チュニジア観光におすすめの名所&人気のスポットランキングチュニジア観光ガイド

シディ・ブ・サイド市街シディ・ブ・サイド市街
カルタゴ遺跡カルタゴ遺跡
スース旧市街スース旧市街
チュニスチュニス

北アフリカの宝石、チュニジア。首都チュニスの中心街にある旧市街や青と白の街並みが美しいシディ・ブ・サイドは必見です。サハラ砂漠では砂丘や映画の世界観そのままの神秘的な風景に出会うことができます。多様な歴史と文化が混在するチュニジアの観光におすすめスポットやグルメを紹介します。

チュニジア観光マップ

Map

チュニジアのおすすめ観光スポット総合ランキング

Ranking
1
シディ・ブ・サイド

シディ・ブ・サイド

白と青の美しい街並みで知られ、リゾートやグルメが充実しています。近隣にはカルタゴ遺跡があるので、この街を拠点に訪問するのもおすすめです。

2
「チュニス旧市街」 町並み

チュニス

チュニスの見所といえば旧市街。13世紀頃の面影を残しており、アラブ文化の街並みが続いています。グランド・モスクはシンボル的存在です。

3
エルジェムの円形闘技場

エル・ジェム円形闘技場

ローマ帝国支配時代に建設された円形競技場。ローマ建築の中でも保存状態の良い建物です。中央の舞台だけでなく、地下通路や部屋も残っています。

4
マトマタ

マトマタ

スター・ウォーズのロケ地のマトマタでは非日常的な風景が広がっています。一面の砂地の下には、ベルベル人が住んでいた穴倉住宅があります。

5
「スース旧市街」

スース

美しい街なみでありながらも、侵略を受けてきた歴史から建造物などに要塞都市の名残りがあります。リバトやグランドモスクは見逃せません。

6
カルタゴ遺跡 ビュルサの丘 2019-12-01撮影

カルタゴ遺跡

様々な文化が交差したカルタゴ。見所としては、ローマ帝国時代の円形劇場・浴場、城塞が築かれていたピュルサの丘、神が祀られていたトフェが挙げられます。

7
ドゥッガ遺跡 世界遺産

ドゥッガ遺跡

ベルベル人の古代都市であったドゥッガ。見どころは、ローマ帝国時代の遺跡の浴場や古代劇場の他に、ベルベル人が建てた高さ21mの石塔です。

チュニジアおすすめツアー

チュニジアのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • シディ・ブ・サイド

    シディ・ブ・サイド

    シディ・ブ・サイド

    シディ・ブ・サイドは、地中海に面したチュニジアで最も美しいと称されるリゾート地です。白い壁と鮮やかなチュニジアンブルーのドアのコントラストが見事で、真っ赤なブーゲンビリアがよく映えます。一見ギリシャの島を思わせますが、窓枠やドアにはアラブ風の模様も。ストリートにはシディ・ブ・サイドを描いた絵画や地中海らしい鮮やかな陶器を販売する土産物屋が並び、高台からは地中海の絶景が望めます。歩き疲れたら、「カフェ・デ・ナット」で松の実が入った名物ミントティーを楽しむのも一興。もちもちとした食感がたまらないドーナツ、バンバローニもぜひお試しください。首都チュニスに滞在する際には、ぜひこの写真映え抜群のシディ・ブ・サイドに足を延ばしてみましょう。

    詳しく見る
  • ケロアン シディサハブモスク シディサハブ霊廟 世界遺産

    シディ・サハブ霊廟

    ケロアン

    イスラム教の預言者ムハンマドの友人が眠るシディ・サハブ霊廟。654年にムハンマドの友人で理髪師でもあったアブ・ザマ・アルバラウィが戦死。ムハンマドの顎ひげ3本とともに埋葬され、霊廟が建設されました。シディ・サハブはアラビア語で「聖なる友人」を意味し、後にモスクやマドラサが増設され信仰の対象になっていきました。最終的にこの霊廟を有するケルアンの町が聖地化し、町全体が世界遺産に登録されています。建物は土気色のシンプルな外観とは対照的に、内部は美しいイスラム装飾で彩られ、壁や柱に精巧なアラベスク模様やカリグラファーが刻まれています。墓所は非公開で、モスク内部もイスラム教徒しか入れませんが、鉄格子の窓から内部の様子が見られます。

    詳しく見る
  • カルタゴ遺跡 ビュルサの丘 2019-12-01撮影

    カルタゴ遺跡

    カルタゴ

    紀元前9世紀ごろにフェニキア人が築いた町、カルタゴ。かつて地中海の覇権をローマと争った歴史的に重要な場所です。カルタゴは紀元前1世紀にローマに滅ぼされたため、遺跡の多くはローマ時代のものですが、「ビュルサの丘」には、フェニキア人の住居跡が残っています。この丘からは青く輝く地中海の絶景が楽しめます。また、古代カルタゴの神が祀られた「トフェ」も数少ない貴重なカルタゴの遺跡です。ローマ時代の遺跡としては、「アントニヌス浴場」や「円形競技場」「ローマ劇場」などが点在。アントニヌス浴場は、水風呂やサウナなど100を超える部屋があったといわれています。カルタゴ遺跡は、チュニジアの歴史を今に伝える重要な世界遺産です。

    詳しく見る
  • ドゥッガ遺跡 世界遺産

    ドゥッガ遺跡

    テブルスーク

    チュニジア北西部にある都市遺跡ドゥッガ。ベルベル人の王国ヌミディアの重要都市で、最初に首都が置かれた場所とされます。600年ほど続いた王国はローマ帝国に制圧された後もローマの属州として繁栄。街はローマ人住人が増えるとともにローマ化が進行し多くの建造物が建て替えられました。その後ビザンツ帝国の台頭に続き、イスラム教徒の侵攻もあって街は徐々に衰退。最終的に廃虚になりましたが、19世紀に考古学者らが残された遺跡を発掘し調査が進められました。遺跡は丘の上にあったことから保存状態がよく、円形劇場をはじめ、大神殿、共同浴場などの建造物が奇麗に残っています。当時の生活様式が垣間見える貴重な遺跡でもあり、1997年に世界遺産に登録されています。

    詳しく見る
  • エルジェムの円形闘技場

    エル・ジェム円形闘技場

    エル・ジェム

    北アフリカの古代ローマ劇場で最大規模を誇るエル・ジェム円形闘技場。2世紀ごろオリーブオイルの交易で栄えた都市エル・ジェムをローマ帝国が制圧。街はローマ化進行とともに繁栄し、最盛期を迎えた3世紀ごろにこの円形闘技場が建設されました。闘技場は35,000人ほど収容可能な巨大施設で、他のコロッセウムと同じく、剣闘士や猛獣が登場し、命を懸けた戦いを繰り広げたとされます。ローマ帝国滅亡後、ヴァンダル人の侵入を防ぐために要塞化。シェルターとして利用された時期もありますが、大切に保存され現在に至ります。今でも定期的にコンサートが開催されるなど通常利用できるほど保存状態がよく、1979年には単独で世界遺産に登録されています。

    詳しく見る
  • アントニヌス大浴場跡 2013-01-22撮影

    アントニヌス大浴場跡

    カルタゴ

    透明度抜群の地中海をバックにたたずむ「アントニヌス大浴場跡」。アントニヌス大浴場跡は、チュニス郊外の「カルタゴ遺跡」に位置していて、古代ローマ時代のアントニヌス帝によって建設された公衆浴場跡です。「アントニヌス・ピウス浴場」の別名でも呼ばれています。2階建ての浴場内には、水風呂や温浴風呂、サウナ、プール、噴水、更衣室、談話室などの施設が完備されていて、大浴場跡長辺の長さがおよそ200m、建物の総面積が35,000平方メートルほどもありました。現代に伝わる数多くの古代ローマ時代の浴場跡の中でもひと際大きく、アフリカ属州内では一番、ローマ帝国内では3番目の規模。「カルタゴ遺跡」として、世界遺産にも登録されるほど貴重な遺跡です。

    詳しく見る
  • カルタゴ ビュルサの丘

    ビュルサの丘

    カルタゴ

    チュニス郊外に位置する「ピュルサの丘」は、フェニキア人が治めていた古代カルタゴの中心地であり、「シタデル」と呼ばれる古代カルタゴの巨大な城塞が築かれた地でもありました。古代カルタゴの衰退後、丘にローマ人が都市を築いたことから、フェニキア人の住居跡をはじめとするカルタゴ遺跡とローマ遺跡の両方を一度に見学できるのが特徴です。丘には現在、大きさや種類の異なる石柱や石柱の礎石などが点在しているほか、19世紀末に建てられた「サンルイ大聖堂」や古代カルタゴの出土品が充実した「カルタゴ博物館」などもあります。丘からの眺望もよく、カルタゴの市街地と地中海、雄大な空、自然が織り成す光景も必見です。

    詳しく見る
  • ドゥーズ 2013-01-19撮影

    ドゥーズ

    ドゥーズ

    チュニジアの南部にあるドゥーズは、西アフリカと北アフリカの間で砂金や塩の取引を行うサハラ交易の要所として、古くから栄えてきた地。現在でも、世界最大級の砂漠である「サハラ砂漠の玄関口」として親しまれています。町中には、50万本以上ものヤシの木が立ち並んでいることから、「砂漠のオアシス」の愛称も。サハラ砂漠でラクダに乗って散策をしたり、オートバイや四輪駆動車でドライブをしたりなど砂漠ならではのアクティビティを満喫した後に、ドゥーズでひと休みする人も少なくありません。毎年12月ごろに近隣の部族が集結して踊りや音楽などを楽しむ祭典「サハラ国際フェスティバル」が開催される都市としても有名です。

    詳しく見る
  • マトマタ

    マトマタ

    マトマタ

    映画『スター・ウォーズ』の舞台として有名なマトマタ。マトマタは、伝統的な旧マトマタ地区と近年整備された新マトマタ地区に分かれていますが、マトマタ観光で外せないのは、地面に巨大な穴を掘って造られた住居「穴居住宅」が点在する旧マトマタ地区です。一風変わった住居は、12世紀から13世紀ごろにマトマタで暮らしていた先住民のベルベル人が、侵攻してきたアラブ人から身を隠すために建設したのが始まりだとか。強い日差しを避けたり、保温性が高く急激な気候変化に対応できたりと利点も多く、マトマタの風土にも適していました。現在では、穴居住宅を生かしたホテルやレストラン、一般公開の穴居住宅もあり、多くの人で賑わいます。

    詳しく見る
  • マトマタ ホテル・シディ・ドリス 2019-12-01撮影

    ホテル・シディ・ドリス

    マトマタ

    チュニジア南部の都市、マトマタに映画『スター・ウォーズ』のルーク・スカイウォーカーの実家として名をはせるスポットがあります。それが、バックパッカー向けの「ホテル・シディ・ドリス」です。敷地内には、岩をくり抜いたスター・ウォーズさながらの空間が広がっています。元々は、ベルベル人の住居だった建物が洪水で廃虚となり、ホテルとして活用されたもの。「スター・ウォーズの聖地」らしく、壁にダース・ベイダーやストームトルーパーなど映画に登場する人気キャラクターが描かれていたり、映画ゆかりの写真が展示されていたりするのも嬉しい点です。内部の見学や宿泊も可能で、世界各地から訪れるスター・ウォーズファンが後を絶ちません。

    詳しく見る
  • バルド国立博物館 モザイク画

    バルド国立博物館

    チュニス

    チュニスにある「バルド国立博物館」は、フランスの植民地だった1888年の開館以来130年以上の歴史を誇る博物館であり、アフリカで最も歴史がある美術館でもあります。イスラム装飾や近代の宝石、古代の遺物、彫刻品などドゥッガやカルタゴをはじめとするチュニジア国内で発掘された出土品や美術品をテーマや年代ごとに分けて、見やすく展示。紀元前4世紀ころから紀元後4世紀ころにかけての古代ローマ時代の色鮮やかなモザイクの品ぞろえの良さでも有名で、世界一とたたえられるほどです。モザイクは保存状態が良いと評判です。館内の随所に展示されたモザイクも必見で、「チュニジアのルーブル美術館」とも称されています。

    詳しく見る
  • ブラ・レジア遺跡 2010-07-15撮影

    ブラ・レジア遺跡

    ブラ・レジア

    チュニジア北部に位置する遺跡「ブラ・レジア」は、古代ヌミディア王国の首都だった地。一番の見どころは希少な地下住居跡と住居の美しいモザイク床で、遺跡内に漁業の家やアンフィトリテの家、狩猟の家、宝物の家などと呼ばれる特徴の異なる遺跡が立ち並んでいます。各遺跡をじっくりと見学しながら、当時の暮らしぶりがうかがい知れるのも嬉しいポイント。ブラ・レジアは、ローマ帝国やビザンチン帝国時代にも繁栄を遂げており、3世紀に起こった大きな地震によって多くの建造物は崩壊してしまったものの、のどかな環境の中にローマ時代の共同浴場やアポロ神殿、石畳、公共広場、劇場などの貴重な遺跡も現存しています。

    詳しく見る
  • チュニジア イシュケル国立公園

    イシュケル国立公園

    イシュケル

    地中海の沿岸近くに位置する「イシュケル国立公園」は、海へと続く汽水湖のイシュケル湖を中心とした国立公園。湖や山に囲まれた大湿原が広がっていて、ナベコウやフラミンゴ、カオジロオタテガモ、ガン、ガチョウ、オオバンなど、毎年何十万羽もの渡り鳥がヨーロッパから飛来する中継地として有名です。500種以上の植物や約200種にも及ぶ動物と出合える地でもあり、1980年には公園がユネスコの世界自然遺産にも認定。イシュケル湖の水源である川の上流にダムが建設されたことにより生態系が急激に変化し、1996年には危機遺産リスト入りしてしまったものの、その後環境や生態系の保護に取り組んだ結果、2006年には無事に危機遺産からは解除されています。

    詳しく見る
  • クサール・ギレン 2019-11-18撮影

    クサール・ギレン

    ドゥーズ

    サハラ砂漠のオアシスとして親しまれる「クサール・ギレン」。周囲を砂漠に囲まれたクサール・ギレンには温泉が絶えず湧き出していて、エアコンや電気、ホットシャワー、トイレなどの充実した設備を備えたホテルやテント式のロッジなどの宿泊施設も完備されています。朝と夕方には太陽に照らされた砂漠が赤色に染まる印象的な光景を、夜には天然のプラネタリウムのような満天の星と月が織り成す見事な風景を愛でられます。ラクダや馬に乗って砂漠を散策するツアーに参加したり、広大な砂漠を四輪バギーで駆け抜けたりの醍醐味も。砂漠の中でのキャンプ泊も可能で、多彩な砂漠のアクティビティなど非日常的な体験が多くの人を魅了してやみません。

    詳しく見る
  • タメルザ峡谷 2012-11-06撮影

    タメルザ峡谷

    タメルザ

    アルジェリアとチュニジアの国境近くに位置する「タメルザ渓谷」は、映画『イングリッシュ・ペイシェント』のロケ地としても有名な渓谷。タメルザ渓谷は、アルジェリアの国境に一番近い「ミデス」、高台の傾斜を生かした造りの「シェビカ」、ダイナミックな地層が目を引く「タメルザ」といった三つの山岳オアシスの村を中心としたエリアです。それぞれの村は、1969年の大洪水で水に浸かったことにより廃村になっていて、元の住民は近くの高台に新しい集落をつくって転居しています。ただ、廃虚となった集落遺跡やグラデーションの地層、砂漠が描く圧巻の旧村の風景を観光客でもじっくりと見学できることから、観光スポットとしても人気です。

    詳しく見る
  • チュニジア ジェルバ島 2009/7

    ジェルバ島

    ジェルバ島

    地中海に浮かぶチュニジア南部の「ジェルバ島」は、白い砂浜と青い海という南国の雰囲気が漂う地中海リゾート。青空をバックにそびえる白亜の建物や咲き誇る色鮮やかなブーゲンビリアが、アフリカにいることを忘れてしまいそうなほどの圧巻の光景をつくり出します。地元の特産品が並ぶスークと呼ばれる市場で買い物を楽しんだり、透明度の高い海でマリンアクティビティを満喫したりも、この島ならではの楽しみ方です。広さ約500平方キロメートルの島に100軒以上もの宿泊施設が立ち並んでいたり、首都のチュニスから飛行機や列車、車で気軽にアクセスできたりする点も利点で、夏にはヨーロッパをはじめバカンスを過ごす世界各国の人でにぎわっています。

    詳しく見る
  • ケロアン カイルアン グランドモスク 世界遺産

    グランドモスク(ケロアン)

    ケロアン

    メッカやメディナ、エルサレムに続く、「イスラム教における第4の聖地」として名高いケロアン。世界文化遺産に登録されたケロアンの町に数多くそびえるモスクの中でとくに有名なのが、「グランドモスク」です。グランドモスクは、670年ごろに建立されたモスクであり、アフリカ最古のモスクと称されています。敷地内には、幾何学模様が印象的な回廊とアーチ状の円柱、ミナレットと呼ばれる塔、日時計などの見どころが点在。観光客は門内には入れますが、礼拝堂内はイスラム教徒のみになります。また、入場時には男性でも露出の少ない服装を心掛けたり、女性は入り口で借りたスカーフを巻いたりするなど、服装にも注意が必要です。

    詳しく見る
  • 「チュニス旧市街」 町並み

    チュニス

    チュニス

    エキゾチックで迷路のような街並みの「旧市街(メディナ)」からリゾート地区を含む開放的な新市街まで、さまざまな顔を持つエリア。旧市街は世界遺産に登録されており、スパイスやバブーシュなどを取り扱うお店が軒を連ね、歩いているだけでも楽しい場所です。散策に疲れたら、カフェで甘いお菓子やミントティーを楽しむのもおすすめ。また中心には「ジトゥナ・モスク」があり、チュニス市民の信仰の場所であると同時に、多くの観光客が訪れるスポットとして有名です。モスクはイスラム教の施設のため、露出度の高い服装は避けて見学しましょう。そのほか古代ローマのモザイクコレクションがある「バルド国立博物館」は、展示品だけでなく建物自体も高く評価されています。

    詳しく見る
  • 「スース旧市街」

    スース

    スース

    サヘルの真珠とうたわれる人気のリゾートエリア。なかでも中世アラビア世界の風情を色濃く残す「旧市街」は世界遺産に登録されており、観光客を魅了し続けています。旧市街の北端にある城塞「リバト」には見張り塔があり、スースの街や美しい地中海を眺めることが可能です。リバトのはす向かいには「グランドモスク」があります。イスラム教徒以外は中に入れませんが、中庭は見学可能で、ローマのような雰囲気を楽しみながら散策できます。そのほか古代モザイクの展示品が素晴らしい「スース考古学博物館」もおすすめ。カタコンベ(地下墓地)から発見された洗礼盤が目玉のひとつとなっており、しばらく見入ってしまうほどの美しさです。

    詳しく見る
該当するスポットはありませんでした。
絞り込む条件を変更してください。

シディ・ブ・サイドは、地中海に面したチュニジアで最も美しいと称されるリゾート地です。白い壁と鮮やかなチュニジアンブルーのドアのコントラストが見事で、真っ赤なブーゲンビリアがよく映えます。一見ギリシャの島を思わせますが、窓枠やドアにはアラブ風の模様も。ストリートにはシディ・ブ・サイドを描いた絵画や地中海らしい鮮やかな陶器を販売する土産物屋が並び、高台からは地中海の絶景が望めます。歩き疲れたら、「カフェ・デ・ナット」で松の実が入った名物ミントティーを楽しむのも一興。もちもちとした食感がたまらないドーナツ、バンバローニもぜひお試しください。首都チュニスに滞在する際には、ぜひこの写真映え抜群のシディ・ブ・サイドに足を延ばしてみましょう。

閉じる

イスラム教の預言者ムハンマドの友人が眠るシディ・サハブ霊廟。654年にムハンマドの友人で理髪師でもあったアブ・ザマ・アルバラウィが戦死。ムハンマドの顎ひげ3本とともに埋葬され、霊廟が建設されました。シディ・サハブはアラビア語で「聖なる友人」を意味し、後にモスクやマドラサが増設され信仰の対象になっていきました。最終的にこの霊廟を有するケルアンの町が聖地化し、町全体が世界遺産に登録されています。建物は土気色のシンプルな外観とは対照的に、内部は美しいイスラム装飾で彩られ、壁や柱に精巧なアラベスク模様やカリグラファーが刻まれています。墓所は非公開で、モスク内部もイスラム教徒しか入れませんが、鉄格子の窓から内部の様子が見られます。

閉じる

紀元前9世紀ごろにフェニキア人が築いた町、カルタゴ。かつて地中海の覇権をローマと争った歴史的に重要な場所です。カルタゴは紀元前1世紀にローマに滅ぼされたため、遺跡の多くはローマ時代のものですが、「ビュルサの丘」には、フェニキア人の住居跡が残っています。この丘からは青く輝く地中海の絶景が楽しめます。また、古代カルタゴの神が祀られた「トフェ」も数少ない貴重なカルタゴの遺跡です。ローマ時代の遺跡としては、「アントニヌス浴場」や「円形競技場」「ローマ劇場」などが点在。アントニヌス浴場は、水風呂やサウナなど100を超える部屋があったといわれています。カルタゴ遺跡は、チュニジアの歴史を今に伝える重要な世界遺産です。

閉じる

チュニジア北西部にある都市遺跡ドゥッガ。ベルベル人の王国ヌミディアの重要都市で、最初に首都が置かれた場所とされます。600年ほど続いた王国はローマ帝国に制圧された後もローマの属州として繁栄。街はローマ人住人が増えるとともにローマ化が進行し多くの建造物が建て替えられました。その後ビザンツ帝国の台頭に続き、イスラム教徒の侵攻もあって街は徐々に衰退。最終的に廃虚になりましたが、19世紀に考古学者らが残された遺跡を発掘し調査が進められました。遺跡は丘の上にあったことから保存状態がよく、円形劇場をはじめ、大神殿、共同浴場などの建造物が奇麗に残っています。当時の生活様式が垣間見える貴重な遺跡でもあり、1997年に世界遺産に登録されています。

閉じる

北アフリカの古代ローマ劇場で最大規模を誇るエル・ジェム円形闘技場。2世紀ごろオリーブオイルの交易で栄えた都市エル・ジェムをローマ帝国が制圧。街はローマ化進行とともに繁栄し、最盛期を迎えた3世紀ごろにこの円形闘技場が建設されました。闘技場は35,000人ほど収容可能な巨大施設で、他のコロッセウムと同じく、剣闘士や猛獣が登場し、命を懸けた戦いを繰り広げたとされます。ローマ帝国滅亡後、ヴァンダル人の侵入を防ぐために要塞化。シェルターとして利用された時期もありますが、大切に保存され現在に至ります。今でも定期的にコンサートが開催されるなど通常利用できるほど保存状態がよく、1979年には単独で世界遺産に登録されています。

閉じる

透明度抜群の地中海をバックにたたずむ「アントニヌス大浴場跡」。アントニヌス大浴場跡は、チュニス郊外の「カルタゴ遺跡」に位置していて、古代ローマ時代のアントニヌス帝によって建設された公衆浴場跡です。「アントニヌス・ピウス浴場」の別名でも呼ばれています。2階建ての浴場内には、水風呂や温浴風呂、サウナ、プール、噴水、更衣室、談話室などの施設が完備されていて、大浴場跡長辺の長さがおよそ200m、建物の総面積が35,000平方メートルほどもありました。現代に伝わる数多くの古代ローマ時代の浴場跡の中でもひと際大きく、アフリカ属州内では一番、ローマ帝国内では3番目の規模。「カルタゴ遺跡」として、世界遺産にも登録されるほど貴重な遺跡です。

閉じる

チュニス郊外に位置する「ピュルサの丘」は、フェニキア人が治めていた古代カルタゴの中心地であり、「シタデル」と呼ばれる古代カルタゴの巨大な城塞が築かれた地でもありました。古代カルタゴの衰退後、丘にローマ人が都市を築いたことから、フェニキア人の住居跡をはじめとするカルタゴ遺跡とローマ遺跡の両方を一度に見学できるのが特徴です。丘には現在、大きさや種類の異なる石柱や石柱の礎石などが点在しているほか、19世紀末に建てられた「サンルイ大聖堂」や古代カルタゴの出土品が充実した「カルタゴ博物館」などもあります。丘からの眺望もよく、カルタゴの市街地と地中海、雄大な空、自然が織り成す光景も必見です。

閉じる

チュニジアの南部にあるドゥーズは、西アフリカと北アフリカの間で砂金や塩の取引を行うサハラ交易の要所として、古くから栄えてきた地。現在でも、世界最大級の砂漠である「サハラ砂漠の玄関口」として親しまれています。町中には、50万本以上ものヤシの木が立ち並んでいることから、「砂漠のオアシス」の愛称も。サハラ砂漠でラクダに乗って散策をしたり、オートバイや四輪駆動車でドライブをしたりなど砂漠ならではのアクティビティを満喫した後に、ドゥーズでひと休みする人も少なくありません。毎年12月ごろに近隣の部族が集結して踊りや音楽などを楽しむ祭典「サハラ国際フェスティバル」が開催される都市としても有名です。

閉じる

映画『スター・ウォーズ』の舞台として有名なマトマタ。マトマタは、伝統的な旧マトマタ地区と近年整備された新マトマタ地区に分かれていますが、マトマタ観光で外せないのは、地面に巨大な穴を掘って造られた住居「穴居住宅」が点在する旧マトマタ地区です。一風変わった住居は、12世紀から13世紀ごろにマトマタで暮らしていた先住民のベルベル人が、侵攻してきたアラブ人から身を隠すために建設したのが始まりだとか。強い日差しを避けたり、保温性が高く急激な気候変化に対応できたりと利点も多く、マトマタの風土にも適していました。現在では、穴居住宅を生かしたホテルやレストラン、一般公開の穴居住宅もあり、多くの人で賑わいます。

閉じる

チュニジア南部の都市、マトマタに映画『スター・ウォーズ』のルーク・スカイウォーカーの実家として名をはせるスポットがあります。それが、バックパッカー向けの「ホテル・シディ・ドリス」です。敷地内には、岩をくり抜いたスター・ウォーズさながらの空間が広がっています。元々は、ベルベル人の住居だった建物が洪水で廃虚となり、ホテルとして活用されたもの。「スター・ウォーズの聖地」らしく、壁にダース・ベイダーやストームトルーパーなど映画に登場する人気キャラクターが描かれていたり、映画ゆかりの写真が展示されていたりするのも嬉しい点です。内部の見学や宿泊も可能で、世界各地から訪れるスター・ウォーズファンが後を絶ちません。

閉じる

チュニスにある「バルド国立博物館」は、フランスの植民地だった1888年の開館以来130年以上の歴史を誇る博物館であり、アフリカで最も歴史がある美術館でもあります。イスラム装飾や近代の宝石、古代の遺物、彫刻品などドゥッガやカルタゴをはじめとするチュニジア国内で発掘された出土品や美術品をテーマや年代ごとに分けて、見やすく展示。紀元前4世紀ころから紀元後4世紀ころにかけての古代ローマ時代の色鮮やかなモザイクの品ぞろえの良さでも有名で、世界一とたたえられるほどです。モザイクは保存状態が良いと評判です。館内の随所に展示されたモザイクも必見で、「チュニジアのルーブル美術館」とも称されています。

閉じる

チュニジア北部に位置する遺跡「ブラ・レジア」は、古代ヌミディア王国の首都だった地。一番の見どころは希少な地下住居跡と住居の美しいモザイク床で、遺跡内に漁業の家やアンフィトリテの家、狩猟の家、宝物の家などと呼ばれる特徴の異なる遺跡が立ち並んでいます。各遺跡をじっくりと見学しながら、当時の暮らしぶりがうかがい知れるのも嬉しいポイント。ブラ・レジアは、ローマ帝国やビザンチン帝国時代にも繁栄を遂げており、3世紀に起こった大きな地震によって多くの建造物は崩壊してしまったものの、のどかな環境の中にローマ時代の共同浴場やアポロ神殿、石畳、公共広場、劇場などの貴重な遺跡も現存しています。

閉じる

地中海の沿岸近くに位置する「イシュケル国立公園」は、海へと続く汽水湖のイシュケル湖を中心とした国立公園。湖や山に囲まれた大湿原が広がっていて、ナベコウやフラミンゴ、カオジロオタテガモ、ガン、ガチョウ、オオバンなど、毎年何十万羽もの渡り鳥がヨーロッパから飛来する中継地として有名です。500種以上の植物や約200種にも及ぶ動物と出合える地でもあり、1980年には公園がユネスコの世界自然遺産にも認定。イシュケル湖の水源である川の上流にダムが建設されたことにより生態系が急激に変化し、1996年には危機遺産リスト入りしてしまったものの、その後環境や生態系の保護に取り組んだ結果、2006年には無事に危機遺産からは解除されています。

閉じる

サハラ砂漠のオアシスとして親しまれる「クサール・ギレン」。周囲を砂漠に囲まれたクサール・ギレンには温泉が絶えず湧き出していて、エアコンや電気、ホットシャワー、トイレなどの充実した設備を備えたホテルやテント式のロッジなどの宿泊施設も完備されています。朝と夕方には太陽に照らされた砂漠が赤色に染まる印象的な光景を、夜には天然のプラネタリウムのような満天の星と月が織り成す見事な風景を愛でられます。ラクダや馬に乗って砂漠を散策するツアーに参加したり、広大な砂漠を四輪バギーで駆け抜けたりの醍醐味も。砂漠の中でのキャンプ泊も可能で、多彩な砂漠のアクティビティなど非日常的な体験が多くの人を魅了してやみません。

閉じる

アルジェリアとチュニジアの国境近くに位置する「タメルザ渓谷」は、映画『イングリッシュ・ペイシェント』のロケ地としても有名な渓谷。タメルザ渓谷は、アルジェリアの国境に一番近い「ミデス」、高台の傾斜を生かした造りの「シェビカ」、ダイナミックな地層が目を引く「タメルザ」といった三つの山岳オアシスの村を中心としたエリアです。それぞれの村は、1969年の大洪水で水に浸かったことにより廃村になっていて、元の住民は近くの高台に新しい集落をつくって転居しています。ただ、廃虚となった集落遺跡やグラデーションの地層、砂漠が描く圧巻の旧村の風景を観光客でもじっくりと見学できることから、観光スポットとしても人気です。

閉じる

地中海に浮かぶチュニジア南部の「ジェルバ島」は、白い砂浜と青い海という南国の雰囲気が漂う地中海リゾート。青空をバックにそびえる白亜の建物や咲き誇る色鮮やかなブーゲンビリアが、アフリカにいることを忘れてしまいそうなほどの圧巻の光景をつくり出します。地元の特産品が並ぶスークと呼ばれる市場で買い物を楽しんだり、透明度の高い海でマリンアクティビティを満喫したりも、この島ならではの楽しみ方です。広さ約500平方キロメートルの島に100軒以上もの宿泊施設が立ち並んでいたり、首都のチュニスから飛行機や列車、車で気軽にアクセスできたりする点も利点で、夏にはヨーロッパをはじめバカンスを過ごす世界各国の人でにぎわっています。

閉じる

メッカやメディナ、エルサレムに続く、「イスラム教における第4の聖地」として名高いケロアン。世界文化遺産に登録されたケロアンの町に数多くそびえるモスクの中でとくに有名なのが、「グランドモスク」です。グランドモスクは、670年ごろに建立されたモスクであり、アフリカ最古のモスクと称されています。敷地内には、幾何学模様が印象的な回廊とアーチ状の円柱、ミナレットと呼ばれる塔、日時計などの見どころが点在。観光客は門内には入れますが、礼拝堂内はイスラム教徒のみになります。また、入場時には男性でも露出の少ない服装を心掛けたり、女性は入り口で借りたスカーフを巻いたりするなど、服装にも注意が必要です。

閉じる

エキゾチックで迷路のような街並みの「旧市街(メディナ)」からリゾート地区を含む開放的な新市街まで、さまざまな顔を持つエリア。旧市街は世界遺産に登録されており、スパイスやバブーシュなどを取り扱うお店が軒を連ね、歩いているだけでも楽しい場所です。散策に疲れたら、カフェで甘いお菓子やミントティーを楽しむのもおすすめ。また中心には「ジトゥナ・モスク」があり、チュニス市民の信仰の場所であると同時に、多くの観光客が訪れるスポットとして有名です。モスクはイスラム教の施設のため、露出度の高い服装は避けて見学しましょう。そのほか古代ローマのモザイクコレクションがある「バルド国立博物館」は、展示品だけでなく建物自体も高く評価されています。

閉じる

サヘルの真珠とうたわれる人気のリゾートエリア。なかでも中世アラビア世界の風情を色濃く残す「旧市街」は世界遺産に登録されており、観光客を魅了し続けています。旧市街の北端にある城塞「リバト」には見張り塔があり、スースの街や美しい地中海を眺めることが可能です。リバトのはす向かいには「グランドモスク」があります。イスラム教徒以外は中に入れませんが、中庭は見学可能で、ローマのような雰囲気を楽しみながら散策できます。そのほか古代モザイクの展示品が素晴らしい「スース考古学博物館」もおすすめ。カタコンベ(地下墓地)から発見された洗礼盤が目玉のひとつとなっており、しばらく見入ってしまうほどの美しさです。

閉じる

チュニジアのおすすめ情報

Information

グルメ

クスクス

クスクス

セモリナ粉を蒸して作る粒状の食べ物で、チュニジアでも広く親しまれています。野菜や肉のシチューと一緒に食べます。

シャクシュカ イメージ エジプト 料理

シャクシューカ

チュニジアの代表的な調味料。唐辛子ベースのスパイシーなペーストで、様々な料理に使われたり、パンにつけて食べたりします。

チュニジア料理 朝食

ブリック

チュニジアの軽食です。薄い生地で卵や具材を包んで揚げます。サクサクとした食感と、中のとろとろした卵が絶妙な一品です。

チュニジア料理 鶏肉のシチュー

ラブラビ

ひよこ豆がベースで、パンを浸して食べます。朝食やラマダン明けの食事として人気のある栄養価の高い料理です。

チュニジア 観光 基本情報

Information
  • 概要
  • 旅の準備
  • 入国・出国
  • 現地情報

概要

地中海からサハラ砂漠まで変化に富んだ自然の中に、カルタゴ遺跡や古代ローマ遺跡が残り、フランス植民地時代の街とイスラムの世界が混在するアフリカ大陸北端の国。

  • 正式名称
    チュニジア共和国 Republic of Tunisia
  • 首都
    チュニス
  • 人口
    約1,236万人
  • 面積
    約16万平方キロメートル
  • 人種・民族
    アラブ系、その他
  • 宗教
    イスラム教スンニ派、その他
  • 言語
    アラビア語(公用語)、フランス語
  • 通貨
    チュニジアン・ディナール
  • 時差
    8時間 チュニジアが正午のとき、日本は午後8時

通貨・両替

通貨はチュニジア・ディナール。1ディナール=1,000ミリーム。都市部では日本円からの両替が可能です。地方に行くときは、ユーロかUSドルも持っていくとよいでしょう。

  • 日本で
    日本国内でチュニジア・ディナールへの両替はできません。
  • 現地で
    空港、銀行、高級ホテルなどで両替できます。
  • 現地の空港で
    チュニス・カルタゴ国際空港の両替所は24時間営業。当座に必要な現金を両替しておきましょう。
  • 現地の銀行で
    レートはどこの銀行もほぼ同じです。
  • 現地のホテルで
    銀行の閉店後や休業日に現金が必要なときに便利。レートも銀行と変わりません。
  • 外貨宅配
    外貨をあらかじめ指定の場所に届けてくれる便利なサービス。申込みは電話かウェブで。日本国内では現地通貨を両替できないので、ユーロかUSドルを手配しておくと良いでしょう。
  • 為替レート
    1ディナール=50.83円(2024年6月現在)

気候・服装

季節は大きく夏と冬に分けられ、夏は高温に加え乾燥状態、冬は快適な気温ですが、風が強いことがあります。特に5月から9月にかけては厳しい暑さとなるため、4月上旬〜5月上旬・10月下旬〜11月下旬が観光におすすめです。

  • 春
    4月頃から冷え込みもなく過ごしやすい陽気になります。ただし昼夜の温度差が激しいので、昼間は汗ばむほどでも、夜間には長袖のシャツが必要です。
  • 夏
    9月中旬頃まで、内陸部や砂漠地帯では40度を越える日もありますが、からっとした暑さです。強烈な日差しを避け、こまめに水分補給を心掛けましょう。
  • 秋
    チュニスの平均気温が20度前後と過ごしやすい季節ですが、雨や曇りの日も多く、朝晩は冷え込むようになりますので、セーターなどを用意しましょう。
  • 冬
    平均気温はチュニスで10度前後。朝晩はかなり冷えますので防寒対策を。特に寒暖の差が大きいので、内陸部や砂漠地帯は服装に注意しましょう。

※平均気温、降水量:全て国土交通省 気象庁HP調べ

電圧・プラグ・荷造り・必需品

日本とは電圧もプラグの形状も異なるので、日本の電気器具をそのまま使用する場合は、変圧器とアダプターが必要です。

  • 電圧
    220~240ボルト
  • プラグ
    • Cタイプ
    • Cタイプ
  • 上手な荷造り
    かさばる衣類などは荷造り用の便利グッズを使って小さくまとめ、帰りのおみやげ用のスペースも考えて荷造りしましょう。
  • 旅の必需品
    必需品は念入りに確認。パスポートとお金(現金・カード)、ツアーの場合は、最終日程表「旅のしおり」も必ず持参しましょう。

持っていくと便利

  • ティッシュ
    宗教上の習慣から、トイレに紙が備わっていないことが多いので、日本からティッシュを持っていくと安心です。
  • 電卓
    チュニジアでの買い物に値段交渉はつきものです。1台あれば交渉がスムーズになります。
  • 密閉式の小袋
    市場で買った惣菜や生鮮品をこれで密閉。ホテルや機内でも匂いが気になりません。
  • 上着
    季節を問わず昼夜の寒暖の差が大きいので、上にはおるものを持っていくと重宝します。
  • 衣類圧縮袋
    かさばるお土産がカバンに入らない時など、衣類をこれで小さくまとめて空間を確保
  • 常備薬
    気候の変化や旅の疲れから体調を崩すことも。現地の薬は合わないことがあるので、薬は飲み慣れているものを用意しましょう。

フライト・飛行時間

日本からチュニジアへの直行便はありません。まず中東、ヨーロッパの主要都市へ飛び(所要約10〜13時間)、各都市からチュニジアに入国するのが一般的。

  • 直行便・経由便
    成田・羽田・関西からエールフランス航空の直行便でパリへ。パリからチュニスまでは約2時間半。成田・関西からカタール航空、エミレーツ航空も利用できます。
  • 機内への持ち込み
    原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前に確認をしましょう。

チュニジアへの入国

日本国籍の方の場合は、3か月以内の滞在は査証不要。

  • パスポート残存有効期限
    入国時にパスポートの残存有効期間が滞在日数+3か月以上あることが条件。残りの有効期間を確認しておきましょう。
  • パスポート査証欄の
    余白ページ数
    パスポート査証欄の空白ページが2ページ以上あることが必要。残りのページ数を必ず確認しましょう。
  • 空港税について
    ツアー料金には含まれていない場合が多いので注意しましょう。各空港により金額は異なります。
  • ※日本国籍の方が観光目的で短期入国する場合の条件です。
    ※この情報は2024年6月現在のものです。情報の更新には努めておりますが、ビザ・パスポートなどの情報は予告なく変更されることがございます。必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。
  • チュニジア入国の流れ
    1. 1.入国審査(Immigration)
      チュニス市内へ向かう人は「Control」、国内線に乗り継ぐ人は「Transit Local」へ。パスポートと入国カードを係官に提示。
    2. 2.荷物の受け取り(Baggage Claim)
      セキュリティチェックを受けた後、自分の乗ってきた便名が表示されたターンテーブルで、搭乗前に預けた荷物を受け取ります。
    3. 3.税関検査(Customs)
      申告する必要がない人も簡単な荷物検査があります。

チュニジアから出国

時期によっては混雑する場合もあるので、余裕を持って空港へ。出発時刻の2時間前には到着するようにし、余ったディナールの再両替を済ませましょう。

  • チュニジア出国の流れ
    1. 1.チェックイン(搭乗手続き)
      チェックインカウンターに並び、航空券とパスポートを提示し、荷物を預け、搭乗券を受け取ります。
    2. 2.手荷物検査
      係官に搭乗券を提示してセキュリティチェックを受けます。
    3. 3.出国審査
      係官にパスポートと搭乗券を提示し、審査を受けます。待合ロビーに免税店があり、買い忘れたおみやげなどを買うことができます。

水事情

大都市の水道水は飲用可能とされていますが、日本とは水質が異なるので生水は飲まないように。ミネラルウォーターを飲むようにしましょう。

  • レストランや食堂では
    ミネラルウォーターを注文するようにしましょう。屋台などのジュースに入っている氷には、生水が使われているので注意しましょう。
  • 観光にはミネラルウォーターを
    夏の屋外はかなりの高温になりますので、ミネラルウォーターを持参し、水分補給を忘れないように。
  • ミネラルウォーター(500ml)物価は?
    スーパーや商店などで約0.4~0.6ディナールほど。

トイレ事情

高級ホテルや観光客向けのレストランなどを除いて、街中のトイレはあまり清潔とはいえません。心配な人はなるべくホテルで済ませておきましょう。

  • ティッシュは必需品
    紙を流す構造になっていない一般的なチュニジアのトイレには、備え付けの紙がありません。ティッシュを持ち歩くようにしましょう。

郵便・電話・インターネット

ホテルや郵便局、街中のタキシーフォンTaxiphone(私設公衆電話店)から国際電話がかけられます。また、安価な郵便料金で日本へ手紙を出すことができます。

  • 郵便
      • 郵便局は冬期と夏期、曜日、ラマダン中などで業務時間が異なるので注意。日曜は休業。
      • 手紙やハガキは郵便局で出すか、街中の黄色いポストへ投函。ホテルに依頼することも可能
  • 電話
    • 電話のかけ方:日本への国際電話は、00(国際電話識別番号)、81(日本の国番号)、最初の0を除いた市外局番、電話番号の順でダイヤル。
    • レンタル携帯:チュニジアでも使える携帯電話があると、いざというとき便利。出発前に日本でレンタル、携帯番号を家族や友人に連絡しておけば安心です。
  • インターネット事情
    • チュニスなどの大都市にはインターネットカフェがあります。空港やホテルによっては、無線LAN接続が利用できます。

トラブル・治安

チュニジアは治安のよいことで知られていますが、女性だけで夜間に出歩くのは避けた方がよいでしょう。また、親切を装って近づいてきても、誘いにはのらないこと。

  • スリ・置き引き
    メディナ(旧市街)やスーク(市場)など混雑する場所では周囲に気を配り、持ち物を置いたままその場を離れないなどの注意が必要です。
  • パスポート(旅券)の紛失
    すみやかに警察に被害届を出し、盗難・紛失証明書を作成してもらい、チュニスの日本大使館で発給手続きを。出国予定日が迫っている場合は、帰国のための渡航書を申請します。
  • トラブルに巻き込まれたら?
    ホテル内で盗難や窃盗などに遭った場合は、ホテルのフロントを通して警察に連絡。外出中のトラブルは197番に電話。状況を説明できるようアラビア語の会話集を携行すれば安心。
  • 海外旅行保険に入って行こう
    日本と違う環境の海外では、病気やケガ、盗難など、いつどんなトラブルに巻き込まれるかわかりません。万一の場合に様々なサポートが受けられる海外旅行保険に入りましょう。

マナー

飲酒に寛容だったり、戒律はゆるやかですがチュニジアはイスラムの国です。特に地方では日本にいるときと同じような感覚で行動することは慎みましょう。

  • チップ
    ホテルのポーターには0.5ディナール、ルームサービスには1ディナール、カフェ・レストランでは請求額の10%程度、タクシーで大きな荷物を運んでもらったときなども0.5ディナール程度を目安に。
  • 喫煙
    カフェでシーシャ(水たばこ)を楽しむなど、喫煙については寛容なお国柄ですが、病院や列車、バスなどの公共交通機関は禁煙となっています。タバコを吸う人は注意しましょう。
  • 写真撮影
    空港や鉄道、軍・警察関係の施設は写真撮影禁止、モスクの内部も撮影できませんので注意しましょう。また、人物を撮影するときは無遠慮にカメラを向けないで、必ず了解を求めてから。
  • 服装のTPOを考えよう
    リゾート地ではラフな格好でかまいませんが、街歩きや高級レストランでは、その場にふさわしい服装を。また、女性はノースリーブ、ミニスカートなど、肌が露出した服装は避けた方が賢明。

チュニジアの現地情報ブログ

Blog ※外部サイトに遷移します
ブログイメージ

あまり知られていないチュニジアの魅力を紹介します!

ブログイメージ

地中海に面した北アフリカの国<チュニジア>の食文化を紹介します!!

ブログイメージ

今まで行ってきた 世界の「砂漠」を比較してみた

ブログイメージ

チェニジア~イタリア、フェリーで国境越え!

チュニジアの現地情報ブログ 記事一覧を見る

関連特集

Features