ドブロヴニクのおすすめ観光スポットドブロヴニク観光ガイド

ドブロヴニクドブロヴニク

アドリア海に映えるオレンジ色の屋根、世界遺産である歴史的な旧市街や壮麗な城壁が魅力のドブロヴニク。透明な青い海や絵画のような街並み、素晴らしいビーチも楽しめます。古い町並みの散策や、地元のシーフードレストランも見逃せないドブロヴニク観光のおすすめスポットやグルメを紹介します。

ドブロヴニク観光マップ

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ドブロヴニクのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • ドゥブロヴニク スポンザ宮殿

    スポンザ宮殿

    ラグーサ共和国時代、ビジネスセンターとして多くの商人が集った場所。税関といった貿易業務だけでなく、銀行や造幣局、武器庫といった政府機関としても機能しました。17世紀になると、文化人のサロンへと発展し、文学や芸術について議論される場となりました。また、ゴシックとルネサンス様式を併せ持った美しい建築も見どころ。16世紀に建てられた宮殿ですが、1667年の大地震の被害を免れた数少ない建造物の一つです。紋章の入った鉄の扉の入り口を抜けると、回廊と柱廊が広がる開放的な中庭。アーチには碑文が刻まれており、公正な取引を重んじた当時の商人たちの精神がうかがえます。宮殿内部は、現在は公文書館として利用され、ラグーサ共和国の記録を現代に伝えています。

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  • ドゥブロヴニク ドブロヴニク ストラドゥン プラツァ通り 時計塔 世界遺産

    プラツァ大通り

    旧市街のピレ門からルジャ広場までを東西に結ぶメインストリート。地元の人には「ストラドゥン」と呼ばれ親しまれています。全長298mの通りは歩行者天国として整備されており、カフェや土産物店を行き交う観光客でにぎわっていますが、かつてはドブロヴニクが建てられた島と本土を隔てる海峡でした。この海峡を挟んで異なる民族が住み、境界線の役割を担っていました。その後海峡が埋め立てられて一つの街となりました。光に当たると美しく輝く石灰石の石畳は、長い年月をかけて人々の往来で磨かれたもの。光沢に歴史を感じますが、雨の日は滑りやすいので注意が必要です。夜にはライトアップされ、日中とは違った幻想的な雰囲気に包まれます。

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  • ドゥブロヴニク旧市街 時計塔 2014/7

    時計塔

    15世紀からルジャ広場にそびえる時計塔は、街のシンボル的な存在です。1667年の大地震での崩壊は免れましたが、徐々に傾き始めたため、1929年に当初の形を再現しつつ新たによみがえりました。時計塔の中ほどにある文字盤には、1時間単位の時刻がわかる長針のみ。短針の代わりに、文字盤の下の小窓から5分刻みに時を知らせる仕掛けです。また、鐘の隣には二人の鐘突き師が見守り、塔の魅力を引き立てます。錆びた青銅の色から「ゼレンツィ(緑のもの)」と呼ばれるこの二人の像は、高さ31mの塔の上部に設置されているため、塔の下から見上げると見つけにくいかもしれません。はっきりと見たい方は、城壁めぐりの途中で遊歩道から眺めることをおすすめします。

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  • ドブロヴニク オノフリオの大噴水

    オノフリオ大噴水

    ルジャ広場の城壁内側に、ひっそりと佇む装飾噴水。ラグーサ共和国時代、街は水不足を解消するために上下水道の整備を行いました。公共利用のために作られた噴水は、水路であったプラツァ通りを挟んだ東と西の端の2か所。整備を行ったイタリアの建築家オノフリオ・デッラ・カーヴァの名にちなんで「オノフリオ噴水」と名付けられました。西のピレ門のそばの広場のものは大噴水、ルジャ広場のものが小噴水と呼ばれています。美しい装飾はミラノの彫刻家ピエトロ・ディ・マルティーノによるもの。8面の蛇口それぞれには、頬を膨らませた顔の彫刻が施され、大きさは控えめながらも、噴水の繊細な装飾と流れる水の音が、立ち寄る人々を癒やします。

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  • ドブロヴニク 大聖堂 2012/10

    ドブロヴニク大聖堂

    ドーム屋根が印象的なドブロヴニク大聖堂は、バロック様式の美しい建物です。1192年にロマネスク様式で建てられましたが、1667年の地震で大部分が壊滅。その後40年もの歳月をかけて、1713年に現在の姿に再建されました。優美なバイオレットの大理石の祭壇には、盛期ルネサンスのイタリア人画家・ティツィアーノによる祭壇画が奉納されています。「聖母被昇天」が描かれていることから、聖母被昇天大聖堂ともいわれています。宝物殿には、街の守護聖人である聖ヴラホの遺骨をはじめ、11世紀から19世紀までの132個にも及ぶ聖遺物を収蔵。ドブロヴニクの都市国家としての繁栄を伝える財宝の数々は、一見の価値があります。

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  • 聖イグナチオ教会

    イグナチオ教会

    ローマのイグナチオ教会をモデルにした、旧市街の高台に立つイエズス会の教会です。幾度もの中断を経て、1725年に完成しました。グンドリッチ広場から教会正面へと続く階段は、人気ドラマ「Game of Thrones」のロケ地でもあり、多くのファンが訪れます。ファサードや教会内部の装飾をはじめ、バロック様式の特徴が色濃く残る建物は必見です。また、大理石の祭壇上のドーム一面には、イエズス会修道会の創設者であるイグナティウス・デ・ロヨラの生涯が描かれています。このフレスコ画は、スペイン人画家ガエタノ・ガルシアによる傑作です。鐘楼からは、1355年に鋳造されたドブロヴニク最古の鐘が高らかに鳴り響きます。

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  • 総督邸

    総督邸

    総督邸は、15世紀から16世紀にかけて地中海貿易で最盛期を迎えたラグーサ共和国の歴代総督の住まいです。住居のほかに裁判所や評議会などが置かれ、行政の中心的な役割を担う場所でもありました。度重なる火災で多くを焼失するも、修復を繰り返し、ゴシック、ルネサンス、バロックの建築様式が調和された現在の姿が完成しました。装飾が施された6連のアーチが美しいこの建物は、現在ではラグーサ共和国の文化と歴史を伝える歴史文化博物館となっています。執務室を再現した部屋から共和国で鋳造されたコイン、貴族たちの肖像画や紋章など、どれも見応えのあるものばかり。豊富なコレクションから当時の暮らしをうかがえます。

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  • ドブロヴニク 聖イヴァン砦(海洋博物館) 「ドブロヴニク旧市街」

    海洋博物館

    海外貿易国家として繁栄したドブロヴニクの起源から近代までを、海洋史からひもとく博物館です。2階と3階の二つのフロアで構成され、展示の数は11,000点にものぼります。船舶の模型が充実しているので、船好きには必見の場所。ドブロヴニク城壁の入り口の一つ、聖ヨハネ要塞内にあるので、城壁歩きの途中で簡単に立ち寄れます。要塞部分を利用したアーチ状の天井と石造りの壁が美しい展示室には、小さな窓が備えられています。ここはかつて大砲が置かれていた場所。美しい海を満喫できます。また、1階には小規模の水族館が併設されています。入場するには別料金となりますが、アドリア海に生息する生き物に癒やされる時間を過ごせます。

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  • ドブロヴニク 城壁 2012/10

    城壁

    旧市街をぐるりと囲むこの堅固な城壁は、他国からの防衛のために建設されました。8世紀頃から基礎が築かれ、1660年に現在のような形になりました。全長は1,940mで、歩く速度によっても異なりますが、約1〜2時間程かかります。最大で約25mにもなる高さの城壁の上に設けられた遊歩道を歩くので、日差しを遮る帽子や歩きやすい靴で訪れると良いでしょう。眼下にはきらめく青い海とオレンジ色の歴史的な町並みが広がり、どこを切り取っても絵になる景色が続きます。入り口はピレ門・プロチェ門・聖ヨハネ要塞近くの3カ所。体力に自信のない方は、プロチェ門からピレ門までを歩き、山と海のコントラストを楽しむコースがおすすめです。

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  • ドブロヴニク スルジ山からの絶景 ロープウェイ 2018/4

    スルジ山

    スルジ山の麓から海抜405mの山頂駅までを、わずか4分で結ぶロープウェイ。空中散歩の先では、どこを切り取っても美しい景色に魅了されます。頂上には博物館、円形劇場などが入っており、レストランでは海を見下ろしながらの食事が可能。ただし、パノラマビューを楽しめる席は限られているので、事前予約がおすすめです。また、頂上から少し下ったナポレオンの十字架近くは、ケーブルが写り込まない写真が撮れる撮影スポットです。アクティブ派であれば、行きはロープウェイ、帰りはさまざまな角度から景色を楽しみながら登山道を下山するプランもあります。徒歩の場合、片道1〜2時間ほどの余裕を持ってスケジュールを組むと安心です。

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  • ドブロヴニク 聖ヴラホ教会 2014/4

    聖ヴラホ教会

    ドブロヴニクの守護聖人として親しまれる聖ヴラホを祭った教会。かつては14世紀に建てられたロマネスク様式の教会でしたが、地震と火災で崩壊後、1715年にバロック様式で再建されました。大理石の主祭壇には、火災での焼失を逃れた銀製の聖ヴラホ像が安置されています。手には旧市街を模した模型をのせており、そこには焼失前の貴重な教会の姿が見えます。また、毎年2月3日に行われる聖ヴラホの祝祭は、地元の人々にとって最も大切なお祭りの一つ。ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。この時期に合わせて訪れると、教会の入り口は月桂樹の花輪で飾られ、聖ヴラホの旗が掲げられており、普段とはまた違う活気に溢れる教会の魅力を味わえます。

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  • ドブロヴニク ドミニコ会修道院 2009/8

    ドミニコ会修道院

    1225年にドミニコ会によって設立された、ドブロヴニクに現存する最古の修道院です。一見すると城壁の一部のようにも見える頑強な外観が特徴的な建物で、海に近い立地から、都市防衛としての役割を担った歴史がうかがえます。内部は外観とは対照的に、美しさが際立つ空間。修道士の瞑想の場であった中庭を取り囲む回廊には、柱頭に豊かな彫刻装飾が施された3連のアーチが並んでいます。中庭に面した部屋は宗教美術館となっており、宗教画や聖遺物といった宗教に関するものから、15〜16世紀のドブロヴニク出身の芸術家による絵画まで、展示は多岐にわたります。なかでも、ルネサンス期の巨匠・ティツィアーノによる祭壇画「聖マグダレナ」は必見です。

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  • ドゥブロヴニク ロヴリイェナツ要塞

    ロブリイェナッツ要塞

    西の防衛拠点として、高さ37mの切り立った岩場の上に建てられたロブリイェナッツ要塞。200段の急勾配な階段を上ると、城壁に囲まれた旧市街やスルジ山を一望できます。城壁からの眺望とは異なる角度で楽しめる絶景スポットです。砦の門には「どんな黄金との引き換えでも、自由を売り渡すことはない」というラテン語の碑文があり、ドブロヴニクの人々の信念が刻まれています。また、ドブロヴニクのサマーフェスティバルの野外メインステージの一つとしても知られ、シェイクスピアの「ハムレット」の上演においては、世界で最も適した場所といわれています。大人気テレビドラマ「Game of Thrones」のロケ地としても有名になりました。

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  • ドゥブロヴニク旧市街 ヨハネ要塞 2014/7

    聖ヨハネ要塞

    旧市街の南東部に位置する聖ヨハネ要塞は、かつては旧港を守る重要な防衛施設でした。最初の砦は14世紀半ばに建てられ、幾度かの改修を重ね、16世紀に現在の姿となりました。ロクロム島や波止場を出入りするクルーズ船を一望できるのも、この場所ならではの景色です。夏の間は、要塞の周りで海水浴を楽しむ人々で賑わいます。1階は水族館、2階と3階には海洋博物館が併設されているので、城壁歩きの途中で立ち寄ることも可能。城壁巡りの入り口の一つにもなっています。また、守護聖人信仰が根付くドブロヴニクでは、主要な建物の至るところに守護聖人である聖ヴラホ像を見かけます。歴史的なこの要塞の壁にも、街を見守る聖ヴラホ像を発見できるでしょう。

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ラグーサ共和国時代、ビジネスセンターとして多くの商人が集った場所。税関といった貿易業務だけでなく、銀行や造幣局、武器庫といった政府機関としても機能しました。17世紀になると、文化人のサロンへと発展し、文学や芸術について議論される場となりました。また、ゴシックとルネサンス様式を併せ持った美しい建築も見どころ。16世紀に建てられた宮殿ですが、1667年の大地震の被害を免れた数少ない建造物の一つです。紋章の入った鉄の扉の入り口を抜けると、回廊と柱廊が広がる開放的な中庭。アーチには碑文が刻まれており、公正な取引を重んじた当時の商人たちの精神がうかがえます。宮殿内部は、現在は公文書館として利用され、ラグーサ共和国の記録を現代に伝えています。

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旧市街のピレ門からルジャ広場までを東西に結ぶメインストリート。地元の人には「ストラドゥン」と呼ばれ親しまれています。全長298mの通りは歩行者天国として整備されており、カフェや土産物店を行き交う観光客でにぎわっていますが、かつてはドブロヴニクが建てられた島と本土を隔てる海峡でした。この海峡を挟んで異なる民族が住み、境界線の役割を担っていました。その後海峡が埋め立てられて一つの街となりました。光に当たると美しく輝く石灰石の石畳は、長い年月をかけて人々の往来で磨かれたもの。光沢に歴史を感じますが、雨の日は滑りやすいので注意が必要です。夜にはライトアップされ、日中とは違った幻想的な雰囲気に包まれます。

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15世紀からルジャ広場にそびえる時計塔は、街のシンボル的な存在です。1667年の大地震での崩壊は免れましたが、徐々に傾き始めたため、1929年に当初の形を再現しつつ新たによみがえりました。時計塔の中ほどにある文字盤には、1時間単位の時刻がわかる長針のみ。短針の代わりに、文字盤の下の小窓から5分刻みに時を知らせる仕掛けです。また、鐘の隣には二人の鐘突き師が見守り、塔の魅力を引き立てます。錆びた青銅の色から「ゼレンツィ(緑のもの)」と呼ばれるこの二人の像は、高さ31mの塔の上部に設置されているため、塔の下から見上げると見つけにくいかもしれません。はっきりと見たい方は、城壁めぐりの途中で遊歩道から眺めることをおすすめします。

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ルジャ広場の城壁内側に、ひっそりと佇む装飾噴水。ラグーサ共和国時代、街は水不足を解消するために上下水道の整備を行いました。公共利用のために作られた噴水は、水路であったプラツァ通りを挟んだ東と西の端の2か所。整備を行ったイタリアの建築家オノフリオ・デッラ・カーヴァの名にちなんで「オノフリオ噴水」と名付けられました。西のピレ門のそばの広場のものは大噴水、ルジャ広場のものが小噴水と呼ばれています。美しい装飾はミラノの彫刻家ピエトロ・ディ・マルティーノによるもの。8面の蛇口それぞれには、頬を膨らませた顔の彫刻が施され、大きさは控えめながらも、噴水の繊細な装飾と流れる水の音が、立ち寄る人々を癒やします。

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ドーム屋根が印象的なドブロヴニク大聖堂は、バロック様式の美しい建物です。1192年にロマネスク様式で建てられましたが、1667年の地震で大部分が壊滅。その後40年もの歳月をかけて、1713年に現在の姿に再建されました。優美なバイオレットの大理石の祭壇には、盛期ルネサンスのイタリア人画家・ティツィアーノによる祭壇画が奉納されています。「聖母被昇天」が描かれていることから、聖母被昇天大聖堂ともいわれています。宝物殿には、街の守護聖人である聖ヴラホの遺骨をはじめ、11世紀から19世紀までの132個にも及ぶ聖遺物を収蔵。ドブロヴニクの都市国家としての繁栄を伝える財宝の数々は、一見の価値があります。

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ローマのイグナチオ教会をモデルにした、旧市街の高台に立つイエズス会の教会です。幾度もの中断を経て、1725年に完成しました。グンドリッチ広場から教会正面へと続く階段は、人気ドラマ「Game of Thrones」のロケ地でもあり、多くのファンが訪れます。ファサードや教会内部の装飾をはじめ、バロック様式の特徴が色濃く残る建物は必見です。また、大理石の祭壇上のドーム一面には、イエズス会修道会の創設者であるイグナティウス・デ・ロヨラの生涯が描かれています。このフレスコ画は、スペイン人画家ガエタノ・ガルシアによる傑作です。鐘楼からは、1355年に鋳造されたドブロヴニク最古の鐘が高らかに鳴り響きます。

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総督邸は、15世紀から16世紀にかけて地中海貿易で最盛期を迎えたラグーサ共和国の歴代総督の住まいです。住居のほかに裁判所や評議会などが置かれ、行政の中心的な役割を担う場所でもありました。度重なる火災で多くを焼失するも、修復を繰り返し、ゴシック、ルネサンス、バロックの建築様式が調和された現在の姿が完成しました。装飾が施された6連のアーチが美しいこの建物は、現在ではラグーサ共和国の文化と歴史を伝える歴史文化博物館となっています。執務室を再現した部屋から共和国で鋳造されたコイン、貴族たちの肖像画や紋章など、どれも見応えのあるものばかり。豊富なコレクションから当時の暮らしをうかがえます。

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海外貿易国家として繁栄したドブロヴニクの起源から近代までを、海洋史からひもとく博物館です。2階と3階の二つのフロアで構成され、展示の数は11,000点にものぼります。船舶の模型が充実しているので、船好きには必見の場所。ドブロヴニク城壁の入り口の一つ、聖ヨハネ要塞内にあるので、城壁歩きの途中で簡単に立ち寄れます。要塞部分を利用したアーチ状の天井と石造りの壁が美しい展示室には、小さな窓が備えられています。ここはかつて大砲が置かれていた場所。美しい海を満喫できます。また、1階には小規模の水族館が併設されています。入場するには別料金となりますが、アドリア海に生息する生き物に癒やされる時間を過ごせます。

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旧市街をぐるりと囲むこの堅固な城壁は、他国からの防衛のために建設されました。8世紀頃から基礎が築かれ、1660年に現在のような形になりました。全長は1,940mで、歩く速度によっても異なりますが、約1〜2時間程かかります。最大で約25mにもなる高さの城壁の上に設けられた遊歩道を歩くので、日差しを遮る帽子や歩きやすい靴で訪れると良いでしょう。眼下にはきらめく青い海とオレンジ色の歴史的な町並みが広がり、どこを切り取っても絵になる景色が続きます。入り口はピレ門・プロチェ門・聖ヨハネ要塞近くの3カ所。体力に自信のない方は、プロチェ門からピレ門までを歩き、山と海のコントラストを楽しむコースがおすすめです。

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スルジ山の麓から海抜405mの山頂駅までを、わずか4分で結ぶロープウェイ。空中散歩の先では、どこを切り取っても美しい景色に魅了されます。頂上には博物館、円形劇場などが入っており、レストランでは海を見下ろしながらの食事が可能。ただし、パノラマビューを楽しめる席は限られているので、事前予約がおすすめです。また、頂上から少し下ったナポレオンの十字架近くは、ケーブルが写り込まない写真が撮れる撮影スポットです。アクティブ派であれば、行きはロープウェイ、帰りはさまざまな角度から景色を楽しみながら登山道を下山するプランもあります。徒歩の場合、片道1〜2時間ほどの余裕を持ってスケジュールを組むと安心です。

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ドブロヴニクの守護聖人として親しまれる聖ヴラホを祭った教会。かつては14世紀に建てられたロマネスク様式の教会でしたが、地震と火災で崩壊後、1715年にバロック様式で再建されました。大理石の主祭壇には、火災での焼失を逃れた銀製の聖ヴラホ像が安置されています。手には旧市街を模した模型をのせており、そこには焼失前の貴重な教会の姿が見えます。また、毎年2月3日に行われる聖ヴラホの祝祭は、地元の人々にとって最も大切なお祭りの一つ。ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。この時期に合わせて訪れると、教会の入り口は月桂樹の花輪で飾られ、聖ヴラホの旗が掲げられており、普段とはまた違う活気に溢れる教会の魅力を味わえます。

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1225年にドミニコ会によって設立された、ドブロヴニクに現存する最古の修道院です。一見すると城壁の一部のようにも見える頑強な外観が特徴的な建物で、海に近い立地から、都市防衛としての役割を担った歴史がうかがえます。内部は外観とは対照的に、美しさが際立つ空間。修道士の瞑想の場であった中庭を取り囲む回廊には、柱頭に豊かな彫刻装飾が施された3連のアーチが並んでいます。中庭に面した部屋は宗教美術館となっており、宗教画や聖遺物といった宗教に関するものから、15〜16世紀のドブロヴニク出身の芸術家による絵画まで、展示は多岐にわたります。なかでも、ルネサンス期の巨匠・ティツィアーノによる祭壇画「聖マグダレナ」は必見です。

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西の防衛拠点として、高さ37mの切り立った岩場の上に建てられたロブリイェナッツ要塞。200段の急勾配な階段を上ると、城壁に囲まれた旧市街やスルジ山を一望できます。城壁からの眺望とは異なる角度で楽しめる絶景スポットです。砦の門には「どんな黄金との引き換えでも、自由を売り渡すことはない」というラテン語の碑文があり、ドブロヴニクの人々の信念が刻まれています。また、ドブロヴニクのサマーフェスティバルの野外メインステージの一つとしても知られ、シェイクスピアの「ハムレット」の上演においては、世界で最も適した場所といわれています。大人気テレビドラマ「Game of Thrones」のロケ地としても有名になりました。

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旧市街の南東部に位置する聖ヨハネ要塞は、かつては旧港を守る重要な防衛施設でした。最初の砦は14世紀半ばに建てられ、幾度かの改修を重ね、16世紀に現在の姿となりました。ロクロム島や波止場を出入りするクルーズ船を一望できるのも、この場所ならではの景色です。夏の間は、要塞の周りで海水浴を楽しむ人々で賑わいます。1階は水族館、2階と3階には海洋博物館が併設されているので、城壁歩きの途中で立ち寄ることも可能。城壁巡りの入り口の一つにもなっています。また、守護聖人信仰が根付くドブロヴニクでは、主要な建物の至るところに守護聖人である聖ヴラホ像を見かけます。歴史的なこの要塞の壁にも、街を見守る聖ヴラホ像を発見できるでしょう。

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