ポルトガル観光におすすめの名所&人気のスポットランキングポルトガル観光ガイド

ポルトポルト
シントラシントラ
コインブラコインブラ

美しいリスボンのベレン塔やシントラの歴史的な宮殿、ポルトの魅力的なワインが魅力のポルトガル。アズレージョ(タイル)の美しい街並みや、アトランティック沿いのビーチも楽しめます。豊かな文化と美食が融合したポルトガルの基本情報から観光情報まで詳しく紹介します。

ポルトガル観光マップ

Map

ポルトガルのおすすめ観光スポット総合ランキング

Ranking
1
ポルト歴史地区

ポルト歴史地区

ポルト

ポルト大聖堂やボルサ宮殿が有名な世界遺産に登録されている観光スポット。サン・ベント駅のアズレージョも見逃せません。

2
リスボン

リスボン

リスボン

街歩きもグルメも満喫で、観光スポットの多い街です。中でもジェロニモス修道院やベレンの塔はポルトガル独自の建築様式の建造物で必見です。

3
コインブラ大学

コインブラ大学

コインブラ

ポルトガル最古の大学で世界遺産に登録されています。校内にある図書館には黄金の書棚があり、世界で最も美しい図書館として有名です。

4
ロカ岬

ロカ岬

シントラ(最寄り拠点町)

ユーラシア大陸最西端のロカ岬。140m程の断崖は地の果てにふさわしい景観です。申請すると最西端到達証明書がもらえます。

5
ペーナ宮殿

ペーナ宮殿

シントラ

山の上に建つカラフルな宮殿。様々な建築様式が取り入れられ、独創的で強烈な印象を与えます。特に海神トリトン像はこの宮殿の中で最も個性的なオブジェです。

6
エヴォラ

エヴォラ

エヴォラ

ローマ帝国、イスラム教、キリスト教の支配下にあった為、各時代を象徴する建物が残されています。エヴォラ大聖堂やディアナ神殿は必見。

7
マデイラ島

マデイラ島

マデイラ自治地域

大西洋の真珠と呼ばれ、緑豊かな島ではリゾートやグルメを楽しめます。トレッキングやマリンスポーツなどのアクティビティも充実しています。

ポルトガルおすすめツアー

ポルトガルのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • 発見のモニュメント 記念碑

    発見のモニュメント

    リスボン

    大航海時代の象徴であるエンリケ航海王子の死後500年を記念して建てられたのが「発見のモニュメント」です。帆を張る巨大船に見立てたモニュメントには、エンリケ王子を先頭に、探検家や科学者、宣教師など33人が並び、その姿は圧巻です。発見のモニュメントは、大海原へと向かう船団のスタート地点であるテージョ川の河口にあり、リスボンのランドマークとして人々に親しまれています。広場には、大きなコンパスが描かれ、その世界地図には、大航海時代にポルトガル船が初めて到着した国の名とルートが表示されています。日本は「1541年」に発見されたと刻まれています。ポルトガル人が最も誇りに思う大航海時代。熱く燃える冒険心を肌で感じることが可能な観光スポットです。

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  • ジェロニモス修道院 室内 メインチャペル ポルトガル リスボン

    ジェロニモス修道院

    リスボン

    1983年にユネスコの世界遺産に登録されたジェロニモス修道院は、16世紀のポルトガル建築の傑作です。テージョ川を見下ろす位置に立ち、その威厳を今に伝えています。ヴァスコ・ダ・ガマを筆頭に、多くの航海者によって黄金時代を築き、その功績を称えて建築されたジェロニモス修道院は、マヌエル様式の美しさが凝縮されています。フレスコ画が描かれた天井、建物正面のファサードの彫刻など過剰なまでの装飾は、当時のポルトガルがいかに黄金時代を謳歌していたかが想像できます。さらに、ジェロニモス修道院での最大の見どころは「回廊」です。55m四方の薄ベージュ色の回廊は、緑の芝生とのコントラストが美しく、当時の修道士のように瞑想にふけるのも旅のよき思い出となるでしょう。

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  • ポルト サン・ベント駅

    サン・ベント駅

    ポルト

    サン・ベント駅は、ポルトガルの第2の都市であるポルトの陸の玄関口です。1916年に完成した重厚感の漂う歴史あるサン・ベント駅は、世界で最も美しい駅として称賛され、多くの観光客が訪れるスポットです。その理由は、駅の壁を飾る2万枚以上のアズレージョと呼ばれるポルトガル伝統の装飾タイルにあります。エンリケ航海王子の「セウタ攻撃」やジョアン1世の「ポルト入城」など壁面には壮大なポルトガルの歴史絵巻が青のタイルで描かれています。これほど美しい駅が、日常的に使われているというのもポルトガルの魅力といえます。駅構内には、カフェも併設されています。お茶を飲みながら、ポルトガルの歴史に思いを巡らし、芸術に触れるひと時を楽しめます。

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  • 「ポルト歴史地区」 ポルト旧市街 街並み 町並み 世界遺産 ドウロ川 ドン・ルイス1世橋 夜景

    ドン・ルイス1世橋

    ポルト

    ドン・ルイス1世橋は、ポルトの中心部と旧市街地を結ぶ橋で世界遺産に含まれています。ポルトのシンボルでもあるこの橋は、鉄道と車道の二重構造になっており、どちらも歩行者が通ることが可能です。とくに上層の鉄道からの眺望は、観光スポットとなっており、ポルトの美しい街並みとドロウ川の優雅な流れを見渡すことが可能です。上層の全長が395mもあるドン・ルイス1世橋は、1886年に完成。パリのエッフェル塔を設計したエッフェルの愛弟子であるテオフィロ・セイリグが設計しました。川岸からドン・ルイス1世橋を眺めれば、美しいアーチと鉄骨の複雑な構造はエッフェル塔を彷彿とさせます。晴れた日には、水面に映る姿と重なって橋のアーチが美しい楕円となり、絶好の撮影スポットになります。

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  • レロ書店 ポルトガル

    レロ書店(レロ・エ・イルマオン)

    ポルト

    ポルトの観光名所に「レロ書店」があります。人々の日常生活の一部であった本屋が行列のできる観光スポットになったのには訳があります。一つは「世界で最も美しい書店10選」に選ばれたこと。そして世界中で大ヒットした映画「ハリーポッター」の世界観を体験できることです。突然ハリーポッターの聖地となったレロ書店は、観光客は急増しましたが、本の売り上げは激減。そこでバウチャーシステムが導入され、入場料を支払い、本を購入すると入場料が割り引かれるようになっています。天井までぎっしりと詰められた本、「天国への階段」と名付けられた曲線が美しい螺旋階段。映画のワンシーンに立ち会っているような錯覚を楽しめます。

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  • ポルトガル ジェロニモス修道院

    ベレン地区

    リスボン

    テージョ川河口に位置するのがベレン地区で、ポルトガルの黄金期である大航海時代の面影を強く感じられる多くの世界遺産が集中しています。ポルトガルでもトップクラスの世界遺産で、美しい白亜の建物「ジェロニモス修道院」。細かく凝ったレリーフで海の貴婦人とも呼ばれ、世界へと旅立つ船を見守りそして出迎えた「ベレンの塔」。大航海時代を彩った歴史的人物が勢ぞろいする「発見のモニュメント」。その他にも海洋博物館、ベレン宮殿、馬車博物館など狭いエリアに観光スポットが満載です。これらの建造物を訪れることで、ヨーロッパの西の果ての小国を世界中に知らしめ、富を集中させた大航海時代を肌で感じられるでしょう。

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  • ペーナ宮殿 シントラ

    ペーナ宮殿

    シントラ

    リスボン近郊、シントラ丘陵頂上に立つのが世界文化遺産のペーナ宮殿です。もともとは、ポルトガル王家の夏の離宮として使われていました。さまざまな建築様式が混在するロマン主義を象徴する建物です。その印象は絵本の世界に登場するお城、あるいはテーマパークにあるようなお城のようです。外壁は黄色やオレンジ、ブルーといったカラフルな色彩。宮殿内部は伝統的なポルトガルのタイル「アズレージョ」で美しく装飾されています。とくに「海神トリトン」の彫刻は観光客に人気で、リアルな表情は今にも動き出しそうです。王の住まいといえば荘厳で威厳あるものと想像しますが、ここペーナ宮殿は、王族の前衛的でモダンなセンスを楽しめます。一度訪れたら、忘れられない宮殿となるでしょう。

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  • キンタ・ダ・レガレイラ宮殿 キンタダレガレイラ宮殿

    レガレイラ宮殿

    シントラ

    ポルトガルの世界遺産の中でも異彩を放つのがレガレイラ宮殿です。もともとは王室の別荘として12世紀に建てられました。その後、持ち主が何人か変わったためさまざまな要素や様式が組み込まれ、不思議な雰囲気を醸し出しています。とくに観光客を惹きつけるのが庭園に仕込まれたカラクリです。レガレイラの庭園は「宇宙」をイメージして作られたといわれています。庭園には洞窟、井戸、池、滝が配置され、道は枝分かれしてまるで迷路のようです。大航海時代のモチーフや秘密結社のイニシエーションの名残、秘密の通路や隠し扉など怪しげな雰囲気が観光客の好奇心をくすぐります。まるでテーマパークに迷い込んだようなレガレイラ宮殿は、印象に残る観光スポットとなるでしょう。

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  • コインブラ サンタ・クルス修道院 2019/5

    サンタ・クルス修道院

    コインブラ

    ポルトガル最古、ヨーロッパでも屈指のコインブラ大学にほど近い場所にあるのがサンタ・クルス修道院です。1131年に建設され、修道士が暮らし、祈りを捧げる場として宗教的・文化的に重要な役割を果たしてきました。ゴシック様式の特徴をもつ美しい建築物として、多くの観光客が訪れます。とくに「静寂の回廊」はマヌエル様式の傑作ともいわれ、円形アーチの窓、海洋のモチーフをふんだんに取り入れた装飾が印象的です。また、ポルトガル独特の「アズレージョ」で装飾された内装も楽しめます。静かな庭園で修道院の歴史を振り返ってみるのもよいでしょう。修道院の一部を改築して作った「カフェ・サンタ・クルス」でひと息つくのもおすすめです。

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  • ロカ岬 2012/3

    ロカ岬

    リスボン

    ロカ岬はユーラシア大陸の最西端にあり「地の果て、海の始まり」の場所として有名です。140mもの断崖絶壁から見下ろす大西洋の広大な海原、岩にぶつかる激しい波しぶきは、それだけでも訪れる価値があります。また、250年以上も船の安全を見守る赤い屋根の灯台も撮影スポットとして人気があります。ロカ岬を訪れたら、ぜひ「最先端到達証明書(11ユーロ)」を手に入れましょう。名前や日付を入れてもらえるので、旅のよい思い出となります。せっかくロカ岬に行くなら、日没に合わせて到着するのがおすすめです。大西洋の水平線に太陽が沈む瞬間、辺り一面がオレンジ色に包まれます。自然の美しさを堪能し、かつての大航海時代に思いを馳せてみてはいかがでしょう。

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  • ポルト ノッサ・セニョーラ・ド・ピラール修道院 2017/5

    ノッサ・セニョーラ・ド・ピラール修道院

    ポルト

    ノッサ・セニョーラ・ド・ピラール修道院は、ドロウ川を見下ろす高台にある修道院です。2016年、ドン・ルイス1世橋とともに世界遺産に登録されました。16世紀に建てられた修道院は円形の教会と回廊から構成され、ヨーロッパの古典主義建築の特徴をもつ独特な建物となっています。今でも現役の修道院であるため、一部のみの公開となっています。それでもノッサ・セニョーラ・ド・ピラール修道院を訪れる観光客が絶えないのには理由があります。、それは眼下に広がる風景です。ドン・ルイス1世橋、高くそびえるポルト大聖堂のカテドラルやクレリゴス教会の塔などが一望できます。夜になるとポルトの街に明かりがともり、違った表情を楽しめます。

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  • ポルト 街並み 川 2019/10

    リベイラ地区

    ポルト

    「ポルトの魂」とも称されるリベイラ地区は、ポルトの歴史をそのまま残しています。ポルトで最も古い地区としてユネスコの世界遺産に登録されています。リベイラ地区は、もともと商業拠点として栄えた場所です。狭い路地や広場を散策すると、タイルで飾られた壁やパステルカラーの家々が並び、まるでタイムスリップしたような感覚を楽しめます。リベイラ地区のウォーターフロントは、モダンなカフェやレストラン、ショップ、ギャラリーなどが並び、賑わいの中心となっています。夜は、バーやレストランで本格的なポルトガル料理とポルトワインを楽しんではいかがでしょう。ポルトガルの民族音楽ファドもポルトガルの夜を一層引き立ててくれます。

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  • ポルト 2019/4

    ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区

    ポルト

    ドロウ川を挟んでポルトの対岸に位置するヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区は、ポートワインの拠点です。ロッジと呼ばれるワイン倉庫が並ぶエリアで、ワイナリーの見学施設もあります。狭いエリアにいくつものワイナリーがあるので、1日にいろいろなワイナリーを巡ることが可能です。ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区は、最近大きく変わろうとしています。ワインをテーマにした総合カルチャースポット「WOW(ワウ)」がこの地区にできたからです。7つのミュージアムを核に体験施設やギャラリー、レストラン、ショッピングエリア、さらにはワインをコンセプトにしたホテルまで併設されています。ワイン好きにはたまらない観光スポットといえます。

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  • クレリゴス教会 「ポルト歴史地区」 世界遺産

    クレリゴス教会

    ポルト

    クレリゴス教会は、1750年に完成したバロック様式の教会です。教会内は、淡いピンク色が基調になっており、どこか優しい雰囲気が漂います。教会のメインファザードは花や貝といったモチーフが彫られ、豪華できらびやかな印象です。クレリゴス教会といえば、ポルトのランドマークともなっている塔を忘れてはいけません。高さ75.6m、225段の階段で屋上まで上ることが可能です。屋上からは360度、ポルトの街が見渡せる絶景が広がります。ドロウ川や対岸のヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアの街並みまで一望できます。塔の真ん中には49の鐘が設置され、人々に時を知らせます。塔を登っているときにちょうど鐘が鳴り響くと、かなりの大音響に驚くかもしれません。

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  • ポルトガル コスタノヴァ

    コスタノヴァ

    コスタノヴァ

    小さな漁港だったコスタノヴァが観光スポットとして注目されるようになったのは、SNSによるものです。家々の壁が色鮮やかなストライプで彩られており、その印象がストライプ柄のパジャマを着ているようだと「パジャマシティ」などと呼ばれています。お菓子のパッケージにも似ていることからSNSで「かわいい」と世界中に発信されました。もともとは漁師の倉庫として使われてきた小屋ですが、濃い霧が発生しやすいため、わざわざ目立つ色に塗装したのが始まりだとか。今ではレストランやカフェにリノベーションされ、ますますおしゃれでかわいらしい街並みになっています。近くには開放的なビーチが広がり、夕暮れ時には美しいサンセットも楽しめます。

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  • ドウロ渓谷 ぶどう畑 段々畑 世界遺産

    ドウロ渓谷

    ポルト

    ドウロ川の上流、ドウロ渓谷は世界最古のワイン原産地として世界遺産に登録されています。ドウロ川による深い渓谷、それを取り囲む山々は人々により開墾され、頂上までブドウ畑が広がります。ドウロ渓谷の独特な風景は、自然と人が作り上げたものといってよいでしょう。夏にはまぶしい緑、秋には色とりどりの紅葉など四季折々の風情を楽しませてくれ「魅惑の渓谷」とも呼ばれています。また、電車、車、クルーズ船などさまざまな交通手段でドウロ渓谷を観光することが可能です。さらに6~10月には蒸気機関車が運行されています。ポルトワインの一大産地であるドウロ渓谷ではワイナリー巡りはもちろん、時期が合えばブドウの収穫体験もできます。

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  • コインブラ大学 旧校舎のラテン回廊

    コインブラ大学

    コインブラ

    コインブラ大学はポルトガルで最も歴史があり、ヨーロッパ屈指の名門大学です。2013年に世界遺産に登録されました。コインブラの街は、大学とともに発展してきました。そのため貴重な大学の建造物や歴史的建造物が点在しています。とくに有名なのが世界一美しい図書館として知られる「ジョアン5世図書館」です。16世紀~18世紀の貴重な書物が30万冊以上も蔵書されています。さらに黄金に輝く書棚、金で装飾されたパイプオルガン、天井のフレスコ画など豪華な図書館を目当てに訪れる観光客も少なくありません。そのほかにも1131年に建てられた「サンタ・クルース修道院」や色とりどりのアズレージョが目に鮮やかな「サン・ミゲル礼拝堂」もぜひ訪れたい観光スポットです。

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  • アルコバッサ修道院

    アルコバサ修道院

    アルコバサ

    1989年に世界遺産に認定されたアルコバサ修道院は、シトー派の修道院で「質素・倹約」を理念としています。そのためポルトガルの多くの教会がきらびやかで豪華なのに比べ、繊細で落ち着きのあるシンプルな空間が特徴となっています。アルコバサ修道院への観光では「ペドロとイネス」の物語は欠かせません。のちのペドロ1世と侍女との悲恋物語です。アルコバサ修道院には、その2人が眠る墓が安置されています。お互いの墓が足を向け、左右対称に置かれているのは、目を覚ましたときにまず最初にお互いの姿を目にできるようにという思いが込められているといわれています。今もなお語り継がれている愛の物語を肌で感じれるでしょう。

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  • シントラ近郊 ムーアの城跡 2007/7

    ムーアの城跡

    シントラ

    10世紀頃にイスラム教徒のムーア人によって建築された城跡です。大西洋まで見渡せるムーアの城は、キリスト教徒との防衛の重要な役割を果たしてきました。しかし、ポルトガル王国がこの地を制圧すると、いつしか放棄され、荒廃していきます。ムーア城は、長い年月の移ろいの中で木々に覆われ、苔むした城壁が広がります。とくに案内板もないまま、好きに城壁に上ったり、城跡を散策することが可能で、さながらトレッキングのようです。カフェも併設されているので、疲れたらひと休みもできます。標高500mほどの丘に建つムーアの城の城壁に建てば、360度の絶景が広がります。シントラ宮殿、ぺーナ城、シントラの街、そしてはるか大西洋まで見渡せます。

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  • シントラ王宮 外観 ポルトガル王家

    王宮

    シントラ

    シントラは、街全体が世界遺産に登録され、その象徴的存在がポルトガル王宮であるシントラ王宮です。1995年に世界遺産に登録されました。王家の夏の避暑地として19世紀後半まで実際に使われていた王宮のため、非常に保存状態がよいのが特徴です。外観はシンプルですが、王宮内は、大航海時代の繁栄を象徴するように豪華絢爛な空間が出迎えてくれます。王冠をつけた白鳥が描かれた「白鳥の間」、カササギを三角形の幾何学模様に配置した「カササギの間」など天井の装飾が見事です。また「人魚の間」「アラブの間」「カエサルの間」「ガレー船の間」などには、王家の人々が実際に使った調度品や家具なども展示され、その豪華さには目を見張るものがあります。

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  • アヴェイロ

    アヴェイロ

    アヴェイロ

    大西洋のラグーンに囲まれたアヴェイロは「ポルトガルのヴェニス」と称えられるほど美しい水の街です。昔から海上貿易の拠点として繁栄し、運河が縦横に流れています。運河風景のアクセントとして、色鮮やかなモリセイロという小舟が走ります。もともとは海藻を運ぶための船でしたが、今では観光船として利用されています。旧市街地は、歴史のある雰囲気でアールヌーボー建築、カラフルな壁やアズレージョに飾られた家並みを散策することが可能です。また、アヴェイロは塩田でも有名です。ミネラル豊富で良質な塩が取れるためお土産にも人気があります。夕暮れになると塩田に張られた海水がキラキラとオレンジ色に輝き、違ったアヴェイロの表情を見ることができます。

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  • ポルトガル エヴォラ大聖堂

    エヴォラ

    エヴォラ

    スペインとの国境近くにあるエヴォラは、ローマ帝国、イスラム教徒、キリスト教徒とさまざまな民族の支配下を経てきたという歴史を持ちます。そのため、それぞれの特徴が街並みや建造物に混然と一体化し、さながら博物館のようだともいわれています。たとえば、街を見下ろすようにそびえ立つ大聖堂は、外観はロマネスク様式ですが、内部はゴシック様式となっています。ローマ時代に作られた「ディアナ神殿」は14本の柱が残っています。とくに異彩を放っているのが「サン・フランシスコ教会」です。「人骨堂」が有名で、壁や天井に5,000体もの人骨が敷き詰められています。さまざまな時代の遺産が共存するエヴォラは、まさに博物館都市といってよいでしょう。

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  • アゲダ アンブレラ・スカイ・プロジェクト

    アンブレラ・スカイ・プロジェクト

    アゲダ

    アンブレラ・スカイ・プロジェクトは、小さな町アゲダで催される芸術祭の一環として行われるお祭りのことです。スタートしたのは2010年ですが、このお祭りを目当てに世界中から観光客が集まるようになりました。地上5mほどの高さに色とりどりの傘の花が咲きます。夏の日差しの強いアゲダは観光客の出足も鈍く、それを解消すべく行われるようになったのがアンブレラ・スカイ・プロジェクト。見事に町おこしの起爆剤になったイベントとなりました。目を引くのは、カラフルな傘のトンネルだけではありません。芸術祭の期間中は、町のあちらこちらにオブジェや壁画などが展示され、祭りを盛り上げています。傘が作る日陰でのんびりと散策をしてみましょう。

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  • オビドス

    オビドス

    オビドス

    リスボンの北に位置するオビドスは、周囲を城壁で囲まれた人口800人ほどの小さな村です。500年以上前、ポルトガル王妃がこの小さな村に惹かれ、以後王妃直轄の村となりました。そのためか景観が美しく保存されており、まるで中世にタイムスリップしたような感覚を楽しめます。石畳のメインストリートに並ぶのは、白壁に青や黄色のアクセントにオレンジの屋根が美しい家々。窓辺には花が飾られています。絵本のような街並みだと「谷間の真珠」「中世の箱庭」などと呼ばれているのもうなずけます。城壁の上は、歩いて散策することが可能です。高いところからオビドス全体を眺められるので、この村の魅力を肌で感じられるでしょう。

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  • ドン・ルイス1世橋 ポルト歴史地区

    ポルト歴史地区

    ポルト

    ポルト歴史地区は、港湾都市ポルトの中心として栄えた地区です。ポルトガルの国名の由来ともなったこの町は、古くから商業の中心地として栄え、特に14世紀から15世紀の大航海時代に、ワインの輸出などで重要な役割を果たしました。歴史地区には中世から近代にかけての建築物が多く残り、ポルト大聖堂やクレリゴスの塔、サン・フランシスコ教会など数多くの見どころがあります。古い歴史ある街並みを歩いていると、中世にタイムスリップしたかのように感じるでしょう。1996年にはその美しい街並みと歴史的価値が評価され、ユネスコ世界文化遺産に登録されました。ポルト歴史地区は徒歩でめぐることができるコンパクトなエリアで、歴史と文化を感じながら散策するのに最適です。

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  • リスボン アルファマ地区 2019/5

    リスボン

    リスボン

    リスボンは大西洋に面した美しい都市です。歴史と文化が融合したこの街は、観光客にとって多くの魅力的なスポットが点在しています。16世紀に建てられたジェロニモス修道院はそのひとつ。ヴァスコ・ダ・ガマの遠征を記念して建てられたこの修道院は、リスボンの象徴的な場所であるのはもちろん、その歴史的価値が認められユネスコ世界遺産に登録されました。またリスボンの街並みを一望できるサン・ジョルジェ城も見逃せません。リスボンの旧市街アルファマ地区は狭い路地と石畳の道が特徴で、伝統的なファド音楽が楽しめる場所としても知られています。さらにリスボンのグルメも魅力のひとつで、新鮮なシーフードやエッグタルト「パステル・デ・ナタ」は必食です。

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  • ポルトガル マデイラ島フンシャル町 モンテ トロピカル ガーデン

    マデイラ島

    マデイラ島

    マデイラ島は、ポルトガルとモロッコに挟まれた大西洋に浮かぶ島です。海底4,000mからそびえる巨大な火山島です。年間を通して温暖で、手つかずの自然あふれるリゾート地として、多くの観光客が訪れます。マデイラ島での楽しみは、なんといっても原生林のトレッキングです。氷河期以前からそのままの形で残る原生林では、さまざまな発見があることでしょう。また、高さ580mのジラン岬も観光スポットの一つです。海から垂直にそそり立つジラン岬から見下ろす海は透明度が高く、荒々しく岩にぶつかる波は自然の力を感じます。家族連れには、溶岩で囲まれた自然のプールもおすすめです。「夢の楽園」「大西洋の真珠」とも呼ばれるマデイラ島で大自然を満喫してみてください。

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大航海時代の象徴であるエンリケ航海王子の死後500年を記念して建てられたのが「発見のモニュメント」です。帆を張る巨大船に見立てたモニュメントには、エンリケ王子を先頭に、探検家や科学者、宣教師など33人が並び、その姿は圧巻です。発見のモニュメントは、大海原へと向かう船団のスタート地点であるテージョ川の河口にあり、リスボンのランドマークとして人々に親しまれています。広場には、大きなコンパスが描かれ、その世界地図には、大航海時代にポルトガル船が初めて到着した国の名とルートが表示されています。日本は「1541年」に発見されたと刻まれています。ポルトガル人が最も誇りに思う大航海時代。熱く燃える冒険心を肌で感じることが可能な観光スポットです。

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1983年にユネスコの世界遺産に登録されたジェロニモス修道院は、16世紀のポルトガル建築の傑作です。テージョ川を見下ろす位置に立ち、その威厳を今に伝えています。ヴァスコ・ダ・ガマを筆頭に、多くの航海者によって黄金時代を築き、その功績を称えて建築されたジェロニモス修道院は、マヌエル様式の美しさが凝縮されています。フレスコ画が描かれた天井、建物正面のファサードの彫刻など過剰なまでの装飾は、当時のポルトガルがいかに黄金時代を謳歌していたかが想像できます。さらに、ジェロニモス修道院での最大の見どころは「回廊」です。55m四方の薄ベージュ色の回廊は、緑の芝生とのコントラストが美しく、当時の修道士のように瞑想にふけるのも旅のよき思い出となるでしょう。

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サン・ベント駅は、ポルトガルの第2の都市であるポルトの陸の玄関口です。1916年に完成した重厚感の漂う歴史あるサン・ベント駅は、世界で最も美しい駅として称賛され、多くの観光客が訪れるスポットです。その理由は、駅の壁を飾る2万枚以上のアズレージョと呼ばれるポルトガル伝統の装飾タイルにあります。エンリケ航海王子の「セウタ攻撃」やジョアン1世の「ポルト入城」など壁面には壮大なポルトガルの歴史絵巻が青のタイルで描かれています。これほど美しい駅が、日常的に使われているというのもポルトガルの魅力といえます。駅構内には、カフェも併設されています。お茶を飲みながら、ポルトガルの歴史に思いを巡らし、芸術に触れるひと時を楽しめます。

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ドン・ルイス1世橋は、ポルトの中心部と旧市街地を結ぶ橋で世界遺産に含まれています。ポルトのシンボルでもあるこの橋は、鉄道と車道の二重構造になっており、どちらも歩行者が通ることが可能です。とくに上層の鉄道からの眺望は、観光スポットとなっており、ポルトの美しい街並みとドロウ川の優雅な流れを見渡すことが可能です。上層の全長が395mもあるドン・ルイス1世橋は、1886年に完成。パリのエッフェル塔を設計したエッフェルの愛弟子であるテオフィロ・セイリグが設計しました。川岸からドン・ルイス1世橋を眺めれば、美しいアーチと鉄骨の複雑な構造はエッフェル塔を彷彿とさせます。晴れた日には、水面に映る姿と重なって橋のアーチが美しい楕円となり、絶好の撮影スポットになります。

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ポルトの観光名所に「レロ書店」があります。人々の日常生活の一部であった本屋が行列のできる観光スポットになったのには訳があります。一つは「世界で最も美しい書店10選」に選ばれたこと。そして世界中で大ヒットした映画「ハリーポッター」の世界観を体験できることです。突然ハリーポッターの聖地となったレロ書店は、観光客は急増しましたが、本の売り上げは激減。そこでバウチャーシステムが導入され、入場料を支払い、本を購入すると入場料が割り引かれるようになっています。天井までぎっしりと詰められた本、「天国への階段」と名付けられた曲線が美しい螺旋階段。映画のワンシーンに立ち会っているような錯覚を楽しめます。

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テージョ川河口に位置するのがベレン地区で、ポルトガルの黄金期である大航海時代の面影を強く感じられる多くの世界遺産が集中しています。ポルトガルでもトップクラスの世界遺産で、美しい白亜の建物「ジェロニモス修道院」。細かく凝ったレリーフで海の貴婦人とも呼ばれ、世界へと旅立つ船を見守りそして出迎えた「ベレンの塔」。大航海時代を彩った歴史的人物が勢ぞろいする「発見のモニュメント」。その他にも海洋博物館、ベレン宮殿、馬車博物館など狭いエリアに観光スポットが満載です。これらの建造物を訪れることで、ヨーロッパの西の果ての小国を世界中に知らしめ、富を集中させた大航海時代を肌で感じられるでしょう。

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リスボン近郊、シントラ丘陵頂上に立つのが世界文化遺産のペーナ宮殿です。もともとは、ポルトガル王家の夏の離宮として使われていました。さまざまな建築様式が混在するロマン主義を象徴する建物です。その印象は絵本の世界に登場するお城、あるいはテーマパークにあるようなお城のようです。外壁は黄色やオレンジ、ブルーといったカラフルな色彩。宮殿内部は伝統的なポルトガルのタイル「アズレージョ」で美しく装飾されています。とくに「海神トリトン」の彫刻は観光客に人気で、リアルな表情は今にも動き出しそうです。王の住まいといえば荘厳で威厳あるものと想像しますが、ここペーナ宮殿は、王族の前衛的でモダンなセンスを楽しめます。一度訪れたら、忘れられない宮殿となるでしょう。

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ポルトガルの世界遺産の中でも異彩を放つのがレガレイラ宮殿です。もともとは王室の別荘として12世紀に建てられました。その後、持ち主が何人か変わったためさまざまな要素や様式が組み込まれ、不思議な雰囲気を醸し出しています。とくに観光客を惹きつけるのが庭園に仕込まれたカラクリです。レガレイラの庭園は「宇宙」をイメージして作られたといわれています。庭園には洞窟、井戸、池、滝が配置され、道は枝分かれしてまるで迷路のようです。大航海時代のモチーフや秘密結社のイニシエーションの名残、秘密の通路や隠し扉など怪しげな雰囲気が観光客の好奇心をくすぐります。まるでテーマパークに迷い込んだようなレガレイラ宮殿は、印象に残る観光スポットとなるでしょう。

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ポルトガル最古、ヨーロッパでも屈指のコインブラ大学にほど近い場所にあるのがサンタ・クルス修道院です。1131年に建設され、修道士が暮らし、祈りを捧げる場として宗教的・文化的に重要な役割を果たしてきました。ゴシック様式の特徴をもつ美しい建築物として、多くの観光客が訪れます。とくに「静寂の回廊」はマヌエル様式の傑作ともいわれ、円形アーチの窓、海洋のモチーフをふんだんに取り入れた装飾が印象的です。また、ポルトガル独特の「アズレージョ」で装飾された内装も楽しめます。静かな庭園で修道院の歴史を振り返ってみるのもよいでしょう。修道院の一部を改築して作った「カフェ・サンタ・クルス」でひと息つくのもおすすめです。

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ロカ岬はユーラシア大陸の最西端にあり「地の果て、海の始まり」の場所として有名です。140mもの断崖絶壁から見下ろす大西洋の広大な海原、岩にぶつかる激しい波しぶきは、それだけでも訪れる価値があります。また、250年以上も船の安全を見守る赤い屋根の灯台も撮影スポットとして人気があります。ロカ岬を訪れたら、ぜひ「最先端到達証明書(11ユーロ)」を手に入れましょう。名前や日付を入れてもらえるので、旅のよい思い出となります。せっかくロカ岬に行くなら、日没に合わせて到着するのがおすすめです。大西洋の水平線に太陽が沈む瞬間、辺り一面がオレンジ色に包まれます。自然の美しさを堪能し、かつての大航海時代に思いを馳せてみてはいかがでしょう。

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ノッサ・セニョーラ・ド・ピラール修道院は、ドロウ川を見下ろす高台にある修道院です。2016年、ドン・ルイス1世橋とともに世界遺産に登録されました。16世紀に建てられた修道院は円形の教会と回廊から構成され、ヨーロッパの古典主義建築の特徴をもつ独特な建物となっています。今でも現役の修道院であるため、一部のみの公開となっています。それでもノッサ・セニョーラ・ド・ピラール修道院を訪れる観光客が絶えないのには理由があります。、それは眼下に広がる風景です。ドン・ルイス1世橋、高くそびえるポルト大聖堂のカテドラルやクレリゴス教会の塔などが一望できます。夜になるとポルトの街に明かりがともり、違った表情を楽しめます。

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「ポルトの魂」とも称されるリベイラ地区は、ポルトの歴史をそのまま残しています。ポルトで最も古い地区としてユネスコの世界遺産に登録されています。リベイラ地区は、もともと商業拠点として栄えた場所です。狭い路地や広場を散策すると、タイルで飾られた壁やパステルカラーの家々が並び、まるでタイムスリップしたような感覚を楽しめます。リベイラ地区のウォーターフロントは、モダンなカフェやレストラン、ショップ、ギャラリーなどが並び、賑わいの中心となっています。夜は、バーやレストランで本格的なポルトガル料理とポルトワインを楽しんではいかがでしょう。ポルトガルの民族音楽ファドもポルトガルの夜を一層引き立ててくれます。

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ドロウ川を挟んでポルトの対岸に位置するヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区は、ポートワインの拠点です。ロッジと呼ばれるワイン倉庫が並ぶエリアで、ワイナリーの見学施設もあります。狭いエリアにいくつものワイナリーがあるので、1日にいろいろなワイナリーを巡ることが可能です。ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイア地区は、最近大きく変わろうとしています。ワインをテーマにした総合カルチャースポット「WOW(ワウ)」がこの地区にできたからです。7つのミュージアムを核に体験施設やギャラリー、レストラン、ショッピングエリア、さらにはワインをコンセプトにしたホテルまで併設されています。ワイン好きにはたまらない観光スポットといえます。

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クレリゴス教会は、1750年に完成したバロック様式の教会です。教会内は、淡いピンク色が基調になっており、どこか優しい雰囲気が漂います。教会のメインファザードは花や貝といったモチーフが彫られ、豪華できらびやかな印象です。クレリゴス教会といえば、ポルトのランドマークともなっている塔を忘れてはいけません。高さ75.6m、225段の階段で屋上まで上ることが可能です。屋上からは360度、ポルトの街が見渡せる絶景が広がります。ドロウ川や対岸のヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアの街並みまで一望できます。塔の真ん中には49の鐘が設置され、人々に時を知らせます。塔を登っているときにちょうど鐘が鳴り響くと、かなりの大音響に驚くかもしれません。

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小さな漁港だったコスタノヴァが観光スポットとして注目されるようになったのは、SNSによるものです。家々の壁が色鮮やかなストライプで彩られており、その印象がストライプ柄のパジャマを着ているようだと「パジャマシティ」などと呼ばれています。お菓子のパッケージにも似ていることからSNSで「かわいい」と世界中に発信されました。もともとは漁師の倉庫として使われてきた小屋ですが、濃い霧が発生しやすいため、わざわざ目立つ色に塗装したのが始まりだとか。今ではレストランやカフェにリノベーションされ、ますますおしゃれでかわいらしい街並みになっています。近くには開放的なビーチが広がり、夕暮れ時には美しいサンセットも楽しめます。

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ドウロ川の上流、ドウロ渓谷は世界最古のワイン原産地として世界遺産に登録されています。ドウロ川による深い渓谷、それを取り囲む山々は人々により開墾され、頂上までブドウ畑が広がります。ドウロ渓谷の独特な風景は、自然と人が作り上げたものといってよいでしょう。夏にはまぶしい緑、秋には色とりどりの紅葉など四季折々の風情を楽しませてくれ「魅惑の渓谷」とも呼ばれています。また、電車、車、クルーズ船などさまざまな交通手段でドウロ渓谷を観光することが可能です。さらに6~10月には蒸気機関車が運行されています。ポルトワインの一大産地であるドウロ渓谷ではワイナリー巡りはもちろん、時期が合えばブドウの収穫体験もできます。

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コインブラ大学はポルトガルで最も歴史があり、ヨーロッパ屈指の名門大学です。2013年に世界遺産に登録されました。コインブラの街は、大学とともに発展してきました。そのため貴重な大学の建造物や歴史的建造物が点在しています。とくに有名なのが世界一美しい図書館として知られる「ジョアン5世図書館」です。16世紀~18世紀の貴重な書物が30万冊以上も蔵書されています。さらに黄金に輝く書棚、金で装飾されたパイプオルガン、天井のフレスコ画など豪華な図書館を目当てに訪れる観光客も少なくありません。そのほかにも1131年に建てられた「サンタ・クルース修道院」や色とりどりのアズレージョが目に鮮やかな「サン・ミゲル礼拝堂」もぜひ訪れたい観光スポットです。

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1989年に世界遺産に認定されたアルコバサ修道院は、シトー派の修道院で「質素・倹約」を理念としています。そのためポルトガルの多くの教会がきらびやかで豪華なのに比べ、繊細で落ち着きのあるシンプルな空間が特徴となっています。アルコバサ修道院への観光では「ペドロとイネス」の物語は欠かせません。のちのペドロ1世と侍女との悲恋物語です。アルコバサ修道院には、その2人が眠る墓が安置されています。お互いの墓が足を向け、左右対称に置かれているのは、目を覚ましたときにまず最初にお互いの姿を目にできるようにという思いが込められているといわれています。今もなお語り継がれている愛の物語を肌で感じれるでしょう。

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10世紀頃にイスラム教徒のムーア人によって建築された城跡です。大西洋まで見渡せるムーアの城は、キリスト教徒との防衛の重要な役割を果たしてきました。しかし、ポルトガル王国がこの地を制圧すると、いつしか放棄され、荒廃していきます。ムーア城は、長い年月の移ろいの中で木々に覆われ、苔むした城壁が広がります。とくに案内板もないまま、好きに城壁に上ったり、城跡を散策することが可能で、さながらトレッキングのようです。カフェも併設されているので、疲れたらひと休みもできます。標高500mほどの丘に建つムーアの城の城壁に建てば、360度の絶景が広がります。シントラ宮殿、ぺーナ城、シントラの街、そしてはるか大西洋まで見渡せます。

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シントラは、街全体が世界遺産に登録され、その象徴的存在がポルトガル王宮であるシントラ王宮です。1995年に世界遺産に登録されました。王家の夏の避暑地として19世紀後半まで実際に使われていた王宮のため、非常に保存状態がよいのが特徴です。外観はシンプルですが、王宮内は、大航海時代の繁栄を象徴するように豪華絢爛な空間が出迎えてくれます。王冠をつけた白鳥が描かれた「白鳥の間」、カササギを三角形の幾何学模様に配置した「カササギの間」など天井の装飾が見事です。また「人魚の間」「アラブの間」「カエサルの間」「ガレー船の間」などには、王家の人々が実際に使った調度品や家具なども展示され、その豪華さには目を見張るものがあります。

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大西洋のラグーンに囲まれたアヴェイロは「ポルトガルのヴェニス」と称えられるほど美しい水の街です。昔から海上貿易の拠点として繁栄し、運河が縦横に流れています。運河風景のアクセントとして、色鮮やかなモリセイロという小舟が走ります。もともとは海藻を運ぶための船でしたが、今では観光船として利用されています。旧市街地は、歴史のある雰囲気でアールヌーボー建築、カラフルな壁やアズレージョに飾られた家並みを散策することが可能です。また、アヴェイロは塩田でも有名です。ミネラル豊富で良質な塩が取れるためお土産にも人気があります。夕暮れになると塩田に張られた海水がキラキラとオレンジ色に輝き、違ったアヴェイロの表情を見ることができます。

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スペインとの国境近くにあるエヴォラは、ローマ帝国、イスラム教徒、キリスト教徒とさまざまな民族の支配下を経てきたという歴史を持ちます。そのため、それぞれの特徴が街並みや建造物に混然と一体化し、さながら博物館のようだともいわれています。たとえば、街を見下ろすようにそびえ立つ大聖堂は、外観はロマネスク様式ですが、内部はゴシック様式となっています。ローマ時代に作られた「ディアナ神殿」は14本の柱が残っています。とくに異彩を放っているのが「サン・フランシスコ教会」です。「人骨堂」が有名で、壁や天井に5,000体もの人骨が敷き詰められています。さまざまな時代の遺産が共存するエヴォラは、まさに博物館都市といってよいでしょう。

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アンブレラ・スカイ・プロジェクトは、小さな町アゲダで催される芸術祭の一環として行われるお祭りのことです。スタートしたのは2010年ですが、このお祭りを目当てに世界中から観光客が集まるようになりました。地上5mほどの高さに色とりどりの傘の花が咲きます。夏の日差しの強いアゲダは観光客の出足も鈍く、それを解消すべく行われるようになったのがアンブレラ・スカイ・プロジェクト。見事に町おこしの起爆剤になったイベントとなりました。目を引くのは、カラフルな傘のトンネルだけではありません。芸術祭の期間中は、町のあちらこちらにオブジェや壁画などが展示され、祭りを盛り上げています。傘が作る日陰でのんびりと散策をしてみましょう。

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リスボンの北に位置するオビドスは、周囲を城壁で囲まれた人口800人ほどの小さな村です。500年以上前、ポルトガル王妃がこの小さな村に惹かれ、以後王妃直轄の村となりました。そのためか景観が美しく保存されており、まるで中世にタイムスリップしたような感覚を楽しめます。石畳のメインストリートに並ぶのは、白壁に青や黄色のアクセントにオレンジの屋根が美しい家々。窓辺には花が飾られています。絵本のような街並みだと「谷間の真珠」「中世の箱庭」などと呼ばれているのもうなずけます。城壁の上は、歩いて散策することが可能です。高いところからオビドス全体を眺められるので、この村の魅力を肌で感じられるでしょう。

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ポルト歴史地区は、港湾都市ポルトの中心として栄えた地区です。ポルトガルの国名の由来ともなったこの町は、古くから商業の中心地として栄え、特に14世紀から15世紀の大航海時代に、ワインの輸出などで重要な役割を果たしました。歴史地区には中世から近代にかけての建築物が多く残り、ポルト大聖堂やクレリゴスの塔、サン・フランシスコ教会など数多くの見どころがあります。古い歴史ある街並みを歩いていると、中世にタイムスリップしたかのように感じるでしょう。1996年にはその美しい街並みと歴史的価値が評価され、ユネスコ世界文化遺産に登録されました。ポルト歴史地区は徒歩でめぐることができるコンパクトなエリアで、歴史と文化を感じながら散策するのに最適です。

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リスボンは大西洋に面した美しい都市です。歴史と文化が融合したこの街は、観光客にとって多くの魅力的なスポットが点在しています。16世紀に建てられたジェロニモス修道院はそのひとつ。ヴァスコ・ダ・ガマの遠征を記念して建てられたこの修道院は、リスボンの象徴的な場所であるのはもちろん、その歴史的価値が認められユネスコ世界遺産に登録されました。またリスボンの街並みを一望できるサン・ジョルジェ城も見逃せません。リスボンの旧市街アルファマ地区は狭い路地と石畳の道が特徴で、伝統的なファド音楽が楽しめる場所としても知られています。さらにリスボンのグルメも魅力のひとつで、新鮮なシーフードやエッグタルト「パステル・デ・ナタ」は必食です。

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マデイラ島は、ポルトガルとモロッコに挟まれた大西洋に浮かぶ島です。海底4,000mからそびえる巨大な火山島です。年間を通して温暖で、手つかずの自然あふれるリゾート地として、多くの観光客が訪れます。マデイラ島での楽しみは、なんといっても原生林のトレッキングです。氷河期以前からそのままの形で残る原生林では、さまざまな発見があることでしょう。また、高さ580mのジラン岬も観光スポットの一つです。海から垂直にそそり立つジラン岬から見下ろす海は透明度が高く、荒々しく岩にぶつかる波は自然の力を感じます。家族連れには、溶岩で囲まれた自然のプールもおすすめです。「夢の楽園」「大西洋の真珠」とも呼ばれるマデイラ島で大自然を満喫してみてください。

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ポルトガルのおすすめ情報

Information

グルメ

あさりと豚肉の炒めもの 料理 アレンテジャーナ

カルネ・デ・ポルコ・ア・アレンテジャーナ

豚肉とアサリ、じゃがいもを揚げ炒めして合わせ、赤パプリカで作る旨みのあるペーストで味付けした料理です。

エッグタルト

エッグタルト

ほんのり塩気のあるパイに甘い卵の生地を流し込んで焼いた定番スイーツです。外はさっくり中はとろりとした食感です。

ポルトガル 観光 基本情報

Information
  • 概要
  • 旅の準備
  • 入国・出国
  • 現地情報

概要

古くからさまざまな文化が交錯してきたポルトガル。個性派揃いの世界遺産や建築物など、多彩な魅力と、見どころいっぱいの情熱の国です。

  • 正式名称
    ポルトガル共和国 Portuguese Republic
  • 首都
    リスボン
  • 人口
    約1,029万人
  • 面積
    約9.2万km²
  • 人種・民族
    ケルト人、ゲルマン系、フェニキア人、その他
  • 宗教
    キリスト教
  • 言語
    ポルトガル語
  • 通貨
    ユーロ
  • 時差
    -9時間 ポルトガルが正午のとき、日本は午後9時
  • サマータイム
    3月の最終日曜日〜10月の最終日曜日は-8時間 ポルトガルが正午のとき、日本は午後8時

通貨・両替

通貨単位はユーロ。補助通貨単位はセント。ポルトガル語ではユーロをエウロ、セントをセンティモと呼びます。日本円は現地でも両替ができます。

  • 日本で
    空港や一部の銀行などで取り扱っています。レートはほぼ同じです。
  • 現地で
    銀行、空港、ホテルなどで日本円を含む外貨の両替ができますが、銀行がおすすめです。
  • 現地の空港で
    レートがあまり良くありませんが、到着が日曜や夜、銀行が休業のときなどは便利です。
  • 現地の銀行で
    銀行は8時30分~15時まで営業。土曜、日曜、祝日は休業です。
  • 現地のホテルで
    24時間、通常フロントで受け付けているので、急にお金が必要な時に便利です。
  • 外貨宅配
    外貨をあらかじめ指定の場所に届けてくれる便利なサービス。電話かウェブでお申し込みください。
  • 為替レート
    1ユーロ=169.77円(2024年5月現在)

気候・服装

国が南北に長く、北部海岸地方と内陸地方、南部地方とで少しずつ異なります。夏は気温は高いですが、湿気がないので過ごしやすく、冬は雨が多いが日本より暖かです。

  • 春
    春は比較的穏やかな気候ですが不安定。天気の変動が大きいので、日本の服装にもう1枚プラスして。雨が降るときも多いので、雨具の用意を。
  • 夏
    夏はかなり暑くなりますが、湿度が低いので過ごしやすく、日陰に入れば涼しく感じます。朝夕は意外に冷えることもあるのではおるものを。
  • 秋
    気温の変動が大きい秋は簡単に脱ぎ着ができる服装が便利。朝晩は冷え込むこともありますので、厚手のセーターや、カーディガンを用意。
  • 冬
    12~2月は雨期に入りますが、しのぎやすく晴れ間も。ポルトガルの冬は日本に比べて暖かいので、薄手のコートがあれば、十分でしょう。

※平均気温、降水量:全て国土交通省 気象庁ウェブサイト調べ

電圧・プラグ・荷造り・必需品

日本とは電圧もプラグの形状も異なるので、日本国内の家電製品はそのままでは使えません。ポルトガルで使用する場合は、変圧器とプラグアダプターが必要です。

  • 電圧
    220ボルト 50ヘルツ
  • プラグ
    • Cタイプ
    • Cタイプ
  • 上手な荷造り
    かさばる荷物は荷造り用の便利グッズを使って小さくまとめ、帰りのおみやげ用のスペースを考えておきましょう。
  • 旅の必需品
    海外へ出るためにはパスポートとお金(現金・カード)が最低限必要。ツアーの場合は、最終日程表「旅のしおり」も必ず持参しましょう。

持っていくと便利

  • 電卓
    おみやげなどがカバンに入らないとき、かさばる衣類を小さくまとめて空間を確保。
  • 衣類圧縮袋
    かさばる衣類を小さくまとめて空間を確保しましょう。おみやげなどがカバンに入らないときに便利。
  • 常備薬
    旅先では慣れない環境で体調をくずすことも。万一の場合に慌てないように、念のため飲み慣れた薬を持参すると安心です。
  • 日焼け止め
    スペインのとくに南部は紫外線がきついので、日焼け止めクリームなどを携行するようにしましょう。

フライト・飛行時間

日本からの直行便はないので、まずヨーロッパの主要都市へ飛び、ポルトガル行きの飛行機に乗り換えます。乗り継ぎ時間を含め所要時間は約17~21時間です。

  • 経由便
    ポルトガルへは、経由便を利用します。ヨーロッパの各主要航空会社が乗り入れているので、接続は便利。航空会社によっては、リスボンのほか、ポルトやファーロ行きに乗り継ぐこともできます。
  • 機内への持ち込み
    原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前に確認をしましょう。

ポルトガルへの入国

シェンゲン条約加盟国を経由してポルトガルへいく場合、乗り継ぎ空港でEUへの入国審査があり、ポルトガルでの入国審査は不要になります。

  • パスポート残存有効期限
    シェンゲン協定加盟国からの出国予定日から3か月以上が必要です。
  • パスポート査証欄の
    余白ページ数
    パスポート査証欄の空白ページが2ページ以上必要。残りのページ数を必ず確認しましょう。
  • ビザの発給
    180日間で90日以内の観光はビザが不要です。
  • 入国カード
    パスポートとともに入国審査の際に出すカードですが、ポルトガルに直接入国する場合は必要ありません。
  • 空港税について
    ツアー料金には含まれていない場合が多いので注意しましょう。各空港により金額は異なります。
    ※日本国籍の方が観光目的で短期入国する場合の条件です。
  • シェンゲン協定
    について
    EUに加盟する一部の国が結ぶ検査廃止協定のこと。日本など加盟国以外からの入国は到着した空港と最後に出国する空港で入国・税関審査を受けます。
  • ※この情報は2024年5月現在のものです。情報の更新には努めておりますが、ビザ・パスポートなどの情報は予告なく変更されることがございます。必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。
  • ポルトガル入国の流れ
    1. 1.入国審査
      事前に用意した出入国カードを用意し、入国審査のカウンターへ進みます。シェンゲン協定加盟国を経由している場合は出入国カードは必要ありません。事前に確認を。
    2. 2.荷物の受け取り
      荷物を預けた人は、利用した便名が表示されているターンテーブルで忘れずに荷物のピックアップを。万一荷物が見つからない場合は、紛失荷物カウンターへ連絡すること。
    3. 3.税関
      申告する荷物のある場合は、赤いゲート(Objetos a declarar)で申告します。とくに申告するものがなければ緑のゲート(Equipaje Etiqueta Verde)へ進みましょう。

ポルトガルから出国

空港では思わぬハプニングが多いもの。離陸の2時間前には空港に到着するように余裕をもっておきたいもの。余った時間は、空港の免税店でおみやげ探しをするのもいいでしょう。

  • ポルトガル出国の流れ
    1. 1.搭乗手続き(チェックイン)
      利用する航空会社のカウンターでチェックインの手続きをします。航空券とパスポートを呈示すると、搭乗券を発行してくれます。忘れずに搭乗口のゲートもチェックして。
    2. 2.税関手続き
      入国のさいに申告をした場合は、申告書の控えとパスポートを提示して荷物の審査を受ける必要があります。申告書の控えはなくさないよう、しっかり保管しておきましょう。
    3. 3.出国審査
      出国審査のカウンターで、パスポートと搭乗券を呈示するとパスポートに出国のスタンプが押されます。

水事情

水道水は飲用に適していますが、石灰成分が強い硬水。体調や味が気になる場合は、ミネラルウォーターを買って飲んだほうが安心です。

  • レストランや食堂では
    レストランのミネラルウォーターは有料です。炭酸入りと炭酸なしがあるので、注文のさいには注意しましょう。
  • 公共施設では
    水道水も飲料水として問題ありませんが、石灰を多く含む硬水です。ミネラルウォーターを飲用したほうが良いでしょう。
  • ミネラルウォーター(500ml)物価は?
    500mlペットボトル1本が約0.5ユーロ~。売店などで購入できます。

トイレ事情

ポルトガル語で「Lavabo」または「Casa de Banho」。女性用は「Senhora」、男性用は「Homen」。公衆トイレは少なく、有料が多いので、レストランや美術館で済ませましょう。便器の横に設置されているトイレに似ているものは、お尻や足を洗ったりする「ビデ」。間違えないように。

郵便・電話・インターネット

郵便局の通称はCTT 。営業時間は平日月~金曜8時30分~18時。土曜、日曜、祝日は休業。空港内の出張所は24時間開いています。日本への国際電話はカード式の公衆電話から。

  • 郵便
      • 切手:切手の購入は郵便局か「correio/selos」の看板のあるキオスクで。
      • ポスト:ポストは2種類あり、赤は普通便用、青は速達便用。街中にある赤いポストは切手自動販売機も兼ねています。約1週間で日本に届きます。
  • 電話
    • 電話のかけ方:日本に直接ダイヤルする場合、国際電話識別番号(00)、日本の国番号(81) 、市外局番から0をとった番号(東京なら3)、市内局番と相手の電話番号の順に入力します。
    • レンタル携帯:日本で使用している携帯電話を海外でも利用できるサービスがありますが、対応機種が限られているので、レンタル携帯がおすすめ。日本からレンタルしていけば便利です。
  • インターネット事情
    他の国に比べると、インターネットカフェは少ないのが現状。また、あっても日本語入力ができない場合があり、日本にメールを送る場合は、英字入力になってしまいます。

トラブル・治安

身分を証明するものの携帯が義務づけられており、パスポートを携帯していない場合、警察署へ連行されることもあるので注意。盗まれないよう肌身に付けて所持すること。

  • スリ・置き引き
    治安は比較的良好ですが、最近はリスボン、ポルトなどの大都市を中心にスリ、置き引きといった犯罪が増加傾向にあります。盗難被害に遭わないよう、気を引き締めて行動しましょう。
  • パスポート(旅券)の紛失
    パスポートはコピーをとっておきましょう。もし紛失したら、最寄りの日本大使館か領事館に申し出て旅券の再申請を行ってください。
  • トラブルに巻き込まれたら?
    万一、トラブルに巻き込まれたら、最寄りの警察へ連絡しましょう。ホテルで盗難に遭ったら、フロントから呼んでもらいましょう。
  • 海外旅行保険に入って行こう
    いくら注意していても、アクシデントやトラブルに巻き込まれることが海外では起こります。自分だけは安心と思わず、海外旅行保険に入っておきましょう。

マナー

教会は敬虔な祈りの場。大声での会話や写真撮影は慎みましょう。とくにミサの時間に訪れるさいは、信者のじゃまにならないよう、後方で静かに見学しましょう。

  • チップ
    チップの習慣はありますが、義務というわけではなくホテルマンに特別な用を頼んだときや、サービスに満足したときの「心づけ」です。高級レストランでは料金の5〜10% 程度が目安です。
  • 喫煙
    他のヨーロッパの国ほど厳しくなく、レストランでも喫煙、禁煙席を分けている店はほとんどありません。ただし、地下鉄、バスなどの乗り物内は禁煙です。
  • 写真撮影
    軍事施設や空港などは世界共通で撮影禁止です。教会でのフラッシュ撮影も禁止。判断に迷ったら、必ず周囲の人に確認しましょう。
  • 服装もTPOを考えよう
    教会ではノースリーブや短パン、ミニスカートなど、肌の露出の多い服装は避けること。高級レストランなどでは正装の必要がある場合もあります。

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