フィレンツェのおすすめ観光スポットフィレンツェ観光ガイド

ドゥオーモドゥオーモ

ルネサンスの中心地で、ドゥオーモやイタリア最高峰のウフィツィ美術館、ミケランジェロのダビデ像など歴史ある街並みと美しい建築が広がり、トスカーナの美食やワインも堪能できます。芸術と文化が息づく街、フィレンツェの観光のおすすめスポットやグルメを紹介します。

フィレンツェ観光マップ

Map

フィレンツェのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • フィレンツェ ドゥオモ

    ドゥオモ

    世界遺産「フィレンツェ歴史地区」にあるドゥオモ。正式名はサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂で、サン・ジョヴァンニ洗礼堂とジョットの鐘楼とともにドゥオモ広場と称されます。ドゥオモは、立派な赤いドームと緻密なファサードが特徴で、内部天井のフレスコ画は秀麗。463段の階段を上ったドームの屋上からは、フィレンツェの街が一望でき、その赤茶色の屋根の波は息を呑むような美しさです。洗礼堂は八角形のロマネスク様式で、天国の扉が特に有名です。鐘楼は高さが約85mあり、上層からは大聖堂のクーポラを含むフィレンツェの街並みが望め、圧巻。大聖堂は1296年から140年以上をかけて建設されたゴシック様式の傑作で、フィレンツェの象徴です。

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  • サンタマリア・デル・フィオーレ大聖堂 ジョットの鐘楼

    ジョットの鐘楼

    高さ84.7m、幅15mを誇るジョットの鐘楼は、ドゥオモ広場を構成する建築物の一つです。その壮麗なデザインと赤、白、緑のカラフルな大理石のファサードは印象的で、鐘楼の最上階の展望台はとくに定評があります。徒歩で414段の階段を上ると、大聖堂のクーポラを含むフィレンツェの街並みを一望でき、眼下に広がる赤い屋根瓦や歴史的建造物は、息をのむほどの絶景です。また鐘楼内では、かつて使用された鐘が見学でき、今もフィレンツェの街に響く鐘の音色は荘厳で神聖です。14世紀に建築家のジョットによって設計された美しいゴシック様式の塔は、フィレンツェの繁栄の象徴であり、当時の技術と芸術性の高さを物語っています。

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  • メディチ家礼拝堂 2017

    メディチ家礼拝堂

    メディチ家礼拝堂は、サンロレンツォ教会の裏にある霊廟です。初代から6代目まで歴代のトスカーナ大公が祭られています。「君主の礼拝堂」と「新聖具室」の二つで構成されたバロック様式の建築物で、八角形の外観が特徴です。メディチ家礼拝堂の一番の見どころは、ルネサンス期の巨匠ミケランジェロが手掛けた「新聖具室」の内装と彫刻にあります。「昼」「夜」「曙」「黄昏」の4体の彫刻や「聖母子像」など、ミケランジェロ作の彫刻がたくさん展示されています。1975年にはミケランジェロの隠し部屋も発見され、歴史的にも芸術的にも大変価値の高い施設です。「君主の礼拝堂」にもフィレンツェモザイクの技術がつぎ込まれた豪華絢爛な装飾が施されており、見る人を圧倒します。

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  • フィレンツェ ヴェッキオ橋 ベッキオ橋

    ヴェッキオ橋

    ヴェッキオ橋は、600年以上の歴史を持つイタリア最古の橋です。東京ディズニーシーの橋のモデルとしても知られています。1345年に再建されて以降、フィレンツェで唯一第2次世界大戦の火の手を逃れて今も多くの人が行きかう橋として親しまれています。ただ川をまたぐ通路というだけでなく、ヴェッキオ橋の上には2階建ての建物がびっしり立ち並んでいます。建物には宝飾品店やレストランが入っており、中を渡っていると橋というよりは商店街のような雰囲気です。2階の回廊からは雄大なアルノ川の景色を眺められます。橋の上からはヴェッキオ橋の個性的な雰囲気が分かりにくいため、最初に遠くから眺めたあとに通行するのがおすすめです。

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  • Basilica Di San Lorenzo フィレンツェ サンロレンツォ教会

    サンロレンツォ教会

    サンロレンツォ教会は、フィレンツェでもっとも古い教会の一つといわれています。393年に聖ロレンツォ大聖堂として設立されました。サンタ・レパラータ教会がフィレンツェ大聖堂として指定されるまでの約300年間、フィレンツェの宗教の中心であった神聖な場所です。フィリッポ・ブルネレスキの設計による規則的な内装や、天才彫刻家デジデーリオ・ダ・セッティニャーノの彫刻など、時間を忘れるほど美しいものがたくさんあります。彫刻のほかにも祭壇のそばや天井にはフレスコ画が描かれ、まるで美術館のようにルネサンス芸術を楽しめます。サンロレンツォ聖堂回廊を歩きながら中庭を眺めてゆっくりするのもおすすめです。

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  • サンタ・マリア・ノヴェッラ教会

    サンタ・マリア・ノヴェッラ教会

    フィレンツェ大聖堂に次ぐ大きな教会であるサンタ・マリア・ノヴェッラ教会。1269年に建築されたフィレンツェ初のゴシック建築の教会です。観光スポットとしてはほかの教会に比べてですが、見どころが多く人が少ないのでゆっくり鑑賞できる穴場になっています。黒く縁どられたゴシック模様のおもちゃのようにかわいい外観や、見た目の印象よりも奥行きのある華美な内装は一見の価値があります。特に、ルネサンス時代を代表する芸術家たちの作品が多く展示されており、教会の壁にはびっしり宗教画が描かれています。精緻なステンドグラスもあり非常に色彩豊かな美しい教会です。そのほか緑の回廊と呼ばれるアーチ天井が特徴的な回廊も見ごたえがあります。

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  • フィレンツェ ウフィッツィ美術館 特別陳列

    ウフィッツィ美術館

    ウフィッツィ美術館は、イタリアを代表する芸術であるルネサンス絵画の宝庫といわれている美術館です。ヨーロッパで最古の近代美術館の一つでもあります。1560年着工のルネサンス様式の建物は、もともと行政・司法機関として建築された庁舎でした。グロテスク装飾があしらわれた廊下や八角形の幻想的な部屋「トリブーナ」など、美術館自体も大変価値の高い芸術作品になっています。また、ウフィッツィ美術館は所蔵している美術品の質も量もトップクラス。レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」やサンドロ・ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」など、誰もが知る有名な絵画を展示しています。そのため美術館の中でも特に人気が高く、来場の際は事前予約がおすすめです。

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  • フィレンツェ ミケランジェロ広場

    ミケランジェロ広場

    ミケランジェロ広場は、フィレンツェを代表する絶景スポットです。フィレンツェの東南側の丘の上にある広場で、展望台としてフィレンツェの街を一望できます。特にオレンジ色の明かりが街を照らす夜景が美しく、夏には夜遅くまでたくさんの人でにぎわっています。現地のカップルのデートスポットとしても有名です。街の眺めだけではなく、糸杉の並木や美しく整えられた広場の草木で旅の疲れを癒やせます。また、ミケランジェロ広場はその名のとおり巨匠ミケランジェロにゆかりがあり、記念碑やダビデ像のレプリカが展示されています。ミケランジェロの美術館として計画されていた回廊は今ではレストランとなっており、ミケランジェロ広場の緑や美術品を眺めながら美食も楽しめます。

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  • シニョーリア広場 フィレンツェ

    シニョーリア広場

    シニョーリア広場は、フィレンツェのあらゆる歴史を見守ってきた由緒ある広場です。古くからフィレンツェの政治の中心であったヴェッキオ宮殿の目の前にあり、ローマ帝国統治時代から公共広場として存在していました。修道士サヴォナローラによる「虚栄の焼却」や、サヴォナローラの火刑が行われた場所としても有名です。現在でもヴェッキオ宮殿は市庁舎として使われており、広場では市民のデモ行進から結婚式まであらゆるフィレンツェ市民の暮らしを垣間見られます。また、シニョーリア広場は屋外美術館としても有名で、ダビデ像のレプリカや騎馬像など多数の彫刻が展示されています。無料の美術館を青空の下で楽しめるとあって、連日多くの人でにぎわっています。

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  • フィレンツェ ピッティ宮殿

    ピッティ宮殿

    ピッティ宮殿は、当時フィレンツェで絶大な権力を誇っていたメディチ家に対抗して、ライバルだったピッティ家が建築した宮殿です。豪華絢爛な宮殿内には二つの美術館と五つの博物館があり、北側にはボーボリ庭園が広がっています。特にピッティ美術館の愛称で知られるパラティーナ美術館は必見。歴代トスカーナ公が収集した貴重な絵画や彫刻が数多く展示されており、フィレンツェでもトップクラスの展示規模を誇る美術館です。なかでもラファエロやティツィアーノの作品群は、美術好きにはたまらない名作。豪華な宮殿の内装の中で見る芸術たちからは、ルネサンス期の栄華が感じられます。ほかにも近代美術館や礼拝堂など、とにかく見どころの多いスポットです。

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  • フィレンツェ サン・ジョバンニ洗礼堂

    サンジョバンニ洗礼堂

    フィレンツェ最古の建築物の一つであるサンジョバンニ洗礼堂。聖ジョバンニに捧げて11世紀ごろから建築されました。八角形が特徴的なロマネスク建築様式の美しい建物です。古くからフィレンツェ市民の洗礼がここで行われ、フィレンツェを代表する詩人であったダンテもここで洗礼を受け作品にも登場しています。サンジョバンニ洗礼堂は芸術的価値も大変高く、礼拝堂内部はモザイク模様の床や大理石で装飾された壁で囲まれています。特に、ミケランジェロがその美しさに感動し「天国の門」と称した東門が有名です。天井に描かれたビザンティン風の緻密なモザイク画も見どころの一つ。イタリア芸術の神髄を堪能できます。

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  • ヴェッキオ宮殿 Florence with Palazzo Vecchio

    ヴェッキオ宮殿

    フィレンツェの政治のシンボルとして親しまれるヴェッキオ宮殿。当初はパラッツォ・デイ・プリオーリという名でフィレンツェ共和国の政治を司る機関として活躍し、メディチ家の住居となってからさらにピッティ宮殿に住まいが移されたあとヴェッキオ宮殿と呼ばれるようになりました。現在でも現役の市庁舎となっており、一部は美術館として公開されています。フィレンツェの街を一望できるアルノルフォの塔や隠し部屋や通路など、ミステリアスで見どころの多い建物です。ヴェッキオ宮殿観光のメインである美術館には、貴重で美しい絵画や彫刻が多く展示されています。特に、壁も天井も一面が壁画に埋め尽くされた五百人広間が圧巻です。

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  • フィレンツェ サンマルコ修道院 中庭

    サンマルコ修道院

    サンマルコ修道院は修道院でありながらフィレンツェを代表する美術館でもあります。ウフィッツィ美術館やアカデミア美術館に比べると観光客が少なく、貴重な美術品をゆっくり鑑賞できる穴場スポットです。キリストの生涯を題材にしていたフラ・アンジェリコのフレスコ画が多く展示されています。その中でも「受胎告知」と「影の聖母マリア」が有名です。また、ドメニコ・ギルランダイオの「最後の晩餐」は、レオナルド・ダ・ヴィンチのものとはまた違った味わいが楽しめます。ほかにも祭壇画が多数あり、ルネサンス様式の廊下やチェッラの柔らかい曲線も見ごたえ抜群。入り口のそばには美しい回廊と中庭が広がっており、ゆっくり休憩するのもおすすめです。

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  • フィレンツェ サンタクローチェ教会 2012/3

    サンタ・クローチェ教会

    フィレンツェ随一の規模を誇るサンタ・クローチェ教会。1294年に建築家アルノルフォ・ディ・カンビオの設計で建築された、古い歴史を持つゴシック様式の教会です。つつましく上品な造りながらも、芸術性の高い建物になっています。もう一つの大きな教会であるサンタ・マリア・ノヴェッラ教会に比べると観光客が少なく、落ち着いて観光したい方におすすめです。外観正面のファサードもさることながら、内部の主祭壇や壁画は圧巻の美しさ。アントニオ・ロッセッリーノ作の繊細な彫刻も見ごたえがあります。サンタ・クローチェ教会は多くの偉人の墓やナイチンゲールの記念碑があることでも有名で、「イタリアの栄光の神殿」とも呼ばれています。

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  • フィレンツェ サンティッシマ・アンヌンツィアータ広場 2008/10

    サンティッシマ・アンヌンツィアータ広場

    サンティッシマ・アンヌンツィアータ広場は、同名のサンティッシマ・アンヌンツィアータ教会の向かいにある広場です。周りは考古学博物館や孤児院などの歴史的建造物に囲まれており、ルネサンス期の美しい建築を堪能できます。孤児院の正面にはフィリッポ・ブルネレスキが設計したアーチと柱が並び、新生児が描かれた彩秞陶器のエンブレムが飾られています。広場には立派な彫刻もあり、フェルディナンド1世の騎馬像は広場のシンボルにもなっています。騎馬像の台座には女王蜂を囲む働き蜂のレリーフがあり、目だけで正確に数えられたら願いが叶うというジンクスがあります。海をモチーフにした噴水も見ごたえ抜群です。

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世界遺産「フィレンツェ歴史地区」にあるドゥオモ。正式名はサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂で、サン・ジョヴァンニ洗礼堂とジョットの鐘楼とともにドゥオモ広場と称されます。ドゥオモは、立派な赤いドームと緻密なファサードが特徴で、内部天井のフレスコ画は秀麗。463段の階段を上ったドームの屋上からは、フィレンツェの街が一望でき、その赤茶色の屋根の波は息を呑むような美しさです。洗礼堂は八角形のロマネスク様式で、天国の扉が特に有名です。鐘楼は高さが約85mあり、上層からは大聖堂のクーポラを含むフィレンツェの街並みが望め、圧巻。大聖堂は1296年から140年以上をかけて建設されたゴシック様式の傑作で、フィレンツェの象徴です。

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高さ84.7m、幅15mを誇るジョットの鐘楼は、ドゥオモ広場を構成する建築物の一つです。その壮麗なデザインと赤、白、緑のカラフルな大理石のファサードは印象的で、鐘楼の最上階の展望台はとくに定評があります。徒歩で414段の階段を上ると、大聖堂のクーポラを含むフィレンツェの街並みを一望でき、眼下に広がる赤い屋根瓦や歴史的建造物は、息をのむほどの絶景です。また鐘楼内では、かつて使用された鐘が見学でき、今もフィレンツェの街に響く鐘の音色は荘厳で神聖です。14世紀に建築家のジョットによって設計された美しいゴシック様式の塔は、フィレンツェの繁栄の象徴であり、当時の技術と芸術性の高さを物語っています。

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メディチ家礼拝堂は、サンロレンツォ教会の裏にある霊廟です。初代から6代目まで歴代のトスカーナ大公が祭られています。「君主の礼拝堂」と「新聖具室」の二つで構成されたバロック様式の建築物で、八角形の外観が特徴です。メディチ家礼拝堂の一番の見どころは、ルネサンス期の巨匠ミケランジェロが手掛けた「新聖具室」の内装と彫刻にあります。「昼」「夜」「曙」「黄昏」の4体の彫刻や「聖母子像」など、ミケランジェロ作の彫刻がたくさん展示されています。1975年にはミケランジェロの隠し部屋も発見され、歴史的にも芸術的にも大変価値の高い施設です。「君主の礼拝堂」にもフィレンツェモザイクの技術がつぎ込まれた豪華絢爛な装飾が施されており、見る人を圧倒します。

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ヴェッキオ橋は、600年以上の歴史を持つイタリア最古の橋です。東京ディズニーシーの橋のモデルとしても知られています。1345年に再建されて以降、フィレンツェで唯一第2次世界大戦の火の手を逃れて今も多くの人が行きかう橋として親しまれています。ただ川をまたぐ通路というだけでなく、ヴェッキオ橋の上には2階建ての建物がびっしり立ち並んでいます。建物には宝飾品店やレストランが入っており、中を渡っていると橋というよりは商店街のような雰囲気です。2階の回廊からは雄大なアルノ川の景色を眺められます。橋の上からはヴェッキオ橋の個性的な雰囲気が分かりにくいため、最初に遠くから眺めたあとに通行するのがおすすめです。

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サンロレンツォ教会は、フィレンツェでもっとも古い教会の一つといわれています。393年に聖ロレンツォ大聖堂として設立されました。サンタ・レパラータ教会がフィレンツェ大聖堂として指定されるまでの約300年間、フィレンツェの宗教の中心であった神聖な場所です。フィリッポ・ブルネレスキの設計による規則的な内装や、天才彫刻家デジデーリオ・ダ・セッティニャーノの彫刻など、時間を忘れるほど美しいものがたくさんあります。彫刻のほかにも祭壇のそばや天井にはフレスコ画が描かれ、まるで美術館のようにルネサンス芸術を楽しめます。サンロレンツォ聖堂回廊を歩きながら中庭を眺めてゆっくりするのもおすすめです。

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フィレンツェ大聖堂に次ぐ大きな教会であるサンタ・マリア・ノヴェッラ教会。1269年に建築されたフィレンツェ初のゴシック建築の教会です。観光スポットとしてはほかの教会に比べてですが、見どころが多く人が少ないのでゆっくり鑑賞できる穴場になっています。黒く縁どられたゴシック模様のおもちゃのようにかわいい外観や、見た目の印象よりも奥行きのある華美な内装は一見の価値があります。特に、ルネサンス時代を代表する芸術家たちの作品が多く展示されており、教会の壁にはびっしり宗教画が描かれています。精緻なステンドグラスもあり非常に色彩豊かな美しい教会です。そのほか緑の回廊と呼ばれるアーチ天井が特徴的な回廊も見ごたえがあります。

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ウフィッツィ美術館は、イタリアを代表する芸術であるルネサンス絵画の宝庫といわれている美術館です。ヨーロッパで最古の近代美術館の一つでもあります。1560年着工のルネサンス様式の建物は、もともと行政・司法機関として建築された庁舎でした。グロテスク装飾があしらわれた廊下や八角形の幻想的な部屋「トリブーナ」など、美術館自体も大変価値の高い芸術作品になっています。また、ウフィッツィ美術館は所蔵している美術品の質も量もトップクラス。レオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」やサンドロ・ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」など、誰もが知る有名な絵画を展示しています。そのため美術館の中でも特に人気が高く、来場の際は事前予約がおすすめです。

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ミケランジェロ広場は、フィレンツェを代表する絶景スポットです。フィレンツェの東南側の丘の上にある広場で、展望台としてフィレンツェの街を一望できます。特にオレンジ色の明かりが街を照らす夜景が美しく、夏には夜遅くまでたくさんの人でにぎわっています。現地のカップルのデートスポットとしても有名です。街の眺めだけではなく、糸杉の並木や美しく整えられた広場の草木で旅の疲れを癒やせます。また、ミケランジェロ広場はその名のとおり巨匠ミケランジェロにゆかりがあり、記念碑やダビデ像のレプリカが展示されています。ミケランジェロの美術館として計画されていた回廊は今ではレストランとなっており、ミケランジェロ広場の緑や美術品を眺めながら美食も楽しめます。

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シニョーリア広場は、フィレンツェのあらゆる歴史を見守ってきた由緒ある広場です。古くからフィレンツェの政治の中心であったヴェッキオ宮殿の目の前にあり、ローマ帝国統治時代から公共広場として存在していました。修道士サヴォナローラによる「虚栄の焼却」や、サヴォナローラの火刑が行われた場所としても有名です。現在でもヴェッキオ宮殿は市庁舎として使われており、広場では市民のデモ行進から結婚式まであらゆるフィレンツェ市民の暮らしを垣間見られます。また、シニョーリア広場は屋外美術館としても有名で、ダビデ像のレプリカや騎馬像など多数の彫刻が展示されています。無料の美術館を青空の下で楽しめるとあって、連日多くの人でにぎわっています。

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ピッティ宮殿は、当時フィレンツェで絶大な権力を誇っていたメディチ家に対抗して、ライバルだったピッティ家が建築した宮殿です。豪華絢爛な宮殿内には二つの美術館と五つの博物館があり、北側にはボーボリ庭園が広がっています。特にピッティ美術館の愛称で知られるパラティーナ美術館は必見。歴代トスカーナ公が収集した貴重な絵画や彫刻が数多く展示されており、フィレンツェでもトップクラスの展示規模を誇る美術館です。なかでもラファエロやティツィアーノの作品群は、美術好きにはたまらない名作。豪華な宮殿の内装の中で見る芸術たちからは、ルネサンス期の栄華が感じられます。ほかにも近代美術館や礼拝堂など、とにかく見どころの多いスポットです。

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フィレンツェ最古の建築物の一つであるサンジョバンニ洗礼堂。聖ジョバンニに捧げて11世紀ごろから建築されました。八角形が特徴的なロマネスク建築様式の美しい建物です。古くからフィレンツェ市民の洗礼がここで行われ、フィレンツェを代表する詩人であったダンテもここで洗礼を受け作品にも登場しています。サンジョバンニ洗礼堂は芸術的価値も大変高く、礼拝堂内部はモザイク模様の床や大理石で装飾された壁で囲まれています。特に、ミケランジェロがその美しさに感動し「天国の門」と称した東門が有名です。天井に描かれたビザンティン風の緻密なモザイク画も見どころの一つ。イタリア芸術の神髄を堪能できます。

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フィレンツェの政治のシンボルとして親しまれるヴェッキオ宮殿。当初はパラッツォ・デイ・プリオーリという名でフィレンツェ共和国の政治を司る機関として活躍し、メディチ家の住居となってからさらにピッティ宮殿に住まいが移されたあとヴェッキオ宮殿と呼ばれるようになりました。現在でも現役の市庁舎となっており、一部は美術館として公開されています。フィレンツェの街を一望できるアルノルフォの塔や隠し部屋や通路など、ミステリアスで見どころの多い建物です。ヴェッキオ宮殿観光のメインである美術館には、貴重で美しい絵画や彫刻が多く展示されています。特に、壁も天井も一面が壁画に埋め尽くされた五百人広間が圧巻です。

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サンマルコ修道院は修道院でありながらフィレンツェを代表する美術館でもあります。ウフィッツィ美術館やアカデミア美術館に比べると観光客が少なく、貴重な美術品をゆっくり鑑賞できる穴場スポットです。キリストの生涯を題材にしていたフラ・アンジェリコのフレスコ画が多く展示されています。その中でも「受胎告知」と「影の聖母マリア」が有名です。また、ドメニコ・ギルランダイオの「最後の晩餐」は、レオナルド・ダ・ヴィンチのものとはまた違った味わいが楽しめます。ほかにも祭壇画が多数あり、ルネサンス様式の廊下やチェッラの柔らかい曲線も見ごたえ抜群。入り口のそばには美しい回廊と中庭が広がっており、ゆっくり休憩するのもおすすめです。

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フィレンツェ随一の規模を誇るサンタ・クローチェ教会。1294年に建築家アルノルフォ・ディ・カンビオの設計で建築された、古い歴史を持つゴシック様式の教会です。つつましく上品な造りながらも、芸術性の高い建物になっています。もう一つの大きな教会であるサンタ・マリア・ノヴェッラ教会に比べると観光客が少なく、落ち着いて観光したい方におすすめです。外観正面のファサードもさることながら、内部の主祭壇や壁画は圧巻の美しさ。アントニオ・ロッセッリーノ作の繊細な彫刻も見ごたえがあります。サンタ・クローチェ教会は多くの偉人の墓やナイチンゲールの記念碑があることでも有名で、「イタリアの栄光の神殿」とも呼ばれています。

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サンティッシマ・アンヌンツィアータ広場は、同名のサンティッシマ・アンヌンツィアータ教会の向かいにある広場です。周りは考古学博物館や孤児院などの歴史的建造物に囲まれており、ルネサンス期の美しい建築を堪能できます。孤児院の正面にはフィリッポ・ブルネレスキが設計したアーチと柱が並び、新生児が描かれた彩秞陶器のエンブレムが飾られています。広場には立派な彫刻もあり、フェルディナンド1世の騎馬像は広場のシンボルにもなっています。騎馬像の台座には女王蜂を囲む働き蜂のレリーフがあり、目だけで正確に数えられたら願いが叶うというジンクスがあります。海をモチーフにした噴水も見ごたえ抜群です。

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チステルナ広場

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チステルナとは「貯水槽」という意味で、中央には井戸があります。広場の一角には、ジェラート世界チャンピオンのお店も。

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フィレンツェのおすすめ情報

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ビステッカ・フィオレンティーナ

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生後12ヶ月以下のキアーナ牛のTボーンステーキのことです。付け合せはポルチーニのオーブン焼きが一般的。

ラザーニャ

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四角いシート状のパスタをミートソースやベシャメルソース、チーズと層にしてオーブンで焼いたものです。

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小さいトーストを意味する言葉で、トーストに野菜やレバーペースト、チーズや果物などをのせた前菜のことです。

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