ロワールのおすすめ観光スポットロワール観光ガイド

アンボワーズ城アンボワーズ城

フランス有数のワイン産地で、美しいロワール川と歴史的な城が点在する地域です。中世からルネサンス期の壮麗な城館群が見どころで、ロワール渓谷はユネスコ世界遺産にも登録されています。豊かな自然と文化遺産、美食が楽しめるロワール観光のおすすめスポットやグルメを紹介します。

ロワール観光マップ

Map

ロワールのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • シャンボール城 2018-09-14

    シャンボール城

    ロワール川の流域には300を超える古城があるといわれていますが、その中でも壮大なスケールを誇るのがシャンボール城です。約5,440haもの広大な敷地に建てられた城には426の部屋と83の階段、282の暖炉があり、その規模はヴェルサイユ宮殿に匹敵します。16世紀のフランス国王フランソワ1世によって建設が始められ、ルイ14世によって完成したこの城は、ルネサンス様式の贅を尽くした造りになっており、国王たちの権力の象徴でもありました。建物中央にある二重のらせん階段は、上る人と下りる人がお互い見えるのにすれ違わないという不思議な構造になっており、フランソワ1世の庇護下にあったレオナルド・ダ・ヴィンチが設計したのではないかといわれています。

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  • ブロワ城 ロワール川 街並み

    ブロワ城

    ロワール川とブロア旧市街を望む丘の上にあるブロア城は、フランスの7人の国王と10人の王妃が住んでいた王家の城です。9世紀、ブロアの伯爵が造った城塞を、16世紀に国王となったルイ12世がゴシック様式の宮殿に建て替え、この場所は政治的な首都となりました。ギーズ公の暗殺など、さまざまな事件の舞台にもなったこの城は、フランソワ1世がルネサンス様式の建物を、17世紀にはオルレアン公ガストンが古典様式の建物を造ったため、異なる建築様式の建物が中庭を囲むようにして立っているのが特徴です。城内には35,000点以上の美術品が所蔵されており、その一部は現在、美術館となっているルイ12世の棟や、城内の王の居室などに展示されています。

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  • シュノンソー城 「シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」 世界遺産 ディアーヌのアーチ橋 夕景 Chateau de Chenonceau at dusk

    シュノンソー城

    シュノンソー城はロワール渓谷の支流、シェール川に架かるように建てられた美しい城です。この城は16世紀から19世紀の間、6人の女性が城主として君臨したことから「6人の奥方の城」と呼ばれ、さまざまな愛憎劇が繰り広げられたといわれています。アンリ2世の愛妾だった2番目の城主、ディアーヌ・ド・ポワティエは、川に架かるアーチ型の橋を造りましたが、彼女から城を取り上げ、3番目の城主となったアンリ2世の正妻カトリーヌ・ド・メディシスは、その橋の上にギャラリーを造り、この城の特徴である橋上の宮殿を完成させました。その後も、城主となった女性たちに愛され、守り継がれてきたこの城は、現在もその優雅な姿で訪れる人を魅了しています。

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  • アンボワーズ城

    アンボワーズ城

    ロワール川に面し、その姿を川面に映し出しているアンボワーズ城。この城の起源は古代ローマ時代にさかのぼり、ジュリアス・シーザーもこの土地に魅了されたといわれています。この場所に造られた要塞は、15世紀にシャルル7世の手に渡ってからは、220の部屋を持つゴシック様式の宮殿に変わり、数世紀にわたってフランス王たちの居城となりました。時代ごとに多くの芸術家たちが城へ招かれましたが、その中でも有名なのが、フランソワ1世が招いたレオナルド・ダ・ヴィンチで、1519年に亡くなるまでこの地で過ごし、城の隣にあるサン・ユベール礼拝堂に埋葬されました。城の庭園からは、アンボワーズの街と森、ロワール渓谷の眺めを楽しめます。

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  • シュベルニー城 2018/1

    シュヴェルニー城

    シュヴェルニー城はロワール地方にある壮麗な城で、ユネスコの世界遺産にも登録されています。1604年当時シュヴェルニー伯爵であったアンリ・ド・ユロによって建設が始まり、1634年に完成しました。現在でもその子孫が暮らしており、現役で住居として使われているのが特徴です。一般向けにも公開されており、多くの芸術作品や家具の展示を見学できるのが魅力。城内部の豪華な装飾は、訪れる者にフランス貴族の生活をうかがわせてくれます。また、城の敷地内には約100匹の猟犬が飼育されており、週に2回行われるデモンストレーションは圧巻。城周辺には2千haもの広い森林公園があり、カートで散策しながら自然を満喫できるため、観光客にも評判です。

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  • ショーモン城 「シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」

    ショーモン城

    ロワール地方にあるショーモン城は、ロワール川を見下ろせる場所にある、美しい花々と庭園に囲まれた城です。元々は街を守るために建てられた要塞でしたが、その後アンボワーズ家の手に渡ったのち王家のものになりました。15世紀にはルネサンス様式へと改築が行われ、現在の豪華な姿へと変貌を遂げています。世界遺産にも登録されており、城内は一般公開され見学が可能。城内には、豪華な家具や美しい絵画、タペストリーなどが数多く展示されており、かつての貴族の生活様式が垣間見えるのが特徴です。美しく整備された広大な庭園も訪れる価値があり、四季折々の植物が楽しめる他、国際的な庭園フェスティバルや現代アートの展覧会などが開催されており話題を呼んでいます。

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  • ヴィランドリー城と庭園

    ヴィランドリー城

    ロワール地方にあるヴィランドリー城は、16世紀にフランソワ1世の財務大臣であったジャン・ル・ブルトンによって建てられました。ヴィランドリー城の庭園は美しいフランス式庭園が評判で、水の庭園、装飾庭園、野菜の庭園といった異なるテーマごとに分かれており、緻密なデザインが施されています。幾何学的に彩られた庭園はどこを見てもため息が出るほど美しく、訪れる人々を魅了しています。城内部も一般公開されており、城内から見る景観も美しく、世界遺産にも登録されています。ヴィランドリー城とその庭園は、ロワール地方の中でも特に訪れる価値のある観光地です。

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  • アゼー・ル・リドー城

    アゼールリドー城

    ロワールの古城、アゼールリドー城は、ロワール川の支流であるアンドル川のほとりに立つ、フランス、初期ルネサンス様式の美しい城です。城が川の水面に映る姿が非常に美しく、フランスを代表する文豪バルザックが「アンドル川の宝石」と称えたことでも有名です。16世紀初頭、フランソワ1世の財務官であったジル・ベルトゥロによって建てられましたが、さまざまな人の手に渡り、現在の城の姿になったのは19世紀のこと。シャルル・ドゥ・ビアンクール侯爵によって改修工事が行われ、イギリス式庭園が加えられて美しく蘇りました。現在では博物館として一般公開されており、フランソワ1世の紋章のある暖炉や16世紀初頭のタペストリー、家具などの調度品などが見ものです。

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  • ユッセ城 「シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」

    ユッセ城

    ロワール渓谷にあるユッセ城は、おとぎ話に出てくるような外観が特徴で、『眠れる森の美女』のモデルとなったことでも知られています。実際にこの地を訪れたフランス人童話作家、シャルル・ペローがユッセ城に魅せられて『眠れる森の美女』を書いたといわれており、現在城内にはこの物語の登場人物の蝋人形が展示されています。古典様式やルネサンス様式、ゴシック様式などさまざまな様式が混在しているのが特徴で、シノンの森を従える美しい姿は世界遺産にも登録されています。元々は要塞でしたが、シャルル7世の重臣が再建し、住居棟が増築されました。城内では寄せ木細工の箪笥やタペストリーなどの美しい調度品を見学できます。

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  • ロワール渓谷 シノン城 世界遺産

    シノン城

    ヴィエンヌ河畔に立つシノン城は、ロワール地方でもっとも古いお城といわれています。古代ローマ時代の城塞を基礎に建てられ、丘の上から街を見守る姿は中世の城塞の雰囲気を色濃く感じさせてくれます。フランスとイングランドの百年戦争時代、ジャンヌ・ダルクがシャルル7世に謁見した場となったことで広く知られており、現在、城内にあるジャンヌ・ダルク博物館は一般公開されています。ジャンヌ・ダルクについてや中世時代などの展示、実際にジャンヌ・ダルクがシャルル7世に謁見した間も見学可能。また、タペストリーや調度品、シャルル7世時代を再現した蝋人形なども展示されています。城は丘の上に建てられており、ヴィエンヌ川やシノンの街の素晴らしい景色を一望できます。

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  • クロ・リュセ城 2018年04月01日撮影

    クロ・リュセ城

    ロワール峡谷にあるクロ・リュセ城は、レオナルド・ダ・ヴィンチが晩年を過ごしたことで有名です。国王フランソワ1世に招かれ、1516年から1519年に亡くなるまでの3年間を過ごしました。城自体は1471年に国王ルイ11世により建てられた美しい建築物で、ルネサンス様式を反映しています。レオナルド・ダ・ヴィンチの死後、王家からアンボワーズ家の手に渡り、その後はサン・ブリ家に受け継がれています。現在はレオナルド・ダ・ヴィンチが過ごした寝室や仕事部屋をはじめ、『モナリザ』や『洗礼者聖ヨハネ』などのレプリカが展示された大広間などを見学でき、レオナルド・ダ・ヴィンチが過ごした当時に想いを馳せられます。

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  • 「シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」 シャンボール城

    シュリー・シュル・ロワール城

    シュリー・シュル・ロワール城は、ロワール川沿いに立つ見事な城で、「シュリー・シュル・ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」として世界遺産にも登録されています。シュリー・シュル・ロワールの街は水路と三つの陸路が交差する交易の要所として重要で、この城は街を統治するために建設されました。特に外観の美しさで知られ、白い石の壁や重量感のある天守閣、青い円錐型屋根が印象的なシルエットを描き、水堀から立ち上がる佇まいが特徴的です。16世紀以降、4世紀にわたってシュリー侯爵の住居として使用され、その後はロワレ県の所有となっています。現在は一般公開されており、城の周りの森林公園とともに観光客を魅了しています。

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  • ナント ブルターニュ公爵城 Ch?teau des ducs de Bretagne - Nantes

    ブルターニュ大公城

    ナントの旧市街中心部にあるブルターニュ大公城は、15世紀から18世紀にかけて建てられ、それ以来、数々の歴史的な舞台となってきました。15世紀には最後のブルターニュ公がこの城で生活し、現在は博物館になっています。2007年には、15年にわたる大規模な改装工事の末、城内の全スペース、庭、城壁、お堀などすべてが見学可能になりました。城内では、これまでのナントの歴史や植民地貿易、奴隷売買の舞台となった歴史などについて見学可能。また、ブルターニュの歴史や現在のナントの産業、都市開発についてなど、近代的な演出で紹介しているのも見どころです。夜にはライトアップも行われ、日中とはまたひと味違った雰囲気に包まれます。

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  • ロワール地方 アンジェ

    アンジェ城

    アンジェ城はロワール地方のアンジェにある城で、要塞という趣を強く持つのが特徴です。13世紀、元々あった宮殿をルイ9世が改修し、その後は要塞として使用されました。厚い城壁と17の円塔が城の周囲を囲い、どんな攻撃も防げたことで知られています。さまざまな人の手に渡った後、現在は一般公開されており、なかでもフランスに現存する最古の黙示録のタペストリーは必見です。それ以外にも「千の花々のタペストリー」や「情熱のタペストリー」などの貴重な装飾品を見学できます。また、敷地内にあるフランス式庭園や薬草園、果樹園なども見学可能で、新鮮な屋外の空気を吸いながらの散策も評判を呼んでいます。

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ロワール川の流域には300を超える古城があるといわれていますが、その中でも壮大なスケールを誇るのがシャンボール城です。約5,440haもの広大な敷地に建てられた城には426の部屋と83の階段、282の暖炉があり、その規模はヴェルサイユ宮殿に匹敵します。16世紀のフランス国王フランソワ1世によって建設が始められ、ルイ14世によって完成したこの城は、ルネサンス様式の贅を尽くした造りになっており、国王たちの権力の象徴でもありました。建物中央にある二重のらせん階段は、上る人と下りる人がお互い見えるのにすれ違わないという不思議な構造になっており、フランソワ1世の庇護下にあったレオナルド・ダ・ヴィンチが設計したのではないかといわれています。

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ロワール川とブロア旧市街を望む丘の上にあるブロア城は、フランスの7人の国王と10人の王妃が住んでいた王家の城です。9世紀、ブロアの伯爵が造った城塞を、16世紀に国王となったルイ12世がゴシック様式の宮殿に建て替え、この場所は政治的な首都となりました。ギーズ公の暗殺など、さまざまな事件の舞台にもなったこの城は、フランソワ1世がルネサンス様式の建物を、17世紀にはオルレアン公ガストンが古典様式の建物を造ったため、異なる建築様式の建物が中庭を囲むようにして立っているのが特徴です。城内には35,000点以上の美術品が所蔵されており、その一部は現在、美術館となっているルイ12世の棟や、城内の王の居室などに展示されています。

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シュノンソー城はロワール渓谷の支流、シェール川に架かるように建てられた美しい城です。この城は16世紀から19世紀の間、6人の女性が城主として君臨したことから「6人の奥方の城」と呼ばれ、さまざまな愛憎劇が繰り広げられたといわれています。アンリ2世の愛妾だった2番目の城主、ディアーヌ・ド・ポワティエは、川に架かるアーチ型の橋を造りましたが、彼女から城を取り上げ、3番目の城主となったアンリ2世の正妻カトリーヌ・ド・メディシスは、その橋の上にギャラリーを造り、この城の特徴である橋上の宮殿を完成させました。その後も、城主となった女性たちに愛され、守り継がれてきたこの城は、現在もその優雅な姿で訪れる人を魅了しています。

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ロワール川に面し、その姿を川面に映し出しているアンボワーズ城。この城の起源は古代ローマ時代にさかのぼり、ジュリアス・シーザーもこの土地に魅了されたといわれています。この場所に造られた要塞は、15世紀にシャルル7世の手に渡ってからは、220の部屋を持つゴシック様式の宮殿に変わり、数世紀にわたってフランス王たちの居城となりました。時代ごとに多くの芸術家たちが城へ招かれましたが、その中でも有名なのが、フランソワ1世が招いたレオナルド・ダ・ヴィンチで、1519年に亡くなるまでこの地で過ごし、城の隣にあるサン・ユベール礼拝堂に埋葬されました。城の庭園からは、アンボワーズの街と森、ロワール渓谷の眺めを楽しめます。

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シュヴェルニー城はロワール地方にある壮麗な城で、ユネスコの世界遺産にも登録されています。1604年当時シュヴェルニー伯爵であったアンリ・ド・ユロによって建設が始まり、1634年に完成しました。現在でもその子孫が暮らしており、現役で住居として使われているのが特徴です。一般向けにも公開されており、多くの芸術作品や家具の展示を見学できるのが魅力。城内部の豪華な装飾は、訪れる者にフランス貴族の生活をうかがわせてくれます。また、城の敷地内には約100匹の猟犬が飼育されており、週に2回行われるデモンストレーションは圧巻。城周辺には2千haもの広い森林公園があり、カートで散策しながら自然を満喫できるため、観光客にも評判です。

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ロワール地方にあるショーモン城は、ロワール川を見下ろせる場所にある、美しい花々と庭園に囲まれた城です。元々は街を守るために建てられた要塞でしたが、その後アンボワーズ家の手に渡ったのち王家のものになりました。15世紀にはルネサンス様式へと改築が行われ、現在の豪華な姿へと変貌を遂げています。世界遺産にも登録されており、城内は一般公開され見学が可能。城内には、豪華な家具や美しい絵画、タペストリーなどが数多く展示されており、かつての貴族の生活様式が垣間見えるのが特徴です。美しく整備された広大な庭園も訪れる価値があり、四季折々の植物が楽しめる他、国際的な庭園フェスティバルや現代アートの展覧会などが開催されており話題を呼んでいます。

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ロワール地方にあるヴィランドリー城は、16世紀にフランソワ1世の財務大臣であったジャン・ル・ブルトンによって建てられました。ヴィランドリー城の庭園は美しいフランス式庭園が評判で、水の庭園、装飾庭園、野菜の庭園といった異なるテーマごとに分かれており、緻密なデザインが施されています。幾何学的に彩られた庭園はどこを見てもため息が出るほど美しく、訪れる人々を魅了しています。城内部も一般公開されており、城内から見る景観も美しく、世界遺産にも登録されています。ヴィランドリー城とその庭園は、ロワール地方の中でも特に訪れる価値のある観光地です。

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ロワールの古城、アゼールリドー城は、ロワール川の支流であるアンドル川のほとりに立つ、フランス、初期ルネサンス様式の美しい城です。城が川の水面に映る姿が非常に美しく、フランスを代表する文豪バルザックが「アンドル川の宝石」と称えたことでも有名です。16世紀初頭、フランソワ1世の財務官であったジル・ベルトゥロによって建てられましたが、さまざまな人の手に渡り、現在の城の姿になったのは19世紀のこと。シャルル・ドゥ・ビアンクール侯爵によって改修工事が行われ、イギリス式庭園が加えられて美しく蘇りました。現在では博物館として一般公開されており、フランソワ1世の紋章のある暖炉や16世紀初頭のタペストリー、家具などの調度品などが見ものです。

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ロワール渓谷にあるユッセ城は、おとぎ話に出てくるような外観が特徴で、『眠れる森の美女』のモデルとなったことでも知られています。実際にこの地を訪れたフランス人童話作家、シャルル・ペローがユッセ城に魅せられて『眠れる森の美女』を書いたといわれており、現在城内にはこの物語の登場人物の蝋人形が展示されています。古典様式やルネサンス様式、ゴシック様式などさまざまな様式が混在しているのが特徴で、シノンの森を従える美しい姿は世界遺産にも登録されています。元々は要塞でしたが、シャルル7世の重臣が再建し、住居棟が増築されました。城内では寄せ木細工の箪笥やタペストリーなどの美しい調度品を見学できます。

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ヴィエンヌ河畔に立つシノン城は、ロワール地方でもっとも古いお城といわれています。古代ローマ時代の城塞を基礎に建てられ、丘の上から街を見守る姿は中世の城塞の雰囲気を色濃く感じさせてくれます。フランスとイングランドの百年戦争時代、ジャンヌ・ダルクがシャルル7世に謁見した場となったことで広く知られており、現在、城内にあるジャンヌ・ダルク博物館は一般公開されています。ジャンヌ・ダルクについてや中世時代などの展示、実際にジャンヌ・ダルクがシャルル7世に謁見した間も見学可能。また、タペストリーや調度品、シャルル7世時代を再現した蝋人形なども展示されています。城は丘の上に建てられており、ヴィエンヌ川やシノンの街の素晴らしい景色を一望できます。

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ロワール峡谷にあるクロ・リュセ城は、レオナルド・ダ・ヴィンチが晩年を過ごしたことで有名です。国王フランソワ1世に招かれ、1516年から1519年に亡くなるまでの3年間を過ごしました。城自体は1471年に国王ルイ11世により建てられた美しい建築物で、ルネサンス様式を反映しています。レオナルド・ダ・ヴィンチの死後、王家からアンボワーズ家の手に渡り、その後はサン・ブリ家に受け継がれています。現在はレオナルド・ダ・ヴィンチが過ごした寝室や仕事部屋をはじめ、『モナリザ』や『洗礼者聖ヨハネ』などのレプリカが展示された大広間などを見学でき、レオナルド・ダ・ヴィンチが過ごした当時に想いを馳せられます。

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シュリー・シュル・ロワール城は、ロワール川沿いに立つ見事な城で、「シュリー・シュル・ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」として世界遺産にも登録されています。シュリー・シュル・ロワールの街は水路と三つの陸路が交差する交易の要所として重要で、この城は街を統治するために建設されました。特に外観の美しさで知られ、白い石の壁や重量感のある天守閣、青い円錐型屋根が印象的なシルエットを描き、水堀から立ち上がる佇まいが特徴的です。16世紀以降、4世紀にわたってシュリー侯爵の住居として使用され、その後はロワレ県の所有となっています。現在は一般公開されており、城の周りの森林公園とともに観光客を魅了しています。

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ナントの旧市街中心部にあるブルターニュ大公城は、15世紀から18世紀にかけて建てられ、それ以来、数々の歴史的な舞台となってきました。15世紀には最後のブルターニュ公がこの城で生活し、現在は博物館になっています。2007年には、15年にわたる大規模な改装工事の末、城内の全スペース、庭、城壁、お堀などすべてが見学可能になりました。城内では、これまでのナントの歴史や植民地貿易、奴隷売買の舞台となった歴史などについて見学可能。また、ブルターニュの歴史や現在のナントの産業、都市開発についてなど、近代的な演出で紹介しているのも見どころです。夜にはライトアップも行われ、日中とはまたひと味違った雰囲気に包まれます。

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アンジェ城はロワール地方のアンジェにある城で、要塞という趣を強く持つのが特徴です。13世紀、元々あった宮殿をルイ9世が改修し、その後は要塞として使用されました。厚い城壁と17の円塔が城の周囲を囲い、どんな攻撃も防げたことで知られています。さまざまな人の手に渡った後、現在は一般公開されており、なかでもフランスに現存する最古の黙示録のタペストリーは必見です。それ以外にも「千の花々のタペストリー」や「情熱のタペストリー」などの貴重な装飾品を見学できます。また、敷地内にあるフランス式庭園や薬草園、果樹園なども見学可能で、新鮮な屋外の空気を吸いながらの散策も評判を呼んでいます。

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ローマ時代からワインで栄えた港町。歴史的な街並みとガロンヌ川が織りなす芸術的な景観がワインの香りを高めます。

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ロワールのおすすめ情報

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グルメ

タルト・タタン

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プラリーヌ

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ケーキやチョコレートに使われる、アーモンドやヘーゼルナッツを使ったペーストです。モンタルジーが発祥の地。

フリカッセ

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バターで炒めた食材を白ワインや生クリームで煮込んだロワール地方の家庭料理で、きのこのものはお惣菜の定番です。

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