旅に役立つ情報満載松山観光ガイド

道後温泉道後温泉

松山は明治の俳人・正岡子規を生んだ愛媛県の県都で、夏目漱石の小説『坊っちゃん』の舞台にもなった町です。勝山にそびえる名城・松山城や、3000年の歴史を誇る日本最古の温泉・道後温泉が人気の観光スポット。伊佐爾波神社や石手寺など、国の重要文化財にも指定された建造物も見どころです。

松山の観光マップ

Area Map

松山のおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • 道後温泉

    道後温泉

    日本最古といわれる名高き道後温泉は、古代・白鷺しらさぎの伝説を有しています。1710年完成の郷土地誌のなかで、怪我で苦しんでいた一羽の白鷺が毎日温泉に浸かるようになってから傷は完全に癒え、元気に飛び立ったと書かれています。この様子を見ていた人々が入浴すると病人も全快したことから広く親しまれるようになりました。無加温・無加水の源泉かけ流しなのも魅力ポイントです。3つのお湯に分かれており、それぞれ異なる特徴があります。古きよき日本が感じられる世界にも誇る本館、地元で愛され続けている椿の湯、アートが融合する飛鳥乃温泉、そのどれもがコンセプトごとに楽しませてくれます。伝統を感じる温泉で身も心も癒されるはずです。

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  • 道後温泉駅

    道後温泉駅

    道後温泉駅は伊予鉄道の路面電車駅で、風情溢れる雰囲気が魅力的です。1911年に建築された旧駅舎を復元した駅舎で、明治時代の洋風建築によって造られています。ベンチに座って見る電車はどこか懐かしいような気持ちになれ、方向転換をする姿は趣があります。夜間は駅舎がライトアップされて幻想的なオーラをまとい、日中とは異なる表情が見られるのも特徴です。駅正面には観光案内所もあるので、これから始まる旅に関する有益な情報も得られます。放生園、商店街入口などもあり、各スポットへ向かうのにも便利です。松山市駅までは電車で約20分ほどで、松山の町を車窓から眺め景色を楽しみがら目的地を目指すのもおすすめです。

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  • ダミー道後ハイカラ通り(道後温泉)

    道後ハイカラ通り(道後温泉)

    道後温泉本館の建物に隣接している道後商店街は、「道後ハイカラ通り」と呼ばれ親しまれています。伊予鉄道の路面電車の終点、道後温泉駅から道後温泉本館を結ぶアーケードで、約250mの距離に渡りL字型で展開しています。約60軒の商店が軒を連ねており、カフェや飲食店でお腹も心も満たせるほか、ご当地の品が揃うお土産屋も多く、道後の旅のお土産を買って帰る際にも便利なスポットです。屋根付きのアーケードのため、天気の心配がいらないのも安心出来るポイントです。9時から22時まで営業しているので、温泉での入浴を楽しんだあとに浴衣姿でふらりと気軽に立ち寄ることもでき、温泉とあわせてゆったり商店街を散策をしてまわるのもおすすめです。

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  • 放生園(道後温泉)

    放生園(道後温泉)

    建武年間に伊佐爾波神社が現在の場所に移されたさい、境内の御手洗川の引水をたたえ池がつくられました。これが放生池で聖浄の地として親しまれていましたが、埋め立てられ広場となったのが放生園です。2002年に完成した場所で、市民や観光客の憩いの場として造られたもので、本館と同じ湯を使用したかけ流しが使われています。1891年から1896年の間道後温泉本館にて使用されていた湯釜から出る足湯も人気です。身嗜所なども設けられているので、旅の途中にほっと一息疲れを癒すのもおすすめです。夏目漱石の小説「坊っちゃん」がモチーフとなっている坊っちゃんカラクリ時計は、1時間ごとにメロディとともにカラクリ人形がお目見えし、訪れた人々に楽しく時間をお知らせしてくれます。

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  • 石手寺(道後温泉)

    石手寺(道後温泉)

    728年に熊野十二社権現を祀る道場として創設されたのが始まりの歴史あるお寺です。三重塔は高さは約24mで鎌倉時代の三重塔のなかで最も優れており、重要文化財にも指定されています。石を持ち帰ることで子授けや安産祈願にご利益があると言い伝えられている「詞梨帝母天堂」や、高さ16m、顔の長さ2.4m、筆の長さ3mからなる「西安大師」は弘法大師の像で、その大きさから松山城などからも見渡せます。長さ約160mの洞窟「マントラ洞窟」は、それぞれ場所により意味を持ち、自身と向き合える場所です。50年に一度ご開帳される「お茶堂の弘法大師像」は、弘法大師が自身で制作したもので技術や芸術性が評価されています。長い歴史を持ち見所も満載の心安らぐ空間です。

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  • 松山城

    松山城

    1602年から築城を開始し約四半世紀のときを経て完成した松山城は、21棟が重要文化財に指定されています。さらに、2006年に「日本100名城」、2007年に「美しい日本の歴史的風土100選」に選定されています。“日本で最後の完全な城郭建築”と称されており、あらゆる面で見所が満載です。遠くからでも目を惹く凝った造りで、城内一帯が風情ある雰囲気です。天守の最上階からは松山平野や瀬戸内海などを見渡せるので、美しい光景を心ゆくまで眺められるのもうれしいポイント。季節に合わせて木々が色づき、花々が咲き誇るさまも見事で城の近くで咲く桜など感動を覚える光景が見られます。

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  • 萬翠荘

    萬翠荘

    1922年旧松山藩主の子孫にあたる久松定謨伯爵によって建設されました。別邸として作られたフランス風の洋館で、建築当時の様子がそのまま残されている歴史ある建物です。2011年には萬翠荘本館と管理人舎の2棟が国重要文化財に指定されています。かつては松山藩の家老屋敷の跡地で夏目漱石が英語教師として赴任していたときの下宿先があったところです。地下1階、地上3階からなり、数々の絵画や掛け軸、ステンドグラスなどの美術品も趣があるものが揃っています。青空の下太陽に照らされている姿はもちろん、夜にライトが灯っているときも幻想的な雰囲気が魅力です。また、生い茂る木々や、近くに咲く花々との共演も美しいです。

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  • 子規堂

    子規堂

    子規堂は、正岡子規が17歳まで暮らした家が再現されています。1926年柳原極堂氏らによって正岡家の旧居の一部を移して建てたのが始まりです。その後、焼失や再建を繰り返し、現在の形となっています。現在のものは、子規の妹律の遺した記録図と友人柳原極堂氏の記憶に基づいており、当時の居宅の構造がそのまま再現されているのが特徴です。1948年には記念物・史跡に指定されています。堂内には直筆原稿や遺墨、遺品などが展示されている貴重な空間です。子規の三回忌にお墓の横に遺髪を埋葬した埋髪塔が建立されていますが、空襲でも焼失などの影響を受けず長い歴史を持っています。

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  • 一草庵

    一草庵

    自由に一筋の道を詠い続けた自由律俳人、種田山頭火の終焉の場として知られる一草庵は、趣深い雰囲気が漂っています。1939年友人の好意により御幸寺境内に庵住しますが在庵わずか10か月で永眠しています。庵の内部は休日であれば公開されており、どのような環境のなかで俳句が詠まれていたかがうかがい知れる場所です。どこか懐かしさを感じる心安らぐ空間なので、当時の種田山頭火に想いを馳せるのにももってこいです。庭の植物などが生い茂り、訪れる人々を歓迎しているかのように感じられます。また、休憩所が隣接されており、資料が展示されているので庭などを眺めながら資料に目を通せます。

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  • 坊ちゃんスタジアム

    坊っちゃんスタジアム

    坊っちゃんスタジアムは野球王国とも呼ばれる愛媛県を代表するスタジアムで、愛媛を舞台にした夏目漱石の小説「坊っちゃん」にちなみ名付けられました。両翼99.1m、中堅122mの広さからなるグラウンドはプロ野球の公式戦ができる大きさで、約3万人の収容が可能です。地方の野球場としては国内随一の規模を持ち、地方球場としては最多の3度プロ野球のオールスターゲームが開催された実績を持ちます。野球愛好家としても知られる松山市出身の正岡子規の幼名「のぼる」にちなんだ「の・ボールミュージアム」もあり、愛媛県のアマチュア野球・プロ野球に関する展示品や映像を鑑賞することが出来ます。

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  • 道後温泉本館(道後温泉)

    道後温泉本館(道後温泉)

    道後温泉本館は1994年に国の重要文化財に指定されていますが、これは日本の公衆浴場として初めてのことでした。保存などで辞めることなく、現在もなお人々に愛される温泉として営業しています。また、日本を訪れる外国人観光客の愛用書「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」において、2009年に最高位の三つ星を獲得するなど、その魅力は世界にも通用するほどです。度重なる改築や改造を経て現在の姿となっており、建物設計は松山城の城大工棟梁の家系である坂本又八郎氏によるものです。どこか懐かしさを感じさせるデザインでありながら、高級感も漂っており訪れる人を出迎えています。最高級品質の庵治石や大島石、大理石など素材にもこだわりが見られます。

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  • 道後温泉 椿の湯(道後温泉)

    道後温泉 椿の湯(道後温泉)

    椿をシンボルとした松山市民の親しみの湯となっている椿の湯は、多くのファンを有する公衆浴場で1953年に第8回国体が四国各県で開催された折に建設されたものです。1984年の改装、2017年のリニューアルオープンを経て現在の形となっています。道後温泉本館と同じ無加温・無加水の源泉かけ流しのお湯で、浴室の落ち着いた雰囲気が魅力です。男湯、女湯ともに道後温泉特有の湯釜が置かれており目を惹きます。高い天井と豊富な湯量が特徴で日頃の疲れをしっかり癒せて足をしっかり伸ばせる広さなので、心置きなくリラックスできます。外観は親しみやすいデザインで、構えることなく入館できるのもうれしいポイントです。

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  • 道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(道後温泉)

    道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(道後温泉)

    飛鳥時代の建築様式が取り入れられている湯屋で、加温も加水もしていない源泉かけ流しの「美人の湯」を堪能できます。どこか懐かしさも感じる洗練されたデザインで、おしゃれな雰囲気が漂っています。2階建ての建物でひとつひとつこだわりが見られる温泉です。西条だんじり彫刻を施したり、桜井漆器や筒描染、今治タオル、伊予水引などご当地ならではのものを使ったりと内装にいたるまでのポリシーや匠の技が光っています。どの部屋も華やかで煌びやかな装飾がなされており、あらゆる芸術品に心奪われるはずです。開放的な大浴場や、露天風呂や特別浴室など、それぞれで全く異なる趣向が凝らされているので楽しみながらくつろげます。

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  • 坊ちゃんカラクリ時計(道後温泉)

    坊っちゃんカラクリ時計(道後温泉)

    1994年に道後温泉本館建設100年周年記念事業の一環として作られた坊っちゃんカラクリ時計は、道後温泉駅前の放生園に建てられています。遠くからでも目を惹く存在感があり、8時から22時の間は1時間(期間により30分)ごとに道後温泉らしい音楽も鳴り響きます。小説「坊っちゃん」に登場するキャラクターたちが時計から登場し、訪れる人々を歓迎しているかのようです。時計の隣には足湯が設置されており、人気の名所として多くの観光客が訪れています。足湯には道後温泉の源泉が使われており、時計の音楽が流れるまでゆったりくつろぎながら待つことも可能です。夜になると時計はライトアップされ幻想的な雰囲気を醸し出しているさまも趣深いです。

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  • 松山観光港

    松山観光港

    広島、呉、小倉、松山近郊の中島への航路がある松山観光港。ターミナルでは各地へ向かう乗船までの時間をゆったりと過ごせます。ターミナル1階のボードウォークでは風を肌で感じ眼前に広がる景色を眺めながら自然を感じられます。また、同じフロアには松山のお土産品が並ぶショップも併設されており、旅のお土産もここで買い揃えることができます。2階の「レストランfeu」には気軽に楽しめるカフェスタンドがあり、洗練されたデザインの店内でゆったりとしたひとときを過ごすことができます。港の周辺は季節や天気によっても景観が変化するため、海の心地よい香りや風を感じながら瀬戸内の風景や、空を赤く染める夕景観賞など、船旅以外での楽しみ方もおすすめです。

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日本最古といわれる名高き道後温泉は、古代・白鷺しらさぎの伝説を有しています。1710年完成の郷土地誌のなかで、怪我で苦しんでいた一羽の白鷺が毎日温泉に浸かるようになってから傷は完全に癒え、元気に飛び立ったと書かれています。この様子を見ていた人々が入浴すると病人も全快したことから広く親しまれるようになりました。無加温・無加水の源泉かけ流しなのも魅力ポイントです。3つのお湯に分かれており、それぞれ異なる特徴があります。古きよき日本が感じられる世界にも誇る本館、地元で愛され続けている椿の湯、アートが融合する飛鳥乃温泉、そのどれもがコンセプトごとに楽しませてくれます。伝統を感じる温泉で身も心も癒されるはずです。

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道後温泉駅は伊予鉄道の路面電車駅で、風情溢れる雰囲気が魅力的です。1911年に建築された旧駅舎を復元した駅舎で、明治時代の洋風建築によって造られています。ベンチに座って見る電車はどこか懐かしいような気持ちになれ、方向転換をする姿は趣があります。夜間は駅舎がライトアップされて幻想的なオーラをまとい、日中とは異なる表情が見られるのも特徴です。駅正面には観光案内所もあるので、これから始まる旅に関する有益な情報も得られます。放生園、商店街入口などもあり、各スポットへ向かうのにも便利です。松山市駅までは電車で約20分ほどで、松山の町を車窓から眺め景色を楽しみがら目的地を目指すのもおすすめです。

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道後温泉本館の建物に隣接している道後商店街は、「道後ハイカラ通り」と呼ばれ親しまれています。伊予鉄道の路面電車の終点、道後温泉駅から道後温泉本館を結ぶアーケードで、約250mの距離に渡りL字型で展開しています。約60軒の商店が軒を連ねており、カフェや飲食店でお腹も心も満たせるほか、ご当地の品が揃うお土産屋も多く、道後の旅のお土産を買って帰る際にも便利なスポットです。屋根付きのアーケードのため、天気の心配がいらないのも安心出来るポイントです。9時から22時まで営業しているので、温泉での入浴を楽しんだあとに浴衣姿でふらりと気軽に立ち寄ることもでき、温泉とあわせてゆったり商店街を散策をしてまわるのもおすすめです。

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建武年間に伊佐爾波神社が現在の場所に移されたさい、境内の御手洗川の引水をたたえ池がつくられました。これが放生池で聖浄の地として親しまれていましたが、埋め立てられ広場となったのが放生園です。2002年に完成した場所で、市民や観光客の憩いの場として造られたもので、本館と同じ湯を使用したかけ流しが使われています。1891年から1896年の間道後温泉本館にて使用されていた湯釜から出る足湯も人気です。身嗜所なども設けられているので、旅の途中にほっと一息疲れを癒すのもおすすめです。夏目漱石の小説「坊っちゃん」がモチーフとなっている坊っちゃんカラクリ時計は、1時間ごとにメロディとともにカラクリ人形がお目見えし、訪れた人々に楽しく時間をお知らせしてくれます。

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728年に熊野十二社権現を祀る道場として創設されたのが始まりの歴史あるお寺です。三重塔は高さは約24mで鎌倉時代の三重塔のなかで最も優れており、重要文化財にも指定されています。石を持ち帰ることで子授けや安産祈願にご利益があると言い伝えられている「詞梨帝母天堂」や、高さ16m、顔の長さ2.4m、筆の長さ3mからなる「西安大師」は弘法大師の像で、その大きさから松山城などからも見渡せます。長さ約160mの洞窟「マントラ洞窟」は、それぞれ場所により意味を持ち、自身と向き合える場所です。50年に一度ご開帳される「お茶堂の弘法大師像」は、弘法大師が自身で制作したもので技術や芸術性が評価されています。長い歴史を持ち見所も満載の心安らぐ空間です。

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1602年から築城を開始し約四半世紀のときを経て完成した松山城は、21棟が重要文化財に指定されています。さらに、2006年に「日本100名城」、2007年に「美しい日本の歴史的風土100選」に選定されています。“日本で最後の完全な城郭建築”と称されており、あらゆる面で見所が満載です。遠くからでも目を惹く凝った造りで、城内一帯が風情ある雰囲気です。天守の最上階からは松山平野や瀬戸内海などを見渡せるので、美しい光景を心ゆくまで眺められるのもうれしいポイント。季節に合わせて木々が色づき、花々が咲き誇るさまも見事で城の近くで咲く桜など感動を覚える光景が見られます。

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1922年旧松山藩主の子孫にあたる久松定謨伯爵によって建設されました。別邸として作られたフランス風の洋館で、建築当時の様子がそのまま残されている歴史ある建物です。2011年には萬翠荘本館と管理人舎の2棟が国重要文化財に指定されています。かつては松山藩の家老屋敷の跡地で夏目漱石が英語教師として赴任していたときの下宿先があったところです。地下1階、地上3階からなり、数々の絵画や掛け軸、ステンドグラスなどの美術品も趣があるものが揃っています。青空の下太陽に照らされている姿はもちろん、夜にライトが灯っているときも幻想的な雰囲気が魅力です。また、生い茂る木々や、近くに咲く花々との共演も美しいです。

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子規堂は、正岡子規が17歳まで暮らした家が再現されています。1926年柳原極堂氏らによって正岡家の旧居の一部を移して建てたのが始まりです。その後、焼失や再建を繰り返し、現在の形となっています。現在のものは、子規の妹律の遺した記録図と友人柳原極堂氏の記憶に基づいており、当時の居宅の構造がそのまま再現されているのが特徴です。1948年には記念物・史跡に指定されています。堂内には直筆原稿や遺墨、遺品などが展示されている貴重な空間です。子規の三回忌にお墓の横に遺髪を埋葬した埋髪塔が建立されていますが、空襲でも焼失などの影響を受けず長い歴史を持っています。

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自由に一筋の道を詠い続けた自由律俳人、種田山頭火の終焉の場として知られる一草庵は、趣深い雰囲気が漂っています。1939年友人の好意により御幸寺境内に庵住しますが在庵わずか10か月で永眠しています。庵の内部は休日であれば公開されており、どのような環境のなかで俳句が詠まれていたかがうかがい知れる場所です。どこか懐かしさを感じる心安らぐ空間なので、当時の種田山頭火に想いを馳せるのにももってこいです。庭の植物などが生い茂り、訪れる人々を歓迎しているかのように感じられます。また、休憩所が隣接されており、資料が展示されているので庭などを眺めながら資料に目を通せます。

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坊っちゃんスタジアムは野球王国とも呼ばれる愛媛県を代表するスタジアムで、愛媛を舞台にした夏目漱石の小説「坊っちゃん」にちなみ名付けられました。両翼99.1m、中堅122mの広さからなるグラウンドはプロ野球の公式戦ができる大きさで、約3万人の収容が可能です。地方の野球場としては国内随一の規模を持ち、地方球場としては最多の3度プロ野球のオールスターゲームが開催された実績を持ちます。野球愛好家としても知られる松山市出身の正岡子規の幼名「のぼる」にちなんだ「の・ボールミュージアム」もあり、愛媛県のアマチュア野球・プロ野球に関する展示品や映像を鑑賞することが出来ます。

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道後温泉本館は1994年に国の重要文化財に指定されていますが、これは日本の公衆浴場として初めてのことでした。保存などで辞めることなく、現在もなお人々に愛される温泉として営業しています。また、日本を訪れる外国人観光客の愛用書「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」において、2009年に最高位の三つ星を獲得するなど、その魅力は世界にも通用するほどです。度重なる改築や改造を経て現在の姿となっており、建物設計は松山城の城大工棟梁の家系である坂本又八郎氏によるものです。どこか懐かしさを感じさせるデザインでありながら、高級感も漂っており訪れる人を出迎えています。最高級品質の庵治石や大島石、大理石など素材にもこだわりが見られます。

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椿をシンボルとした松山市民の親しみの湯となっている椿の湯は、多くのファンを有する公衆浴場で1953年に第8回国体が四国各県で開催された折に建設されたものです。1984年の改装、2017年のリニューアルオープンを経て現在の形となっています。道後温泉本館と同じ無加温・無加水の源泉かけ流しのお湯で、浴室の落ち着いた雰囲気が魅力です。男湯、女湯ともに道後温泉特有の湯釜が置かれており目を惹きます。高い天井と豊富な湯量が特徴で日頃の疲れをしっかり癒せて足をしっかり伸ばせる広さなので、心置きなくリラックスできます。外観は親しみやすいデザインで、構えることなく入館できるのもうれしいポイントです。

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飛鳥時代の建築様式が取り入れられている湯屋で、加温も加水もしていない源泉かけ流しの「美人の湯」を堪能できます。どこか懐かしさも感じる洗練されたデザインで、おしゃれな雰囲気が漂っています。2階建ての建物でひとつひとつこだわりが見られる温泉です。西条だんじり彫刻を施したり、桜井漆器や筒描染、今治タオル、伊予水引などご当地ならではのものを使ったりと内装にいたるまでのポリシーや匠の技が光っています。どの部屋も華やかで煌びやかな装飾がなされており、あらゆる芸術品に心奪われるはずです。開放的な大浴場や、露天風呂や特別浴室など、それぞれで全く異なる趣向が凝らされているので楽しみながらくつろげます。

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1994年に道後温泉本館建設100年周年記念事業の一環として作られた坊っちゃんカラクリ時計は、道後温泉駅前の放生園に建てられています。遠くからでも目を惹く存在感があり、8時から22時の間は1時間(期間により30分)ごとに道後温泉らしい音楽も鳴り響きます。小説「坊っちゃん」に登場するキャラクターたちが時計から登場し、訪れる人々を歓迎しているかのようです。時計の隣には足湯が設置されており、人気の名所として多くの観光客が訪れています。足湯には道後温泉の源泉が使われており、時計の音楽が流れるまでゆったりくつろぎながら待つことも可能です。夜になると時計はライトアップされ幻想的な雰囲気を醸し出しているさまも趣深いです。

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広島、呉、小倉、松山近郊の中島への航路がある松山観光港。ターミナルでは各地へ向かう乗船までの時間をゆったりと過ごせます。ターミナル1階のボードウォークでは風を肌で感じ眼前に広がる景色を眺めながら自然を感じられます。また、同じフロアには松山のお土産品が並ぶショップも併設されており、旅のお土産もここで買い揃えることができます。2階の「レストランfeu」には気軽に楽しめるカフェスタンドがあり、洗練されたデザインの店内でゆったりとしたひとときを過ごすことができます。港の周辺は季節や天気によっても景観が変化するため、海の心地よい香りや風を感じながら瀬戸内の風景や、空を赤く染める夕景観賞など、船旅以外での楽しみ方もおすすめです。

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今治城

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当時の国内最大級の海城で、城内は博物館や美術館となっています。堀は海水が引かれており、泳ぐ魚の姿も眺められます。

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伯方島

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下灘駅

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伊達政宗の息子が初代藩主となった城下町。歴史的な建造物のほか、真鯛や柑橘など、海や山のグルメが堪能できます。

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松山のおすすめ情報

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鯛めし

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鍋焼きうどん

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古くから松山市民に愛されてきた鍋焼きうどん。市内には戦後すぐから営業している老舗もあり、今も当時の味を守っています。

三津浜焼き

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松山市の三津浜地区のご当地お好み焼き。広げた生地に味付き麺をのせて、魚粉やちくわなど店独自の具材が重ねられます。

じゃこカツ

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じゃこ天の生地に、人参・玉ねぎなどの野菜を混ぜパン粉をつけて揚げたもの。食べ歩きにピッタリの地元グルメです。

タルト

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四国のタルトは、あんをふわふわスポンジ生地で巻いたもの。特に「一六タルト」は、四国を代表する銘菓として親しまれています。

坊ちゃん団子

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夏目漱石の小説「坊っちゃん」が由来の、一口サイズの三色団子。道後温泉をはじめ、四国各地で販売している定番土産です。

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野菜や果物から始まる野菜ソムリエ的旅の組み立て方~愛媛への旅(ジャバラ)

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