リスボンのおすすめ観光スポットリスボン観光ガイド

ジェロニモス修道院 「リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔」ジェロニモス修道院 「リスボンのジェロニモス修道院とベレンの塔」

世界遺産であるベレンの塔やジェロニモス修道院、歴史的なアルファマ地区で有名なリスボン。トラム28で巡る街並みや、アズレージョ(タイル)の装飾、リスボンの美味しい海産物やパステル・デ・ナタも楽しめます。そんなリスボン観光のおすすめスポットやグルメを紹介します。

リスボン観光マップ

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リスボンのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • ジェロニモス修道院 室内 メインチャペル ポルトガル リスボン

    ジェロニモス修道院

    1983年にユネスコの世界遺産に登録されたジェロニモス修道院は、16世紀のポルトガル建築の傑作です。テージョ川を見下ろす位置に立ち、その威厳を今に伝えています。ヴァスコ・ダ・ガマを筆頭に、多くの航海者によって黄金時代を築き、その功績を称えて建築されたジェロニモス修道院は、マヌエル様式の美しさが凝縮されています。フレスコ画が描かれた天井、建物正面のファサードの彫刻など過剰なまでの装飾は、当時のポルトガルがいかに黄金時代を謳歌していたかが想像できます。さらに、ジェロニモス修道院での最大の見どころは「回廊」です。55m四方の薄ベージュ色の回廊は、緑の芝生とのコントラストが美しく、当時の修道士のように瞑想にふけるのも旅のよき思い出となるでしょう。

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  • リスボン サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台 Lisbon rooftop from Sao Pedro de Alcantara

    サン ペドロ デ アルカンタラ展望台

    リスボンには七つの丘があり、それぞれ展望台があります。その一つであるサン ペドロ デ アルカンタラ展望台からは、リスボンのランドマーク的存在であるサン・ジョルジェ城やリスボンのカラフルな街並み、テージョ川などを眺めることが可能です。日本のテレビCMの背景に使用されたこともあるこの展望台は、緑豊かな公園内にあり、多くの市民や観光客が寛いでいます。サン ペドロ デ アルカンタラ展望台からの絶景は、夕暮れ時です。夕焼けの赤い光が建物に反射し、リスボンの街全体が赤く染まります。そして次第に暮れていくなか、一つ、また一つと街に明かりがともり、キラキラと宝石をちりばめたようなロマンチックな風景を楽しめます。

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  • ベレンの塔

    ベレンの塔

    ジェロニモス修道院に行ったら、少し足を延ばしてベレンの塔を訪れてみましょう。テージョ川のほとりに立つベレンの塔は、その優雅な姿からテージョ川の貴婦人と称されています。ヴァスコ・ダ・ガマがインド航路を発見したことを記念して、1515年から1521年にかけてマヌエル1世によって建設されました。海にかかわる装飾が美しいマヌエル様式の塔になっています。最上階のテラスからは、ジェロニモス修道院やリスボン市内を一望できます。ベレンの塔の本来の役割は、テージョ川の河口を守る要塞です。また、地下には満潮時に海水が流れ込む「水牢」もあり、多くの貴族、高官が幽閉されたという歴史も併せ持っています。優雅な姿に隠された歴史を感じるのもベレンの塔の魅力かもしれません。

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  • リスボン サン・ジョルジェ城 2007年

    サン・ジョルジェ城

    リスボンの丘の上、街を見下ろすようにそびえ立つのがサン・ジョルジェ城です。現在は王宮跡と城壁のみが残る場所です。最も古いとされているこの要塞は、紀元前2世紀に建てられました。古くからフェニキア人、ギリシャ人、ローマ人、イスラム教徒などさまざまな民族がここを占領してきました。最終的には初代ポルトガル王により奪還され現在に至ります。このことからもサン・ジョルジェ城がいかに重要な拠点だったのかをうかがい知れます。サン・ジョルジェ城はリスボンのランドマーク的な存在で、住む人々の憩いの場ともなっています。ここから眺める街並みや夕日に照らされたテージョ川の風景は、忘れられない旅の思い出の一つとなることでしょう。

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  • サンタ・ジュスタのエレベーター 2019/5

    サンタ ジュスタのエレベーター

    七つの坂の都市と呼ばれるリスボンならではのスポットが「サンタ ジュスタのエレベーター」です。低地のバイシャ地区と高地のバイロ・アルト地区を上下につなぐ市民の足の役割をしています。1902年に完成したサンタ ジュスタのエレベーターは鉄製の塔で、初めて見る人には強烈なインパクトを与えるでしょう。ネオ・ゴシック様式で全長45m、24人乗りで大きな荷物も運べます。木製のエレベーター内部は、クラシカルな内装が施されています。螺旋階段で最上階の展望台に行けば、サン・ジョルジェ城やロシオ広場をはじめリスボンの街並みを一望できます。本来は市民の足としての働きを担っていましたが、今では観光スポットとして存在感を強めています。

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  • リスボン リスボン大聖堂 ファサード

    リスボン大聖堂

    リスボン大聖堂は、リスボンで最も歴史のある教会です。大航海時代以前の1147年から建設が始められたため、他の建造物のようにきらびやかな印象はありません。シンプルで威厳のある大聖堂となっています。大聖堂の中に入ると、まず出迎えてくれるのがキリストと十二使徒を描いた美しいステンドグラスです。リスボン大聖堂の魅力は、長い歴史の中で改修が重ねられたため、ロマネスクやゴシックといったさまざまな建築様式が混在していることです。ゴシック様式の円天井、バロック様式の聖具室、ロマネスク様式の門の円柱とさまざまな表情を見せてくれます。リスボン大聖堂の周りには、テラス席のあるカフェも点在します。お茶を飲みながら、外からゆっくりと眺めてみるのもよいでしょう。

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  • リスボン アルファマ地区 2019/5

    サンタ・ルジア展望台

    サンタ・ルジア展望台は、暑い夏の日にピッタリの展望台です。テージョ川から吹く風は涼しく、つる棚や刈り込まれたブーゲンビリアが強い夏の日差しから守ってくれます。また、展望台の下のテラスには小さなプールがあり、涼を求めて人々が足を浸しています。サンタ・ルジア展望台からは、旧市街地やサントエステヴァン教会、サンタエングラシア教会、サンミゲル教会などのランドマークを見ることが可能です。周辺にはストリートミュージシャンや作品を売るアーティストも大勢います。それらを楽しみながら、すぐ近くにあるサンタ・ルジア教会にも足を延ばしてみましょう。ポルトガル独特のタイル技法、アズレージョによる外壁が有名です。

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  • 発見のモニュメント 記念碑

    発見のモニュメント

    大航海時代の象徴であるエンリケ航海王子の死後500年を記念して建てられたのが「発見のモニュメント」です。帆を張る巨大船に見立てたモニュメントには、エンリケ王子を先頭に、探検家や科学者、宣教師など33人が並び、その姿は圧巻です。発見のモニュメントは、大海原へと向かう船団のスタート地点であるテージョ川の河口にあり、リスボンのランドマークとして人々に親しまれています。広場には、大きなコンパスが描かれ、その世界地図には、大航海時代にポルトガル船が初めて到着した国の名とルートが表示されています。日本は「1541年」に発見されたと刻まれています。ポルトガル人が最も誇りに思う大航海時代。熱く燃える冒険心を肌で感じることが可能な観光スポットです。

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  • リスボン コメルシオ広場 2007年

    コメルシオ広場

    コメルシオ広場の前身はリベイラ宮殿だったため、別名「宮殿広場」とも呼ばれています。コメルシオ広場は、季節によってコンサート、花火、フリーマーケットといったイベントが開催され、市民の憩いの場となっています。広場の入り口に立つ「勝利のアーチ」と呼ばれる凱旋門は、上ることが可能です。まずは広場やその周辺を一望してみましょう。コメルシオ広場の中央には、「ドン・ジョゼ1世」のブロンズ像、均整の取れたヨーロッパ建築など見所はいろいろ。広場を囲むようにカフェやレストランなどさまざまなお店が立ち並び、多くの市民や観光客が寛いでいます。歩行者天国である「アウグスタ通り」やテージョ川にも面しているので、ゆっくりと散策を楽しめます。

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  • ロシオ広場 2013

    ロシオ広場

    リスボンの真ん中にある広場で、15世紀頃から市民が集まる場所として親しまれています。19世紀になって現在のような波模様の美しいモザイクの石畳が施され、広場の大きな特徴となっています。石畳に立つと、まるで波のように動いている錯覚を覚えることでしょう。ペドロ4世の背の高い記念碑やそれを挟んで立つ二つの大きな噴水が造られたのもこの頃です。夜は噴水がライトアップされ、また違った趣を楽しめます。広場の北側には、ネオクラシック様式の「マリア2世国立劇場」があります。広場を囲むようにカフェが立ち並びます。開業100年を超える老舗カフェもあり、レトロな雰囲気を味わいながらお茶や食事を楽しめます。

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  • リスボン グラサ展望台からの眺望

    グラッサ展望台

    ノッサ・セニューラ・ダ・グラッサ教会の横にあるのがグラッサ展望台です。この展望台からは、リスボンの街並みと「サン・ジョルジェ城」、「4月25日橋」の赤い吊り橋が一望できます。この展望台は、比較的アクセスしやすいため、多くの観光客で賑わいます。露店カフェがあり、木陰の下でコーヒーやビールを飲みながら風景を楽しむ人々の姿が印象的です。とくに、夕暮れどきになるとテージョ川の水面が赤く染まって、サン・ジョルジェ城もひときわ印象深くなります。グラッサ展望台に行ったら、ぜひ近くのグラッサ教会に立ち寄ってみましょう。外観は非常に質素ですが、教会の中に入ると美しいアズレージョ壁画が見られます。

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  • リベイラ市場

    リベイラ市場

    リベイラ市場は、リスボンに住む人々の台所として1882年に開設され、生鮮食料品などが扱われていました。しかし、2014年にリニューアルされ、フードコートが設けられました。このフードコートは、ポルトガルの伝統的な料理はもちろんですが、大航海時代の精神を受け継ぎ、世界中の食が集まっています。レストランよりも気軽においしいものが食べられると、観光客にも人気のスポットになっています。テラス席も合わせると750席もある大規模フードコートですが、ピーク時にはほぼ満席になるそうで、その人気ぶりがうかがわれます。また、深夜24時まで営業しているので、旅行客には心強い味方です。お土産もリベイラ市場で購入ができます。

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  • ポルトガル ジェロニモス修道院

    ベレン地区

    テージョ川河口に位置するのがベレン地区で、ポルトガルの黄金期である大航海時代の面影を強く感じられる多くの世界遺産が集中しています。ポルトガルでもトップクラスの世界遺産で、美しい白亜の建物「ジェロニモス修道院」。細かく凝ったレリーフで海の貴婦人とも呼ばれ、世界へと旅立つ船を見守りそして出迎えた「ベレンの塔」。大航海時代を彩った歴史的人物が勢ぞろいする「発見のモニュメント」。その他にも海洋博物館、ベレン宮殿、馬車博物館など狭いエリアに観光スポットが満載です。これらの建造物を訪れることで、ヨーロッパの西の果ての小国を世界中に知らしめ、富を集中させた大航海時代を肌で感じられるでしょう。

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  • ペーナ宮殿 シントラ

    ペーナ宮殿

    リスボン近郊、シントラ丘陵頂上に立つのが世界文化遺産のペーナ宮殿です。もともとは、ポルトガル王家の夏の離宮として使われていました。さまざまな建築様式が混在するロマン主義を象徴する建物です。その印象は絵本の世界に登場するお城、あるいはテーマパークにあるようなお城のようです。外壁は黄色やオレンジ、ブルーといったカラフルな色彩。宮殿内部は伝統的なポルトガルのタイル「アズレージョ」で美しく装飾されています。とくに「海神トリトン」の彫刻は観光客に人気で、リアルな表情は今にも動き出しそうです。王の住まいといえば荘厳で威厳あるものと想像しますが、ここペーナ宮殿は、王族の前衛的でモダンなセンスを楽しめます。一度訪れたら、忘れられない宮殿となるでしょう。

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  • ロカ岬 2012/3

    ロカ岬

    ロカ岬はユーラシア大陸の最西端にあり「地の果て、海の始まり」の場所として有名です。140mもの断崖絶壁から見下ろす大西洋の広大な海原、岩にぶつかる激しい波しぶきは、それだけでも訪れる価値があります。また、250年以上も船の安全を見守る赤い屋根の灯台も撮影スポットとして人気があります。ロカ岬を訪れたら、ぜひ「最先端到達証明書(11ユーロ)」を手に入れましょう。名前や日付を入れてもらえるので、旅のよい思い出となります。せっかくロカ岬に行くなら、日没に合わせて到着するのがおすすめです。大西洋の水平線に太陽が沈む瞬間、辺り一面がオレンジ色に包まれます。自然の美しさを堪能し、かつての大航海時代に思いを馳せてみてはいかがでしょう。

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1983年にユネスコの世界遺産に登録されたジェロニモス修道院は、16世紀のポルトガル建築の傑作です。テージョ川を見下ろす位置に立ち、その威厳を今に伝えています。ヴァスコ・ダ・ガマを筆頭に、多くの航海者によって黄金時代を築き、その功績を称えて建築されたジェロニモス修道院は、マヌエル様式の美しさが凝縮されています。フレスコ画が描かれた天井、建物正面のファサードの彫刻など過剰なまでの装飾は、当時のポルトガルがいかに黄金時代を謳歌していたかが想像できます。さらに、ジェロニモス修道院での最大の見どころは「回廊」です。55m四方の薄ベージュ色の回廊は、緑の芝生とのコントラストが美しく、当時の修道士のように瞑想にふけるのも旅のよき思い出となるでしょう。

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リスボンには七つの丘があり、それぞれ展望台があります。その一つであるサン ペドロ デ アルカンタラ展望台からは、リスボンのランドマーク的存在であるサン・ジョルジェ城やリスボンのカラフルな街並み、テージョ川などを眺めることが可能です。日本のテレビCMの背景に使用されたこともあるこの展望台は、緑豊かな公園内にあり、多くの市民や観光客が寛いでいます。サン ペドロ デ アルカンタラ展望台からの絶景は、夕暮れ時です。夕焼けの赤い光が建物に反射し、リスボンの街全体が赤く染まります。そして次第に暮れていくなか、一つ、また一つと街に明かりがともり、キラキラと宝石をちりばめたようなロマンチックな風景を楽しめます。

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ジェロニモス修道院に行ったら、少し足を延ばしてベレンの塔を訪れてみましょう。テージョ川のほとりに立つベレンの塔は、その優雅な姿からテージョ川の貴婦人と称されています。ヴァスコ・ダ・ガマがインド航路を発見したことを記念して、1515年から1521年にかけてマヌエル1世によって建設されました。海にかかわる装飾が美しいマヌエル様式の塔になっています。最上階のテラスからは、ジェロニモス修道院やリスボン市内を一望できます。ベレンの塔の本来の役割は、テージョ川の河口を守る要塞です。また、地下には満潮時に海水が流れ込む「水牢」もあり、多くの貴族、高官が幽閉されたという歴史も併せ持っています。優雅な姿に隠された歴史を感じるのもベレンの塔の魅力かもしれません。

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リスボンの丘の上、街を見下ろすようにそびえ立つのがサン・ジョルジェ城です。現在は王宮跡と城壁のみが残る場所です。最も古いとされているこの要塞は、紀元前2世紀に建てられました。古くからフェニキア人、ギリシャ人、ローマ人、イスラム教徒などさまざまな民族がここを占領してきました。最終的には初代ポルトガル王により奪還され現在に至ります。このことからもサン・ジョルジェ城がいかに重要な拠点だったのかをうかがい知れます。サン・ジョルジェ城はリスボンのランドマーク的な存在で、住む人々の憩いの場ともなっています。ここから眺める街並みや夕日に照らされたテージョ川の風景は、忘れられない旅の思い出の一つとなることでしょう。

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七つの坂の都市と呼ばれるリスボンならではのスポットが「サンタ ジュスタのエレベーター」です。低地のバイシャ地区と高地のバイロ・アルト地区を上下につなぐ市民の足の役割をしています。1902年に完成したサンタ ジュスタのエレベーターは鉄製の塔で、初めて見る人には強烈なインパクトを与えるでしょう。ネオ・ゴシック様式で全長45m、24人乗りで大きな荷物も運べます。木製のエレベーター内部は、クラシカルな内装が施されています。螺旋階段で最上階の展望台に行けば、サン・ジョルジェ城やロシオ広場をはじめリスボンの街並みを一望できます。本来は市民の足としての働きを担っていましたが、今では観光スポットとして存在感を強めています。

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リスボン大聖堂は、リスボンで最も歴史のある教会です。大航海時代以前の1147年から建設が始められたため、他の建造物のようにきらびやかな印象はありません。シンプルで威厳のある大聖堂となっています。大聖堂の中に入ると、まず出迎えてくれるのがキリストと十二使徒を描いた美しいステンドグラスです。リスボン大聖堂の魅力は、長い歴史の中で改修が重ねられたため、ロマネスクやゴシックといったさまざまな建築様式が混在していることです。ゴシック様式の円天井、バロック様式の聖具室、ロマネスク様式の門の円柱とさまざまな表情を見せてくれます。リスボン大聖堂の周りには、テラス席のあるカフェも点在します。お茶を飲みながら、外からゆっくりと眺めてみるのもよいでしょう。

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サンタ・ルジア展望台は、暑い夏の日にピッタリの展望台です。テージョ川から吹く風は涼しく、つる棚や刈り込まれたブーゲンビリアが強い夏の日差しから守ってくれます。また、展望台の下のテラスには小さなプールがあり、涼を求めて人々が足を浸しています。サンタ・ルジア展望台からは、旧市街地やサントエステヴァン教会、サンタエングラシア教会、サンミゲル教会などのランドマークを見ることが可能です。周辺にはストリートミュージシャンや作品を売るアーティストも大勢います。それらを楽しみながら、すぐ近くにあるサンタ・ルジア教会にも足を延ばしてみましょう。ポルトガル独特のタイル技法、アズレージョによる外壁が有名です。

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大航海時代の象徴であるエンリケ航海王子の死後500年を記念して建てられたのが「発見のモニュメント」です。帆を張る巨大船に見立てたモニュメントには、エンリケ王子を先頭に、探検家や科学者、宣教師など33人が並び、その姿は圧巻です。発見のモニュメントは、大海原へと向かう船団のスタート地点であるテージョ川の河口にあり、リスボンのランドマークとして人々に親しまれています。広場には、大きなコンパスが描かれ、その世界地図には、大航海時代にポルトガル船が初めて到着した国の名とルートが表示されています。日本は「1541年」に発見されたと刻まれています。ポルトガル人が最も誇りに思う大航海時代。熱く燃える冒険心を肌で感じることが可能な観光スポットです。

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コメルシオ広場の前身はリベイラ宮殿だったため、別名「宮殿広場」とも呼ばれています。コメルシオ広場は、季節によってコンサート、花火、フリーマーケットといったイベントが開催され、市民の憩いの場となっています。広場の入り口に立つ「勝利のアーチ」と呼ばれる凱旋門は、上ることが可能です。まずは広場やその周辺を一望してみましょう。コメルシオ広場の中央には、「ドン・ジョゼ1世」のブロンズ像、均整の取れたヨーロッパ建築など見所はいろいろ。広場を囲むようにカフェやレストランなどさまざまなお店が立ち並び、多くの市民や観光客が寛いでいます。歩行者天国である「アウグスタ通り」やテージョ川にも面しているので、ゆっくりと散策を楽しめます。

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リスボンの真ん中にある広場で、15世紀頃から市民が集まる場所として親しまれています。19世紀になって現在のような波模様の美しいモザイクの石畳が施され、広場の大きな特徴となっています。石畳に立つと、まるで波のように動いている錯覚を覚えることでしょう。ペドロ4世の背の高い記念碑やそれを挟んで立つ二つの大きな噴水が造られたのもこの頃です。夜は噴水がライトアップされ、また違った趣を楽しめます。広場の北側には、ネオクラシック様式の「マリア2世国立劇場」があります。広場を囲むようにカフェが立ち並びます。開業100年を超える老舗カフェもあり、レトロな雰囲気を味わいながらお茶や食事を楽しめます。

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ノッサ・セニューラ・ダ・グラッサ教会の横にあるのがグラッサ展望台です。この展望台からは、リスボンの街並みと「サン・ジョルジェ城」、「4月25日橋」の赤い吊り橋が一望できます。この展望台は、比較的アクセスしやすいため、多くの観光客で賑わいます。露店カフェがあり、木陰の下でコーヒーやビールを飲みながら風景を楽しむ人々の姿が印象的です。とくに、夕暮れどきになるとテージョ川の水面が赤く染まって、サン・ジョルジェ城もひときわ印象深くなります。グラッサ展望台に行ったら、ぜひ近くのグラッサ教会に立ち寄ってみましょう。外観は非常に質素ですが、教会の中に入ると美しいアズレージョ壁画が見られます。

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リベイラ市場は、リスボンに住む人々の台所として1882年に開設され、生鮮食料品などが扱われていました。しかし、2014年にリニューアルされ、フードコートが設けられました。このフードコートは、ポルトガルの伝統的な料理はもちろんですが、大航海時代の精神を受け継ぎ、世界中の食が集まっています。レストランよりも気軽においしいものが食べられると、観光客にも人気のスポットになっています。テラス席も合わせると750席もある大規模フードコートですが、ピーク時にはほぼ満席になるそうで、その人気ぶりがうかがわれます。また、深夜24時まで営業しているので、旅行客には心強い味方です。お土産もリベイラ市場で購入ができます。

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テージョ川河口に位置するのがベレン地区で、ポルトガルの黄金期である大航海時代の面影を強く感じられる多くの世界遺産が集中しています。ポルトガルでもトップクラスの世界遺産で、美しい白亜の建物「ジェロニモス修道院」。細かく凝ったレリーフで海の貴婦人とも呼ばれ、世界へと旅立つ船を見守りそして出迎えた「ベレンの塔」。大航海時代を彩った歴史的人物が勢ぞろいする「発見のモニュメント」。その他にも海洋博物館、ベレン宮殿、馬車博物館など狭いエリアに観光スポットが満載です。これらの建造物を訪れることで、ヨーロッパの西の果ての小国を世界中に知らしめ、富を集中させた大航海時代を肌で感じられるでしょう。

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リスボン近郊、シントラ丘陵頂上に立つのが世界文化遺産のペーナ宮殿です。もともとは、ポルトガル王家の夏の離宮として使われていました。さまざまな建築様式が混在するロマン主義を象徴する建物です。その印象は絵本の世界に登場するお城、あるいはテーマパークにあるようなお城のようです。外壁は黄色やオレンジ、ブルーといったカラフルな色彩。宮殿内部は伝統的なポルトガルのタイル「アズレージョ」で美しく装飾されています。とくに「海神トリトン」の彫刻は観光客に人気で、リアルな表情は今にも動き出しそうです。王の住まいといえば荘厳で威厳あるものと想像しますが、ここペーナ宮殿は、王族の前衛的でモダンなセンスを楽しめます。一度訪れたら、忘れられない宮殿となるでしょう。

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ロカ岬はユーラシア大陸の最西端にあり「地の果て、海の始まり」の場所として有名です。140mもの断崖絶壁から見下ろす大西洋の広大な海原、岩にぶつかる激しい波しぶきは、それだけでも訪れる価値があります。また、250年以上も船の安全を見守る赤い屋根の灯台も撮影スポットとして人気があります。ロカ岬を訪れたら、ぜひ「最先端到達証明書(11ユーロ)」を手に入れましょう。名前や日付を入れてもらえるので、旅のよい思い出となります。せっかくロカ岬に行くなら、日没に合わせて到着するのがおすすめです。大西洋の水平線に太陽が沈む瞬間、辺り一面がオレンジ色に包まれます。自然の美しさを堪能し、かつての大航海時代に思いを馳せてみてはいかがでしょう。

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レガレイラ宮殿

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一番の見どころは「イニシエーションの井戸」。地中へ続く螺旋階段が特徴的で、ゲームの世界のような空間が広がっています。

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リスボン「ロシオ駅」から電車で約40分
シントラ宮殿

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リスボン「ロシオ駅」から電車で約40分 シントラ駅でバスに乗り換え約40分
バターリャ修道院

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世界遺産に登録されている修道院。一番の見どころ「未完の礼拝堂」のほか、創設者の礼拝堂や美しい庭園も楽しめます。

アクセス
リスボンから車で約1時間40分

リスボンのおすすめ情報

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アローズ・デ・ポルヴォ

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タコの旨みや香味野菜のスープが効いたリゾットのような米料理です。長粒米を使うのでさらっとふわふわした食感。

バカリャウ

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ポルトガル語でタラのことです。毎日作り続けてもなくならないといわれるほどレシピがあり、親しまれています。

エッグタルト

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サクサクの生地にとろりと甘い卵の生地がおいしいエッグタルトは、ポルトガルの名物菓子として有名です。

リスボンの現地情報ブログ

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