旅に役立つ情報満載ハノイ観光ガイド

タンロン遺跡タンロン遺跡

11世紀から李朝の都として栄えた、ベトナムの首都ハノイ。フランス統治時代の欧風の建物や教会が並び、旧市街の西側にそびえるタンロン城跡や由緒ある寺院、廟が千年の歴史をしのばせます。そんなハノイ観光のおすすめスポットやグルメを紹介します。

ハノイ観光マップ

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ハノイのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • ホーチミン廟

    ホーチミン廟

    ベトナム建国の父として知られるホーチミンの亡骸が眠る、ホーチミン廟。ベトナム民族解放と独立のために生涯をかけたホーチミンは、今なお国民から敬愛され、観光客はもちろん国内からの参拝者が絶えないスポットです。廟は1973年から2年の歳月をかけ、ベトナム全土から集められた自然素材を用いて建造されました。ここでは、おごそかな雰囲気の中、眠るように安置されているホーチミン本人の姿を拝めます。また、廟の前にあるバーディン広場で行われる衛兵交代式も見どころの一つ。純白の制服を身にまとった衛兵たちが行進しながら交代する様子は、圧巻です。衛兵による毎日6時の国旗掲揚儀式と21時の国旗降納儀式もあり、こちらも一般見学が可能です。

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  • ホアンキエム湖

    ホアンキエム湖

    ハノイのランドマークとして親しまれる湖、ホアンキエム湖。ベトナム語で還剣湖の意味があり、レー朝を築いたレー・ロイが神から授かった宝剣で明軍を倒し、大亀を通じて剣を神に返したという伝説にちなんで名付けられました。見どころは、湖に浮かぶ二つの小島。湖の南にある小島には、湖のランドマーク亀の塔が立ち、夜にはライトアップされた幻想的な姿を望めます。もう一つの小島には、巨大な亀のはく製が鎮座する寺院玉山祠があり、橋で渡って訪れられます。湖は周囲約2kmの南北に長い形状で、遊歩道が整備されているため30~40分ほどで一周できます。ハノイ市民の憩いの場でもあり、早朝から夜にかけて人の絶えないスポットです。

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  • 一柱寺

    一柱寺

    一柱寺は、ホーチミン廟に隣接しているハノイを代表する歴史的寺院。1049年の李王朝時代に建てられたもので、1本の柱で支えられており、池の上で咲く蓮の花のような本堂が特徴です。長く世継ぎに恵まれなかった李朝のリー・タイ・ト王が、蓮の上で子どもを抱く観音菩薩の夢を見てすぐに子を授かったことから、感謝の意を込めて蓮の花に似た寺院を建てたとされています。堂内にはきらびやかな金色の観音像が祀られており、祈祷をすると子宝に恵まれるとして地元民も数多く訪れます。本堂は無料で自由に見学でき、写真撮影も可能。本堂の真下にある霊沼池には蓮の花が植えられており、季節になると美しい花が咲き誇る景観が見られます。

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  • タンロン水上人形劇場

    水上人形劇

    12世紀にハノイの農村で生まれたとされる水上人形劇。ベトナムの伝統音楽とともに水中の仕掛けを人力で動かして、水上でカラフルな人形が劇をするベトナムの伝統芸能です。ベトナム国外で公演されたこともあり、世界的な人気を誇ります。演目はハノイ王朝時代の伝説や当時の農村での暮らしにまつわる内容で、1本5分ほどの短い物語を十数話見られます。ハノイ市内では、旧市街にあるタンロン水上人形劇場で観劇が可能。セリフはベトナム語ですが、人形のコミカルな動きだけで十分内容を理解できるため、言葉の壁を越えて大人から子どもまで劇を楽しめます。観劇チケットは人気のため、予約するか早めに現地で購入するのがおすすめです。

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  • ハノイ ベトナム軍事歴史博物館

    歴史博物館

    ハノイ市内で最も美しい建物とされている歴史博物館。黄色い外壁と八角形の楼閣が印象的な建物です。現在のこの建物は、フランスの建築家エブラールの設計で1932年に完成したもので、フランスとベトナムの建築様式を組み合わせたインドシナ建築様式を採用した初の建築物といえます。博物館内では、約20万点もの資料が見学可能。ベトナムの先史からベトナム独立に至るまでの時代ごとに展示されているため、順を追ってベトナムの歴史を学べるのが特徴です。裏庭にも18〜19世紀にかけての資料が展示されており、こちらは博物館の営業時間終了後も見学できます。ベトナムの歴史を学ぶのはもちろんのこと、外観だけでも一見の価値があるスポットです。

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  • ハノイのオペラハウス ハノイ大劇場

    ハノイ歌劇場

    ホアンキエム湖の南に立ち並ぶコロニアル建築の中でも最大なのがハノイの大劇場。1911年にハノイに住んでいるフランス人の娯楽のため、フランスのオペラ座をモデルにして建てられました。現在はハノイ市民のための歌劇場として使われており、演劇やオペラ、オーケストラのほか、海外アーティストのベトナム公演の会場に使われることもあります。内部の一般公開はされておらず、公演日にチケットを持っている人のみ入場可能。劇場入り口にある受付では当日券を購入できることがあるので、興味がある人は覗いてみるといいでしょう。なお、1階部分にあるレストランは誰でも利用可能。夜には建物のライトアップもされるので、公演がない日でも十分楽しめるスポットです。

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  • ハノイ大教会 2015/05/24

    ハノイ大教会

    ハノイ最古の教会として有名なハノイ大教会。フランス統治時代の19世紀にフランスのノートルダム大聖堂をモデルに建築されたネオゴシック様式のカトリック教会です。現在もキリスト教徒によるミサが定期的に行われています。重厚感あふれる2本の塔と正面上部に埋め込まれたマリア像が特徴で、教会を囲う広場にある緑と石造りの重々しい建物とのコントラストは見ものです。内部はゴシック様式ならではの高いアーチ型の天井と美しいステンドグラスによって、荘厳な雰囲気を醸し出しています。ミサが行われている最中も見学できますが、信者への配慮は忘れないようにしましょう。夜にはライトアップもされるので、昼夜両方訪れるのもおすすめです。

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  • 文廟 本堂 2012年

    文廟

    文廟とは、孔子廟とも呼ばれる孔子を祀ったハノイの寺院。李王朝時代である1070年に、当時の皇帝の手で建てられたもので、ハノイでも有数の歴史的建造物です。1076年には敷地内にベトナム初の大学である国子監が建てられたことでも有名で、現在は学問の御利益がある寺院として、受験のシーズンになると合格を祈願する多くの地元民で賑わいます。本堂までには、それぞれ全く雰囲気が異なる文廟門・大中門・奎文閣・大成門の四つの門があり、門をくぐった先にある本堂と国子監はいずれも内部を見学できます。敷地は広く、本堂や国子監以外にも庭園や池、石碑などがあり見どころに事欠きません。ハノイの自然と歴史ある風景を一挙に楽しめるスポットです。

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  • クアンタイン祠

    クアンタイン祠

    クアンタイン祠はタイ湖のほとりに立つ道教の寺院。11世紀に建てられたもので、ハノイを北部から守る玄天鎮武神を祀っており、ハノイの東西南北を守る四鎮守のうちの一つとしても有名です。観光スポットとしても人気があり、入り口で入場料を支払うことで内部を見学できます。本堂にある玄天鎮武神像は高さ4m、重量4トンにもなるベトナム最大の銅像で、間近で見ると圧巻です。玄天鎮武神像の足に触れると御利益があるとされているため、訪れた際には触ってみるといいでしょう。ハノイの中心街からはかなり北に行った場所ですが、近隣にはチャンクォック寺やホーチミン廟といった有名なスポットが集まっているため、他の観光地とあわせて訪れるのがおすすめです。

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  • タイ湖

    タイ湖

    ハノイ北部に位置し、1周約14kmとハノイで最大かつ最も美しい湖とされるタイ湖。霧が多いことでも知られており、朝夕には霧と湖が織りなす幻想的な光景を見られるのが魅力です。湖の周囲には観光客が楽しめるスポットが豊富にあり、中でも湖に浮かぶチャンクォック寺や湖畔にあるクアンタイン祠はハノイでも人気の観光スポットとして知られています。また、湖畔にはおしゃれなカフェやレストラン、ハノイの名物料理を楽しめる屋台が多数立ち並んでおり、休日には観光客だけでなく地元の家族連れやカップルも多く訪れます。殻ごとエビに衣をつけて揚げるタイ湖名物のバイントムや、ハノイならではのタニシ料理はぜひとも味わっておきたいところです。

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  • ハノイ旧市街 ハンドゥオン通り 2009年

    旧市街

    ホアンキエム湖の北側からドンスアン市場にかけての約1平方kmの範囲がハノイの旧市街。かつてタンロン城の城下町として栄えたエリアで、現在はベトナムの歴史的建造物保存地区に指定されており、古い街並みをそのまま残しています。旧市街の中には36本の通りがあり、36の同業組合がそれぞれ割り振られているのが特徴。金物・かご・皮革など扱われている品物の名前がそのまま通りの名前に付けられているため、自分が気になる品物が見られる通りを選んで訪れるのがいいでしょう。また、市街地の最北端に位置するドンスアン市場も人気のスポット。食料品や土産物の購入はもちろん、食堂も多数入っているため、食事目当てで訪れるのもおすすめです。

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  • タンロン遺跡 龍の階段 ベトナム ハノイ 2009/3

    タンロン遺跡

    タンロン遺跡は、1010年から1804年の約800年間ハノイに首都を置いていたベトナム王朝の王宮跡地。21世紀の大規模な発掘調査から出土した遺跡で、調査を終えた一部が2010年に世界文化遺産に登録されました。今も発掘調査は行われており、度重なる戦いで破損した遺跡の修復も並行して行われています。城門・城壁・楼閣などの遺跡の一部は有料で見学可能です。敬天殿と呼ばれるかつて宮殿があったエリアには、フランス統治時代にフランス軍が建てたとされる施設が立っており、現在は発掘調査で出土した品を展示する博物館として使われています。ハノイ中心部からのアクセスもいいため、観光やショッピングの合間に訪れやすいのも魅力のスポットです。

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  • ハノイ 玉山祠

    玉山祠

    玉山祠は、ハノイの中心部にあるホアンキエム湖の出島に立つ神社。13〜14世紀ごろに建てられた小さな寺院が始まりで、何度も崩壊・修復を繰り返し、その度に祀るものを変えながら現在の形に至りました。今では文昌帝君、関聖帝君、呂祖のそれぞれ文・武・医をつかさどる聖人と、かつて元との戦いで活躍した英雄であるチャン・フン・ダオを祀っています。市街地と島は真っ赤な橋でつながれており、今では多くの観光客で賑わうスポットとして有名。境内には3人の聖人を祀る祠があるほか、ホアンキエム湖の伝説で重要な意味を持つ亀のモニュメントが点在しています。また、全長2m・重量250kgにも及ぶ巨大な亀のはく製も展示されており、その威容は必見です。

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  • バッチャン村陶磁器

    バッチャン村

    バッチャン焼きは、食器はもちろん、花瓶や箸置きなどの小物に金魚や蓮、菊、トンボなどの素朴な模様が描かれている焼き物で、ベトナム土産の定番です。バッチャンでは700年以上も前から陶器作りが始まり、世界各国へ輸出していました。日本とも関わりが強く安南焼きと呼ばれ、千利休をはじめ多くの茶人に愛用されていたといわれています。現在でもアトリエや市場、陶器店が立ち並んでおり、絵付け体験や陶芸体験、アトリエ見学もできます。ローカル感あふれる街並みを散策しながら、お気に入りの陶器を見つけるのも楽しみ方の一つ。ハノイからの日帰りツアーも充実しているため、ハノイ観光とセットで訪れたい場所です。

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  • チャンクオック寺 2020-03-07撮影

    チャンクオック寺

    ハノイ西湖に浮かぶ金魚島に建築された最古の仏教寺院と仏塔。6世紀にソンホン川のほとりに建立されましたが、16世紀に入り現在の場所へ移転され、チャンクオック寺と名付けられました。庭園や上堂を含めた敷地面積は3000 平方メートルを越え、塔は11階建ての高さ15mにおよぶ圧巻の大きさを誇ります。現地に設置された碑文には、王がこの寺院を建立した理由が詳しく記述されており、美しい寺院が持つ歴史の深さに圧倒されます。湖に浮かぶフォトジェニックな姿が人気を集め、国内外から多くの人がこの光景を求めて訪れるほど。夕焼けの時刻にさらに煌びやかに輝き、訪れる人を神秘的な世界へと誘うでしょう。宗教施設であることから、肌の露出を避けた服装を心がけてください。

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ベトナム建国の父として知られるホーチミンの亡骸が眠る、ホーチミン廟。ベトナム民族解放と独立のために生涯をかけたホーチミンは、今なお国民から敬愛され、観光客はもちろん国内からの参拝者が絶えないスポットです。廟は1973年から2年の歳月をかけ、ベトナム全土から集められた自然素材を用いて建造されました。ここでは、おごそかな雰囲気の中、眠るように安置されているホーチミン本人の姿を拝めます。また、廟の前にあるバーディン広場で行われる衛兵交代式も見どころの一つ。純白の制服を身にまとった衛兵たちが行進しながら交代する様子は、圧巻です。衛兵による毎日6時の国旗掲揚儀式と21時の国旗降納儀式もあり、こちらも一般見学が可能です。

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ハノイのランドマークとして親しまれる湖、ホアンキエム湖。ベトナム語で還剣湖の意味があり、レー朝を築いたレー・ロイが神から授かった宝剣で明軍を倒し、大亀を通じて剣を神に返したという伝説にちなんで名付けられました。見どころは、湖に浮かぶ二つの小島。湖の南にある小島には、湖のランドマーク亀の塔が立ち、夜にはライトアップされた幻想的な姿を望めます。もう一つの小島には、巨大な亀のはく製が鎮座する寺院玉山祠があり、橋で渡って訪れられます。湖は周囲約2kmの南北に長い形状で、遊歩道が整備されているため30~40分ほどで一周できます。ハノイ市民の憩いの場でもあり、早朝から夜にかけて人の絶えないスポットです。

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一柱寺は、ホーチミン廟に隣接しているハノイを代表する歴史的寺院。1049年の李王朝時代に建てられたもので、1本の柱で支えられており、池の上で咲く蓮の花のような本堂が特徴です。長く世継ぎに恵まれなかった李朝のリー・タイ・ト王が、蓮の上で子どもを抱く観音菩薩の夢を見てすぐに子を授かったことから、感謝の意を込めて蓮の花に似た寺院を建てたとされています。堂内にはきらびやかな金色の観音像が祀られており、祈祷をすると子宝に恵まれるとして地元民も数多く訪れます。本堂は無料で自由に見学でき、写真撮影も可能。本堂の真下にある霊沼池には蓮の花が植えられており、季節になると美しい花が咲き誇る景観が見られます。

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12世紀にハノイの農村で生まれたとされる水上人形劇。ベトナムの伝統音楽とともに水中の仕掛けを人力で動かして、水上でカラフルな人形が劇をするベトナムの伝統芸能です。ベトナム国外で公演されたこともあり、世界的な人気を誇ります。演目はハノイ王朝時代の伝説や当時の農村での暮らしにまつわる内容で、1本5分ほどの短い物語を十数話見られます。ハノイ市内では、旧市街にあるタンロン水上人形劇場で観劇が可能。セリフはベトナム語ですが、人形のコミカルな動きだけで十分内容を理解できるため、言葉の壁を越えて大人から子どもまで劇を楽しめます。観劇チケットは人気のため、予約するか早めに現地で購入するのがおすすめです。

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ハノイ市内で最も美しい建物とされている歴史博物館。黄色い外壁と八角形の楼閣が印象的な建物です。現在のこの建物は、フランスの建築家エブラールの設計で1932年に完成したもので、フランスとベトナムの建築様式を組み合わせたインドシナ建築様式を採用した初の建築物といえます。博物館内では、約20万点もの資料が見学可能。ベトナムの先史からベトナム独立に至るまでの時代ごとに展示されているため、順を追ってベトナムの歴史を学べるのが特徴です。裏庭にも18〜19世紀にかけての資料が展示されており、こちらは博物館の営業時間終了後も見学できます。ベトナムの歴史を学ぶのはもちろんのこと、外観だけでも一見の価値があるスポットです。

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ホアンキエム湖の南に立ち並ぶコロニアル建築の中でも最大なのがハノイの大劇場。1911年にハノイに住んでいるフランス人の娯楽のため、フランスのオペラ座をモデルにして建てられました。現在はハノイ市民のための歌劇場として使われており、演劇やオペラ、オーケストラのほか、海外アーティストのベトナム公演の会場に使われることもあります。内部の一般公開はされておらず、公演日にチケットを持っている人のみ入場可能。劇場入り口にある受付では当日券を購入できることがあるので、興味がある人は覗いてみるといいでしょう。なお、1階部分にあるレストランは誰でも利用可能。夜には建物のライトアップもされるので、公演がない日でも十分楽しめるスポットです。

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ハノイ最古の教会として有名なハノイ大教会。フランス統治時代の19世紀にフランスのノートルダム大聖堂をモデルに建築されたネオゴシック様式のカトリック教会です。現在もキリスト教徒によるミサが定期的に行われています。重厚感あふれる2本の塔と正面上部に埋め込まれたマリア像が特徴で、教会を囲う広場にある緑と石造りの重々しい建物とのコントラストは見ものです。内部はゴシック様式ならではの高いアーチ型の天井と美しいステンドグラスによって、荘厳な雰囲気を醸し出しています。ミサが行われている最中も見学できますが、信者への配慮は忘れないようにしましょう。夜にはライトアップもされるので、昼夜両方訪れるのもおすすめです。

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文廟とは、孔子廟とも呼ばれる孔子を祀ったハノイの寺院。李王朝時代である1070年に、当時の皇帝の手で建てられたもので、ハノイでも有数の歴史的建造物です。1076年には敷地内にベトナム初の大学である国子監が建てられたことでも有名で、現在は学問の御利益がある寺院として、受験のシーズンになると合格を祈願する多くの地元民で賑わいます。本堂までには、それぞれ全く雰囲気が異なる文廟門・大中門・奎文閣・大成門の四つの門があり、門をくぐった先にある本堂と国子監はいずれも内部を見学できます。敷地は広く、本堂や国子監以外にも庭園や池、石碑などがあり見どころに事欠きません。ハノイの自然と歴史ある風景を一挙に楽しめるスポットです。

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クアンタイン祠はタイ湖のほとりに立つ道教の寺院。11世紀に建てられたもので、ハノイを北部から守る玄天鎮武神を祀っており、ハノイの東西南北を守る四鎮守のうちの一つとしても有名です。観光スポットとしても人気があり、入り口で入場料を支払うことで内部を見学できます。本堂にある玄天鎮武神像は高さ4m、重量4トンにもなるベトナム最大の銅像で、間近で見ると圧巻です。玄天鎮武神像の足に触れると御利益があるとされているため、訪れた際には触ってみるといいでしょう。ハノイの中心街からはかなり北に行った場所ですが、近隣にはチャンクォック寺やホーチミン廟といった有名なスポットが集まっているため、他の観光地とあわせて訪れるのがおすすめです。

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ハノイ北部に位置し、1周約14kmとハノイで最大かつ最も美しい湖とされるタイ湖。霧が多いことでも知られており、朝夕には霧と湖が織りなす幻想的な光景を見られるのが魅力です。湖の周囲には観光客が楽しめるスポットが豊富にあり、中でも湖に浮かぶチャンクォック寺や湖畔にあるクアンタイン祠はハノイでも人気の観光スポットとして知られています。また、湖畔にはおしゃれなカフェやレストラン、ハノイの名物料理を楽しめる屋台が多数立ち並んでおり、休日には観光客だけでなく地元の家族連れやカップルも多く訪れます。殻ごとエビに衣をつけて揚げるタイ湖名物のバイントムや、ハノイならではのタニシ料理はぜひとも味わっておきたいところです。

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ホアンキエム湖の北側からドンスアン市場にかけての約1平方kmの範囲がハノイの旧市街。かつてタンロン城の城下町として栄えたエリアで、現在はベトナムの歴史的建造物保存地区に指定されており、古い街並みをそのまま残しています。旧市街の中には36本の通りがあり、36の同業組合がそれぞれ割り振られているのが特徴。金物・かご・皮革など扱われている品物の名前がそのまま通りの名前に付けられているため、自分が気になる品物が見られる通りを選んで訪れるのがいいでしょう。また、市街地の最北端に位置するドンスアン市場も人気のスポット。食料品や土産物の購入はもちろん、食堂も多数入っているため、食事目当てで訪れるのもおすすめです。

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タンロン遺跡は、1010年から1804年の約800年間ハノイに首都を置いていたベトナム王朝の王宮跡地。21世紀の大規模な発掘調査から出土した遺跡で、調査を終えた一部が2010年に世界文化遺産に登録されました。今も発掘調査は行われており、度重なる戦いで破損した遺跡の修復も並行して行われています。城門・城壁・楼閣などの遺跡の一部は有料で見学可能です。敬天殿と呼ばれるかつて宮殿があったエリアには、フランス統治時代にフランス軍が建てたとされる施設が立っており、現在は発掘調査で出土した品を展示する博物館として使われています。ハノイ中心部からのアクセスもいいため、観光やショッピングの合間に訪れやすいのも魅力のスポットです。

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玉山祠は、ハノイの中心部にあるホアンキエム湖の出島に立つ神社。13〜14世紀ごろに建てられた小さな寺院が始まりで、何度も崩壊・修復を繰り返し、その度に祀るものを変えながら現在の形に至りました。今では文昌帝君、関聖帝君、呂祖のそれぞれ文・武・医をつかさどる聖人と、かつて元との戦いで活躍した英雄であるチャン・フン・ダオを祀っています。市街地と島は真っ赤な橋でつながれており、今では多くの観光客で賑わうスポットとして有名。境内には3人の聖人を祀る祠があるほか、ホアンキエム湖の伝説で重要な意味を持つ亀のモニュメントが点在しています。また、全長2m・重量250kgにも及ぶ巨大な亀のはく製も展示されており、その威容は必見です。

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バッチャン焼きは、食器はもちろん、花瓶や箸置きなどの小物に金魚や蓮、菊、トンボなどの素朴な模様が描かれている焼き物で、ベトナム土産の定番です。バッチャンでは700年以上も前から陶器作りが始まり、世界各国へ輸出していました。日本とも関わりが強く安南焼きと呼ばれ、千利休をはじめ多くの茶人に愛用されていたといわれています。現在でもアトリエや市場、陶器店が立ち並んでおり、絵付け体験や陶芸体験、アトリエ見学もできます。ローカル感あふれる街並みを散策しながら、お気に入りの陶器を見つけるのも楽しみ方の一つ。ハノイからの日帰りツアーも充実しているため、ハノイ観光とセットで訪れたい場所です。

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ハノイ西湖に浮かぶ金魚島に建築された最古の仏教寺院と仏塔。6世紀にソンホン川のほとりに建立されましたが、16世紀に入り現在の場所へ移転され、チャンクオック寺と名付けられました。庭園や上堂を含めた敷地面積は3000 平方メートルを越え、塔は11階建ての高さ15mにおよぶ圧巻の大きさを誇ります。現地に設置された碑文には、王がこの寺院を建立した理由が詳しく記述されており、美しい寺院が持つ歴史の深さに圧倒されます。湖に浮かぶフォトジェニックな姿が人気を集め、国内外から多くの人がこの光景を求めて訪れるほど。夕焼けの時刻にさらに煌びやかに輝き、訪れる人を神秘的な世界へと誘うでしょう。宗教施設であることから、肌の露出を避けた服装を心がけてください。

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ブンチャー

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