ウィーンのおすすめ観光スポットウィーン観光ガイド

美術史美術館美術史美術館
ホーフブルク宮殿ホーフブルク宮殿

シェーンブルン宮殿やホーフブルク宮殿などの歴史的建築物や世界的に有名なオペラやコンサートが楽しめる音楽の都、ウィーン。美術館やカフェ文化もあり、落ち着いた街並みの散策や、ウィーン風シュニッツェルなどのグルメも堪能できるウィーン観光のおすすめスポットやグルメを紹介します。

ウィーン観光マップ

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ウィーンのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • シェーンブルン宮殿 2019-08-29撮影

    シェーンブルン宮殿

    「シェーンブルン宮殿」は、オーストリアの首都ウィーンにある宮殿で、世界遺産に登録されています。広大な庭園で知られており、美しい外観の黄褐色はマリア・テレジア・イエローと呼ばれています。17世紀末に皇帝レオポルト1世の命で建築家フィッシャー・フォン・エルラッハによってバロック様式の狩猟の館から改築され、18世紀半ばには女帝マリア・テレジアの指示でニコラウス・パカッシによって拡張・改装され、現在の姿となりました。建物の外観はバロック様式、内部はロココ様式で、1,400室の部屋があり、現在はその内の40室が公開されています。最も豪華な広間は、ナポレオン帝国崩壊後に開催されたウィーン会議で舞踏会の会場となった「大広間 グローセ・ギャラリー」です。6歳のモーツァルトが演奏した「鏡の間」も見どころです。

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  • ウィーン ベルヴェデーレ宮殿 世界遺産

    ベルヴェデーレ宮殿

    「ベルヴェデーレ宮殿」は、オーストリアのウィーンにあるバロック建築を代表する宮殿です。上宮・下宮と広大な庭園からなり、現在は中世から現代までのオーストリアの素晴らしい美術作品をコレクションした美術館として、多くの人が訪れる場所となっています。ベルヴェデーレ上宮には、オーストリアにゆかりのある画家の作品が多く展示されており、中でもグスタフ・クリムトの「接吻」は世界的に有名です。ベルヴェデーレ下宮は、素晴らしい内装を備えたいくつもの広間があり、壁の大部分を鏡と金箔で覆った「鏡の間」は、美しい輝きが大きな鏡の中に映り込みます。広大なアルプス庭園はヨーロッパ最古のもので、バロック造園技術の最高峰であり、宮殿の前には鏡の池が配置され、宮殿のファサードを映し出しています。

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  • ホーフブルク王宮

    ホーフブルク王宮

    「ホーフブルク宮殿」は、ハプスブルク家全盛期に使われていた歴史ある美しい宮殿ですが、現在、宮殿の一部はオーストリア連邦大統領の公邸として使用されています。さまざまな建物が増築された複合型建築物で、一般開放している部分は銀器コレクションの博物館、アルベルティーナ美術館、オーストリア国立図書館で、外には観光客用の馬車がいます。ホーフブルク宮殿は、13世紀ごろにオーストリア公オタカル2世によって建てられ、その後、オタカル2世が神聖ローマ皇帝ルドルフ1世に敗れ、ハプスブルク家の居城兼皇宮となりました。13世紀以降は増築と改築が繰り返され、現在は2,500室以上の部屋と18棟からなる巨大な建築物となっています。ホーフブルク宮殿は新王宮と旧王宮に分かれており、博物館は旧王宮側に位置しています。

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  • ウィーン 街並み シュテファン大聖堂

    シュテファン大聖堂

    「シュテファン大聖堂」は、オーストリアの首都ウィーンにあるゴシック様式の大聖堂で、ウィーン大司教区の司教座聖堂です。12世紀から建造が始まり、何百年にもわたって改築が繰り返されてきました。それによって、外観は14世紀から15世紀のゴシック様式の建物、内部の祭壇はバロック様式、正面入り口の門は13世紀の後期ロマネスク様式でできています。シュテファン大聖堂には四つの塔があり、高さは136.7mにも及ぶ南塔は、ウィーンのシンボルとなっています。教会の塔としては世界で3番目の高さです。地下にはカタコンベがあり、ペストで亡くなった人々の遺骨やウィーンの司教、ハプスブルク家の遺骨が眠っています。ウィーンの象徴的な建造物であるシュテファン大聖堂は、ウィーンの歴史に触れられる素晴らしい場所です。

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  • ウィーン オペラハウス ウィーン国立歌劇場 ウィーン国立オペラ座

    ウィーン国立歌劇場

    「ウィーン国立歌劇場」は、オーストリアのウィーンにある歌劇場です。ウィーンの中心部、ケルントナー通りとリング通りの交点に面しており、ウィーン帝立・王立宮廷歌劇場としても知られていました。現在はウィーン国立歌劇場として、オペラやバレエの上演に加え、オペラ座舞踏会も開催され、世界中から超一流の歌手が集まる場所です。全世界からオペラファンが集まるオペラの殿堂として名高く、古典の名作をはじめ、近現代のオペラも精力的に上演しています。ウィーン国立歌劇場管弦楽団および、世界屈指の人気オーケストラであるウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の母体であり、メインとなる演目はオペラですが、バレエやコンサートの公演も行われています。また、年に1回、各国の著名人が会する華やかなオペラ座舞踏会が開催されています。

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  • ウィーン楽友協会

    楽友協会

    世界的に有名なコンサートホールであるウィーン楽友協会は、1870年にフランツ・ヨーゼフ皇帝によって開設。建物はデンマークの建築家テオフィル・フォン・ハンセンによって設計され、その美しい建築様式と優れた音響で知られています。全長48m、幅19m、高さ18mの規模を誇り、1,744の座席と300の立ち見席を備えたゴールデンホールでは、毎年恒例のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるニューイヤーコンサートが開催され、世界中に生中継されます。楽友協会は、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地であり、その壮麗な内装と優れた音響特性から、音楽愛好家や演奏者にとって理想的な場所。また、ブラームスホールもあり、こちらも優れた音響で知られ、多くのコンサートが行われています。

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  • ウィーン自然史博物館

    自然史博物館

    1889年に開館した歴史ある博物館であるウィーン自然史博物館は、オーストリアの科学研究の中心地としても知られています。館内には約3,000万点の展示物があり、その多くは250年以上前から収集されたものです。主な展示物には、29,500年前の「ヴィーナス・フォン・ヴィレンドルフ」や、世界最大の隕石コレクションが含まれています。博物館には39の展示室があり、恐竜の骨格標本や鉱物、宝石、先史時代の遺物など、多岐にわたる自然史を体験可能。内部の装飾も見どころで、華麗なアーチと豪華なホールが訪れる人々を魅了します。家族連れにも楽しめるよう、多様なガイドツアーや教育プログラムが提供されており、屋上からの眺めも人気です。

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  • ウィーン 美術史美術館 2016/7

    美術史美術館

    世界有数の美術館である美術史美術館は、1891年に開館し、古代エジプトから18世紀末までの多彩なコレクションを誇ります。とくにルネサンスとバロックの美術品が充実しており、ハプスブルク家のコレクションが基盤となっています。館内は豪華な建築様式を持ち、八角形のドームが特徴的。展示品には、ピーテル・ブリューゲルの「農民の婚礼」や「雪中の狩人」などの名作が含まれています。また、古代エジプト、ギリシャ・ローマの古美術、歴史的な楽器、武具、コインなど、多岐にわたるコレクションを展示。アートエデュケーションプログラム、ガイドツアー、ワークショップなどを通じて、深い知識を得られます。館内にはカフェやレストランもあり、展示鑑賞の合間に休憩を取れます。

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  • ナッシュマルクト

    ナッシュマルクト

    ウィーンでもっとも有名な市場のナッシュマルクトは、約120の市場スタンドとレストランが並ぶ場所です。16世紀に設立され、もともとは新鮮な野菜や果物の市場として始まりました。現在では、ウィーンの食文化を象徴する場所として、多様な料理が楽しめる観光名所です。ナッシュマルクトでは、オーストリア料理からインド料理、ベトナム料理、イタリア料理まで、世界中の食文化が味わえます。また、毎週土曜日には蚤の市も開催され、古着やアンティーク品などが販売されます。市場の歴史的背景やその多様性は、訪れる人々にとって魅力的。市場内には、TewaやNeniといった有名なレストランがあり、オーガニック料理やイスラエル・オリエンタル料理が楽しめます。

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  • ウィーン中央墓地

    ウィーン中央墓地

    ウィーン中央墓地は、ウィーンの南東部に位置するヨーロッパで最大級の墓地で、1874年に開設されました。面積は2.5平方キロメートルにおよび、約33万の墓と300万人以上の埋葬者を抱えています。この墓地は、多くの著名な音楽家や文化人が眠る場所としても有名です。ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンやフランツ・シューベルト、ヨハン・シュトラウス2世などの作曲家の墓があり、彼らの業績を偲ぶために多くの訪問者が訪れます。また、アルトゥール・シュニッツラーやフリードリヒ・トルベルクといった著名なユダヤ人の墓も。墓地内には見事なアール・ヌーヴォー様式の建築物が点在しており、とくに「聖カール・ボロメウス教会」はその美しさで知られています。

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  • ウィーンの森の小路

    ウィーンの森

    ウィーンの森は、アルプスの支脈に位置する広大な自然保護区です。2005年にユネスコの生物圏保護区に指定され、特別な文化的および自然景観を持つ地域として認識されています。この地域は、2,000種以上の植物、150種の鳥類、多くの絶滅危惧種が生息する豊かな生態系を誇ります。広大な森林地帯、緑豊かな牧草地、曲がりくねった小道、隠れた場所、そして印象的な建物が点在しており、ハイキングやサイクリングに最適です。地元の美食を楽しみながら、自然散策や文化的な名所を訪れることが可能。レオポルズベルクやカーレンベルクといった地元の山々からの眺望を楽しめ、晴れた日に見渡せるシュネーベルクや山脈は、ウィーンの素晴らしい飲料水の供給源としても知られています。

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  • ウイーン ミュージアムクオーター 虹 2011/5

    ミュージアム・クオーター

    ミュージアム・クオーター(MQ)は、ヨーロッパ最大級の文化施設群の一つで、かつての帝国厩舎を利用した約6万平方メートルの敷地内には、数多くの美術館が集結しています。中でも、エゴン・シーレのコレクションを誇るレオポルド美術館、近現代美術を網羅するMUMOK(ウィーン・ルートヴィヒ財団近代美術館)、新しいメディアやデザインの展示場クンストハレ・ウィーンが有名です。また、芸術に限らず、音楽、パフォーマンス、建築など多岐にわたる文化イベントが年間を通じて開催されています。歴史的なバロック建築から近代建築までさまざまな様式で建てられた美術館は、訪れる人々を独特なアート空間へと誘ってくれます。

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  • アルベルティーナ美術館 2011

    アルベルティーナ

    アルベルティーナは、世界的な芸術コレクションを所蔵する世界的に有名な美術館です。ハプスブルク家の居住用宮殿であったこの美術館には、15世紀から現代までの巨匠たちが描いた100万点にも及ぶ素描、版画が収蔵され、デューラーの「野兎」をはじめ、ミケランジェロ、ラファエロ、ルーベンス、レンブラント、ピカソなどの貴重な作品が展示されています。また、19世紀から20世紀の近代美術や印象派の絵画も多く収蔵されており、とくにモネ、ルノワール、セザンヌ、クリムト、シーレの作品は見逃せません。マリア・テレジアの娘、マリア・クリスティーナとその夫アルベルト公のコレクションを中心にハプスブルク家の美術コレクションを堪能できる絶好の場所です。

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  • オーストリア国立図書館 2019/6

    オーストリア国立図書館(プルンクザール)

    オーストリア国立図書館(プルンクザール)は、ホーフブルク宮殿にある世界有数のバロック様式の図書館です。18世紀に建てられたこの図書館は、ダニエル・グラン作の壮大なフレスコ画で装飾されたプルンクザール(大広間)が有名で、図書館の通称となっています。一歩足を踏み入れると、フレスコ画をはじめ、カール6世の像、ヴィンチェンツォ・コロネリの地球儀など見るものを魅了する「歴史と芸術が融合した空間」が広がっています。また、壮麗な棚には、約20万冊に及ぶ古書や貴重な写本が収められており、その多くが歴史的価値を持っています。ハプスブルク家の歴史や文化が詰まったプルンクザールは、ウィーンの文化遺産を象徴する重要な観光スポットです。

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  • シシィ博物館

    シシィ博物館

    シシィ博物館は、オーストリア皇后エリザベートの生涯とその時代を反映する物が展示されている施設です。「シシィ」という愛称で呼ばれたエリザベート皇后。ホーフブルク宮殿内にあるこの博物館では、彼女の個人的な所持品や衣装、手紙、肖像画が展示されており、その華やかな宮廷生活と彼女の内面的な葛藤が垣間見られます。とくに、シシィの個性的な美意識を象徴する贅沢な刺繍がほどこされた調度品や、美貌を維持するための美容道具は見どころ。さらに、ヨーロッパ各国を旅行した時の記録、彼女が作った詩、日記などから当時のオーストリアへの見識を広げ、同時にシシィの神秘的な人生を追体験できる貴重な施設です。

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「シェーンブルン宮殿」は、オーストリアの首都ウィーンにある宮殿で、世界遺産に登録されています。広大な庭園で知られており、美しい外観の黄褐色はマリア・テレジア・イエローと呼ばれています。17世紀末に皇帝レオポルト1世の命で建築家フィッシャー・フォン・エルラッハによってバロック様式の狩猟の館から改築され、18世紀半ばには女帝マリア・テレジアの指示でニコラウス・パカッシによって拡張・改装され、現在の姿となりました。建物の外観はバロック様式、内部はロココ様式で、1,400室の部屋があり、現在はその内の40室が公開されています。最も豪華な広間は、ナポレオン帝国崩壊後に開催されたウィーン会議で舞踏会の会場となった「大広間 グローセ・ギャラリー」です。6歳のモーツァルトが演奏した「鏡の間」も見どころです。

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「ベルヴェデーレ宮殿」は、オーストリアのウィーンにあるバロック建築を代表する宮殿です。上宮・下宮と広大な庭園からなり、現在は中世から現代までのオーストリアの素晴らしい美術作品をコレクションした美術館として、多くの人が訪れる場所となっています。ベルヴェデーレ上宮には、オーストリアにゆかりのある画家の作品が多く展示されており、中でもグスタフ・クリムトの「接吻」は世界的に有名です。ベルヴェデーレ下宮は、素晴らしい内装を備えたいくつもの広間があり、壁の大部分を鏡と金箔で覆った「鏡の間」は、美しい輝きが大きな鏡の中に映り込みます。広大なアルプス庭園はヨーロッパ最古のもので、バロック造園技術の最高峰であり、宮殿の前には鏡の池が配置され、宮殿のファサードを映し出しています。

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「ホーフブルク宮殿」は、ハプスブルク家全盛期に使われていた歴史ある美しい宮殿ですが、現在、宮殿の一部はオーストリア連邦大統領の公邸として使用されています。さまざまな建物が増築された複合型建築物で、一般開放している部分は銀器コレクションの博物館、アルベルティーナ美術館、オーストリア国立図書館で、外には観光客用の馬車がいます。ホーフブルク宮殿は、13世紀ごろにオーストリア公オタカル2世によって建てられ、その後、オタカル2世が神聖ローマ皇帝ルドルフ1世に敗れ、ハプスブルク家の居城兼皇宮となりました。13世紀以降は増築と改築が繰り返され、現在は2,500室以上の部屋と18棟からなる巨大な建築物となっています。ホーフブルク宮殿は新王宮と旧王宮に分かれており、博物館は旧王宮側に位置しています。

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「シュテファン大聖堂」は、オーストリアの首都ウィーンにあるゴシック様式の大聖堂で、ウィーン大司教区の司教座聖堂です。12世紀から建造が始まり、何百年にもわたって改築が繰り返されてきました。それによって、外観は14世紀から15世紀のゴシック様式の建物、内部の祭壇はバロック様式、正面入り口の門は13世紀の後期ロマネスク様式でできています。シュテファン大聖堂には四つの塔があり、高さは136.7mにも及ぶ南塔は、ウィーンのシンボルとなっています。教会の塔としては世界で3番目の高さです。地下にはカタコンベがあり、ペストで亡くなった人々の遺骨やウィーンの司教、ハプスブルク家の遺骨が眠っています。ウィーンの象徴的な建造物であるシュテファン大聖堂は、ウィーンの歴史に触れられる素晴らしい場所です。

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「ウィーン国立歌劇場」は、オーストリアのウィーンにある歌劇場です。ウィーンの中心部、ケルントナー通りとリング通りの交点に面しており、ウィーン帝立・王立宮廷歌劇場としても知られていました。現在はウィーン国立歌劇場として、オペラやバレエの上演に加え、オペラ座舞踏会も開催され、世界中から超一流の歌手が集まる場所です。全世界からオペラファンが集まるオペラの殿堂として名高く、古典の名作をはじめ、近現代のオペラも精力的に上演しています。ウィーン国立歌劇場管弦楽団および、世界屈指の人気オーケストラであるウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の母体であり、メインとなる演目はオペラですが、バレエやコンサートの公演も行われています。また、年に1回、各国の著名人が会する華やかなオペラ座舞踏会が開催されています。

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世界的に有名なコンサートホールであるウィーン楽友協会は、1870年にフランツ・ヨーゼフ皇帝によって開設。建物はデンマークの建築家テオフィル・フォン・ハンセンによって設計され、その美しい建築様式と優れた音響で知られています。全長48m、幅19m、高さ18mの規模を誇り、1,744の座席と300の立ち見席を備えたゴールデンホールでは、毎年恒例のウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるニューイヤーコンサートが開催され、世界中に生中継されます。楽友協会は、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地であり、その壮麗な内装と優れた音響特性から、音楽愛好家や演奏者にとって理想的な場所。また、ブラームスホールもあり、こちらも優れた音響で知られ、多くのコンサートが行われています。

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1889年に開館した歴史ある博物館であるウィーン自然史博物館は、オーストリアの科学研究の中心地としても知られています。館内には約3,000万点の展示物があり、その多くは250年以上前から収集されたものです。主な展示物には、29,500年前の「ヴィーナス・フォン・ヴィレンドルフ」や、世界最大の隕石コレクションが含まれています。博物館には39の展示室があり、恐竜の骨格標本や鉱物、宝石、先史時代の遺物など、多岐にわたる自然史を体験可能。内部の装飾も見どころで、華麗なアーチと豪華なホールが訪れる人々を魅了します。家族連れにも楽しめるよう、多様なガイドツアーや教育プログラムが提供されており、屋上からの眺めも人気です。

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世界有数の美術館である美術史美術館は、1891年に開館し、古代エジプトから18世紀末までの多彩なコレクションを誇ります。とくにルネサンスとバロックの美術品が充実しており、ハプスブルク家のコレクションが基盤となっています。館内は豪華な建築様式を持ち、八角形のドームが特徴的。展示品には、ピーテル・ブリューゲルの「農民の婚礼」や「雪中の狩人」などの名作が含まれています。また、古代エジプト、ギリシャ・ローマの古美術、歴史的な楽器、武具、コインなど、多岐にわたるコレクションを展示。アートエデュケーションプログラム、ガイドツアー、ワークショップなどを通じて、深い知識を得られます。館内にはカフェやレストランもあり、展示鑑賞の合間に休憩を取れます。

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ウィーンでもっとも有名な市場のナッシュマルクトは、約120の市場スタンドとレストランが並ぶ場所です。16世紀に設立され、もともとは新鮮な野菜や果物の市場として始まりました。現在では、ウィーンの食文化を象徴する場所として、多様な料理が楽しめる観光名所です。ナッシュマルクトでは、オーストリア料理からインド料理、ベトナム料理、イタリア料理まで、世界中の食文化が味わえます。また、毎週土曜日には蚤の市も開催され、古着やアンティーク品などが販売されます。市場の歴史的背景やその多様性は、訪れる人々にとって魅力的。市場内には、TewaやNeniといった有名なレストランがあり、オーガニック料理やイスラエル・オリエンタル料理が楽しめます。

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ウィーン中央墓地は、ウィーンの南東部に位置するヨーロッパで最大級の墓地で、1874年に開設されました。面積は2.5平方キロメートルにおよび、約33万の墓と300万人以上の埋葬者を抱えています。この墓地は、多くの著名な音楽家や文化人が眠る場所としても有名です。ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンやフランツ・シューベルト、ヨハン・シュトラウス2世などの作曲家の墓があり、彼らの業績を偲ぶために多くの訪問者が訪れます。また、アルトゥール・シュニッツラーやフリードリヒ・トルベルクといった著名なユダヤ人の墓も。墓地内には見事なアール・ヌーヴォー様式の建築物が点在しており、とくに「聖カール・ボロメウス教会」はその美しさで知られています。

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ウィーンの森は、アルプスの支脈に位置する広大な自然保護区です。2005年にユネスコの生物圏保護区に指定され、特別な文化的および自然景観を持つ地域として認識されています。この地域は、2,000種以上の植物、150種の鳥類、多くの絶滅危惧種が生息する豊かな生態系を誇ります。広大な森林地帯、緑豊かな牧草地、曲がりくねった小道、隠れた場所、そして印象的な建物が点在しており、ハイキングやサイクリングに最適です。地元の美食を楽しみながら、自然散策や文化的な名所を訪れることが可能。レオポルズベルクやカーレンベルクといった地元の山々からの眺望を楽しめ、晴れた日に見渡せるシュネーベルクや山脈は、ウィーンの素晴らしい飲料水の供給源としても知られています。

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ミュージアム・クオーター(MQ)は、ヨーロッパ最大級の文化施設群の一つで、かつての帝国厩舎を利用した約6万平方メートルの敷地内には、数多くの美術館が集結しています。中でも、エゴン・シーレのコレクションを誇るレオポルド美術館、近現代美術を網羅するMUMOK(ウィーン・ルートヴィヒ財団近代美術館)、新しいメディアやデザインの展示場クンストハレ・ウィーンが有名です。また、芸術に限らず、音楽、パフォーマンス、建築など多岐にわたる文化イベントが年間を通じて開催されています。歴史的なバロック建築から近代建築までさまざまな様式で建てられた美術館は、訪れる人々を独特なアート空間へと誘ってくれます。

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アルベルティーナは、世界的な芸術コレクションを所蔵する世界的に有名な美術館です。ハプスブルク家の居住用宮殿であったこの美術館には、15世紀から現代までの巨匠たちが描いた100万点にも及ぶ素描、版画が収蔵され、デューラーの「野兎」をはじめ、ミケランジェロ、ラファエロ、ルーベンス、レンブラント、ピカソなどの貴重な作品が展示されています。また、19世紀から20世紀の近代美術や印象派の絵画も多く収蔵されており、とくにモネ、ルノワール、セザンヌ、クリムト、シーレの作品は見逃せません。マリア・テレジアの娘、マリア・クリスティーナとその夫アルベルト公のコレクションを中心にハプスブルク家の美術コレクションを堪能できる絶好の場所です。

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オーストリア国立図書館(プルンクザール)は、ホーフブルク宮殿にある世界有数のバロック様式の図書館です。18世紀に建てられたこの図書館は、ダニエル・グラン作の壮大なフレスコ画で装飾されたプルンクザール(大広間)が有名で、図書館の通称となっています。一歩足を踏み入れると、フレスコ画をはじめ、カール6世の像、ヴィンチェンツォ・コロネリの地球儀など見るものを魅了する「歴史と芸術が融合した空間」が広がっています。また、壮麗な棚には、約20万冊に及ぶ古書や貴重な写本が収められており、その多くが歴史的価値を持っています。ハプスブルク家の歴史や文化が詰まったプルンクザールは、ウィーンの文化遺産を象徴する重要な観光スポットです。

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シシィ博物館は、オーストリア皇后エリザベートの生涯とその時代を反映する物が展示されている施設です。「シシィ」という愛称で呼ばれたエリザベート皇后。ホーフブルク宮殿内にあるこの博物館では、彼女の個人的な所持品や衣装、手紙、肖像画が展示されており、その華やかな宮廷生活と彼女の内面的な葛藤が垣間見られます。とくに、シシィの個性的な美意識を象徴する贅沢な刺繍がほどこされた調度品や、美貌を維持するための美容道具は見どころ。さらに、ヨーロッパ各国を旅行した時の記録、彼女が作った詩、日記などから当時のオーストリアへの見識を広げ、同時にシシィの神秘的な人生を追体験できる貴重な施設です。

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近隣の観光スポット

Nearby Attractions
センメリング

センメリング

世界初アルプス越えを果たした山岳鉄道。15のトンネル・16の高架橋があり、のどかで美しい田園風景を楽しめます。

アクセス
ウイーン・中央駅からセンメリング駅へ。※世界遺産に登録されているのは、ウィーンの南約80kmの場所にあるグログニッツ駅から、ミュルツツーシュラーク駅までの約40km区間。
アイゼンシュタット

アイゼンシュタット

ブルゲンランド州の州都であり、作曲家ハイドンゆかりの街。ハイドンが指揮したバロック様式の建造物エスターハージー宮殿が残る。

アクセス
ウィーン中央駅・バス・ターミナルからアイゼンシュタット駅下車。乗車時間約1時間20分
ヴァッハウ渓谷

ヴァッハウ渓谷

ドナウ川の一部であり、かつてキリスト教の普及や十字軍遠征が通り抜けた渓谷。中世の街並みが残り、美味しいワインが楽しめます。

アクセス
西端メルクまで:ウィーン西駅から特急列車に乗車。約1時間。東端クレムスまで:ウィーン・フランツ・ヨーゼフ駅から快速列車で約1時間
メルク修道院

メルク修道院

ドナウ川とメルクの街を見下ろす壮麗な修道院です。ダイナミックなフレスコ画をはじめ、豪奢な宝物が並ぶ姿はまるで宮殿。

アクセス
鉄道メルク駅から徒歩10分

ウィーンのおすすめ情報

Information

グルメ

ヴィーナー・シュニッツェル

ウィンナーシュニッツェル

ウイーン発祥の薄いカツレツはオーストリア名物として有名です。仔牛肉を叩いて使うのがオーストリア流。

ターフェルシュピッツ 料理 牛肉の煮込み イメージ

ターフェルシュピッツ

牛肉をゆでた料理で、上質な肉と野菜を使ったポトフのようなものです。付け合せにじゃがいものソテーなどを添えます。

ザッハトルテ

ザッハトルテ

しっとりとしたケーキにアプリコットジャムを塗り、その周囲をふんだんなチョコレートでコーティングしたオーストリアを代表するお菓子です。

ウィーンの現地情報ブログ

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【オーストリア】ウィーンの水が美味しいのはなぜ?「皇帝の泉」150年の歴史をたどる

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イースターを準備するには?オーストリアの復活祭前の習慣

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新しくなった「ウィーン市庁舎前広場クリスマスマーケット」

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【オーストリア】新しいモーツァルト体験アトラクション「モーツァルト伝説」

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