メキシコ観光におすすめの名所&人気のスポットランキングメキシコ観光ガイド

グァナファトグァナファト

歴史的な遺跡や美しいビーチ、豊かな文化が魅力で、古代マヤやアステカの遺跡、カンクンやロスカボスのリゾート地が人気です。メキシコシティでは多様な美食やアートシーンが楽しめ、温暖な気候とフレンドリーな人々の国、メキシコの基本情報から観光情報まで詳しく紹介します。

メキシコ観光マップ

Map

メキシコのおすすめ観光スポット総合ランキング

Ranking
1
チチェンイッツァ

チチェンイッツァ

マヤ最大の都市遺跡。巨大ピラミッドのカスティージョは、高い建築技術のみならず古代天文学の英知の結集としても有名です。

2
ウシュマル遺跡

ウシュマル遺跡

マヤ文明の最盛期を感じられる古代遺跡。建築様式の高い技術と美しさがいまも訪れる人を惹きつけます。

3
カンクン

カンクン

白い砂浜と、エメラルドビーチが魅力のカンクンは、メキシコ随一のビーチリゾートです。

4
グァナファト

グァナファト

かつて鉱山で栄えた山間の街。ディズニー映画のモデルにもなった宝石をちりばめたような街並みが人気です。

5
メキシコシティ

メキシコシティ

世界遺産にも登録されている、メキシコの首都。コロニアル調の歴史的建造物も残る人気の都市です。

6
グランセノーテ

グランセノーテ

深く青い水をたたえる「偉大なる泉」。古代マヤの人々の神聖な泉は現代の人気シュノーケリングスポットです。

7
テオティワカン

テオティワカン

突如滅亡した謎をもつ巨大都市。太陽のピラミッドと月のピラミッドで有名な古代天文学の精髄を垣間見ることができます。

メキシコおすすめツアー

メキシコのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • テオティワカン

    テオティワカン

    メヒコ州

    メキシコ中央部の古代都市テオティワカン。1世紀頃栄えたテオティワカン文明の中心地で、エジプトに並ぶ世界最大級のピラミッド遺跡があることで知られています。紀元前後に小さな集落ができ始め、徐々に人口が流入し最盛期には20万人の住むアメリカ大陸最大都市に発展したとされます。しかし700年頃、何が起こったかはわかっていませんが、衰退の一途をたどり12世紀には廃墟化。かろうじて残ったピラミッドや神殿は、アステカ人らによって復興され現在に至ります。町全体が世界遺産に登録されており、遺跡観光はもちろんのこと、地形を活かした洞窟レストランで食事が楽しめます。メキシコシティから日帰り可能というアクセスの良さもあって、多くの観光客が訪れる人気の都市です。

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  • チチェン・イッツァ

    チチェン・イッツァ

    ユカタン州

    ジャングルの中にひっそりと佇む都市遺跡チチェン・イッツァ。6世紀頃同地を支配していたマヤ人によって首都が置かれ、ピラミッドをはじめとする巨大建造物が建設されました。マヤ文明最大のピラミッド、カスティージョ(ククルカン神殿)があるのもここで、365段の階段を設置してマヤ歴の1年を表すなど高度な天文学の知識を有していたことがうかがえます。しかし12世紀半ば何があったか分かっていませんが、首都機能がマヤパンに移ると町は徐々に衰退。16世紀には廃墟となりましたが、周囲の先住民らによって聖地として崇められ守られてきました。以後メキシコ政府が引き継いで修復保全を行い、1988年にはユネスコの世界文化遺産に登録されました。現在ではマヤ最大の都市遺跡として広く知られ、多くの観光客が訪れます。

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  • メリダ

    メリダ

    ユカタン州

    メキシコ南東部最大の都市メリダ。1542年、スペイン人入植者のフランシスコ・デ・モンテーホによってマヤ遺跡のあった場所に町が開かれました。マヤの建造物は解体され、大きな石はメリダ大聖堂をはじめとしたコロニアル式の建造物を建てるために再利用されています。町は広場を中心にして、大聖堂、州庁舎、現代美術館、モンテーホの家などが周囲を取り囲むように立っています。見どころが中心部に集中しているため徒歩で回ることも可能。また周辺は歴史地区に指定され、ヨーロッパ調のカラフルな家が立ち並ぶ美しい景色が広がります。市内にはホテルが沢山あり、チチェン・イッツァやウシュマルなど遺跡観光の拠点で滞在するのにも適しています。

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  • ロスカボス

    ロスカボス

    バハ・カリフォルニア・スル州

    カリフォルニア半島の最南端に位置するロスカボス。20世紀後半までは田舎の辺境地でしたが、美しい海と雨が少ない穏やかな気候に目を付けたメキシコ政府が観光業に力を入れ、現在ではメキシコ屈指のリゾート地に変貌を遂げました。ロスカボスは、カボサンルーカスとサンホセデルカボという二つの町を中心とした海岸地域の総称。30km以上続く海岸線上には、ゴルフコースやリゾートホテルが立ち並びます。カリフォルニア湾に面した海は、クジラやエイの大群など大物が訪れるスポットで、ダイバーの聖地と称されるほど。アシカの生息地でもあり、シュノーケリングツアーに参加すれば一緒に泳ぐことも。海のほか砂漠もあるため、ラクダ乗りやサンドバギー体験ができるなど、アクティビティが豊富なリゾートです。

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  • グァナファト

    グァナファト

    グァナファト州

    絵本のような可愛らしい風景の広がるグァナファト。その美しい町並みから、1988年に周辺の銀山とともに世界遺産に登録されています。グァナファトは鉱物資源に恵まれた地で、アステカ時代から装飾品の元になる鉱物の採掘場として使われていました。1540年代に入植したスペイン人らが銀鉱脈を発見すると、軍隊を派遣し城砦が建造され多くの人が移住。その後も世界最大級の銀山が見つかるなど、メキシコで最も裕福な都市になったとされます。植民地時代に建てられたコロニアル調のカラフルな家々は見どころの一つで、高台のピピラの丘からその町並みを見渡せる絶景が広がります。他にも鮮やかな黄色の教会や、世界でも珍しいミイラだけを収蔵したミイラ博物館など魅力的なスポットが沢山あります。

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  • トゥルム遺跡

    トゥルム遺跡

    キンタナ・ロー州

    ユカタン半島東の海岸沿いに広がるトゥルム遺跡。内陸部にあるマヤの都市コバーのための港として築かれた町で、交易の拠点として発展。13世紀から15世紀にかけて1,600人ほどが暮らし、マヤの都市でよく見られる神殿や宮殿が建設されました。土地柄もあって海賊などの侵入を防ぐ目的で町の周囲は高い壁で囲まれています。見どころは「中央神殿」、「フレスコ画の神殿」、「降臨する神の神殿」の3か所。保存状態がよく壁画やレリーフが綺麗に残っています。また海岸沿いの断崖絶壁に建てられた遺跡のため、背景に真っ青なカリブ海を望めます。遺跡から直接ビーチに下りる階段も設置されており、遺跡を横目で見ながら美しい海で泳げるという、贅沢な旅ができるスポットです。

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  • ウシュマル遺跡

    ウシュマル遺跡

    ユカタン州

    チチェン・イッツァとともに栄えたマヤの都市ウシュマル。600~900年頃に築かれた都市で、チチェン・イッツァと同盟を結んで北部ユカタン半島を支配したとされます。ピーク時には2万5千人ほどが暮らし、ピラミッドや神殿などが築かれました。ウシュマル遺跡には、他のマヤ都市には見られないプウク式の建造物が数多く残っています。その代表例が「魔法使いのピラミッド」。楕円形の土台に丸みを帯びたフォルムは他のピラミッドと一線を画すつくりで、5層構造の内部には祭壇が設置され、美しい装飾が施されています。マヤ建築の最高峰とも称されるウシュマル周辺の遺跡群は、1996年にユネスコの世界遺産に登録されました。夜には遺跡がライトアップされショーが開催されるなど、訪問者を楽しませてくれます。

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  • カンクン・ビーチ

    カンクン・ビーチ

    キンタナ・ロー州

    ユカタン半島先端のカリブ海に面したリゾート地カンクン。メキシコ屈指のビーチリゾートで世界中から観光客が訪れます。町はダウンタウンとホテルゾーンの二つのエリアに大きく分かれます。ホテルゾーンは細長い砂州が20kmほど続くエリアで、その名の通りホテルが立ち並び、カンクンを代表するビーチもホテルゾーン側に集まっています。どのビーチもパウダーのような白い砂浜にターコイズブルーの海が広がる絶景を望めますが、とりわけ人気なのがカンクンの英文字サインがある「プラヤ デルフィネス」。展望台が各所に設置され、美しい海を堪能できます。他にも波が穏やかで遠浅な「プラヤ ランゴスタ」、サーフィンを楽しめる「プラヤ チャックモール」などのビーチがあります。

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  • セノテ・イク=キル

    セノテ・イク=キル

    ユカタン州

    ユカタン半島北部のジャングルの中にあるセノーテ・イク=キル。地域一帯の石灰岩が長い年月をかけて雨水によって侵食され、そこに地下水や雨水がたまってできた天然の泉です。巨大な井戸のような形をしたセノーテで、地上から水面までは約25mの落差があります。岩壁沿いに階段が設置されていて、下りていくと水面にたどりつきます。遊泳可のセノーテで、水面付近まで垂れ下がる木の根やツタを見上げながら、プカプカ浮くだけでも楽しめます。また水面から5mほどの地点に台が設置されており、そこから飛び込みが可能。40mほどの深さがあるため他ではできない体験です。チチェン・イッツァ遺跡に近いこともあり、一緒に訪れられる秘境ムード満点のスポットです。

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  • ソカロ広場

    ソカロ広場

    メキシコシティ

    メキシコシティの中心地ソカロ広場。アステカ帝国の首都テノチティトランの儀式場のあった場所に、同地を征服したスペイン人らが街の中心となる広場を築造。19世紀になって広場にメキシコ独立のモニュメントを設置しようと作業が始まりましたが計画がとん挫。台座だけが残っていたため、スペイン語で台座を意味する「ソカロ」と呼ばれるように。最終的に撤去されましたがその名だけが残ったのです。広場を囲むようにして、メトロポリタン大聖堂、国立宮殿、テンプルマヨール跡など主要施設が立ち並び、朝晩は軍による国旗掲揚・降納セレモニーが行われます。市民の憩いの場でもあり、祭りなどイベントが度々開催される賑やかな場所です。観光の目安にもなるので、メキシコシティに来たら最初に訪れるとよいでしょう。

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  • テオティワカン遺跡

    テオティワカン遺跡

    メヒコ州

    世界最大級のピラミッド遺跡を有するテオティワカン遺跡。1世紀頃に築かれた都市国家で、大型ピラミッドや神殿が続々と建設されました。ピーク時には20万もの人口を抱え、経済的、宗教的な中心地として繁栄。以後その文化や風習は南米中に大きな影響を与えています。しかし6世紀頃から衰退の一途をたどり、最終的に町は廃墟となって人々の記憶から消え去りました。のちに移住してきたアステカ人が廃墟化したピラミッドや神殿を修復・保存し、同地を「テオティワカン」(神々が集う場所)と呼んだのが地名の由来。謎の多い遺跡ですが多くの建造物が残され、中でも世界で3番目に大きい「太陽のピラミッド」は必見。頂上まで登ると遺跡全体を見渡せます。これら建造物群は1987年に世界遺産に登録されています。

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  • 国立人類学博物館

    国立人類学博物館

    メキシコシティ

    アメリカ大陸最大の収蔵品数を誇る国立人類博物館。メキシコ全土から出土した古代文明の遺物をはじめ、人類学的に重要な文化財を収集・展示する博物館です。1963年当時の大統領アドルフォ・ロペス・マテオスの命により現博物館の建設が開始され、翌年の完成と同時に開館。長年先住民の文化は軽視されており、その価値を見直す動きが高まって博物館建設に至りました。館内は膨大な量の展示物が所狭しと並び、トルテカやマヤ、アステカといった古代文明を中心に、太陽の石、コアトリクエの像、巨石人頭像など貴重な発掘品が展示されています。メキシコ国内で最も入館者数の多い博物館でもあり、一度は訪れておきたいスポットです。

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  • ソチミルコ

    ソチミルコ

    メヒコ州

    メキシコシティ南部の運河地帯ソチミルコ。アステカ時代にソチミルコ湖南部にアステカ人をはじめとするさまざまな部族が移住してきて集落を形成。湿地帯を上手く利用したチナンパと呼ばれる人工島を作って作物栽培を行いました。これが功を奏し高い収穫量を誇る農業地帯に発展。人工島を中心に運河が張り巡らされ多くの船が行き交い、「メキシコのヴェネチア」と称されることも。こうした運河群は1987年にメキシコシティ歴史地区とともに世界遺産に登録されました。現在もチナンパを利用した農業が行われており、その様子を伝統的な舟トラヒネラに乗って見に行けます。他にも不気味な人形で埋め尽くされた「人形島」、お化けが出る「泣き女の島」といった独特な人工島もあって、運河巡りの人気立ち寄り場所になっています。

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  • グランセノーテ

    グランセノーテ

    キンタナ・ロー州

    メキシコで最も人気の高い泉グラン・セノーテ。地域一帯の石灰岩が長い年月をかけて雨水によって侵食され、そこに地下水や雨水がたまってできた天然の泉です。マヤ人は井戸として利用するなど神聖な場所と位置付けていました。ユカタン半島にはこうした泉が数千以上あり、その中で最大規模を誇るのがこのグラン・セノーテです。コバルトブルーに輝く水面は息をのむほどの美しさで、透明度は100mを超える時期も。浅瀬エリアから洞窟まであり、最も深い所で10mほどとシュノーケリングでも水の中に沈んだ鍾乳石を見られます。施設はロッカーやシャワー室があるほか、ライフジャケット、マスクなどの機材レンタルもあります。子供から大人まで誰もが気軽に楽しめるセノーテでしょう。

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  • シアン・カアン自然保護区

    シアン・カアン自然保護区

    キンタナ・ロー州

    ユカタン半島東部の海岸沿いに広がるシアン・カアン生物圏保護区。熱帯雨林をはじめ、マングローブ林、サンゴ礁、砂浜ビーチなどが広がる湿地帯で、5千平方キロメートルという広大な範囲に及びます。また同域内に天然の泉セノーテがあることも知られています。多種多様な地形に加え、周辺は紀元前350年頃から1500年代までマヤ人の居住地であったことから、小規模ながらもピラミッド遺跡が残されています。文化的にも自然学的にも他で類を見ない貴重な場所として、1987年に世界自然遺産に登録されました。保護区に指定されているため一般公開は全域の50%ほどですが、マングローブ林の水路を遊泳したり、遺跡を訪れたりするツアーが開催されており、現地の観光が可能です。

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  • メトロポリタン大聖堂

    メトロポリタン大聖堂(メキシコシティ)

    メキシコシティ

    ラテンアメリカ諸国で最大規模を誇る教会メトロポリタン大聖堂。1500年代に同地を征服したスペイン人コルテスが町を再編し、アステカ文明の祭壇があった場所にカトリック教会の建設を命じました。1817年に完成した教会はメトロポリタン大聖堂と命名され、着工から約300年の時を経たことで、バロック、ネオクラシカル、ネオルネッサンスの三つの建築様式が融合したつくりに。大聖堂の中央には金で彩られた大きな祭壇が置かれ、その両側に各聖人を祀る礼拝堂を16室配置。至る所に絵画や彫像が置かれ、訪問者が祈りを捧げる姿も相まって荘厳な雰囲気が漂います。大聖堂の地下墓所には、メキシコ歴代のカトリック大司教が埋葬されているという神聖な場所でもあります。

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  • シウダデラ市場

    シウダデラ市場

    メキシコシティ

    多彩なメキシコ文化が一堂に会する、シウダデラ市場。100件以上の雑貨店が集まる屋内マーケットで、その名の通りメキシコ独立戦争時にはシウダデラ(城塞)でした。ジュエリーやおもちゃ、Tシャツまであらゆる品物が扱われ、特にメキシコ各地からアルテサニア(民芸品)が集まることで有名です。各民族の職人が熟練の技をつぎ込んだ刺繍やビーズ、金銀細工などが店先に所せましと並ぶ光景に、メキシコ文化の奥深さと民族の誇りを感じずにはいられません。そこかしこで見かける無数のガイコツアイテムもメキシコらしさ満点で、市場内では伝統のお菓子やグルメを楽しめます。メキシコ土産を買うのに最適で、買わずに見ているだけでもこの国の豊かな文化を感じられるでしょう。

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  • メキシコ国立自治大学

    メキシコ国立自治大学

    メキシコシティ

    力強い壁画が未来を見守る、メキシコ国立自治大学。1551年創立のメキシコ最古の大学で、60人以上の建築家や芸術家の総力を結集したメインキャンパスはシウダ・ウニベルシタリア(大学都市)とよばれ、中南米最大規模です。メキシコオリンピックのスタジアムなどの施設や芸術作品が充実し、近代メキシコの歴史・文化の集大成として世界遺産になっています。メキシコ芸術を象徴する数々の巨匠の壁画があり、スタジアムではディエゴ・リベラ、学長塔ではシケイロスの巨大壁画の飛び出しそうな存在感に圧倒されるでしょう。中央図書館にあるフアン・オゴルマンの世界最大の壁画はキャンパスの象徴とされ、見逃せません。大学ですが家族連れも多く、メキシコの文化と誇りを感じられる場所です。

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  • リオ・ラガルトス

    リオ・ラガルトス

    ユカタン州

    言葉を失う鳥の楽園、リオ・ラガルトス。メキシコ湾の海水と淡水が混ざり合う水域のため、マングローブが生い茂る環境に多様な鳥や爬虫類、魚が暮らす野生の楽園です。ピンクレイクとして知られるラス・コロラダスではプランクトンの色が作り出す神秘的な世界に息をのまずにはいられません。鮮やかなフラミンゴの大群をはじめ、ペリカンやグンカンドリ、そしてこの地域の名前の由来となったワニ(スペイン語でラガルトス)なども見られ、豊かな自然の生命力に圧倒されるでしょう。高濃度の塩と硫黄を含むマヤ風呂では、肌が柔らかくなり角質が取れやすくなる泥パックが大人気。セリトス島にはマヤ語でホルコーベンという港の遺跡が残り、マヤの歴史を感じられます。

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メキシコ中央部の古代都市テオティワカン。1世紀頃栄えたテオティワカン文明の中心地で、エジプトに並ぶ世界最大級のピラミッド遺跡があることで知られています。紀元前後に小さな集落ができ始め、徐々に人口が流入し最盛期には20万人の住むアメリカ大陸最大都市に発展したとされます。しかし700年頃、何が起こったかはわかっていませんが、衰退の一途をたどり12世紀には廃墟化。かろうじて残ったピラミッドや神殿は、アステカ人らによって復興され現在に至ります。町全体が世界遺産に登録されており、遺跡観光はもちろんのこと、地形を活かした洞窟レストランで食事が楽しめます。メキシコシティから日帰り可能というアクセスの良さもあって、多くの観光客が訪れる人気の都市です。

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ジャングルの中にひっそりと佇む都市遺跡チチェン・イッツァ。6世紀頃同地を支配していたマヤ人によって首都が置かれ、ピラミッドをはじめとする巨大建造物が建設されました。マヤ文明最大のピラミッド、カスティージョ(ククルカン神殿)があるのもここで、365段の階段を設置してマヤ歴の1年を表すなど高度な天文学の知識を有していたことがうかがえます。しかし12世紀半ば何があったか分かっていませんが、首都機能がマヤパンに移ると町は徐々に衰退。16世紀には廃墟となりましたが、周囲の先住民らによって聖地として崇められ守られてきました。以後メキシコ政府が引き継いで修復保全を行い、1988年にはユネスコの世界文化遺産に登録されました。現在ではマヤ最大の都市遺跡として広く知られ、多くの観光客が訪れます。

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メキシコ南東部最大の都市メリダ。1542年、スペイン人入植者のフランシスコ・デ・モンテーホによってマヤ遺跡のあった場所に町が開かれました。マヤの建造物は解体され、大きな石はメリダ大聖堂をはじめとしたコロニアル式の建造物を建てるために再利用されています。町は広場を中心にして、大聖堂、州庁舎、現代美術館、モンテーホの家などが周囲を取り囲むように立っています。見どころが中心部に集中しているため徒歩で回ることも可能。また周辺は歴史地区に指定され、ヨーロッパ調のカラフルな家が立ち並ぶ美しい景色が広がります。市内にはホテルが沢山あり、チチェン・イッツァやウシュマルなど遺跡観光の拠点で滞在するのにも適しています。

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カリフォルニア半島の最南端に位置するロスカボス。20世紀後半までは田舎の辺境地でしたが、美しい海と雨が少ない穏やかな気候に目を付けたメキシコ政府が観光業に力を入れ、現在ではメキシコ屈指のリゾート地に変貌を遂げました。ロスカボスは、カボサンルーカスとサンホセデルカボという二つの町を中心とした海岸地域の総称。30km以上続く海岸線上には、ゴルフコースやリゾートホテルが立ち並びます。カリフォルニア湾に面した海は、クジラやエイの大群など大物が訪れるスポットで、ダイバーの聖地と称されるほど。アシカの生息地でもあり、シュノーケリングツアーに参加すれば一緒に泳ぐことも。海のほか砂漠もあるため、ラクダ乗りやサンドバギー体験ができるなど、アクティビティが豊富なリゾートです。

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絵本のような可愛らしい風景の広がるグァナファト。その美しい町並みから、1988年に周辺の銀山とともに世界遺産に登録されています。グァナファトは鉱物資源に恵まれた地で、アステカ時代から装飾品の元になる鉱物の採掘場として使われていました。1540年代に入植したスペイン人らが銀鉱脈を発見すると、軍隊を派遣し城砦が建造され多くの人が移住。その後も世界最大級の銀山が見つかるなど、メキシコで最も裕福な都市になったとされます。植民地時代に建てられたコロニアル調のカラフルな家々は見どころの一つで、高台のピピラの丘からその町並みを見渡せる絶景が広がります。他にも鮮やかな黄色の教会や、世界でも珍しいミイラだけを収蔵したミイラ博物館など魅力的なスポットが沢山あります。

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ユカタン半島東の海岸沿いに広がるトゥルム遺跡。内陸部にあるマヤの都市コバーのための港として築かれた町で、交易の拠点として発展。13世紀から15世紀にかけて1,600人ほどが暮らし、マヤの都市でよく見られる神殿や宮殿が建設されました。土地柄もあって海賊などの侵入を防ぐ目的で町の周囲は高い壁で囲まれています。見どころは「中央神殿」、「フレスコ画の神殿」、「降臨する神の神殿」の3か所。保存状態がよく壁画やレリーフが綺麗に残っています。また海岸沿いの断崖絶壁に建てられた遺跡のため、背景に真っ青なカリブ海を望めます。遺跡から直接ビーチに下りる階段も設置されており、遺跡を横目で見ながら美しい海で泳げるという、贅沢な旅ができるスポットです。

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チチェン・イッツァとともに栄えたマヤの都市ウシュマル。600~900年頃に築かれた都市で、チチェン・イッツァと同盟を結んで北部ユカタン半島を支配したとされます。ピーク時には2万5千人ほどが暮らし、ピラミッドや神殿などが築かれました。ウシュマル遺跡には、他のマヤ都市には見られないプウク式の建造物が数多く残っています。その代表例が「魔法使いのピラミッド」。楕円形の土台に丸みを帯びたフォルムは他のピラミッドと一線を画すつくりで、5層構造の内部には祭壇が設置され、美しい装飾が施されています。マヤ建築の最高峰とも称されるウシュマル周辺の遺跡群は、1996年にユネスコの世界遺産に登録されました。夜には遺跡がライトアップされショーが開催されるなど、訪問者を楽しませてくれます。

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ユカタン半島先端のカリブ海に面したリゾート地カンクン。メキシコ屈指のビーチリゾートで世界中から観光客が訪れます。町はダウンタウンとホテルゾーンの二つのエリアに大きく分かれます。ホテルゾーンは細長い砂州が20kmほど続くエリアで、その名の通りホテルが立ち並び、カンクンを代表するビーチもホテルゾーン側に集まっています。どのビーチもパウダーのような白い砂浜にターコイズブルーの海が広がる絶景を望めますが、とりわけ人気なのがカンクンの英文字サインがある「プラヤ デルフィネス」。展望台が各所に設置され、美しい海を堪能できます。他にも波が穏やかで遠浅な「プラヤ ランゴスタ」、サーフィンを楽しめる「プラヤ チャックモール」などのビーチがあります。

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ユカタン半島北部のジャングルの中にあるセノーテ・イク=キル。地域一帯の石灰岩が長い年月をかけて雨水によって侵食され、そこに地下水や雨水がたまってできた天然の泉です。巨大な井戸のような形をしたセノーテで、地上から水面までは約25mの落差があります。岩壁沿いに階段が設置されていて、下りていくと水面にたどりつきます。遊泳可のセノーテで、水面付近まで垂れ下がる木の根やツタを見上げながら、プカプカ浮くだけでも楽しめます。また水面から5mほどの地点に台が設置されており、そこから飛び込みが可能。40mほどの深さがあるため他ではできない体験です。チチェン・イッツァ遺跡に近いこともあり、一緒に訪れられる秘境ムード満点のスポットです。

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メキシコシティの中心地ソカロ広場。アステカ帝国の首都テノチティトランの儀式場のあった場所に、同地を征服したスペイン人らが街の中心となる広場を築造。19世紀になって広場にメキシコ独立のモニュメントを設置しようと作業が始まりましたが計画がとん挫。台座だけが残っていたため、スペイン語で台座を意味する「ソカロ」と呼ばれるように。最終的に撤去されましたがその名だけが残ったのです。広場を囲むようにして、メトロポリタン大聖堂、国立宮殿、テンプルマヨール跡など主要施設が立ち並び、朝晩は軍による国旗掲揚・降納セレモニーが行われます。市民の憩いの場でもあり、祭りなどイベントが度々開催される賑やかな場所です。観光の目安にもなるので、メキシコシティに来たら最初に訪れるとよいでしょう。

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世界最大級のピラミッド遺跡を有するテオティワカン遺跡。1世紀頃に築かれた都市国家で、大型ピラミッドや神殿が続々と建設されました。ピーク時には20万もの人口を抱え、経済的、宗教的な中心地として繁栄。以後その文化や風習は南米中に大きな影響を与えています。しかし6世紀頃から衰退の一途をたどり、最終的に町は廃墟となって人々の記憶から消え去りました。のちに移住してきたアステカ人が廃墟化したピラミッドや神殿を修復・保存し、同地を「テオティワカン」(神々が集う場所)と呼んだのが地名の由来。謎の多い遺跡ですが多くの建造物が残され、中でも世界で3番目に大きい「太陽のピラミッド」は必見。頂上まで登ると遺跡全体を見渡せます。これら建造物群は1987年に世界遺産に登録されています。

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アメリカ大陸最大の収蔵品数を誇る国立人類博物館。メキシコ全土から出土した古代文明の遺物をはじめ、人類学的に重要な文化財を収集・展示する博物館です。1963年当時の大統領アドルフォ・ロペス・マテオスの命により現博物館の建設が開始され、翌年の完成と同時に開館。長年先住民の文化は軽視されており、その価値を見直す動きが高まって博物館建設に至りました。館内は膨大な量の展示物が所狭しと並び、トルテカやマヤ、アステカといった古代文明を中心に、太陽の石、コアトリクエの像、巨石人頭像など貴重な発掘品が展示されています。メキシコ国内で最も入館者数の多い博物館でもあり、一度は訪れておきたいスポットです。

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メキシコシティ南部の運河地帯ソチミルコ。アステカ時代にソチミルコ湖南部にアステカ人をはじめとするさまざまな部族が移住してきて集落を形成。湿地帯を上手く利用したチナンパと呼ばれる人工島を作って作物栽培を行いました。これが功を奏し高い収穫量を誇る農業地帯に発展。人工島を中心に運河が張り巡らされ多くの船が行き交い、「メキシコのヴェネチア」と称されることも。こうした運河群は1987年にメキシコシティ歴史地区とともに世界遺産に登録されました。現在もチナンパを利用した農業が行われており、その様子を伝統的な舟トラヒネラに乗って見に行けます。他にも不気味な人形で埋め尽くされた「人形島」、お化けが出る「泣き女の島」といった独特な人工島もあって、運河巡りの人気立ち寄り場所になっています。

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メキシコで最も人気の高い泉グラン・セノーテ。地域一帯の石灰岩が長い年月をかけて雨水によって侵食され、そこに地下水や雨水がたまってできた天然の泉です。マヤ人は井戸として利用するなど神聖な場所と位置付けていました。ユカタン半島にはこうした泉が数千以上あり、その中で最大規模を誇るのがこのグラン・セノーテです。コバルトブルーに輝く水面は息をのむほどの美しさで、透明度は100mを超える時期も。浅瀬エリアから洞窟まであり、最も深い所で10mほどとシュノーケリングでも水の中に沈んだ鍾乳石を見られます。施設はロッカーやシャワー室があるほか、ライフジャケット、マスクなどの機材レンタルもあります。子供から大人まで誰もが気軽に楽しめるセノーテでしょう。

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ユカタン半島東部の海岸沿いに広がるシアン・カアン生物圏保護区。熱帯雨林をはじめ、マングローブ林、サンゴ礁、砂浜ビーチなどが広がる湿地帯で、5千平方キロメートルという広大な範囲に及びます。また同域内に天然の泉セノーテがあることも知られています。多種多様な地形に加え、周辺は紀元前350年頃から1500年代までマヤ人の居住地であったことから、小規模ながらもピラミッド遺跡が残されています。文化的にも自然学的にも他で類を見ない貴重な場所として、1987年に世界自然遺産に登録されました。保護区に指定されているため一般公開は全域の50%ほどですが、マングローブ林の水路を遊泳したり、遺跡を訪れたりするツアーが開催されており、現地の観光が可能です。

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ラテンアメリカ諸国で最大規模を誇る教会メトロポリタン大聖堂。1500年代に同地を征服したスペイン人コルテスが町を再編し、アステカ文明の祭壇があった場所にカトリック教会の建設を命じました。1817年に完成した教会はメトロポリタン大聖堂と命名され、着工から約300年の時を経たことで、バロック、ネオクラシカル、ネオルネッサンスの三つの建築様式が融合したつくりに。大聖堂の中央には金で彩られた大きな祭壇が置かれ、その両側に各聖人を祀る礼拝堂を16室配置。至る所に絵画や彫像が置かれ、訪問者が祈りを捧げる姿も相まって荘厳な雰囲気が漂います。大聖堂の地下墓所には、メキシコ歴代のカトリック大司教が埋葬されているという神聖な場所でもあります。

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多彩なメキシコ文化が一堂に会する、シウダデラ市場。100件以上の雑貨店が集まる屋内マーケットで、その名の通りメキシコ独立戦争時にはシウダデラ(城塞)でした。ジュエリーやおもちゃ、Tシャツまであらゆる品物が扱われ、特にメキシコ各地からアルテサニア(民芸品)が集まることで有名です。各民族の職人が熟練の技をつぎ込んだ刺繍やビーズ、金銀細工などが店先に所せましと並ぶ光景に、メキシコ文化の奥深さと民族の誇りを感じずにはいられません。そこかしこで見かける無数のガイコツアイテムもメキシコらしさ満点で、市場内では伝統のお菓子やグルメを楽しめます。メキシコ土産を買うのに最適で、買わずに見ているだけでもこの国の豊かな文化を感じられるでしょう。

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力強い壁画が未来を見守る、メキシコ国立自治大学。1551年創立のメキシコ最古の大学で、60人以上の建築家や芸術家の総力を結集したメインキャンパスはシウダ・ウニベルシタリア(大学都市)とよばれ、中南米最大規模です。メキシコオリンピックのスタジアムなどの施設や芸術作品が充実し、近代メキシコの歴史・文化の集大成として世界遺産になっています。メキシコ芸術を象徴する数々の巨匠の壁画があり、スタジアムではディエゴ・リベラ、学長塔ではシケイロスの巨大壁画の飛び出しそうな存在感に圧倒されるでしょう。中央図書館にあるフアン・オゴルマンの世界最大の壁画はキャンパスの象徴とされ、見逃せません。大学ですが家族連れも多く、メキシコの文化と誇りを感じられる場所です。

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言葉を失う鳥の楽園、リオ・ラガルトス。メキシコ湾の海水と淡水が混ざり合う水域のため、マングローブが生い茂る環境に多様な鳥や爬虫類、魚が暮らす野生の楽園です。ピンクレイクとして知られるラス・コロラダスではプランクトンの色が作り出す神秘的な世界に息をのまずにはいられません。鮮やかなフラミンゴの大群をはじめ、ペリカンやグンカンドリ、そしてこの地域の名前の由来となったワニ(スペイン語でラガルトス)なども見られ、豊かな自然の生命力に圧倒されるでしょう。高濃度の塩と硫黄を含むマヤ風呂では、肌が柔らかくなり角質が取れやすくなる泥パックが大人気。セリトス島にはマヤ語でホルコーベンという港の遺跡が残り、マヤの歴史を感じられます。

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メキシコのおすすめ情報

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グルメ

タコス

タコス

とうもろこしの粉で作ったトルティーヤでスパイスの効いたひき肉や野菜を食べるメキシコの名物料理です。

ブリトー

ブリトー

小麦粉で作った生地で肉や煮豆、野菜やチーズなどを乗せて巻いたものです。ボリュームのある具材のものが人気です。

ソパ・デ・トルティージャ

ソパ・デ・トルティージャ

タコソースをベースにしたメキシコの定番スープです。ピリッと辛いトマトベースのスープにトルティーヤを添えます。

ワカモーレ

ワカモーレ

つぶしたアボカドに唐辛子や玉ねぎ、レモンなどを加えたものを揚げたトルティーヤにつけて食べる料理です。

メキシコ 観光 基本情報

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  • 概要
  • 旅の準備
  • 入国・出国
  • 現地情報

概要

日本の5倍以上の国土に、荒涼とした砂漠からジャングルまで変化に富んだ自然が広がり、世界遺産の古代遺跡やカリブ海のリゾートなど、多彩な旅の魅力にあふれる国。

  • 正式名称
    メキシコ合衆国 United Mexican States
  • 首都
    メキシコシティ
  • 人口
    約1億2,601万人
  • 面積
    約196万㎢
  • 人種・民族
    ヨーロッパ系と先住民の混血、先住民、その他
  • 宗教
    キリスト教
  • 言語
    スペイン語
  • 通貨
    メキシコ・ペソ
  • 時差
    東部-14時間、中央部-15時間、北西部-17時間、太平洋-16時間
  • サマータイム
    2023年より、一部の州と地域を除き夏時間は廃止されました。実施している地域は4月第1日曜~10月最終日曜まで1時間早くなります。

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