア地方のオネガ湖に浮かぶ小さな島で、ユネスコの世界遺産に登録されています。プレオブラジェンスカヤ教会は、この島の最も象徴的な建物であり、ロシア木造建築の最高峰とされています。教会は光の加減によって銀色に輝くように仕上げられており、22の玉葱型のドームを持つ壮大な構造です。特に注目されるのは、この教会が釘を一切使用せずに建てられた点です。この技術は当時の職人たちの高度な技術力

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カムチャッカ火山群は、ロシアのカムチャッカ半島に位置し、約160の火山から成る壮大な火山地帯です。そのうち29の火山が活火山として活動しており、世界でも有数の活火山地域として知られています。この地域はユネスコの世界遺産に登録されており、地質学的にも生物学的にも非常に重要な地域です。火山の中には、有名な火山が複数あり、それぞれ独特の景観を持っています。特にクルチェフスカヤ山は、ユーラシア大陸で最も高い活火山として知られ、高さは4750メートルに達します。これらの火山は、火山活動によって形成された多様な地形や温泉、間欠泉、火山湖などの自然現象を提供し、圧倒的な自然美を楽しめます。

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ソロヴィツキー諸島は、ロシアの白海に位置する歴史的かつ文化的に重要な諸島です。6つの島で構成され、総面積は347平方キロメートルに及びます。ソロヴィツキー諸島は、特にソロヴィツキー修道院で有名です。修道院は15世紀に設立され、ロシア正教会の重要な宗教施設として機能してきました。また、強制収容所や刑務所としても利用され、その壮大な建築と歴史的な価値から、ロシア国内で最も早くユネスコの世界遺産に登録された建造物です。セキルナヤ山は、ソロヴィツキー諸島で最も高い場所ですが、100メートルほどの丘です。この山の頂上には、灯台教会や木造の十字架、灯台の明かりとしても機能する巨大なランプがあります。

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ペテルゴフ宮殿は、ロシアのサンクトペテルブルク郊外に位置する壮麗な宮殿群で、「ロシアのベルサイユ」とも呼ばれています。1714年にピョートル大帝の命により建設が始まり、18世紀を通じて拡張されました。宮殿はバロック様式とクラシック様式が融合した建築で、その豪華さと美しさで人気のスポットです。特に有名なのは、大宮殿の前に広がる「大滝」と呼ばれる大規模な噴水群です。この庭園には約150の噴水があり、夏の間、音楽に合わせて水が踊る光景は圧巻です。また、宮殿内には豪華な装飾と美術品が並ぶ数々の部屋があり、訪れる人々をその歴史と文化の豊かさに引き込みます。ユネスコの世界遺産にも登録されており、その歴史的価値と芸術的価値は非常に高いものです。

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鷲の巣展望台は、ウラジオストクの中心部に位置し、街を一望できる人気の観光スポットです。標高約200メートルの丘の上にあり、その名前の通り、まるで鷲の巣のように高い場所にあります。ここからはアムール湾や金角湾、ロシア島などの美しい景色が広がります。特に夕暮れ時や夜には、街の灯りが輝き、ロマンチックな雰囲気を楽しめます。展望台には、記念碑やベンチが設置されているため、ゆっくりと過ごせます。また、展望台周辺にはカフェやレストランもあり、休憩しながら景色を楽しむこともおすすめです。徒歩や車で簡単にアクセスでき、市内観光のハイライトとして多くの観光客が訪れます。

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トロイツェ・セルギー大修道院は、モスクワの北東に位置するロシア正教会の重要な修道院で、ロシアの宗教と文化の中心地として知られています。1345年に、最も崇拝されている正教の聖人の一人であるラドネジの修道士セルギイによって創設されました。この修道院は、美しい教会建築群で構成され、世界遺産にも登録されています。長い歴史の中で、トロイツェ・セルギー大修道院はロシアの精神的な指導者として重要な役割を果たしてきました。そのため、多くの巡礼者や観光客が訪れる場所となっています。また、修道院の壁内には宗教芸術の貴重なコレクションが展示されており、イコンや聖具、手書きの写本などが見られます。

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キジ島は、オネガ湖に浮かぶ長さ約7km、幅500mの細長い島で、ロシア正教会の優美な木造教会群が存在することで知られています。とくにプレオブラジェンスカヤ教会は必見の美しさ。ロシア正教の特徴でもある特徴的な玉ねぎ型ドームが22個配置された独特の木造建築で、天気によっては銀色に輝いているようにも見えます。これらの教会群はその美しさや保存状態、歴史的価値から1990年にユネスコ世界文化遺産に登録されました。またキジ島は島全体が博物館のように保存されており、ロシア各地から移築された家屋や風車などが見学できるのも興味深いポイントです。自然と歴史が融合したこの島は、ロシア観光で一度は訪れてみたいスポットです。

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ロシアのおすすめ情報

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グルメ

ボルシチ

ボルシチ

ロシアの国民食ともいっていい料理。ビーツの赤い色が特徴的で、牛肉と野菜の旨味が凝縮されたスープです

ピロシキ

ピロシキ

日本人が最も馴染みあるロシア料理。パンの中にひき肉を中心とした具材を詰め込み、油で揚げたロシア伝統の家庭料理です。

ビーフストロガノフ

ビーフストロガノフ

ロシアの郷土料理として有名です。牛肉、玉ねぎ、マッシュルームをデミグラスソースで煮込んだものが一般的です。

ペリメニ

ペリメニ

ロシア風水餃子とも呼ばれ、小麦粉・卵などを練ったもちもちの皮でひき肉ベースの具材を包み、茹でて食す郷土料理です。

ロシア 観光 基本情報

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  • 概要
  • 旅の準備
  • 入国・出国
  • 現地情報

概要

スウェーデンはスカンジナビア半島の東半分を占め、北は北極圏まで達する細長い国。夏は白夜となります。9 世紀からは、ヴァイキングが活躍。今は福祉先進国です。

  • 正式名称
    ロシア連邦  Russian Federation
  • 首都
    モスクワ
  • 人口
    約1億4,617万人
  • 面積
    約1,709万km²
  • 人種・民族
    ロシア民族、その他
  • 宗教
    ロシア正教、イスラム教、ユダヤ教、仏教、その他
  • 言語
    ロシア語
  • 通貨
    ルーブル
  • 時差
    ロシア国内で11の時間帯に分かれ、国内で最大10時間の時差があります。
    モスクワ・サンクトペテルなど:-6時間。イルクーツクなど:-1時間

通貨・両替

通貨単位はルーブル。ロシアでは支払いはすべてルーブルで行うことが法律で定められています。現地では、日本円からルーブルに両替はできないので、ドルかユーロを用意しておきましょう。

  • 日本で
    成田空港の各両替所か、トラベレックスジャパンなどで両替ができます。
  • 現地で
    空港、ホテル、市中銀行にある両替所で、ルーブルに両替します。
  • 現地の空港で
    モスクワやサンクトペテルブルクなど、大きな空港でのみ両替が可能。極東では一部で日本円からの両替もできます。
  • 現地の銀行で
    銀行の営業時間は月〜金曜9時〜18時。13時〜14時頃は一般的に昼休みなのでご注意を。
  • 現地のホテルで
    両替ができるのは、一部ホテルでのみ。必要な現金は、あらかじめ用意しておきましょう。
  • 外貨宅配
    外貨をあらかじめ指定の場所に届けてくれる便利なサービス。申込みは電話かウェブで。
  • 為替レート
    1ルーブル=1.74円(2024年5月現在)

気候・服装

ロシアは大陸性気候で、日中と日没後、夏と冬の気温差が大きいことが特徴です。また国土が広いため地域差があり、シベリアの厳冬期は連日−20度以下になります。

  • 春
    ヨーロッパ・ロシアは東京と同じか、やや寒い程度。過ごしやすい時期ですが、天候が変わりやすいので、セーター、コートなどで体温調節を。
  • 夏
    日本の夏に比べ湿度が少なく過ごしやすいでしょう。昼と夜の気温差が大きいので、長袖シャツ、薄手のジャケットなどをお持ちください。
  • 秋
    春と同様、年間を通じて最も過ごしやすい時期です。朝晩は冷え込むので、セーターやコートを用意。10月は冬支度をしていったほうが無難。
  • 冬
    寒いので厚手のコート、帽子、手袋は必需品。ただし屋内や車内は暖房がよく効いているので、下着を着込まず、上着やセーターで調節を。

※平均気温、降水量:Weather Spark ウェブサイト調べ

電圧・プラグ・荷造り・必需品

電圧が日本とは異なりますので、日本製は変圧器内蔵の電器製品のみ使用可能です。ただしその場合でも、2 本の丸ピンのプラグが一般的なので、アダプターが必要です。

  • 電圧
    220ボルト
  • プラグ
    • Cタイプ
    • Cタイプ
  • 上手な荷造り
    帰りのおみやげ用のスペースを確保するために、かさばる荷物は荷造り用の便利グッズを使って小さくまとめましょう。
  • 旅の必需品
    ロシア旅行にはパスポート、ビザ、宿泊費・交通費のバウチャー、現金(日本円、USドル)が最低限必要です。ツアーの場合は最終日程表「旅のしおり」も持参。

持っていくと便利

  • 電卓
    電卓さえあれば値段交渉や日本円換算がスムーズになり、お買い物がもっと楽しくなります。
  • 衣類圧縮袋
    おみやげなどがカバンに入らなくなってしまったら、かさばる衣類を小さくまとめて空間を確保できます。
  • 常備薬
    海外では気候の変化や旅の疲れから体調を崩すことも。あらかじめ飲み慣れている薬を用意しましょう。
  • 防寒具
    冬は手袋、厚手の靴下、使い捨てカイロが重宝。夏でも朝夕はセーターが必要な日もあります。
  • 虫除け
    特にシベリアでは町中でも蚊が多いので必携。森や湿地ではダニにも注意しましょう。

フライト・飛行時間

アエロフロート・ロシア航空と日本航空が成田〜モスクワ間に就航。成田からの所要時間は約10時間です。

  • 機内への持ち込み
    原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm 以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml 以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので、事前に確認しましょう。

ロシアへの入国

渡航が禁止されている地域もあるので、外務省の渡航情報を確認するようにしましょう。

  • パスポート残存有効期限
    ロシア出国時に、6か月以上の有効残存期間があるパスポートとビザが必要。旅行が決まったら必ず確認しておきましょう。
  • パスポート査証欄の
    余白ページ数
    パスポート査証欄の空白ページが見開きで2ページ以上あることが必要。残りのページ数を必ず確認しましょう。
  • ビザの発給
    観光査証の滞在可能日数は30日以内。基本的に団体申請となるので、申込時に確認しましょう。
  • 入国カード
    ロシアは提出が義務付けられています。入出国一体型です。
  • 空港税について
    ツアー料金には含まれていない場合が多いので注意しましょう。各空港により金額は異なります。
  • ※日本国籍の方が観光目的で短期入国する場合の条件です。
    ※この情報は2024年4月現在のものです。情報の更新には努めておりますが、ビザ・パスポートなどの情報は予告なく変更されることがございます。必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。
  • ロシア入国の流れ
    1. 1.パスポート・コントロール
      パスポートを提示します。職員が入国登録をその場で行います。登録が終ると出入国カードの半分を渡されます。審査後に戻されたカードの片側半分は出国の際に必要です。なくさないようにきちんと保管しましょう。
    2. 2.入国審査
      ロシアの入国・出国時には、パスポートのチェックが2度ありますので、ご注意を。入国審査(IMMIGRATION)では、パスポートとビザをチェックします。
    3. 3.荷物の受け取り
      「BAGGAGE CLAIM」へ進み、便名が表示されたターンテーブルで荷物を受け取ります。万一紛失した場合は「Lost & Found」へ。クレームタグをなくさないように。
    4. 4.税関
      申告するものがあれば赤のカウンターへ、特になければ緑のカウンターへ進みます。まれに抜き打ちで手荷物検査が行われることもあるので慌てず協力を。

ロシアから出国

空港には搭乗時刻の2時間前には到着しておきましょう。

  • ロシア出国の流れ
    1. 1.税関審査
      ロシアでは他国と異なり、出国時にまず税関審査があります。申告書は入国と出国の際にそれぞれ1枚記入し、2枚提出します。
    2. 2.パスポート・コントロール
      審査官にパスポートと入国時に渡された出国カードを提示します。この時、出国カードは回収され、パスポートのみ戻されて審査は終了します。
    3. 3.搭乗手続き(チェックイン)
      利用する航空会社のカウンターでチェックインを。航空券とパスポートを提示し、荷物がある場合はここで預けましょう。クレームタグを受け取るのを忘れずに。
    4. 4.出国審査
      入国時同様に出国時もパスポートのチェックが2度あります。パスポートとビザの内容をチェックするので、すみやかにパスポートを提示しましょう。

水事情

ロシアの都市の水道水は飲用に適していないので、生水は絶対に飲まないように。充分に煮沸するか、ミネラルウォーターを飲むようにしましょう。

  • レストランや食堂では
    水が飲みたい時はミネラルウォーターを注文しましょう。レストランのミネラルウォーターは有料です。
  • ミネラルウォーター(500ml)物価は?
    500mlペットボトル1本が、およそ15〜30ルーブルです。売店やスーパーマーケットで購入できます。
  • 炭酸ガス入りが一般的
    ロシアのミネラルウォーターは、炭酸の強いガス入りが主流。クセがあるので、苦手な人は炭酸なしのものを購入しましょう。

トイレ事情

男性用トイレは▼かMマーク、女性用は▲かЖマークで表示されています。公衆トイレは少ないので、出かける前にホテルか、美術館などに入った際に済ませておきましょう。

  • 公衆トイレは有料
    駅やデパートなどにある公衆トイレはほとんど有料で2〜10ルーブルほど。なかには仕切りがなかったり、備え付けの紙がない所もあるのでティッシュを持っていると安心です。

郵便・電話・インターネット

郵便事情はあまりよくありません。ロシア国内で他地域へ電話をする場合は、まず8を押してからプッシュ音を確認し、その地域の市外局番、相手の番号をダイヤルします。

  • 郵便
      • 切手:切手は郵便局かホテル、駅、町中にある売店で。郵便局の営業時間は月〜金曜8時〜18時、土曜は午前中のみ営業するところも。中央郵便局は、まれですが日曜も営業しています。
      • ポスト:ロシアのポストは青色。街の中にありますが、小さくて目立たないので、地元の人に確認しましょう。
  • 電話
    電話のかけ方:日本に直接ダイヤルする場合、国際電話識別番号(8-10)、日本の国番号(81)、市外局番から0をとった番号(東京なら3)、相手の電話番号の順に入力します。
  • インターネット事情
    モスクワやサンクトペテルブルクなどの都市の繁華街には、インターネットカフェがあります。ホテルからのインターネット接続はあまり普及していません。

トラブル・治安

渡航が禁止されている地域もあるので、外務省の渡航情報を確認するようにしましょう。

  • スリ・ひったくり
    都市部では外国人を狙ったスリ、置き引き、詐欺などの犯罪が多発しています。特に日本人は金持ちと思われていますから、目立つ服装や行動は避け、人込みや人通りの少ない場所では、用心を怠らないこと。
  • パスポート(旅券)の紛失
    モスクワの日本大使館か、サンクトペテルブルクなどの都市にある日本領事館に申し出て旅券の再申請を行ってください。万一に備え、パスポートはコピーをとっておきましょう。
  • トラブルに巻き込まれたら?
    盗難などに遭ったら、警察へ行き事件証明書を作成してもらいます。しかし警官の腐敗もあり、盗られたものが戻ってくる可能性はありません。危険な場所、怪しい人には近づかないようにしましょう。
  • 海外旅行保険に入って行こう
    いくら注意していても、アクシデントやトラブルに巻き込まれることが海外では起こります。自分だけは安心と思わずに、万一の場合に補償が受けられる海外旅行保険に入っておきましょう。

マナー

バスや地下鉄の車内でお年寄りに席を譲ったり、騒いでいる子供を他人の大人が叱りつける光景を、ごくふつうに見かけます。日本のような我関せずは通用しません。

  • チップ
    ソ連時代はチップの習慣はありませんでしたが、現在は観光客がよく行くレストランでは1USドル前後、ホテルのポーターやメイドにも多少のチップを。
  • 喫煙
    未成年者を含む男性の喫煙率が60%以上という喫煙大国のロシアでも、最近はほとんどのレストランが禁煙に。大きなホテルなどのレストランには、一部喫煙席が設けられているところもあります。
  • 写真撮影
    軍事施設や空港などはもちろん、注意したいのが鉄道写真。ソ連時代には駅や鉄橋、トンネルなどは国防上の機密として写真撮影が禁止されていました。今もそのなごりがあるので、鉄道を撮る時は慎重に。
  • 服装もTPOを考えよう
    レストラン、ホテル、劇場など、ノーネクタイ、上着なしでも大丈夫なところが多いロシア。しかし、男性はジャケットを1着、女性もスカートを用意して、TPOに合わせてあまりラフな服装は慎みたいもの。

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ロシアの朝ごはんって、何を食べているの?

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