インド観光におすすめの名所&人気のスポットランキングインド観光ガイド

ガンジス川ガンジス川
タージマハルタージマハル

様々な宗教や文化が入りまじり活気あふれる国、インド。タージマハルやアグラ城など数多くの遺産や遺跡からはインドの歴史やうつろいを感じることでしょう。インドならではの多種多様なカレー料理も外せません。そんなインドの基本情報から観光情報まで詳しく紹介します。

インド観光マップ

Map

インドのおすすめ観光スポット総合ランキング

Ranking
1
タージマハル

タージマハル

アグラ

ムガール帝国の皇帝シャージャハーンが妻のために建てた廟。誰もが圧倒されるその威容と繊細な装飾は必見です。

2
ベナレス

ベナレス

ベナレス

バラナシとも呼ばれるヒンドゥー教と仏教の聖地。1,000以上の寺院やモスクがあり、国内外から大勢の参拝客が訪れます。

3
エローラ石窟寺院群

エローラ石窟寺院群

アウランガーバード

仏教・ヒンドゥー教・ジャイナ教の寺院が1か所に集う世界的にも珍しい遺跡。岩山をくり抜いた石窟の精緻な装飾は見ものです。

4
ジャンタル・マンタル

ジャンタル・マンタル

ジャイプール

18世紀に建てられた天文台。敷地内にある約20の奇妙な形の天体観測儀が目を惹く、ユニークなスポットです。

5
アンベール城

アンベール城

ジャイプール

世界遺産であるラジャスタンの丘陵城砦群に数えられる城砦。世界一美しいとも称されるガネーシャ門は圧巻。

6
インド門

インド門

ニューデリー

第一次世界大戦の戦死者を悼んで建てられた門。その威容はニューデリーの市街地において強い存在感を放ちます。

7
ゴア

ゴア

ゴア

インドの西海岸に位置し、アラビア海に面した西洋風の街並みが美しい都市。その美しさは東洋の貴婦人と称されるほど。

インドおすすめツアー

インドのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • タージマハル

    タージマハル

    アグラ

    インド北部アグラにある、白亜に輝く霊廟。その稀に見る美しさから世界遺産にも登録され、インド・イスラム建築の最高傑作とも称えられています。ムガル帝国の皇帝シャー・ジャハーンが最愛の妻ムムターズ・マハルのために約22年もの歳月をかけて建てたこの世で最も美しい愛の墓標として知られ、そのロマンティックな歴史も人気を集める理由。広大な敷地内には、霊廟のほかにも壮麗な南門、庭園など多くの見どころが存在します。とくに庭園は、最も美しい姿のタージマハルが見られることで人気の撮影ポイント。晴天の日に見られる、白亜のタージマハル・水路に映った逆さ霊廟・青空のブルーが織りなす圧巻の光景は、生涯忘れられない光景となることでしょう。

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  • ガンジス川 朝日 インド  2024-04-15撮影

    ガンジス川

    ヒマラヤ山脈に源流のある、全長2,500kmにも及ぶ大河です。ガンジス川の水はすべての罪を洗い流してくれると信じられ、聖なる川とされています。またガンジス川自体もガンガーという女神とみなされ、ヒンドゥー教徒にとってガンジス川で沐浴することは一生の夢。観光ではヒンドゥー教最大の聖地・ベナレスを流れるガンジス川を訪れる人が多く、インド各地から集まった人々が沐浴する光景や、川のほとりにある火葬場の神秘的で混沌とした世界を感じられます。毎日夕暮れ時に行われる、僧侶たちによる宗教儀式も必見です。祈りとともに無数のランプが川を流れるさまは、あまりにも美しく神々しい光景です。

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  • エローラ石窟寺院群

    エローラ石窟寺院

    アウランガバード

    デカン高原の岩山を掘って形づくられた34の石窟寺院群。ヒンドゥー教・仏教・ジャイナ教、三つの宗教の寺院が一堂に会する世界唯一の場所で、その希少価値の高さや保存状態の良さから、1983年に世界遺産に登録されました。最も古い寺院である仏教石窟は約1,800年前に造られたといわれ、それから500年もの歳月をかけてヒンドゥー教やジャイナ教の寺院や僧院も建設。それぞれの宗教寺院が隣接して造られ、また建設された時代も重なっていることから、はるか昔よりインドが宗教的に寛容だったことを物語っています。最大の見どころは第16窟カイラーサナータ寺院。その大きさもさることながら、精緻な彫刻が施された柱や神々の像など、目を見張るほどの美しさです。

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  • インド ジャイプール ジャンタル・マンタル

    ジャンタル・マンタル

    ジャイプール

    18世紀、インド北部を治めていたジャイ・スィン2世によって建造された天文台。当時の天文学の知識を結集して造られた計5カ所の中でもジャイプールのものが最大で、2010年には世界文化遺産にも登録されました。施設内に点在する天体観測儀はアートを思わせる美しい形状をしており、まるで美術品のよう。訪れる人々を最も圧倒するのは、最大の天体観測儀であるサムラート・ヤントラ。大きな階段のような見た目がユニークですが、現在でも正確に観測でき実際に使用されています。また12星座に向かっている観測儀は、当時の占星家によって占星術に利用されていたとも伝えられています。

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  • アンベール城内部 2024-04-15撮影

    アンベール城

    ジャイプール

    ジャイプール郊外にある丘の頂上にそびえ立つ宮殿で、100年以上もの間繰り返された改築により豪華な装飾が施されてきました。16世紀にムガル帝国と同盟を結んでいたため、宮殿内の各所でイスラム建築の影響も見られます。敷地内には宮殿の他にも、寺院や美しい装飾が施された門など多くの建築物が点在。特に世界一美しい門と称されるガネーシャ門や、天井や壁一面に鏡が使用された鏡の間は多くの観光客が訪れる名所。夜になるとホール内のランプの光を鏡が反射し、まるで星空のような美しい光景が広がります。また毎晩開催される、宮殿全体を使った壮大な音と光のショーも見逃せません。

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  • ファテープル・シークリー ファテープル・スィークリー

    ファテープル・シークリー

    アグラ

    インド北部にある勝利の都という意味を持つ史跡。16世紀後半に現在のクジャラート州に存在した国との戦争に勝利したことを記念し、ムガル帝国皇帝アクバルによって建設されました。水不足と酷暑のためわずか14年で放棄されたといわれており、幻の都として世界中の歴史愛好者たちからも注目を集めています。当時の市街は残っていませんが、保存状態の良いモスク地区と宮廷地区の二つが見物可能。モスク地区の高さ約41mにもなるブランド・ダルワーザーは、皇帝アクバルの全盛期を偲ばせる遺跡の一つ。また敷地内ではイスラム教とヒンドゥー教を融合しようとした思想が随所に見られ、その独特な建築はアクバル様式として歴史に名を残しています。

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  • レッドフォート

    レッドフォート

    デリー

    世界遺産レッドフォートは、デリーの人気観光スポットの一つです。ヒンドゥー語で赤い城という意味のラールキラーと呼ばれ、赤い城壁と門がそびえ立つ姿が訪れる人々を圧倒しています。こちらを建築したのは、タージマハルを建てたことでも有名な、ムガル帝国の皇帝シャー・ジャハーン。建築当時の城は、イスラム教の聖典・コーランに出てくる楽園のような美しさだったと伝えられています。現在でも、その名残は大理石で造られた美しい庭園などから感じられます。毎夜開催される、光と音のショーも必見のイベント。暗闇の中、光に照らされた赤い城壁は、昼間とは全く違った幻想的な雰囲気に包まれます。

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  • クトゥブ・ミナール クトゥブミナール ニューデリー デリー 記念碑 2024-04-15撮影

    クトゥブ・ミナール

    デリー

    デリーに位置するインド最古のミナレットで、インドで最も高い塔としても知られているクトゥブ・ミナール。後に奴隷王朝をつくったクトゥブッディーン・アイバクによって1200年ごろに建設され、地震や落雷などで何度も崩れるも修復を繰り返し現在の姿になっています。破壊したヒンドゥー教やジャイナ教寺院の石材を使って建築されたため、柱や建築のいたるところにサンスクリット語や女神像が残る、世界でも稀に見るユニークなイスラム建築の一つ。またミナールのさまざまな場所には歴史やコーランの章句が刻まれており、この地の歴史を後世に伝える役割も担っています。初期のインド・イスラム建築の最高傑作として、国際的に高い評価を得ています。

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  • フーマユーン廟 内部 2014/3

    フーマユーン廟

    デリー

    16世紀に興ったムガル帝国の第2代皇帝、フーマユーンの霊廟。49歳の若さで急死した夫を悼み、最年長の妃であったハージ・ベーガムが自身の生涯をかけて完成させたと伝えられています。赤砂岩と白大理石を利用した色彩のコントラスト、左右対称の荘厳なデザイン、ドームやアーチ、精緻な透かし彫りなど、完成当時のインドにはなかった独特のスタイルを多用。イスラムとインドの建築様式を融合した、ムガル様式建築の原点となり、後に造られたタージマハル建設にも大きな影響を与えたといわれています。1993年には世界遺産にも登録され、世界中からの観光客を魅了し続けています。

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  • インド門(ムンバイ)

    インド門

    ムンバイ

    ムンバイのランドマークであるインド門は、1924年に完成したアーチ型の記念碑です。1911年にイギリスのジョージ5世とメアリー王妃がムンバイを訪問したことを記念して建立。アラビア海に面したウォーターフロントに位置しており、ボートに乗って海から眺めるインド門の荘厳な姿も好評を集めています。完成後はインドとイギリス帝国との重要な行事に使用されたり、インド総督が入国するための儀式の場に使われたりと、歴史的場面を見守ってきました。イギリス植民地時代の面影を現代に伝える、歴史的な遺産としての重要な役割も担っています。夜間はライトアップされ、活気あふれるムンバイに彩りを添えています。

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  • 風の宮殿 インド 世界遺産 ハワー・マハル 2024-04-15撮影

    風の宮殿

    ジャイプール

    美しい装飾が施された、953もの小窓がずらりと並ぶ宮殿。ピンク色で統一された可愛いデザインはSNSでも注目され、世界中の観光客が訪れる大人気のスポットです。たくさんの窓から宮殿内に風が吹き抜け、真夏でも涼しいことから「風の宮殿」の愛称で親しまれています。こちらは1799年に、宮中の女性のために建てられたのがはじまり。当時の宮中女性は見知らぬ人に姿を見られたり、公共の場に姿を現したりすることは厳禁で、宮殿外の様子が分かりませんでした。しかしこの窓が作られたことで、女性たちは人目にさらされずに街の日常風景や祝祭の様子を眺められるようになりました。内側から見る窓はステンドグラスになっており、目を見張る美しさと評判です。

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  • シティパレス

    シティパレス

    ジャイプール

    ジャイプール旧市街中心に建てられた王宮で、風の宮殿と併せて人気のスポットです。18世紀に建設され、敷地内にはいくつかの建築物が点在。中でも見どころはムバラク・マハルという迎賓館です。中庭に一面に広がるピンクの壁も、写真スポットとして大人気。くすんだピンク色が写真映えすると、若い女性観光客から好評です。春夏秋冬を表した四つの門も、その華やかさが訪れる人々を魅了します。ロイヤルパレス・ツアーのチケットを購入すると、現在もマハラジャが居住する空間の見物が可能。SNSで話題の金と大理石で造られた花がテーマの部屋、小さな鏡が鏤められた部屋など、目が眩むほどの美しさをその目で確認してみましょう。

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  • プリンス・オブ・ウェールズ博物館

    プリンス・オブ・ウェールズ博物館

    ムンバイ

    世界遺産ムンバイのヴィクトリア朝とアール・デコの遺産群を構成する施設の一つで、歴史的・美術史的にも重要な位置づけです。元は1900年代に、イギリスの皇太子プリンス・オブ・ウェールズのインド訪問を記念して博物館として建築。しかし戦時中であった当時は、博物館として使われることなく軍隊病院として使われた経緯もあります。白いドームをはじめとした特徴的な建築様式もさることながら、約7万点を誇る充実の展示品も見逃せません。彫刻、陶磁器、遺跡からの出土品、世界各国の芸術作品など、所蔵品は古今東西における人類の芸術の歴史を反映しているともいわれるほど。保存分野や教育プログラムでも世界的に高い評価を受ける、インドが誇る博物館です。

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  • カジュラホ

    カジュラホ

    マディヤ・プラデーシュ州

    10~13世紀に全盛を極めたチャンデーラ朝の首都であった、インド中央部にある小さな村。世界遺産カジュラホの建造物群を有し、遺跡群は西(ヒンドゥー教寺院)・東(ジャイナ教寺院)・南(2つのヒンドゥー教寺院)の3つのグループに分けられています。現在でも25か所の寺院が現存し、多くの寺院の外壁はアプサラス(天女)やミトゥナ(抱擁する男女)など無数の官能的な彫刻で飾られていることでも有名です。とくに堂内の彫刻物の保存状態がとてもよく、外から入る僅かな光が彫刻を照らす光景は、神々しさすら感じさせてくれます。また夕日に照らされた遺跡群は、心揺さぶられるほどの圧巻の美しさです。

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  • ビシュワナート寺院

    ビシュワナート寺院

    ウッタル・プラデーシュ州

    ゴールデン・テンプルとして知られる、ベナレスで最も有名な寺院の一つです。1780年に当時の王によって建立され、黄金色に輝く塔が特徴的。シヴァ神を祀る寺院としては、インドで1番の高さを誇ります。インド各地から巡礼者が訪れ、多くの寺院を有する聖なる街・ベナレスの中でも中心的存在です。他宗教にも寛容的で、ヒンドゥー教徒でなくても内部の見物ができるのが観光客には嬉しいポイント。またこちらの起源は太古にまで遡るといわれ、数多くの伝説が残っています。早朝に行われる儀式に始まり、正午、夜間と一日を通してさまざまな宗教儀式が行われており、見物も可能。神聖な雰囲気に包まれる、特別な体験となることでしょう。

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  • サールナート

    サールナート

    ウッタル・プラデーシュ州

    仏教に関する重要な建築物をはじめ、釈迦に関するさまざまな伝説が残っている聖地。釈迦がはじめての説法を行った場所として、また釈迦が最初の5人の弟子と出会った地としても信じられており、世界中の仏教徒が巡礼に訪れます。見どころの一つ目が、ダメーク・ストゥーパと呼ばれる仏塔。シンプルな見た目ながら、歴史上とても重要な位置づけの建築物です。見どころの二つ目は、サールナート考古学博物館。こちらのエリアの出土品を中心に、充実の展示がされています。またサールナートはジャイナ教聖者の生誕地とも伝わっており、ジャイナ教徒からも尊い場所とみなされています。ガンジス川観光の拠点・ベナレスから約10kmの好立地にあり、日帰り旅行先として人気の街です。

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  • ダージリン茶畑

    ダージリン

    西ベンガル州

    インド北東部にある自然豊かなダージリン。紅茶の一大産地としてあまりにも有名です。雪に覆われた雄大なヒマラヤ山脈を、いたるところから眺められるのも大きな魅力。この地方を走るダージリン・ヒマラヤ鉄道は、世界最古の山岳鉄道として世界遺産にも登録されました。蒸気機関車は可愛らしい外観から「トイ・トレイン」の愛称で親しまれており、観光用としてだけではなく、地元民の足としても現役で稼働中です。また、茶園の見学も人気のアクティビティ。飲み比べをしながらのお土産探しも楽しい体験となることでしょう。チベット文化が根付いている場所でもあり、代表料理・モモ(小籠包に似た食べ物)を食べられるのも、ダージリンならではです。

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  • ジャイプール ジャイプル ラジャスタン州 ピンクシティ シティ・パレス 2024-04-15撮影

    ジャイプール旧市街

    ジャイプール

    マハラジャの宮殿都市として設立された街は、淡いピンク色で統一されておりピンクシティの愛称で知られています。旧市街・新市街・郊外の三つのエリアに分かれ、それぞれ異なる魅力で旅人を魅了。城壁で囲まれた旧市街はシティパレス風の宮殿、世界遺産の天文台ジャンタル・マンタルなど見どころが多いエリアです。工芸品が並ぶハワー・マハル・バザールや、布製品や洋服店が並ぶバープー・バザールでショッピングをするのも楽しい時間となるでしょう。城壁外にある新市街には、人気の飲食店やショップが集結。郊外にはアンベール城や、階段井戸チャンド・バオリなどのスポットがあり、郊外ならではのゆったりとした時間が過ごせると人気を集めています。

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  • デリー

    デリー

    デリー

    新旧二つの顔を持つインドの首都は、世界有数の大都市の一つ。歴史と下町情緒が感じられるオールドデリーと、イギリス統治時代の面影が残るニューデリーの二つのエリアに分かれており、それぞれ全く異なる魅力に溢れています。喧騒が広がるオールドデリーにはエネルギッシュな光景が広がり、こちらほどインドを体感できる場所は他にないといわれているほど。世界遺産のレッドフォートやインド最大のモスクなど見どころが満載で、世界中からの観光客を魅了し続けています。近代的なニューデリーでは、おしゃれなアーケードでショッピングを楽しんだり、スタイリッシュなレストランやバーを訪れナイトライフを楽しんだりするのもいいでしょう。

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  • ムンバイ インド門   2024-04-15撮影

    ムンバイ

    ムンバイ

    インド経済の中心地であり、今や首都デリーを上回る大都会にまで成長したムンバイ。世界の大企業が進出しており、国際的でモダンな雰囲気に包まれています。高層ビルが立ち並ぶ近代的で洗練されたエリアでは、最先端のファッションやフードカルチャーを楽しめるのが魅力の一つ。その一方で、ドービーガートと呼ばれる国内最大級の屋外洗濯場では、ところ狭しと干される洗濯物の圧巻の光景が広がり、高層ビル群の中には世界的に有名な映画の舞台となったスラム街が点在するなど、インドの強烈な格差社会を象徴する都市としての側面もあります。また世界遺産に登録された石窟寺院をはじめ、豊富な観光資源を有しており、年間を通じて多くの観光客で賑わいを見せます。

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インド北部アグラにある、白亜に輝く霊廟。その稀に見る美しさから世界遺産にも登録され、インド・イスラム建築の最高傑作とも称えられています。ムガル帝国の皇帝シャー・ジャハーンが最愛の妻ムムターズ・マハルのために約22年もの歳月をかけて建てたこの世で最も美しい愛の墓標として知られ、そのロマンティックな歴史も人気を集める理由。広大な敷地内には、霊廟のほかにも壮麗な南門、庭園など多くの見どころが存在します。とくに庭園は、最も美しい姿のタージマハルが見られることで人気の撮影ポイント。晴天の日に見られる、白亜のタージマハル・水路に映った逆さ霊廟・青空のブルーが織りなす圧巻の光景は、生涯忘れられない光景となることでしょう。

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ヒマラヤ山脈に源流のある、全長2,500kmにも及ぶ大河です。ガンジス川の水はすべての罪を洗い流してくれると信じられ、聖なる川とされています。またガンジス川自体もガンガーという女神とみなされ、ヒンドゥー教徒にとってガンジス川で沐浴することは一生の夢。観光ではヒンドゥー教最大の聖地・ベナレスを流れるガンジス川を訪れる人が多く、インド各地から集まった人々が沐浴する光景や、川のほとりにある火葬場の神秘的で混沌とした世界を感じられます。毎日夕暮れ時に行われる、僧侶たちによる宗教儀式も必見です。祈りとともに無数のランプが川を流れるさまは、あまりにも美しく神々しい光景です。

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デカン高原の岩山を掘って形づくられた34の石窟寺院群。ヒンドゥー教・仏教・ジャイナ教、三つの宗教の寺院が一堂に会する世界唯一の場所で、その希少価値の高さや保存状態の良さから、1983年に世界遺産に登録されました。最も古い寺院である仏教石窟は約1,800年前に造られたといわれ、それから500年もの歳月をかけてヒンドゥー教やジャイナ教の寺院や僧院も建設。それぞれの宗教寺院が隣接して造られ、また建設された時代も重なっていることから、はるか昔よりインドが宗教的に寛容だったことを物語っています。最大の見どころは第16窟カイラーサナータ寺院。その大きさもさることながら、精緻な彫刻が施された柱や神々の像など、目を見張るほどの美しさです。

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18世紀、インド北部を治めていたジャイ・スィン2世によって建造された天文台。当時の天文学の知識を結集して造られた計5カ所の中でもジャイプールのものが最大で、2010年には世界文化遺産にも登録されました。施設内に点在する天体観測儀はアートを思わせる美しい形状をしており、まるで美術品のよう。訪れる人々を最も圧倒するのは、最大の天体観測儀であるサムラート・ヤントラ。大きな階段のような見た目がユニークですが、現在でも正確に観測でき実際に使用されています。また12星座に向かっている観測儀は、当時の占星家によって占星術に利用されていたとも伝えられています。

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ジャイプール郊外にある丘の頂上にそびえ立つ宮殿で、100年以上もの間繰り返された改築により豪華な装飾が施されてきました。16世紀にムガル帝国と同盟を結んでいたため、宮殿内の各所でイスラム建築の影響も見られます。敷地内には宮殿の他にも、寺院や美しい装飾が施された門など多くの建築物が点在。特に世界一美しい門と称されるガネーシャ門や、天井や壁一面に鏡が使用された鏡の間は多くの観光客が訪れる名所。夜になるとホール内のランプの光を鏡が反射し、まるで星空のような美しい光景が広がります。また毎晩開催される、宮殿全体を使った壮大な音と光のショーも見逃せません。

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インド北部にある勝利の都という意味を持つ史跡。16世紀後半に現在のクジャラート州に存在した国との戦争に勝利したことを記念し、ムガル帝国皇帝アクバルによって建設されました。水不足と酷暑のためわずか14年で放棄されたといわれており、幻の都として世界中の歴史愛好者たちからも注目を集めています。当時の市街は残っていませんが、保存状態の良いモスク地区と宮廷地区の二つが見物可能。モスク地区の高さ約41mにもなるブランド・ダルワーザーは、皇帝アクバルの全盛期を偲ばせる遺跡の一つ。また敷地内ではイスラム教とヒンドゥー教を融合しようとした思想が随所に見られ、その独特な建築はアクバル様式として歴史に名を残しています。

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世界遺産レッドフォートは、デリーの人気観光スポットの一つです。ヒンドゥー語で赤い城という意味のラールキラーと呼ばれ、赤い城壁と門がそびえ立つ姿が訪れる人々を圧倒しています。こちらを建築したのは、タージマハルを建てたことでも有名な、ムガル帝国の皇帝シャー・ジャハーン。建築当時の城は、イスラム教の聖典・コーランに出てくる楽園のような美しさだったと伝えられています。現在でも、その名残は大理石で造られた美しい庭園などから感じられます。毎夜開催される、光と音のショーも必見のイベント。暗闇の中、光に照らされた赤い城壁は、昼間とは全く違った幻想的な雰囲気に包まれます。

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デリーに位置するインド最古のミナレットで、インドで最も高い塔としても知られているクトゥブ・ミナール。後に奴隷王朝をつくったクトゥブッディーン・アイバクによって1200年ごろに建設され、地震や落雷などで何度も崩れるも修復を繰り返し現在の姿になっています。破壊したヒンドゥー教やジャイナ教寺院の石材を使って建築されたため、柱や建築のいたるところにサンスクリット語や女神像が残る、世界でも稀に見るユニークなイスラム建築の一つ。またミナールのさまざまな場所には歴史やコーランの章句が刻まれており、この地の歴史を後世に伝える役割も担っています。初期のインド・イスラム建築の最高傑作として、国際的に高い評価を得ています。

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16世紀に興ったムガル帝国の第2代皇帝、フーマユーンの霊廟。49歳の若さで急死した夫を悼み、最年長の妃であったハージ・ベーガムが自身の生涯をかけて完成させたと伝えられています。赤砂岩と白大理石を利用した色彩のコントラスト、左右対称の荘厳なデザイン、ドームやアーチ、精緻な透かし彫りなど、完成当時のインドにはなかった独特のスタイルを多用。イスラムとインドの建築様式を融合した、ムガル様式建築の原点となり、後に造られたタージマハル建設にも大きな影響を与えたといわれています。1993年には世界遺産にも登録され、世界中からの観光客を魅了し続けています。

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ムンバイのランドマークであるインド門は、1924年に完成したアーチ型の記念碑です。1911年にイギリスのジョージ5世とメアリー王妃がムンバイを訪問したことを記念して建立。アラビア海に面したウォーターフロントに位置しており、ボートに乗って海から眺めるインド門の荘厳な姿も好評を集めています。完成後はインドとイギリス帝国との重要な行事に使用されたり、インド総督が入国するための儀式の場に使われたりと、歴史的場面を見守ってきました。イギリス植民地時代の面影を現代に伝える、歴史的な遺産としての重要な役割も担っています。夜間はライトアップされ、活気あふれるムンバイに彩りを添えています。

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美しい装飾が施された、953もの小窓がずらりと並ぶ宮殿。ピンク色で統一された可愛いデザインはSNSでも注目され、世界中の観光客が訪れる大人気のスポットです。たくさんの窓から宮殿内に風が吹き抜け、真夏でも涼しいことから「風の宮殿」の愛称で親しまれています。こちらは1799年に、宮中の女性のために建てられたのがはじまり。当時の宮中女性は見知らぬ人に姿を見られたり、公共の場に姿を現したりすることは厳禁で、宮殿外の様子が分かりませんでした。しかしこの窓が作られたことで、女性たちは人目にさらされずに街の日常風景や祝祭の様子を眺められるようになりました。内側から見る窓はステンドグラスになっており、目を見張る美しさと評判です。

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ジャイプール旧市街中心に建てられた王宮で、風の宮殿と併せて人気のスポットです。18世紀に建設され、敷地内にはいくつかの建築物が点在。中でも見どころはムバラク・マハルという迎賓館です。中庭に一面に広がるピンクの壁も、写真スポットとして大人気。くすんだピンク色が写真映えすると、若い女性観光客から好評です。春夏秋冬を表した四つの門も、その華やかさが訪れる人々を魅了します。ロイヤルパレス・ツアーのチケットを購入すると、現在もマハラジャが居住する空間の見物が可能。SNSで話題の金と大理石で造られた花がテーマの部屋、小さな鏡が鏤められた部屋など、目が眩むほどの美しさをその目で確認してみましょう。

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世界遺産ムンバイのヴィクトリア朝とアール・デコの遺産群を構成する施設の一つで、歴史的・美術史的にも重要な位置づけです。元は1900年代に、イギリスの皇太子プリンス・オブ・ウェールズのインド訪問を記念して博物館として建築。しかし戦時中であった当時は、博物館として使われることなく軍隊病院として使われた経緯もあります。白いドームをはじめとした特徴的な建築様式もさることながら、約7万点を誇る充実の展示品も見逃せません。彫刻、陶磁器、遺跡からの出土品、世界各国の芸術作品など、所蔵品は古今東西における人類の芸術の歴史を反映しているともいわれるほど。保存分野や教育プログラムでも世界的に高い評価を受ける、インドが誇る博物館です。

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10~13世紀に全盛を極めたチャンデーラ朝の首都であった、インド中央部にある小さな村。世界遺産カジュラホの建造物群を有し、遺跡群は西(ヒンドゥー教寺院)・東(ジャイナ教寺院)・南(2つのヒンドゥー教寺院)の3つのグループに分けられています。現在でも25か所の寺院が現存し、多くの寺院の外壁はアプサラス(天女)やミトゥナ(抱擁する男女)など無数の官能的な彫刻で飾られていることでも有名です。とくに堂内の彫刻物の保存状態がとてもよく、外から入る僅かな光が彫刻を照らす光景は、神々しさすら感じさせてくれます。また夕日に照らされた遺跡群は、心揺さぶられるほどの圧巻の美しさです。

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ゴールデン・テンプルとして知られる、ベナレスで最も有名な寺院の一つです。1780年に当時の王によって建立され、黄金色に輝く塔が特徴的。シヴァ神を祀る寺院としては、インドで1番の高さを誇ります。インド各地から巡礼者が訪れ、多くの寺院を有する聖なる街・ベナレスの中でも中心的存在です。他宗教にも寛容的で、ヒンドゥー教徒でなくても内部の見物ができるのが観光客には嬉しいポイント。またこちらの起源は太古にまで遡るといわれ、数多くの伝説が残っています。早朝に行われる儀式に始まり、正午、夜間と一日を通してさまざまな宗教儀式が行われており、見物も可能。神聖な雰囲気に包まれる、特別な体験となることでしょう。

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仏教に関する重要な建築物をはじめ、釈迦に関するさまざまな伝説が残っている聖地。釈迦がはじめての説法を行った場所として、また釈迦が最初の5人の弟子と出会った地としても信じられており、世界中の仏教徒が巡礼に訪れます。見どころの一つ目が、ダメーク・ストゥーパと呼ばれる仏塔。シンプルな見た目ながら、歴史上とても重要な位置づけの建築物です。見どころの二つ目は、サールナート考古学博物館。こちらのエリアの出土品を中心に、充実の展示がされています。またサールナートはジャイナ教聖者の生誕地とも伝わっており、ジャイナ教徒からも尊い場所とみなされています。ガンジス川観光の拠点・ベナレスから約10kmの好立地にあり、日帰り旅行先として人気の街です。

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インド北東部にある自然豊かなダージリン。紅茶の一大産地としてあまりにも有名です。雪に覆われた雄大なヒマラヤ山脈を、いたるところから眺められるのも大きな魅力。この地方を走るダージリン・ヒマラヤ鉄道は、世界最古の山岳鉄道として世界遺産にも登録されました。蒸気機関車は可愛らしい外観から「トイ・トレイン」の愛称で親しまれており、観光用としてだけではなく、地元民の足としても現役で稼働中です。また、茶園の見学も人気のアクティビティ。飲み比べをしながらのお土産探しも楽しい体験となることでしょう。チベット文化が根付いている場所でもあり、代表料理・モモ(小籠包に似た食べ物)を食べられるのも、ダージリンならではです。

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マハラジャの宮殿都市として設立された街は、淡いピンク色で統一されておりピンクシティの愛称で知られています。旧市街・新市街・郊外の三つのエリアに分かれ、それぞれ異なる魅力で旅人を魅了。城壁で囲まれた旧市街はシティパレス風の宮殿、世界遺産の天文台ジャンタル・マンタルなど見どころが多いエリアです。工芸品が並ぶハワー・マハル・バザールや、布製品や洋服店が並ぶバープー・バザールでショッピングをするのも楽しい時間となるでしょう。城壁外にある新市街には、人気の飲食店やショップが集結。郊外にはアンベール城や、階段井戸チャンド・バオリなどのスポットがあり、郊外ならではのゆったりとした時間が過ごせると人気を集めています。

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新旧二つの顔を持つインドの首都は、世界有数の大都市の一つ。歴史と下町情緒が感じられるオールドデリーと、イギリス統治時代の面影が残るニューデリーの二つのエリアに分かれており、それぞれ全く異なる魅力に溢れています。喧騒が広がるオールドデリーにはエネルギッシュな光景が広がり、こちらほどインドを体感できる場所は他にないといわれているほど。世界遺産のレッドフォートやインド最大のモスクなど見どころが満載で、世界中からの観光客を魅了し続けています。近代的なニューデリーでは、おしゃれなアーケードでショッピングを楽しんだり、スタイリッシュなレストランやバーを訪れナイトライフを楽しんだりするのもいいでしょう。

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インド経済の中心地であり、今や首都デリーを上回る大都会にまで成長したムンバイ。世界の大企業が進出しており、国際的でモダンな雰囲気に包まれています。高層ビルが立ち並ぶ近代的で洗練されたエリアでは、最先端のファッションやフードカルチャーを楽しめるのが魅力の一つ。その一方で、ドービーガートと呼ばれる国内最大級の屋外洗濯場では、ところ狭しと干される洗濯物の圧巻の光景が広がり、高層ビル群の中には世界的に有名な映画の舞台となったスラム街が点在するなど、インドの強烈な格差社会を象徴する都市としての側面もあります。また世界遺産に登録された石窟寺院をはじめ、豊富な観光資源を有しており、年間を通じて多くの観光客で賑わいを見せます。

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インドのおすすめ情報

Information

グルメ

バターチキンカレー

バターチキンカレー

スパイス入りのヨーグルトに漬け込んだ鶏肉をトマトで煮込んだカレー。マイルドな味わいで日本人にも馴染み深い料理。

タンドリーチキン

タンドリーチキン

スパイスとヨーグルトで漬け込んだ鶏肉を焼いたもの。タンドールと呼ばれる円筒状の釜で焼き上げるのが特徴。

ライタ

ライタ

きゅうりやトマトなどの野菜をヨーグルトとスパイスであえたサラダ。辛いカレーの付け合わせにぴったり。

マサラチャイ

マサラチャイ

紅茶に砂糖とミルクを多めに加えたインド流ミルクティー。シナモンやカルダモンなども入っており、スパイシーな味わいです。

インド観光 基本情報

Information
  • 概要
  • 旅の準備
  • 入国・出国
  • 現地情報

概要

紀元前のインダス文明に始まる悠久のインド。多種多様な民族・文化が入り交じり、ひとくちでは語れない不思議な魅力にあふれています。

  • 正式名称
    インド共和国 Republic of India
  • 首都
    ニューデリー
  • 人口
    約14億1,717万人
  • 面積
    約330万km²
  • 人種・民族
    インド・アーリヤ族、ドラビダ族、モンゴロイド族、その他
  • 宗教
    ヒンドゥー教、イスラム教、キリスト教、シク教、 仏教、ジャイナ教、その他
  • 言語
    ヒンディー語、他に憲法公認の州の言語が21言語
  • 通貨
    インド・ルピー
  • 時差
    -3時間30分(インドが正午の場合、日本は午後3時30分)

通貨・両替

インドの通貨単位はインドルピー。日本では入手できませんので、両替は現地で。日本円からの両替は大都市に限られますが、USドルなら地方都市でも両替できます。

  • 日本で
    USドルへの両替は空港や、一部の銀行で取り扱っています。レートはほぼ同じです。
  • 現地で
    銀行、ホテル、政府公認の両替所、外資系金融機関などで両替可能です。
  • 現地の空港で
    空港内の銀行で日本円からルピーに両替できます。
  • 現地の銀行で
    月~金曜の9時30分~17時00分、土曜は14時00分まで。地方には両替できない銀行も。
  • 現地のホテルで
    銀行に比べるとレートは悪いですが、24時間両替でき便利です。
  • 外貨宅配
    外貨をあらかじめ指定の場所に届けてくれる便利なサービス。申し込みは電話かインターネットで。
  • 為替レート
    1ルピー=1.81円(2024年10月現在)

気候・服装

一般的にインドは暑い国というイメージが強いですが、場所や季節によって気候が異なります。旅の目的に応じて服装の準備をしましょう。

  • 乾季
    インドの10月~3月は晴天の日が続く季節。東部や南部では12月~1月が過ごしやすい気候。北部では朝夕冷え込むのでセーターや上着が必要です。
  • 雨季
    7月には西海岸が雨季に入り、次第にインド全土に広がります。9月までは雨が集中して降り、南東地方では10月~12月の終わりまでが雨季になります。
  • 暑季
    4〜6月のインドは最も気温が高い時期です。暑いインドを楽しむために、露出しない衣類と体を覆えるようなストールが必要。50度近い熱風から身を守りましょう。

※平均気温、降水量:全て国土交通省 気象庁ウェブサイト調べ

電圧・プラグ・荷造り・必需品

電圧が日本とは異なるので、日本国内の電器製品を現地で使用する場合は、変圧器が必要です。プラグはさまざまな形状のものが使用されているので、マルチプラグがあると便利。

  • 電圧
    220ボルト 50ヘルツ
  • プラグ
    • Bタイプ、B3タイプ、BFタイプ、Cタイプ、SEタイプ
    • Bタイプ B3タイプ BFタイプ Cタイプ SEタイプ
  • 上手な荷造り
    かさばる荷物は荷造り用の便利グッズを使って小さくまとめ、帰りのおみやげ用のスペースも考えておきましょう。
  • 旅の必需品
    海外へ出るためにはパスポートとお金(現金・カード)が最低限必要。ツアーの場合は、最終日程表「旅のしおり」も必ず持参。

持っていくと便利

  • 上着
    ホテルなどの建物内は、冷房が効きすぎている場合があります。上着を用意しましょう。
  • 雨具
    6~9月はインドのほぼ全土が雨季。この時期に旅する場合には欠かせません。
  • 電卓
    面倒なレート計算をスムーズに。これ1台で買い物交渉が便利になります。
  • 常備薬
    慣れない気候と食事から体調をくずすことも。飲み慣れた薬を持参しましょう。

フライト・飛行時間

日本からインドへは、成田、関西からデリー、ムンバイへの便があります。もっとも早い便で成田~デリー間は、約9時間30分~。

  • 直行便
    日本からデリーまでの直行便は、エアインディアと日本航空、全日空等が運航しています。
  • 経由便・乗継便
    バンコクで乗り継ぎデリーへ行く便などがあります。また、関西からは香港経由でデリーに入国する便が週3便運航しています。
  • 機内への持ち込み
    原則として縦、横、高さの3辺の和が115cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前に確認しましょう。

インドへの入国

  • パスポート残存有効期限
    査証発給時6ヶ月以上必要です。旅行が決まったら必ず確認しておきましょう。
    ※有効期間が1年の査証を申請する場合、査証発給時1年以上必要です。
  • パスポート査証欄の
    余白ページ数
    パスポート査証欄の空白ページが2ページ以上あることが必要。残りのページ数を必ず確認しましょう。
  • ビザの発給
    観光ビザの滞在可能日数は入国審査官の判断となります。申請手続きは旅行会社に代行を依頼する事も可能です。その場合は別途手数料が必要です。
  • 入国カード
    パスポートとともに入国審査の際に出すカードです。往きの飛行機内で配られるので、必要事項に記入しておきましょう。
  • 空港税について
    ツアー料金には含まれていない場合が多いので注意しましょう。各空港により金額は異なります。
  • ※日本国籍の方が観光目的で短期入国する場合の条件です。
    ※この情報は2024年10月現在のものです。情報の更新には努めておりますが、ビザ・パスポートなどの情報は予告なく変更されることがございます。必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。
  • インド入国の流れ
    1. 1.入国審査
      到着後、まずは入国審査のカウンターへ並びましょう。順番が来たら審査官の前に進み、パスポートと入国カードを呈示。旅の目的などの簡単な質問に答えるだけで終わります。
    2. 2.荷物の受け取り
      搭乗した便名が表示されているターンテーブルで荷物をピックアップ。万一荷物の紛失や破損などのトラブルがあれば、ただちに空港のスタッフにクレームタグを見せ報告を。
    3. 3.税関
      荷物が免税の範囲であれば緑ランプのカウンターへ、超える場合は赤ランプのカウンターで申告します。インドの税関審査は厳しく、高価な電気製品などは申告が必要です。

インドから出国

インドでは入国時同様、出国時もセキュリティチェックが厳しく行われています。その分時間もかかりますので、なるべく早めに空港に到着するように心がけましょう。

  • インド出国の流れ
    1. 1.チェックイン(搭乗手続き)
      利用する航空会社のカウンターでチェックインの手続きをします。荷物を預ける場合は、まずはX線の検査を受けましょう。クレームタグをなくさないように。
    2. 2.出国審査
      パスポートと搭乗券を係官へ呈示します。問題がなければ、パスポートにスタンプが押されて審査は終了。
    3. 3.税関手続き~搭乗まで
      入国時に税関の申告をした場合や、そのほかに申告する書類は税関へ提出。搭乗ゲートへ向かいましょう。
インド入国・出国の詳しい流れと空港案内はこちら!

水事情

インドの水道水は、衛生状態が良いとはいえないので生水は飲まないように。1度煮沸するか、ミネラルウォーターを飲みましょう。飲み物に入っている氷にも注意。

  • レストランや食堂では
    レストランで出される水は水道水が多いので避けること。ミネラルウォーターを注文しましょう。
  • 観光にはミネラルウォーターを
    特に暑季はミネラルウォーターを購入し、こまめに水分補給をしましょう。
  • ミネラルウォーター(500ml)物価は?
    ペットボトル入りが15ルピー程度で購入可能です。キャップを開けた形跡がないか、購入の際に確認のこと。

トイレ事情

高級ホテルやレストランを除き、トイレは和式に似たインド式。使用後は自分で手桶で水を汲んで流します。公衆トイレには有料と無料があるので注意。

  • ティッシュペーパーを準備
    インド式にはトイレットペーパーがありません。現地の紙は質が悪いので日本からティッシュペーパーを持っていくことをおすすめします。

郵便・電話・インターネット

国際電話は高級ホテル、電報電話局、公営・私営のPCOから。公衆電話からはかけられません。料金は施設や時間帯によって異なります。郵便事情は良い方です。

  • 郵便
      • 切手:切手はホテルのフロント、郵便局で購入。営業時間は局によって異なりますが、おおむね10時~17時。日曜は休業。中央郵便局は日曜も営業。
      • ポスト:投函はホテルのフロントに頼むか、郵便局に出向くか、街中のポストへ。郵便局の窓口で消印を押してもらうのが一番確実。
  • 電話
    • 電話のかけ方:日本に直接ダイヤルする場合、国際電話識別番号(00)、日本の国番号(81)、市外局番から0をとった番号(東京なら3)、市内局番と相手の電話番号の順に入力します。
    • レンタル携帯:日本でふだん使用している携帯電話が、海外で使えない機種の場合は、日本から海外で使える携帯電話をレンタルしていきましょう。返却も簡単で便利です。
  • インターネット事情
    • インドの大都市や観光地にはインターネットカフェが普及しており、1時間50~100ルピー程度で利用できます。ただし、日本語環境は整っていません。

トラブル・治安

治安は悪化の傾向にあり、スリや置き引きの被害が増えています。また、テロ事件が発生し、外務省より危険情報が出されている地域もあるので注意しましょう。

  • スリ・置き引き
    日本人旅行者で最も多い被害がスリと置き引きです。夜間の外出、1人歩きは極力避け、レストランで食事中も、ホテルのチェックイン時も荷物から目を離さないなど、十分な注意が必要です。
  • パスポート(旅券)の紛失
    インドでパスポートを紛失したら、最寄りの警察で紛失・盗難証明書を発行してもらい、ニューデリーの日本大使館か、ムンバイ、コルカタなどの総領事館に出向き、再発行の申請を。
  • トラブルに巻き込まれたら?
    万一、盗難に遭ったら即座に警察に連絡を。戻って来る可能性は低いですが、盗難証明書を発行してもらいましょう。帰国後に海外旅行保険会社に請求できる場合があります。
  • 海外旅行保険に入って行こう
    いくら注意していても、アクシデントやトラブルに巻き込まれることが海外では起こります。自分だけは安心と思わずに、万一の場合に備えて補償が受けられる海外旅行保険に入っておきましょう。

マナー

宗教と生活が深く関わっているインドでは、日本では常識でもタブーとされていることがあります。事前にしっかり予習をしましょう。

  • チップ
    インドには基本的にチップの習慣はありませんが、高級ホテルのポーターやルームサービスには10ルピー程度。高級レストランで料金にサービス料が含まれていない場合は、料金の10% 程度が目安。
  • 喫煙
    年齢に関係なくタバコを吸ったり、噛みタバコを噛む姿をよく見かけるインドでは、喫煙に関しては寛容です。ただし、公共の場所での喫煙は禁じられているので注意しましょう。
  • 写真撮影
    鉄道駅や地下鉄構内、橋、ダム、空港などは国防上の理由から撮影禁止。寺院の内部も撮影禁止が多いですが、別途料金を払えば撮影可能なところも。ただし、礼拝中は撮影を慎みましょう。
  • 不浄の手
    インドでは宗教的に体の右が「浄」、左が「不浄」。食事には必ず右手を用い、トイレで用を足した後は、左手で洗い流します。握手の際も左手を差し出すのは失礼にあたるので注意を。
  • 服装のTPOを考えて
    インドでは、あまり肌を出す習慣がありません。旅行者もタンクトップやミニスカートなど、肌の露出の多い服装は避けましょう。また、寺院の内部に入るときは、入口で靴を脱ぐのがマナーです。

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