ローマのおすすめ観光スポットローマ観光ガイド

コロッセオコロッセオ
トレビの泉トレビの泉

コロッセオやフォロ・ロマーノ、バチカン市国のサン・ピエトロ大聖堂が象徴する歴史と文化が息づくローマ。トレビの泉やスペイン階段など、美しい名所が点在し、ピザやジェラートなどグルメも楽しめます。古代と現代が融合するローマの観光のおすすめスポットやグルメを紹介します。

ローマ観光マップ

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ローマのおすすめ観光スポット

Sightseeing Spot
  • ローマ トレビの泉 トレヴィの泉

    トレビの泉

    ローマ最大の噴水トレビの泉は、荘厳なポーリ宮殿の壁を背後に、水を司るポセイドン、豊饒の女神ケレース、健康の女神サルースがそびえるバロック彫刻の傑作です。後ろ向きにコインを泉へ投げ入れると願いが叶うという伝説は有名で、投げるコインの枚数によって叶う願いが異なります。1枚では再びローマに戻れ、2枚では大切な人と永遠に一緒にいられ、3枚では恋人と別れられると言われています。また水飲み場で、恋人と愛の水を飲むと、永遠に一緒にいられるという言い伝えもあります。1762年に完成したトレビの泉は、古代ローマ時代に皇帝が作らせた人工の泉で、建築美と彫刻の精巧さが圧巻。夜にライトアップされた神々の姿は、とくに美しく魅惑的です。

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  • 真実の口 サンタ・マリア・イン・コスメディン教会 サンタマリアインコスメディン教会

    真実の口

    真実の口は、顔が彫り込まれたユニークな円形の彫刻で、映画「ローマの休日」のワンシーンで広く認知されました。真実の口には、嘘をついている者は手が抜けなくなるという伝説があり、有名な映画シーンを再現しながら写真を撮ると、ユニークな思い出が残せるでしょう。この迫力のある顔のモデルは、海の神オーケアノスといわれており、推定1,300kgの大理石で作られています。また真実の口が何のために作成されたか明らかにされておらず、一説によると、マンホールのような役割を果たしていたのではないかといわれています。この石版は、歴史を感じる重厚な造りのサンタ・マリア・イン・コスメディン聖堂にあり、古代ローマ時代の教会建築を堪能できます。

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  • スペイン広場

    スペイン広場

    ローマでもっとも人気の観光地の一つであるスペイン広場。近くにスペイン大使館があることから、スペイン広場と名づけられました。「ローマの休日」をはじめ、さまざまな映画などのロケ地として有名です。特に広場の階段は「ローマの休日」の中でオードリー・ヘップバーンがジェラートを食べていたロマンティックな場所ですが、現在は階段に座って飲食することは禁止になっています。スペイン広場でもう一つ有名なのが、巨匠ベルニーニが手掛けたバルカッチャの噴水です。地面よりも低い位置に設置された船の彫刻の噴水はまるで本当に水に浮かんでいるよう。広場の周辺は高級ブランド店やレストラン・カフェが密集しており、ショッピングや食事と一緒に気軽に観光できます。

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  • ローマ ナヴォーナ広場 ナボーナ広場 噴水

    ナヴォーナ広場

    ローマ帝国初の常設競技場の跡地に造られたナヴォーナ広場。バロック様式の美しい噴水や教会があり、写真映えすること間違いなしの華やかな雰囲気のある広場です。広場中央の噴水にはナイル川、ガンジス川、ドナウ川、ラプラタ川の四つの大河を擬人化した彫刻が存在感を放っています。広場の地下には剣闘士の試合が行われた競技場の遺跡が残っており、ナヴォーナ広場を違った角度から楽しめます。広場ではクリスマスマーケットなど季節のイベントが多く開催され、観光客だけでなく地元住民も多く訪れます。広場に面したおしゃれなカフェも多いため、テラス席でくつろぎながら広場を眺めるのもおすすめです。

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  • バチカン市国 サンピエトロ広場

    サンピエトロ広場(ヴァチカン市国)

    サンピエトロ広場は、キリスト教の総本山であるヴァチカン市国にある広場です。ヴァチカン市国の玄関口として、連日多くのキリスト教関係者と観光客が訪れています。宗教建築の最高峰といわれる円形の柱廊は、巡礼の終着点として信者たちを迎え入れるように広場を取り囲んでいます。柱廊の欄干の上から広場を見下ろす140体の聖人像は大迫力。サンピエトロ大聖堂はもちろん、高さ約41mもある「エジプトのオベリスク」やバロック様式の噴水など、目に入るものすべてが圧倒的な美しさです。30万人以上収容できるといわれている広場ですが、ミサの時は巡礼者たちで混みあうため、観光の際は日曜や聖日は避けて訪れるのがおすすめ。

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  • システィーナ礼拝堂 「最後の審判」 ミケランジェロ 2015/6

    システィーナ礼拝堂

    システィーナ礼拝堂は、世界最大の美術館であるヴァチカン美術館の一角にあります。国全体が世界遺産に登録されているヴァチカン市国の中でも、世界的に貴重な美術品を多く所蔵している大変価値の高い場所です。次代ローマ教皇選挙会「コンクラーベ」の会場としても知られており、宗教的にも重要な役割を持っています。システィーナ礼拝堂内にはルネサンス芸術を代表する巨匠たちの作品がいたるところに展示されています。一面に描かれた壁画は世界でも類を見ないほどの美しさで、「ルネサンス絵画の至宝」と讃えられています。ミケランジェロのフレスコ画は特に評価が高く、「最後の晩餐」はイタリアでぜひ見るべき芸術の一つです。

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  • ボルゲーゼ公園

    ボルゲーゼ公園

    ボルゲーゼ公園は、80ha以上の広大な敷地を誇る庭園です。ローマ最大級の庭園内には美術館や博物館のほか、動物園や乗馬場まであります。心癒やされる草木や花のほか、隠し庭園、鳥小屋、太陽時計など見どころが多いスポットです。ボルゲーゼ公園の中にあるボルゲーゼ美術館は予約必須の人気の美術館ですが、園内にも各所に彫像や噴水があり十分楽しめます。ボルゲーゼ公園はローマ市民も多く訪れる地元の憩いの場です。園内にはカフェやレストランに売店もあるため、食事をしながら休憩もできます。ベンチもいたるところに設置されているため、お気に入りの場所を見つけて売店のジェラート片手にゆっくり時間を過ごすのもおすすめです。

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  • サンタンジェロ城 サンタンジェロ橋

    サンタンジェロ城

    聖天使を意味する名を持つサンタンジェロ城。もともとはローマ帝国の五賢帝の一人であるハドリアヌス帝の霊廟として建築され、ローマ帝国末期には軍事要塞として使用されていた建物です。当初はサンタンジェロ城という名ではなく、590年にペストが流行した際に当時の皇帝が城の上に立つ大天使ミカエルを目撃したことから名づけられました。現在は博物館として一般公開されており、ルネサンス期の美術品や歴史にまつわる展示を行っています。城の頂上はローマの街やヴァチカンのサンピエトロ大聖堂を一望できる、ローマ一の絶景スポットとしても人気です。さらにサンタンジェロ城は夜間の公開もしており、ライトアップされた姿はいっそう神秘的になります。

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  • フォロ・ロマーノ 世界遺産 ローマ

    フォロ・ロマーノ

    古代ローマ時代を象徴する遺跡、フォロ・ロマーノ。紀元前3世紀から約600年間、古代ローマの政治や経済の中心として栄えていました。フォロ・ロマーノは「ローマ市民の広場」という意味で、ローマ帝国の栄枯盛衰を物語る趣深い遺跡です。民会や宗教儀式が行われていたとされる広場周辺には元老院議事堂や神殿が建立され、その一部の柱などが残されています。その中でも特に存在感を放っているのが、セプティミウス・セウェルス帝の凱旋門です。ほかにもアントニヌス・ピウス帝とファウスティーナの神殿が目立ちますが、円柱以外は中世に再建されたものになります。看板もなく遺跡が無造作に点在しているため、ガイドブックを片手に観光するのがおすすめです。

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  • カラカラ浴場「ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂 」

    カラカラ浴場

    カラカラ浴場は、216年に建設されたローマ帝国時代の浴場の遺跡です。第22代皇帝カラカラによって造られた広大なカラカラ浴場は、身分や性別に関係なく格安で利用できたため連日多くの市民が訪れ、当時のテルマエ文化を象徴する施設でした。屋根は落ち完全な姿ではありませんが、今でもその壮大さがよく分かる大迫力の遺跡です。当時の公衆浴場は複数の浴室を決められた順番で回る「循環浴」が一般的で、その順番に沿って跡地を巡ればローマ市民になったような気分を味わえます。カラカラ浴場はコンサートなどのイベント会場としても使用されており、夏のオペラシーズンには幻想的でダイナミックな雰囲気の中で音楽を楽しめます。

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  • ローマ パラティーノの丘

    パラティーノの丘

    古代ローマ帝国の起源となった七丘の中でもっとも歴史の古いパラティーノの丘。ローマ神話において軍神マルスの子で初代の王ロームルスがパラティーノの丘に住み始めたのがはじまりです。その後も貴族の高級住宅地として発展し、初代皇帝アウグストゥスなど歴代の皇帝も居住し多くの宮殿が建築されました。壮大な宮殿や邸宅群が今も遺跡として残っており、古代ローマのロマンが感じられます。フォロ・ロマーノとコロッセオを含めて一つの屋外博物館として公開されており、多くの遺跡を一気に見学できる大変お得なスポットです。遺跡のほかに遺跡の発掘品を展示した博物館や、世界初の植物園であるファルネジアーニ庭園など見どころがたくさんあります。

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  • カンポ・デ・フィオーリ市場の八百屋 2014年

    カンポ・ディ・フィオーリ広場

    青空市場で人気のカンポ・ディ・フィオーリ広場。1400年ごろまでは農園と花畑が広がる場所であったことからイタリア語で花の意味である「フィオーリ」と名づけられています。1456年に教皇カリストゥス3世が石畳を敷いて広場を整備させ、周囲にはパレスや重要な建造物がたくさん建築されました。カンポ・ディ・フィオーリ広場にはホテルやレストラン、工房などが密集し、昔も今も商業の中心です。毎週月曜日と土曜日にはローマでも最大規模の市場が開催され、多くの人でにぎわっています。色とりどりの花や野菜、果物が露店に並び、とても華やかな雰囲気です。ハムやチーズなどの加工品も多く、近くのホテルに泊まって市場で買い込んだものをゆっくり楽しむのもおすすめ。

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  • ローマのコロッセオ

    コロッセオ

    ローマのシンボルとして親しまれるコロッセオ。ローマ帝国の一大娯楽として栄えた円形闘技場の遺跡です。グラディエーターと呼ばれる剣闘士と猛獣との死闘を観戦しに、ローマ中の市民が集まっていました。コロッセオを含む周辺の遺跡群は、「ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂」として世界遺産に登録されています。周囲527m、高さ48mの巨大なコロッセオは、地下1階地上4階建ての建物です。すでに人力のエレベーターなども使用されていたといわれており、遺跡となった今でも当時の建築技術の高さがうかがえます。夜間にはライトアップも行われており、昼間とはまた違った雰囲気を楽しめます。

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  • 「ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フオーリ・レ・ムーラ大聖堂」 パンテオン 万神殿

    パンテオン

    パンテオンはローマを代表する歴史的建造物です。128年に皇帝ハドリアヌスによって建造された神殿で、ローマのすべての神が祭られています。約2,000年前に造られた古代の遺跡の中でもほぼ完全に形が残っている大変貴重な石造建築です。神殿全体はローマンコンクリートが使われ、無鉄筋のコンクリート建築としては世界最大にして最古のドーム天井は見ごたえ抜群。ドームの頂上には「パンテオンの目」と呼ばれる天窓があり、空は見えるのに雨が入ってこない高度な設計になっています。パンテオンにはラファエロの墓もあり、ルネサンスの巨匠が愛した重要な場所であったことがよく分かります。ローマの歴史的建造物の中では珍しく、入場料無料で気軽に立ち寄れるスポットです。

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  • バチカン美術館

    バチカン美術館

    世界最大級の美術館と誉れ高いバチカン美術館。宗教と芸術の最高峰であるバチカン市国にあり、歴代のローマ教皇が収集した貴重な美術品が展示されています。16世紀末に教皇ユリウス2世によって造られ、時代とともに増設されて今では24の美術館があります。レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロ、ラファエロなどルネサンス芸術を代表する巨匠の作品は必見です。世界最大というだけあって展示数がかなり多いため、すべてを鑑賞するためには丸一日かかります。バチカン美術館は建物自体も大変歴史があり美しく、コンクラーベの会場であるシスティーナ礼拝堂やラファエロの間など建物にフォーカスして見学するのもおすすめです。

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  • ジェンツァーノ インフィオラータ

    ジェンツァーノ

    毎年6月に開催されるインフィオラータという花祭りで有名な街です。インフィオラータとはイタリア語で『花をまく』という意味で、毎年5月または6月に開催される花の祭典。花の絨毯を道路に敷き詰め、聖体の行列を迎えるキリスト聖体祭の行事のひとつとして、1778年から続く歴史ある行事です。イタリア各地で行われる祭典ですが、ジェンツァーノが最も盛大なイベントであると言われています。また、ジェンツァーノは窯焼きパンでも有名で、その歴史は400年とも言われています。外はカリッと香ばしく、中はもっちりとしたパンは食べごたえ十分です。周辺にはネミ湖や大聖堂もあり、花祭り期間以外も観光地として楽しむことが出来ます。

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  • カステルガンドルフォ 2019/10

    カステルガンドルフォ

    カステルガンドルフォはアルバーノ湖のほとりにある美しい小さな街です。かつてローマ教皇の避暑地として利用していたことで知られています。避暑用の山荘であったガンドルフォ城が湖畔の丘の上にたたずみ、のどかで幻想的な風景が広がっています。観光客があまりいない隠れスポットとして、イタリア市民にも人気です。街の中心にある噴水の周りには塗り壁の古い建物が立ち並び、まるでおとぎ話の中に迷い込んだよう。カステルガンドルフォはレストランも充実しており、街の散策の後にはグルメも満喫できます。イタリアでも有数の景勝地であるアルバーノ湖で、カヌーなどのアクティビティを楽しむのもおすすめです。

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  • ティヴォリ

    ティヴォリ

    イタリアにあるティヴォリは、ローマから約30㎞に位置する丘の街で、古代ローマ時代にローマ皇帝が別荘を建てた場所で、当時は上流階級の保養地であったとされています。市内を流れるアニエーネ川は、古代ローマ水道の水源としても利用されていて、古代ローマ時代から続く水資源豊かな街です。16世紀イタリアを代表する華麗な庭園芸術であり、世界遺産に登録されている観光名所「エステ家別荘」は、大小500基もの噴水とそれぞれ圧巻の水の芸術を見ることができ、イタリア一美しい噴水庭園と称されています。他にもサンタ・マリア・マッジョーレ教会、ローマ円形劇場跡などの観光名所もあり、歴史を感じられる街です。

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ローマ最大の噴水トレビの泉は、荘厳なポーリ宮殿の壁を背後に、水を司るポセイドン、豊饒の女神ケレース、健康の女神サルースがそびえるバロック彫刻の傑作です。後ろ向きにコインを泉へ投げ入れると願いが叶うという伝説は有名で、投げるコインの枚数によって叶う願いが異なります。1枚では再びローマに戻れ、2枚では大切な人と永遠に一緒にいられ、3枚では恋人と別れられると言われています。また水飲み場で、恋人と愛の水を飲むと、永遠に一緒にいられるという言い伝えもあります。1762年に完成したトレビの泉は、古代ローマ時代に皇帝が作らせた人工の泉で、建築美と彫刻の精巧さが圧巻。夜にライトアップされた神々の姿は、とくに美しく魅惑的です。

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真実の口は、顔が彫り込まれたユニークな円形の彫刻で、映画「ローマの休日」のワンシーンで広く認知されました。真実の口には、嘘をついている者は手が抜けなくなるという伝説があり、有名な映画シーンを再現しながら写真を撮ると、ユニークな思い出が残せるでしょう。この迫力のある顔のモデルは、海の神オーケアノスといわれており、推定1,300kgの大理石で作られています。また真実の口が何のために作成されたか明らかにされておらず、一説によると、マンホールのような役割を果たしていたのではないかといわれています。この石版は、歴史を感じる重厚な造りのサンタ・マリア・イン・コスメディン聖堂にあり、古代ローマ時代の教会建築を堪能できます。

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ローマでもっとも人気の観光地の一つであるスペイン広場。近くにスペイン大使館があることから、スペイン広場と名づけられました。「ローマの休日」をはじめ、さまざまな映画などのロケ地として有名です。特に広場の階段は「ローマの休日」の中でオードリー・ヘップバーンがジェラートを食べていたロマンティックな場所ですが、現在は階段に座って飲食することは禁止になっています。スペイン広場でもう一つ有名なのが、巨匠ベルニーニが手掛けたバルカッチャの噴水です。地面よりも低い位置に設置された船の彫刻の噴水はまるで本当に水に浮かんでいるよう。広場の周辺は高級ブランド店やレストラン・カフェが密集しており、ショッピングや食事と一緒に気軽に観光できます。

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ローマ帝国初の常設競技場の跡地に造られたナヴォーナ広場。バロック様式の美しい噴水や教会があり、写真映えすること間違いなしの華やかな雰囲気のある広場です。広場中央の噴水にはナイル川、ガンジス川、ドナウ川、ラプラタ川の四つの大河を擬人化した彫刻が存在感を放っています。広場の地下には剣闘士の試合が行われた競技場の遺跡が残っており、ナヴォーナ広場を違った角度から楽しめます。広場ではクリスマスマーケットなど季節のイベントが多く開催され、観光客だけでなく地元住民も多く訪れます。広場に面したおしゃれなカフェも多いため、テラス席でくつろぎながら広場を眺めるのもおすすめです。

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サンピエトロ広場は、キリスト教の総本山であるヴァチカン市国にある広場です。ヴァチカン市国の玄関口として、連日多くのキリスト教関係者と観光客が訪れています。宗教建築の最高峰といわれる円形の柱廊は、巡礼の終着点として信者たちを迎え入れるように広場を取り囲んでいます。柱廊の欄干の上から広場を見下ろす140体の聖人像は大迫力。サンピエトロ大聖堂はもちろん、高さ約41mもある「エジプトのオベリスク」やバロック様式の噴水など、目に入るものすべてが圧倒的な美しさです。30万人以上収容できるといわれている広場ですが、ミサの時は巡礼者たちで混みあうため、観光の際は日曜や聖日は避けて訪れるのがおすすめ。

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システィーナ礼拝堂は、世界最大の美術館であるヴァチカン美術館の一角にあります。国全体が世界遺産に登録されているヴァチカン市国の中でも、世界的に貴重な美術品を多く所蔵している大変価値の高い場所です。次代ローマ教皇選挙会「コンクラーベ」の会場としても知られており、宗教的にも重要な役割を持っています。システィーナ礼拝堂内にはルネサンス芸術を代表する巨匠たちの作品がいたるところに展示されています。一面に描かれた壁画は世界でも類を見ないほどの美しさで、「ルネサンス絵画の至宝」と讃えられています。ミケランジェロのフレスコ画は特に評価が高く、「最後の晩餐」はイタリアでぜひ見るべき芸術の一つです。

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ボルゲーゼ公園は、80ha以上の広大な敷地を誇る庭園です。ローマ最大級の庭園内には美術館や博物館のほか、動物園や乗馬場まであります。心癒やされる草木や花のほか、隠し庭園、鳥小屋、太陽時計など見どころが多いスポットです。ボルゲーゼ公園の中にあるボルゲーゼ美術館は予約必須の人気の美術館ですが、園内にも各所に彫像や噴水があり十分楽しめます。ボルゲーゼ公園はローマ市民も多く訪れる地元の憩いの場です。園内にはカフェやレストランに売店もあるため、食事をしながら休憩もできます。ベンチもいたるところに設置されているため、お気に入りの場所を見つけて売店のジェラート片手にゆっくり時間を過ごすのもおすすめです。

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聖天使を意味する名を持つサンタンジェロ城。もともとはローマ帝国の五賢帝の一人であるハドリアヌス帝の霊廟として建築され、ローマ帝国末期には軍事要塞として使用されていた建物です。当初はサンタンジェロ城という名ではなく、590年にペストが流行した際に当時の皇帝が城の上に立つ大天使ミカエルを目撃したことから名づけられました。現在は博物館として一般公開されており、ルネサンス期の美術品や歴史にまつわる展示を行っています。城の頂上はローマの街やヴァチカンのサンピエトロ大聖堂を一望できる、ローマ一の絶景スポットとしても人気です。さらにサンタンジェロ城は夜間の公開もしており、ライトアップされた姿はいっそう神秘的になります。

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古代ローマ時代を象徴する遺跡、フォロ・ロマーノ。紀元前3世紀から約600年間、古代ローマの政治や経済の中心として栄えていました。フォロ・ロマーノは「ローマ市民の広場」という意味で、ローマ帝国の栄枯盛衰を物語る趣深い遺跡です。民会や宗教儀式が行われていたとされる広場周辺には元老院議事堂や神殿が建立され、その一部の柱などが残されています。その中でも特に存在感を放っているのが、セプティミウス・セウェルス帝の凱旋門です。ほかにもアントニヌス・ピウス帝とファウスティーナの神殿が目立ちますが、円柱以外は中世に再建されたものになります。看板もなく遺跡が無造作に点在しているため、ガイドブックを片手に観光するのがおすすめです。

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カラカラ浴場は、216年に建設されたローマ帝国時代の浴場の遺跡です。第22代皇帝カラカラによって造られた広大なカラカラ浴場は、身分や性別に関係なく格安で利用できたため連日多くの市民が訪れ、当時のテルマエ文化を象徴する施設でした。屋根は落ち完全な姿ではありませんが、今でもその壮大さがよく分かる大迫力の遺跡です。当時の公衆浴場は複数の浴室を決められた順番で回る「循環浴」が一般的で、その順番に沿って跡地を巡ればローマ市民になったような気分を味わえます。カラカラ浴場はコンサートなどのイベント会場としても使用されており、夏のオペラシーズンには幻想的でダイナミックな雰囲気の中で音楽を楽しめます。

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古代ローマ帝国の起源となった七丘の中でもっとも歴史の古いパラティーノの丘。ローマ神話において軍神マルスの子で初代の王ロームルスがパラティーノの丘に住み始めたのがはじまりです。その後も貴族の高級住宅地として発展し、初代皇帝アウグストゥスなど歴代の皇帝も居住し多くの宮殿が建築されました。壮大な宮殿や邸宅群が今も遺跡として残っており、古代ローマのロマンが感じられます。フォロ・ロマーノとコロッセオを含めて一つの屋外博物館として公開されており、多くの遺跡を一気に見学できる大変お得なスポットです。遺跡のほかに遺跡の発掘品を展示した博物館や、世界初の植物園であるファルネジアーニ庭園など見どころがたくさんあります。

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青空市場で人気のカンポ・ディ・フィオーリ広場。1400年ごろまでは農園と花畑が広がる場所であったことからイタリア語で花の意味である「フィオーリ」と名づけられています。1456年に教皇カリストゥス3世が石畳を敷いて広場を整備させ、周囲にはパレスや重要な建造物がたくさん建築されました。カンポ・ディ・フィオーリ広場にはホテルやレストラン、工房などが密集し、昔も今も商業の中心です。毎週月曜日と土曜日にはローマでも最大規模の市場が開催され、多くの人でにぎわっています。色とりどりの花や野菜、果物が露店に並び、とても華やかな雰囲気です。ハムやチーズなどの加工品も多く、近くのホテルに泊まって市場で買い込んだものをゆっくり楽しむのもおすすめ。

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ローマのシンボルとして親しまれるコロッセオ。ローマ帝国の一大娯楽として栄えた円形闘技場の遺跡です。グラディエーターと呼ばれる剣闘士と猛獣との死闘を観戦しに、ローマ中の市民が集まっていました。コロッセオを含む周辺の遺跡群は、「ローマ歴史地区、教皇領とサン・パオロ・フォーリ・レ・ムーラ大聖堂」として世界遺産に登録されています。周囲527m、高さ48mの巨大なコロッセオは、地下1階地上4階建ての建物です。すでに人力のエレベーターなども使用されていたといわれており、遺跡となった今でも当時の建築技術の高さがうかがえます。夜間にはライトアップも行われており、昼間とはまた違った雰囲気を楽しめます。

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パンテオンはローマを代表する歴史的建造物です。128年に皇帝ハドリアヌスによって建造された神殿で、ローマのすべての神が祭られています。約2,000年前に造られた古代の遺跡の中でもほぼ完全に形が残っている大変貴重な石造建築です。神殿全体はローマンコンクリートが使われ、無鉄筋のコンクリート建築としては世界最大にして最古のドーム天井は見ごたえ抜群。ドームの頂上には「パンテオンの目」と呼ばれる天窓があり、空は見えるのに雨が入ってこない高度な設計になっています。パンテオンにはラファエロの墓もあり、ルネサンスの巨匠が愛した重要な場所であったことがよく分かります。ローマの歴史的建造物の中では珍しく、入場料無料で気軽に立ち寄れるスポットです。

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世界最大級の美術館と誉れ高いバチカン美術館。宗教と芸術の最高峰であるバチカン市国にあり、歴代のローマ教皇が収集した貴重な美術品が展示されています。16世紀末に教皇ユリウス2世によって造られ、時代とともに増設されて今では24の美術館があります。レオナルド・ダ・ヴィンチやミケランジェロ、ラファエロなどルネサンス芸術を代表する巨匠の作品は必見です。世界最大というだけあって展示数がかなり多いため、すべてを鑑賞するためには丸一日かかります。バチカン美術館は建物自体も大変歴史があり美しく、コンクラーベの会場であるシスティーナ礼拝堂やラファエロの間など建物にフォーカスして見学するのもおすすめです。

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毎年6月に開催されるインフィオラータという花祭りで有名な街です。インフィオラータとはイタリア語で『花をまく』という意味で、毎年5月または6月に開催される花の祭典。花の絨毯を道路に敷き詰め、聖体の行列を迎えるキリスト聖体祭の行事のひとつとして、1778年から続く歴史ある行事です。イタリア各地で行われる祭典ですが、ジェンツァーノが最も盛大なイベントであると言われています。また、ジェンツァーノは窯焼きパンでも有名で、その歴史は400年とも言われています。外はカリッと香ばしく、中はもっちりとしたパンは食べごたえ十分です。周辺にはネミ湖や大聖堂もあり、花祭り期間以外も観光地として楽しむことが出来ます。

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カステルガンドルフォはアルバーノ湖のほとりにある美しい小さな街です。かつてローマ教皇の避暑地として利用していたことで知られています。避暑用の山荘であったガンドルフォ城が湖畔の丘の上にたたずみ、のどかで幻想的な風景が広がっています。観光客があまりいない隠れスポットとして、イタリア市民にも人気です。街の中心にある噴水の周りには塗り壁の古い建物が立ち並び、まるでおとぎ話の中に迷い込んだよう。カステルガンドルフォはレストランも充実しており、街の散策の後にはグルメも満喫できます。イタリアでも有数の景勝地であるアルバーノ湖で、カヌーなどのアクティビティを楽しむのもおすすめです。

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イタリアにあるティヴォリは、ローマから約30㎞に位置する丘の街で、古代ローマ時代にローマ皇帝が別荘を建てた場所で、当時は上流階級の保養地であったとされています。市内を流れるアニエーネ川は、古代ローマ水道の水源としても利用されていて、古代ローマ時代から続く水資源豊かな街です。16世紀イタリアを代表する華麗な庭園芸術であり、世界遺産に登録されている観光名所「エステ家別荘」は、大小500基もの噴水とそれぞれ圧巻の水の芸術を見ることができ、イタリア一美しい噴水庭園と称されています。他にもサンタ・マリア・マッジョーレ教会、ローマ円形劇場跡などの観光名所もあり、歴史を感じられる街です。

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近隣の観光スポット

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チヴィタ・ディ・バニョレージョ

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「天空の城ラピュタ」を彷彿とさせる小さな町。チヴィタへ続く1本の長い橋が有名で、展望台からの眺めが絶景です。

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オルヴィエート

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ワインやトリュフなどの名産品が数多くある美食の町。また壮大で美しい「オルヴィエート大聖堂」も必見です。

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アッシジ

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フレスコ画で有名な「サン・フランチェスコ大聖堂」や巨大な要塞「マッジョーレ要塞」などが主な人気観光スポットです。

アクセス
ローマから急行電車で約2時間
オスティア・アンティカ

オスティア・アンティカ

古代ローマ遺跡には、商店、劇場、浴場などの施設が残っており、当時の生活を学びながら散策してみましょう。

アクセス
ローマ中心部から電車で約30分

ローマのおすすめ情報

Information

グルメ

サルティンボッカ

サルティンボッカ

肉を叩いて伸ばし、セージの葉と生ハムをのせて焼いた料理で、口に飛び込むほどおいしいことからこの名がつきました。

ポルケッタ 料理 イメージ

ポルケッタ

豚の丸焼きでローマ近郊が発祥の料理です。平たくした豚肉にハーブをたっぷりと塗って巻き、焼いてあります。

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ローマの現地情報ブログ

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3度目のロックダウン...イタリアから最新レポート(2021年3月15日現在)

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初めてのイタリア4都市巡り(おすすめ観光地)

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【イタリア】3つの幸せスポットをご紹介♪ 21年ぶりに訪ねても変わらない街並み

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2度目のイタリアはローマ市内と郊外観光へ!カステルガン・ドルフォ、ティボリを訪れました♪

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