マレーシア観光におすすめの名所&人気のスポットランキングマレーシア観光ガイド

プトラジャヤプトラジャヤ
ペナン島/セントジョージ教会ペナン島/セントジョージ教会
オランダ広場オランダ広場

熱帯の自然と多文化が織りなすマレーシア。ペトロナスツインタワーが象徴するクアラルンプールの近代的な街並みや、世界遺産のマラッカのオランダ広場は、ぜひ訪れておきたいスポットです。そんなマレーシアの基本情報から観光情報まで詳しく紹介します。

マレーシア観光マップ

Map

マレーシアのおすすめ観光スポット総合ランキング

Ranking
1
ペトロナスツインタワー

ペトロナスツインタワー

クアラルンプールにそびえる約約452mの超高層ビル。170mのスカイブリッジからは宝石のように輝く夜景を楽しめます。

2
ジョージタウン

ジョージタウン

大航海時代に世界中の商人が居住した歴史から、多文化が交じり合うエキゾチックな建築物が残る街です。

3
マラッカ

マラッカ

植民地時代とマラッカ王国の文化が交じり合う世界遺産の街。赤レンガのフォトジェニックな建物が絶好の撮影スポットと人気です。

4
ジョホールバル

ジョホールバル

マレー半島最南端にあるシンガポールへの入り口とされる街。近代的な街並みと穏やかな海が共存し、美しいモスクが点在します。

5
キナバル公園

キナバル公園

標高4,100mの高山にある国立公園です。世界最大の花ラフレシアや食虫植物をはじめ、希少な植物に出会えます。

6
キャメロン・ハイランド

キャメロン・ハイランド

標高1,500mに位置する紅茶畑が美しい高原リゾート。年間を通して涼しく、避暑地として人気を集めます。

7
寝釈迦仏寺院

寝釈迦仏寺院

黄金の衣を纏う約33mの寝釈迦仏像が横たわる寺院。色緑や黄色の不思議な像が出迎え、修行僧のミイラが展示されています。

マレーシアおすすめツアー

マレーシアのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • ペトロナスツインタワー

    ペトロナスツインタワー

    クアラルンプール

    首都クアラルンプールにそびえ立つ超高層ビル。およそ452mの2棟のビルが対になっており、天に向かって延びる姿の雄々しさは圧巻。街の至るところから見えるその高さと美しさは、マレーシアの経済的発展と芸術性の高さを窺え、まさに国のシンボルともいえる存在です。2棟を対にしたビルの中では、世界でも指折りの高さを誇るビルでもあります。メタリック調の美しい外壁は、夜になるとまるで黄金のようなイルミネーションが輝き、光を重ねたようなデザインを楽しめます。隣接したKLCC公園では、色鮮やかな噴水ショーが行われ、ペトロナスツインタワーとの輝きに誰もが感動するでしょう。ビルの内部には高級ブランド店や手頃な価格のフードショップが並び、買い物や食事のために観光客が数多く訪れます。

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  • マレーシア  バトゥ洞窟

    バトゥ洞窟

    セランゴール

    ヒンドゥー教にまつわる洞窟として知られ、入り口に佇む43mものムルガン像や、カラフルな階段で有名です。ヒンドゥー教の神であるムルガン像には、300リットルを超える金が使用され、重厚感あふれる佇まいで人々を出迎えます。階段は2018年の改修工事にてカラフルに塗り直しが行われ、現在は抜群の映えスポット。272段と長い階段になるため、歩きやすい靴を選んで行くことをおすすめします。階段の上には約4億年の歳月を経た鍾乳洞が広がり、ヒンドゥー神話に基づいて造られた像がそびえ立つ姿は、ヒンドゥー教を知らなくても、見るだけでその美しさに圧倒されるでしょう。毎年1~2月の満月の日には、ヒンドゥー教の奇祭タイプーサムが華やかに開催されます。この祭りのために信者は断食し、体にたくさんの針を刺してカバディという神輿を担ぎます。毎年約150万人が訪れ、神聖な祭りに祈りを捧げます。

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  • ヘビ寺

    ヘビ寺

    ペナン

    世界中から訪れた商人が店を構え、現在も中国やインドなど他民族の文化を色濃く残す街・ジョージタウンに佇む小さな寺院です。この地で人々を治癒した高僧キュー・スー・コンを祀るため、中国儒教寺院として1850年に建立されました。キュー・スー・コンが持つ不思議な力に導かれたのか、寺院には数多くのヘビが集うようになり、寺院の守り神として大切にされています。境内のあちこちには、ごく自然に体を横たえ静かに過ごす大きなヘビの姿が見られ、訪れる観光客を驚かせます。しかし、ヘビ寺が焚く線香の煙によって眠っているため、人に近づくことはありません。のんびりとくつろぐヘビの姿を見ているうちに、不思議と愛らしさを覚え、ずっと眺めていたくなるでしょう。神聖なヘビとされているため、境内のヘビに触れることは禁じられていますが、スタッフの管理の下でヘビを首に巻く写真撮影サービスも行われています。

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  • タンジュン・アル

    タンジュン・アル

    コタキナバル

    アジアの南国らしいさわやかな風が吹く港町・コタキナバルより南西に位置する美しいビーチです。マレーシア屈指の夕日の名所であり、空一面に広がる茜色が海に反射する幻想的な光景は、街に居を構える地元民も感動するほど。観光客が集うファースト・ビーチには、夕刻になると数多くの屋台が連なり、訪れる人を出迎えます。地元民が集うセカンドビーチでは、バーベキューや海水浴を楽しみながら、夕日の訪れを待つ人々が見られるでしょう。カップルやファミリーがごく自然に集まり、思い思いのひとときを過ごしながら空の色の変化を待ちます。夕日の訪れは季節によって多少の前後がありますが、17時から18時くらいが見頃です。17時から19時の間は道路が混雑するため、17時前にはビーチに到着することをおすすめします。

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  • マレーシア 首相官邸

    プトラジャヤ(ピンクモスク)

    プトラジャヤ

    首都クアラルンプールより南へ約25kmに位置し、マレーシアの行政を担う都市です。クアラルンプールの人口増加による過密・スペース不足の問題から、主要金融通商センターと首都機能のみを残し、行政機関はプトラジャヤへ移転されました。ムガール帝国の様式を取り入れたエメラルドグリーンの首相官邸がそびえ、近代化を遂げた美しい街並みを楽しめる一方、都市の約38%に自然を残す景観の良さが特徴。600haの広大な人工湖・プトラジャヤ湖沿いには、ピンクモスクの愛称で知られるプトラモスクがあります。天然の花こう岩が建物をバラ色に染めるプトラモスクは、イスラム建築の精巧なアラベスク模様が施され、訪れる人々を感動させます。由緒正しいイスラム教の礼拝堂であることから、女性はローブを借りて肌を隠す必要があります。また、礼拝時間は入場不可となっている点に注意しましょう。

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  • ペナン 極楽寺 ライトアップ

    極楽寺

    ペナン

    中国の僧侶によって、1891年から約20年の月日を経て建立された東南アジア最大の仏教寺院。12万平方メートルに及ぶ広大な敷地には、極彩色を施した建物が立ち並び、極楽浄土に来たような感動を味わえます。赤い柱にオレンジ色の屋根、ブルーやグリーンの衣装を纏った神々の絵画などに加え、惜しみなく黄金を使用した仏像や装飾の美しさは圧巻。特に7層を重ねた高さ約30mのパゴダ(仏塔)の豪奢さが目を惹き、中国式・タイ式・ビルマ式の建築技術が見られるほか、内部に並ぶ約1万体の仏像が訪れる人を迎えます。また、2002年には高さ108mにも及ぶ大観音像が完成し、ケーブルカーを使用しての観覧が可能です。旧正月の前後は建物が華やかにライトアップされ、参拝客や観光客が数多く行き交い、華やかで幻想的な光景を楽しむ姿が見られます。

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  • スルタン・アブ・バカール・モスク マレーシア ジョホールバル

    アブ・バカール・モスク

    ジョホール

    首都クアラルンプールに次ぐ華やかさを持つジョホールバルに佇む、マレーシアで最も美しいとされるモスク。周辺の地域が西洋により植民地化する中で、ジョホール帝国の自立を守り抜いたアブ・バカール国王により、1900年に完成されました。白亜の壁に紺色の屋根、金色を使用した豪奢な装飾が施され、その美しさを一目見ようと、国内外から多くの人々が訪れます。近隣のシンガポールがイギリスの植民地となった影響から、ビクトリア様式を反映して建設され、特に四方の尖塔(ミナレット)はイギリスの時計塔を摸倣して造られました。アーチ型の回廊や美しいシャンデリアをはじめ、厳選された素材で作られた一級の装飾にはアブ・バカール国王のこだわりを感じます。宗教施設となるため、イスラム教徒以外は礼拝堂への入場が禁じられています。見学の際には、女性は長袖と長ズボンの服装を心がけ、頭は長い布で覆いましょう。

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  • キナバル山 世界遺産キナバル自然公園

    キナバル公園

    コタキナバル

    ボルネオ島に広がるキナバル公園は、約754平方キロメートルに及ぶ広大な面積を有する国立公園です。世界最大の花であるラフレシアや食虫植物のウツボカズラをはじめ、5,000種以上の貴重な植物が生息し、2000年には保護を目的にユネスコ世界遺産に登録されました。公園には標高4,095mの巨大な山・キナバル火山がそびえ、変化に富むさまざまな植物相が楽しめます。山頂に広がる花こう岩や美しい日の出を見るために、世界中から登山家が訪れる人気の登山スポットでもあります。地上約20mの高さに作られたキャノピーウォークウェイや観光客が疲れを癒やすポーリン温泉など、自然の豊かさを堪能できるスポットが多いことも特徴。1年を通じて訪れることが可能ですが、天候が安定したシーズンを選ぶなら3~5月がおすすめです。

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  • マラッカ オランダ広場 キリスト教会

    オランダ広場

    マラッカ

    都市全体がユネスコ世界文化遺産に指定されているマラッカの入り口となる広場。オランダ統治時代に建設され、サーモンピンクが特徴的なレンガ造りの建築物が残り、緑との見事な融合が訪れる人を感動させます。広場にはマラッカ・キリスト教会やスタダイス(旧総督邸)、ユース・アート・ミュージアム、ビクトリア噴水などオランダを思わせる建築物が並び、観光客の絶好の撮影スポット。中央に立つ時計台は1982年までイギリス製のものが用いられましたが、その年に行われた改修工事の際に日本のセイコーが寄付したものに変えられています。広場には華やかな装飾を施したトライショー(大きな三輪車)が客待ちしており、走行しながら大きな音楽を鳴らす姿は圧巻。夜にはゴージャスにデコレーションされ、明るいネオンが道行く人々の目を惹きます。

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  • オランウータン保護島

    オランウータン保護島

    ペラ

    ペナン大橋よりマレー半島を南に下った位置にあるブキッ・メラ・レイクタウンリゾートには、オランウータンを保護する自然豊かな島があります。オランウータンはマレーシアのボルネオ島とインドネシアのスマトラ島のみに生息しますが、自然災害や密猟などの影響から数が減少しており、国による積極的な保護活動が始まりました。パークには7,000エーカーもの広大な湖が広がり、静かに浮かぶ小島にオランウータンが住んでいます。住む場所を失ったオランウータンは、この保護施設で自然へ戻るためのリハビリを行い、やがて森へ返されます。専用のボート小島に上陸し、柵で囲まれたエリアからオランウータンを眺める体験は、マレーシアならではの貴重な時間となるでしょう。思い思いの時間を過ごすオランウータンの姿は、訪れる人の心を温かくする一方、人間の在り方を問うものでもあります。

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  • フランシス・ライト提督の銅像 フランシスライト提督 コーンウォリス要塞 2009年

    コーンウォリス要塞

    ペナン

    1786年、イギリスの東インド会社総督フランシス・ライトが初上陸した地に造られた重厚な要塞です。当時のイギリスはケダ州よりペナン島を奪い、オランダやフランスなどの敵国から植民地を防衛するための拠点を必要としていました。コーンウォリス要塞はマラッカ海峡へ突き出した部分の先端に建造され、敵国や海賊の侵入を監視し、この地を守り続けた重要な場所です。建設当初は木製の要塞でしたが、1810年にレンガ造りへと生まれ変わり、現在の形となりました。かつては東インド会社の弾薬庫や裁判所をはじめとした行政機関が連なりましたが、現在は17の大砲と要塞の一部が残るのみです。3番目の砲台スリランバイは1603年の年号と東インド会社の刻印が残り、特に見応えがあります。また、不妊症の女性が子宝に恵まれるという伝説も残り、植民地という歴史に苦しんだペナン島の地に希望を残しています。

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  • キャメロンハイランド Boh Tea

    キャメロンハイランド

    クアラルンプールより北に約150km離れたパハン州にある緑豊かな高原リゾート地です。イギリスに統治されていた1855年に、当時の国土調査官を務めたウィリアム・キャメロンにより発見されたことに由来し、キャメロンを冠した名前となりました。広大な丘陵には、マレーシアの紅茶生産量の約70%を占める茶畑が広がり、大地を美しい緑に染め上げます。茶畑の見学やお土産販売のほか、気軽にお茶を楽しめるカフェも並び、国内外から訪れる観光客を楽しませています。また、寒冷な気候を利用したいちご栽培も盛んに行われ、観光客向けのストロベリーファームは特にファミリー層に人気です。自分で花を摘めるフラワープランテーションや、ラベンダー畑の見学を楽しんだ後は、夜空に輝く満天の星が訪れた人を癒やすでしょう。

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  • 寝釈迦仏寺院/ワット・チャヤ・マンカララーム

    寝釈迦仏寺院

    ペナン

    ペナンの中心地ジョージタウンのプラウティクスエリアに位置し、黄金と極彩色に彩られた歴史ある寺院です。1845年、ペナン島がイギリスの支配を受けていた時代に、ビクトリア女王がタイ式寺院の建立を認めたことをきっかけに、その後の1900年に寝釈迦仏寺院が建立されました。寺院の内部には、33mに及ぶ世界で3番目に大きい寝釈迦仏像があり、訪れる人を優しい微笑みで迎えます。寝釈迦仏像の下には金箔に覆われた僧侶のミイラが並び、寺院が持つ美しさと生命の尊さの融合に感動するでしょう。寺院の入り口には華やかな装飾を施した対の龍があり、壁面や台座には黄金の小さな像が埋め込まれるなど、美しく豪奢な造りに圧倒されます。宗教施設であることに配慮し、肌を露出する服装は避け必ず入り口で靴を脱いでください。また、祈りを捧げる人の邪魔にならないよう、見学の際は静かに過ごすことを心がけましょう。

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  • ゲンティンハイランド

    ゲンティンハイランド

    首都クアラルンプールより約35kmの距離に位置し、標高1800mのグヌン・ウル・カリ山頂に広がる一大リゾートエリアです。1971年以降、国内で唯一カジノライセンスを取得し、マレーシアのラスベガスと呼ばれるようになりました。エリア内には室内テーマパークのスカイトロポリスがあり、ネオンが輝く観覧車やティーカップをはじめ、20以上のアトラクションを楽しめます。ショッピングモールやアウトレットショップが軒を連ね、気軽に買い物や食事を楽しめる点も魅力。山の中腹には創業者のリム・ゴー・トンが眠るチン・スウィー洞窟寺院があり、かつてこの地を開拓した偉大な功績を静かに称えています。中国式の九重の塔からは、光り輝くテーマパークとは対照的な美しい山の緑を一望でき、近代的な輝きと優彩な自然の対比が楽しめます。

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  • ゴマントン洞窟

    ゴマントン洞窟

    コタキナバル

    ボルネオ島のマレーシア領に位置し、鬱蒼と覆い茂った緑の奥に口を開けるサバ州最大の洞窟です。洞窟内には高級食材とされるツバメの巣をつくるアナツバメが生息し、唾液を空気で固めながら巣づくりをする姿が見られます。天然のツバメの巣を収穫できる貴重な場所ですが、貴重な自然の恵みを守るために採取は厳しく規制され、年に2度のみ許可を得た地元民が収穫を行います。採取されたツバメの巣の多くは、貴重な食材として香港に輸出され、高額で取引されます。ツバメの巣を収穫するためのやぐら見学や、駐車場付近にある資料館で説明も受けられるため、日本には無い文化の学びを得られるでしょう。洞窟には他にもコウモリやネズミ、ヘビ・昆虫などが生息しており、不気味な雰囲気から肝試しスポットとして紹介されることもあります。鳥の糞から発生するアンモニア臭が充満しているため、中に入る際は覚悟が必要です。

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  • ペナン博物館

    ペナン博物館

    ペナン

    ペナン島がイギリスに統治されていた1896年に建設された学校を、当時の資料を残す博物館として公開している建物です。マレーシアに移り住んだ中国系移民との子・プラナカンに関する展示が多く、プラナカンの伝統的な美しい衣装や装飾品の数々が見られます。夜光貝を用いた繊細な螺鈿はプラナカン文化の特徴とされ、展示品に残る細工の精巧さは訪れる人を感動させるでしょう。また、第2次世界大戦中の日本統治時代に関する展示もあり、日本の歴史をマレーシアの視点から学ぶことが可能です。当時使用されていたトライショー(大きな三輪車)やケーブルカーも残され、その頃に生きた人々の暮らしが学べる点も人気。老朽化が懸念されますが、白亜の建物は美しく当時の面影を現代へ伝えています。

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  • バトゥフェリンギ

    バトゥフェリンギ

    ペナン

    ペナン島のジョージタウンより北側に位置し、エメラルドグリーンの海と長く延びた砂浜を楽しめるリゾート地です。活発な都市開発が行われ、活気あふれるジョージタウンとは一線を画し、穏やかな波の音の中でゆったりとした時間を過ごせる落ち着いたエリア。バナナボートなど人気のアクティビティが体験できますが、特にパラセイリングへの注目度が高く、天気に恵まれれば遠くの山まで見渡せる点が人気です。車で約20分の距離には、ドラゴンフルーツやドリアン、ランブータン、マンゴーをはじめとするトロピカルフルーツファームの畑が見られ、実際に試食も楽しめます。2004年に大きな津波被害を受けた沿岸部には、会場に打ち込まれた杭の上にフローティングモスクが建立され、水上モスクともいわれる美しい建築美を楽しめるでしょう。入場も可能ですが、女性は肌の露出を抑えた服装が求められます。

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  • ポート・ディクソン

    ポート・ディクソン

    40km以上もの砂浜が続く美しいリゾート地。マラッカ海峡に面した美しい沿岸は、首都にいちばん近いビーチとして親しまれ、週末には大勢の人が訪れてバーベキューや海水浴を楽しみます。アクティビティが豊富に揃い、ジェットスキーや貸し出しボート、パラセーリング、バナナボートなどを楽しめるほか、砂浜での乗馬体験も可能です。約11km先には地元民が数多く集うブルー・ラグーン・ビーチがあり、何にも遮られない美しい圧巻の夕焼けが人々を魅了します。近隣にあるパサット・イカン・ハイアザン・ポート・ディクソンは、海洋保護施設を兼ねたファミリー向けの小さな水族館。無料で見学でき、ウミガメやカブトガニを含め日本では珍しい生き物が飼育されています。

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  • スタダイス 赤い広場

    スタダイス

    マラッカ

    マラッカ旧市街地に立つ東アジア最古のオランダ建築を残す民族博物館です。オランダ統治時代の1650年代に旧オランダ総督邸として建設され、現在はイギリス統治時代や日本軍による占領を含め、マレーシアの歴史を学べる博物館として利用されています。建物の正面には日本語の解説もあり、スタダイスが建設された経緯や用途、変遷について詳しく学ぶことが可能。サーモンピンク色の外壁が可愛い印象を与える一方、建物には重みのある分厚いレンガが使用され、木で作られた美しい扉や梁には優れた建築技術が残ります。中庭にある白壁の建物には最古のオランダ式オーブンが残り、当時の人々の暮らしがよりリアルに想像できるでしょう。歴史の中で数々の国の支配下に置かれ、複雑な物語を紡いだマラッカの道のりを発信し、未来へ伝える役割を果たす重要な場所です。

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  • シャーアラム ブルーモスク

    シャー・アラム

    セランゴール

    首都クアラルンプールを囲むように位置するセランゴール州の州都として知られ、自動車製造工場が立ち並ぶマレーシア8番目の都市です。通称ブルーモスクと呼ばれるスルタン サラディン アブドゥル アジズ モスクがあり、白亜の外壁と濃紺の屋根のコントラストが美しく、礼拝者や観光客に親しまれています。ブルーモスクはマレーシア最大級の大きさを持つモスクでもあり、世界4番目となる総面積14haの広さが特徴。高さ140mのミナレット(尖塔)が雄々しくそびえ、マレー建築とイスラム建築の様式美に感動するでしょう。内部には大理石の廊下が長く延び、幾何学模様の壁や青いステンドグラスが飾られ、訪れる人を魅了します。内部の見学も可能ですが、女性は肌の露出を避け、入り口で頭に被る布(トゥドゥン)とローブを借りる必要があります。

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  • サンダカン

    サンダカン

    サバ

    サバ州の中でコタキナバルに次ぐ規模の大きさを誇るサンダカンは、第2次世界大戦中にイギリスや日本の植民地とされた地です。戦争末期の1945年には、敗戦が濃厚となった日本軍によるサンダカン死の行進が強行され、オーストラリアやイギリスの兵士を含む1万人以上の死者を出しました。大戦中に町の多くが大破したこともあり、悲劇の印象が強い土地ですが、現在は動物の保護地区などが点在する静かな町です。サンダカンの西には、オランウータンの保護施設オランウータン・リハビリテーション・センターがあり、親を失ったオランウータンのトレーニングが行われています。中心地から約40km離れたラブック湾付近には、ボルネオ島の固有種であるテングザルの保護区があり、野生のテングザル観察を楽しめます。

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  • マラッカ セントポール教会

    セントポール教会

    マラッカ

    日本に初めてキリスト教を伝えた伝道師、フランシスコ・ザビエルと縁深いカトリック教会。ポルトガルにより1521年に建設されましたが、後に統治したオランダやイギリスがプロテスタントを信仰していたため、セントポール教会は歴史の表舞台から消えることになりました。人の手が入らない時期が長いことから、現在の建物は古く朽ち果て、かろうじて外壁を残すのみです。しかし、支配する国により運命を変えたこの教会は、マラッカが辿った複雑な歴史を物語る遺構であり、マラッカの象徴ともいえるでしょう。ザビエルはこの地より日本・中国へ出発、鹿児島から日本へと上陸し、滞在した2年の間に500人を超える日本人の洗礼を行いました。ザビエルは1552年に中国広東で亡くなりましたが、遺体はマラッカのこの教会に運ばれ9カ月ほど安置されています。1953年にはザビエルの銅像が建てられ、現在も丘の上からマラッカを見守っています。

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  • ランカウイ島

    ランカウイ島

    ケダ

    ランカウイ島は、マレー半島西海岸にある、99の島からなるランカウイ群島で最大の島。ユネスコの世界ジオパークにも認定され、手つかずの自然が堪能できる一大リゾート地です。島全体が免税特区で、酒類が安く購入できるのも魅力のひとつです。特に、マチンチャン山頂へ上るケーブルカーや、山頂にある吊橋「スカイブリッジ」からの素晴らしい眺めは必見。島で一番美しいと言われるタンジュン・ルービーチでくつろいだり、マングローブクルーズでランカウイの自然を存分に味わうのもおすすめです。毎日、島のどこかで開催されるナイトマーケットは、ローカルフードの食べ歩きにぴったり。毎週水・土曜日に開催されるクアタウンのナイトマーケットが大規模で有名です。

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  • ジョージタウン

    ジョージタウン

    ペナン

    2008年に世界文化遺産に登録された歴史都市、ジョージタウン。立ち並ぶ美しいコロニアル建築は、かつてプリンス・オブ・ウェールズ島と呼ばれ、東西貿易の中継地として重要な役割を果たした歴史を物語っています。ジョージタウンには、コーンウォリス要塞、19世紀の富豪の邸宅であるペナン・プラナカン・マンション、華麗な中国の寺院クー・コンシー、カピタン・クリン・モスクなど多様な文化が融合した観光スポットが盛りだくさん。2000年にユネスコ文化遺産保全の最優秀プロジェクト賞を受賞したチョン・ファッ・ツェ・マンション(ブルーマンション)も見逃せません。充実した屋台グルメやストリートアート鑑賞など、街歩きも楽しいエリアです。

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  • ブルーモスク スルタン・サラディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスク

    ブルーモスク(スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャーモ)

    セランゴール

    青空をそのまま落とし込んだような、見事なスカイブルーの屋根が象徴的なモスク。白亜の壁に、140mの高さを持つ4本のミナレットが伸び、総面積は14ヘクタールにも及ぶ巨大小なモスクです。内部にはイスラム建築美が存分に発揮されたブルータイル、ステンドグラスが施され、その精巧な美しさに誰もが感動するでしょう。大階段の先には、真っ白な幾何学模様の格子が埋め込まれ、どこを見てもフォトジェニックな空間が広がります。礼拝堂は約24,000人の人々が収納可能とされ、前列に男性、後列と2階が女性専用の礼拝エリアと決められているため、注意してください。ステンドグラスから差し込む光まで神秘的な佇まいと荘厳さは、見る人すべてを圧倒します。自由見学不可とされているため、必ず入り口で見学の旨を伝えてください。火曜日のみ日本語ガイドが対応可能です。

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首都クアラルンプールにそびえ立つ超高層ビル。およそ452mの2棟のビルが対になっており、天に向かって延びる姿の雄々しさは圧巻。街の至るところから見えるその高さと美しさは、マレーシアの経済的発展と芸術性の高さを窺え、まさに国のシンボルともいえる存在です。2棟を対にしたビルの中では、世界でも指折りの高さを誇るビルでもあります。メタリック調の美しい外壁は、夜になるとまるで黄金のようなイルミネーションが輝き、光を重ねたようなデザインを楽しめます。隣接したKLCC公園では、色鮮やかな噴水ショーが行われ、ペトロナスツインタワーとの輝きに誰もが感動するでしょう。ビルの内部には高級ブランド店や手頃な価格のフードショップが並び、買い物や食事のために観光客が数多く訪れます。

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ヒンドゥー教にまつわる洞窟として知られ、入り口に佇む43mものムルガン像や、カラフルな階段で有名です。ヒンドゥー教の神であるムルガン像には、300リットルを超える金が使用され、重厚感あふれる佇まいで人々を出迎えます。階段は2018年の改修工事にてカラフルに塗り直しが行われ、現在は抜群の映えスポット。272段と長い階段になるため、歩きやすい靴を選んで行くことをおすすめします。階段の上には約4億年の歳月を経た鍾乳洞が広がり、ヒンドゥー神話に基づいて造られた像がそびえ立つ姿は、ヒンドゥー教を知らなくても、見るだけでその美しさに圧倒されるでしょう。毎年1~2月の満月の日には、ヒンドゥー教の奇祭タイプーサムが華やかに開催されます。この祭りのために信者は断食し、体にたくさんの針を刺してカバディという神輿を担ぎます。毎年約150万人が訪れ、神聖な祭りに祈りを捧げます。

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世界中から訪れた商人が店を構え、現在も中国やインドなど他民族の文化を色濃く残す街・ジョージタウンに佇む小さな寺院です。この地で人々を治癒した高僧キュー・スー・コンを祀るため、中国儒教寺院として1850年に建立されました。キュー・スー・コンが持つ不思議な力に導かれたのか、寺院には数多くのヘビが集うようになり、寺院の守り神として大切にされています。境内のあちこちには、ごく自然に体を横たえ静かに過ごす大きなヘビの姿が見られ、訪れる観光客を驚かせます。しかし、ヘビ寺が焚く線香の煙によって眠っているため、人に近づくことはありません。のんびりとくつろぐヘビの姿を見ているうちに、不思議と愛らしさを覚え、ずっと眺めていたくなるでしょう。神聖なヘビとされているため、境内のヘビに触れることは禁じられていますが、スタッフの管理の下でヘビを首に巻く写真撮影サービスも行われています。

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アジアの南国らしいさわやかな風が吹く港町・コタキナバルより南西に位置する美しいビーチです。マレーシア屈指の夕日の名所であり、空一面に広がる茜色が海に反射する幻想的な光景は、街に居を構える地元民も感動するほど。観光客が集うファースト・ビーチには、夕刻になると数多くの屋台が連なり、訪れる人を出迎えます。地元民が集うセカンドビーチでは、バーベキューや海水浴を楽しみながら、夕日の訪れを待つ人々が見られるでしょう。カップルやファミリーがごく自然に集まり、思い思いのひとときを過ごしながら空の色の変化を待ちます。夕日の訪れは季節によって多少の前後がありますが、17時から18時くらいが見頃です。17時から19時の間は道路が混雑するため、17時前にはビーチに到着することをおすすめします。

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首都クアラルンプールより南へ約25kmに位置し、マレーシアの行政を担う都市です。クアラルンプールの人口増加による過密・スペース不足の問題から、主要金融通商センターと首都機能のみを残し、行政機関はプトラジャヤへ移転されました。ムガール帝国の様式を取り入れたエメラルドグリーンの首相官邸がそびえ、近代化を遂げた美しい街並みを楽しめる一方、都市の約38%に自然を残す景観の良さが特徴。600haの広大な人工湖・プトラジャヤ湖沿いには、ピンクモスクの愛称で知られるプトラモスクがあります。天然の花こう岩が建物をバラ色に染めるプトラモスクは、イスラム建築の精巧なアラベスク模様が施され、訪れる人々を感動させます。由緒正しいイスラム教の礼拝堂であることから、女性はローブを借りて肌を隠す必要があります。また、礼拝時間は入場不可となっている点に注意しましょう。

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中国の僧侶によって、1891年から約20年の月日を経て建立された東南アジア最大の仏教寺院。12万平方メートルに及ぶ広大な敷地には、極彩色を施した建物が立ち並び、極楽浄土に来たような感動を味わえます。赤い柱にオレンジ色の屋根、ブルーやグリーンの衣装を纏った神々の絵画などに加え、惜しみなく黄金を使用した仏像や装飾の美しさは圧巻。特に7層を重ねた高さ約30mのパゴダ(仏塔)の豪奢さが目を惹き、中国式・タイ式・ビルマ式の建築技術が見られるほか、内部に並ぶ約1万体の仏像が訪れる人を迎えます。また、2002年には高さ108mにも及ぶ大観音像が完成し、ケーブルカーを使用しての観覧が可能です。旧正月の前後は建物が華やかにライトアップされ、参拝客や観光客が数多く行き交い、華やかで幻想的な光景を楽しむ姿が見られます。

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首都クアラルンプールに次ぐ華やかさを持つジョホールバルに佇む、マレーシアで最も美しいとされるモスク。周辺の地域が西洋により植民地化する中で、ジョホール帝国の自立を守り抜いたアブ・バカール国王により、1900年に完成されました。白亜の壁に紺色の屋根、金色を使用した豪奢な装飾が施され、その美しさを一目見ようと、国内外から多くの人々が訪れます。近隣のシンガポールがイギリスの植民地となった影響から、ビクトリア様式を反映して建設され、特に四方の尖塔(ミナレット)はイギリスの時計塔を摸倣して造られました。アーチ型の回廊や美しいシャンデリアをはじめ、厳選された素材で作られた一級の装飾にはアブ・バカール国王のこだわりを感じます。宗教施設となるため、イスラム教徒以外は礼拝堂への入場が禁じられています。見学の際には、女性は長袖と長ズボンの服装を心がけ、頭は長い布で覆いましょう。

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ボルネオ島に広がるキナバル公園は、約754平方キロメートルに及ぶ広大な面積を有する国立公園です。世界最大の花であるラフレシアや食虫植物のウツボカズラをはじめ、5,000種以上の貴重な植物が生息し、2000年には保護を目的にユネスコ世界遺産に登録されました。公園には標高4,095mの巨大な山・キナバル火山がそびえ、変化に富むさまざまな植物相が楽しめます。山頂に広がる花こう岩や美しい日の出を見るために、世界中から登山家が訪れる人気の登山スポットでもあります。地上約20mの高さに作られたキャノピーウォークウェイや観光客が疲れを癒やすポーリン温泉など、自然の豊かさを堪能できるスポットが多いことも特徴。1年を通じて訪れることが可能ですが、天候が安定したシーズンを選ぶなら3~5月がおすすめです。

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都市全体がユネスコ世界文化遺産に指定されているマラッカの入り口となる広場。オランダ統治時代に建設され、サーモンピンクが特徴的なレンガ造りの建築物が残り、緑との見事な融合が訪れる人を感動させます。広場にはマラッカ・キリスト教会やスタダイス(旧総督邸)、ユース・アート・ミュージアム、ビクトリア噴水などオランダを思わせる建築物が並び、観光客の絶好の撮影スポット。中央に立つ時計台は1982年までイギリス製のものが用いられましたが、その年に行われた改修工事の際に日本のセイコーが寄付したものに変えられています。広場には華やかな装飾を施したトライショー(大きな三輪車)が客待ちしており、走行しながら大きな音楽を鳴らす姿は圧巻。夜にはゴージャスにデコレーションされ、明るいネオンが道行く人々の目を惹きます。

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ペナン大橋よりマレー半島を南に下った位置にあるブキッ・メラ・レイクタウンリゾートには、オランウータンを保護する自然豊かな島があります。オランウータンはマレーシアのボルネオ島とインドネシアのスマトラ島のみに生息しますが、自然災害や密猟などの影響から数が減少しており、国による積極的な保護活動が始まりました。パークには7,000エーカーもの広大な湖が広がり、静かに浮かぶ小島にオランウータンが住んでいます。住む場所を失ったオランウータンは、この保護施設で自然へ戻るためのリハビリを行い、やがて森へ返されます。専用のボート小島に上陸し、柵で囲まれたエリアからオランウータンを眺める体験は、マレーシアならではの貴重な時間となるでしょう。思い思いの時間を過ごすオランウータンの姿は、訪れる人の心を温かくする一方、人間の在り方を問うものでもあります。

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1786年、イギリスの東インド会社総督フランシス・ライトが初上陸した地に造られた重厚な要塞です。当時のイギリスはケダ州よりペナン島を奪い、オランダやフランスなどの敵国から植民地を防衛するための拠点を必要としていました。コーンウォリス要塞はマラッカ海峡へ突き出した部分の先端に建造され、敵国や海賊の侵入を監視し、この地を守り続けた重要な場所です。建設当初は木製の要塞でしたが、1810年にレンガ造りへと生まれ変わり、現在の形となりました。かつては東インド会社の弾薬庫や裁判所をはじめとした行政機関が連なりましたが、現在は17の大砲と要塞の一部が残るのみです。3番目の砲台スリランバイは1603年の年号と東インド会社の刻印が残り、特に見応えがあります。また、不妊症の女性が子宝に恵まれるという伝説も残り、植民地という歴史に苦しんだペナン島の地に希望を残しています。

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クアラルンプールより北に約150km離れたパハン州にある緑豊かな高原リゾート地です。イギリスに統治されていた1855年に、当時の国土調査官を務めたウィリアム・キャメロンにより発見されたことに由来し、キャメロンを冠した名前となりました。広大な丘陵には、マレーシアの紅茶生産量の約70%を占める茶畑が広がり、大地を美しい緑に染め上げます。茶畑の見学やお土産販売のほか、気軽にお茶を楽しめるカフェも並び、国内外から訪れる観光客を楽しませています。また、寒冷な気候を利用したいちご栽培も盛んに行われ、観光客向けのストロベリーファームは特にファミリー層に人気です。自分で花を摘めるフラワープランテーションや、ラベンダー畑の見学を楽しんだ後は、夜空に輝く満天の星が訪れた人を癒やすでしょう。

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ペナンの中心地ジョージタウンのプラウティクスエリアに位置し、黄金と極彩色に彩られた歴史ある寺院です。1845年、ペナン島がイギリスの支配を受けていた時代に、ビクトリア女王がタイ式寺院の建立を認めたことをきっかけに、その後の1900年に寝釈迦仏寺院が建立されました。寺院の内部には、33mに及ぶ世界で3番目に大きい寝釈迦仏像があり、訪れる人を優しい微笑みで迎えます。寝釈迦仏像の下には金箔に覆われた僧侶のミイラが並び、寺院が持つ美しさと生命の尊さの融合に感動するでしょう。寺院の入り口には華やかな装飾を施した対の龍があり、壁面や台座には黄金の小さな像が埋め込まれるなど、美しく豪奢な造りに圧倒されます。宗教施設であることに配慮し、肌を露出する服装は避け必ず入り口で靴を脱いでください。また、祈りを捧げる人の邪魔にならないよう、見学の際は静かに過ごすことを心がけましょう。

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首都クアラルンプールより約35kmの距離に位置し、標高1800mのグヌン・ウル・カリ山頂に広がる一大リゾートエリアです。1971年以降、国内で唯一カジノライセンスを取得し、マレーシアのラスベガスと呼ばれるようになりました。エリア内には室内テーマパークのスカイトロポリスがあり、ネオンが輝く観覧車やティーカップをはじめ、20以上のアトラクションを楽しめます。ショッピングモールやアウトレットショップが軒を連ね、気軽に買い物や食事を楽しめる点も魅力。山の中腹には創業者のリム・ゴー・トンが眠るチン・スウィー洞窟寺院があり、かつてこの地を開拓した偉大な功績を静かに称えています。中国式の九重の塔からは、光り輝くテーマパークとは対照的な美しい山の緑を一望でき、近代的な輝きと優彩な自然の対比が楽しめます。

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ボルネオ島のマレーシア領に位置し、鬱蒼と覆い茂った緑の奥に口を開けるサバ州最大の洞窟です。洞窟内には高級食材とされるツバメの巣をつくるアナツバメが生息し、唾液を空気で固めながら巣づくりをする姿が見られます。天然のツバメの巣を収穫できる貴重な場所ですが、貴重な自然の恵みを守るために採取は厳しく規制され、年に2度のみ許可を得た地元民が収穫を行います。採取されたツバメの巣の多くは、貴重な食材として香港に輸出され、高額で取引されます。ツバメの巣を収穫するためのやぐら見学や、駐車場付近にある資料館で説明も受けられるため、日本には無い文化の学びを得られるでしょう。洞窟には他にもコウモリやネズミ、ヘビ・昆虫などが生息しており、不気味な雰囲気から肝試しスポットとして紹介されることもあります。鳥の糞から発生するアンモニア臭が充満しているため、中に入る際は覚悟が必要です。

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ペナン島がイギリスに統治されていた1896年に建設された学校を、当時の資料を残す博物館として公開している建物です。マレーシアに移り住んだ中国系移民との子・プラナカンに関する展示が多く、プラナカンの伝統的な美しい衣装や装飾品の数々が見られます。夜光貝を用いた繊細な螺鈿はプラナカン文化の特徴とされ、展示品に残る細工の精巧さは訪れる人を感動させるでしょう。また、第2次世界大戦中の日本統治時代に関する展示もあり、日本の歴史をマレーシアの視点から学ぶことが可能です。当時使用されていたトライショー(大きな三輪車)やケーブルカーも残され、その頃に生きた人々の暮らしが学べる点も人気。老朽化が懸念されますが、白亜の建物は美しく当時の面影を現代へ伝えています。

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ペナン島のジョージタウンより北側に位置し、エメラルドグリーンの海と長く延びた砂浜を楽しめるリゾート地です。活発な都市開発が行われ、活気あふれるジョージタウンとは一線を画し、穏やかな波の音の中でゆったりとした時間を過ごせる落ち着いたエリア。バナナボートなど人気のアクティビティが体験できますが、特にパラセイリングへの注目度が高く、天気に恵まれれば遠くの山まで見渡せる点が人気です。車で約20分の距離には、ドラゴンフルーツやドリアン、ランブータン、マンゴーをはじめとするトロピカルフルーツファームの畑が見られ、実際に試食も楽しめます。2004年に大きな津波被害を受けた沿岸部には、会場に打ち込まれた杭の上にフローティングモスクが建立され、水上モスクともいわれる美しい建築美を楽しめるでしょう。入場も可能ですが、女性は肌の露出を抑えた服装が求められます。

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40km以上もの砂浜が続く美しいリゾート地。マラッカ海峡に面した美しい沿岸は、首都にいちばん近いビーチとして親しまれ、週末には大勢の人が訪れてバーベキューや海水浴を楽しみます。アクティビティが豊富に揃い、ジェットスキーや貸し出しボート、パラセーリング、バナナボートなどを楽しめるほか、砂浜での乗馬体験も可能です。約11km先には地元民が数多く集うブルー・ラグーン・ビーチがあり、何にも遮られない美しい圧巻の夕焼けが人々を魅了します。近隣にあるパサット・イカン・ハイアザン・ポート・ディクソンは、海洋保護施設を兼ねたファミリー向けの小さな水族館。無料で見学でき、ウミガメやカブトガニを含め日本では珍しい生き物が飼育されています。

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マラッカ旧市街地に立つ東アジア最古のオランダ建築を残す民族博物館です。オランダ統治時代の1650年代に旧オランダ総督邸として建設され、現在はイギリス統治時代や日本軍による占領を含め、マレーシアの歴史を学べる博物館として利用されています。建物の正面には日本語の解説もあり、スタダイスが建設された経緯や用途、変遷について詳しく学ぶことが可能。サーモンピンク色の外壁が可愛い印象を与える一方、建物には重みのある分厚いレンガが使用され、木で作られた美しい扉や梁には優れた建築技術が残ります。中庭にある白壁の建物には最古のオランダ式オーブンが残り、当時の人々の暮らしがよりリアルに想像できるでしょう。歴史の中で数々の国の支配下に置かれ、複雑な物語を紡いだマラッカの道のりを発信し、未来へ伝える役割を果たす重要な場所です。

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首都クアラルンプールを囲むように位置するセランゴール州の州都として知られ、自動車製造工場が立ち並ぶマレーシア8番目の都市です。通称ブルーモスクと呼ばれるスルタン サラディン アブドゥル アジズ モスクがあり、白亜の外壁と濃紺の屋根のコントラストが美しく、礼拝者や観光客に親しまれています。ブルーモスクはマレーシア最大級の大きさを持つモスクでもあり、世界4番目となる総面積14haの広さが特徴。高さ140mのミナレット(尖塔)が雄々しくそびえ、マレー建築とイスラム建築の様式美に感動するでしょう。内部には大理石の廊下が長く延び、幾何学模様の壁や青いステンドグラスが飾られ、訪れる人を魅了します。内部の見学も可能ですが、女性は肌の露出を避け、入り口で頭に被る布(トゥドゥン)とローブを借りる必要があります。

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サバ州の中でコタキナバルに次ぐ規模の大きさを誇るサンダカンは、第2次世界大戦中にイギリスや日本の植民地とされた地です。戦争末期の1945年には、敗戦が濃厚となった日本軍によるサンダカン死の行進が強行され、オーストラリアやイギリスの兵士を含む1万人以上の死者を出しました。大戦中に町の多くが大破したこともあり、悲劇の印象が強い土地ですが、現在は動物の保護地区などが点在する静かな町です。サンダカンの西には、オランウータンの保護施設オランウータン・リハビリテーション・センターがあり、親を失ったオランウータンのトレーニングが行われています。中心地から約40km離れたラブック湾付近には、ボルネオ島の固有種であるテングザルの保護区があり、野生のテングザル観察を楽しめます。

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日本に初めてキリスト教を伝えた伝道師、フランシスコ・ザビエルと縁深いカトリック教会。ポルトガルにより1521年に建設されましたが、後に統治したオランダやイギリスがプロテスタントを信仰していたため、セントポール教会は歴史の表舞台から消えることになりました。人の手が入らない時期が長いことから、現在の建物は古く朽ち果て、かろうじて外壁を残すのみです。しかし、支配する国により運命を変えたこの教会は、マラッカが辿った複雑な歴史を物語る遺構であり、マラッカの象徴ともいえるでしょう。ザビエルはこの地より日本・中国へ出発、鹿児島から日本へと上陸し、滞在した2年の間に500人を超える日本人の洗礼を行いました。ザビエルは1552年に中国広東で亡くなりましたが、遺体はマラッカのこの教会に運ばれ9カ月ほど安置されています。1953年にはザビエルの銅像が建てられ、現在も丘の上からマラッカを見守っています。

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ランカウイ島は、マレー半島西海岸にある、99の島からなるランカウイ群島で最大の島。ユネスコの世界ジオパークにも認定され、手つかずの自然が堪能できる一大リゾート地です。島全体が免税特区で、酒類が安く購入できるのも魅力のひとつです。特に、マチンチャン山頂へ上るケーブルカーや、山頂にある吊橋「スカイブリッジ」からの素晴らしい眺めは必見。島で一番美しいと言われるタンジュン・ルービーチでくつろいだり、マングローブクルーズでランカウイの自然を存分に味わうのもおすすめです。毎日、島のどこかで開催されるナイトマーケットは、ローカルフードの食べ歩きにぴったり。毎週水・土曜日に開催されるクアタウンのナイトマーケットが大規模で有名です。

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2008年に世界文化遺産に登録された歴史都市、ジョージタウン。立ち並ぶ美しいコロニアル建築は、かつてプリンス・オブ・ウェールズ島と呼ばれ、東西貿易の中継地として重要な役割を果たした歴史を物語っています。ジョージタウンには、コーンウォリス要塞、19世紀の富豪の邸宅であるペナン・プラナカン・マンション、華麗な中国の寺院クー・コンシー、カピタン・クリン・モスクなど多様な文化が融合した観光スポットが盛りだくさん。2000年にユネスコ文化遺産保全の最優秀プロジェクト賞を受賞したチョン・ファッ・ツェ・マンション(ブルーマンション)も見逃せません。充実した屋台グルメやストリートアート鑑賞など、街歩きも楽しいエリアです。

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青空をそのまま落とし込んだような、見事なスカイブルーの屋根が象徴的なモスク。白亜の壁に、140mの高さを持つ4本のミナレットが伸び、総面積は14ヘクタールにも及ぶ巨大小なモスクです。内部にはイスラム建築美が存分に発揮されたブルータイル、ステンドグラスが施され、その精巧な美しさに誰もが感動するでしょう。大階段の先には、真っ白な幾何学模様の格子が埋め込まれ、どこを見てもフォトジェニックな空間が広がります。礼拝堂は約24,000人の人々が収納可能とされ、前列に男性、後列と2階が女性専用の礼拝エリアと決められているため、注意してください。ステンドグラスから差し込む光まで神秘的な佇まいと荘厳さは、見る人すべてを圧倒します。自由見学不可とされているため、必ず入り口で見学の旨を伝えてください。火曜日のみ日本語ガイドが対応可能です。

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マレーシアのおすすめ情報

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グルメ

ナシレマ

ナシレマ

ココナッツミルクで炊いたご飯で、マレーシアでは屋台の定番料理。様々なおかずとサンバルソースを混ぜていただきます。

ナシゴレン

ナシゴレン

目玉焼きを乗せたインドネシア風チャーハン。ナンプラーやサンバルなどによる甘辛い味と辛味が特徴。

海南チキンライス

海南チキンライス

鶏のダシで炊いたご飯に茹で鶏を乗せた料理。マレーシアでは唐辛子にトマトやパプリカを加えたフルーティなソースが特徴。

サンバルウダン

サンバルウダン

エビにサンバルを使用した辛いソースを絡めたマレー風エビチリ。祝いの席のメインで提供される高級料理です。

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マレーシア観光 基本情報

Information
  • 概要
  • 旅の準備
  • 入国・出国
  • 現地情報

概要

マレー半島南部とボルネオ島北部の東マレーシアからなり、ビーチや高原のリゾート、世界遺産の港町、希少な生物を育む熱帯雨林など、多彩な魅力を持つ多民族国家。

  • 正式名称
    マレーシア Malaysia
  • 首都
    クアラルンプール
  • 人口
    約3,350万人
  • 面積
    約33万km²
  • 人種・民族
    マレー系、中国系、インド系、その他
  • 宗教
    イスラム教、仏教、ヒンドゥー教、キリスト教など
  • 言語
    マレー語、英語、中国語、その他
  • 通貨
    マレーシア・リンギット
  • 時差
    -1時間 マレーシアが正午のとき、日本は午後1時

通貨・両替

通貨はマレーシア・リンギット。都市部や観光地では日本円からの両替が可能ですが、小さな町にいくときはUSドルを持っていると安心です。

  • 日本で
    出発前に空港でリンギットへの両替ができますが、現地到着後に両替したほうがレートは良くなります。
  • 現地で
    空港、銀行、ホテル、両替所などで両替できます。
  • 現地の空港で
    銀行の空港出張カウンターで両替できます。パスポートをご用意ください。
  • 現地の銀行で
    レートと手数料は銀行により異なります。
  • 現地のホテルで
    銀行、両替所の閉店後や休業日に現金が必要なときに便利ですが、レートは良くありません。
  • 外貨宅配
    外貨をあらかじめ指定の場所に届けてくれる便利なサービス。申込みは電話かウェブで。
  • 為替レート
    1マレーシア・リンギット=35.02円(2024年10月現在)

気候・服装

雨期と乾期がありますが、気候にあまり差はなく、一年を通して常夏の国。雨期にスコールと呼ばれる強い雨が降りますが、一日中降り続くことはありません。

  • 乾季
    高温ですが雨期より湿度が低く、過ごしやすいでしょう。1日の気温差が大きく、昼間は暑くても、夜は冷え込みますので、長袖の上着があるとよいです。
  • 雨季
    マレー半島の東海岸や東マレーシアは11月~3月、西海岸は5月~9月が雨期。雨の後は肌寒く感じることがあるので、サマーセーターなどを持参するとよいでしょう。

※平均気温、降水量:全て国土交通省 気象庁ウェブサイト調べ

電圧・プラグ・荷造り・必需品

電圧が日本と異なりますが、240ボルトまで対応の電器製品であれば、変圧器を使わずそのまま使用可能です。デジカメや携帯電話の充電器などには、対応しているボルトが記載されているので確認しましょう。ただしプラグの形状は日本のものとは異なるので、変換プラグがあると良いでしょう。

  • 電圧
    220ボルト
  • プラグ
    • BFタイプ
    • BFタイプ
  • 上手な荷造り
    かさばる衣類などは荷造り用の便利グッズを使って小さくまとめ、帰りのおみやげ用のスペースも考えて荷造りしましょう。
  • 旅の必需品
    必需品は念入りに確認。パスポートとお金(現金・カード)、ツアーの場合は、最終日程表「旅のしおり」も必ず持参しましょう。

持っていくと便利

  • ティッシュ
    マレーシアのトイレには紙が備わっていないことが多いので、ティッシュは必需品です。
  • 電卓
    一般の小売店や市場での買い物に値段交渉はつきものです。これ1台あれば交渉がスムーズになります。
  • 密閉式の小袋
    市場などで買った惣菜やスナックも、密閉しておけばホテルや機内でも匂いが気にならず安心。
  • 上着
    ホテルやレストラン、デパートなどは冷房が効きすぎていることがあり、上に羽織るものを持っていくと重宝します。
  • 衣類圧縮袋
    おみやげなどがカバンに入らないとき、かさばる衣類をこれで小さくまとめて空間を確保。
  • 常備薬
    気候の変化や旅の疲れから体調を崩すことも。現地の薬は合わないことがあるので、薬は飲み慣れているものを用意しましょう。

フライト・飛行時間

日本からマレーシアへマレーシア航空、日本航空、ANAなどが直行便を運航。クアラルンプールへは約7時間。

  • 直行便・経由便
    直行便は成田・羽田・関西から運航。名古屋・福岡・札幌などの都市からも、香港、ソウル、バンコク、シンガポールなどで乗り継ぎ便を利用できます。
  • 機内への持ち込み
    原則としてサイズ56×36×23cm以内。爪切り、カミソリなどは預け荷物へ。化粧品や飲み物などの液体は100ml以下の小さな容器に移し、まとめて透明な袋に入れること。テロ対策で規制が厳しくなっているので事前に確認をしましょう。

マレーシアへの入国

90日以内の観光目的の滞在ならビザは必要ありません。出国用航空券、滞在費用証明が必要になります。

  • パスポート残存有効期限
    マレーシア入国時に残存有効期間が6ヶ月以上あることが必要。また、帰路の航空券を所持していることが条件です。
  • パスポート査証欄の
    余白ページ数
    パスポート査証欄の空白ページが連続2ページ以上あることが必要。残りのページ数を必ず確認しましょう。
  • ビザの発給
    90日以内の観光は査証不要。
  • 入国カード
    入国時、デジタル入国カード(MDAC)の登録が必要になりました。
    (2024年1月1日から完全導入。)
    マレーシア到着3日前から専用ウェブサイトから登録可能です。
    詳細は専門サイト、大使館ウェブサイトなどをご確認ください。
  • 空港税について
    ツアー料金には含まれていない場合が多いので注意しましょう。各空港により金額は異なります。
  • ※日本国籍の方が観光目的で短期入国する場合の条件です。
    ※この情報は2024年10月現在のものです。情報の更新には努めておりますが、ビザ・パスポートなどの情報は予告なく変更されることがございます。必ず大使館、領事館または旅行会社でご確認ください。
  • マレーシア入国の流れ
    1. 1.入国審査(Immigration)外国人用のカウンターに並び、パスポートを係官に提示します。※クアラルンプールで国内線へ乗り継ぐ場合、到着時に再度パスポートのチェックがあります。
    2. 2.荷物の受け取り(Baggage Claim)自分の乗ってきた便名が表示されたターンテーブルで、搭乗前に預けた荷物を受け取ります。
    3. 3.税関(Customs)必要事項を記入した税関申告書を係官に提出し、荷物の検査を受けてください。

マレーシアから出国

出発時刻の約2時間前にはチェックインが開始されますので、余裕を持って空港へ。出国時は申告物がある場合、税関申告書の提出が必要です。

  • マレーシア出国の流れ
    1. 1.チェックイン(搭乗手続き)チェックインカウンターで、航空券とパスポートを提示し、機内に持ち込まない荷物を預け、搭乗券を受け取ります。
    2. 2.出国審査係官にパスポート、搭乗券を提示し審査を受けます。※国内線を乗り継いで帰国する場合、出国審査はクアラルンプール国際空港の乗り継ぎ客用出入国審査場で行われます。
    3. 3.手荷物検査手荷物のX線検査とボディチェックを受けます。係官の指示に素直に従いましょう。

水事情

水道水は汚染されているおそれがあるので、そのまま飲まないように。一度沸騰させた水を飲むか、ミネラルウォーターを飲むようにしましょう。

  • レストランや食堂では
    煮沸した水を使用しているか確認のこと。不安な人はミネラルウォーターを注文するようにしましょう。
  • 観光にはミネラルウォーターを
    日中はじっとしていても汗ばむほどなので、ミネラルウォーターを携行し、こまめに水分を補給しましょう。
  • ミネラルウォーター(500ml) 物価は?
    スーパーや売店などで約2マレーシア・リンギット(RM)。

トイレ事情

マレーシアではトイレで用を足した後、備え付けのシャワーで洗浄するのが一般的。紙を流せないタイプのトイレもあるので、紙を使用する場合は注意が必要です。

  • ティッシュは必需品
    観光客向け以外のトイレには、トイレットペーパーが備えつけられていないことがあります。ティッシュを持ち歩くようにしましょう。

郵便・電話・インターネット

公衆電話からテレホンカードを使って、ホテルの電話機からは外線通話番号を押して国際電話がかけられます。郵便事情も良く、インターネット環境も整っています。

  • 郵便
      • 切手:切手の購入はホテルのフロントか直接郵便局へ。業務時間は8:30~18:00、日曜・祝日は休業。
      • ポスト:手紙やハガキは郵便局か街角の赤いポストへ投函。ホテルに依頼することもできます。
  • 電話
    • 電話のかけ方:日本への国際電話は、00(国際電話識別番号)、81(日本の国番号)、最初の0を除いた市外局番、電話番号の順でダイヤル。
    • レンタル携帯:マレーシアでも使える携帯電話があると、いざというとき便利。出発前に日本でレンタル、携帯番号を家族や友人に連絡しておけば安心です。
  • インターネット事情
    ホテルやレストラン、カフェなどでは無料でWi-Fiが使用可能ですが、地域によってはつながりにくい場所もあります。必要であれば事前にWi-Fiルーターを持っていくと良いでしょう。

トラブル・治安

治安は良好ですが、ボルネオ島のサバ州東海岸など、外務省の危険情報で「渡航中止勧告」に区分されている地域もあることを念頭において旅の計画を。

  • スリ・ひったくり
    市場など混雑した場所では周囲に気を配って行動すること。また、空港やホテルのチェックイン、レストランで食事の際には荷物から目を離さないようにしましょう。
  • パスポート(旅券)の紛失
    すぐに警察に被害届を出し、盗難・紛失証明書を作成してもらい、クアラルンプールの日本大使館で発給手続きを。出国予定日が迫っている場合は、帰国のための渡航書を申請します。
  • トラブルに巻き込まれたら?
    ホテル内で盗難や窃盗などに遭った場合は、ホテルのフロントを通して警察に連絡。外出中のトラブルは999番に電話。状況を説明できるようマレー語の会話集を携行すれば安心。
  • 海外旅行保険に入って行こう
    日本と違う環境の海外では、病気やケガ、盗難など、いつどんなトラブルに巻き込まれるか分かりません。万一の場合に様々なサポートが受けられる海外旅行保険に入りましょう。

マナー

左手は不浄な手とされているなど、日本とは習慣やマナーが大きく異なります。また、すべてにおいてのんびりとしていますのでイライラは禁物です。

  • チップ
    ホテルやレストランでサービス料が加算されている場合は基本的に不要ですが、荷物を運んでもらうなど、何かサービスを受けたときはチップを。レストランでサービス料が加算されていない場合には総額の約10%を。
  • 喫煙・飲酒
    クアラルンプール国際空港は指定の喫煙室以外は全面禁煙。違反すると罰せられるので、タバコを吸う人は注意しましょう。また、レストランやカフェなど飲食店内も禁煙となっています。
  • 写真撮影
    軍事関係、寺院、博物館などの施設には撮影禁止の場所があるので注意。また、人物に無遠慮にカメラを向けないように。特に女性を撮影するときは必ず了解を求めてからにしましょう。
  • 服装はTPOを考えて
    リゾート地ではタンクトップ、ミニスカート、短パンなどの服装でかまいませんが、街を歩くときは、男女とも肌が露出した服装を避けましょう。特にイスラム教の寺院では、女性の露出度の高い服装はトラブルのもとです。

マレーシアの現地情報ブログ

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