サウジアラビア観光におすすめの名所&人気のスポットランキングサウジアラビア観光ガイド

ディルイーヤのトライフ地区ディルイーヤのトライフ地区
マダイン・サーレハマダイン・サーレハ

広大な砂漠と豊かな歴史、そして急速に進化する都市風景が織り成すこの国は、訪れる人々を魅了します。近代的な都市景観を持つ首都リヤドやイスラム教徒の最重要聖地であるメッカとメディナなど数多くの魅力を持つサウジアラビアの基本情報から観光情報まで詳しく紹介します。

サウジアラビア観光マップ

Map

サウジアラビアのおすすめ観光スポット総合ランキング

Ranking
1
ジェッタ旧市街

ジェッタ旧市街

ジェッタ

オシャレなアートが点在し、写真スポットにあふれる人気エリアの旧市街。2014年に世界遺産に登録されました。

2
マスマク城

マスマク城

リヤド

19世紀半ばに建てられたマスマク城は、アラビア語で「厚い壁」の意味であり、現代サウジアラビア王国の起点の地です。

3
マダイン・サーレハ

マダイン・サーレハ

ヘグラ

約2000年前にこの地域を支配したナバタイ人の古代遺跡。2008年にはサウジアラビア初の世界遺産に登録されました。

4
マラヤコンサートホール

マラヤコンサートホール

アルウラ

建物を取り囲むアルウラの素晴らしい自然美の要素を鏡に映し出し、世界最大の反射ビルとしてギネスブックに登録されています。

5
アルラーマ水上モスク

アルラーマ水上モスク

ジェッタ

満潮時にはモスクが下の紅海の波の上に浮かんでいるように見えます。 1985年に建設され、ジェッダで最も訪問者の多いモスクの 一つです。

6
ケーブルカー

ケーブルカー

タイーフ

タイーフは山脈の間にあり、タイーフケーブルカーからバラの街の景色を楽しむことができます。

7
トライフ地区

トライフ地区

ディルイーヤ

サウード王国時代の都市遺跡が多く残り、その中心だったトライフ地区は2010年にユネスコの世界遺産に登録されました。

サウジアラビアおすすめツアー

サウジアラビアのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • サウジアラビア リヤド キングダムセンター 2024-01-12撮影

    キングダムセンター

    リヤド

    キングダムセンターは2002年に完成した、リヤドで一番高い99階建ての超高層ビルです。その高さは302m。タワーの中には150店舗以上からなるショッピングモールやレストラン、フォーシーズンズホテル、オフィス、世界で一番高い場所にあるモスクなどが入っています。広々とした空間でゆったりとショッピングを楽しめます。また、99階にある展望台「スカイブリッジ」からは、高層ビルや開発中の経済特区、周辺の住宅街などが綺麗に見え、リヤドの街を360度一望できます。展望台の受付はキングダムセンター内ショッピングモールの2階(日本式)にありますが、お祈りの時間は入り口がクローズされ入場できませんので注意が必要です。

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  • サウジアラビア国立博物館

    サウジアラビア国立博物館

    リヤド

    サウジアラビア国立博物館は、サウジアラビアの歴史・文化を古代から現代と順を追って3,000点以上の展示物と共に学べる、国の主要な博物館です。2階建ての建物は、壮大な建築物、サウジアラビアの遺産、イスラム文化、アラビア王国、預言者の使命、アラビア半島のイスラム教など、地域の歴史のさまざまな部分をテーマにした八つのギャラリーから構成されています。全体的な見どころはイスラムの歴史観に基づいた説明がされている点で、イスラムの展示スペースではスタッフがイスラムの起源について英語で丁寧に説明してくれます。文明の興りから古代の戦争などがイスラムの預言者誕生などの歴史と並行して説明されているため、中東初心者にもおすすめの博物館です。

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  • マスマク城 Al Masmak fort

    マスマク城

    リヤド

    19世紀半ばに建てられたマスマク城は、アラビア語で「厚い壁」という意味があり、現代サウジアラビア王国の起点ともいわれる地です。サウジアラビア王国建国の父、サウード家のアブドゥル・アジーズがリヤドを追われてクェートに亡命していた1902年に、奇襲作戦でこの城を陥落させリヤドを奪回させた、英雄伝説の舞台となった場所です。マスマク城は1938年まで王宮として使われていましたが、1980年代初めに改装修復の後、1995年から歴史博物館として公開されるようになりました。現在も城の入り口の木の扉には槍が刺さった跡が残っており、 博物館内では当時の戦いで使用された銃や戦いの様子を描いた絵が展示されています。夜のライトアップは観光客にも人気を集めています。

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  • サウジアラビア リヤド タイバマーケット 2024-01-12撮影

    タイバマーケット

    リヤド

    タイバマーケットはリヤドで最も古い市場で、最も賑わうショッピングスポットです。リヤドでは近代的なショッピングモールが多く台頭しているにもかかわらず、このマーケットは地元民が必需品や骨董品などを購入するために重要なスポットであり続けています。アラブらしいカラフルなカーペットや素朴なデザインの家具、スパイスなど生活に必要なものが売られています。また、男性用民族衣装のトーブ、女性用民族衣装のアバヤもここで購入できます。金や宝石を販売する店もあるため、女性にも非常に人気のスポットです。タイバマーケットのショップやその周りにはさまざまな屋台が並んでいるので、ショッピングを楽しみながらさわやかなドリンクや人気の料理も楽しむことができます。

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  • サウジアラビア アルウラ エレファントロック 2024-01-12撮影

    エレファントロック

    マディーナ

    アルウラの砂漠にある高さ52mの巨大な岩山は、その形からエレファントロックと呼ばれています。その暖かい色合いの岩山は、何百万年にもわたる風と水の浸食によって形作られました。アルウラの地質学的驚異の一つであるその洗練されていない美しさや、象の形としては未完成ながらもいくつもの自然現象の奇跡によってその姿を保っていることから、パワースポットとして、またフォトスポットとしても人気があります。夕方からは近くにあるコーヒーショップやソファーも利用できるので、ドリンクや軽食を楽しみながら、夕日に照らされ美しく輝く幻想的なエレファントロックをゆっくりと堪能できます。昼間に訪れる際は日焼け・砂対策に加えて飲食物も持って行くことをおすすめします。

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  • サウジアラビア アルウラ マダインサーレハ 晴れ 2024-01-12撮影

    マダインサーレハ

    マディーナ

    砂漠の巨大遺産と言われるマダインサーレハは、約2,000年前にこの地域を支配したナバタイ人の古代遺跡で、別名「岩だらけの場所」を意味する「アル・ヒジュル」とも呼ばれています。マダインサーレハは南の都と称され一時は栄えた町でしたが、人々が宗教を軽視し神の存在を粗末に扱うようになったため神の怒りに触れ、全てが破壊されたと伝えられています。かつての繁栄を物語る遺跡が残されており、なかでも目を引くのは、巨大な奇岩をくり抜き、そこに神殿風の彫刻を施した墓石の数々。遺跡には岩の壁や岩山に掘られた100以上におよぶ墓や岩窟神殿、用水路や貯水槽の跡が残り、2008年にはサウジアラビア初の世界遺産に登録されました。

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  • メディナ 預言者のモスク ムハンマドのモスク

    預言者のモスク

    マディーナ

    預言者のモスクはイスラム教の創始者であるムハンマドが自ら設計と建設を監督し、622年に移住した最後の住居であり、弔われた場所です。そのため、イスラム教第2の聖地とされており、世界中のムスリムがここを目指し集まります。このモスクは創建当初は100平方メートルだったのが改築・再建を繰り返し、現在は約16万平方メートル、収容人員はなんと100万人と驚きの広さです。かつてはメッカと同様、非ムスリムは街にすら入ることが許されませんでしたが、2022年に非ムスリムでもモスクの周辺まで近づくことが可能になりました。装飾の素晴らしい10本の尖塔を有する純白の外壁のモスク1995年に建てられ、青空との美しいコントラストが見るものを魅了します。

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  • サウジアラビア ジェッダ タイバット博物館 館内

    タイバット博物館

    メッカ(ジェッダ)

    タイバット博物館では、2,500年前からのサウジアラビアの第2の街・ジェッダについての歴史的なコレクションを展示しています。ジェッダはイスラムの街として栄える以前から、紅海の港町として長い歴史があります。博物館がある広大な敷地には、12棟の建物と300を超える展示室に約60,000点もの資料が並んでいます。博物館は複数のフロアに分けて展示を行っており、工芸品や伝統衣装など、ジェッダの文化や暮らし、サウジアラビアの文化、そしてアラビア半島のより広い範囲の生きた歴史と基盤について詳しく学べ、じっくり鑑賞するなら一日あっても足りないほどです。博物館の建物自体も伝統的なヒジャーズ様式で、木格子細工と華やかな珊瑚の装飾がとても美しいです。

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  • サウジアラビア ジェッダ ファハド王の噴水

    ファハド王の噴水

    メッカ(ジェッダ)

    美しい紅海に面した世界一の高さを誇るファハド王の噴水は、30年の歴史を持つモニュメントで、ジェッダのランドマークとして親しまれています。ファハド王からジェッダ市に寄贈されたため、ファハド王の名が付けられました。1980年から1983年にかけて建設され1985年に一般公開されたこの噴水は、ジェットエンジンで勢いよく噴き上げ312mもの高さに及びます。日暮れ後は500を超えるライトに照らされ、噴水が最も美しく見えます。夜空を背景に空に向かうにつれて水の色が変化し、魅力的な景色を作り出します。近くにはカフェがたくさんあるので、コーヒーを片手に撮影のベストタイムを待つのがおすすめです。

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  • メッカ 標識 2023-03-13撮影

    メッカ

    メッカ(ジェッダ)

    メッカはイスラム教を創始した預言者ムハンマドが生誕した地、またイスラム教発祥の地でもあり、世界中からイスラム教の信者(ムスリム)が巡礼に訪れます。メッカ市内に入れるのはムスリムのみ。ムスリムには、毎年決まった時期(イスラム暦の12月8日~15日までの5日間)にメッカを訪れる「巡礼(ハッジ)」という義務があり、イスラム教の教えでは、少なくとも一生に1度のメッカ巡礼は、正しく責任ある人生を送るために果たすべき「五行」の一つとされています。この時期には多いときで300万人以上のムスリムがメッカに集います。メッカ市にはメッカ博物館、アラファト山、ジャマラト橋、アブラージュ・アル・ベイト・タワーなど、訪れるべきスポットがたくさんあります。

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  • ナシーフ・ハウス

    ナシーフ・ハウス

    メッカ(ジェッダ)

    ジェッダの旧市街を代表するナシーフ・ハウスは、1872年から1881年に、当時ジェッダの知事であったオマール・ナシーフ・エフェンディのために建設され、1925年にはサウジアラビア最初の王となるアブドゥルアズィーズ・イブン・サウードの家となりました。106室の珊瑚石造りの大邸宅は、彫刻が施されたロシャンと呼ばれる窓、屋上テラスの部屋、広い吹き抜け階段などが備わり、現在は博物館としてサウジアラビア王国の歴史を伝えています。初期設計を考えたトルコ人建築家により、オスマン様式の建築物として保存されています。部屋の多くは、19世紀にさかのぼる芸術作品で構成されており、ドアと廊下にはオスマントルコ人が最初に行ったアラビア語の書道が飾られています。

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  • スーク(ジェッダ)

    スーク(ジェッダ)

    メッカ(ジェッダ)

    アラビア語で市場を表すスーク。香辛料、衣類、香水、ゴールド、食品、雑貨など、数々のリーズナブルな価格の商品が並ぶことから、サウジアラビア人だけではなく、ジェッダに住んでいる外国人からもとても親しまれています。目玉は野菜や果物が並び賑やかで活気のあるメッカ門スーク。メッカ門から旧市街へと続く道に作られたこのスークは旧市街で最も古くから続いているいわれています。また、ガベルストリートスークは、ハンドメイドのかばん、お香、布地、手工芸品などを見つけるのにぴったりの場所です。仕立て屋もあるので、自分が好きなデザインのアバヤや洋服、ドレスを注文できます。スークは最も地元の人々で賑わう夜がおすすめです。

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  • アルシャフィーモスク

    シャフィーモスク

    メッカ(ジェッダ)

    ユネスコの世界遺産の1つとして登録されているこのモスクは、シャフィイ法学派の創設者であるイマーム・アルシャフィイが建築したもので、ここに人々を集めて教育をしていました。イマーム・アルシャフィイは、イスラム教の四大法学派の一つを確立したことで知られており、その法学派は主に東アフリカ、インドネシア、マレーシア、エジプトなどの地域で広く従われています。元々はミナレットなしで建てられましたが、何度も改修を重ね、今から850年前にミナレットが追加されました。現在でも、地元コミュニティの精神的な中心地としても機能しており、日常的な礼拝だけでなく、宗教的な学習や社会活動の場としても用いられているそうです。

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  • フローティングモスク

    フローティングモスク

    メッカ(ジェッダ)

    紅海の海岸に建てられたアル・ラーマ・モスクは、 1985年にジェッダの富豪によって建設されました。ジェッダで最も美しいと言われるこのモスクは、地元民だけでなく巡礼者や観光客が立ち寄る人気のスポットです。満潮時には、モスクが下の紅海の波の上に浮かんでいるように見えることから、「フローティング モスク」として知られています。ターコイズブルーのドーム構造の内部には、ステンドグラスの天井や56カ所もの窓、紅海を展望できる広々とした中庭などすべてイスラム様式で設計され、静かで荘厳な空気の中に華やかなディティールが散りばめられています。おすすめは1番美しく見える夕暮れ時で、紅海をバックに夕焼けに染まったモスクは幻想的です。

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  • ディルイーヤ

    ディルイーヤ

    リヤド

    ディルイーヤは、サウジアラビアの王族サウード家の本拠地で、1744年から1818年にはワッハーブ王国時代(第一次サウード王国)の首都でした。中でもトライフ地区は最も重要な地区で、ワッハーブ王国時代の都市遺跡が多く残っており、2010年にはユネスコの世界遺産に登録されました。1818年のオスマン帝国侵攻によって壊滅してしまいましたが、15世紀の建物や18~19世紀当時の建物が修復され残っています。現在、訪れた人がお祈りできるモスク、伝統的な泥レンガ造りの宮殿や官庁、アラビア馬の博物館などで構成されており、サウジアラビアのルーツをたどることができます。夜のライトアップもディルイーヤの魅力のひとつなので、日没後に訪れるのがおすすめです。

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  • アル・ファイサリア・センター・タワー

    アル・ファイサリア・センター・タワー

    リヤド

    細長いピラミッドのような形をしたアル・ファイサリア・センター・タワーはキングダムセンターと列ぶリヤドのシンボルタワーです。高さ267メートル、55階建てで、サウジアラビアで最初に建設された超高層ビルとして有名です。ショッピングセンターやホテル、レストランなどが一通り揃っており、高層部の展望台からはキングダムタワーを含むリヤドの街を360度見渡せます。頂上近くにある巨大なガラスの球体は直径24メートル、655枚のガラス板でできており、特に夜には遠くからでも目立ちます。このタワーは現在サウジアラビアで4番目に高く、世界で325番目に高い建物にもランクされています。

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キングダムセンターは2002年に完成した、リヤドで一番高い99階建ての超高層ビルです。その高さは302m。タワーの中には150店舗以上からなるショッピングモールやレストラン、フォーシーズンズホテル、オフィス、世界で一番高い場所にあるモスクなどが入っています。広々とした空間でゆったりとショッピングを楽しめます。また、99階にある展望台「スカイブリッジ」からは、高層ビルや開発中の経済特区、周辺の住宅街などが綺麗に見え、リヤドの街を360度一望できます。展望台の受付はキングダムセンター内ショッピングモールの2階(日本式)にありますが、お祈りの時間は入り口がクローズされ入場できませんので注意が必要です。

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サウジアラビア国立博物館は、サウジアラビアの歴史・文化を古代から現代と順を追って3,000点以上の展示物と共に学べる、国の主要な博物館です。2階建ての建物は、壮大な建築物、サウジアラビアの遺産、イスラム文化、アラビア王国、預言者の使命、アラビア半島のイスラム教など、地域の歴史のさまざまな部分をテーマにした八つのギャラリーから構成されています。全体的な見どころはイスラムの歴史観に基づいた説明がされている点で、イスラムの展示スペースではスタッフがイスラムの起源について英語で丁寧に説明してくれます。文明の興りから古代の戦争などがイスラムの預言者誕生などの歴史と並行して説明されているため、中東初心者にもおすすめの博物館です。

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19世紀半ばに建てられたマスマク城は、アラビア語で「厚い壁」という意味があり、現代サウジアラビア王国の起点ともいわれる地です。サウジアラビア王国建国の父、サウード家のアブドゥル・アジーズがリヤドを追われてクェートに亡命していた1902年に、奇襲作戦でこの城を陥落させリヤドを奪回させた、英雄伝説の舞台となった場所です。マスマク城は1938年まで王宮として使われていましたが、1980年代初めに改装修復の後、1995年から歴史博物館として公開されるようになりました。現在も城の入り口の木の扉には槍が刺さった跡が残っており、 博物館内では当時の戦いで使用された銃や戦いの様子を描いた絵が展示されています。夜のライトアップは観光客にも人気を集めています。

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タイバマーケットはリヤドで最も古い市場で、最も賑わうショッピングスポットです。リヤドでは近代的なショッピングモールが多く台頭しているにもかかわらず、このマーケットは地元民が必需品や骨董品などを購入するために重要なスポットであり続けています。アラブらしいカラフルなカーペットや素朴なデザインの家具、スパイスなど生活に必要なものが売られています。また、男性用民族衣装のトーブ、女性用民族衣装のアバヤもここで購入できます。金や宝石を販売する店もあるため、女性にも非常に人気のスポットです。タイバマーケットのショップやその周りにはさまざまな屋台が並んでいるので、ショッピングを楽しみながらさわやかなドリンクや人気の料理も楽しむことができます。

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アルウラの砂漠にある高さ52mの巨大な岩山は、その形からエレファントロックと呼ばれています。その暖かい色合いの岩山は、何百万年にもわたる風と水の浸食によって形作られました。アルウラの地質学的驚異の一つであるその洗練されていない美しさや、象の形としては未完成ながらもいくつもの自然現象の奇跡によってその姿を保っていることから、パワースポットとして、またフォトスポットとしても人気があります。夕方からは近くにあるコーヒーショップやソファーも利用できるので、ドリンクや軽食を楽しみながら、夕日に照らされ美しく輝く幻想的なエレファントロックをゆっくりと堪能できます。昼間に訪れる際は日焼け・砂対策に加えて飲食物も持って行くことをおすすめします。

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砂漠の巨大遺産と言われるマダインサーレハは、約2,000年前にこの地域を支配したナバタイ人の古代遺跡で、別名「岩だらけの場所」を意味する「アル・ヒジュル」とも呼ばれています。マダインサーレハは南の都と称され一時は栄えた町でしたが、人々が宗教を軽視し神の存在を粗末に扱うようになったため神の怒りに触れ、全てが破壊されたと伝えられています。かつての繁栄を物語る遺跡が残されており、なかでも目を引くのは、巨大な奇岩をくり抜き、そこに神殿風の彫刻を施した墓石の数々。遺跡には岩の壁や岩山に掘られた100以上におよぶ墓や岩窟神殿、用水路や貯水槽の跡が残り、2008年にはサウジアラビア初の世界遺産に登録されました。

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預言者のモスクはイスラム教の創始者であるムハンマドが自ら設計と建設を監督し、622年に移住した最後の住居であり、弔われた場所です。そのため、イスラム教第2の聖地とされており、世界中のムスリムがここを目指し集まります。このモスクは創建当初は100平方メートルだったのが改築・再建を繰り返し、現在は約16万平方メートル、収容人員はなんと100万人と驚きの広さです。かつてはメッカと同様、非ムスリムは街にすら入ることが許されませんでしたが、2022年に非ムスリムでもモスクの周辺まで近づくことが可能になりました。装飾の素晴らしい10本の尖塔を有する純白の外壁のモスク1995年に建てられ、青空との美しいコントラストが見るものを魅了します。

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タイバット博物館では、2,500年前からのサウジアラビアの第2の街・ジェッダについての歴史的なコレクションを展示しています。ジェッダはイスラムの街として栄える以前から、紅海の港町として長い歴史があります。博物館がある広大な敷地には、12棟の建物と300を超える展示室に約60,000点もの資料が並んでいます。博物館は複数のフロアに分けて展示を行っており、工芸品や伝統衣装など、ジェッダの文化や暮らし、サウジアラビアの文化、そしてアラビア半島のより広い範囲の生きた歴史と基盤について詳しく学べ、じっくり鑑賞するなら一日あっても足りないほどです。博物館の建物自体も伝統的なヒジャーズ様式で、木格子細工と華やかな珊瑚の装飾がとても美しいです。

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美しい紅海に面した世界一の高さを誇るファハド王の噴水は、30年の歴史を持つモニュメントで、ジェッダのランドマークとして親しまれています。ファハド王からジェッダ市に寄贈されたため、ファハド王の名が付けられました。1980年から1983年にかけて建設され1985年に一般公開されたこの噴水は、ジェットエンジンで勢いよく噴き上げ312mもの高さに及びます。日暮れ後は500を超えるライトに照らされ、噴水が最も美しく見えます。夜空を背景に空に向かうにつれて水の色が変化し、魅力的な景色を作り出します。近くにはカフェがたくさんあるので、コーヒーを片手に撮影のベストタイムを待つのがおすすめです。

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メッカはイスラム教を創始した預言者ムハンマドが生誕した地、またイスラム教発祥の地でもあり、世界中からイスラム教の信者(ムスリム)が巡礼に訪れます。メッカ市内に入れるのはムスリムのみ。ムスリムには、毎年決まった時期(イスラム暦の12月8日~15日までの5日間)にメッカを訪れる「巡礼(ハッジ)」という義務があり、イスラム教の教えでは、少なくとも一生に1度のメッカ巡礼は、正しく責任ある人生を送るために果たすべき「五行」の一つとされています。この時期には多いときで300万人以上のムスリムがメッカに集います。メッカ市にはメッカ博物館、アラファト山、ジャマラト橋、アブラージュ・アル・ベイト・タワーなど、訪れるべきスポットがたくさんあります。

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ジェッダの旧市街を代表するナシーフ・ハウスは、1872年から1881年に、当時ジェッダの知事であったオマール・ナシーフ・エフェンディのために建設され、1925年にはサウジアラビア最初の王となるアブドゥルアズィーズ・イブン・サウードの家となりました。106室の珊瑚石造りの大邸宅は、彫刻が施されたロシャンと呼ばれる窓、屋上テラスの部屋、広い吹き抜け階段などが備わり、現在は博物館としてサウジアラビア王国の歴史を伝えています。初期設計を考えたトルコ人建築家により、オスマン様式の建築物として保存されています。部屋の多くは、19世紀にさかのぼる芸術作品で構成されており、ドアと廊下にはオスマントルコ人が最初に行ったアラビア語の書道が飾られています。

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アラビア語で市場を表すスーク。香辛料、衣類、香水、ゴールド、食品、雑貨など、数々のリーズナブルな価格の商品が並ぶことから、サウジアラビア人だけではなく、ジェッダに住んでいる外国人からもとても親しまれています。目玉は野菜や果物が並び賑やかで活気のあるメッカ門スーク。メッカ門から旧市街へと続く道に作られたこのスークは旧市街で最も古くから続いているいわれています。また、ガベルストリートスークは、ハンドメイドのかばん、お香、布地、手工芸品などを見つけるのにぴったりの場所です。仕立て屋もあるので、自分が好きなデザインのアバヤや洋服、ドレスを注文できます。スークは最も地元の人々で賑わう夜がおすすめです。

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ユネスコの世界遺産の1つとして登録されているこのモスクは、シャフィイ法学派の創設者であるイマーム・アルシャフィイが建築したもので、ここに人々を集めて教育をしていました。イマーム・アルシャフィイは、イスラム教の四大法学派の一つを確立したことで知られており、その法学派は主に東アフリカ、インドネシア、マレーシア、エジプトなどの地域で広く従われています。元々はミナレットなしで建てられましたが、何度も改修を重ね、今から850年前にミナレットが追加されました。現在でも、地元コミュニティの精神的な中心地としても機能しており、日常的な礼拝だけでなく、宗教的な学習や社会活動の場としても用いられているそうです。

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紅海の海岸に建てられたアル・ラーマ・モスクは、 1985年にジェッダの富豪によって建設されました。ジェッダで最も美しいと言われるこのモスクは、地元民だけでなく巡礼者や観光客が立ち寄る人気のスポットです。満潮時には、モスクが下の紅海の波の上に浮かんでいるように見えることから、「フローティング モスク」として知られています。ターコイズブルーのドーム構造の内部には、ステンドグラスの天井や56カ所もの窓、紅海を展望できる広々とした中庭などすべてイスラム様式で設計され、静かで荘厳な空気の中に華やかなディティールが散りばめられています。おすすめは1番美しく見える夕暮れ時で、紅海をバックに夕焼けに染まったモスクは幻想的です。

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ディルイーヤは、サウジアラビアの王族サウード家の本拠地で、1744年から1818年にはワッハーブ王国時代(第一次サウード王国)の首都でした。中でもトライフ地区は最も重要な地区で、ワッハーブ王国時代の都市遺跡が多く残っており、2010年にはユネスコの世界遺産に登録されました。1818年のオスマン帝国侵攻によって壊滅してしまいましたが、15世紀の建物や18~19世紀当時の建物が修復され残っています。現在、訪れた人がお祈りできるモスク、伝統的な泥レンガ造りの宮殿や官庁、アラビア馬の博物館などで構成されており、サウジアラビアのルーツをたどることができます。夜のライトアップもディルイーヤの魅力のひとつなので、日没後に訪れるのがおすすめです。

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細長いピラミッドのような形をしたアル・ファイサリア・センター・タワーはキングダムセンターと列ぶリヤドのシンボルタワーです。高さ267メートル、55階建てで、サウジアラビアで最初に建設された超高層ビルとして有名です。ショッピングセンターやホテル、レストランなどが一通り揃っており、高層部の展望台からはキングダムタワーを含むリヤドの街を360度見渡せます。頂上近くにある巨大なガラスの球体は直径24メートル、655枚のガラス板でできており、特に夜には遠くからでも目立ちます。このタワーは現在サウジアラビアで4番目に高く、世界で325番目に高い建物にもランクされています。

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サウジアラビアのおすすめ情報

Information

グルメ

カブサ

カブサ

スパイスと一緒に炊き込んだ米に、肉や野菜を加えた風味豊かな一品でナッツやレーズンで飾られた料理。

マドフーン

マドフーン

羊肉をスパイスで煮込み、米と一緒に炊き込む料理で、煮込み中にスパイスやナッツを加え、豊かな風味と香りを引き出します。

サウジアラビア観光 基本情報

Information
  • 概要
  • 旅の準備
  • 入国・出国
  • 現地情報

概要

豊富な石油収入によって発展を遂げ、近年では出入国のしやすさも緩和されました。日本の約6倍の国土を持ちますが、その国土の80%は砂漠地帯となっています。

  • 正式名称
    サウジアラビア王国
  • 首都
    リヤド
  • 人口
    約3,217.5万人
  • 面積
    2150,000平方キロメートル
  • 人種・民族
    アラブ人
  • 宗教
    イスラム教
  • 言語
    アラビア語
  • 通貨
    サウジアラビア・リヤル
  • 時差
    -5時間(サウジアラビアが正午のとき、日本は午後5時)

通貨・両替

サウジアラビアの通貨単位はサウジアラビア・リヤル。現地では日本円からサウジアラビア・リヤルへの両替が出来ないので、USドルへ予め両替しておくことをおすすめします。

  • 日本で
    空港や一部の銀行で取扱がありますが、レートはあまりよくありません。
  • 現地で
    空港・銀行・ホテルや街中の両替所では日本円の取り扱いがなく、両替することが出来ません。USドルであれば両替は可能です。
  • 現地の空港で
    両替所は存在しますが、日本円の取り扱いは行っていないようです。
  • 現地の銀行で
    現地銀行でも日本円の取り扱いは行っていないようです。
  • 現地のホテルで
    大型ホテルなどでも日本円の取り扱いは行っておらず、両替はできません。
  • 外貨宅配
    外貨をあらかじめ指定の場所に届けてくれる便利なサービス。申し込みは電話かインターネットで。
  • 為替レート
    サウジアラビア:1サウジアラビア・リヤル=41.21円(2024年7月現在)

気候・服装

季節は大きく夏と冬に分けられ、基本的に雨は冬に数回降る程度。4月〜10月が夏にあたり、30度以上かつ高湿度という厳しい気候となる。一方で冬の時期は20〜30度程度に気温が落ち着き、夜間冷え込むことを除いて比較的過ごしやすい。

  • 夏
    5月〜10月の夏季は高温で乾燥しています。雨はほとんど降らないので、雨具などは携帯しなくても大丈夫です。
  • 冬
    11月〜3月の冬季でも比較的暖かく、過ごしやすい気候となります。日本の秋と同様、夜は少し冷え込みますので重ね着用のカーディガンなど準備を。

※平均気温、降水量:全て国土交通省 気象庁ウェブサイト調べ

電圧・プラグ・荷造り・必需品

電圧127〜220ボルト・50ヘルツです。日本の電化製品を使う場合は変圧器が必要になります。変換プラグなどを持参すると便利です。

  • 電圧
    127ボルト・220ボルト 50・60ヘルツ
  • プラグ
    • Aタイプ Bタイプ BFタイプ Cタイプ
    • Aタイプ Bタイプ BFタイプ Cタイプ
  • 上手な荷造り
    かさばる衣類などは荷造り用の便利グッズを使って小さくまとめ、荷物は必要最小限に。帰りのおみやげ用のスペースも考えておきましょう。
  • 旅の必需品
    海外へ出るためにはパスポートとお金(現金・カード)が最低限必要。ツアーの場合は、最終日程表「旅のしおり」も必ず持参しましょう。

持っていくと便利

  • 衣類圧縮袋
    下着やセーターなどかさばる物はこれに入れて空間を確保。おみやげが入らないときにも重宝します。
  • 常備薬
    環境の変化から体調を崩すこともあります。飲み慣れている薬があると安心です。
  • 日焼け止め
    日差しが強い夏場の観光やデザートサファリを楽しむなら必須!
  • 帽子・
    サングラス
    日差し予防に便利。日焼け止めと合わせての持参がおすすめです。

フライト・飛行時間

日本からサウジアラビアまでの直行便は就航しておらず、経由便でのフライトとなります。経由地にもよりますが18〜25時間程度の所要時間となります。

  • 直行便・経由便
    直行便は就航しておらず、アジア・中東の各都市での経由便が主流です。
  • 機内への持ち込み
    原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm 以内。テロ対策で厳しくなっているので、爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。液体は100ml以下の容器に移して透明な袋に入れましょう。

サウジアラビアへの入国

  • パスポート残存有効期限
    入国時に有効期限が6カ月以上あるパスポートが必要です。旅券の未使用査証欄は見開き2頁以上必要。
  • ビザの発給
    事前にビザ(査証)またはe-Visa(電子査証)を取得することが必要です。
  • 入国カード
    入国には出入国カードは不要です。
  • ※この情報は2024年7月現在のものです。情報の更新には努めておりますが、ビザ・パスポートなどの情報は予告なく変更されることがございます。必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。
  • サウジアラビア
    入国の流れ
    1. 1.入国審査
      ビザ不要かつ入国カードも不要のため、パスポートを差し出すだけでOK。
    2. 2.荷物の受け取り
      日本出発の際に手荷物を預けた人は、自分が乗ってきた飛行機の便名が表示されたターンテーブルで受け取ります。
    3. 3.税関
      すべての荷物は X 線検査を受けます。不審物が投影された場合は,荷物を開けて検査を受けます。荷物を検査されることがあれば、進んで受けましょう。

サウジアラビアから出国

混雑時期には出国手続きに時間がかかることも。余裕をもって空港へ。免税店で買い忘れたおみやげなどのショッピングも楽しめます。

  • サウジアラビア
    出国の流れ
    1. 1.チェックイン(搭乗手続き)
      自分が利用する航空会社のカウンターに並び、航空券とパスポートを提出し、荷物を預け、搭乗券を受け取ります。
    2. 2.出国審査
      パスポートと搭乗券を提示するだけでスムーズに出国審査を抜けられます。
    3. 3.手荷物検査
      機内に持ち込む荷物はすべてX線で検査が行われます。身につけている金属類は外してトレイに入れましょう。

水事情

水道水は比較的安全とされており、飲用可能ですが、体質や体調によっては注意が必要です。トラブルを避けるためにもミネラルウォーターを飲用することをおすすめします。

  • レストランや食堂では
    高級レストランではミネラルウォーターが提供される場合がありますが、一般的には水道水の提供が主流ですので、ミネラルウォーターの持参をおすすめします。
  • 公共施設では
    水道水の提供が基本です。飲用は基本的にミネラルウォーターで済ませましょう。

トイレ事情

基本的に日本式のトイレを使用している施設が多いですが、紙を流せない旧式を使用している場所もあるため、トイレ内にごみ箱があれば流さずに捨てましょう。備え付けのシャワーは、用を足した後に体を洗い流すためのものです。

  • ティッシュペーパーを準備
    公衆トイレにはティッシュペーパーを携帯していきましょう。水回りが悪く、使用済みの紙を流さずに備え付けのごみ箱に捨てるタイプもありますのでご用心。

郵便・電話・インターネット

日本への郵便は郵便局で送ることができます。日本同様に設置型の公衆電話は年々数を減らしています。

  • 郵便
      • 切手:主に郵便局で購入できますが、一部の観光地や土産物店でも販売している場合があります。
      • ハガキ:町中にポストがあまりないため、郵便局内に設置されたポストに投函すると良いでしょう。
  • 電話
    • 電話のかけ方:日本に直接ダイヤルする場合、国際電話識別番号(00)、日本の国番号(81)、市外局番から0をとった番号(3または90)、相手の電話番号の順に入力します。
  • インターネット
    • 主要ホテルや、街中にWi-Fiはありますが、速度が遅い場合もあるため、いつでも安定的にWi-Fiを利用したいという方は日本からレンタルWi-Fiを利用するとよいでしょう。

トラブル・治安

治安は世界的に見ても非常に良いとされる国ですが、油断せずに自分の荷物や貴重品からは目を離さないよう心掛けましょう。

  • スリ・ひったくり
    大都市や観光地では、スリや置き引きの被害があります。大衆向けレストランやショッピングモール、市場などでほんの一瞬、荷物から目を離した隙に盗られるケースが多いので注意しましょう。
  • パスポート(旅券)の紛失
    最寄りの警察署で紛失証明書を発行してもらい、最も近い都市の日本大使館か領事館で再発給の申請、発給を受けなくてはなりません。
  • トラブルに巻き込まれたら?
    万一、盗難に遭ったら即座に警察に連絡を。戻って来る可能性は低いですが、盗難証明書を発行してもらいましょう。帰国後に海外旅行保険会社に請求することができる場合があります。
  • 海外旅行保険に入って行こう
    盗難や病気、ケガ、交通事故など、もしもの時のために海外旅行保険に入っておきましょう。万一の場合、補償やサポートが受けられるので安心です。

マナー

サウジアラビアにはイスラム教に基づいたルールが存在します。思いがけないことでトラブルに巻き込まれないためにも、イスラム教のマナーや戒律などを知っておきましょう。

  • チップ
    チップの習慣はあるものの、義務ではありません。特別なサービスを受けた際やサービスに満足した場合は気持ち程度渡すのが良いでしょう。
  • 喫煙
    屋外にはところどころ灰皿が設置してあり喫煙が可能ですが、駅、空港、レストランなどの公共の場は禁煙です。
  • 写真撮影
    サウジアラビアに限らず、無断で人(特に女性)にカメラを向ける行為は好ましくありません。人が写り込まないように撮影するか、撮りたい場合は一言断りましょう。
  • 酒席のマナー
    通常、アルコールの販売は禁止されていますが、高級ホテルのレストランなど販売許可を得ているところではお酒を飲むことができます。購入したお酒を外に持ち出して飲むことは違法行為なので注意しましょう。

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