旅に役立つ情報満載イスタンブール観光ガイド

ブルーモスクブルーモスク

幅わずか1㎞のボスポラス海峡を挟んで、数千年にもわたって東西の接点となってきたトルコのイスタンブール。長く世界の中心として栄華を極めた面影が今も色濃く残り、昔ながらのバザール(市場)や賑やかなマーケットが数多く開かれ、華やかな活気に満ちています。

イスタンブール観光マップ

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イスタンブールのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • ブルーモスク 2013年5月

    ブルーモスク

    ブルーモスクの名で知られているスルタンアフメット・モスクは、名前の通りオスマン帝国第14代皇帝スルタンアフメット1世が、有名な建築家ミマール・シナンの弟子の建築家メフメット・アーに指示し、1609年から1616年にかけて建てられたオスマン建築の傑作です。1985年に世界遺産に登録され、世界で最も美しいモスクといわれています。内部の壁には、16世紀末から17世紀初めの青を基調にしたイズニックタイル(トルコの伝統工芸品)が21,043枚敷き詰めてあります。そのタイルにはいろいろなチューリップの模様が描かれているのが特徴です。チューリップはトルコ原産の花で、神と関係の深い花だと考えられてきたため、宗教的なシンボルとして崇められています。

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  • アヤソフィア博物館

    アヤソフィア大聖堂

    アヤソフィア大聖堂は、かつてキリスト教の大聖堂として使われていましたが、オスマン帝国時代にはミナレットなどが加えられイスラムモスクとして姿を変えた建造物です。内部には聖母子のモザイク画やアラビア語で書かれている歴代カリフの名前なども見られ、この地の歴史の深さを感じます。1935年からは博物館として公開されていましたが、2020年にトルコ政府はアヤソフィアをモスクにすることを発表し、イスラム教徒以外も訪問できるようになりました。この大聖堂の中央ドームは直径約31m。長方形で木造屋根のバジリカ式が主流だった当時の教会建築において、巨大な円形ドームは斬新なデザインでした。1985年にイスタンブール歴史地域の一つとしてユネスコ世界遺産に登録されました。

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  • トプカプ宮殿

    トプカプ宮殿

    メフメト2世によって1467年に完成したトプカプ宮殿は、オスマン帝国の繁栄のシンボルとされてきました。トプカプとは大砲の門を意味し、ボスポラス海峡側に大砲があったことから、その名がついたとされています。1856年にアブデュルメジト1世がドルマバフチェ宮殿に居を移すまで、オスマン帝国の歴代スルタン(王様)の居城であり、行政の中心でした。歴代のスルタンが、いろいろな建築を増築してきたため、異なった時代の建築様式や目的の違った建物が混在しています。宮殿内の宝物殿では歴代スルタンが収集した宝物が展示されており、中でも、漁師が拾った原石をスプーン職人がスプーン3本と交換したといわれる86カラットのダイヤモンドは必見です。

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  • グランバザール

    グランバザール

    グランバザールはイスタンブールにある世界最大級の市場です。トルコ語でカパルチャルシュといい屋根付きの市場を意味し、元々は1461年にオスマン帝国スルタンのメフメト2世がつくった小さなバザールでした。屋根の付いた総面積3万700平方メートルもの敷地に4,000以上の店舗が軒を連ねます。門は24カ所あり、入り組んだ路地はまるで迷路のよう。バザールの南東側にあり最も重要な正門であるヌルオスマーニエ門の上部には、立派なオスマン帝国国章のプレートがはめ込まれています。バザール内では、路地ごとに扱う商品が決まっており、金製品・宝石、陶磁器、じゅうたん、衣料品、布地、アンティーク、土産物と分かれています。飲食店や宿泊施設もあり、いわば一つの街のような空間です。

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  • リュステム・パシャ・モスク

    リュステム・パシャ・モスク

    ハリチ湾を見渡せる丘の上に建てられたモスクは、スレイマン1世の娘ミフリマー姫の婿である大宰相リュステム・パシャのために、神学校を備えた複合施設として1563年に完成しました。オスマン帝国時代の建築家ミマール・シナンによって設計され、花柄と幾何学的なデザインのカラフルな赤と青のイズニックタイルで覆われています。見どころはタイルの赤色。このモスクに使われているのはサンゴの赤と呼ばれるイズニックタイル初期の赤色で、このモスクが造られた年代以降は滅多に見られなくなったため貴重なものとされています。イズニックタイルのモチーフで有名なチューリップは約740種ありますが、このモスク内だけでも37のチューリップモチーフが使われています。

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  • イスタンブール 金角湾 スレイマニエモスク

    スュレイマニエジャーミィ

    このモスクはオスマン帝国を最盛期に導いた第10代皇帝スレイマン1世の命により、トルコ史上最高の建築家であるミマール・シナンの最高傑作で1557年に完成されました。立派なミナレットの4本という数は、スレイマン大帝がイスタンブールの征服後4番目のスルタンであることを、10個のバルコニーは、彼がオスマン帝国10代目のスルタンであることを示しています。このモスクでまず目を引くのが美しいステンドグラス。イスラム教では人物や動物などを描くのは禁止されているため、ほとんどがアラビア文字や花模様、トルコの国花であるチューリップ、カーネーション、ヒヤシンスなどのデザインであり、このモスクのステンドグラスはイスタンブールでも最も美しいものといえます。

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  • イスタンブール 地下宮殿(バジリカ・シスタン)

    地下宮殿

    イスタンブール最大の地下貯水池として有名な、地下迷宮。東ローマ帝国の皇帝ユスティニアヌス1世(527~565)によって建てられ、イスタンブール歴史地域として世界遺産に登録されています。8万トンもの貯水量があり、皇帝が住む宮殿周辺の地域に水を供給していました。地下貯水槽内には、高さ9mの大理石でできた柱が等間隔に336本並んでいます。その中で最も注目を集めているのが、柱の土台に彫刻されたメドゥーサの顔です。横向きと逆さまになった二つのメドゥーサの顔は、最も優れたローマ彫刻の一つといわれています。ライトアップされた幻想的な姿から沈んだ宮殿とも称され、コンサートや特別展などのイベントも開催されています。

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  • カラキョイ地区(ガラタ地区) ガラタ塔 ガラタタワー

    ガラタ塔

    ユネスコ世界遺産の暫定リストに登録されている、ガラタ塔。14世紀半ば、ジェノバの植民地であったビザンチン時代に、ジェノバ人によって建設されました。9階建てで高さはおよそ67m。オスマン帝国時代には地下牢や、火災をいち早く発見できるよう火の見櫓として使われていました。博物館内にはイスタンブールの歴史的工芸品が展示され、最上階の展望デッキからは海や旧市街などの美しいパノラマビューを楽しめます。またカフェやレストランも入っているので、ゆっくりと景色を堪能することも可能。夜になると塔がライトアップされ、昼間とはまた違ったロマンチックな雰囲気になります。下から見上げたり、少し離れた場所から眺めるのもおすすめです。

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  • イスタンブール ガラタ橋

    ガラタ橋

    ガラタ橋は、イスタンブールの金角湾にかかる可動橋です。旧市街のエミノニュ桟橋と新市街のカラキョイ桟橋を結んでおり、多くの船舶が往来しています。橋は2階建てのような構造で、上部は車・トラム・徒歩などでの移動が可能。釣りを楽しんでいる市民の姿も見られます。下部はトルコ料理店やシーフードレストランが軒を連ね、往来する湾を見ながら食事を堪能することが可能。ボスポラス海峡クルーズで、海上から橋やイスタンブールの街並みを楽しむのもおすすめです。また、旧市街方面に沈む美しいサンセットを見られるスポットとしても有名なので、事前に日没時刻をリサーチしておくとよいでしょう。

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  • イスタンブール イスタンブール考古学博物館

    イスタンブール考古学博物館

    トルコ初の博物館である、イスタンブール考古学博物館。考古学博物館・古代オリエント美術館・タイルパビリオン博物館の三つから構成されています。イスタンブール考古学博物館群の中で最も古い建物が、1472年に建てられたタイルパビリオンです。オスマン帝国時代に収集された品々は、もともとアヤ・イリニ教会に保管されていました。その後、量が増えたため、タイルパビリオンに移したのがイスタンブール考古学博物館の始まりです。見事な彫刻が施されたアレクサンドロスの石棺や嘆く女たちの石棺、世界最古の平和条約が書かれた粘土板など、歴史的遺物が約100万点展示されています。歴史や考古学好きの人はぜひ一度は訪れたいスポットです。

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  • ドルマバフチェ宮殿内部 シャンデリア Dolmabahce sarayi / Dolmabahce palace - ceiling and chandelier

    ドルマバフチェ宮殿

    ボスポラス海峡に面した埋め立て地にある、ドルマバフチェ宮殿。ドルマバフチェとは埋め立てられた庭園を意味します。スルタン・アブデュルメジト(1839~1861)の治世時代に、実用性がなくなったベシクタシュ・ウォーターフロントパレスの代わりに建設されました。トルコ最大の宮殿で、床面積はなんと14,595平方メートル。宮殿内には285の部屋と44のホール、68のトイレと6の浴室があり、政治や儀式を行うエリアと住居エリアに分かれています。バロック・ロココ・ネオクラシックなどの西洋装飾様式が施され、ヘレケ絨毯・バカラクリスタルといった品々が飾られた豪華絢爛な宮殿内は一見の価値ありです。

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  • イスティクラル通り

    イスティクラル通り

    イスティクラル通りは、新市街のベイオール地区に位置する大通りです。トゥネル広場からタクシム広場までの約1.4kmを結んでいる道です。ベイオール地区がペラ地区といわれていたことからペラの大通りと呼ばれていましたが、1923年にトルコ共和国が成立して以降、トルコ語で独立を意味するイスティクラルという名が付けられました。通りには、オスマン帝国時代に建設されたヨーロッパ的な建物が並び、カフェ・レストラン・スイーツ店・魚市場・ブティックといったさまざまなお店がひしめきあい、活気にあふれています。また歩行者専用道路ですが、赤と白のツートーンカラーのノスタルジックなトラムが走っており、街並みに彩りを加えています。

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  • ルメルヒサル

    ルメルヒサル

    ローマ人の土地にある要塞を意味するルメルヒサルは、現存する中では世界最大の要塞構造物の一つです。オスマン帝国時代の1452年、メフメト2世がイスタンブール征服前に4カ月という短期間で建設させました。 ボスポラス海峡を通過する船を管理し、海峡の北からの攻撃を防ぐために建設されたといわれています。 要塞としての役割が終わった後は、監獄や税関の検問所として機能し、居住区として使用されてきました。敷地内には当時使用されていた大砲などが展示され、庭園にはルメリ宮殿から提供された植物が植えられています。また、青く輝くボスポラス海峡を見下ろせる絶景スポットとしても人気です。

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  • ボスポラス海峡クルーズ フェリー

    ボスポラス海峡

    イスタンブール観光には外せない、ボスポラス海峡のクルーズ。ボスポラス海峡はトルコのアジア側とヨーロッパ側を分けており、黒海と地中海を繋いでいます。ガラタ橋の南側に位置するエミノニュ桟橋に、多くのクルーズ会社が集約されており、1時間半〜2時間程度で周遊できるショートクルーズが人気です。クルーズでは、ガラタ塔・トプカプ宮殿・ドルマバフチェ宮殿・ルメリ要塞・乙女の塔といった、さまざまな観光地を海上から楽しめます。ヨーロッパ的な街並みを楽しみたい方には昼のクルーズ、ライトアップされた美しい街並みをしっとりと望みたい方には夜のクルーズがおすすめです。またスタンダードクルーズのほかに、プライベートクルーズやディナークルーズも行っています。

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  • カーリエ博物館 イスタンブール歴史地域 フレスコ画 アナスタシス(復活)

    カーリエ博物館

    カーリエ博物館は、東ローマ帝国時代にギリシャ正教会の付属聖堂として建設された建物です。イスタンブール歴史地域として世界遺産に登録されています。オスマン帝国時代になると、イスラム教の礼拝堂であるモスクに改修。聖堂内は漆喰で上塗りされましたが、その後上塗りが剥がされ、無宗教の博物館としてオープンしました。内部にはビザンチン美術の傑作で知られるアナスタシアをはじめ、多くのモザイク画やフレスコ画が残され、宗教画好きの人には必見の観光地です。しかし2020年にエルドアン大統領が再びモスクとして改装することを決定。2024年からはカーリエモスクとして一般公開されています。

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ブルーモスクの名で知られているスルタンアフメット・モスクは、名前の通りオスマン帝国第14代皇帝スルタンアフメット1世が、有名な建築家ミマール・シナンの弟子の建築家メフメット・アーに指示し、1609年から1616年にかけて建てられたオスマン建築の傑作です。1985年に世界遺産に登録され、世界で最も美しいモスクといわれています。内部の壁には、16世紀末から17世紀初めの青を基調にしたイズニックタイル(トルコの伝統工芸品)が21,043枚敷き詰めてあります。そのタイルにはいろいろなチューリップの模様が描かれているのが特徴です。チューリップはトルコ原産の花で、神と関係の深い花だと考えられてきたため、宗教的なシンボルとして崇められています。

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アヤソフィア大聖堂は、かつてキリスト教の大聖堂として使われていましたが、オスマン帝国時代にはミナレットなどが加えられイスラムモスクとして姿を変えた建造物です。内部には聖母子のモザイク画やアラビア語で書かれている歴代カリフの名前なども見られ、この地の歴史の深さを感じます。1935年からは博物館として公開されていましたが、2020年にトルコ政府はアヤソフィアをモスクにすることを発表し、イスラム教徒以外も訪問できるようになりました。この大聖堂の中央ドームは直径約31m。長方形で木造屋根のバジリカ式が主流だった当時の教会建築において、巨大な円形ドームは斬新なデザインでした。1985年にイスタンブール歴史地域の一つとしてユネスコ世界遺産に登録されました。

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メフメト2世によって1467年に完成したトプカプ宮殿は、オスマン帝国の繁栄のシンボルとされてきました。トプカプとは大砲の門を意味し、ボスポラス海峡側に大砲があったことから、その名がついたとされています。1856年にアブデュルメジト1世がドルマバフチェ宮殿に居を移すまで、オスマン帝国の歴代スルタン(王様)の居城であり、行政の中心でした。歴代のスルタンが、いろいろな建築を増築してきたため、異なった時代の建築様式や目的の違った建物が混在しています。宮殿内の宝物殿では歴代スルタンが収集した宝物が展示されており、中でも、漁師が拾った原石をスプーン職人がスプーン3本と交換したといわれる86カラットのダイヤモンドは必見です。

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グランバザールはイスタンブールにある世界最大級の市場です。トルコ語でカパルチャルシュといい屋根付きの市場を意味し、元々は1461年にオスマン帝国スルタンのメフメト2世がつくった小さなバザールでした。屋根の付いた総面積3万700平方メートルもの敷地に4,000以上の店舗が軒を連ねます。門は24カ所あり、入り組んだ路地はまるで迷路のよう。バザールの南東側にあり最も重要な正門であるヌルオスマーニエ門の上部には、立派なオスマン帝国国章のプレートがはめ込まれています。バザール内では、路地ごとに扱う商品が決まっており、金製品・宝石、陶磁器、じゅうたん、衣料品、布地、アンティーク、土産物と分かれています。飲食店や宿泊施設もあり、いわば一つの街のような空間です。

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ハリチ湾を見渡せる丘の上に建てられたモスクは、スレイマン1世の娘ミフリマー姫の婿である大宰相リュステム・パシャのために、神学校を備えた複合施設として1563年に完成しました。オスマン帝国時代の建築家ミマール・シナンによって設計され、花柄と幾何学的なデザインのカラフルな赤と青のイズニックタイルで覆われています。見どころはタイルの赤色。このモスクに使われているのはサンゴの赤と呼ばれるイズニックタイル初期の赤色で、このモスクが造られた年代以降は滅多に見られなくなったため貴重なものとされています。イズニックタイルのモチーフで有名なチューリップは約740種ありますが、このモスク内だけでも37のチューリップモチーフが使われています。

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このモスクはオスマン帝国を最盛期に導いた第10代皇帝スレイマン1世の命により、トルコ史上最高の建築家であるミマール・シナンの最高傑作で1557年に完成されました。立派なミナレットの4本という数は、スレイマン大帝がイスタンブールの征服後4番目のスルタンであることを、10個のバルコニーは、彼がオスマン帝国10代目のスルタンであることを示しています。このモスクでまず目を引くのが美しいステンドグラス。イスラム教では人物や動物などを描くのは禁止されているため、ほとんどがアラビア文字や花模様、トルコの国花であるチューリップ、カーネーション、ヒヤシンスなどのデザインであり、このモスクのステンドグラスはイスタンブールでも最も美しいものといえます。

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イスタンブール最大の地下貯水池として有名な、地下迷宮。東ローマ帝国の皇帝ユスティニアヌス1世(527~565)によって建てられ、イスタンブール歴史地域として世界遺産に登録されています。8万トンもの貯水量があり、皇帝が住む宮殿周辺の地域に水を供給していました。地下貯水槽内には、高さ9mの大理石でできた柱が等間隔に336本並んでいます。その中で最も注目を集めているのが、柱の土台に彫刻されたメドゥーサの顔です。横向きと逆さまになった二つのメドゥーサの顔は、最も優れたローマ彫刻の一つといわれています。ライトアップされた幻想的な姿から沈んだ宮殿とも称され、コンサートや特別展などのイベントも開催されています。

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ユネスコ世界遺産の暫定リストに登録されている、ガラタ塔。14世紀半ば、ジェノバの植民地であったビザンチン時代に、ジェノバ人によって建設されました。9階建てで高さはおよそ67m。オスマン帝国時代には地下牢や、火災をいち早く発見できるよう火の見櫓として使われていました。博物館内にはイスタンブールの歴史的工芸品が展示され、最上階の展望デッキからは海や旧市街などの美しいパノラマビューを楽しめます。またカフェやレストランも入っているので、ゆっくりと景色を堪能することも可能。夜になると塔がライトアップされ、昼間とはまた違ったロマンチックな雰囲気になります。下から見上げたり、少し離れた場所から眺めるのもおすすめです。

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ガラタ橋は、イスタンブールの金角湾にかかる可動橋です。旧市街のエミノニュ桟橋と新市街のカラキョイ桟橋を結んでおり、多くの船舶が往来しています。橋は2階建てのような構造で、上部は車・トラム・徒歩などでの移動が可能。釣りを楽しんでいる市民の姿も見られます。下部はトルコ料理店やシーフードレストランが軒を連ね、往来する湾を見ながら食事を堪能することが可能。ボスポラス海峡クルーズで、海上から橋やイスタンブールの街並みを楽しむのもおすすめです。また、旧市街方面に沈む美しいサンセットを見られるスポットとしても有名なので、事前に日没時刻をリサーチしておくとよいでしょう。

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トルコ初の博物館である、イスタンブール考古学博物館。考古学博物館・古代オリエント美術館・タイルパビリオン博物館の三つから構成されています。イスタンブール考古学博物館群の中で最も古い建物が、1472年に建てられたタイルパビリオンです。オスマン帝国時代に収集された品々は、もともとアヤ・イリニ教会に保管されていました。その後、量が増えたため、タイルパビリオンに移したのがイスタンブール考古学博物館の始まりです。見事な彫刻が施されたアレクサンドロスの石棺や嘆く女たちの石棺、世界最古の平和条約が書かれた粘土板など、歴史的遺物が約100万点展示されています。歴史や考古学好きの人はぜひ一度は訪れたいスポットです。

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ボスポラス海峡に面した埋め立て地にある、ドルマバフチェ宮殿。ドルマバフチェとは埋め立てられた庭園を意味します。スルタン・アブデュルメジト(1839~1861)の治世時代に、実用性がなくなったベシクタシュ・ウォーターフロントパレスの代わりに建設されました。トルコ最大の宮殿で、床面積はなんと14,595平方メートル。宮殿内には285の部屋と44のホール、68のトイレと6の浴室があり、政治や儀式を行うエリアと住居エリアに分かれています。バロック・ロココ・ネオクラシックなどの西洋装飾様式が施され、ヘレケ絨毯・バカラクリスタルといった品々が飾られた豪華絢爛な宮殿内は一見の価値ありです。

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イスティクラル通りは、新市街のベイオール地区に位置する大通りです。トゥネル広場からタクシム広場までの約1.4kmを結んでいる道です。ベイオール地区がペラ地区といわれていたことからペラの大通りと呼ばれていましたが、1923年にトルコ共和国が成立して以降、トルコ語で独立を意味するイスティクラルという名が付けられました。通りには、オスマン帝国時代に建設されたヨーロッパ的な建物が並び、カフェ・レストラン・スイーツ店・魚市場・ブティックといったさまざまなお店がひしめきあい、活気にあふれています。また歩行者専用道路ですが、赤と白のツートーンカラーのノスタルジックなトラムが走っており、街並みに彩りを加えています。

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ローマ人の土地にある要塞を意味するルメルヒサルは、現存する中では世界最大の要塞構造物の一つです。オスマン帝国時代の1452年、メフメト2世がイスタンブール征服前に4カ月という短期間で建設させました。 ボスポラス海峡を通過する船を管理し、海峡の北からの攻撃を防ぐために建設されたといわれています。 要塞としての役割が終わった後は、監獄や税関の検問所として機能し、居住区として使用されてきました。敷地内には当時使用されていた大砲などが展示され、庭園にはルメリ宮殿から提供された植物が植えられています。また、青く輝くボスポラス海峡を見下ろせる絶景スポットとしても人気です。

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イスタンブール観光には外せない、ボスポラス海峡のクルーズ。ボスポラス海峡はトルコのアジア側とヨーロッパ側を分けており、黒海と地中海を繋いでいます。ガラタ橋の南側に位置するエミノニュ桟橋に、多くのクルーズ会社が集約されており、1時間半〜2時間程度で周遊できるショートクルーズが人気です。クルーズでは、ガラタ塔・トプカプ宮殿・ドルマバフチェ宮殿・ルメリ要塞・乙女の塔といった、さまざまな観光地を海上から楽しめます。ヨーロッパ的な街並みを楽しみたい方には昼のクルーズ、ライトアップされた美しい街並みをしっとりと望みたい方には夜のクルーズがおすすめです。またスタンダードクルーズのほかに、プライベートクルーズやディナークルーズも行っています。

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カーリエ博物館は、東ローマ帝国時代にギリシャ正教会の付属聖堂として建設された建物です。イスタンブール歴史地域として世界遺産に登録されています。オスマン帝国時代になると、イスラム教の礼拝堂であるモスクに改修。聖堂内は漆喰で上塗りされましたが、その後上塗りが剥がされ、無宗教の博物館としてオープンしました。内部にはビザンチン美術の傑作で知られるアナスタシアをはじめ、多くのモザイク画やフレスコ画が残され、宗教画好きの人には必見の観光地です。しかし2020年にエルドアン大統領が再びモスクとして改装することを決定。2024年からはカーリエモスクとして一般公開されています。

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イェシェル・テュルベ

イェシェル・テュルベ

外壁を青いタイルで覆われた八角形の建物。オスマン帝国の治めたメフメット1世とその家族が眠っています。

アクセス
イスタンブールから車で約2時間
グランドモスク

グランドモスク

セルジューク建築様式のモスク内部には、細かい装飾細工の美しいクルミの木製説教壇や清めの泉などがあります。

アクセス
シェレキュステュ駅から徒歩で10分
ギョルヤズ村

ギョルヤズ村

ウルバト湖に浮かぶ静かな村。伝統的な家屋やローマ時代からの遺構などが見どころで、のんびりと散策するのがおすすめ。

アクセス
イスタンブールから車で約2時間
エスキモスク

エスキモスク

トルコ語で「古いモスク」を意味し、エディルネに現存する最古のモスク。赤白ストライプの美しい壁が印象的です。

アクセス
イスタンブールからバスで約2時間半~3時間

イスタンブールのおすすめ情報

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グルメ

ココレチ

ココレチ

伝統的なストリートフードで、羊の内臓を串に巻き付け、スパイスをまぶしてカリッと焼いた料理。

ミディエ・タヴァ

ミディエ・タヴァ

ムール貝を衣で揚げた料理で、カリッとした食感とジューシーな中身が特徴。レモンを絞って食べることが多いです。

タントゥーニ

タントゥーニ

細切れの牛肉や鶏肉をスパイスで炒め、トマトやパセリと一緒に薄いパンに包んで食べる。ピリッとした味わいが特徴です。

クンピル

クンピル

ベイクドポテトをくり抜きバターやチーズを混ぜ、中にオリーブ、コーン、ソーセージなどの具材を詰めたボリューム満点の料理です。

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