旅順日露監獄旧跡地博物館りょじゅんにちろかんごくきゅうあとちはくぶつかん
1902年にロシアが建造し、日露戦争後日本が拡張工事を行った巨大監獄の旧跡地。ロシア時代に造られたのが灰色部分、日本が拡張したのがオレンジ部分の建物です。中国共産党の活動家や政治犯などが投獄され、厳しい拷問、刑罰、死刑などが処されてきました。またハルピンで伊藤博文を暗殺した朝鮮人の安重根も投獄され、処刑された場所でもあります。監獄内は検身室、牢屋、医務室などがあり、順路にしたがって見学します。牢屋は多いときで1室6~8人ほど収容されていたようですが、横になることも難しい狭さです。当時の囚人服や取締官の使用品なども展示され、中国語と英語の説明書きがあります。そのほか武器類や日露戦争関連の記念碑の展示もあり、両軍の激戦を物語っています。
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