芸術・美術

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芸術・美術|オランダ観光ガイド

オランダが生んだ偉大なる才能たち
ゴッホ ひまわり▲ゴッホの『ひまわり』は南仏アルルの輝く陽光の象徴と言われる
深く内面を視覚化しようとしたレンブラントをはじめ、光と陰を色彩に表現したフェルメール、ほとばしる情熱をカンバスに描いたゴッホ。17世紀~19世紀にかけ、オランダには多くの才能が開花しました。
マウリッツハウス王立美術館
レンブラント『夜警』
登場人物ひとりひとりに当たる不自然な光が緊張感を生み出しています。右隅の人物はレンブラント本人という説も。
レンブラント 夜警

ベネルクスが生んだ偉大なる才能

レンブラント・ファン・レイン (1606~1669)
ライデンに生まれ、1630年、父親の死を境にアムステルダムへ。1632年『トゥルプ博士の解剖学講義』で成功を収めました。
レンブラント
▲巨匠レンブラント
ヴィンセント・ファン・ゴッホ(1853~1890)
画家として活躍したのはわずか10年間。二千点もの絵を描き、心が感じた印象を描くために色彩を駆使し、約850点の油絵を残しました。
ゴッホ
▲日本でも人気の高いゴッホ
ヨハネス・フェルメール (1632~1675)
生涯に残した作品は35点余りですが、完璧な構図と遠近法から生み出される空間、見事なまでに光と陰をとらえた色使いから「光の魔術師」と称されます。
デルフト
▲デルフトが故郷
フェルメール『真珠の耳飾りの少女』
緻密に描かれた光と色合いが、おだやかな美しさを醸し出し、フェルメールブルーが印象的な作品。フェルメールの至宝。
フェルメール 真珠の耳飾りの少女
フェルメール『デルフトの眺望』
フェルメールが生まれ故郷デルフトを描いた傑作。2つの教会の尖塔は今でも当時の面影を残しています。
フェルメール デルフトの眺望
ゴッホ『夜のカフェテラス』
アルルの町の中心フォーラム広場の夜の光景は、今もゴッホに安らぎを与えた当時の雰囲気に包まれています。
ゴッホ 夜のカフェテラス

エッシャー美術館

2002年にハーグのランゲ・フォールハウト宮殿内にオープン。20世紀オランダを代表する画家であり、トリックアートとして親しまれるエッシャーの代表作を展示しています。

ハーグ市立美術館

オランダの近代絵画を代表するモンドリアンのコレクションで知られる美術館。ほかにモネ、ピカソ、カンデンスキーなどの近代絵画や、ロダン、ドガなどの彫刻作品も見もの。

デルフト焼陶器工房

デルフトには17世紀からの製法を守り続けるロイヤル・デルフト陶器工房があり、デルフトブルーが生まれた歴史や、独特の繊細な絵付けの様子を見学できます。
デルフト焼
マドローダムでミニオランダ旅行
オランダの主な見どころを25分の1サイズで忠実に再現したミニチュアの街マドローダム。風車がまわり、船が行きかう本物そっくりのミニタウンをガリバー気分で。
  • マドローダム
  • 1952年に開園したマドローダム
アムステルダムのミュージアム広場
ミュージアム広場周辺には、ゴッホ美術館や国立博物館などが集中。春から夏には花が咲く、広々とした広場にはカフェもあり、アート鑑賞に疲れたら、休憩にぴったり。
  • 国立博物館
  • ゴシック風の佇まいが美しい国立博物館

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写真・イラストは全てイメージです。ご旅行中に必ずしも同じ角度・高度・天候での風景をご覧いただけるとは限りませんのでご了承ください